男「女!温泉旅行に行こう」女「」コクン (71)
男「女ー!一緒に帰ろうぜ!」女「」コクン
男「女ァ!貴様俺のパンツ盗っただろ!!」女「」コクン
老人「『爺クフリート』とはワシのことじゃあぁぁーーっ!!」
男「恋のキューピッド?俺たちが?」女「」コクン
優等生「留学生の指導係だと...?」
男「伝説の焼きそばパン?」女「」コクン
副会長「俺と付き合ってください」生徒会長「却下ぁ!!」
こっちもよろしく
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男「あぁーっ、今日も一日頑張ったー!二日連続抜き打ちテストってありえなくない?」
女「」コクン
男「数学の吉田先生め...。良い成績取っていつか見返してやる」
女「」b グッ
男「まっ、そんなことはどうでもいい。女!一緒に帰ろう」
女「♪」コクン
男「それでさー、根岸と山本がゴリラの残像出したときはホント焦ったわ!!」
女「」コクコク
男「...っと、そうだ!ゴメン、ちょっと商店街の方に寄って行ってもいい?」
女「?」キョトン
男「実はさ、爺ちゃんにコレもらっちゃったんだよね」スッ
女「!」
おっさん「ハーイ残念、20等の消しゴムだよ」スッ
客「無念」
男「商店街、秋の福引きキャンペーン!高まるね!!」
女「」ワクワク
おっさん「ハイ、次のお客さんどーぞ」
男「どうもー。...って、オイ女!アレ凄くね!?」
女「!」ピコーン
おっさん「フッ、そうさ。この福引きの1等は!温泉1泊2日ペア無料券だ!!」
男「3等の景品、PS4(プレイスターリン4)だってさ!!滾ってきた!!」
女「~~~!」ドキドキ
おっさん「おい」
おっさん「それじゃ、引いてどうぞ」スッ
男「よし、女!俺何としても3等出すから!!」
女「」コクンッ
おっさん「おい」
男「3等出ますように、3等出ますように、3等出ますように....!!」
女「.....!!」ギュッ
おっさん「いいから早く引け」
男「ふんす!」ガラガラ ポトッ
おっさん「何と!?おめでとう兄ちゃん!!1等の温泉旅行1泊2日ペア無料券だぁーっ!!!」カランカラン
男「....悪い、デカい口叩いといてこのザマだよ」
女「PS4....」ショボン
おっさん「お前らぶっ飛ばすよ」
--翌日
男友「へぇー、温泉の無料券!羨ましいですなぁ」
男「まぁ、本音を言えばPS4が欲しかったんだけどね」
女友「アンタ今すぐ商店街の人に土下座して来なさいよ」
男「てな訳で、週末に女と行くことにした!いやー、楽しみだなー!!」
女「♪」コクン
女友「女ちゃん、ソレ行先のパンフレット?」
女「」ジュルリ
女友「たらふく食べる気満々だなこの子」
男友「週末かー...。どう、女友ちゃん!!オレ達もどっかにランデブーしちゃう!?」
女友「彗星とランデブーでもしてろ」
男友「燃え尽きるぅ!!」
男「微笑ましいやり取りだなぁ。さてっ、気を取り直して....」
男「女!温泉旅行に行こう」
女「」コクン
--旅行当日
女「」ソワソワ
男「女、お待たせ!」
女「!おっ、おはよう....」ドキッ
男「楽しみ過ぎて昨日殆ど眠れなくてさぁ、危うく寝坊だったよ。女は?」
女「....わたしも」
女(....まるで眠れないから開き直ってオールしたのは秘密)
男(....まるで眠れないから開き直ってオールしたんだろうなぁ)
男「じゃ、もうすぐ電車来るしホームに行こうか」
女「」コクン
男「......」ジー
女「?」
男「......」ジーー
女「!?!?////」カァァ
男「...あっ、ゴメン。何て言うか、その....」
男「....黒タイツって、いいね」
女「//////」
駅員A「恋の急行列車、間もなく発車致しま~す」
駅員B「うるせぇよ」
車内放送『次は○×町~、○×町でございま~す』
男「...あと何駅だったっけ。早く着かないかなー」
女「......」コテン
男「うん?」
女「.......」スヤスヤ
男「.....」
男「....このまま、時が止まってしまえばいいのに」
子供「かぁっ、気持ちわりぃ!!」
男「」
親「どうもすみません」
親(良く言った我が子よ)
男「ハッハッハ。女の寝顔は俺の脳内メモリーの最深部にばっちり記憶されたよ」
女「~~~~~~!!!////////」カァァァァァ
車内放送『××公園前、××公園前到着で~す』
老婆「よいしょっ、と....」
男「あ、良かったら席どうぞ」
