岡部「紅莉栖がゼ●シィを持ってきた」(126)
※以前途中で書かなくなってしまったものの立て直しです。(このサイトは立て直しもokとのことなので…)
修正+追加しています。書き溜めはしていますが、携帯からの投下なの少々時間がかかります。
何日かに分けて投下します。
どうぞ生暖かい目で見守ってくださいm(__)m
岡部「この前紅莉栖がゼ●シィを持ってきたのだがな」
ダル「それってリア充御用達雑誌の?」
岡部「あぁ。そうだ」
ダル「ついにオカリンと牧瀬氏、結婚するんですね。おめでとうございます爆発しろ」
岡部「いやいや。なぜそうなる」
ダル「どう考えてもそうにしかならないんだが」
岡部「そうではなくてだな」
ダル「お?」
岡部「…その日を境に、アプローチが激しいんだ…」
ダル「やっぱりただのイチャラブ自慢だったんですね」
岡部「そうではなくてだな。…俺もどうしてこうなったのか分からないのだ」
ダル「なるべくしてなったんだと思うお」
ダル「まぁ珍しくオカリンからこういう話を聞くから、とりあえずその時の状況を話してみるといいお」
岡部「う、うむ」
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ガチャ
紅莉栖『はろー』
岡部『む。助手か』
紅莉栖『助手じゃねーし。……フゥ。やたらと重いわね。この本』
岡部『なんだまた鈍器のような洋書でも買ったのか?』
紅莉栖『まあそんなとこ。岡部にはわからないでしょうけどね』
岡部『ぐぬぬ。生意気な。この狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真は書物で得る知識など既に超越しt』
紅莉栖『はいはい。厨二乙』
紅莉栖『集中したいから気が散るようなことはしないでよ』
岡部『くっ。助手の分際で…』
紅莉栖『…』ペラッ←ページをめくってる音
岡部『(新ガジェットでも考えるか)』
岡部『…』
紅莉栖『…』ペラッチラッ
岡部『…』
紅莉栖『…』ペラッチラッチラッ
岡部『…』
紅莉栖『…』ペラッペラッチラッチラッ
岡部『な、なにか用か?』
紅莉栖『なにが?』
岡部『いや、何やら視線を感じてな』
紅莉栖『なにもないわ。今集中してるんだから邪魔しないで』ペラッ
岡部『そ、そうか。悪かったな』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(気のせいだったか?)』
紅莉栖『…』ペラッチラッペラッチラッペラッチラッ
岡部『…』
紅莉栖『…』ペラペラペラペラペラペラ
紅莉栖『…』チラチラチラチラチラチラ
ペラペラチラチラペラッチラッペラペラチラチラペラッチラッペラッチラッチラッペラペラチラチラ
岡部『えぇい!やっぱり気のせいではない!なんなのだ!さっきからペラペラチラチラと!』
紅莉栖『なによ?ただ本を読んでるだけよ。それにチラチラ岡部なんか見てないわよ。自惚れ乙』
岡部『しかし』
紅莉栖『まだなにか』
岡部『いや…もういい』
紅莉栖『そう』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(うーむ…)』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『…』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(もう大丈夫なようだな)』
紅莉栖『…』ペラッ
紅莉栖『ハァ。私もこんな素敵なところで式を挙げたいわね』ボソッ
岡部『ん?』
紅莉栖『海の見える真っ白な教会で。憧れちゃうなー』ボソボソッ
岡部『んん?』
紅莉栖『素敵なドレスを着て、皆に祝ってもらうの』ボソボソボソッ
岡部『んんん?』
紅莉栖『そして私の隣にはもちろん……//』ボソボソボソボソッ
岡部『あ、あの助手よ。さっきから何をボソボソと言っているのだ?』
紅莉栖『はぁ?助手じゃねーし、何も言ってねぇーし』
岡部『いや確かに教会だのドレスだのスイーツ(笑)な言葉が聞こえたのだが…』
紅莉栖『気のせいよ!勘違い乙!』
岡部『そ、そうか勘違いか』
紅莉栖『そうよ。まったく。集中したいんだからね』
岡部『う、うむ』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(確かに聞こえたのだが…)』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(静かになったからもういいか)』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『(ガジェット構想に集中しよう)』
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『…』カタカタ
紅莉栖『…』ペラッ
岡部『ウーム…』 カタカタ
【携帯】バタフライ キョウハーイママデノ♪♪
岡部『!』
紅莉栖『』ピッ←携帯
紅莉栖『ハロー。うん、そうなの。今はラボよ』
紅莉栖『いや、岡部と二人だけよ』
岡部『…』
紅莉栖『うふふ。今ちょうどあの雑誌を読んでるところよ』
紅莉栖『うん。また報告するわ。じゃあね』
紅莉栖『』ピッ
紅莉栖『ふぅ』
岡部『助手よ。ちょっといいか』ツカツカ
紅莉栖『なに。またなんかあるの?』
岡部『…』ヒョイ
【ゼ●シィ】
紅莉栖『きゃ、ちょっとなにすんのよ岡部!(棒読み)』
岡部『さっきから何を読んでいるのかと思えばやはり…』
岡部『着信もスイーツ(笑)だったし』
岡部『お前まさか…』
紅莉栖『…』ドキドキ
岡部『誰かと結婚するのか!?』
紅莉栖『』コケッ
紅莉栖『ハ、ハァァアアア??!なんでそうなるのよ!!』
紅莉栖『私が岡部以外の男と結k……』
紅莉栖『ゴホン』
