凛「近づけば離れるし離れれば離れる」 (44)
前回の長野イブ!
『八幡屋礒五郎の七味をあんな使い方して本当にすみませんでした。』
?日記はここで終わっている?
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花陽「今日は2人だね〜」
真姫「凛が居ないだけで大分静かになるわね」
花陽「それにしても、お買い物に付き合ってくれてありがとう真姫ちゃん」
真姫「いいのよ…家にいてもあんまりやる事ないし」
花陽「そうなの?」
真姫「曲も今はあんまり浮かばないし、街に出て少し休むわ」
花陽「そっか、がんばってね」
真姫「最近外でご飯食べれてないしね」
花陽「ほんと、いつからそんな食いしん坊になったんだろうね」
真姫「何を買いに行くの?」
花陽「買うかどうかは決めてないけど…アイドルショップで気になるものがないか探すよ」
真姫「ほんとにアイドルが好きなのね」
花陽「もちろん!」
真姫「私も試しにCDとか買おうかしら」
花陽「じゃあオススメ教えてあげるね!」
あの七見そこらへんのスーパーでも売ってるからお土産にされても困る
凛ちゃんの部屋
Q.お休みとのことですが?
凛「うん、雨の日にちょっとね、有り余るテンションを減らそうと思って外に出たらね、風邪を引いたよ」
凛「寂しくは無いよ、凛には皆がついてるからね」
凛「お大事に、とかのメールはまだ一件もないけどね」
花陽「うーんと、こっちだっけ…」
真姫「ちょっと、迷ったの?」
花陽「実はいつもはあんまり行かない所に行こうと思ってて…」
真姫「もう…しっかりしてよね」
花陽「えへへ…」
真姫「…ん?」
『おにぎり権兵衛』
真姫 (おにぎり専門店って本当にあったんだ…)
クッソ歩かせグダグダ進行マン今回はいないん?
花陽「真姫ちゃん? 何見て…」
真姫「あっ」
花陽「あわわわわ…おにぎり権兵衛だよ真姫ちゃん! 行こう!」
真姫 (絶対長くなる)
真姫「ほら花陽! 先に! 先にアイドルショップ行くわよ!」
花陽「ナンデェェエエ!!!」
真姫「それからでも遅くないでしょ! 歩いてお腹減らしてからにしましょ!」
花陽「天むす!天むす!」
凛ちゃんの部屋
Q.真姫ちゃんと花陽ちゃんは2人でおでかけだそうです
凛「うん…知ってるけど…凛も付いてくつもりだったけど仕方ないよね」
凛「でもそれを凛に伝えてどうするの?」
凛「別にやきもちとかはしないよ、凛は海未ちゃんがいるもん」
凛「そういえば海未ちゃんからもメールないね」
真姫「アイドルショップって結構大きいのね…」
花陽「ここのお店は結構広めだね」
真姫「もう少しこじんまりしてるものかと思ってたわ」
花陽「最近はスクールアイドルブームだからね…大きくなったのかも」
真姫「あ、このジャケットいい感じ…」
花陽「ジャケ買い勢だ…ブルジョワジーだ…」
真姫「なんか久々に言われたわねそれ…」
凛ちゃんの部屋
凛「なにこれ…お手紙?誰からだろう… 凛が読むの?」
凛「あの、風邪って事忘れてない…?」
凛「まぁいいや…『凛ちゃんへ、凛ちゃんにとっての愛とはなんですか?』
凛「難しい質問だよね…愛ってなんだろうね、凛にはわからないや」
凛「友愛とか狂愛とか利愛とか色々あるもんね…」
凛「ただ一つだけ言えるのはどの愛も正解とか不正解とかは無いってことだよね、自分の愛を信じていればいいと思うよ…」
Q.今日は「にゃ」って言いませんね
凛「…そんなことないよ」
花陽「いいCD買えた?」
真姫「悪いわね結局私メインになっちゃって…」
花陽「ううん、私も欲しいもの見つけられたし平気だよ!」
真姫「ほんと、凛が居ないと静かねー…」
花陽「真姫ちゃん寂しいの?」
真姫「まぁ…居ないのは居ないでちょっとね…」
花陽「真姫ちゃん素直になったよね」
真姫「前からよ」
花陽「そうだ、ブックオフもあるけど寄る?」
真姫「ブックオフね…」
花陽 (欲しい漫画発見!…さて真姫ちゃんどこかなー)
花陽「真姫ちゃーん、いたいた…」
真姫「ふむふむ…」
花陽 (なにやら熱心に品定めを…ってあれゲームソフト?)