老婆「おやおや、どうもありがとうねぇ」ペコッ
男「いえいえ」
女「////」キュン
老婆「お二人さんで旅行かい?仲良しだねぇ」ニコニコ
男「まぁ、一応。えへへ...///」
女「....///」
老婆「ホレ、金平糖でも食べなされ。席を譲ってくれたお礼だよ」スッ
男「わぁ、懐かしい!いただきます!」
女「.....ありがとうございますっ」
男(初めて会う人とのこういうやり取りって、旅行の醍醐味だよなぁ)ポリポリ
幼女「パパー、ママ―!おんせん、おんせん!!」ピョンコ ピョンコ
ママ「コラ、ちゃーんと座ってなさい」
パパ「もうすぐだからな、待ってろよー」
赤ん坊「ダ」
男「...しっかし、結構人が多くなって来たなぁ。コレ、みんな温泉行く人たちなのかな?」
「まぁ、少なくとも6割はそうだろうね」
男「え、誰」
美食家「やぁ、自己紹介が遅れたね。ボクは通りすがりの美食家さ」
男「はぁ、どうも」
美食家「キミ達も、あそこへ行くのならぜひ温泉タマゴを食べておきたまえ。あれは良いものだ」
女「」ビシッ
男「あぁ、パンフで既にチェック済みなのね」
「フフフ....。あの温泉の魅力はそれだけではないよ」
男「え、今度はなに」
校長「やぁやぁ、我が校の生徒とこんな場所で合うとは奇遇だね」
男「校長先生、何やってんすか」
校長「いや、あの温泉の湯には育毛・増毛効果があると聞いてね。逸る気持ちを抑えられなかったというワケさ」
男「抑えられないのは逸る気持ちじゃなくてハゲる焦りでしょう」
女「」プッ
校長「」
男「うーん...。なんか校長のおかげで一気に胡散臭くなったなぁ」
「....おやおや、そうと決めつけるにはまだ早いよボウヤ」
男「あー、もう何!?しつけーなぁ!!」
老婆「あの温泉の中でも、秘湯と呼ばれる湯!それには、若返り効果があると言われている!!」クワッ
男「」
女「」
老婆「ククク...!あの温泉で若返りを成功させ、『婆サーカー』と謳われた全盛期に舞い戻るのさぁ!!」
男「結局老いたまんまじゃん!!聞いたことねーよそんな中途半端な若返り!!
車内放送『トンデモ温泉、トンデモ温泉でございま~す』プシュー
男「あ~っ、何か来るまでだけで凄い疲れたなぁ」
女「♪」ワクワク
美食家「フッ、待っていたまえ最高の珍味達よ...!今のボクの気持ちはフォルティッシモォォォ!!!」ダッ
校長「ハハハ、待っていたまえ温泉よ...!今の私の気持ちは育毛&増毛ォォォォ!!」ダッ
老婆「ひひひ、待ってるがいいさ秘湯よ...!今のあたしのキモチはアンチエイジングゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」ダッ
男「....さ、とりあえず旅館に行こうか」
女「」コクンッ
美食家ってそういう・・・
このタイトルはまさかと思ったらやっぱりお前だったか
--旅館
女中「無料招待券でお越しのお客様ですね?お部屋へご案内致します」
男「おぉ、広い!!そして窓からの景色がキレイ!!」
女「!!」コクコク
女中「ご夕食とご朝食は当旅館にてお出ししますので。では、ごゆっくり」
男「...あれ?あの、この子の部屋は?」
女中「?ペアでご招待なので、二人一部屋となっております」
男「」
女「」
女中「では、ごゆっくりどうぞ」ピシャッ
男「........」
女「........」
男「....あー、なんつーか、えーと.....」
女「..../////」
男「.....とりあえず、昼飯食べて散策しよっか」
女「....」コクン
店員「お待ちどうさまー」ゴトッ
男「おぉー、これがウワサの温たまラーメンかぁ!おいしそう」
女「」ジュルリ
男「特盛とはたまげたなぁ...。じゃ、食べますか!いただきまーす」
女「...いただきますっ」
男「うん!これは美味しい!!」
女「!!」コクンッ
女「....温泉タマゴが麺に絡みついた、とろみと甘さがたまらないね...!!」
美食家「トレッビアァァァァァン!!何だこの味はァ!?」
店長「オイ、あの五月蠅いのをつまみ出せ」
店員「御意」
男「どっちが美食家か分かんねぇなコレ」
男「さてっ、腹ごなしに観光コースでも歩こうか!」
女「」コクン
男「ちょうど紅葉の季節なのはラッキーだよなー、すっげーキレイ」
女「!!」クイクイ
男「うん?どうかした?」
女「」スッ
男「おぉ、ゴンドラかぁ!」
>>19
この話面白いんだが、他のssもあるの?
