ランコ「津田副会長、ズバリ好きな人は?」 (243)


タカトシ「すっごい唐突ですね」

ランコ「ぶっちゃけ焦れったいの、早く教えてくれないかしら」

タカトシ「んなこと言われたって…」

ランコ「天草会長?七条さん?萩村さん?魚見さん?三葉さん?コトミちゃん?五十嵐さん?」

タカトシ「ちょっとまって、まずコトミはない」

ランコ「ほぉ、それ以外はあると」

タカトシ「言いたい放題やめて下さい」

ランコ「白状しないからこうなるのよ」

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タカトシ「…」

ランコ「ん?」

タカトシ「…覚悟決めました」

ランコ「え?まじで?」

タカトシ「言いますよ…」

ランコ「バッチェこいっ!」

タカトシ「畑さん」

ランコ「ん?」

タカトシ「だから畑さんです」

ランコ「私がどうかしたの?」

タカトシ「だから!畑さんのことが好きなんです!」

ランコ「…は?」


タカトシ「言ってしまった…、取り返しつかん」

ランコ「言ってることがよくわからないのだけど…」

タカトシ「畑さんも鈍いですね、畑さん、好きです、付き合ってください」

ランコ「…ほああああああ!!!???」

タカトシ「…嫌…ですか?」

ランコ「いや…いやいや!嫌じゃないけど!なんで私!?」

タカトシ「ぶっちゃけ美人揃いの桜才学園の女子の中で1番畑さんが可愛くて美人で好きなんです、俺の好みですけど」

ランコ「可愛い…美人…なに言ってんのこの人」

ランコ「天草会長や七条さんより私が好きだっていうの!?」

タカトシ「俺が好きなのは畑さんだけです」

ランコ「う」


タカトシ「畑さん、人のことよく覗き見してますけど、俺も結構畑さんのこと見てました」

ランコ「え?いつ?」

タカトシ「畑さんみたいにストーキングはしませんけど、廊下や学食なんかで見かけた時、じーっと見ちゃってました」

ランコ「なんでよ」

タカトシ「好きだからですよ」

ランコ「好きって…さっきから何回も何回も好き好きって、どんだけ私のこと好きなのよ」

タカトシ「だから畑さんのことが大好きなんですよ!!俺の彼女になってください!!!」

ランコ「は、はい!」

ランコ(んぁ、つい言っちゃった)


タカトシ「…!!俺、本当に嬉しいです、畑さんに相応しい男になるためにこれから頑張ります」

ランコ「私と付き合えてそんなに嬉しいんだ…津田副会長…」

タカトシ「当たり前じゃないですか!!…あ、このこと桜才新聞の記事にしたらどうです?」

ランコ「出来るわけないじゃない!!」

タカトシ「…人のことはすぐ記事にするのに自分のことは誰にも知られたくないんですね」

ランコ「だって!」

タカトシ「畑さん顔真っ赤」

ランコ「え!?」

タカトシ「畑さんもそういう顔するんですね、すっごい可愛いです」

ランコ「アンタ、なに言って…!」

タカトシ「いつものポーカーフェイスどこ行っちゃったんすか、すごい顔ですよ!」

ランコ「まじ?鏡がカバンの中に…」

かわいい

畑さんが乙女だと……


ランコ「…」

ランコ「きもちわる…すっごいニヤニヤしてる…」

タカトシ「気持ち悪くないですよ、可愛いですよその顔」

タカトシ「畑さんのその顔、俺しか見たことないんですよね、嬉しいです」

タカトシ「畑さんの特別は俺のものです」

ランコ「やめろ!ニヤニヤ止まらない…」

タカトシ「畑さん可愛いです」

ランコ「アナタそればっかりじゃん」

ランコ「津田副会長もすごいニヤニヤしてるわよ」

タカトシ「今まで生きてきて最高に幸せなんですもん」

ランコ「タカくーん、私も好きですよー」

タカトシ「ふ…」

ランコ「照れちゃって、かーわーいーいー」

タカトシ「これ恥ずかしいっすね」

ランコ「でしょ」


タカトシ「俺も下の名前で呼んだほうがいいですか?」

ランコ「え」

タカトシ「ランコちゃん」

ランコ「う」

タカトシ「うーん…ランちゃんでも可愛いかな?」

ランコ「うう」

タカトシ「ランコ」

ランコ「はい!?」

タカトシ「さすがにまだ先輩に呼び捨てはダメかー」

ランコ「…」

タカトシ「ランコちゃん、さっきより顔が真っ赤っか」

ランコ「しばらく…しばらくは畑さんでいい…」

タカトシ「そーですか、俺のことはなんて呼んでもイイですからね」

タカトシ「下の名前だと嬉しいですけど」

ランコ「わかったわ、タカトシくん…」

そういえば畑さんの顔だけ、他キャラの顔みたいな描写で見たことないなぁ
基本クリリンみたいに鼻がなくて瞳のハイライトが少ない・・・

休憩終わるんで仕事に戻ります
また数時間後

スズ可愛い

あの人か。役員共の中では2番目に好きなキャラが畑さんだから期待。1位はトッキー

ニヤニヤ乙、
だけど畑さんの口調に若干違和感が
基本です、ます調じゃない?

戻りました


ランコ(普段滅多に使わない顔の筋肉使いすぎて顔じゅう痛い…)

ランコ(しかも熱いし…)

タカトシ「じゃあ一応俺達が付き合ってることは内緒でいいんですか?」

ランコ「そういうことにしましょうか…」



畑家

ランコ(勢いで津田君と付き合うこのになってしまった…)

タカトシ『ランちゃん』

ランコ(恥ずかしいいいいいいいいい)

ランコ(突然すぎてまだ不安もいっぱいあるけど)

ランコ(でも…嬉し恥ずかしー)

ランコ(津田君、私あなたのこともっともっと好きになれるように頑張るわ)


翌日、桜才学園新聞部部室

新聞部後輩「部長…なんかすごい笑顔なんですけど、なんかありました?」

ランコ「え?ああ、いや、い、いい」

後輩「どうしたんですか?なんかテンパってますけど…」

ランコ「なんでもないですわよ〜おほほほ」

後輩「そーですか、そういえば今回の桜才新聞のメイン記事、部長の記事になりますけどどんな記事なんですか?」

ランコ「!?」

ランコ(やっば…津田君に告白されて浮かれててすっかり記事のこと忘れてた…!)

後輩「?」

ランコ「えーと…」

ランコ「天草会長と津田副会長の進展の記事をー…」

ランコ(…って、津田君と進展したのは私だったー!!!)

後輩「今回もそのネタで行くんですね!キス写真でも激写したんですか!?」

ランコ「キス!?」

後輩「あら、まだキスはしてないんですか?」

ランコ「当たり前じゃない!昨日告白されたばかりなんだから!」

後輩「昨日告白!?大スクープじゃないですか!!どっちから告白したんですか!?天草会長??津田副会長??」

ランコ(あ、やっちまった)

後輩「これは号外で出すレベルですね!早速作業に取り掛かりましょう!!」

ランコ(私、もうボロボロ)


ランコ「…ということがありました」

タカトシ「それで記事は俺と会長の事を書くんですか?」

ランコ「いや、もっとネタを集めてからってことになって、延期にしました」

タカトシ「そーですか、畑さんのキャラブレブレですね」

ランコ「誰のせいよ」

タカトシ「それが畑さんの本当の素の姿なんですね」

ランコ「え」

タカトシ「普段の畑さんはポーカーフェイスで表情がないけど、本当の畑さんはしっかりと表情豊かでとっても可愛いんですよ」

ランコ「…」

タカトシ「その畑さんの本当の素顔を引き出せて俺嬉しいです」

ランコ「そんなに褒めても何も出ないわよ」

タカトシ「でも顔真っ赤ですよ、そのうち顔から火が出るんじゃないですか?」

ランコ「うわああああ調子狂うううう」


カエデ「あら、2人とも何してるの?」

タカトシ「あ、五十嵐先輩」

ランコ「!」

ランコ「…」ふいっ

カエデ「あれ?畑さんなんで顔そらすのよ」

タカトシ「ん?」

ランコ(こんな真っ赤な顔、五十嵐さんに見せられない!)