紅莉栖『ふ、ふん!女の子はみんな素敵な結婚に憧れるものなのよ!!』
紅莉栖『あんたみたいな彼女いない歴=年齢にわからないでしょうけどね!』
岡部『ぐぬっ』
岡部『…いや。まぁ少し安心した。研究を第一に考えていそうなお前が、そういう憧れがあるなんてな』
紅莉栖『当たり前でしょ。わ、私だって女の子なんだからなっ』
岡部『それにお前のウェディングドレス姿はとても似合いそうだしな』
紅莉栖『え』
岡部『いやお前なら和装も良いな…』
紅莉栖『そ、それって』
岡部『俺もいつかはお前のウェディング姿を見てみたいぞ。紅莉栖』宮野ボイス
紅莉栖『』ボンッ
紅莉栖『////』
紅莉栖『(キター!!!岡部からのプロポーズきましたわー!!!)』
紅莉栖『(今のは完全にプロポーズよねっ。いえそれ以外は考えられないわ!)』
岡部『ふっ。しかしお前に相手が見つかればの話だかな』
紅莉栖『(しししし式場はどうしようから//そうだ今から)』←聞こえてない
紅莉栖『お、岡部!今から式場下見してくるからなっ!期待しておけよ!!』
岡部『ん?なにを言って』
紅莉栖『じゃ、じゃあの!////』
ガチャッ
ドタタタタタタ←全力で走る助手
岡部『…』
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岡部「ということがあったのだが」
ダル「…」
ダル「式には呼んでね」
岡部「俺の話聞いていたか?」
ダル「聞いてたお。聞いた上で何度か壁を殴りそうになったけど」
ダル「で、オカリンは牧瀬氏と結婚しないの?」
岡部「いやいやいや。だからなぜそうなるのだ」
岡部「俺達は付き合ってもいないし、それに俺はまだ学生だしな。結婚なんぞ考えたこともない」
ダル「うわー…牧瀬氏かわいそう。そういえば最近やたらとニコニコしてたけど、そのせいだったのか」
岡部「そ、そうなのか…他にも」
ダル「他にも?」
岡部「まゆりからもアプローチがくるようになったのだ」
ダル「は?」
岡部「ある日を境にまゆりが今までの接し方と違うようになったのだ」
ダル「…」
ダル「くわしく」
岡部「えっとだな」
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ガチャ
まゆり『トゥットゥルー☆まゆしぃです♪』
岡部『まゆりか。今日は早いな』
まゆり『今日はねぇ~、ラボでコスを作ろうと思って早く来たのです。迷惑だったかなぁ?』
岡部『そんなわけあるか。まゆりの好きに使っていい』
まゆり『そっかぁ。ありがとうオカリン』
岡部『俺は開発室にいるから何かあれば呼べよ』
まゆり『うん!』
まゆり『あっオカリン?』
岡部『なんだ?』
まゆり『白衣の肩のところがほつれてるよ~』
岡部『む。本当だ』
まゆり『まゆしぃが直してあげるね~』
岡部『いいのか?お前はコス作りがあるんじゃ』
まゆり『大丈夫だよ~。そのくらいすぐに直せるし、何よりオカリンのことが最優先なのです』
岡部『そ、そうか。さすがは我が人質だな』
まゆり『まゆしぃはオカリンの人質なのです』フンス
まゆり『じゃあ、直すから白衣貸してくれるかな』
岡部『では頼むとしよう』ヌギッ
まゆり『直るまで少し待っててねぇ~』
岡部『うむ』
まゆり『…』クンカクンカ
まゆり『///』
まゆり『さぁ~直すぞ~』
まゆり『…』チクチク←裁縫の音
岡部『(まゆりもすっかり女性らしくなったな)』ガチャガチャ←開発中
まゆり『…』チクチク
岡部『…』ガチャガチャ
まゆり『…』チクチク
岡部『(これをこうすれば…)』ガチャガチャ
まゆり『…』チクチク
岡部『(よし。ひとまずはこれでいいだろう)』
岡部『ふぁああ』
まゆり『?』
まゆり『大きな欠伸して、眠いのオカリン?』
岡部『ん。あぁ、徹夜明けでな。一段落ついたら眠気がな』
まゆり『そっか~。あんまり夜更かしはいけないよオカリン』
まゆり『あ、そうだ!』
まゆり『オカリン』ポンポン
岡部『どうした?』
まゆり『オカリン』ポンポン
岡部『?』
まゆり『まゆしぃの膝の上で寝るのです』ポンポン
岡部『は?』
岡部『い、いやいや。俺はソファーで仮眠を取る』
まゆり『えぇ~。昔はよくまゆしぃのひざ枕で寝てたよ~』
岡部『それは俺たちが小学生の頃の話であってな。まゆりはもう高校生で』
まゆり『まゆしぃのひざ枕が嫌なのかなあ』ショボーン
岡部『そういうわけでは…』
まゆり『』ショボーン
岡部『わ、わかった!その…久しぶりにまゆりの膝借りてもいいか?』
まゆり『うん!』
まゆり『おいで。オカリン』ポンポン
岡部『で、では失礼する』コロン
まゆり『♪』
まゆり『どう?オカリン』
岡部『あぁ。快適だ…重くないか?』
まゆり『平気だよ~。オカリンは気にせず眠っても良いんだよ』
岡部『わ、わかった。ありがとう』
岡部『(まゆりの膝、柔らかくなったな。高校生にもなれば体型も変わるか…)』
まゆり『ああ!裁縫道具落としちゃったのです(棒読み)』マエカガミ
ギュム←まゆりのオッパ●が岡部の顔に
岡部『むぐっ!?』
岡部『ままままままゆり。その、なぜ前屈みになっているのだ?』
まゆり『あ、ゴメンね。オカリン~。すぐに拾うから』
ギュム
ギュムム
岡部『そそ、その当たってるんだが』
まゆり『拾えたのです。なにが当たってるの?』
岡部『…オホン』
岡部『いや…なんでもない』
まゆり『じゃあまゆしぃは裁縫の続きするから、オカリンは寝ててね~』
岡部『う、うむ』
まゆり『♪』チクチク
岡部『(イカンイカン。まゆりは人質であり妹みたいな存在で…しかしあの感触は…)』ドキドキ
まゆり『♪』チクチク
岡部『…』
まゆり『♪』チクチク
岡部『(……眠たくなってきたな…z……zz……zzz)』
まゆり『…』チラッ
岡部『スゥースゥー』zzz
まゆり『♪♪』ナデナデ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岡部『ウムムム…』
