P「モーニングコール?」琴葉「灼熱少女(バーニングガール)です!」【ミリマス】 (24)


ミリオンライブのSSです

短い

特におちなしです


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琴葉「全然違うじゃないですか……」

P「ああ、すまない灼熱少女だったな」

P「最近、朝起きるのがつらくてな。それで誰かが起こしてくれたらなぁー、なんていう願望がついつい出てしまったようだ」

琴葉「……」

琴葉「それなら……」


美也「それなら私がプロデューサーさんを起こしてあげますよー」

琴葉「え! 美也!?」

P「いいのか美也?」

美也「はい、大丈夫ですよ~」

P「じゃあ、お願いするかな」

美也「わかりました~。そうですね、3時半くらいでいいですか?」

P「早いな」

美也「そうですか? 私はだいたいそれくらいに目が覚めるんですけど?」

P「おばあちゃんみたいな生活スタイルだな」

美也「え~、うれしいです」

P「あれっ? 褒めたつもりはなかったんだけど」

美也「私はおじいちゃんやおばあちゃん好きですからうれしいですよ?」

P「まぁ、美也がいいならいいや」


P「だた、時間に関しては5時くらいにしてくれるとうれしいかな」

美也「わかりました。楽しみにしていて下さい♪」

P「楽しみにするものなのかどうかはわからないが、美也の声が朝から聞けるのはうれしいな」

P「ただ、2度寝しそうだけどな」

美也「そうしたら、大きな声で起こしますよ!」

P「ああ、よろしくな!」

ワイワイ

琴葉「……ずるいなぁ」ボソ


環「おやぶん、おやぶん! その時間なら昆虫採取できるかな!」

P「ん、カブトムシとかクワガタとかか?」

環「そうそう! たまき、虫相撲とかさせたいんだ!」

P「その時間に行くだけだとなかなか採るのは難しいぞ」

環「そうなの?」

P「何か仕掛けをしとくいいぞ、バナナとかでいいらしいけど……」

環「じゃあ、そうする!」

P「ただ、一人で行ったら駄目だぞ」

環「わかってる! おやぶんが一緒に来てくれるんでしょ!」

P「そうしてやりたいのはやまやまなんだけど、俺も忙しいからなぁ」

環「えぇー……」

海美「はいはーい、じゃあ私が一緒に行くよ!」

環「おおー、うみみ!」

海美「それならいいでしょプロデューサー!」

P「逆に不安だから駄目」

海美「ええー!!」


P「仕方ない、すぐには無理だけど都合つけるから待ってくれ」

環「やったー!! さっすがおやぶん!!」

P「虫除けとか用意しろよー」

海美「はーい……」

P「別に海美のことを信用してないわけじゃあないんだよ」

P「ただ、いい年の女の子二人だけで行かせるのはあれだろ」

海美「そ、そう、そう言われると何か照れるね」

P「照れるな照れるな」

海美「あ、頭撫でないで!」

環「あ、それならたまきにしてして、おやぶん!」

美也「私もお願いしま~す」


琴葉「……」


恵美「みんなそろそろいい時間だしちょっと休憩にしない?」

海美「えー、私は平気だけど」

環「たまきは少し休みたいかも」

美也「そうですね……ちょっと飲み物とか欲しいかもしれないですね」

P「そうだな、どこかで少し休憩するか。でも、恵美、どこか心当たりがあるのか?」

恵美「実はー、来るときに近くのファミレスに目をつけといたんだよね」

P「はは、流石にめざといな。じゃあ、そこで休憩にしよう」

「「「「はーい」」」」


恵美「ほら、琴葉も行こう」

琴葉「う、うん」


ファミレス

恵美「じゃあ、席は……奥が琴葉で、その隣がプロデューサーね。で、私はその横」

恵美「三人はプロデューサーの向かい側ね」

海美「プロデューサー! 好きなの頼んでいいの?」

環「それならそれなら。えーと」

P「好きなのを頼んでいいけど、ほどほどにな。食べ過ぎない程度の量にしろよ」

美也「じゃあ、私は……」

琴葉「プロデューサーさん、お水とおしぼりをどうぞ」

P「お、ありがとう」

琴葉「はい、みんなにも」

P「琴葉のこういうところ、本当にいいと思うぞ」

美也「琴葉さんはとっても頼りになります」

琴葉「そ、そんな」

海美「私も琴葉みたいにもっと女子力高めなきゃだめかな?」

P「海美はそのままで大丈夫だぞ」

恵美(うんうん、いいチョーシ)


