穂乃果「そろそろだよね」 (87)

-12月中旬-


にこ「クリスマスパーティーするわよ!」バーン!!


「…」シーン


にこ「…あれっ?」

海未「いや、急に何を言い出すのかと…」

真姫「しかもクリスマスって…ちょっと気が早いんじゃない?」ハァ

ことり「確かに…」

にこ「わかってないわねー!今から予定を埋めておくことに意味があるんじゃない」

花陽「え…っと?」

にこ「つまり!」

にこ「にこみたいにぃーかわいくてぇー儚げなぁー」キャピキャピ

希「要するに『クリスマス?ごっめーん!もう予定入っちゃってるのー』アピールしたいって事やんな」

真姫「それ…逆にむなしくない?」

にこ「違うわよ!人の話最後まで聞きなさいよ!!」





ほのえりです
お付き合いいただける方はよろしくお願いします

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期待

これは楽しみ

はいお願いします

凛「じゃあなんでなのー?」

にこ「いい?アイドルにとって一番恐ろしい事。それは……スキャンダルよ!!」

花陽「それはもちろんだけど…それが?」

にこ「皆を信用してないわけじゃないけど…私たちにだって気の迷いくらいあるかもしれないでしょ?」

海未「無いです。断言します」キリッ

ことり「だよねー」エヘヘ

にこ「それはそれでどうなのよ…」

にこ「と、とにかく!クリスマスは皆でパーティーするの!!これ部長命令だから!!」

ことうみまきりんぱな「…はーい」

希「…」

希「冬休みにみんなと会えないのは寂しいからパーティーしたいですって素直に言えばいいのに」クスクス

にこ「!?」/////

ことうみまきりんぱな「…」ニヤニヤ

にこ「ちょ、ちょっと!?みんな何勘違いして…あー!もう!!希ー!!/////」ウガー!!