まゆり『あっオカリン、トゥットゥルー☆』
岡部『…』
岡部『どのくらい寝ていた?』
まゆり『2時間くらいかな~』
岡部『そんなにか。…足、痺れなかったか?』
まゆり『大丈夫なのです。オカリンの寝顔、可愛かったよ~』
まゆり『あっ、よだれが付いてるよ』ゴシゴシ
岡部『うぐっ』
まゆり『白衣も直ったのです』
岡部『ありがとうな』
まゆり『うん♪』
岡部『…』
まゆり『…』
まゆり『オカリンとこうやって、ゆっくり過ごすのは久しぶりだね』
岡部『…そうだったか』
まゆり『そうなのです』
まゆり『…まゆしぃはね。ラボのみんなでワイワイするのも好きだけど、こうしてオカリンと二人で過ごす時間も大好きなんだ~』
岡部『…』
まゆり『オカリンは最近忙しそうで、まゆしぃも学校やバイトがあるからなかなか二人の時間が作れないけど…』
岡部『…』
まゆり『まゆしぃたちが大人になると、もっと会えなくなっちゃうのかなあ』
岡部『…』
まゆり『まゆしぃはね。出来ればずっとオカリンと一緒にいたい。ずっと人質でいたいのです』
岡部『まゆり…』
まゆり『えへへ。ゴメンね、オカリン。急にこんなこと言って…』
まゆり『久しぶりにオカリンとゆっくり過ごしたから、嬉しくなっちゃったのかな』ゴシゴシ
岡部『…』
岡部『まゆりよ』
岡部『俺もお前との二人の時間は大切なものだと思っている』
まゆり『オカリン…』
岡部『それに…俺の描く未来には当たり前のようにお前がいる』
まゆり『え』
岡部『俺もお前が…いや、俺がお前を必要としているかもしれない。だから…』
まゆり『それって…』
岡部『一生俺の人質でいてくれないか。まゆり』宮野ボイス
まゆり『』ボンッ
まゆり『////』
まゆり『(あわわわ。これってプロポーズだよね?)』
まゆり『(いやプロポーズに決まってるのです)』
岡部『ふっ。まぁいずれまゆりも自立するのだろうがな』
まゆり『(オ、オカリンのお義父さんとお義母さんに挨拶しなきゃ。そうだ)』←聞こえてない
まゆり『オカリン!まゆしぃちょっと、お義父さんとお義母さんに挨拶してくるね!』
岡部『?』
まゆり『じゃ、じゃあの////』
ガチャ
ドタタタタタタ←全力で走るまゆり
岡部『(なにか忘れ物でもしたのか?)』
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
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岡部「ってなことがあってだな」
ダル「…」
岡部「ダル?」
ダル「…」壁ドンッ
岡部「な、なんだ」
ダル「全国の幼なじみフリーカーに土下座するといいお」
岡部「意味がわからんぞ」
ダル「で、オカリンはまゆ氏と一生一緒にいるん?」
岡部「いや。それはどうだろうか。まぁ何らかの形で付き合いはあるだろうがな」
ダル「…爆発するといいお」
岡部「なぜだ」
ダル「まったくオカリンは…」
岡部「あ、それとルカ子なんだが」
ダル「………」
ダル「ん?」
ダル「ん?」
岡部「いやだからルカk」
ダル「…伺いましょう」
すみません、本日はここまでで寝ますm(__)mてか以前のものとほとんど変わりませんが…
投下するだけで結構時間かかりますね。
おやすみなさい
復活乙
よく携帯で投下するよな
すごい大変そう
乙
ホモはng
コメントありがとうございますm(__)m
パソコンは不慣れなもので…
では投下します
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ガチャ
ルカ子『お、おじゃまします』
岡部『ルカ子か。どうしたこんな時間に。神社はいいのか?』
ルカ子『岡k…凶真さん。こんにちは』
ルカ子『今日は神社のお手伝いはいいと言われたので…』
ルカ子『それで凶真さんが最近、カップ麺ばかり食べてて栄養が心配だとまゆりちゃんから…』
岡部『そういえばそうだな。ここ数日ラボにずっと居たからな』
ルカ子『そしたらまゆりちゃん』
《まゆしぃがオカリンのご飯を作るのです☆》
ルカ子『って言ってたのでボクが代わりに』
岡部『…ルカ子』
岡部『gjだ』
ルカ子『はい』
岡部『(まゆりの料理を食べたら逆に体が悪くなりかねんからな)』
ルカ子『ということでキッチンお借りしてもいいですか?』
ルカ子『食材も家から持ってきたので』
岡部『むろんだ。わざわざすまんな』
ルカ子『凶真さんのためですから』
ルカ子『では少し待ってて下さいね』ファサッ←エプロン着用
岡部『ブホッ!』
岡部『なんなのだ!そのヒラヒラしたエプロンは!?』
ルカ子『凶真さんのところでお料理をするって言ったら、お父さんが持って行けって』
ルカ子『変ですか?』ウルウル
岡部『い、いや。似合っているぞ(恐ろしいほどに)』
ルカ子『よ、よかった~』
岡部『(だが男だ)』
ルカ子『じゃあ作ってきますね♪』
………………………………
ルカ子『♪』トントン
岡部『(ダルがルカ子のエプロン姿を見ていれば暴走していただろうな)』
ルカ子『♪』トントン
岡部『(…ふむ。実にリズミカルな包丁捌きだ。さすがはルカ子)』
ルカ子『♪』トントン
岡部『(まゆりや助手も見習ってほしいものだ)』
ルカ子『フフフ』グツグツ
………………………………
ルカ子『お待たせしました。凶真さん』コトッ
岡部『ほほう。旨そうではないか』
岡部『さっそく頂くとしよう』イタダキマス
岡部『』バクバク
ルカ子『』ドキドキ
岡部『』ムシャムシャ
ルカ子『』ハラハラ
岡部『…』
ルカ子『…』ゴクリ
岡部『旨い!さすがは我が弟子!!実に旨いぞ!!』
岡部『フゥーハッハ』ガツガツ
ルカ子『ほっ』
ルカ子『たくさん食べて下さいね!』
ルカ子『愛情がたっぷり入ってますから』←小声
岡部『ん?なにか言ったか?』ムシャムシャ
ルカ子『い、いえ//』
