八幡「ぬるっと始まるRPGー」
八幡「とある日ニートしてないで働けと母に王宮まで連れていかれた」
八幡「王が一般人Aである俺に魔王ぶった押して来いとかいいやがった」
八幡「王いわく勇者が死んだかもしれんから勇者代行を探してたそうだ」
八幡「俺……魔法とか一切使えないんですけど」
八幡「しかも王のやつ100Gしかくれなかった……何これ虐めかよ」
八幡(100Gありゃ宿で10日は過ごせるからいいか……適当に宿で寝泊まりして適当な時期になったら家に戻ろう)
宿屋「お前の母さんから泊まりに来たら追い返せって言われてるんだわ」
八幡「おい体力回復できねーじゃねえか」
宿屋「後、酒場で仲間と情報集めてこいってさ」
八幡「……どうすっかなぁ」
>>2
1,ソロで冒険へ
2,酒場にいこう
3,王を倒す
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418313021
2
酒場
店主「いらっしゃい」
八幡「Maxコーヒー」
店主「あいよ」
店主「今日は何をお求めで」
八幡「何か仲間を集めろって言われたんですけど」
店主「ふむ、今登録されてるのはこいつらだぞ」
以下のメンバーから仲間になるメンバーをお選びください(選ばれなかったメンバーは別イベントで登場します)
雪乃
陽乃
結衣
戸塚
材木座
いろは
平塚
選ばない
>>4
>>5
>>6
陽乃
いろは
平塚
八幡「……とりあえず三人を呼んでもらったけど……」
陽乃「ひゃっはろー雪ノ下陽乃でーす。何でもできまーす」
いろは「一色いろはでーす。特に得意なことも不得意なこともないでーす」
平塚「平塚静だ。魔法は得意ではないが拳で語ることなら出来るぞ」
八幡「……ぁー比企谷八幡……です。何も出来ません」
いろは「はい?」
平塚「……まぁ見たところ戦士タイプではないようだな」
陽乃「魔法もなし?特技は?」
八幡「魔法とか使ったことないです」
いろは「……勇者代行……ですよね?」
八幡「……勝手にそう呼ばれてるだけだがな」
いろは「……ええー!ほんとに勇者に会えるんですかねー」
八幡「……そう言われてもな……」
八幡(こっちは勇者を全くやる気ないんだが……)
陽乃「まぁまぁ♪旅は苦しいほど楽しいじゃない」
平塚「先が思いやられるな……」
八幡(やっぱソロのが楽だった気がする……)
店主「お客さん」
八幡「はい?」
店主「コーヒー代と仲介料、合わせて32Gだ」
八幡「……普通こういうのは無料じゃないのかよ……」チャリン
店主「まいど」
残高65G
ごめん68Gだわ
陽乃「これからどうするのー?」
八幡「あー。とりあえずどうしようか……」
八幡(装備整えるって言っても……金ないし)
八幡「情報を集めるか……」
いろは「お金かかりますけどね」
平塚「我々の持っている情報を交換するのもありだろう」
>>10
店主から情報を聞く
1,勇者について(5G)
2,魔王とは(5G)
3,王について(10G)
仲間と話す
4,陽乃と喋る
5,一色と喋る
6,平塚と喋る
4
【職業は?】
陽乃「私の職業?」
八幡「はぁ……何でも出来るって言ってましたが」
陽乃「何でもできるよー?魔法も剣も体術もある程度ならね」
八幡「……え。なにそれ勇者代行よりよっぽど勇者なんですけど」
陽乃「今度戦ってみる?」
八幡「遠慮しときます」
【目的】
八幡「いったい何処から来たんです?この町の人ではないですよね?」
陽乃「そうだねー。私は結構北区から来たよ?」
八幡「北って……何でわざわざ南区の辺境の地まで」
陽乃「何でここきたか?」
八幡「ええ。随分遠い町から来たみたいですけど……」
陽乃「……君に会うためだよ?」
八幡「え」
陽乃「……本気にしちゃった?」
八幡「……笑えない冗談やめてくださいよ」
陽乃「ごめんね♪この町を見てみたかったんだよ」
八幡「この町を?」
陽乃「そう。勇者ってのが生まれた町をね」
八幡「……どんな印象でしたか」
陽乃「そうだね。どこの町もそうだけどここは特に税金がかかってるねー。店主さんもここに飲みに来る人もボヤいてたかな?」
八幡「……そうすか」
陽乃「まぁ君に会えたからよかったよ」
八幡「……?」
◆◆◆
八幡(さて……どうしようか……暗くなる前に次の町を目指すかもう少しゆっくりするか……)
1,町の外へ
2,町を探検する
3,仲間と話す
>>12
2
魔王が既に仲間になっているんですがそれは…
これは期待!!