ゴンドラ「ゆれるよ」ガタンゴトン
女「♪」ハラハラ
男「い、いいいいいやぁぁああああぜぜぜ絶景ですなななななな」ガクブル
女「?」
男「うううんんんん?あばばっばばべべべ別に怖くなんてなななななn」
女「」ギュッ
男「」
女「....へいき?」
男「我が心、明鏡止水」
観光客A「されどその股間は烈火の如く」
観光客B「うるせぇよ」
男「おぉーっ、山頂からの眺めもスゴイ!!人がゴミのようだ」
女「....こっちは、怖くないの?」
男「あー、うん。ゴンドラはあの揺れる感じが怖いっていうか....」
女「///」キュン
男「どこかときめく要素あったかなぁ!?」
男「ヤッホーーー!!」ヤッホー ヤッホー ヤッホー
男「あはは!やまびこ楽しい!!」
女「」ウズウズ
男「女もやりたいの?」
女「......だけど...」モジモジ
男「大丈夫、恥ずかしがることないって!ホラ、他の人たちも....」
観光客A「金くれーーーーっっっ!!!」カネクレー カネクレー
観光客B「上司うぜーーーーっっっ!!!」ジョウシウゼー ジョウシウゼー
観光客C「解散とかふざけんなーーーっっっ!!!」ケイキヤバイヨー ケイキヤバイヨー
男「ほらね」
女「」
女「....じゃあ、やるね...?////」ドキドキ
男「おし、行ったれ!!」
女「」スゥー
女「」ハァー
女「」スゥーーーー
女「....っやっっh」
老婆「ヒャッハーーーーー!!!こっちから秘湯の気を感じるゥゥゥーーー!!!」バビュゥゥゥン
女「」
男「」
観光客「「「婆さんが飛んでった!!!」」」
女「........」
男「........」
女「....やっほー」
男「(´・ω・`)」
リポーター「私たちは今、トンデモ温泉に来ておりまーす!」
男「おぉ、テレビの人たちが来てる!」
リポーター「アラ、男女のカップルさん!!ご旅行ですか?」
男「おわっ!?えっと...ハイ」
女「......」コソコソ
リポーター「そうですか~!彼女さんとステキな思い出作りというワケですね!」
男「は、ハイ....」
リポーター「彼女さん、彼氏さんとはどうですか?」
女「!?」ビクッ
男(んなことより温泉のリポートしろ)
カメラマン(んなことより温泉のリポートしろ)
通行人(んなことより温泉のリポートしろ)
女「....えっ、えっっと.....!!あのっ....」アセアセ
リポーター「?」
女「...かっ、彼は....!!」
女「せっ、世界でいちばんっ!!優しくてカッコいい人にゃんですっ!!!」
リポーター(噛んだ)
カメラマン(噛んだ)
通行人(噛んだ)
女「~~~~~~!!!//////////////////」カァァァァァァァ
男「...まぁ、そんなに気にすることないって!」ポンポン
女「......」スリスリ
男「とにかく、気持ちを切り替えよう!いざ温泉に出陣だ!!」
女「!!」コクンッ
男「うわっ、すっげー人いっぱい!ここの温泉ってホントにスゴイ所なのか」
校長「やぁ、遅かったじゃあないか」
男「校長、何やってんすか床に寝そべって」
校長「見れば分かるだろう?頭頂部のみを湯船に浸からせることで、毛根を刺激しているのさ」
男「あんたもう少し自分の立場を理解しろよ」
男「ふぅ...。あぁ~生き返るぅ~.....」チャプ
男(....今、女も隣で温泉入ってるんだよなぁ)
男「...........」
男「いかんいかんいかんいかん!!!」ブルブル
校長「おっと。この私の毛根が死滅せぬ限り、旅行先での淫らな行為などさせぬよ?」
男「大人の尊厳を捨てている人に何を言われても心に届きませんよ」
男「はぁ~、良いお湯だった!」サッパリ
女「♪」ホカホカ
男「おぉー、女!浴衣姿似合ってますね」
女「.....そう?//////」
男「ウン、なんて言うか.....。色っぽい」
女「///////」カァァァ