……………………………
岡部『ふぅ、満腹だ。手料理がこんなにも旨いとはな』
岡部『いや、ルカ子の料理が特別に旨いのか』
ルカ子『そんな//喜んでもらえてボクも嬉しいです』
岡部『改めて礼を言うぞ。ルカ子』
ルカ子『これくらい岡部さんの為ですから//』
ルカ子『あっ。お茶煎れますね!』
岡部『あぁ。すまんな』
岡部『(本当に気が利くやつだ)』
ルカ子『どうz』
ルカ子『あっ、キャッ(棒読み)』
ビシャーン
ルカ子『ごめんなさい!』
ルカ子『ズボンにお茶が…』
岡部『き、気にするな』
ルカ子『ボクったらドジで…』グスッ
岡部『本当に大丈夫だ。時期に乾く』
ルカ子『直ぐに拭くので座ってて下さい!』
岡部『えっいやだから別n』
っハンカチ
ルカ子『拭きますね』
フキフキ←お茶で濡れたズボン(股間付近)を丁寧に涙目で拭くルカ子
岡部『』
岡部『(ここここれはまずい』
岡部『(絵的にまずい!)』
ルカ子『ごめんなさい。凶真さん』←涙目+上目使い
岡部『グハッ』
岡部『ルルルルカ子よ!!もういいから!大丈夫だから!!』
ルカ子『ズボンも洗濯しないと』グイッ
岡部『ちょ、ルカ子よ!!ズボンを脱がすな!!』
ルカ子『えいっ』
岡部『ぬぁあっ』
ヌギッ
岡部『(脱がされてしまった)』
ルカ子『あ、下着まで濡れてる』
岡部『!』
ルカ子『』フキフキ
岡部『そこは本当にまず…ってどこ触ってる!』
ルカ子『ちゃんとココも拭かないと』フキフキ
岡部『いやいやいや!』
ルカ子『下着も一緒に洗濯しますねっ』グイイッ
岡部『やめんかぁー!!』
……………………………………………………
岡部『(な、なんとか下着は死守出来た…)』
岡部『(危うくなにか大事なものを失うところだった)』
ルカ子『ウウッ。ボクったら凶真さんにご迷惑ばかり…』
岡部『い、いや本当に気にするな』
岡部『ズボンもちょうど洗濯しようと思ってたところだ』
ルカ子『…』シュン
岡部『…』
岡部『オホン。ルカ子よ。今日は本当によくやってくれた』
ルカ子『…』
岡部『お前の料理は本当に旨い』
岡部『毎日でも食べたいくらいだ』
ルカ子『え』
岡部『それにお前の料理を作っている姿は本当に魅力的だ』
ルカ子『それって…』
岡部『俺は合わせ味噌派だぞ。るか』宮野ボイス
るか『』ボンッ
るか『////』
るか『ここここれってプロポーズ!?』
るか『ボクがお味噌汁を作っているところを、後ろから襲いたいってことなの?!』
るか『やっぱりプロポーズに決まってるよね』
岡部『ふっ。まあ毎日は無理だろうから、たまに作ってくれ』
るか『おおおお父さんに神社の跡取りが(婿)出来たって報告しなきゃ。そうだ』←聞こえてない
るか『凶真さん、性別なんて関係ありませんよね//』
岡部『?』
るか『じゃ、じゃあの//』
ガチャ
ドタタタタタタ←全力で走るるか
岡部『なんなんだ』
----------------------
岡部「ということが」
ダル「さっっすがオカリン!」
ダル「ツンデレ、幼なじみ、それに男の娘まで」
ダル「マジでぱねぇっす。師匠!」
岡部「誰が師匠だ』
ダル「で、ルカ氏のところに婿入りするん?」
ダル「日本は無理でも外国なら同性婚可のところもあるお」
ダル「まあルカ氏なら何も問題ない気もするけど」
岡部「なにバカなことを言っているのだ」
岡部「俺はノーマルだ」
ダル「でも股●を拭かれてちょっと興奮したんだよね?」
岡部「いや…それは…」
岡部「そ、そんなことよりもだ!」
岡部「実はフェイリスからもアプr」
ガタッ
ダル「………お?」
ダル「…説明を」ズイッ
岡部「こ、怖いぞ。ダル」
ちょっと休憩。
間違えて三点リーダを使ってしまった
----------------------
ガチャ
フェイリス『遊びに来たニャーン!』
岡部『む、フェイリスか。突然来るとは珍しいな』
フェイリス『迷惑だったかニャ?』
岡部『何を言っている。お前ならいつでも歓迎だ』
フェイリス『さすがは凶真だニャ!』ダキッ
岡部『おい抱き着くな!』
フェイリス『スキンシップだニャン』ムギュッ
岡部『暑いから離れろ!(それに当たってる)』
フェイリス『(当ててるのニャ)』
フェイリス『まったく凶真は照れ屋だニャー』
フェイリス『フェイリスのハグなんて、メイクイーンのご主人様たちだったら、きっと涙を流しながら昇天するくらい喜ぶのニャ』
フェイリス『あ、でも抱き着くのは凶真だけだから心配はご無用だニャ☆』
岡部『そんな心配などしとらんわ!』
岡部『で、今日はそのメイクイーンはいいのか?』
フェイリス『今日は店に点検が入るから休業なのニャ』
フェイリス『だからこうしてラボに来たというわけだニャ』
岡部『(ふむ。そういえばフェイリスに学校に店の経営に家のこと…おくびにも出さないが多忙な奴だっだな)』
岡部『そうか。来てくれて嬉しいぞ。フェイリス』
フェイリス『!』
フェイリス『ニャ、ニャンと凶真がデレたのニャ…』
フェイリス『これが凶真のデレ…まゆしぃはいつもこんなおいしい思いを』ブツブツ
岡部『?』
岡部『それはそうと、他のラボメンたちは予定があって今日は来ないらしい』
岡部『まったく。ラボの活動より大事な予定など…』
フェイリス『(ニャフフ。それは調査済みだニャ)』
フェイリス『今日はひとつ凶真にお願いがあるのニャ』
岡部『なんだ?あまり無茶なものは聞き入れられんが』
フェイリス『メイクイーンの制服の新作サンプルを見て欲しいのニャ!』
岡部『そんなことでいいのか?』
フェイリス『いいのニャ』
岡部『だが俺にはメイド服の良し悪しなんてわからんぞ。それならダルの方が…』
フェイリス『これには凶真が適役なのニャ』
フェイリス『お願い出来るかニャン?』
岡部『なぜ俺が適役なのかはわからんがいいぞ』
フェイリス『さすがは凶真ニャ!』
フェイリス『じゃあシャワールームで着替えてくるから少し待ってて欲しいのニャ』