真姫「一本100円…安いのね」
花陽 (しかもレトロゲーの棚だ!)
花陽「真姫ちゃんもゲームとかするの?」
真姫「あら花陽、お父さんが結構ゲーマーだったらしくて、古いものだけど割とやるわよ」
花陽「意外かも…」
真姫「曲作りのアイデアにもなるしね、さて、ご飯食べに行きましょう!」
花陽「おー!」
花陽「さ、さむい…!」
真姫「日が落ちるのが早くなったせいもあってより寒いわね…よし、あそこにしましょう」
花陽「お蕎麦屋さん、いいね〜…あったまろー」
真姫「食券なのね、さてとどれにしましょう」
花陽「私はこの肉うどんにしようかなぁ」
真姫「…あら?」
花陽「どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「ほら、これ…」
花陽「あ…」
『カツ丼』
花陽「おいしかったねー」
真姫「アレが…凛の食べたがっていたカツ丼…」
花陽「凛ちゃんが言ってたのは豚カツ専門店らしいから…もっとおいしいかもね」
真姫「そう思うと…惜しい店を無くしたかしらね…蓬莱亭…」
花陽「凛ちゃん今日に限って風邪なんて…残念だったね…」
真姫「えぇ…この事は言わないでおきましょう…」
真姫「結構遅くなっちゃったけど平気?」
花陽「うん、一緒に行ってくれてありがとね真姫ちゃん」
真姫「いいのよ、帰ったらすぐにCD聴くわね」
花陽「あぁ…凛ちゃんだけが悔やまれる…」
真姫「あの子カツ丼食べられない呪いとかかかってるんじゃないの」
花陽「じゃ、また明日!」
真姫「また明日」
花陽 (天むす食べ忘れた…!)
くっそ歩かせグダグダ進行マン?
だれたのでここまで。
昨日久々にカツ丼食べたのでスレ建てました。
最初のスレからカツ丼カツ丼言ってるのに今回がカツ丼初登場、どうなっているんだ。
そんなわけでとりあえずおしまい。
カツ丼のせいかお腹壊しましたが皆さんはお気をつけて。
また来月。
過去スレのurlはよ
凛ちゃんへの哲学的な質問考えてたら終わっちまった
買い食いマスター真姫ちゃん
真姫「ちょっとコンビニ寄っていっていい?」
花陽「いいけど、どうしたの?」
真姫「ウチってたまにお昼ご飯自分で作らなきゃいけない時があってね…この際買い食いして行けば楽かなって」
花陽「作らないのォ!?」
真姫「正直ちょっと面倒くさいからね…」
花陽「そうだよね…お昼ご飯ってちょっと億劫になるときあるよね…
真姫「うーん、何を買おうかしら」
花陽「好きなものが一番だよ」
真姫「そうすると袋パンパンニャーになるから…」
花陽「買い食いにハマってから真姫ちゃん多方面に食欲向けてるもんね」
真姫「この前も家族で出かけた時、中華にするかロシア料理食べるか迷ったんだけどね、ちょっと高かったからやめたわ」
花陽「ロシア料理かぁ…あんまりお店もないしねぇ」
真姫「アラカルトってなんなのよ…一品一品が高すぎるのよ…」
真姫「たまにはお惣菜でもいいかもしれないわね」
店員「アゲタテデース」
花陽「これなんかどうかな、厚切りロースカツ!」
真姫「確かに安いし大きめだし、これにしましょう、あと自販機でコーラ買っていくわ」
花陽 (揚げ物とコーラって…ラインナップが完全に………ふくよかな方のものだよ…)
真姫「あ、あと唐翌揚げ一個ください」
花陽「結構買ったね…大丈夫?」
真姫「平気よ、私はお腹が空いているんだもの」
花陽 (果たして真姫ちゃんは耐えられるだろうか)
真姫「ふむふむ…唐翌揚げも柔らかくて美味しいわ…こういうケミカルな感じの味もたまにはいいかもね」
花陽「うんうん…」
真姫「ロースカツはソース付いてきたけど…正直つけなくても充分しょっぱいわよ…要るのこれ?」
花陽「かけたい人もきっといるんだよ」
真姫「うーん、なかなか、こっちもケミカルケミカル…無理やり美味しいと認識させられているような味わい」
花陽「それは…褒め言葉なのかな…」
真姫ちゃんが相変わらずはっちゃけててカワイイな
凛ちゃんの部屋
凛「こんばんわ、風邪は治ってきたけどまだ完治じゃないよ。 またお手紙きたの…」