八幡「とりあえず探検してみた」
10Gを手に入れた
薬草x3を手に入れた
折れた杖を手に入れた
残高が78Gになった
いろは「この杖装備します?」
八幡「滅茶苦茶折れてるんですが……」
いろは「でもこのパーティで武器持ってないの代行さんだけですよ?」
八幡「……そこら辺の木の棒より弱そうだなぁ……」
いろは「まぁ文句は言いっこ無しで!」
◆◆◆
王宮への隠し扉を見つけた
八幡「……こんなところに扉なんてあったんだな……カギかかってるけど」
いろは「これぐらいなら簡単に開けれますね」
平塚「ぶち破ってもいいなら開けれるな」
陽乃「私なら扉が必要なら壁爆破して作るけどねー♪」
八幡「何このパーティ……犯罪臭がする」
いろは「あけます?」
>>16
1,開けてもらう
2,見なかったことにする
1
八幡「それじゃあ開けてもらおうか……宝あったら貰ってこう」
いろは「なかなかエグいですよね先輩も」カチャカチャ
八幡「先輩?」
いろは「代行さんって呼びにくいですし」
八幡「ぁ……ああ、別にいいけどさ」
いろは「ほい、開きましたよ」
八幡「さて………これは?」
陽乃「……牢屋だね」
男「だ、誰だ?」
八幡「……一色、外の扉しめとけ」
いろは「は、はい」
平塚「……どうやら一人や二人ではないようだな」
陽乃「……へー、そういうこと」
男「君達はいったい……?」
八幡「……むしろ此方が聞きたいんだが……何で捕まってんだ?」
男「皆、ここの王にやられたんだよ」
いろは「何か悪いことでもしたんですか?」
男「いや、ここにいる多くのものは王に不満を唱えたものだ」
平塚「なるほど……逆らったものをこうして閉じ込めるわけか」
いろは「でも家族の人が黙ってないんじゃないですかー?」
陽乃「人質に使われてるんじゃないかな?」
八幡「……騒ぎ立てれば身内を……ってことか」
陽乃「まぁ人質じゃなくても幾らでも言い訳は聞くよねー王宮で働いてもらってるって言ってもいいし」
陽乃「魔王討伐隊として外に出たってことにすれば後は勝手に魔王が汚名を被ってくれるしね」
八幡「……」
陽乃「権力がある人間ってのはどうしてこうなるかなのかなぁ」
平塚「……あなたはここで何をさせられてるのかね?」
男「……それが、何もされてないんだ……」
いろは「へ?」
男「ここに閉じ込められてる以外は誰も何もされてないんだよ……」
八幡「……」
八幡(わざわざ牢屋に入れておいて何もしてない?)
八幡(……そんな不合理なことをする必要があるか?)