希「あはははは!!」

待ってたで

穂乃果「…」チラッ

絵里「…」

にこ「と、とにかく!やるったらやる!以上、解散!!」


オツカレサマー


・・・


テクテクテク

絵里「なんとなく…こうなる気はしてたのよね」

穂乃果「もう!そんなんじゃ企画してくれたにこちゃんに申し訳ないよ!」

絵里「あ…いや、もちろん楽しみなのよ?でもやっぱり…」

穂乃果「…うん。付き合い始めて最初のクリスマスだもんね」

絵里「せっかく穂乃果とイチャイチャする計画を立ててたのに…」

穂乃果「…それ、すっごく内容が気になるんだけど」ジー

絵里「い、いや!やましい気持ちなんてこれっぽっちもないのよ!?本当よ!?」

穂乃果「…」

穂乃果「でもほら!一緒には居られるんだから問題ないんじゃない?」

穂乃果「2人っきりのクリスマスならこの先もチャンスは有るけど、みんなでやれるのは…」

絵里「…」

穂乃果「もちろん集まりはするだろうけど、やっぱり…ね?」

絵里「…そうよね」

絵里「それに日にちにこだわる必要も無いわけだし」

穂乃果「?」

絵里「というわけで穂乃果!!」ガシッ

穂乃果「!?」

絵里「今度の週末…私とデートしない?」

穂乃果「…」

穂乃果「これで5週連続だね」エヘヘ

絵里「あれ?そうだったかしら?」

穂乃果「……ふーん。忘れちゃうくらいどうでもよかったんだ」ジトー

絵里「!!」

絵里「ち、違うのよ!?今のはジョークで…」アタフタ

穂乃果「わかってるよー」サササッ

絵里「じゃあなんで距離取ってるの!?ねえ!?」

穂乃果「なんでだろうねー」プイッ

絵里「あっ…ちょ…ほのかぁー!!」

穂乃果「♪」

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――

穂乃果「たっだいまー!」

雪穂「おかえりー…相変わらずテンション高いねー」

穂乃果「えへへ。雪穂に褒められちゃった」

雪穂「いや褒めては無いけど…」

穂乃果「えー!褒めてよー!!」ブーブー

雪穂「…」

穂乃果「あ、そうだ!雪穂はクリスマスって暇?」

雪穂「え?クリスマス?」

穂乃果「うん!みんなでパーティーすることになってるから一緒にどうかなぁって」

雪穂「あー…」

穂乃果「?」

雪穂「ごめん。すっごく魅力的なお誘いなんだけど先約が……」エヘヘ

穂乃果「!!」

穂乃果「ま、まさかっ!!」ガガーン

雪穂「…なに?」

穂乃果「そうだよね…雪穂もそういうお年頃なんだよね」

雪穂「ちょっ!変な誤解すなっ!!」/////

穂乃果「ううっ…雪穂が私より誰かを優先させるなんて…お姉ちゃん複雑……」シクシク

雪穂「べ、別にお姉ちゃんより優先したとかそういうのじゃないし…ホントに先に約束してただけで……」アワワワ

穂乃果「ホント?」ウルウル

雪穂「ホントホント!…っていうか妹に先約がいたくらいで動揺しすぎでしょ」

穂乃果「だって…」シュン

雪穂「だってじゃないよ!もうっ!!」

雪穂「とにかくそういう事だから…当日は私の分も楽しんできてよ」

穂乃果「うん。雪穂が泣いて悔しがるくらい楽しんできますよーだ!」ベー

雪穂「はいはい」クスクス

穂乃果「じゃあ私は部屋に戻るけど…寂しくなったらいつでも来ていいからね?」

雪穂「それはこっちのセリフだって」

穂乃果「ちぇー。じゃあね!」


パタン


雪穂「…」

雪穂「ほんっと…お姉ちゃんは……」

・・・


絵里「そう…先約が」シュン

亜里沙「うん。すっごく行きたかったけど…ごめんね?」

絵里「気にしないで?……海未にはファンやめたらしいって言っちゃうかもだけど」

亜里沙「お姉ちゃん!!」ポカポカ

絵里「あははは!ごめんごめん!」

亜里沙「イジワルお姉ちゃんなんて嫌いっ!」プクー

絵里「あちゃー…嫌われちゃったか…」

亜里沙「…」プリプリ

絵里「ならお土産のお饅頭は私だけで食べちゃおうかしら…2人分あるんだけど」

亜里沙「!!」

絵里「…」ニヤリ

亜里沙「はっ!!」

亜里沙「わ、私はそんなヤスイオンナじゃないよ!!」プイッ

絵里(また変な日本語を…)

絵里「……せっかく2人分あるのに…私1人でこんなに食べたら太っちゃうわね」

絵里「誰か一緒に食べてくれないかしら…困ったわ……」

亜里沙「…」チラッ

亜里沙「……」チラチラッ

絵里「…」

絵里「一緒に食べましょ?」

亜里沙「で、でも…」

絵里「大丈夫。なにも言わないから」ナデナデ

亜里沙「…約束だよ?」

絵里「うん。当たり前でしょ?」

亜里沙「…それなら最初からイジワルしないでくれればいいのに」ブー

絵里「ふふっ」ナデナデ

モグモグ

亜里沙「そういえば最近お姉ちゃん夜遅くまで何やってるの?お勉強?」

絵里「あー…ごめん。うるさかった?」

亜里沙「ううん。ただ寝るの遅いんじゃないかなぁ…って」

絵里「そうね…ある意味お勉強かしら」

亜里沙「??」

亜里沙「よくわからないけど…しっかり寝なきゃダメだよ?」

絵里「うん。わかった」

亜里沙「…」ジー

絵里「?」

亜里沙「決めた!今日からお姉ちゃんと一緒に寝る!!」

絵里「えっ?どうしたの急に…」

亜里沙「お姉ちゃんがヨフカシしないようにカンシします!!」フンス

絵里「…」

亜里沙「いいよね?」

絵里「……もちろん」ナデナデ

亜里沙「えへへ。じゃあ枕持ってくるね~」トテテテ

絵里「…」

絵里「……間に合うかしら」ボソッ

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


-週末-

絵里(ま、間に合った…)ゲッソリ

絵里(昨日は徹夜を見逃してもらえてよかったわ…でなきゃ絶対完成しなかったし)

絵里(とりあえずレッ◯ブルとモン◯ター飲んだから眠気は大丈夫ね…お腹はおかしくなりそうだけど)ウップ

穂乃果「ごめーん!お待たせ!!」タッタッタ

穂乃果「……ってすごいクマ!!どうしたの!?」

絵里「誰がクマさんよ」グリグリ

穂乃果(重症だ…)イタイイタイ

穂乃果「絵里ちゃん…ホントに大丈夫なの?」

絵里「当たり前でしょ?私が今日のために…」ハッ

穂乃果「?」

絵里「な、なんでもない!…じゃあ行きましょうか」

穂乃果「…うん!」

待ってました

穂乃果「ちなみに今日の予定は?」

絵里「…」

穂乃果「?」

絵里「お、お買い物を楽しんだ後に高級レストランでディナー。そしてクリスマスのイルミネーションを楽しんだら素敵な夜景を一望できるお城的なアレで…」アタフタ

穂乃果「…」

絵里「…」ダラダラ

穂乃果「本当は?」

絵里「……ごめんなさい!!」

絵里「実はちょっと別の事に気を取られてて…調べたり考えたりする時間が……」

穂乃果「…」

穂乃果「ふーん。私とのデートより気になることがあったんだね」プイッ

絵里「」

絵里「ほ、ほのかぁ…」

穂乃果「しーらない!!」プンプン

絵里(どうしましょう…コレを知られるわけには……そうだ!)

絵里「………ランチ○ック」ボソッ

穂乃果「…」ピクッ

絵里「……クレープ」

穂乃果「…」

絵里「…パフェ」

穂乃果「…」ジュルリ

絵里「ケーキバイキング!!」

穂乃果「絵里ちゃん…大好き」ギュッ

絵里「ハラショー」

穂乃果「…って!これじゃ私が食べ物に釣られたみたいだよね!?」

絵里(気づいちゃったか…)

穂乃果「言っておくけど、絵里ちゃんのこと大好きのは食べ物とか関係ないんだからね!?」ウガー

絵里「!?」//////

穂乃果「わかった?」グイッ

絵里「は、はい…/////」プシュー

穂乃果「…」

穂乃果「よーっし!じゃあ行こう!!ケーキ♪ケーキ♪」ルンルン

絵里「…」ポケー

穂乃果「あれ?絵里ちゃん?」

絵里「!!」ビクッ

絵里「あ、ご、ごめん!今行くわ!!」タッタッタ

今回分は終わります

かなり短くなると思いますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです

それでは、ありがとうございました!