岡部『なに?服を見るだけじゃダメなのか?』
フェイリス『実際着たものを見ないとわからないニャ』
岡部『む…それもそうか』
フェイリス『じゃあ着替えてくるのニャー』
フェイリス『あ、覗くならバレないようにニャ♪』
岡部『覗くか!さっさと着替えてこい!』
フェイリス『ニャフフ』
・・・・・・・・・・・
フェイリス『…』ヌギヌギ ファサー←着替え中
岡部『…』
岡部『(衣擦れの音ってなにか気になるな…)』
岡部『(いかんいかん。ただ着替えているだけだ)』
・・・・・・・・・・・
フェイリス『お待たせしたニャー!』
岡部『着替えたか。ふむ。前のデザインと全然違うのd』
岡部『』
フェイリス『どうかニャ?』
フェイリス『色から形までデザインを一新したのニャ』
岡部『いやいやいや!おおおおお前!それスカートが短か過ぎないか?』
フェイリス『そうかニャ?このくらい方が動きやすいし快適だニャ』
岡部『そうは言ってもだな』
岡部『(少しでも動いたら見えるんじゃないか?)』
フェイリス『あ、ハンカチ落としたニャ(棒読み)』←拾う仕草
岡部『ブホォッ』
岡部『(まる見えではないか!……そのピンク色の下着が…』
フェイリス『どうかしたのかニャ?』
岡部『い、いや』
フェイリス『それで凶真。感想を聞かせて欲しいのニャ』
岡部『いやその…デザイン自体は悪くはないが、やはりスカートが短すぎるんじゃないだろうか』
フェイリス『うーん。そうかニャー?』
フェイリス『フェイリス的にはこのくらいが…』
フェイリス『ハッ。まさか凶真…』
フェイリス『もしかして下着が見えることを心配してるのかニャ?』
岡部『』ギク
フェイリス『じゃあさっきハンカチを拾ったときに、もしかしたらフェイリスのパンツが…』
岡部『』ギクギク
フェイリス『…』ジー
岡部『』
フェイリス『…』
フェイリス『ニャーンて!』
フェイリス『ちょっと凶真をからかってみただけだニャ』
岡部『え?』
フェイリス『さすがにこのスカートは短すぎるニャ』
フェイリス『もちろんメイクイーンでは使わないニャ。凶真に見せるためだけに作ったのニャ』
フェイリス『フフ。でも凶真の慌てた顔は傑作だったニャ』
岡部『き、貴様!この鳳凰院凶真をからかってタダで済むt』
フェイリス『でもあの下着は本物だニャ。フェイリスの勝負下着だニャ』耳打ち
岡部『』
岡部『こ、このhentai猫娘が!』
フェイリス『あー。楽しかったニャ』
フェイリス『このことをラボメンのみんなに言ったら』
岡部『そ、それはやめろ!』
フェイリス『じゃあ凶真には秘密にする代わりにメイクイーンで働いてもらおうかニャー』
岡部『なんだと?』
フェイリス『凶真には運営に携わってもらうのニャ』
フェイリス『そして2号店、3号店…』
フェイリス『いずれはメイクイーンは全国に出店するのニャ!』
フェイリス『どうかニャ?凶真もその歴史に名を刻むのニャ。別に悪い話ではニャイと思うけど』
岡部『…』
岡部『歴史に名を刻むか…確かに悪くない』
フェイリス『そうだニャ』
岡部『だがなフェイリス。俺はお前と一緒ならそんなことに興味ない』
フェイリス『なんでかニャ?』
岡部『お前となら例え小さな店でも楽しくやっていけそうだからな』
フェイリス『それって…』
岡部『お前と一緒なら名声なんて必要無いぞ。留未穂』宮野ボイス
フェイリス『!』
フェイ『』
フ『』
留未穂『』ボンッ
留未穂『////』
留未穂『(こここここれってプロポーズだよね?私と二人でお店やりたいってことだよね?)』
留未穂『(いやプロポーズに決まってます)』
岡部『ちなみに歴史に名を刻むなど、この鳳凰院凶真の力を持ってすればたやすいことだがな!フゥーハッハ』
留未穂『(く、黒木に秋葉家に跡取りが出来たことを報告しなきゃ!)』←聞こえてない
留未穂『岡部さん!』
留未穂『私たちのこと、黒木に伝えてきますね!』
留未穂『じゃ、じゃあの//』
ガチャ
ドタタタタタタ←全力で走る留未穂
岡部『黒木さん?執事のか?なぜだ』
----------------------
ドカーン!
ダル「…」
岡部「ダ、ダル。拳に血が…」
ダル「うぉーーーーー!!!!」ガンッガンッ
岡部「落ち着けダル!顔面ドラムはやめろ!」
ダル「…」
岡部「…」
ダル「…」
岡部「も、萌郁の話なんだがな」
ダル「…」
ダル「…」
岡部「(やはりダルにフェイリスの話はまずかったか)」
岡部「ダイエットコーラやるから」
ダル「…」ゴクゴク
ダル「…もう勝手に話せばいいんじゃね」ゲプ
----------------------
ガチャ
岡部『…』カタカタ
萌郁『…』
岡部『…』カタカタ
萌郁『…』ジー
岡部『(ん?)』
萌郁『…』
岡部『ぬおわ!!』
岡部『無言で後ろに立つんではない!ビックリするではないか!!』
萌郁『……ごめん…なさい』
岡部『で、なんの用だ?』
萌郁『…』カチカチ
岡部『携帯はいいから直接話せ』
萌郁『…岡部君…に相談したいことが…あって』
岡部『相談?なんだ?』
萌郁『……今週の日曜日に…綯ちゃんと二人で出掛けることになって……』
岡部『ほう。ミスターブラウンは一緒じゃないのか?』
萌郁『…店長は用事があって……だから私に……綯ちゃんをどこか遊びに連れてくれないかって…』
岡部『いいではないか。なにか問題があるのか?』
萌郁『…どこに連れて行けばいいか…わからない…』
岡部『小動物の行きたいところなど俺にもわからんぞ』
萌郁『……参考に…岡部君は…昔…椎名さん連れて…どこに行ってたの…?』
岡部『まゆりとか?』
岡部『…うーむ。特に行く場所など意識はしていなかったな』
岡部『あいつはどこに連れてもニコニコしていたからな』
萌郁『……椎名さん…らしい…』
岡部『まあな』
萌郁『…でもそれは……きっと……岡部君が一緒だったから……場所なんて…関係なかったんだと思う…』