タカトシ(なるほど)

タカトシ「五十嵐先輩、畑さん悩み事があるそうですよ」

ランコ(!?津田ァァァァ!!)

カエデ「そうなの?珍しいわね」

タカトシ「女性の悩みなんで、俺にはちょっと…」

カエデ「畑さん何かあった?話してくれる?私とあなたの仲じゃない」

ランコ「…ちょっとまって」ふいっ

カエデ「なんで顔そらすのよ」

カエデ「津田副会長、どんな悩みなの?」

タカトシ「畑さんに好きな人が出来たそうです」

ランコ「!?」

カエデ「!?」


ランコ「ちょっと!!!!」

カエデ「うわ!畑さん顔すごい真っ赤!!」

ランコ「あ…」

カエデ「…」じー

ランコ「見ないで…」ふいっ

カエデ「畑さん、そんな顔するのね」

タカトシ「悪くないですよね」

カエデ「女の子らしいというか…可愛らしいというか…」

ランコ「ヤメテー」

カエデ「正しい付き合い方するなら応援するわ!畑さん!」

タカトシ「俺も応援しますよ!」

ランコ(この野郎…)

仕事に戻ります
また数時間後

ちなみにスレ立て初めてです

スズ可愛い

期待

このへんにスズ


この辺にスズ

潰れてるじゃねーかスズ

戻りました


その夜、畑家

ランコ(津田君にしてやられた…)

ランコ(ん?津田君からメール)

タカトシ『今日はすいません、からかいすぎました。何かお詫びしたいんですが…』

ランコ「律儀ですこと」

ランコ「恥かかせて悪い子ね。明日生徒会お休みでしょ?タカトシ君の家に遊びに行かせてくれたら許してあげる。コトミちゃんはトッキーと遊びに行くのは調査済みですわ。…と」

ランコ(津田君の家なら何回か覗いてるけど入ったことないのよね…どんな匂いかしら…)

ランコ(お、返信早い)

タカトシ『さすが畑さん。確かにコトミは明日いないんですが、魚見さんが突然来るかもしれません…」

ランコ(そうだ魚見さん!さすがに魚見さんの行動パターンは調べられないわね…)

ランコ(津田君と家で2人きりになれるのを願うしかない…)


翌日放課後、津田家

ウオミー「タカくん、おかえり」

タカトシ「お姉ちゃんただいま…」

ランコ(いたー)

ウオミー「あら、そちらは桜才新聞部の畑さん」

ランコ「こ…こんにちは」

タカトシ「次号の新聞のエッセイをまた俺が書くことになったから、畑さんにアドバイスもらいながら書こうと思って…」

ウオミー「お仕事ですか、これは邪魔してはいけませんね」

ウオミー「私は夕飯の買い物行ってくるんで、畑さんごゆっくり」

ランコ「行ってらっしゃいませ…」

ウオミー「行ってきまーす」とてて

タカトシ(ん?畑さんだと全然疑わないのか…)

ランコ(ラッキー?)


タカトシ「…じゃあ上がりましょうか」

ランコ「お邪魔します」

ランコ(これが津田家のにおい…イイ!)

タカトシ「俺の部屋こっちなんで」

ランコ「知ってます」

タカトシ「でしょうね、怖いわ」


タカトシ部屋

タカトシ「…何します?」

ランコ「何しましょうか…」

タカトシ「うーん…じゃあ」

ランコ「オセロ?懐かしいわね」

タカトシ「畑さんと頭脳戦です」

ランコ「負けないわよ」

タカトシ「もちろん、罰ゲームアリです」

ランコ「なんでしょう」

タカトシ「…負けた人が勝った人を抱きしめる」

ランコ「…は?」

タカトシ「どっちの場合も想像しただけで恥ずかしいですね」

ランコ「じゃあなんでそんな罰ゲームにしたのよ」

タカトシ「畑さんのあの顔が見たいから」

ランコ「このやろー」

ランコ(買っても負けても津田君と密着したら、私死ぬる)

タカトシ「いざ勝負!」

ランコ「どーにでもなーれー」


ランコ「私の勝ち」

タカトシ「結構頑張ったんだけどなぁ…負けた」

ランコ「さぁ、私を抱きしめなさい」

タカトシ「…やらないとダメですか?」

ランコ「何よいきなり、アンタが決めたんじゃない」

タカトシ「恥ずかしくて…」

ランコ「それが罰ゲームでしょ!私だって今すごいドキドキしてるんだからやるなら早く!!」

タカトシ「…う、失礼します!!」

ぎゅ


ランコ(後ろから!?)

ランコ(おぉ…)

ランコ(津田君の胸板が私の背中に密着して…)

ランコ(津田君の両腕が私の身体を優しく包み込んで…)

ランコ(津田君の吐息が私の首筋に軽く触れて…)

ランコ(これやばいコレ)

タカトシ「暖かい」

タカトシ「畑さん暖かくて、いい香り」

ランコ「そ、そう」

タカトシ「畑さんのこの温もりは俺のものです、誰にも渡しません」

ランコ「私もタカトシ君以外にあげるつもりないわ」

タカトシ「もう少しこのままでいさせてください」

ランコ「何時間でもいいわ、私もとても幸せだもの」

ぎゅぎゅ

ランコ(あ、強くなった)

ランコ(こんな感覚初めてだなぁ、これが幸せを感じるということなのか…)

タカトシ「…」ぎゅー

ランコ(津田君は何を感じているんだろうか)

ランコ(私が津田君のこと大好きな気持ち、ちゃんと伝わってるかな)

ランコ(あぁ、暖かいなぁ)


タカトシ「!」ばっ

ランコ「え!?なんで離れるの?」

ガチャ

コトミ「タカ兄ー、入るよー」

タカトシ「いつもノックしてから入れって言ってるだろ!」

コトミ「めんごめんご〜、畑先輩こんにちは!」

ランコ「こ…こんにちは」

ランコ(あぶな…津田君はコトミちゃんを察知したのね…)

タカトシ「要件はなに?」

コトミ「ウオミーお姉ちゃんが早めの夜ご飯作ってるんだけど、よかったら畑先輩もどうですか?」

ランコ「え?いいの?」

コトミ「どうぞー!トッキーもいますよ」

タカトシ「時さんと遊びに行ってたんじゃないのか?」

コトミ「家でゴロゴロが1番だよ〜」

ランコ「…」

タカトシ「畑さんどうします?」

ランコ「じゃあ遠慮なく…」

ランコ(もう少しぎゅうしてて欲しかったっすわ)

仕事に戻ります
また数時間後

潰れたスズも可愛い

畑さんが好きな私にはたまらない

このへんに潰れたスズ

戻りました


ウオミー「おまたせ、お姉ちゃん特製ペペロンチーノです」

コトミ「うほー!美味しそう!!」

ランコ「これはいい香り」

タカトシ「さすがお姉ちゃん」

トッキー(なんだこのメンツ)

パクパクモグモグ

コトミ「うめー」

タカトシ「このピリ辛がたまらないな」

トッキー「…水ないっすか?」

タカトシ「あ、ごめん持ってくるよ」

コトミ「トッキーこの辛さでもダメなの?」

トッキー「うるせ」

ウオミー「トッキーごめんね」

トッキー「いや、美味しいっす」

タカトシ「はい、お水」

トッキー「うす」


ウオミー「畑さんは何か料理作ったりするんですか?」

ランコ「私はあまり…コンビニのアンパンとかが好きなんでそういうのですませちゃったり…」

タカトシ「畑さんの手料理とか食べてみたいですね」

ランコ「う」

コトミ「畑先輩の作る料理絶対うまそう!」

ランコ(…練習しなくちゃね、料理)


ウオミー「タカくーん、お姉ちゃんペペロンチーノのお味はどうですか〜」

タカトシ「美味しいですよ、てかくっつきすぎ!」

ウオミー「うふふー」

トッキー(この家来るたびに見せられるなコレ)

ランコ(魚見さんが津田君にくっ付いてテレテレする、まぁ見慣れた光景)

ランコ(でも今見るとなんか違和感)

ランコ(見ててすっごくイライラする)

ランコ(私のタカトシ君に何しとるんじゃあ!!)