凛「えー…『凛ちゃんにとって友達ってどこからが友達ですか?』」
凛「また難しいやつだね…そうだねー…人それぞれって言いたいところだけどそれ言っちゃおしまいだよね…」
凛「お母さんに『友達いるの?』って聞かれて困ったことは人生で一度はみんなあるよね……クラスで喋るくらいの人を果たして友達と呼べるのか…休日に一緒に遊んだりしてやっと友達なのか…」
凛「μ'sのメンバーの名前だしたりするのはまたなんか違う感じしてきちゃうよねー…逃げ…じゃないけどさ、『それは知ってます』感が出ちゃうから…部活の同輩とかさ」
凛「また明確な答えは出せないけどなんていうのかな、前向きに言えば、一方的でも友達だと思ってればきっと友達だよね」
Q.開き直り、とも取れそうですが
凛「みんなリリホワの『秋のあなたの空遠く』買ってね」
Q.無視やん
凛「ふたりハピネスはすごくオススメだよ」
ニャって言わないしこの子にせもんだよ
真姫「…」
花陽 (あ…飽きてる…)
真姫「お腹は空いてるのよ…」
花陽「うん」
真姫「ただね…なんていうのかしら、お腹に入れたいんだけど口には入れたくないの」
花陽「うん、わかるよ」
真姫「味がね、美味しいんだけど、食べたくないのよ…」
花陽「うんうん…チキンラーメンとか一口だけで割とごちそうさまだもんね」
真姫「ムリヨムリヨ…こんな結末私は認めないわ…」
花陽「だからいつも真姫ちゃんは買いすぎなんだよ…」
真姫「お腹は空いてるのよ…! ただもう…ロースカツはもう…!」
花陽「泣かない泣かない…」
真姫「コーラが…おいしい…」
花陽「食欲があるのは良いことだけど自分に合ったものを食べようね」
真姫「はい…気をつけます」
花陽「お昼ご飯…どうする?」
真姫「ウチで…おにぎり作ってくれない…?」
花陽「……いいよ」
買い食いマスター真姫 完
愛や夢を持てない人間にとって人生は苦痛でしかないのでしょうか?
ロンリエスト真姫ちゃん
真姫「今日は雨だし親もいないし…本格的にお昼ご飯をどうするか考えなくちゃね…」
真姫 (料理するだけの食材はある)
真姫「しかし面倒なのでとりあえず保留…と」
真姫 (冷凍食品は親がなんとなく嫌らしいので在庫なし…もちろんレトルトもなし)
真姫「そして夕飯の残りは…私が昨日のうちに綺麗に食べたのでなし…」
真姫「どうしよ…」
LAWSON
真姫「そうそう…困ったときはとりあえずコンビニなのよ」
真姫 (雨の中コンビニまで歩いてくる労力の方が料理より大きかった気がするけど…)
真姫「それにしても寒いわ…なにかあったまるようなものを…」
真姫「なにこれ、あっためるおにぎり…?『カツ丼おにぎり』って…」
真姫「凛に買って行ったら喜ぶかしら…」
真姫 (でも自分の家にいる時の凛って…にゃとか全然言わないしなんかテンション低めだし…ちょっといつもと違いすぎてやりづらいのよね…)
希「あれ? 真姫ちゃんなにしてるん?」
凛ちゃんの部屋
凛「凛だよ」
凛「希ちゃんは凛のお昼ご飯買いに行きました、ていうかなんでそもそも凛のお世話してくれてるんだろ…助かるけども」
凛「相も変わらずどこから来たのかわからないお便りを残していったので読みます」
凛「『凛ちゃんへ、愛や夢を持てない人間にとって人生は苦痛でしかないのでしょうか?』ふむふむ…」
凛「ちょっと冷たい感じに言うとそういう事考えてる時点でっていうのがあるよね」
凛「生きる意味とか人生とはなにか、とかさ…どうせ死ぬ瞬間までわからないんだからさ、それまで楽しく生きてさ、死ぬときに楽しかったなって思えればいいんじゃないかな」
凛「楽しいことが見つからないならそれこそ死ぬ気で楽しいこと見つけるんだよ」
凛「人生はクソゲーとかよく言われてるよね…仮にクソゲーだったとして、どうしてクソゲーなのかを考えるんじゃなくどうやったらそのクソゲーを楽しめるのかを考えて凛は生きていきたい……なんか質問からズレていってる気がするけど」
凛「愛や夢だとかそんな高尚なものじゃなくたって人生は彩れるよ、それこそ自分次第ってやつだね」
Q.