男「....///」
女「.....晩ご飯、行こ?」ギュッ
男「イエッサー」
男「ワーオ!やっぱり旅館の飯は豪華ですなー!」
女「....いただきますっ」ワクワク
男「いただきまーす.....。うーん、食べたことのない味!!」
女「.......」モグモグ
男「ガチで食べに行っているな。凄い気迫」
美食家「トレッビアァァァァァン!!何だこの味はァ!?」
女将「ちょっと。あちらの騒がしいお客様を締め出して差し上げなさい」
女中「イェス、マム」
男「本当何なんだよどいつもこいつも」
男「どう、女。旅館の飯はお気に召した?」
女「」b グッ
男「そっかそっか!おっ、ゲームコーナーだ」
女「!」ガシッ
男「オーケー、食後の運動といきますか!」
男「行けよやぁ!!」ビシッ
女「っ!!」カコンッ
男「ぃよしっ!温泉卓球勝負は俺の勝ちだね!」
女「~~~~!!」クイクイ
男「うん?何だい?リベンジマッチがしたいと?」
女「」スッ
男「筐体の格ゲーか....。良いでしょう!!」
筐体『YOU WIN!!PERFECT』
男「畜生めっ!!」ゴツン
女「♪」ドヤ
男「くっそー、何でこんな古くさいゲームなのにやり慣れてるんだよ女ぁ!」
女「.....ヒミツ、です♪」
男「卑怯だ」
男「いやー、満喫した!!いい一日だったね!」
女「」コクンッ
男「さて、今日はもう寝よっか。明日に備えないとね」ゴソゴソ
女「.....」モゾモゾ
男「.......」
女「.......」
男「....布団、近いね....」
女「....////」
男「....おっ、おやすみっ!!!」ガバッ
女「あっ.....」
男「......!!」
女「......おやすみ、なさい」
女(............へたれ)
---1時間後
女「.......」ムクッ
男「むにゃ....。爺ちゃん、慣性の法則は無視しちゃマズイって....うん」ブツブツ
女「......」スッ
女「」ガサゴソ
女「.......!!」ガシッ
女「......」⊃男のパンツ⊂
女「」ハァーーー
女「!!」キッ
男「オイ、何してくれてんだおのれは」
女「!?!?!?!?!?」ビクッ
女「え、いやっ、あの....!」アセアセ
男「人様のパンツの匂いをクンカクンカしようとは大した度胸じゃないか!ええ!?」
女「....うぅ」シュン
男「言い分があるなら聞こうじゃないか」
女「.........だって」
男「何よ」
女「....男くんが、手を出してくれないから」
男「」
女「...../////」
男「....あーっ!もう忘れてた、俺のカノジョは他の追随を許さない筋金入りのド変態だったってこと」ガシッ
女「!!」ドキッ
男「.....何かここの温泉さ、精力増強の効果もあったみたいなんだ」
女「!?」ビクッ
男「....だから、覚悟しとけよ」
女「....うんっ////」
--翌朝
男「お、オハヨウ」ゲッソリ
女「♪」ツヤツヤ
男「ははは....。『精根尽き果てる』って言葉の意味を身を以て体感したよ」
女「」ヨシヨシ
男「あぁ、情けない....。もう、穴があったら入りたい」
女「.....//////」モジモジ
男「そういう意味じゃないから」
男「とりあえず、ひとっ風呂浴びてくるよ。女は?」
女「.....もうひと眠りしてから」ゴロリンコ
男「へいへいほー。じゃ、おやすみ~」ピシャッ
女「.......」ムクッ
女「」ガサゴソ
女「.......!!」ガシッ
女「......」⊃男のパンツ⊂
女「(*´ω`*)」
男「....何故だろう。涙が出てきた」
男「うーんと、父さんと母さんのお土産はオーケー。爺ちゃんの分は.....」
女「」チョンチョン
男「うん?」
女「.....」つ 木刀
男「......」
女「.....!」キラキラ
男「...いや、お前が良いんなら良いと思う。うん、そう思う」