ウオミー「畑さん?」

ランコ「は、はい!?」

ウオミー「なんか険しい顔してるけど、お口にあわなかった?」

ランコ「いや、別に!美味しいですよ」

トッキー「…」

コトミ「ぱくもぐ」

タカトシ「あ、お前なに俺の分も食べてんだ!」


ランコ(そんなこんなで)



ランコ「そろそろお暇するわ」

タカトシ「もうこんな時間ですね、送って行きますよ」

コトミ「トッキーも送ってあげるー!」

トッキー「私は帰れるからいい」

コトミ「この前1人で帰って迷ってたじゃん」

トッキー「うるせー」

ウオミー「皆さんまた遊びに来てくださいね」

ランコ「あ、ハイ」

トッキー(ここはアンタの家じゃないだろ)

タカトシ「行きましょっか」

ランコ「ええ」

コトミ「畑せんぱーい!ばいばーい!」

ランコ「ばいばーい」

明日(今日?)も早いんで寝ます
ありがとうございました

スズ可愛いよスズ

乙です

ニヤ乙、
原作のタカ君にこれだけの甲斐性があれば…
後、トッキーの反応が気になるわ

おはようございます
仕事終わりましたがまったり行きます
数時間に1度覗きに来るくらいでおっけーです


駅前

ランコ「この辺りでいいわよ」

タカトシ「なんかすいません、騒がしくなっちゃって」

ランコ「いえいえ、賑やかで楽しかったわ」

タカトシ「…」

ランコ「どしたの」

タカトシ「畑さん、俺が魚見さんにくっ付かれたとき嫉妬しましたね」

ランコ「な」

タカトシ「嬉しかったです、嫉妬してくれて」

ランコ「…」

タカトシ「畑さん?」

ランコ「当たり前じゃない」

タカトシ「え?」

ランコ「タカトシ君の彼女は私!タカトシ君にああいうことしていいのは私だけ!!」

タカトシ「…」

ランコ「…と、思うのは変かしら…」

タカトシ「…変じゃないです」

タカトシ「ちょっとこっち来てください」

ランコ「え?ちょ」

とうとう畑さんの時代来たか


駅前裏路地

ランコ「タカトシ君…?」

タカトシ「誓います」

タカトシ「これから魚見さんとは距離をおきます」

タカトシ「会長と2人きりで買い物にも行きません」

タカトシ「萩村とも2人きりで勉強会しません」

タカトシ「俺が愛してる女性は畑さんだけです」

ランコ「そんな別に縛り付ける訳じゃ…」

タカトシ「考えてみれば俺だって嫌ですから」

タカトシ「畑さんが別の男性と2人きりなんて、体が密着するなんて耐えられないですもん」

ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ「この学校、女子だらけじゃない」

タカトシ「はい」

ランコ「あなた、孤立しない?」

タカトシ「え?」

ランコ「確かに他の女性と2人きりになるとか嫌だけど、いろんな女子に好かれるところもあなたの魅力のひとつよ」

タカトシ「…」

ランコ「あなたが私を取るために、ほかの全てを捨てるのは違うと思うの」


タカトシ「…俺はどうしたら」

タカトシ「この学校にいる限りいろんな女性との様々な関係は断ち切れません…」

ランコ「いつもどおりでいいのよ」

タカトシ「でも…」

ランコ「魚見さんに好かれるのはあなたの素敵なところ」

ランコ「会長に気に入られるのはあなたの素敵なところ」

ランコ「萩村さんがあなたに勉強を教えたくなっちゃうのも、萩村さんがあなたを素敵だと思ってるから」

ランコ「私はそんなあなたが大好き」

タカトシ「…」

ランコ「もちろん嫉妬はするわ」

ランコ「でもそれはあなたのこと愛してる証拠よ」

ランコ「優越感も感じられるしね」

ランコ「魚見さん、あなたが好きなタカくんには私という彼女がいますよ…ってね」

タカトシ「畑さん…」

ランコ「ありのままのタカトシ君が好きです」


タカトシ「…俺はどうしたら」

タカトシ「この学校にいる限りいろんな女性との様々な関係は断ち切れません…」

ランコ「いつもどおりでいいのよ」

タカトシ「でも…」

ランコ「魚見さんに好かれるのはあなたの素敵なところ」

ランコ「会長に気に入られるのはあなたの素敵なところ」

ランコ「萩村さんがあなたに勉強を教えたくなっちゃうのも、萩村さんがあなたを素敵だと思ってるから」

ランコ「私はそんなあなたが大好き」

タカトシ「…」

ランコ「もちろん嫉妬はするわ」

ランコ「でもそれはあなたのこと愛してる証拠よ」

ランコ「優越感も感じられるしね」

ランコ「魚見さん、あなたが好きなタカくんには私という彼女がいますよ…ってね」

タカトシ「畑さん…」

ランコ「ありのままのタカトシ君が好きです」

ミスした
すいません


タカトシ「…嬉しいです」

タカトシ「俺…畑さんに愛されて…嬉しい…で…す…」ぐすん

ランコ「あらあら、泣いちゃって」

ランコ「よしよし」

タカトシ「俺…幸せです…うぅ」

ランコ「私も幸せよ、だから泣きやんで」

タカトシ「…」ぐすっ

ランコ(背も大きくてしっかりした性格タカトシ君の泣き顔、私だけのものね)

ランコ「タカトシ君」



タカトシ「!?」

ランコ「一応私のファーストキスなんだけど…」

タカトシ「…一応俺もです」

ランコ「交換ね、もうお互いのファーストキスは誰にもあげられないわ」

タカトシ「…!」

ランコ「タカトシ君、顔真っ赤よ」

ランコ「泣き顔も合わさって、すごい真っ赤」

タカトシ「うう」

ランコ「いつもの仕返しよ、タカトシ君可愛い」

タカトシ「…もっかい」

ランコ「え?」

タカトシ「もう一回キスしてください」

ランコ「い、いいわよ」

   畑さん  津田
      ↓
    スズヘッド





タカトシ「もう一回」

ランコ「うん」



タカトシ「もう一回」

ランコ「喜んで」



タカトシ「もう一回」

ランコ「…あなたからも欲しいわ」

タカトシ「わかりました」



ランコ「もう一回」

タカトシ「はい」



ランコ「もう一回」

タカトシ「何回でも」



ランコ「…もう一回」

タカトシ「…」

ランコ「んっ…」



翌日

ランコ(どれどれ、生徒会室を覗いて見ますか)

ランコ(ふむふむ、会長と七条さんのハードな下ネタに萩村さんと協力して突っ込んでる)

ランコ(今日も仲良い生徒会役員共)

ランコ(タカトシ君のなんだかんだで楽しそうな顔)

ランコ(その顔は今日の放課後私が独り占め)

ランコ(おほほ〜なんという幸せな日々〜)