平塚「……どうする。比企谷」
いろは「どうするって……」
陽乃「見捨てるか、助けるか」
八幡「……どうするにしても情報が足りない」
>>18
1,もう少し話を聞く
2,一旦町に戻る
2
八幡「とりあえずここから出ないか」
八幡「どうするにしてもここじゃ何もできないし」
いろは「そうですね……」
平塚「ふむ、もし誰かが来たら困るしな」
陽乃「……」
男「待ってくれ」
八幡「……?」
男「妻に私が生きてることを伝えてくれないか」
八幡「……それは」
男「捕まってるとは言わなくても構わない。ただ生きてるとだけ伝えてほしいんだ」
八幡「……わかった」
男「すまない……」
八幡「……」
宿屋
いろは「どうするんですかー」
平塚「……」
八幡「……」
陽乃「……」
いろは「……思った以上にブラックでしたねこの国」
陽乃「……大なり小なり何処もそんなものだよ」
平塚「そうだな。中央など上層部がどうなっているか想像もつかん」
八幡「……」
陽乃「……大丈夫?」
八幡「大丈夫ですよ」
八幡「……」
平塚「……今日はとりあえずゆっくり休もう」
いろは「……そうですねー」
八幡「……」
八幡「……気分転換するか」
>>20
1,仲間と話す
2,町をぶらつく
3,家に行く
4,酒場へ
3
実家前
八幡「……何してんだ小町」
小町「……ぁ……お兄ちゃん!」
八幡「ただいま」
小町「も……もう!何で小町に何も言わずに」
八幡「あー。わかった。近所迷惑だからとりあえず家に入ろうぜ」
小町「きっちり説明してもらうからね!」
八幡「はいはい」
説明中
八幡「……と言うわけでニートせずに働けと言われたわけよ」
小町「そりゃお兄ちゃんがわるいよ」
八幡「ですよねー。母さんは?」
小町「今日も王宮に泊まるんだって」
八幡「……ぁー小町」
小町「何?」
八幡「……」
小町「……」
八幡「いや、何でもない」
小町「……お兄ちゃん……何年私が妹してると思ってるの」
八幡「……」
小町「何があったの?」
八幡「実は……」
小町「……そんな事があったんだ……牢獄かぁ」
八幡「……ああ。それでどうしたものかって思ってな」
小町「……もうお兄ちゃんの中では答えが決まってそうだけど」
八幡「……」
小町「……小町も手伝うよ」
八幡「……悪いな」
小町「いーよー。お兄ちゃんの尻拭いは慣れてるしね」
八幡「……危ない橋は渡るなよ?駆け引きは下手くそなんだから」
小町「わかってるよー」
八幡「……ふぅ」
小町「ああ。そうだ……はい、これ」
八幡「え」
500Gを手に入れた
小町「旅するならお金は必要でしょ?」
八幡「……いや、いらんぞ」
小町「心配しなくてもそのお金は今までお兄ちゃんが貯金したお年玉だよー」
八幡「ちょっと待て。何故それを小町が持ってるんだ」
小町「……えへっ♪」
八幡「誤魔化すなよ……」
残高578Gになった
これ面白いな。ぜひ完走してくれ。
次の日
宿屋
いろは「おはよーございますー」
平塚「……おはよう」
陽乃「おっはよー♪」
八幡「……ぁー……まずは俺の意見なんですが……」
八幡「現状は何もせずに進もうと思う」
いろは「え」
平塚「ほう」
八幡「というか、俺達が現状出来ることは何もない」
八幡「王に逆らったってあっという間に捕まるのは目に見えてるし」
いろは「はいはーい。こんなことをしてまーすって情報を流したらどうですか?」
八幡「論外。揉み消されて終わる上に此方が特定されたら確実に殺されるか牢屋行きだぞ……そもそも何の実績もない俺たちの言葉が信じられるはずがないだろ」
いろは「えー……でも仮にも勇者代行が放っておくんですか?」
八幡「あの人たちには悪いけど今すぐあの人たちが殺されたり何かされたりって可能性は低いと思う」
陽乃「わざわざ捕らえているのに何もしてないのは何もしないんじゃなくてまだ何も出来ないから……」
八幡「そう言うことですね」
平塚「……だが、何時、何があるのかはわからんぞ」
八幡「……そこはこれから調べてもらう事になってます」
平塚「……頭がいたくなるな」
いろは「でも……せめて何かを」
八幡「もしこの話が外部に漏れたらその時点で捕まってる人に迷惑がかかるだろ」
いろは「それは……」
八幡「むこうと一緒なんだ。こっちも何もしないんじゃなくて正確には何もできないんだよ」
陽乃「……それじゃあそっちはそれでいいとしてこれからどうする?」
八幡「とりあえず中央に向かおうと思います……こっちはこっちでやることをやるって事で」
陽乃「やることって?」
八幡「とりあえず勇者を探す。んで何とか勇者を味方につける」
平塚「なるほどな。勇者を仲間に引き入れて後は任せると言う訳か」
八幡「そんな感じです」
平塚「ふむ。目的は決まったな。では行動にうつるとしよう」
陽乃「とりあえず今日はどうするのかな?」
>>25
1,次の町へ
2,酒場へ
3,町を探索
1
2
そういえば牢屋の男の妻に生存報告はしたのか?
するわけないだろ
小町がきっとやってくれてるよ
八幡「中央に向かおう」
平塚「そうだな。魔物が活発になる夜になる前に行った方がいいだろう」
いろは「一番近い町なら夜までにはつきますねー」
陽乃「やっと冒険だねー」
◆◆◆
八幡「……」
宿屋「宿泊費30Gになりやす」
八幡「……高くね」
宿屋「しょうがねえだろ?増税で値段つり上がってんだよ」
八幡「困ったものだな」
宿屋「……行くのか?」
八幡「……」チャリン
宿屋「……小町の嬢ちゃんに伝えることは?」
八幡「……町の皆がいるから大丈夫だろ。俺とは違って人気者だしな」
宿屋「確かに嬢ちゃんは人気者だが、嬢ちゃんが欲しいのはお前の言葉だろうが」
八幡「……生きて帰る」
宿屋「了解。気をつけてな」
八幡「……うい」
町の外れ
いろは「ここら辺って魔物いないですよねー」
八幡「そういえばそうだな。会いたくないからいいけど」
陽乃「私があの町に来るときに出会った奴を片っ端らから燃やしたからかなぁ?」
八幡(しれっと何をいってるんですかねぇ……この人には逆らわないでおこう)
平塚「……だが、盗賊などの輩はいくらでもいるから気を抜くなよ」
八幡「そうですね」
陽乃「何かおきないかなー」
八幡「勘弁してほしいですね」
>>32
仲間と会話する
1,陽乃
2,いろは
3,平塚
2
2
2
2
2
2
2
期待されてないけど再開します
圧倒的2に少しワロタ
八幡「お前って何で旅に出ようって思ったわけ」
いろは「私ですか?」
八幡「ああ」
いろは「私は勇者を追うためですよ」
八幡「そりゃまた何で」
いろは「いやー。それがですねー以前勇者様が私の街にきたことがあってですね」
八幡「はぁ……?」
いろは「その時に一目惚れしてしまったのです」
八幡「……あ、そう」
いろは「なんですかーそのどうでもよさそうな感じは」
八幡「いや、ほんとにどうでもよかった」
いろは「もー。酷いですね」
盗賊「へへへ。待ちなあんたら!」
いろは「……ええ」サッ
八幡「……速攻で隠れるなよ」
盗賊「悪いが金をおいていってもらうぜぇ」
八幡(……どう見てもピンチなんですけど。こちとらレベル1だし戦闘能力も空っぽなんだけど)
盗賊「大人しくしとけば命まではとらんぞ……」
盗賊「すいませんでした」
平塚「肩慣らしにもならんな」
陽乃「えー。これでおわりぃ?」
いろは「肩透かしですねー」
八幡「……いや、お前は戦ってないから」
陽乃「暴れたらないから盗賊のアジトをついでだから行こうよ。」
平塚「それも悪くないな」
盗賊「くっ……」
八幡「……」ガクブル
いろは「どうかしました?」
八幡「いや、二人が怖すぎる」
いろは「えー?」
八幡(もしかしなくてもこのPT最弱は俺か?いや、せめてこいつには勝ってると信じたい)
いろは「何ですか?」
八幡「何でもない」
陽乃「んで、アジトはどこなのかな?」
盗賊「……し、しらねぇ!」
陽乃「燃える?」
盗賊「ひぃ!」
八幡(魔王よりよっぽど魔王っぽいんだけどこの人)
盗賊「仲間を売るわけにはいかねーんだ!」
陽乃「じゃあ死ぬ?」
盗賊「……好きにやれ」
陽乃「そう。じゃあ記憶抜いてから殺すね」
盗賊「……なに?」
陽乃「一人分の記憶なんてすぐに抜けるよ?」
盗賊「……」
陽乃「どうせバレるんだから無駄な抵抗はやめてほしいんだけどなぁ」
八幡「……ちょっと」
平塚「待て」
八幡「……流石に人殺しはどうかと思うんですが」
平塚「……彼女には彼女の考えがあるんだろう」
八幡「そう言っても……」
陽乃「どうする?」
盗賊「……好きに殺せ」
陽乃「……意志は固いわけだ」スッ
八幡(おいおい、まじで殺すきかよ)