乙でしたー
続き楽しみにしてます

定期的に現れる謎のほのえり職人たち

ありがとう


やっぱほのえりっていいわ

待ってた!コーヒーを飲んでニヤニヤしながら読ませてもらいます^o^


待ってたぞよ

おつ

・・・


ワイワイガヤガヤ

穂乃果「す、すっごい混んでる…」

絵里「こんな時期だし…考えることはみんな同じなのね」

絵里(それに……)チラッ


ウフフフ
チョットヤダー
エー

イチャイチャイチャイチャ


絵里(普段と空気が違うというか…カップル率が高すぎるというか……)

穂乃果「よぉっし!このお店には悪いけど…在庫がなくなるまで食べて食べて食べまくるよ!!」ゴゴゴゴゴゴ

絵里(…穂乃果は普段通りか)クスッ

絵里「ほどほどにね?」

穂乃果「何言ってるの!絵里ちゃんだっていっぱい食べなきゃ!」

絵里「あ、いや私はそんなに……」

穂乃果「だめっ!今日は体重とか気にしてはいけませんっ!!」フンス

絵里「そういう事ではないんだけど…」

穂乃果「?」

絵里(言えない…エナジードリンクの飲みすぎでお腹が空いてないなんて……)

絵里「…」

穂乃果「……もしかして…ホントは来たくなかった?」シュン

絵里「!!」

穂乃果「ごめんね…」ウルウル

絵里「ち、違うのよ!?それは違う!!」

穂乃果「でも…」

絵里「だ、だって私は穂乃果と一緒ならどこでも楽しいし幸せだもの!!」

穂乃果「!!」

絵里「それに穂乃果が満足してくれれば私は大満足なの。だから……ね?」

穂乃果「絵里ちゃん…」キュン

穂乃果「……うん。わかった」

絵里「…」ホッ

穂乃果「そのかわりっ!!」グイッ

絵里「!?」/////

穂乃果「次は絵里ちゃんの行きたいところに行くから!」

絵里「…えっ?」

穂乃果「だからちゃんと考えておいてね?」

絵里「そんな急に言われても…」

穂乃果「大丈夫!制限時間までずーっと食べ続けるから時間はあるよ!!」エッヘン

絵里「…明日からダイエットね」

穂乃果「うっ!?」

穂乃果「と、とにかくそういう事だから!」

絵里「…じゃあピーマン農園で」

穂乃果「」

絵里「冗談よ」クスクス

絵里「それよりホラ。せっかくだから取りに行きましょ?」

穂乃果「やだ…ピーマンやだ……」ガタガタ

・・・


イタダキマース

穂乃果「ん~…しあわせぇ」モグモグ

絵里「ふふっ。おいしい?」

穂乃果「うん!特にこの苺チョコレートのケーキ!!」

絵里「えっ?そんなのあった?」

穂乃果「実は最後の一個だったんだよねー。はい、あーん」スッ

絵里「ちょっ!?こんなに人が多いところで……」

穂乃果「あーん!!」

絵里「…あ、あーん」/////

絵里「…」モグモグ

穂乃果「おいしいでしょー!!」ニヘラ

絵里「うん…とっても……」/////

絵里「で、でもこんな事して知り合いに見られてたりしたら…」チラッ

ツバサ「…」ジー

絵里「…」

あんじゅ「…」ジー

絵里「…」ゴシゴシ

英玲奈「…」ジー

絵里「…」キョロキョロ

ツバサ「……」ニコッ

絵里「」


テクテク


ツバサ「こんにちは。穂乃果さん絢瀬さん」ニコッ

穂乃果「ツバサさん!?こ、こんにちは!!」

ツバサ「こんな偶然もあるのね。びっくりしちゃった」

絵里「ソ、ソウデスネー」

ツバサ「今日は2人でどうしたの?デート?」

穂乃果「えへへ…そうなんです」テレテレ

絵里(ほ、穂乃果ー!!)