萌郁『……私は…綯ちゃんを…楽しませる自信がない…』
萌郁『…綯ちゃんを……がっかりさせたくない…』
萌郁『…だから…どうしたらいいのか…わからなくて……岡部君に…』
岡部『…』
岡部『俺から見れば』
岡部『お前といる時の小動b…綯はとても楽しそうに見えるがな』
岡部『それこそお前となら、どこであろうと綯は喜ぶと思う』
萌郁『…』
岡部『綯からすればお前は姉のような存在なのだろうな』
萌郁『…私が…お姉ちゃん?……』
岡部『そうだ。傍から見れば姉妹に見えんこともない』
萌郁『…私と綯ちゃんが…』
岡部『それだけ綯がお前を慕っているってことだ』
萌郁『……そうなら…とても……嬉しい…』
岡部『お前は綯が好きなのだろう?』
萌郁『……大好き…』
岡部『同じように綯もお前のことを好いているだろう』
岡部『そうでなければ、あのミスターブラウンが大事な娘を預けるわけないだろう』
萌郁『…』
岡部『そうだな。しいて言うならミスターブラウンが知らないような、女の子らしい店に連れて行くのがいいかもしれんな』
岡部『あの筋肉達磨にそういった感性があるとは思えんからな』
岡部『そういうのはまゆりが詳しいから、後で一緒に聞いてやる』
岡部『とにかくだ。お前はなんでも気負い過ぎる。もっと自分に自信を持て』
岡部『お前は俺が認めたラボメンなんだからな』
萌郁『…岡部君』
萌郁『……ありがとう』
萌郁『……岡部君に相談して…よかった…』
岡部『フゥーハッハ!ラボメンの心身の管理もラボの長たる俺の役目なのだ!』
萌郁『…』
萌郁『ねえ、岡部君』
岡部『?』
萌郁『私は岡部君のことも大好きだよ』オトナボイス
岡部『』ボンッ
岡部『////』
岡部『なななななななんだお前!?しっかり話せるではないか??!』
萌郁『それは岡部君だから』
岡部『』
岡部『ふ、ふんっ』プイ
萌郁『フフ』
萌郁『そろそろバイトに行くね』
岡部『早く行ってこい!』
萌郁『じゃあね』
ガチャ
スタスタスタ←優雅に歩く萌郁
----------------------
ダル「逆パターンキター!」
ダル「そしてまさかの桐生氏ルートキター!!」
ダル「オカリンは姉属性に耐性なさそうだもんな」
岡部「ぐっ。いきなりテンションを上げよって…」
ダル「でその二人はどうなったんだお?」
岡部「それがな。これを見てくれ」スッ
ダル「なになに」
ダル「へー。二人とも楽しそうじゃん」
岡部「萌郁はそれが初プリクラだと言っていた」
ダル「桐生氏も綯氏もいい笑顔だお」
岡部「そうだな」←優しいまなざし
ダル「…」
ダル「さすがはオカリン」ボソッ
岡部「ん?」
ダル「いんや」
ダル「で、それで終わりかお?」
岡部「いや、それを気にか綯も俺に懐くようになってな」
ダル「」
ダル「」ピポパ
ダル「もしもし。お巡りさん。こいつです!」
岡部「おい!」
本日はここまでで…
萌郁さんから前回からの追加だったんですが、短くなってしまった
おやすみなさい
楽しみにしてたのにいつの間にか消えてたスレじゃないか
乙
萎え様ですらオカリンに靡くというのか…
続き待ってるよ
萎えルートだと…?
式場とオカリンの両親と自分の親と執事
一番ガチなのはまゆりかな
じゃあの←最高
コメントありがとうございますm(__)m
>>76前回の時も見てくれてたんですか。その節はすみませんでした。
もうほとんど完成しているのですが、詰めの部分がまだなので…
とりあえず萎え様の分を投下しておきます
----------------------
バンッ
ブラウン『邪魔するぜー』
岡部『ひっ、なんだ!?家賃の値上げなら応じんぞ!』
ブラウン『そんな話じゃねーよ。なに上げてほしいのか?』
岡部『断固拒否する!』
ブラウン『ふん。相変わらず生意気な野郎だ』
ブラウン『まあいい。おーい綯、入ってこい』
綯『こ、こんにちはオカリンおじさん』ペコリ
岡部『おおっ。シスターブラウンまで』
岡部『それから俺は鳳凰院凶真だ。そして断じて、おじさんではない』
ブラウン『んなこたぁどうだっていいんだよ』
ブラウン『今お前一人か?』
岡部『そうだが』
ブラウン『ちっ。まぁいいか』
ブラウン『今こいつだけらしいが大丈夫か、綯?』
綯『うん、私は…』
岡部『一体なんの話です?』
ブラウン『ちっとばかし頼みがあってな。綯』
綯『あの、えっと…夏休みの宿題に自由研究があるんですけど、なにをしたらいいかわからなくて…』
岡部『ほう』
ブラウン『それでお前たちの話を聞こうと思ってな。もちろん宿題だからちょっとアドバイスをしてやる程度でいい』
ブラウン『本来なら俺が手伝いたいところなんだが、何分今仕事が忙しくてな』
岡部『あの前時代的なブラウン菅g』
ブラウン『なに!?』
岡部『い、いえなんでも』
ブラウン『本当は頭のいい嬢ちゃんに頼みたかったんだがな。仕方ないがお前でいい』
岡部『仕方ないとはなんだ。仕方ないとは』
ブラウン『で、頼めるか?』
岡部『ふーむ』チラッ
綯『お、お願いします』モジモジ
岡部『…』
岡部『まあいいだろう。身近にこの鳳凰院凶真がいた幸運に感謝するんだな!フゥーハッハ』
綯『あ、ありがとうございます!』
ブラウン『そうか。頼めるか。良かったな、綯!』
綯『うん!』
ブラウン『うまくいった暁は家賃のサービスも考えてやってもいい』
岡部『本当か!?』
ブラウン『だからしっかり頼むぞ』
ブラウン『俺は配達があるからもう行くが…』
ブラウン『…もし綯に手を出したらどうなるか』ボキボキ
岡部『出すか!』
ブラウン『綯。なにかあったらお父さんに電話するんだぞ。すぐ駆け付けてこの野郎をぶっ飛ばしてやるからな』
綯『お、お父さん』
ブラウン『じゃあ行ってくるな』ナデナデ
綯『うん。いってらっしゃい。お父さん』
ガチャ
岡部『…』
綯『す、すみません…』
岡部『いつものミスターブラウンだから気にするな』
岡部『で、自由研究についてだったな?』