恵美「みんなの分のドリンクバー頼んだから、私が取ってくるよ、何がいい」

環「たまきは自分で選びたい!」

海美「じゃあ、私も!」

恵美「じゃ、一緒に行こう」

恵美「三人は何がいい」

美也「私は緑茶をお願いします」

P「俺はコーラにしてくれるか」

琴葉「私は……紅茶にしようかしら」

恵美「了解っと、じゃあ、ちょっと行ってくるね!」

P「その隙に俺はトイレに行ってくるよ。荷物番よろしくな」

琴葉「はい」

美也「なんだか、みんなでこうやって遊びのは楽しいですね~♪」

琴葉「そうね」


琴葉「プロデューサーさん、お帰りなさい」

P「おう、恵美ありがとな」

恵美「いやいや、どういたしまして」

P「……何か、コーラの色がちょっと変なんだが」

恵美「はは、それは私が遊び心で……」

琴葉「もう恵美ったら!」

恵美「大丈夫大丈夫、色は悪いけど前に試したチョーおいしい組合せだから!」

P「そうかー、まぁもったいないし飲むけど」

ゴクゴク

P「ってぐぁああああ、なんだこれは!」

琴葉「プ、プロデューサーさんしっかり! め、恵美!!」

恵美「あ、あれ? おかしいな」

環「もしかしておやぶんにもこの味を味わって欲しくて、たまきのやつを入れたのがよくなかったのかな?」

海美「ついでに私のも入れたんだけど……」

美也「おまけに私のも入れました♪」

恵美「あれ、アタシが見てないうちに大変なことになってたみたい……」

P「ひどい目にあった……」

琴葉「大丈夫ですかプロデューサーさん?」

P「なんとかな……」

P「全くみんなあんまり食べ物で遊ぶなよ」

恵美「ごめんプロデューサー……」

P「別にそんなに怒ってるわけではないさ。ただ、次からは気をつけるように」

P「さ、料理も来たみたいだし、食事にしよう」

期待


P「今日はどうだったみんな?」

環「たまきは楽しかったよ、おやぶんと虫取りの約束も出来たし、みんなと遊べて楽しかった」

海美「なんかみんなのこともっと知れてうれしかったな。もう少し体を動かしたかったけど」

美也「私も楽しかったです」

恵美「ま、よかったんじゃない?」

琴葉「ええ。プロデューサーさん、今日はありがとうございました」

P「なに、これぐらいお安い御用さ」

P「よし、今日はこれで解散だけど、また次の練習から頑張っていこう!」

「「「「「はい!」」」」」


「プロデューサーさん」

P「あれ琴葉? みんなと帰ったんじゃあなかったのか?」

琴葉「いえ、プロデューサーさんに改めてお礼を言っておきたくて……」

P「本当に琴葉はまじめだな」

琴葉「それしか出来ませんから……」

P「そんなことはないよ。琴葉がみんなを見てくれるから俺も安心してユニットを任せられる」

P「ただ、少し琴葉は気負い過ぎるから、もっと楽しんでやってもらいたいんだ。今日みたいにな」

琴葉「はい、ありがとうございますプロデューサーさん」

P「そういえば、モーニングコールのことなんだけど……」

琴葉「灼熱少女ですってばプロデューサーさん……」

P「いやいや本当にモーニングコールのほう」

琴葉「え! す、すみません。あの、美也にしてもらうんですよね?」

P「そういう話だったんだけど、毎日は難しいだろうし、美也にはみんなで虫取りに行くときに、環と海美と一緒にやってもらうってことにしたんだ」

琴葉「そうだったんですか……」

P「それで、だな。よければ……なんだけど、灼熱少女のレッスン日には琴葉にしてもらえないかなと思って」

琴葉「わ、私がですか」

P「ああ、レッスン日に琴葉の声を聞いてやる気出して望みたいんだけど、どうかな?」

琴葉「……」

琴葉「わ、私でよければ喜んでやります!」

琴葉「プロデューサーに……朝一番に声を聞けるなんてうれしいです」

P「はは、そう言ってもらえるなら。よろしくな」

琴葉「はい!」

恵美(うん、上出来、かな?)


恵美(あれっ、メール来てる)

From プロデューサー

さっきはメールありがとうな
琴葉にモーニングコールを頼むなんて、なんか引かれると思ったけど喜んでたみたいでよかったよ
恵美のおかげだ
そのお礼に今度、ファミレスでもカラオケでも付き合うから都合がつくとき連絡してくれ
じゃあ、今日はお疲れさま

恵美「はぁ」

恵美(プロデューサーって、なんかいつか刺されそうなことしてるなぁ……)

恵美「ふふ、お礼、楽しみにしてるからっと」

恵美「あと、これも……   p.s. 後ろには気をつけてよね♪」

おわり


おつ
灼熱少女はいろんな意味でバランスいいよね

おつおつ
ユニットのSSもっと増えろ

ユニットをしっかりと推しているのが
ミリオンライブの素晴らしいところよね。

おつー
めぐみぃは気が回るいい子だなぁ

乙っした

琴葉って5時にモーニングコールするために4時に起きてそう可愛い

おつおつ
細かいところだが、琴葉→Pはプロデューサーで統一されとるんよ

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