カエデ「畑さん!また覗き見なんかして!」

ランコ「あら五十嵐さん、こんにちは」

カエデ「まったく、好きな人がいるのに他人を覗きなんかして」

カエデ「好きな人に嫌われちゃうわよ?」

ランコ「その心配はご無用!私がこういう性格ということは知ってますので」

カエデ「そういう問題じゃないでしょう!!」

ガラッ

タカトシ「畑さ〜ん?また覗いてたんですか?」

ランコ「いやんバレちゃった」

カエデ「副会長にお叱りを受けなさい」

タカトシ「後でお話しがあります!」

タカトシ「…放課後はデートですからね」コソコソ

ランコ「…」こくん

カエデ「?」

ランコ「では諸君さらばー」シュババ

カエデ「逃げた…あなたも大変ね」

タカトシ「そうですね〜」

カエデ「でも畑さん変わったわよね」

タカトシ「?」

カエデ「毎日が本当に楽しそう」

タカトシ「それはとても嬉しいことですね」

カエデ「好きな人ができると、そんなに変わるものなのでしょうか…」

タカトシ「そうなんでしょうね」

カエデ「間違った交際をしなければいいけど」

タカトシ「…」

タカトシ「畑さんなら大丈夫ですよ」

カエデ「何を根拠に…」

タカトシ「副会長の立場からしっかり見守りますから」

カエデ「そう言ってもらえると安心するわ」

タカトシ「頑張ります!」

タカトシ(畑さんは俺が必ず幸せにします)

この辺にスズヘッド

終わりです
ありがとうございました

でも畑さん可愛いんで続き書いてます

スズ愛してる

どれだけ、どれほど探しても無かったランコメインヒロイン。俺は今、猛烈に感動しているッ!
乙、ありったけの乙ッ!

↑この辺までスズフット

おつおつ


とある日、昼休み

ランコ(さぁ、本日も写真を撮りますわよ)

ランコ(本日のターゲットは1年生のとある組)

ランコ(次の時間が体育のため、皆体操着で外で遊んでる)

ランコ(普段は授業をサボらなきゃ別クラスの体操着姿は撮れないが今回はチャンス!!)

ランコ(今年の1年生もなかなかいい身体をしておる)

ランコ(特に津田コトミ!高校1年生とは思えない素晴らしい身体!この子の身体はエロいですぞー)

ランコ(それにコトミちゃんの親友のトッキー!柔道部で鍛え抜かれたそのたくましく引き締まった身体!そこから感じるほのかなセクシーさ!)

ランコ(売れる!売れる!!これは売れる〜!!!)

トッキー「…」


放課後

ランコ「さぁ新聞部に向かいますか」

トッキー「おい」

ランコ「おやトッキー、やぁ」

トッキー「やぁじゃねえ、盗撮してたろ」

ランコ「ギクー、盗撮なんて人聞きの悪い」

ランコ「卒業アルバムの写真ですよ」

トッキー「あんな写真載せてみろ、生徒会に怒られるぞ」

ランコ「とりあえず部活なんでさらば〜」

トッキー「副会長」ニヤッ

ランコ「!」

ランコ「津田…副会長がどしたの?」

トッキー「私見たぞ」

ランコ「…なにを」

トッキー「アンタと副会長が…キス…してんの」

ランコ「!!!!????」

トッキー(コトミの家から1人で帰るとき、道に迷ってたらたまたま見ちった)

トッキー「まさかアンタと副会長がそんな関係だったなんてな」

シュババ

ランコ「これ!SDカード!!煮るなり焼くなり好きにしていいから!!」

トッキー「え、そんなにバレたらまずいの?」

トッキー「私の写真だけ消してくれればいいけど…」

ランコ「誰にも言わない!?」

トッキー「け、消してくれるなら」

ランコ「消す消す全部消す!」

トッキー「ちょっと待て!」

ランコ「なに?」

トッキー「…」

ランコ「…?」

トッキー「コトミの…写真くれ」

ランコ「え」

うひょー


畑家

ランコ(まさかトッキーに見られていたとは…)

ランコ(まぁ、コトミちゃんの写真渡したら黙っててくれるみたいだけど)

ランコ(もう…疲れたから寝ますか)



え?津田副会長って新聞部の畑先輩と付き合ってんの?

畑っていつも盗撮ばっかりしてる人だよね?

えー津田先輩カッコいいから狙ってたのに…

津田さん趣味悪いなー

畑の何がいいんだが

いつも無表情でなに考えてるかわからないよね

津田君、弱みでも握られて無理やり付き合わされてるんじゃないの?



津田…なんで畑なんか選んだんだ…

津田は私より畑さんなのかぁ…

津田君と畑さんって似合わないと思うなぁ私

タカトシ君…畑先輩が好みなんだ…ガックシ

…タカ君、その人、殺

ガバッ!!!

ランコ「はぁっ…はぁっ…」

ランコ「…夢…」

ランコ(私…タカトシ君に相応しくない女なのかな…)

きみはスズちゃん好きと言う割に浮気性だのぅ

乙女畑さん乙、


この辺にスズヒップ →


トッキー(今日の部活体力作りの走り込みか…だりぃ)

トッキー(コトミの奴とゲーセン行きてぇなぁ)

ランコ「トォッキィー」

トッキー「おわ!急に出てくんなビビるだろ!!」

ランコ「あのこと誰にも言ってない?」

トッキー「あ?言わねーよ約束したろ」

ランコ「そう…ありがとう」

トッキー「…なんだよどうしたんだよ」

ランコ「私、津田君に相応しくないのかなぁって…」

トッキー「…うっぜぇ〜」

ランコ「う」

トッキー「なんというか…」

トッキー「アンタのキャラらしくないだろ」

トッキー「いつもみたいにアンタらしくしてればいいんだよ」

トッキー「好きなんだろ?副会長のこと」

ランコ「うん」

トッキー「じゃー勝手にイチャイチャしてな、…絶対バレないようにな」

ランコ「バレないように…」

トッキー「ぶっちゃけ副会長は1年の女子にも人気がある」

トッキー「副会長に恋人がいるのをよく思わない奴もいるはずだ、それは2年も3年も同じ」

トッキー「もしばれたら、アンタの居場所なくなるかもな」

ランコ「…ジャーナリストにもともと決まった居場所なんてないわ」

トッキー「まだ高校生だろ…とにかく!気をつけるんだな」

ランコ「…ありがとう、トッキー」


ランコ(堂々とタカトシ君と居れないのはツライすなぁ)

タカトシ「あ、畑さん」

ランコ「あらタカトシ君」

タカトシ「今日も可愛いですね」

ランコ「ぶえ」

ランコ「あんたねぇ…」

タカトシ「顔赤いですよ」

ランコ「んぎい…」

タカトシ「…そういえば畑さん、最近下ネタ言わないですね」

ランコ「…そうかしら?」

タカトシ「…」ガチャ

ランコ「…ドアなんか開けてどうしたの?」

タカトシ「言わないんですね…」

ランコ「なにを?」

タカトシ「…くぱぁって」

ランコ「…い、言えるわけないじゃない!恋人に下ネタなんて!」

タカトシ「散々言ってたくせに!!」

ランコ「恥ずかしい…」

タカトシ「恋とはここまで人を変えてしまうのか」

ウオミーとかアリアなんかは恋人になっても下ネタ言いまくりなんだろうなあ
逆に会長は意外に恥じらってあまり言わなくなりそう

ランコちゃんマジ乙女

>>62
オマエが変えたんだろうが!!(嫉妬)

ランコの笑った顔って見たことねえな


タカトシ「…畑さん」

ランコ「なに?」

タカトシ「手、握っていいですか?」

ランコ「いきなりどしたのよ」

ぎゅ

ランコ「あ」

タカトシ「…やわらかくて温かい」

ランコ「そお?」

タカトシ「しっとりしてますね」

ランコ「あなたの手こそ、男らしくて頼れるわ」

タカトシ「そーですか?」

タカトシ「…」にぎにぎ

ランコ「…」にぎにぎ

タカトシ「えへへ」にへら

ランコ「えへへ」にへら

カエデ「あなた達なにしてるの!!」

タカトシ・ランコ「!!??」びくぅ

カエデさんなら平気やろ

あとどうか最後まで書いてくださいお願いします!!!