安価下1
1,止める
2,見守る
1
八幡「止めてください」
陽乃「……でも盗賊だよ?さっきまで狙われてたんだよ」
八幡「……目の前でやられると飯が不味くなるんすよ」
陽乃「……目の前じゃなかったら止めないのかな?」
八幡「……」
陽乃「ふふ、優しいんだ」
八幡「別に」
盗賊「……」
八幡「……ほら、さっさと行け」
盗賊「……すまない」
八幡「……はぁ」
いろは「……甘いんですねぇ」
八幡「……うるさい」
いろは「……少し安心しました」
八幡「?」
いろはの好感度が少し上がった
陽乃の好感度が少し上がった
平塚「……して、どうするかね」
八幡「……」
安価下1
1,町へ
2,盗賊の後をつける
2
八幡「……後をつけてみますか」
陽乃「そうこなくっちゃね」
八幡「……ただアジトを調べるだけですよ?」
陽乃「わかってるよー」
いろは「モタモタしてるとおいてかれますよー?」
陽乃「そうだねー」
陽乃(まぁ魔法でマーキングしてるから見失う事はないけどね)
◆◆◆
八幡「……街についたな」
陽乃「こりゃ意外だね」
いろは「しかも普通の民家に入っていきましたね」
平塚「……ふむ」
八幡「どうかしましたか」
平塚「……なに、やはりどこの町もこうなっているのだなと思ってな」
村人「……」ボロボロ
八幡「……それは」
子供「……お姉さんたち、旅の人?」ボロボロ
いろは「うん。そうだよー」
子供「やった!じゃあうちの宿に泊まってくれませんか」
いろは「ぁー……えっと……」チラッ
八幡「……」コクッ
いろは「うん。わかったよー」
子供「ほんと!?よかったぁ」
平塚「いいのか?」
八幡「……まぁ、どっちにしろ夜に出歩くよりはましでしょう」
平塚(……はたしてそうかな?)
陽乃「……あっちはどうするの?」
八幡「……そっちも後で」
宿
子供「お父さん!お客さんつれてきたよー!」
宿主「お?でかした!いらっしゃいませー」
八幡「えーっと……とりあえず一泊で」
宿主「ありがとうございます。お部屋は二つでよろしいですか」
安価下1
1,一部屋
2,二部屋
2
八幡「はい。それでお願いします」
陽乃「えー。つまんなくない?」
八幡「それが普通ですからね……」
宿主「はい。では鍵はこちらです」
八幡「どうも……」
◆◆◆
八幡「……ふぅ」
八幡「……どうするかなぁ」
安価下2
1,町を探索
2,仲間と話す
3,盗賊の民家に行く
2
3
盗賊宅前
八幡「……きてしまった」
盗賊「……何をしてる」
八幡「……げ」
◆◆◆
親方「誰だ?」
盗賊「すいません。どうも自分がミスったみたいで」
親方「……仕方がないさ気にしなくていい」
八幡「……」
八幡(……仲間は5人か……んで、こいつがトップと)
親方「そう睨むな。何もしないさ」
八幡「……じゃあこの縄ほどいてくれないですかね」
親方「悪いがもうしばらく待ってくれ。君らの強さは聞いている……もし君を誘拐したなどと疑われて襲われたら我々は全滅してしまう」
八幡(むしろこの状況完全に誘拐なんですが)
八幡「……何で盗賊なんてしてたんだ」
親方「……君もみただろう?この町のありさまを」
八幡「……」
親方「……昔はこうもならなかったんだがね……魔王との戦争が始まって……中央に人も資源も奪われていったのさ」
親方「それから……こうでもしないと生きていけないんだよ……この町は」
八幡「……」
親方「……だがそれは言い訳にはならんわな」
八幡「……」
親方「俺を許せないならどうしてくれても構わん」
盗賊「親方!」
親方「だが、こいつらは俺の命一つで見逃してやってくれ」
八幡「……はぁ」
八幡(別に何をするきもないんだけどなぁ)
ドーン!
