※基本的にギル様が何でもありのチートで暴れまくるssです
時臣「…全力全快とは…つまり?」
ギル「我は基本的に慢心をして、いつも全力を出さんが…今回は我が持つ宝具をフル活用して四次を終わらせるのだ」
時臣「お言葉ですが…宝具を大量に使用されては私の魔力が持ちません」
ギル「戯け、チートも全快と言ったであろう?」ゴソゴソ
時臣「その小さな炉の様なモノは?」
ギル「魔力製造機だ…これがあれば魔力切れを気にする事もあるまい」
時臣「」
考えてみりゃ優勝すれば問答無用でセイバーを手に入れる事も出来そうだな
ギル「早速港で王と名乗る不届き者が二人もいるようだな」
時臣「そのようですな…しかし王は王の中の王である英雄王のみです」
ギル「分かっておる…取り敢えず港に向かうとしよう、時臣はここで待っておれ」
時臣「はっ…」
港
ギル「我を差し置いて王を称する不埒者が、一夜のうちに二匹も涌くとはな…」
セイバー「誰だ!?」
ウェイバー「な、なんだ今の!?いきなり現れたぞ!?」
ライダー「気配も感じなかったぞ? アサシンじゃあるまいし…」
ギル「フン、そんなモノ瞬間移動の出来る宝具を使えば容易い…」
アイリ「瞬間移動ですって…!?」
ウェイバー「瞬間移動って…魔法じゃないか!?」
ギル「そんな事はどうでもいい…雑種風情が王を名乗るとはな、無礼にも程があるぞ?」
ライダー「しかし、我は実際に征服王として名を馳せておるしのう」
ギル「戯け、真の王たる英雄は天上天下に我ただ独り…あとは有象無象の雑種にすぎん…時間が無いのでな、さっさと終わらせるぞ」
下水道
雁夜「…バーサーカー…アーチャーを、殺せ…!」
バーサーカー「■■■■■ー!!」
ランサー「バーサーカー!?」
ギル「黙れ狂犬めが」シュッ
バーサーカー「■■■■■■ー!??」グサッ
ドサッ
セイバー「なっ…!?」
ライダー「ほう、バーサーカーを一撃とはな…」
ギル「ゲイボルクの原典だ、幸運a以上だろうと回避は出来ん」
ランサー「ゲイボルク…! クー・フーリンの魔槍か!」
下水道
雁夜「…畜生…!」ドサッ
バーサーカー陣営 脱落
ギル「さて…次は…」
ライダー「コイツは危険だ! 逃げるぞ坊主」アーララララライ!
ウェイバー「ちょま…わっーぁぁぁぁ……!」
ギル「チッ、尻尾を巻いて逃げたか…」
ランサー「主よ…この場は…!」
ケイネス『致し方あるまい…退け、ランサー』
ギル「逃がすと思ったか?」シュッ
ランサー「なっ…! ガハッ!?」ズバッ
アイリ「えっ…? 槍で防いだのに!?」
ランサー「…この…剣は…!」
ギル「貴様の剣、モラルタの原典…防御無視の一撃必殺の宝具だ」
ランサー「…申し訳…ありません…主よ…!」ドサッ
セイバー「ランサーが死んだ!」
ケイネス『』
ランサー陣営 脱落
ギル「次は…」
セイバー「くっ…(…どうやらランサーが死んだせいで左手の怪我も回復したようだ…ここは!) …マスター!宝具の使用許可を!」
ビル屋上
切嗣「(…あのアーチャーは危険だ、放置すれば確実に生き残るだろう…ならば!)
…我が傀儡に令呪を持って命じる…宝具を解放し、アーチャーを滅ぼせ!」
セイバー「これは、令呪…!…良し!」
ギル「ほう? その剣は…騎士王か(…あの隣にいるのは聖杯の器か…)」
セイバー「エクス…カリバァァー!!!」ゴウッ!
ズガァァァァン!!!
切嗣「やったか…!?」
ギル「……」ピカー
アイリ「…そんな、無傷だなんて…」
セイバー「あれは…アヴァロン…!?」
ギル「正確にはその原典だ…魔法とやらも効かんぞ?…さて」シュッ
セイバー「くっ…(私の直感スキルなら…)!?ガッ…!?」
アイリ「セイバー!? そんな…確実に避けた筈なのに…」
ギル「投げれば確実に命中するというグングニルの原典…直感スキルなどでは回避出来まい」
セイバー「アイリス…フィ、ール…逃げて…くだ、さい…」ドサッ
切嗣「…(負け、たか…)」
セイバー陣営 脱落
ギル「さて、ライダーを追う前に…」
アイリ「ひっ…!」
ギル「心臓を傷付けんように…首を跳ねて死ね!」シュッ
アイリ「あっ…」ザシュ ゴロンゴロン
切嗣「…済まない…! アイリ、イリヤ…!僕にはどうする事も…!」
ギル「先に時臣の所に置いとくか…」
遠坂邸
時臣「…これが聖杯、ですか?」
ギル「正確にはソイツの心臓だ…置いておけ、我はライダーを殺す」
時臣「…はっ、仰せのままに」
冬木大橋
ライダー「…来たか」
ウェイバー「ライダーぁ…本当に大丈夫なのかよぉ…」ガクガクブルブル
ライダー「むぅ、正直やってみなければ分からんなぁ」
ギル「やらずとも結果は見えておるわ」
ライダー「それはどうかな…? 坊主!切り札を解放するぞ! 手筈通りにな!」
ウェイバー「あ、ああ…令呪を持って命じる! 宝具を全力で使用しろ!…更に命じる! 絶対に勝て!」カッ!