カエデ「学校内でのそういう行動は控えなさいっていつも言ってるでしょう!!」

いつものカップル「スイマセンスイマセン」

タカトシ「…ビックリした」

ランコ「…私達かと思った…」

カエデ「あら、畑さん、津田副会長」

タカトシ「こんにちは…」

カエデ「あのカップルには困ったものだわ…もっとガツンと言った方がいいのかしら」

ランコ「そーかもねーあはは」

カエデ「そういえば畑さんの恋人ってこの学校の人なの?」

ランコ「!?」

タカトシ「実は…」

ランコ「別れたの!」

カエデ「え?」

タカトシ「え」

ランコ「私こんな性格だから〜なかなか上手くいかなくて〜」

タカトシ「なんで」

ランコ「いいから黙ってなさい」ヒソヒソ

カエデ「ふられちゃったってこと?」

ランコ「そーね」

カエデ「失礼な人!畑さんをふるなんて!」

カエデ「そんな男ろくでもないわよ!別れて正解だわ!」

タカトシ(なんか心が痛ーい)

カエデ「やっぱり学生は勉学に励むべきね!私と頑張りましょ畑さん!」

ランコ「あ、ありがとう」

カエデ「まったく男というものは…」プンプン


ランコ「…」

タカトシ「…」

タカトシ「…言っちゃダメでした?」

ランコ「当たり前じゃない、タカトシ君と私が付き合ってるなんて噂校内に広まったら桜才学園は修羅場と化すわ」

タカトシ「なんでですか?」

ランコ(このモテモテにぶちんがぁ〜)

タカトシ「あ、会長からメールで早く生徒会室来いと…」

ランコ「もうこんな時間ね、私も新聞部いかなくては」

タカトシ「じゃあまたね、畑さん」

ランコ「アディオス、津田氏」

カエデ男余裕そうだな


ランコ(あー、タカトシ君と2人きりになれるいい方法ないかしらーん)

新聞部後輩「今日は部長悩んでる…」

後輩2「なんか最近喜んだり落ち込んだり激しいよね畑部長」

後輩3「ここはとっておきの…」

後輩「そうね、コレで部長も喜ぶわ」

後輩「部長」

ランコ「あい?なんでしょ」

後輩「とっておきスクープです!」

ランコ「はぁ」

後輩「天草部長と津田副会長のデートの写真です!」

ランコ「…はぁ!?デートぉ!?」

後輩3「私が激写しました!」ドヤァ

後輩2「これです!」

ランコ「…これ、会長と副会長が備品の買い出しに行ってるだけじゃないの?」

後輩「2人は付き合ってるんですよね!でしたら買い出しという名のデートになりますよ!このネタを知っているのは我々新聞部だけなんですから!」

ランコ(あー、そーいえば新聞部では会長とタカトシ君が付き合ってることになってたんだー)

後輩「もう2人は言い逃れできません!さぁ記事にしましょう!!」

ランコ(そろそろ苦しいなコレ…)

ランコ「タカトシくーん助けてー、とメール」


ひと気のない廊下

ランコ「ということになってしまいました」

タカトシ「作っちゃうんですか!?」

ランコ「後輩が張り切って今作ってる最中です」

タカトシ「…」

タカトシ「俺にいい考えがあります!」

ランコ「え?」

タカトシ「一緒に来てください!」



新聞部

タカトシ「失礼します!」

後輩「・ぇ!?津田副会長!?」

後輩2「部長!本人連れてきちゃったんですか!?」

後輩3「直接のインタビューですか!?」

ランコ「さぁ…」


タカトシ「会長と別れました」

一同「ええ!?」

タカトシ「俺が…俺が情けないばっかりに…会長を悲しませてしまいました」

タカトシ「俺は会長には相応しくありません」

タカトシ「こんな残念な結果になったにもかからわず、会長は元の会長と副会長の関係を嫌な顔せず保ってくれてます」

タカトシ「嬉しくて、情けなくて…俺…」

タカトシ「…こんなこと学校中に知れ渡ったら会長を、付き合ってたことをなかったことにしてくれている会長を悲しませてしまいます」

タカトシ「お願いです!畑さん!このことはどうにか記事にしないでください!!」

ランコ「お…」

タカトシ「この通りです!」

ランコ「ちょ、あんた土下座なんて!」

タカトシ「お願いします…」

後輩達「…」

ランコ「…」


ランコ「そ、そこまで言われたら…ねぇ…、私達も鬼じゃないし…」

後輩「そ…そうですね」

後輩2「こんなことがあったなんて…」

後輩3「津田副会長…またいいことありますよ」

タカトシ「ありがとうございます…助かります…」

ランコ「ほら、もう大丈夫だから!顔上げて!御手洗いで顔洗ってなさい」

タカトシ「ありがとうございます…失礼しました」

ガラッ

一同「…」

ランコ「なんか心配だから様子見てくるわ」

後輩「…わかりました」

後輩2「なんか副会長かわいそうだなぁ」

後輩3「誰にも話せないわね、コレ」


男子トイレ前

ランコ「タカトシ君?」

タカトシ「あ、畑さん」

ランコ「あなた、演技凄いわね」

タカトシ「ツッコミの応用ですかね」

ランコ「ツッコミの応用ってそこまで利くんだ…」

タカトシ「どうでした?新聞部」

ランコ「本当に信じてた、もう心配ないわ」

タカトシ「それは良かった」

ランコ「なんか本当のことを言えないってツライわね」

タカトシ「俺はいいんですけどね」

ランコ「私が良くないの!」

タカトシ「俺に彼女が出来たらそんなにマズイですか?」

ランコ「ホントにニブチンねー」

タカトシ「じゃあ生徒会室戻りますね」

ランコ「あぁごめんね、急に呼び出して」

タカトシ「ランコの為ならどこまでも駆けつけますよ」

ランコ「なっ…」

ランコ「急にそう呼ぶなぁ」

タカトシ「あはは、畑さんすぐに顔真っ赤ー」

ランコ「このやろぉ〜」


ランコ(さて、部活も終わったし帰りますか)

ランコ(タカトシ君と一緒に帰りたいけど、生徒会メンバーと下校だろうしなぁ)

ランコ(堂々と下校デートしたいですわ)

カエデ「畑さん今帰り?」

ランコ「あら五十嵐さん、そうですよ」

カエデ「一緒に帰らない?」

ランコ「お、いいですよー」



カエデ「落ち着いてきた?」

ランコ「え?」

カエデ「失恋よ、さっきはあんな風に言っちゃったけど畑さんもツライわよね…ごめんなさい」

ランコ「あ、いいのよいいのよ」

カエデ「私にできることあったらなんでも言って?」

ランコ「…五十嵐さん、最近私のこと気にかけてくれますね」

カエデ「なんか畑さんとの距離がすごい近づいた気がするの、もっと仲良くなれたらなって思って…うっとおしいかしら」

ランコ「そんなことないですよ、嬉しいわ」

カエデ「うふふ、畑さんが変わったのも元カレさんのおかげだものね」

カエデ「そのことでは元カレさんに感謝だわ」

ランコ「あははー」

カエデ「これからもよろしくね、畑さん」

ランコ「こちらこそ〜」

ランコさんと津田の純愛もいいが、修羅場も見てみたい気がする


その夜、畑家

ランコ(うおお…五十嵐さんに嘘をついてるのが苦しい…)

ランコ(五十嵐さんには本当のことを言おうかしら…)

ランコ(…大丈夫かな、言って)



翌日の朝

カエデ「畑さんおはよ!」

ランコ「おはよう、五十嵐さん」

ランコ(太陽のように眩しい五十嵐さんの笑顔)

ランコ(私はこの太陽に嘘をついている)

ランコ(ツライっ!!)