綯『はい。なかなか思い付かなくて…』
岡部『うむ。自由と言われたら逆に何をすればいか分からないものだ。俺も苦労した』
綯『そうなんですか?』
岡部『小学生の頃、まゆりに教えてもらって編物をしたんだがな』
岡部『それが思いのほか上手く出来てな。担任にお前が作ったものじゃないだろうと疑われたよ』
綯『オカリンおじさん。かわいそう…』
岡部『だから自由研究とはなかなか理不尽なものなのだ』
岡部『うまく出来過ぎると俺のようになるし、かといって簡単なものだと人と被ることも多いしな』
綯『うーん…どうしよう…』
岡部『そこで今パッと思いついたのだが、こんなのはどうだ』カタカタ←パソコン
綯『えっと』ヒョイ
綯『うわあ。凄く綺麗!』
岡部『だろ。電飾なので暗くせんとわからんがな』
綯『でも作るの難しいそう…』
岡部『そうでもないぞ。電気系統は理科の範囲内だしな。俺が助言する程度でも大丈夫だろう』
岡部『そしてここは幸いラボだ。パーツはあるし、飾り付けはお前のセンスに任せる』
岡部『どうだやってみるか?』
綯『やってみたいです!』
岡部『よし。ではさっそく取り掛かろう』
……………………………
……………………
岡部『まずはこうして』
綯『はい』ガチャガチャ
…………………………………………
綯『ここはどうすれば…』
岡部『ああ。こうやってだな』
……………………………
綯『うーんと』ガチャガチャ
岡部『』パシャ
綯『えっ?』
岡部『こうして写真を撮ればお前が作ってると分かるしな。なにより制作過程をレポートすることも大切だ』
綯『あ~なるほど』
………………………………………………………………………
綯『…』ガチャガチャ
綯『…』ガチャガチャ
綯『で、できました!!!』
岡部『では電気を消すからそれを点けてみろ』
綯『は、はい』ドキドキ
カチッ
ピカピカ ピカピカ←★綺麗なイルミネーション★
綯『!』
綯『わああ!すごい!すごく綺麗だよ!!!オカリンおじさん!!!』
岡部『ほう。なかなかやるな。パソコンで見たのより上手くできている』
綯『やったー』ピョンピョン
綯『ありがとう!オカリンおじさん!!』
岡部『俺はちょっとアドバイスしたたけだ。これはお前の力だ』ナデナデ
綯『えへへ//』
ガチャ
ブラウン『おーい。帰ったぞ。どうだ調子は?』
綯『あっ!お父さんみてみて!』
ブラウン『おぉ!なんだこれは!?すごく綺麗だな。綯が作ったのか??』
綯『うん!オカリンおじさんに教えてもらいながら作ったの!』
ブラウン『そうか、さすが綯!我が娘ながら天才だな!』
綯『//』
ブラウン『岡部。お前もなかなかやるじゃねえか。酔狂で白衣着てるわけじゃないんだな』
岡部『当然だ!それから小動物よ。俺はおじさんではないからな』
ブラウン『ふん。今回は礼を言っといてやる。ありがとうよ』
岡部『うっ。寒気が』
ブラウン『この野郎は…』
ブラウン『ま。いいだろう。じゃあ綯、一緒に戻るか』
綯『うん!』
綯『あ、ちょっと待ってねお父さん』タタタ
ブラウン『?』
岡部『ん?』
綯『そ、その…えっと……』
綯『オカリンお兄ちゃん!』
綯『今日はありがとう!』
chu
岡部『!』
ブラウン『』
綯『(これからは私のこと、綯って呼んでね)』耳打ち
岡部『おっおい//』
ブラウン『』
綯『////』
綯『じゃ行こっか!お父さん!』
ブラウン『』
綯『お父さん?』
岡部『ちちち違うぞ!!これは小動物が勝手にやったこt…』
綯『もうっ!小動物じゃないよ~』プンプン
岡部『?』
ブラウン『』
岡部『おーい』ツンツン
ブラウン『』
岡部『…』
岡部『た、立ったまま絶命している・・・・・』
----------------------
ダル「お巡りさん。…えっと住所はですね」
岡部「電話を離せ!」
ダル「オカリン…貴様って奴はついに幼女までも…」
岡部「だから俺はなにもしとらんぞ!」
ダル「よくブラウン氏に殺されなかったね」
岡部「正直殺される覚悟はした」
ダル「当たり前だお」
岡部「そのあとが大変だったのだ。ミスターブラウンは立ったまま動かないので、まゆりに運んでもらったんだ」
ダル「(恐るべきはまゆ氏だとつっこむべきだろうか)」
ダル「で、オカリンいいかげんに誰か本命決めたら?」
岡部「それは…」
ダル「いずれ血色の惨劇になるお」
岡部「そ、そんなわけなかろう」
岡部「…今はラボメンがいるだけで幸せなのだ」
ダル「オカリン…」
少ないですが本日はここまでで…
正直萎えさんのキャラはアニメと他の人が書いたssでしか知らないのでよくわからなかった
このss自体は終盤なのでもうすぐ終わります
では録画したアニメ見て寝ます。おやすみなさい
おつ
岡部はmr.ブラウンには一応敬語だったような
正直数ヵ所に刺し傷のある姿で冷たくなったオカリンが発見される結末しか
ブラウンの霊圧が…消えた…?
おっつおつ
立ったまま絶命しているでワロタ
④
遅くなりましたm(__)mコメントありがとうございます。
>>99
アニメで敬語の時とタメ口の時があるような感じだったので、ssでもそうしました。(ほとんどタメ口ですが…)
あまり無いのですが終わりまで投下します
ダル「でもさ、僕の気持ちも考えるといいお」
ダル「この狭いラボであんな美少女たちとイチャイチャされたらイラ壁どころじゃないお」
ダル「てかよく我慢してるな僕」
岡部「それについては…すまん」
ダル「やっぱり自覚はあったんですね」
【携帯】ダカライマイチョビョウゴトニー♪
岡部「悪い、電話だ」ピッ
岡部「もしもし」
<アッ、オカベー?イマミンナデミズギエランデルンダケドー>
ウワー モエカサンオッパ●オオキイネー …シイナサン…モ… コレデキョーマヲノウサツスルニャ!
クッ…<ソ、ソレデオカベニモキナサイヨ?>
岡部「俺は今持ってる水着で十分だ」
ボクナンテグスッ ルカオネーチャンモカワイイヨ?