ツバサ「…」

ツバサ「そう。ならあんまり邪魔はできないわね」

穂乃果「そんな邪魔だなんて…」

ツバサ「いいから。せっかくデートしてるなら2人で楽しみなさい」

穂乃果「は、はい…」

ツバサ「じゃ、挨拶しに来ただけだし…もう戻るわね」

ツバサ「……だからそんなに警戒しなくてもいいのよ?絢瀬さん」クスクス

絵里「!?」

絵里「そ、そんな警戒だなんて…」アワアワ

ツバサ「ふふっ。じゃあまたね!」

穂乃果「あっ…はい!また!!」

絵里(よ、よかった…変な追及されなくて)ホッ

ツバサ「…」

ツバサ「……そうそう。1つ言い忘れてたけど」

ほのえり「?」

ツバサ「アマチュアとはいえアイドルなんだから…あんまり人前でイチャイチャしない方がいいわよ?」クスッ

ほのえり「!!」/////

テクテクテク


ツバサ「…」

英玲奈「おかえり。もういいのか?」

ツバサ「…」

あんじゅ「?」

ツバサ「…」

ツバサ「……」ウルウル

えれあん「!!」

ツバサ「……やけ食いしてやる」グスッ

英玲奈「ツ、ツバサ?」

ツバサ「2人とも!食べて食べて食べまくって…この店を営業停止に追い込むわよ!!」

えれあん「…」

あんじゅ「本気…出してもいいのね?」キラーン

英玲奈「…」ハァ

ツバサ「今日は絶対…吐くまで食べてやるんだからー!!」ウワーン

・・・


アリガトーゴザイマシター

穂乃果「く、くるひぃ…」ヨロヨロ

絵里「あーもう!調子に乗って食べすぎるから…」

穂乃果「だっておいしかったんだもん」ブー

絵里「それにしたって限度があるでしょ限度が」

穂乃果「そうだけど…でも……」チラッ

絵里「?」



ツバサ「」コヒューコヒュー

英玲奈「ツバサ!絶対戻すんじゃないぞ!!いろいろ終わるぞ!!」ウガー

ツバサ「そ、そんなこと言ったっt…うっぷ」

あんじゅ「あの程度で情けないんだから」

ツバサ「いや絶対おかしいって…あんじゅ絶対おかしいって……」

あんじゅ「おかしいのは私じゃなくてお店でしょ…どれだけ在庫抱えてるのかしら」

英玲奈「あれだけ食べたのに供給ペース全く落ちてなかったからな」

あんじゅ「せめて後1時間あればなー」

ツバサ「死んじゃう…死んじゃう……」

あんじゅ「大げさなんだからー」

ツバサ「あっ…もう首のあたりまで来てる…みんなゴメン……」ウッ

英玲奈「わー!諦めるな!せめてトイレまでは頑張れ!!」

あんじゅ「えー?アイドルがトイレー?」

英玲奈「そんな時代は終わった!!アイドルだって人間なんだ!!」

あんじゅ「いや、せめてお手洗いって言おうよって…」

英玲奈「そっち!?」

ツバサ「いや…ホントそういうのいいから……助けて………」プルプル


絵里「…」

穂乃果「……ね?」

絵里「見てはいけないものを見てしまったわ…」

絵里(ツバサさんは大丈夫よね…?)

絵里「うん。じゃあちょっと着いてきてくれる?」

穂乃果「?」

絵里「決めたの。穂乃果と行くところ」

穂乃果「ま、まさかホントにピーm」ガタガタ

絵里「違うから安心しなさい」ナデナデ

穂乃果「…」ホッ

絵里「ちょっと歩くことになるけど…大丈夫?」

穂乃果「もちろん!むしろ動きたかったから大歓迎だよ」エヘヘ

絵里「そう?ならよかった」

穂乃果「あ…でも……」

絵里「?」

穂乃果「実は手袋忘れちゃって…手がちょっとだけ寒いんだよね。先に買いに行ってもいい?」エヘヘ

絵里「…」

絵里「……ダメ」

穂乃果「えー!?なんで!?10分くらいで決めるからいいでしょ?」ブーブー

絵里「だ、だから…その……」

穂乃果「?」

絵里「…はい。これ」スッ

穂乃果「えっ?これって絵里ちゃんの手袋だよね?片手だけだけど」

絵里「寒いならそれを着けて……もう片方の手は……えっと……」モジモジ

穂乃果「?」

絵里「…」/////

穂乃果「…」ウーンウーン

穂乃果「…」

穂乃果「あっ!!」ピコーン

穂乃果「…」ニヤニヤ

絵里「な、何よ…」

穂乃果「絵里ちゃんって…恥ずかしがり屋さんなのに時々積極的だよね」エヘヘ

絵里「べ、別にいいじゃない!」////

絵里「言っておくけど…こんな事するのは…その……穂乃果にだけなんだから」ボソッ

穂乃果「…」

絵里「…」/////

穂乃果「……えいっ!!」ギュッ!!

絵里「!!」

穂乃果「あったかいね」エヘヘ

絵里「…そうね」

穂乃果「…」

絵里「…」




あんじゅ「……ねぇ。見た目に反してとっても初々しいバカップルがいるんだけど」

英玲奈「…」

あんじゅ「あ、今ちょっと羨ましいとか思ってたでしょ」

英玲奈「そ…そんな事!!」/////

あんじゅ「…」ニヤニヤ

英玲奈「ツ、ツバサはどう思う!?」チラッ


ツバサ「」チーン


えれあん「…」

今回分はここまでで終わります

ありがとうございました。それでは、良いクリスマスを!