ライダー「ふむ! 力が溢れてくるわ!」
ウェイバー「…更に命じる! 何としても勝て! 」カッ!
ライダー「…坊主、手筈にはそれは無かった筈だが?」
ウェイバー「う、うるさい! お前は僕のサーヴァントなんだ! 勝たなきゃ許さないからな!」
ライダー「…良く言った! それでこそ我のマスターよ!」
ライダー「アイオニオンヘタイロイ!」
ウェイバー「…これが、ライダーの切り札…!」
ギル「ほう、固有結界か…」
ライダー「然り!肉体は滅び! その魂は英霊として世界に召し上げられてそれでもなお! 余に忠義する伝説の勇者達! 時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友達! 彼らの絆こそ我が至宝!!我が王道! イスカンダルたる余が誇る最強宝具! 王の軍勢!アイオニオンヘタイロイ』なり!!」
ライダー「アーララララララライ!!!」ドドドド!
ギル「戯れ言は終わったか?」ドドドドド
ウェイバー「な、なんだ!? 洪水!?」
兵士「うわぁぁぁぁぁ!!!?」ザバァーン
ウェイバー「へ、兵士達が…洪水に飲み込まれて…!」
パリン
ライダー「…結界が…!」
ギル「ふん…ポセイドンが使用したトライデントの原典よ…」
ライダー「…アーララララララライ!」ドドドド!
ギル「なお我に歯向かうか!」ザバァーン
ウェイバー「ライダーァァァァァァ!!!!!」
ライダー陣営 脱落
まあ本気だしたらこんなもんなんだよな。一日で終わらせられるからな(ただその宝具は取り出せても、使い手のように使いこなせる訳ではないけどな!)
ギル「さて、次はキャスター…む?」
キャスター(巨大海魔)「許さぬぞ…!よくもジャンヌをぉぉぉぉぉぉ!!!」
龍之介「やっちまえ旦那ー! 大好きな女の子の仇をとっちまえー!」
ギル「ほう? クトゥルフか…なんと醜悪な姿よ」
海魔「死ねぇぇぇ! この凡夫がぁぁぁぁ!」ゴゴゴゴゴ
ギル「凡夫…だと? 我を凡夫と呼んだがか! この…」
カッ
ギル「うつけものがぁぁぁぁ!!」ビッシャァァァァァン!!!
海魔「ジャンヌゥゥゥゥゥゥ……!」ボシュッ
龍之介「…俺達の出番がこれだけなんて…これが人間のやる事かよぉぉぉぉぉ!」
キャスター陣営 脱落
>>13
全ての宝具の原典を持つギル様ならそれをなんとか出来る宝具を持っていてもおかしくないはず…!
遠坂邸
時臣「お見事でした、王の中の王よ…しかし、最後に使ったあの宝具は…?」
ギル「あれはゼウスの雷霆の原典よ…最後は…」
時臣「アサシンは…綺礼、当初の予定通り…」
言峰「はっ…令呪を持って告げる、自害しろ、アサシン」
アサシン陣営脱落
時臣「…これで聖杯が…うん…?…こ、これは!?」
ギル「…フン、聖杯がどのようなモノと思えば…このような醜悪な泥とはな」
時臣「そんな…これでは遠坂の悲願が…!」
言峰「…」ウズウズ
ギル「…ふむ、どうやらこれでも願いは叶うようだぞ? まあ捻れまがってはいるだろうがな」
時臣「…令呪を持って申し奉る…」
ギル「む?」
時臣「王よ、全身全霊を持って聖杯の破壊を…!」
ギル「…大きく出たな時臣、しかし…このような泥など我の財に要らぬ」ゴォォォォ
ギル「エヌマ…エリシュ!!」
言峰「あっ…」
ドォォォォォォォン!!!!!
その後
うっかり遠坂邸の中で令呪を使用してしまったため、遠坂邸は全壊した
魔力製造機のお陰で消えなかったギルの財により金ぴかの城を代わりに建てられそうになったが、時臣の必死の説得により建てられはしなかった
そして時臣が間桐臓硯に相談に相談しに間桐邸に向かった際に、気紛れで付いていったギルが蟲蔵と桜に気付いた
子供大好きなギルと娘の現状を知った時臣は臓硯を滅ぼした
そして…
ギル「キリキリ掃除しろ! 時臣!」
時臣「わか、り…ました…王の、中の…王よ…」ゼェゼェフキフキ
言峰「時臣氏よ、まだここに埃が残っております」フキフキ
桜「…毎日大変だね、「お父さん」…」
葵「ええ…でもそのお陰で、また私達は皆で暮らせるのよ?」
凜「それはとても嬉しいけど…優雅って、なんだっけ…?」
ギル「おい小娘達! ゲームやるぞゲーム!」
桜「うん、ギルお兄ちゃん」
凜「ギルお兄様ー! そのゲーム昨日もやったわよー!」
ギル「む? そうか…時臣! 新しいゲームを買ってこい!」
時臣「は…い…王の中の…王…よ…」ヨロヨロ
end
この話はこれで終わりです
この話を書いた切っ掛けは、全ての宝具の原典を持ってるならあんなチート宝具やこんな反則宝具ももってるんじゃないかと思ったからです
それではさようなら
乙ー とても面白みのない展開だったぜ(ほめ言葉)やっぱり慢心してなきゃ駄目だな
乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません