UC００７９年１２月１日　艦内にて
我々連邦軍所属オメガ隊はとある廃コロニーでの指令を受けた。
目的は廃コロニー内にある連邦の試作MSの設計図だそうだ。

？「情報によるとジオン側もその情報を知ってるらしぜ」

？「そうか・・・戦闘は避けて通れないな」

？「で、その情報は確かなのか、リー」

リー「あぁ間違いないぜ隊長さん」

リーと言われたその男はオメガ隊所属チャウ・リー大尉であった。

そしてもう一人はオメガ隊隊長を務めるウッズ・サリー中佐だ。
二人は艦内の会議室に隊員達を呼び作戦会議をしようとするところだ、
会議室に入ると全員そろっていた。

ウッズ「それでは会議を始めるか」

ウッズ「まずこの廃コロニーの中はあまり大きくはないが問題がある」

？「隊長、その問題とは？」

ウッズ「問題というのは例の設計図がどこにあるのかがわからない。
　　　という問題だ。少尉」

少尉と呼ばれたのはまだ１０代に関わらずエースパイロットとして
期待されている青年。名をキヨセ・ヤマトといった。名前でわかる通り
純日本人である。

リー「でさらに悪い知らせだが・・・」

ウッズ「ジオンも設計図を狙っているらしい、もちろん戦闘は避けれない」

ウッズ「以上今日はここまでだ」

隊員たちは部屋から出たあとリーとウッズは二人で話していた。

ウッズ「設計図さえ見つかればこっちのものだ」

リー「当たり前だ。何て言ったって試作MSの設計図だからな！」

だが二人は考えていた。もしそれがジオンに渡ってしまったら・・・。