いいよいいよ

・・・


テクテクテクテク

絵里「…」

穂乃果「…」

穂乃果「そ、それで…どこに向かってるの?」エヘヘ

絵里「えっと…さっきいっぱい食べちゃったからね。運動ができるところに行こうかなって」

穂乃果「運動?」キョロキョロ

穂乃果「……!!」/////

絵里「?」

穂乃果「え、えええ絵里ちゃん!?////」アワアワ

絵里「どうしたのよ急に…もしかしてお腹の調子が悪いとか?」

穂乃果「ち、違うよ!そうじゃなくて…その……運動って……」

絵里「大丈夫。そんなに激しい事じゃないから」

穂乃果「激しっ…!?」////

絵里「??」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

絵里「ねぇ…やっぱり何か変y」チラッ


『ご休憩3800円~ご宿泊7800円~』


絵里「…」

絵里「…」チラッ

『クリスマスに素敵な一晩を!Xmasプランあります』

絵里「…」キョロキョロ

『満足度No. 1!信頼と実績のー…』

『お部屋のバリエーションはー…』

『二人の愛が深まることー…』



絵里「…」

絵里「……当初の予定とはだいぶ違うけど結果オーライかしら」フフッ

穂乃果「絵里ちゃん!?」////

絵里「はっ!?」ビクッ

絵里「ち、違うのよ!?グーグ◯マップさんがここ直進すればチカ道だって言うから!!…言うから!!」

穂乃果「そ、そうだよね…ビックリしたぁ」エヘヘ

穂乃果「私達まだ高校生なんだし、そういう事は早いよね!うんうん!!」

絵里「…」

穂乃果「?」

絵里「そうね。あと1年ちょっとの我慢ね」フッ

穂乃果「絵里ちゃん!!/////」ウガー


・・・


テクテク

絵里「ふう。到着」

穂乃果「ここって…ボウリング場?」

絵里「そ。たまには高校生らしくボウリングデートなんてどうかなって」

絵里「やっぱりクリスマスのイベントって日が暮れてからが本番だと思うから…時間潰しも兼ねて、ね?」

穂乃果「……日が暮れてから本番?」ジトー

絵里「わかってて言ってるでしょ」イラッ

絵里「とにかく!穂乃果のぽっこりお腹を少しでもへこませるために…5ゲームはやるわよ!!」

穂乃果「むっ…このお腹は私と絵里ちゃんの愛の結晶なんだよ!?」サスサス

絵里「……やっぱり20ゲームで」

穂乃果「もげちゃう!腕がもげちゃう!!」

絵里「じゃあ念のためアロ◯アルファ買っておくわね」

穂乃果「プラモデル感覚!?」ガビーン



絵里「……でも」

穂乃果「?」

絵里「なんていうか…普通にボウリングするだけじゃ芸が無いわよね」

穂乃果「そう…かなぁ?」

絵里「ええ。だからこういうのはどう?」

穂乃果「?」

絵里「お互いにご褒美を決めて、目標を達成できたら手に入る…みたいな」

穂乃果「ご褒美?」

絵里「アレが欲しい…とかコレしてほしい…って事をあらかじめ相手に言っておくの」

絵里「で、それならこれ位のスコアを取ったらいいよ…って感じで」

穂乃果「???」キョトン

絵里「……そうね。穂乃果は私にしてほしい事とか買ってほしいものとか無い?」

穂乃果「してほしい事…?」ムムム

穂乃果「…」ウーン

穂乃果「………そうだ!デートの後に家の前まで送ってほしい!!」

絵里「家の前まで?」

穂乃果「うん!いっつも電車でバイバイでしょ?正直ちょっと寂しかったんだよね…」エヘヘ

絵里「穂乃果…」

絵里「…わかった。お安い御用よ」

穂乃果「ホント!?やったー!!」

絵里「……ただし!!」

穂乃果「え?」

絵里「5ゲームの間にストライクを5回以上とる事!それが条件よ」

穂乃果「…」

穂乃果「……そっか。ホントは嫌なんだね」ウルウル

絵里「!!」

絵里「い、いや!違う違う!!言ったでしょ?ただボウリングするだけじゃ芸が無いって」

穂乃果「あ…さっき言ってたのってそういう事だったんだ」

絵里「そうよ。そっちの方が燃えるじゃない」フフフ

穂乃果「…確かに」

絵里「でも今のぽっこり穂乃果じゃ5回なんて無理かしら」ニヤリ

穂乃果「むむむっ!!」

チカ道ワロタ

穂乃果「5回くらいなら目をつぶったってできるよ!!1ゲーム1回でいいんでしょ!?」ウガー

絵里「ふふっ。口だけは達者なんだから」

穂乃果「目に物見せてあげるよ」ゴゴゴゴゴゴ

絵里(すっかりやる気ね)クスクス

穂乃果「…ちなみに」

絵里「?」

穂乃果「絵里ちゃんはどうするの?無しでいいの?」

絵里「まさか!私はそうね……」





絵里「ちゅーで」

穂乃果「」

絵里「唇にちゅー。キス」

穂乃果「…」

穂乃果「絵里ちゃん…やっぱり今日は積極的だね」////

絵里「だってクリスマスに穂乃果を独り占めできないんだもの。これくらいのご褒美はもらわなきゃ」フンス

穂乃果「…」////

絵里「で、条件は?」

穂乃果「……」





穂乃果「………ス、ストライク1回」/////

絵里「!?」

絵里「ちょっと待ってよ!いくらなんでも簡単すぎt」

穂乃果「だ、だから!ストライク1回で……1回」/////

絵里「」

絵里「そ、それって…60回分チャンスがあるって事なのよ!?いいの!?」

穂乃果「ど…どうせ絵里ちゃんは2回くらいしかできないから大丈夫だよ!!へへーんだ!!」/////

絵里(私がそんなに下手じゃないの知ってるわよね…?)

絵里「……わかった。後悔しても知らないんだからね!!」

穂乃果「こっちのセリフだよ!!」



~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~


絵里(で、本気を出した結果……)


~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~



絵里「穂乃果が8回………私が37回」ニヤニヤ

穂乃果「」

穂乃果「え、絵里ちゃんはプロボウラー目指した方がいいと思うよ!!うんうん!!」

絵里「ありがと」エヘヘ

絵里「……で、例のご褒美だけど」ガシッ

穂乃果「!!」/////

穂乃果「ま、待って!ここは…その……人がいっぱいいるから」/////

絵里「え?あーんはいいのに、ちゅーはダメなの?」

穂乃果「/////」ウルウル

絵里「…」

絵里「……なんてね。イジワルしてごめんなさい」ナデナデ

穂乃果「絵里ちゃん…」

絵里「まあ人気が無い所へ行ったら…覚悟してね?」フフッ

穂乃果「うっ」/////

・・・


アリガトーゴザイマシター

穂乃果「さ、寒い…」ガタガタ

絵里「日が暮れるだけでこんなに変わるのね…」ブルッ

穂乃果「絵里ちゃん!早く手!!手!!」

絵里「…はいはい」ギュッ

穂乃果「♪」ギュッ



穂乃果「それで…この後は?」

絵里「クリスマスのイルミネーションを見て、穂乃果を家まで送って…解散ね」

穂乃果「…」シュン

絵里「そんな顔しないでよ」ナデナデ

穂乃果「だって…」

絵里「もちろんどこかでちゅーはするからね?37回」

穂乃果「もう!!」/////

絵里「ふふっ。じゃあ行きましょうか」

穂乃果「…うん」ギュッ


・・・


テクテクテク

絵里「そろそろね…駅周辺のイルミネーションがすごいらしいわ」

穂乃果「え?でも来る時はそうでもなかったよ?」

絵里「それはまだ明るかったから。言ったでしょ?日が暮れてからが本番だって」

穂乃果「そういえば…そんないかがわしい事も言ってたね」ジトー

絵里「…」

絵里「……ほら、見えてきたわよ」

穂乃果「!!」


ワイワイワイワイ
ガヤガヤガヤガヤ


穂乃果「…」

穂乃果「……すっごい混んでる!!」

絵里「そっち!?」ガビーン

絵里「そうじゃなくてほら…あのツリーとか」

穂乃果「…!!」

穂乃果「わ、わ、わ~!!すごいすごいっ!!」ピョンピョン

穂乃果「絵里ちゃん!!すごいよ!!キラキラしてるし音楽まで流れてる!!」

絵里「…そうね」クスクス

穂乃果「らーすくりすますあげびゅまいはー♪」

絵里「意味わかってる?」

穂乃果「全然!!」フンス

絵里「…」

穂乃果「ねえねえ!あっちの方も行ってみようよ!!早く早く!!」タッタッタ

絵里「あ、ちょっと待って…もう!!」

穂乃果「せっかくだから隅から隅まで見て回ろうよ!ね?」

絵里「……はいはい」クスクス

絵里(しかしまあ…)チラッ


イチャイチャ
イチャイチャ


絵里(…ここは他の場所の比じゃないわね)ハァ

絵里(でも、だからこそ……)

穂乃果「よぉっし!一番端まで競争だよ!!」ダッシュ

絵里「こ、こら!ズルいしそんな急ぐことないって!!」

穂乃果「だっていろいろ抑えられないんだもん!!」ダダダダダ

絵里「あーもう!待ってって!!」タッタッタ

穂乃果「はぁ…はぁ……いっちばーん!!」ブイッ

絵里「もう!転んだりぶつかったりしたらどうするのよ!!」ハァハァ

穂乃果「えへへ…ごめんなさい」

絵里「まったく……」チラッ

絵里「!!」

穂乃果「?」

絵里(よく見たらこの辺り…全然人がいないわね)

絵里(ここなら……)

絵里「ね、ねぇ穂乃果…ちょっと着いてきてもらえる?」

穂乃果「え?うん」


テクテク

絵里(よ、よし…ここなら……)