凛「えー…質問はいつでもお待ちしています…って、希ちゃんが書き置きしてました」
凛ちゃんはかしこいなー
希「なるほど…真姫ちゃんはお昼が一人ぼっちで寂しいと…」
真姫「言ってないわよ…ただお昼ご飯買いに来ただけよ…」
希「でもー、どうせなら一緒に食べたいやん?」
真姫「雨だし寒いし帰りたいんだけど」
希「しょうがないやんなー、一緒におうどんさん食べよやー」
真姫「ちょっと、引っ張らないで! ファーを引っ張らないで!」
希「雨いつの間にか止んどるねー、真姫ちゃんが来てくれたおかげやわー」
真姫 (せっかくLAWSON行ったのにオールドファッション買い忘れた…希許すまじ)
希「じゃあ急いで凛ちゃん家戻ろな」
真姫「凛? なんで凛の家?」
希「いやー、凛ちゃんが病に倒れているというのに誰もお見舞い来ないんやもん、ウチが看病してあげてるん」
真姫「海未はどうしたのよ」
希「なんか穂乃果ちゃんの勉強で来れないて」
真姫「あぁ…来週からテストだもんね…」
凛ちゃんの部屋
希「ただいまー!」
凛「希ちゃんおかえりーって、真姫ちゃん?」
真姫「さっき捕まってね…風邪だってのに邪魔して悪いわね…」
凛「それに関しては希ちゃんが気にするところだと思うよ」
希「悪いやーん」
真姫「謝る気ないわね」
凛「希ちゃんもう三日連続でウチ来てるからね」
真姫「あなた少し家の事情も考えなさいよ…」
希「1人の寂しさを毎日感じているうちだからこそできることやんな」
真姫「威張んないの」
凛「お陰で寂しくなかったし凛としては助かってるからいいんじゃないかな」
真姫「非常識な事には変わりないわよ…」
希「ところで真姫ちゃん」
真姫「なに?」
希 (凛ちゃん…この三日間一度も語尾に『にゃ』を付けてなくて…ウチもう耐えられへん…)
真姫 (この子家だと真面目というか静かになるタイプの子だから…)
凛ちゃんは猫かぶりもじょうずだにゃー
真姫「はいこれ、カツ丼おにぎりだって」
凛「ありがと真姫ちゃん、でも今食べたら確実に胃もたれるから他のが良いな…」
真姫「じゃあ…銀だらは?」
凛「ん…おさかな…」
真姫「大丈夫よ骨は入ってないから」
凛「ならいただく」
真姫「美味しい?」
凛「うん、真姫ちゃんありがとね」
真姫「いいのよ別に」
希「おうどんさん出来たでー」
真姫「かき玉うどん?美味しそうね」
希「これは東條家秘伝のおうどんさんなんや」
凛「出汁にとろみがあって美味しい!」
希「無視やん」
真姫「もう食べてるし…じゃあ私も食べようかしら」
希「いや風邪移るからダメやん」
真姫「はっ……」
希 (なんて悔しそうな顔や)
凛「いや〜申し訳ないっすわ〜」
真姫「この…覚えときなさいよ…っていうか結局私お昼ご飯食べてないじゃない……」
凛 (正直もう治ってるけど悔しそうな真姫ちゃん面白いし黙っとこ)
おしまい
こんなに書いたのは初めてやん。
また食べ物経験値が溜まったら書きます。
おやすみ!
おつ
おつおつ
また今度
よかったら今まで書いたのまとめてほしい
このSSまとめへのコメント
甘ブリのOPええわー
こんなの読んだらコンビニに行かざるを得ない