男「さて、お土産も買ったし後は帰るだけだな」
女「」コクン
ガシッ
男「ん?」
幼女「パパ―、あのおっきいぬいぐるみさん買って!!」
男「!?」
女「」
幼女「....あれ?お兄ちゃんだれ....?パパ、ママ....??」プルプル
男「....マジでか」
幼女「ふぇぇ....」シクシク
男「と、とりあえずホラ!お菓子でも食べて元気出して」スッ
幼女「........」
幼女「あーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!」ビェェェェ
男「どうすりゃいいのさー!!!」
女「.......」ギュッ
幼女「ふぇっ.....?」
女「......だいじょうぶ」ギュゥゥゥゥ
幼女「うぅ.....。えへへ、あったかい...../////」
男「天使だ」
観光客A「おーい、親御さん連れてきたよー!!」
男「マジですか!ありがとうございまいてててててててて!!!」ギュウウウ
幼女「あははは!ほっぺたびろーん!!」ギュウウウ
女「♪」ニコニコ
男「助けて女えもん!!」
パパ「ご迷惑をおかけしました....。本当に不甲斐ない」
幼女弟「あー」
ママ「どうもありがとうございます」ペコペコ
幼女妹「ねーちんいた」
男「イエイエ、無事に再会できて何よrいてててててててて!!!」ギュウウウ
幼女「ほっぺたの成長戦略やー!!あはははは!!!」ギュウウウウ
男「恐ろしい子!!!」
パパ「コラ、やめなさい!!」オロオロ
赤ん坊「ダ」
幼女「ばいばーい!」ノシ
女「」ノシ
男「ふぅ....。あんだけ子供がいたんじゃあ、面倒見るのも一苦労だよなぁ」
女「.....」
男「どうかした?」
女「....楽しいそうで、いいなぁって」
男「.....俺、ぜったい立派な職に就くから。女に不自由させない」
女「!?!?/////」カァァァ
駅員「間もなく電車が参ります、黄色い線の内側でお待ちくださ~い」
男「はぁー、何かあっという間だったなぁ」
女「」コクン
男「でもま、休日の間ずっと女と一緒に居られて楽しかった!」
女「......わたしも///」
男「....へへ」
美食家「まったく...。キミ達のじゃれ合いだけでボクはもう満腹さ」
男「おぉ、美食家の人。何かやつれてません?」
美食家「いやぁ...。ここの料理人達は手厳しい人ばかりでね、まともにグルメを堪能できなかったのさ」
男「ムダに壮大なリアクションで怒らせるから」
校長「やぁやぁ諸君。清く正しい青春を謳歌できたようだね」
男「校長先生...。えらく上機嫌ですね」
校長「うん?そうかい?いや、特別良いことがあったワケではないけどね?うん」ファサッ
男(露骨に生え際をアピールして来やがる)
女(あんびりーばぼー)
女性「...まったく、楽しいそうで良いわね」
男「?どちら様でしたっけ」
女性「...まぁ分かるワケ無いか。くぅ、こんな若々し過ぎる肉体ではあの忌々しい『爺クフリート』にリベンジなど....」
男「.......」
女「.......」
男「.......」
女「.......」
男・女「「おばあちゃんマジで若返ったの!!!??」」
車内放送『次は○×町~、○×町でございま~す』
女「.......」ガタンゴトン
男「....んむ....爺ちゃん....」ムニャムニャ
女「.......」ガタンゴトン
男「むにゃ....。イヤ...爺ちゃん、クリオネと空中戦は絵面的にヤバいよ....んがっ」スヤスヤ
女「.......」ガタンゴトン
男「んん....!ちょ、だから爺ちゃん....」ムニャムニャ
女「....」
ムニュウ
男「ふぁっ!?....イヤ、ちょ、女....!ダメだってそこは...//むにゃ」ニヘラァ
女「♪」スリスリ
電車「車両にてめーらしか居ないからって好き放題しよってからに」
運転手「気にするな。俺は気にしていない」