穂乃果「どうしたの絵里ちゃん。こんなところに来t」ハッ

穂乃果「え、絵里…ちゃん?」/////

絵里「ねえ…穂乃果」ガシッ

穂乃果「えっ!?あ、はいっ…!!」

絵里「目、とじて?」

穂乃果「」

穂乃果「あ…え、えっと……急だね////」モジモジ

絵里「どうしたの?ね?お願い」

穂乃果「う、うん……////」ギュッ

穂乃果「…」ドキドキ

絵里「…」

穂乃果「…」ドキドキドキ

絵里「…」スッ




ファサッ


穂乃果「!?」ビクッ

穂乃果「えっ!?これ……マフラー?」

絵里「そ、その…ちょっと早いけどクリスマスプレゼント。穂乃果に」

穂乃果「プレゼント…?」

絵里「ぬ、縫い物とか初めてだし…上手に出来たかはわからないけど……私なりには一生懸命……」モジモジ

穂乃果「…」

穂乃果「………ぷっ!」

絵里「!!」/////

穂乃果「ま、マフラー!?プレゼントに、手編みの!?」アハハハハ

絵里「な、何よ!!そんなにバカにしなくたって…」ウルウル

穂乃果「ふ…ふふっ。バカになんてしてないよ?絵里ちゃんらしいプレゼントだなぁって」

絵里「へ…」/////

穂乃果「……ありがと。すっごくうれしい」ギュッ

絵里「穂乃果…」

穂乃果「でもどうしよう…私、何も用意してない……」

絵里「別にいいって!私の自己満足なんだから」

穂乃果「そういうわけには……」ウーンウーン


穂乃果「…………そうだ!!」

絵里「?」

穂乃果「絵里ちゃん!家に送ってもらう時にちょっと寄り道してもいい?」

絵里「え?私は構わないけど…」

穂乃果「なら決まり!そこで私もプレゼントするからね!!」エヘヘ

絵里「えっ!?」ドキッ

穂乃果「だから今は…ここで楽しもっ!!」

絵里「…わかった」クスッ

・・・


穂乃果「絵里ちゃーん!こっちこっちー!!」

絵里「待ってって!なんでそんなに落ち着きが無いのよー!!」モー

穂乃果「絵里ちゃんマフラーがあったかくて元気百倍なんだよー!!」エヘヘ

絵里「…」/////

穂乃果「……よーし。ここでストップ」

絵里(え?何かしら…随分入り組んだところに入ってきちゃったけど…)

穂乃果「えー…絢瀬絵里さん!」

絵里「は、はい?」

穂乃果「ここから先、見たもの、見たことは他の人には内緒です!」

絵里「わかった…けど?」

穂乃果「いい?絶対、ぜーったいだよ?」

絵里「そこまで!?」

穂乃果「うん!それじゃあ、いらっしゃーい!!」

絵里「?」テクテク

絵里「!!」

絵里「え、こ、ここって…?」

穂乃果「えへへ~…どう?私の秘密の場所」


穂乃果「なんと!私たちが住んでる辺りを一望できるんだよ!!」バーン


絵里「…」

絵里「……綺麗」

穂乃果「でしょ?」

穂乃果「特にこの時期はキレイなんだよね……」

絵里「で、でもどうしてこんな場所を?」

穂乃果「…」

穂乃果「……昔ね、お母さんと喧嘩して家を飛び出てきたときに偶然見つけたの」

絵里「…ぷっ!」

穂乃果「あー!笑った!!」ウガー

絵里「何?私のマフラーと大差ないじゃない!」アハハハハ

穂乃果「べ、別にいいでしょ?私らしくて!!」

絵里「……ええ」フフッ

絵里「ありがとう。最高のプレゼントだわ」ナデナデ

穂乃果「どういたしまして!」エヘヘ


絵里「……ねえ。ちょっとゆっくりしていかない?」

穂乃果「うん。もちろん」

穂乃果「…あ、でも」

絵里「?」

穂乃果「えいっ!!」ファサッ

絵里「!!」

穂乃果「せっかくだから絵里ちゃんも絵里ちゃんマフラーで温まろう?一緒に」エヘヘ

絵里「…ちょっと長めにしておいてよかったわ」フフッ

穂乃果「……温かいでしょ?」

絵里「……うん。とっても」

穂乃果「……顔近いね」

絵里「…そうね」

穂乃果「…」

絵里「…」





チュッ

穂乃果「…」ポケー

絵里「あと36回……終わるまで……帰さないから」ギュッ

穂乃果「…」

穂乃果「困ったなぁ……」

絵里「あ…もしかして門限とか?」

穂乃果「ううん。そうじゃなくて……」

穂乃果「今のを…何回も何回も……するんだよね…?」

絵里「…そうよ」

穂乃果「…」

穂乃果「だって……」



穂乃果「……そんなにしたら……もっと好きになっちゃうもん」ウルウル

絵里「」

穂乃果「これ以上…好きになるわけないって思ってたのに……絵里ちゃんの事……」

穂乃果「でも…もっと………」ギュゥッ

絵里「穂乃果……」スッ

穂乃果「絵里ちゃん……」


――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――

-パーティ当日-


「メリークリスマース!!」

穂乃果「す、すごい!!ごちそうがいっぱい!!」キラキラ

海未「真姫には感謝しないといけませんね…」

真姫「別にいいって。ママが張り切って用意しちゃっただけだから」

希「ママ…ねぇ」ニヤニヤ

真姫「!!」/////

凛「見て見て!ラーメンもご飯もパンもあるよ!!」

絵里(ラーメン…伸びないのかしら)