八幡「な、なんだぁ!?」
陽乃「ひゃっはろー。比企谷くん無事な?」
盗賊「ひぃ」
八幡「ぁー。とりあえず縄ほどいてくれませんか」
陽乃「OKー」シュパッ
八幡「おおー……魔法って便利だなぁ」
陽乃「さーて、どうするの?」
安価下1
1,帰る
2,暴れる
1
八幡「帰りましょう」
陽乃「……いいの?」
八幡「ええ……自分は何もしてないですし」
陽乃「……ふーん」
盗賊「……」ホッ
◆◆◆
八幡「……前」
陽乃「なーに?」
八幡「どこの町もこんなもんだって言ってたじゃないですか」
陽乃「うん。それぞれの地方の王国と中央ぐらいだね。違うのは」
八幡「……そうですか」
陽乃「……さっきからつけられてるね」
八幡「……え」
陽乃「後ろの木に隠れてるよ」
八幡「……襲ってきそうですか」
陽乃「……んー。かもしれない」
八幡「……」
安価下1
1,振り切る
2,振り返る
2
2で
八幡「……危害は加えないでくださいよ」
陽乃「それは向こうの出掛けてくれる次第だよ」
八幡「……」バッ
??「……」ビクゥ
陽乃「……出てこないならその木吹き飛ばすよー?」
八幡「ちょっと……そんな挑発しなくて」
女の子「……お兄ちゃんとお姉ちゃん……悪い人なの?」
陽乃「およ。可愛い子がでてきたね」
八幡「……悪い人ってのどういう意味なのかな」
女の子「だって……お家に穴は開けるしお父さんたちとも言い合ってたし……」
八幡「あー……」ジー
陽乃「だ、だってほら?比企谷くんがピンチだと思って慌ててたからー」
陽乃「でも、お姉さんたちよりお父さん」
八幡「……待ってください」
陽乃「……むぅ」
八幡「……ごめんな?お詫びにお父さんたちにこれ渡しといてくれ」 ガサッ
女の子「……これって?」
八幡「……中はみちゃいけないよ?お父さんにちゃんと届けるんだよ?」
女の子「……うん」
八幡「……穴はまぁまた明日直しに行くから……ごめんな?」
女の子「お兄ちゃん……悪い人じゃないの?」
八幡「……どうだろうね」
◆◆◆
宿
八幡(……寝れないな)
安価下1
1,散歩
2,寝る
1
八幡「……」ボー
町を散歩した
特に何も見つけれませんでした
◆◆◆
町外れ
お爺さん「……」
八幡「……こんな時間になにやってるんだあの人」
お爺さん「……こんな夜更けにどうしましたか旅の人よ」
八幡「……ども」
お爺さん「……寂れてしまった町でしょう」
八幡「……」
お爺さん「戦争が始まる前はそうでもなかったんですよ」
八幡「……そうなんですか」
お爺さん「ええ。あそこの鉱山のおかげで資源にも恵まれそこそこ栄えていたんですよ」
八幡「……」
お爺さん「まぁ今となってはその資源を加工する人も掘る人も国に持っていかれてしまいましたがねぇ」
八幡「……そうなんですか」
お爺さん「……戦争が終わったら……そう年甲斐もなく思ってしまいますのぅ」
八幡「……そう……ですね」
◆◆◆
次の日
八幡「……今日どうすっかなぁ」
安価下1
1,仲間と会話
2,町を出る
3,鉱山へ
3
鉱山
八幡「……来ては見たが……どうすることもできんよなぁ」
八幡「……古い道具も沢山あるが動かない……よなぁ」
八幡「……帰ろう」
◆◆◆
宿
平塚「どうするんだ」
八幡「………」
陽乃「……?どっかいってたの?」
八幡「いや、ただの散歩ですよ」
いろは「……」スゥスゥ
八幡「てか、こいつはまだ寝てるのか……」
陽乃「襲っちゃ駄目だぞ♪」
八幡「おそいませんよ……」
安価下1
1,陽乃と会話
2,平塚と会話
3,いろはと会話
4,町を出る
1
4
陽乃「……んー。無理だよ」
八幡「……ですよね」
陽乃「うん。そもそもさ、比企谷くん」
八幡「?」
陽乃「何でもかんでも救うってのは無理だよ?」
八幡「別にそんなつもりは……」
陽乃「でも何とかしたいんでしょ?」
八幡「……それは」
陽乃「昨日の女の子にお金渡してたよね?」
八幡「……」
陽乃「これから行く町行く町でそんなことしてたら身が持たないよ?」
八幡「……」
陽乃「……」
安価下1
1,それでも何とかしたい
2, 諦める
2
期待
八幡「……そう……ですね」
陽乃「うん。町を出よう」
八幡「……ええ」
陽乃「……」
八幡(……そういや壁を直すって約束も果たしてないな)
陽乃の好感度が少し下がった
いろはの好感度が少し下がった
◆◆◆
宿主「チェックアウトですね。金額は二部屋で120Gになります」