男「遂に地元に到着!いやー、長旅お疲れさん!」
女「♪」コクン
男「女は家の人が迎えに来てるんだよね?じゃ、ここで解散だな」
女「.....ありがとう。すっごく、楽しかったよ...!」
男「うん、俺も。一緒に来てくれてありがとう」
女「......////」
男「......////」
女「...また、明日ねっ」
男「おう!」
--男の家
男「畜生めぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
父「何だ何だ、どうした息子よ」ガチャッ
母「あらあら、どうしたの愛しい息子」ヒョコッ
祖父「何じゃ何じゃ、何事じゃ我が孫よ」ヒョコッ
男「ノック!!!やられた、まんまと....!!!」
男「女ぁ!!俺のパンツ返せぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ゴツン
--翌日
男「待ちかねたぞ」
女「......」
男「問答は無用だ!さぁ今すぐ俺の可愛い猛虎パンツを返して貰おうか!!」
女「」スッ
男「おっ?何だ、意外と素直.....何だコレ」
女「......わたしの、ぱんつ」
男「」
女「......代わりに//////」
男「そーゆうこっちゃねーんだよォォォォ!!!!」
男「....で、ちゃんと俺のパンツは無事なんだろうな?」
女「」ビクッ
男「えっ」
女「........」
男「........」
女「......その」
男「........」
女「.......ごめんなさい」スッ
猛虎パンツ「いやぁたまげたね」ボロリンコ
男「何がどうしてそうなったーーーーーー!!!!!」ブワッ
女友「わぁー、いいねこのストラップ!ありがと、大事にするね!」
女「♪」ニコニコ
男友「わぁー、いいねこのダセェお面!ありがと、今すぐ叩き割るね!」
男「最低だなお前」
男友「どっちが!!」
女友「似合ってるじゃん」
男友「すっごく大事にするねっ☆」
男「はい」
校長「ハッハッハ。やぁ諸君、今日もいい天気だね」
男「あ、校長先生」
男友「うぉー、育毛に成功したってマジだったんですなぁ」ヒソヒソ
女友「オールバックなんて生え際をやたら強調した髪型にしちゃって...」ヒソヒソ
校長「そういえば男くんに女さん。キミたちもこれで一躍有名人ではないかね?」
男「え、何の話っすか」
校長「オヤ、観ていないのかね?今朝の全国ニュースで....」ピッピッ スッ
男「スマホで録ったTV放送の動画?一体何を....」
女『....えっ、えっっと.....!!あのっ....』
女「」
男「」
女『...かっ、彼は....!!』
女『せっ、世界でいちばんっ!!優しくてカッコいい人にゃんですっ!!!』
女「」
男「」
女「~~~~~~~~~~~~~っっっっ!!!!!/////////////////」ボフゥゥン
男「あーっ、女ーーーー!!?」ガビーン
男友「おっ、女ちゃんが文字通り顔から火を噴いて倒れたぁ!?」
校長「ハッハッハ。いやはや、いじらしいものだ」メラメラ
女友「校長、なけなしの髪に燃え移ってますけど」
校長「マジでかァァァァァ!!!!!!」
男友「ホント不毛だよねぇ」
女友「褒めないわよ」
男「女、大丈夫か!?」
女「........///////」クラクラ
男「...こりゃあ授業どころじゃ無いな。よし」
男「女、病院に行こう」
女「」コクン
完
ヤマなしオチなしで済まぬ
読んでくれた人サンクス
乙 疾走感があって面白かったです(小並)
おもしろかったぞ
おつ!
シリーズ全部見てます!
今回も面白かったです
乙!
おつ
次作もよろしく
もしかして最後の2行って次回作のタイトル?
乙
優等生と留学生の続きとかいいんじゃない(チラッ
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