<トニカクキナサイヨネ!ジャアネ>プープー
岡部「切れた」
ダル「水着?」
岡部「ん?ああ。今度フェイリスの別荘に行くときのな」
ダル「…」
ダル「僕聞いてないんだが…?」
岡部「そういえばまだ言って無かったな」
ダル「僕は仲間外れかお?」
岡部「言うタイミングがたまたま今になっただけだ」
岡部「お前を誘わないわけなかろう」
ダル「オ、オカリン」
岡部「当然行くだろ?」
ダル「行くに決まってるお!フェイリスたんの水着姿を見れるなんてハァハァ」
岡部「自重しろ変態」
ダル「でもオカリンのハーレムを横目に一人ドザエモンになってる僕の姿が目に浮かぶのだが?」
岡部「勝手に変な想像をするな」
岡部「というより今回の主役はお前なのだ」
ダル「どういうことだお?」
岡部「阿万音由季も誘ってある」
ダル「えっ!?阿万音氏!?どどどどうして??」
岡部「一向に仲が発展しないお前たちを見兼ねてな」
岡部「なにか良いアイデアはないかと相談したらフェイリスが別荘に招待してくれたというわけだ」
岡部「そこは海が近いらしい。それで水着を買いに行ってるのだろう」
岡部「何か新しい刺激があればきっかけ生まれるかもしれんからな」
岡部「あいつらはすっかり旅行気分だったが」
ダル「えええっと…僕」
岡部「あのな。お前が俺と紅莉栖たちを見て色々と思うように、俺はお前と阿万音由季を見ていて思うことがある」
岡部「早く付き合ってしまえよ。とな」
ダル「…そんな。僕と阿万音氏が釣り合うわけないお。阿万音氏は美人だし…」
岡部「…」
岡部「ダルよ。確かにお前の見た目はあれだがな」
ダル「…あれって酷くないかお」
岡部「まあ聞け。そもそもだ。釣り合う釣り合わない、美女と野獣。そんなのは当人同士に関係の無いことだ」
岡部「互いに好いてる者同士だったらな」
岡部「お前は阿万音由季のこと好きか?」
ダル「……好きだお」
岡部「阿万音由季もお前のことを好意的に思っているだろう。間違いなくな」
ダル「…どうしてそう思うん?」
岡部「どうしてと言われれば、見れば分かるとしか言えないがな」
岡部「俺の目が節穴だと思うか?」
ダル「いや…」
岡部「俺はな。人の見る目は誰より優れていると思っている」
岡部「それは則ち俺自身が周りの人間に恵まれているということだ」
岡部「まゆり、紅莉栖、ルカ子、フェイリス、萌郁のラボメンたち。それにミスターブラウンに綯」
岡部「異論はあるか?」
ダル「…無いお」
岡部「そしてなによりダル。お前だ」
ダル「…」
岡部「俺は誰よりもお前の良さを知っている」
「(幾多の世界線。お前は何時でも俺を支えてくれたな)」
「(文句を言いつつもガジェッド開発を手伝ってくれ遂にはタイムマシンを作ってしまう凄い奴なんだ)」
「(お前がどんなに仲間思いで、どんなに娘思いなのか俺は知っている)」
岡部「…だからなダル。俺が信じたお前を信じろ」
岡部「お前は俺の」
岡部「マイフェイバリットライトアーム(頼れる右腕)なのだから」宮野ボイス100%
ダル「…」
ダル「…」グスッ
ダル「オカリン」
岡部「ああ」
ダル「オカリン!」
岡部「ああ!」
ダル「僕もう一生オカリンについて行くお」
岡部「ああ。一生ついてこい」
ダル「オカリン!」ダキッ
岡部「ダル!」ダキッ
ガチャ
紅莉栖「まったく岡部なにやってんのy」
まゆり「皆を待たせちゃダメだy」
ルカ子「お、お邪魔しまs」
フェイリス「フェイリスの水着姿見たいかn」
萌郁「…岡部君……は大きいむn」
綯「皆で水着選んで楽しかっt」
「「「「「「え?」」」」」」
岡部「あ」
ダル「あ」
ダルend
~○年後~
ダル「(あの事がきっかけで僕と由季は付き合い始め、結婚した)」
ダル「(そして鈴羽(天使)が生まれた)」
ダル「(僕たちの結婚式の時、オカリンは相変わらずで荒唐無稽なスピーチをした)」
ダル「(だけどそれはなぜか現実感があるように思えて、僕を含めたラボメン全員が号泣した)」
ダル「(鈴羽が生まれた時、今度はオカリンが号泣した。まるで自分のことのように本当に喜んでくれた)」
『ダル!よくやった。よかったなあ』
『由季さん!ありがとう。本当にありがとう』
ダル「(オカリンは生まれたばかりの鈴羽にラボメンナンバーno.008のバッジを握らせた)」
ダル「(オカリンはラボを会社として立ち上げ、誰もが知ってる企業に成長した)」
ダル「(もちろん僕やラボメンたちもそこで働いている)」
ダル「(……本当に、オカリンについていって良かった)」
ダル「でも…」
鈴羽「わたし、オカリンおじさんと結婚するんだ!」
由季「あらあら。うふふ」
「「「「「くっ…待たしてもライバルが…」」」」」
ダル「親としては複雑だお」
おわり
i: . : . : . : . : . ?`i
、:-― _∠:´ ̄ ̄`ヽ
..=ミr: :彡-‐iニコーiニコノリ彡
.‐z: : : ミ っ }ゞ >>1乙だお
''wゞ ⌒ ノ
_ " `ー--=-‐´>、
´ ̄ : : ヾ=====" ゙ー- 、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ
終わりですm(__)m日が開いた割に…
なにが書きたかったかと言えば、オカリンとダルの友情物語を書きたかった。
( ゚д゚)ベッソウハ・・・?
( ⊃д⊂)
( ゚д゚)エ・・・・ベッソウ・・・・
乙
おつ
これは良いものを見させて貰った
乙
乙!
さあ、スピンオフの最高にドロドロした仁義なきオカリン争奪戦編を
乙
僕も仁義なき争奪戦を見たいなあと思いましたまる
鈴羽生まれたときでもまだ誰とも結婚してないとかオカリンェ…
ちょっと待てよもうオカリン誰もが知ってる企業の社長だろ?
愛人何人囲っても大丈夫じゃね
誰もが知ってるからこそその手のスキャンダルはやばくね?
このSSまとめへのコメント
よかった