八幡(たっか!……てか)
八幡「……やべぇ金がない」
いろは「何でですか!?」
陽乃「……はいっ」
宿主「どうもー」
陽乃「比企谷くんにこれ預けとくね」ジャラ
八幡「え……いやこれは……」
陽乃「まぁまぁ、旅は道連れなんとやらってことで」
八幡「……」
10000G手に入れた
八幡(しかしいくらあるんだこれ……)
◆◆◆
移動中
誰と喋る
安価下1
1,陽乃
2,いろは
3,平塚
3
はよ
はやく はやく
はよ
平塚「考え事かね」
八幡「……あー、いえ」
平塚「……割りきれないか」
八幡「……そういうわけでは」
平塚「そうか」
八幡「……」
平塚「だが雪ノ下の言い分も間違ってはいない」
八幡「はい」
八幡(そう。間違ってはないんだ。そもそも俺は既に城に幽閉されていたあの人たちを放置している)
八幡(そんな俺に何かを言えるわけがない)
◆◆◆
八幡「……そういや平塚さんは何で旅に?」
平塚「……」
八幡「……すいません」
平塚「なに、特に隠す理由もないさ」
八幡「?」
平塚「私より強いやつに会いに行く……ただそのためさ」
八幡「……そりゃ怖い」
平塚「ふふっ。まぁ後はそうだな……将来の婿でも探そうかなと思ってな」
八幡「……」
平塚「なんだね?」
八幡「いえ、その人は大変だろうなと思いましてね」
平塚「うむ、少なくとも私より強くなくてはな」
八幡「……やっと町についたな」
いろは「ですねー。流石に二日かかるときついですねー。お風呂入りたーい」
陽乃「あ。あそこに宿あるよー」タタッ
平塚「まったく……はしゃぎすぎだろう」
いろは「さっさとお風呂はいりたいー」
八幡「……皆はやすぎ……」
ドンッ
八幡「お……」
結衣「あわわ。す、すいません。大丈夫ですか」
八幡「あ、ああ。大丈夫だけど」
結衣「よかったぁー……あ、そだ」
八幡「?」
結衣「お兄さんこの町の人?」
八幡「いや、違うけど」
結衣「じゃあ旅の人だ!あのね、黒髪で長髪で美人でちょっとキツそうな顔した女の子みなかった?」
八幡「……はぁ?」
結衣「あー……えーっと……」バタバタ
八幡「とりあえず落ち着けよ……」
結衣「ご、ごめん。説明へたで」
八幡「そんな特徴なやつとは出合ってないぞ」
結衣「そっかぁ……ごめん!ありがと!」タタッ
八幡「……騒がしいやつだったな」
フラグか?
宿
八幡「……寝れん」
八幡「疲れてるはずなんだけどなぁ……」
安価下1
1,散歩
2,部屋にいる
2
八幡「……無理矢理寝よう」
八幡(……やっぱ寝れん)
八幡「読書でもするか……」
コンコン
八幡「……はい?」
誰?
安価下1
1,いろは
2,陽乃
3,平塚
3
平塚「やぁ」
八幡「……どうしたんすか」
平塚「雪ノ下と一色のやつらが騒がしくてな」
八幡「ああ……年の差で話についていけな……」
平塚「……」ニコニコ
八幡「……いわけないですよね。ただ騒がしくて落ち着かなかっただけですよね」
平塚「まったく、失礼なやつだ」
◆◆◆
平塚「君は魔王を倒すつもりなのかね」
八幡「まさか」
平塚「では城で捕虜にされた皆を助けるためか?」
八幡「……まぁそうですね」
平塚「だが、君はすくなくとも彼らを見る前に旅に出たはずだろう?あの酒場にいたのだからな」
八幡「……ただ単に親にニートしてないで働けって言われただけですよ」
平塚「……そうか」
八幡「ええ」
平塚(何故働くのが魔王討伐になるのか……そう聞いてももう答えは来ないだろうな)
八幡「……」
平塚「……さて、長居してしまったな」
八幡「いえ、丁度暇してたので」
平塚「では、また明日だ」
八幡「ええ」
八幡「おはよ」
陽乃「やほー」
いろは「おはよーございます」
平塚「おはよう」
いろは「今日はどうしますー?私と陽乃さんは買い物したいねーって話だったんですが」
八幡「あー……食料とか買っとかないとな」
平塚「たしかここには闘技場もあったらしいし私も暇を潰すことは出来るな」
八幡「明日の船に乗るまで自由にしますか……」
いろは「さんせー!」
八幡(……さて、どうするかな)
安価下1
1,散歩
2,買い物
3,闘技場
4,酒場
5,船着き場
3
先生三連チャンに草
先生愛されてるな
はよ
期待
まだ?
はよ
保守
は
てい
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何か違う