ランコ(…これは本当のことを打ち明けなければ…)



昼休み

ランコ「ちょいちょい、五十嵐さんや」

カエデ「どうしたの?畑さん?」

ランコ「こっち来て」

カエデ「ちょっとどこいくの?」


ひと気のない廊下

カエデ「何か用なの?」

ランコ「五十嵐さんに言わなきゃならないことがあります」

カエデ「何かしら?」

ランコ「…」

カエデ「言いにくいこと?」

ランコ「…はい」

カエデ「私とあなたの仲よ!なんでも真剣に聞いてあげるわ」

ランコ「ありがとう」

ランコ「…」

ランコ「実は、恋人とは別れてませんの」

カエデ「あら、そうなの?それは別にいいことじゃない」

ランコ「…その恋人」

カエデ「うん」

ランコ「津田君です」

カエデ「…」

カエデ「ええ!!??」

カエデ「それ…本当?」

ランコ「はい」

ランコ「私達が付き合ってることは誰にも話さないで秘密にしようってことにしてて、あなたにも嘘ついてまで黙ってたんだけど…」

ランコ「五十嵐さんは、私の親友だから、本当のこと言えないのツラくて…」

カエデ「畑さんと津田副会長が付き合ってる…」

ランコ「…」

カエデ「校内恋愛は禁止だわ!!風紀が乱れてる!!」

あーあw


ランコ「…」

カエデ「…というのは置いといて」

ランコ「?」

カエデ「津田君があなたを変えたのね」

カエデ「変えたというか、あなたの素晴らしいところを引き出したというか」

カエデ「私は今の毎日が本当に楽しそうな畑さんが好きよ?」

カエデ「そして私に本当のことを打ち明けてくれた、私達の距離がもっと縮まったってことかしら?」

カエデ「私のことを親友と思ってくれて本当に嬉しいわ」

カエデ「ありがとう」

ランコ「いや、その」

カエデ「津田君にも感謝しなくちゃね」

カエデ「畑さんが毎日楽しそうなのも彼のおかげだし、そのおかげで畑さんとももっと仲良くなれたし」

カエデ「…男性恐怖症も治りつつあるしね」

ランコ「…」

カエデ「このことは誰にも秘密なのよね?もちろん誰にも言わないわ」

ランコ「…」

ランコ「…!」ぎゅ

カエデ「ちょっ、急に抱きついてきて何!?」

ランコ「…ありがとう…五十嵐さん」ぐすっ

カエデ「…え?泣いてるの?…まったく、あなたらしくないわ」

ランコ「うぅ…」

カエデ「よしよし、大丈夫よ」

ランコ「ありがとう、ありがとう」ぐすぐす

カエデ「畑さん、顔上げて?」

ランコ「…?」ぐすん

カエデ「うふふ」

カエデ「可愛いわね、その顔」

ランコ「うううう」

カエデ「わわ!すごい赤くなった!可愛い!」

ランコ「や、やめろー」

カエデ「畑さんやっぱり可愛いのね!」

ランコ「んー!」ふいっ

カエデ「あー顔そむけちゃった」

ランコ「私をいじって楽しいかー!」

カエデ「楽しい!」

ランコ(五十嵐さんのタカトシ君化…)


放課後

ランコ「ふぁー、疲れた」

ランコ(缶コーヒーでも買ってのんびりしよーと)

ピッ

がちゃんこ

ランコ(ベンチで一休み)

トッキー「よぉ、元気そうじゃん」

ランコ「あらトッキー、やぁ」

トッキー「その調子だと上手くいってるようだな」

ランコ「トッキーのおかげでもあるのよ」

トッキー「私はなんもしてねーよ」フッ

ランコ(カッコつけて缶コーヒー飲んでる…)

トッキー「…」コクコク

ランコ「…」

ランコ「トッキーってコトミちゃんのこと好きなの?」

トッキー「ぶぇっっ!!!がふっごふっ!!」

トッキー「イキナリ何言いやがるんだ!!」げほげほ

ランコ「だって…コトミちゃんの写真欲しがってたじゃん」

トッキー「あれは…その…!」

ランコ「ん?」

トッキー「アイツは下品だけど、アレでも私の親友だから…その…親友の写真くらい持っててもいいだろ!」

ランコ(親友かぁ…)

ランコ「そんなに仲良いなら私がコトミちゃんとのツーショット写真撮ってあげるのに」

トッキー「いらねーよっ!」

コトミ「あ、トッキー!畑先輩!なにしてるのー?」

トッキー「タイミング最悪だ」

ランコ「あ、コトミちゃんこっちこっち」

コトミ「わーい!」

トッキー「呼ぶな!来るな!」


ランコ「じゃあ撮るわよ〜、はいチーズ」

カシャリ

コトミ「わー見せて見せて!」

ランコ「よく撮れてるわ」

コトミ「トッキーちゃんとピースしてるー!でも目線がどっか行ってるよー」

トッキー「うるっせ!!」

ランコ「顔赤らめてる」

トッキー「だあああ帰る!!」

コトミ「ちょっと待ってよトッキー!」

コトミ「畑先輩ありがとー!」

ランコ「ういー、後で写真あげますぞよ」

コトミ「楽しみでーす!」

トッキー「…ありがとな」


ランコ(タカトシ君に告白されてから色々あったけど、私の人生が凄く変わった)

ランコ(毎日が本当に楽しい)

ランコ(タカトシ君、本当にありがとう、そしてこれからも私の素敵な恋人でいてください)

ランコ「さぁ、帰りますか」

ランコ「おやタカトシ君、奇遇ですな」

ランコ「…一緒に帰りますか」

ランコ「…手繋ぐの?」

ランコ「ダメです、付き合ってるのバレます」

ランコ「…」

ランコ「しょうがない、ひと気のない裏道通って遠回りで行きましょう」



ランコ「ここからならおっけー」

ランコ「さぁ」

ぎゅ

ランコ「…」

ランコ(この顔が赤くなるの、どうにかなんないかなぁ)

終わりです
ありがとうございました

でも続き書きたいです

スズは天使

書こう
そしてちゃんと最後までやろう

よし、早く続きを書く作業に戻るんだ!


見てるよ

一旦おつです
続きを何とぞお願いします

一人二役でそーゆーことしてるとイタい目でみられまっせ


タカトシ「畑さん」

ランコ「はい」

タカトシ「2人きりになりたいです」

ランコ「今2人きりですが」

タカトシ「でもここは学校、いつ誰が来るかわかりません」

ランコ「そーね」

タカトシ「本当の2人きりになりたいです」

ランコ「同感です」

タカトシ「なので、温泉旅行を計画しました」

ランコ「え?」

おお


土曜日、北千住駅

ランコ「待ち合わせはここでいいのかしら」

タカトシ「いた、畑さーん」

ランコ「見つけた」

ランコ「ちょっと待ち合わせ場所遠くない?新宿とかでよかったんじゃないの?」

タカトシ「新宿だとうちの生徒が結構いたりするんで、不安だったんで」

ランコ「ならしょうがないか」

タカトシ「ハイ切符」

ランコ「どこ行くの?…鬼怒川温泉?」

タカトシ「手軽な温泉地って感じがするので」

タカトシ「旅館の手配も済んでます」

ランコ「なにもかもやらせちゃって悪いわね」

タカトシ「俺が企画したものですから!」


特急車内

ランコ「観光特急だけあって賑やかね」

タカトシ「そうですね〜」

ランコ「タカトシ君、こっち向いて」

タカトシ「カメラ?」ニコッ

カシャリ

ランコ「あらーいい笑顔」

タカトシ「カメラ貸して」

ランコ「え、私を撮るの?いいわよ」

タカトシ「ダメです!」

タカトシ「はい笑ってー」

ランコ「撮られるのは慣れてないわ…」

タカトシ「はいチーズ!」

ランコ「んー」

カシャリ

タカトシ「ちゃんとカメラ目線してくださいよ」

ランコ「恥ずかしいんだもん…」

タカトシ「でもほら、可愛く撮れてますよ」

タカトシ「照れながらもピースしてるし、可愛いなぁ」

ランコ「あーもう、カメラ返せ!」

タカトシ「消さないでくださいよ!後で写真くださいね!」

ランコ「わかったわかった!」


ランコ(タカトシ君寝ちゃった…)