にこ「いたせりつくせりってこういう事を言うのね…」

花陽「すごい…こんなクリスマスパーティー初めてだよ……」

穂乃果「よぉーっし!じゃあさっそくいただきまー」

ことり「穂乃果ちゃん!!」

穂乃果「…す?」キョトン

ことり「マフラーしたまま食べるの?」

穂乃果「ホントだ!危ない危ない……」ヨイショ

にこ「どんだけ食い意地が汚いのよ」モグモグ

真姫「真っ先に食べ始めた人が言うセリフじゃないと思うんだけど?」

ことり「でも穂乃果ちゃん…最近いつもそのマフラーしてるよね」フフッ

絵里(穂乃果…どういう事!?)ゴゴゴゴゴ

穂乃果(生徒会のお仕事で会ってたの!!)モー

凛「似合ってるし可愛いにゃー!」

穂乃果「えへへ…ありがと」

海未「…それにしても気に入り過ぎですよね」ハァ

絵里「そ、そうかしら?」エヘヘ

海未「?」

希「…」



希「もしかして大切な人からのプレゼント…とかだったり?」ニヤニヤ

ほのえり「!?」////

ことうみまきりんぱなにこ「!!」

海未「ほ、穂乃果!?」ガシッ

ことり「ホノカチャン!?」グッ

穂乃果「は、はい…何でございましょう」

ことり「…」ジー

ことり「!!」

ことり「こ、こ、こ、これ手編みだよ!!すっごい丁寧に作ってある!!」

海未「なっ!?」

凛「ちょっ、それ、誰からもらったの!?」

穂乃果「そ、それは……」オロオロ

花陽「私たちに言えないような人なの!?」

にこ「てかどこで知り合ったのよ!!」

真姫「待ってそもそも本当にプレゼントなの!?手編みのマフラーとか今時…」


ギャーギャー!!
ワーワー!!


希「…面白いことになってきたね」ウシシ

絵里「ソ、ソウネ…」ガクガク

海未「さあ穂乃果!白状しなさい!!」

ことり「話せば楽になるよ?」

穂乃果「え、ええっ…」

希「…」

希「じゃあ…さ」

穂乃果「?」

希「それをくれた人は…穂乃果ちゃんにとってどんな人なのかだけ教えてくれない?」

絵里「希!?」

穂乃果「私にとって?」

希「そ。別にどこどこの誰々さんまでは言わなくていいから」

穂乃果「うーん……それならいいかなぁ」

絵里「穂乃果!?」

ことうみまきりんぱなにこ「…」ドキドキ

海未「そ、それでどんな輩なのですか!」

穂乃果「その人はね……」






穂乃果「優しくて、かっこよくて、かわいくて……私のとっても大切な人………だよ?」/////

ことうみまきりんぱなにこ「」

絵里「~っ!!」/////

希「…だって。よかったやんえりち」クスクス

絵里「の、希!?」

ことうみまきりんぱなにこ「!!」

ことり「…ふぅん。絵里ちゃんだったんだ」ゴゴゴゴゴ

海未「灯台下暗し…大正デモクラシー…」ブツブツブツブツ

真姫「でも…まあ…エリーなら心配ないんじゃない?」

凛「だよねだよね!変な人だったら必殺猫パンチでぼっこぼこにしてたけど…」エヘヘ

花陽「憧れます…」キラキラ

にこ「で、馴れ初めは?」

絵里「馴れ初めって…」////

穂乃果「えっと…絵里ちゃんが生徒会室d」

絵里「穂乃果ー!!」////

希「まあまあ。恥ずかしがることなんてないやん?」ニヤニヤ

絵里「希…恨むわよ……」

希「何の事?それよりホラ。みんな期待しとるよ?」

ことうみまきりんぱなにこ「ふふふ……」ジリジリ

絵里「うっ…」

絵里「……こうなったら」チラッ

穂乃果「?」

絵里「穂乃果!逃げるわよ!!」ガシッ

穂乃果「えっ!?ま、まってよ!まだ食べてないものがいっぱい…」

絵里「そんなのいいから!」ダダダダダダ

穂乃果「ちょっとー!!絵里ちゃーん!?」ダダダダダダ

希「逃げたぞー!追えー!!」

ことうみまきりんぱなにこ「おー!!」ダダダダダダダダ

絵里「うわー!!」ガビーン

希「あはははは!!」

絵里「希ー!覚えておきなさいよー!!」

希「えー?ウチ何のことかわかんなーい!!」テヘッ

穂乃果「あはは…」

希「では!ここらで改めましてー!!」

ほのえり「?」

希「えりちー!穂乃果ちゃーん!!」



希「メリー!!」



ほのえり「…」

ほのえり「……」クスッ



ほのえり「クリスマース!!」






おしまい

お付き合いありがとうございました!

そして一年間お世話になりました
来年も機会があれば、また、よろしくお願いします

それではみなさん、良いお年を!

お疲れ様でした。
これはいいほのえり。

乙!
また機会あればお願いします


今年もたくさんほのえりありがとう

おつチカ


いいものを読まさせてもらったよ


良いお年を~ノシ


相変わらず素晴らしいほのえりをありがとう

乙乙
来年もよろしくお願いします!

よきものだった

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