ランコ(なんと愛おしい寝顔)

ランコ(撮っちゃる)

カシャリ

ランコ(うへへ)

ランコ(…)

ランコ(タカトシ君とお泊りかぁ)

ランコ(…)

ランコ(このニブチンは今夜何をするんだろうか…)

ランコ(…タカトシ君にそんな勇気ないかーおほほほほほほ)

ランコ(あー、寝顔にキスしたい)

ランコ(…誰も見てない)

ランコ(えい)

ちゅ

ランコ(…)

ランコ(うぅ、自分でやってて恥ずかしい…)



「まもなく、終点の鬼怒川温泉です」

タカトシ「ん、あれ、俺寝てた!?」

タカトシ「すいません畑さん、せっかくの2人きりなのに」

ランコ「いいのよ別に、これからじゃない」

ランコ「あとキスしたから」

タカトシ「え?」

ランコ「いや…なんでもない…」

タカトシ「なんで顔真っ赤になってるんですか?」


鬼怒川温泉駅

ランコ「タカトシ君!特急電車をバックに1枚撮らせて!」

タカトシ「えー?」

ランコ「記念!記念!」

カシャリ

タカトシ「じゃー畑さんも」

ランコ「私はいいわよ」

タカトシ「よくない!カメラ貸して!電車の前に立って!」

ランコ「恥ずかしいからいいー!」

駅員「あの、」

タカトシ「はい?」

駅員「もしよろしければ、お撮りしましょうか?」

タカトシ「お願いします!」

ランコ「なにしとる!」



ランコ(初めてのタカトシ君とのツーショット…)

ランコ(…うへへ)

タカトシ「畑さんって写真写り下手ですね」

ランコ「しょうがないじゃない撮られ慣れてないんだから!」

タカトシ「それでもこんなに可愛く写ってますよ?やっぱり畑さんって魅力的ですね」

ランコ「そ…お…かしら」

タカトシ「畑さんってスタイルいいですからね、撮る側じゃなくて撮られる側もいけますよ」

ランコ「…やっぱり恥ずかしい、撮られるのは」

タカトシ「慣れていきましょう」

ランコ「…それで、旅館はどこ?」

タカトシ「旅館の前に、駅前の足湯に行きましょう」

ランコ「お、さすが温泉地」


ランコ「おおー、温かくて気持ちいい」

タカトシ「疲れた足には最適ですね」

ランコ「旅行に来たって実感が湧くわね」

タカトシ「…」

ランコ「どしたの?」

タカトシ「畑さんの脚、すっごい綺麗だなって」

ランコ「スケベ」

タカトシ「触っていいですか?」

ランコ「あほか!他の人もいるでしょうが!」

タカトシ「スベスベですよ!凄い!」

ランコ「ああ!何触ってんだこら!」

タカトシ「天然物ですか??」

ランコ「意味わからん!やめんか!」

ランコ(…タカトシ君って、結構積極的なのね)

タカトシ「頭叩かれた…」


タカトシ「ここが旅館になりますね」

ランコ「ほえー立派ね」

タカトシ「部屋もなかなか素敵ですね」

ランコ「やっぱり和室よね」

タカトシ「…畑さん、俺と畑さんだけの部屋ですよ?誰も邪魔は入りません」

ランコ「え?タカトシ君?」

タカトシ「…畑さん」

ランコ(顔…近…)

ランコ「んっ」

ランコ(タカトシ君の舌ってなんでこんな甘く感じるんだろう…)

ランコ(もっと…舌絡めて…タカトシ君の味を…)

コンコン

中居「失礼いたします」

タカトシ「!?」

ランコ「!!??」

ランコ(あっぶね…)



ランコ「少しは自重しなさい!」

タカトシ「畑さんだって受け入れたじゃないですか」

ランコ「ああなったら女子はどうすることもできないの!」

タカトシ「なるほど」

ランコ「納得すんな!」

ランコ「だいたいなんでそんな積極的なのよ!?」

タカトシ「畑さんのこと好きなんだもん」

ランコ「ぶっちゃけそんなのアンタのキャラじゃない!」

タカトシ「ぶっちゃけそれを畑さんに言われたくない!!」


タカトシ「畑さんは家族になんて言って旅行に来たんですか?」

ランコ「うちは普通に…旅行に行くで行かせてくれるから」

ランコ「タカトシ君は?」

タカトシ「大変でした…」



コトミ「タカ兄?そんな準備してお泊りでも行くの?」

タカトシ「あぁ、土曜日から出かけるから」

コトミ「生徒会メンバーと?私も行きたーい!」

タカトシ「違うよ、友達と」

コトミ「まさか…セックスフレンド…」

タカトシ「ちげぇって!純粋に!男友達と!旅行に行くの!」

コトミ「私はー?」

タカトシ「お姉ちゃんにここに泊まってもらいなさい」

コトミ「…」

タカトシ「なんだよ」

コトミ「ホントに男友達と旅行〜?」

タカトシ「…ホントだよ」



タカトシ「アイツへんに鋭いんですよね…」

ランコ「兄のあなたに言うのもアレだけど、コトミちゃんほど空気の読めない子も珍しいわよね」

タカトシ「え?」

ランコ「?」

タカトシ「付き合う前の畑さんも結構ひどかったですよ」

ランコ「それは申し訳ないですねぇ!」


タカトシ「浴衣に着替えましょう、せっかくの温泉旅館なんだし」

ランコ「それもそうね」

タカトシ「…」

ランコ「じゃああっち行ってて」

タカトシ「え、見てちゃいけないんですか?着替え」

ランコ「アホか、見せるかアホ」

タカトシ「なんで…」

ランコ「このムッツリスケベ!それがアンタの本性ね!」

タカトシ「男なんでみんなこうですよ」

ランコ「七条さんの胸いっぱい見てたものね」

タカトシ「ランコの胸もいつも見てるよ」

ランコ「うぐ…」

タカトシ「赤くなった」

ランコ「私が着替え終わるまで部屋から出て行け!!」

タカトシ「いでっ、蹴らないでくださいよぉ」


タカトシ「入っていいですか?」

ランコ「どおぞ」

タカトシ「おお!」

ランコ「…似合う?」

タカトシ「畑さんのスタイルの良さが、浴衣によってさらに…」

ランコ「どーいう意味よ」

タカトシ「畑さん和服が似合うってことですよ」

ランコ「それはどーも」

タカトシ「じゃあ俺も着替えちゃいますね」

ランコ「はい」

タカトシ「…」

ランコ「はい?」

タカトシ「いや、はい?じゃなくて、着替えるんで見ないでくださいよ」

ランコ「私は見ていいの」

タカトシ「なんだそりゃ」

タカトシ「じゃあ勝手に着替えますからね」

ランコ「お構いなく」

タカトシ「…」ぬぎぬぎ

ランコ「あら素敵な身体、ちょっと筋肉ついてるわね」

タカトシ「…少しは鍛えてますからね」

ランコ「…」

タカトシ「何カメラ構えてるんですか!さすがに裸撮られるのは恥ずかしいですよ!」

ランコ「いいじゃないの別に」

タカトシ「じゃあ畑さんの裸も撮らせてくださいね!」

ランコ「何言ってんだこのスケベ!!」

畑さん何気に美脚だったよな


ランコ「夕食はいつでしたか」

タカトシ「7時半ですね」

ランコ「まだ結構時間がありますな」

タカトシ「温泉行きましょうか」

ランコ「…ええ、そうしましょうか」

ランコ(このスケベのことだから、混浴のある旅館選んでることでしょう!)

タカトシ「ここ、混浴ないんですよね…」

ランコ「え?ないの?てかなんで残念そうなのよ」

タカトシ「なんであると思ったんですか」

ランコ「…私もスケベだからです」

タカトシ「でしょうね」

ランコ「うるしゃい」



タカトシ「ではここでお別れですね」

ランコ「楽しんできてね、男湯」

タカトシ「30分後にここでまた会いましょうか」

ランコ「そーね」

タカトシ「では」

ランコ「ばいなら」


カポーン

ランコ「んあー、気持ちいい…」

ランコ(混浴なくて、よかったような少し残念なような…)

ランコ(タカトシ君はスタイルいいとか言ってくれるけど、私はそんな自身ないし)

ランコ(混浴なくて正解かな)

ランコ(でもタカトシ君の裸見たい!)

ランコ「…」

ランコ(今夜…積極的な彼はする気なのだろうか…)

ランコ(…)

ランコ「うぶぶぶぶ」ぶくぶく



ランコ(のぼせそうだから早く出てしまった)

ランコ(コーヒー牛乳でも飲みますか)

ランコ(ん?あそこの扉はなんでしょう)

家族風呂
1家族様30分まで
友人同士、カップルもご利用頂けます

ランコ「…」

ランコ(混浴はないけど…)

ランコ(タカトシ君、コレには気付いてないようね)

ランコ「見なかったことにしましょう」

なあ、スケベしようや…


タカトシ「あれ、畑さん出てたんですね」

ランコ「や」

タカトシ「待たせちゃいました?すみません」

ランコ「そんなに待ってないわ、時間もちょうどいいしご飯行きましょ」

タカトシ「そうですね」



タカトシ「おお!」

ランコ「こりゃすごい」

タカトシ「この刺身、中トロじゃないですか?」

ランコ「和食っていいわよね、やっぱり」

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「…」じーっ

ランコ「…なによ」

タカトシ「…別に」

ランコ「私がこのアワビに触れないのがそんなに不満か?」

ランコ「私になんと言って欲しいのか言いなさいよ!」

タカトシ「別になんでもないですよー」

ランコ「アンタ定期的に下ネタに突っ込まないと下ネタを求めちゃうのね」

タカトシ「下ネタが俺のエサとでも言いたげな!」



タカトシ「ふぃー、食べた食べた」

ランコ「ご馳走様でした」

タカトシ「とても美味しかったですね」

ランコ「…」

タカトシ「?」

ランコ「…後で私のアワビも食べる?」

タカトシ「…え!…いいんですか…?」

ランコ「よくねーよ!ちゃんと突っ込め!顔赤らめんな!!」

タカトシ「畑さんだって顔真っ赤じゃないか!」

ランコ「せっかく下ネタ言ってやったのにいいいい」

タカトシ「可愛いなぁ、この人」

ランコ「…声に出てるわよぉ」

ぜひねっとりと描写してください。


タカトシ「お腹いっぱいだー!」ごろん

ランコ「そーねー!」ごろん

タカトシ「…ダメだ、気持ちよくて寝ちゃいそう」

タカトシ「筋トレしよう」

ランコ「お、日課ね」

タカトシ「まずは腕立て、汗かいちゃうから30回程度…」ふんふん

ランコ「ほぉ」

カシャリ

タカトシ「え?撮ってるんですか?恥ずかしいですよ」

ランコ「コレは売れる」

タカトシ「売るの!?」

ランコ「いや?私だけのものよ」

タカトシ「う」

ランコ「ほら、止まってるぞ」



タカトシ「次は腹筋」

ランコ「足をおさえてあげよう」

タカトシ「助かります」ふんふん

ランコ「…」

ちょん

タカトシ「んひっ!」ドテ

タカトシ「なんでお腹突つくんですか!」

ランコ「いや、硬いのかなと思って…」

タカトシ「今やることじゃないでしょう!」

ランコ「ごめんの」

タカトシ「あと20回」ふんふん

ちょん

タカトシ「んって!」ドテ

タカトシ「畑さん!!」

ランコ「面白くて…つい…」

だれか壁もってこーい!

にやにやが止まらない
頑張ってたくさん書いてくださいな

>>111
( •́ㅿ•̀ ) つこんにゃく


タカトシ「終わった…無駄に疲れた」ごろん

ランコ「お疲れ様、ハイお茶」

タカトシ「あ、ありがとうございます」

ランコ「テレビでトトロやるみたいよ」

タカトシ「俺トトロ好きなんですよ、まったり観ましょうか」



テレビ「めいちゃああああああああん」

タカトシ「…」

タカトシ「らんちゃあああああああん」

ランコ「…」

タカトシ(あれ?すべった?)

ランコ「…」スヤァ

タカトシ「この人寝てた!」



テレビ「ふしぎなであいー」

タカトシ「終わったー、やっぱりトトロ面白いな」

ランコ「…」すやすや

タカトシ「…」

タカトシ「畑さん?トトロ終わりましたよ?」

ランコ「…」すやすや

タカトシ「…」

タカトシ(畑さんの脚、すっごい綺麗なんだよなぁ)

タカトシ「…」ドキドキ

スリスリ

タカトシ(すっごいさらさらでスベスベ)

タカトシ「…」ドキドキ

タカトシ(ふくらはぎ、太もも、こんなに肌が俺の手に吸い付いてくる…)

タカトシ「…」ドキドキ

タカトシ(畑さんの…お尻…どんな感じかな)

タカトシ「…」ドキドキ

タカトシ(…やめよう)

タカトシ「畑さん、終わりましたよ」ゆさゆさ

ランコ「ん…んん、あれ、寝てた?」

タカトシ「おはようございます」

ランコ「ごめんなさい、寝ちゃって」

タカトシ「いいんですよ」

ランコ「あらもうこんな時間」

タカトシ「…ですね」


ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ(なにすれば…)

タカトシ「…」

タカトシ「そーいえば、明日の帰りの特急券どこにしまったっけなぁ」

ランコ「あら、なくしたの?」

タカトシ「サイフの中かな…」

タカトシ「…」

タカトシ「…」

ランコ「…ないの?」

タカトシ「…」

ランコ「?」

タカトシ「…コトミのやつ、勝手に入れやがって…」

ランコ「!?」

ランコ(あれ、コンドームよね…)

タカトシ「…なんかすいません、こんなの見せちゃって!」

ランコ「コトミちゃんは相変わらずなのね…」

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「…すいません」

ランコ「?」

タカトシ「コトミ関係ないです、俺が持ってきました」

ランコ「…」

タカトシ「…俺が…その…畑さんとしたくて…」

タカトシ「…すいません」

ランコ「…」

タカトシ「…すいません」

ランコ「正直でよろしい!」

タカトシ「え?」

ランコ「それでこそ男!それでこそ津田副会長!」

タカトシ「…」

ランコ「…私は、タカトシ君に…」

ランコ「…してほしい」

タカトシ「…」

タカトシ「…」ぐしぐし

ランコ「また泣いてる!それが今から女の子をヤる男の顔か!?」

ランコ「私の全てをあげるから!胸も脚もアワビも!」

ランコ「…ほら、おいで」

ここらへんにスズ

そこらへんにいたらもはやストーカーじゃねえか


ぱしっ!

ランコ「なに?手を合わせて」

タカトシ「いただきます!」

ランコ「あはは、お行儀いいわね」

タカトシ「…どこから食べたらいいか」

ランコ「好きなところから食べなさい」

タカトシ「…」

ふに

ランコ「ん」

ふにふに

ランコ「…」

タカトシ「畑さんの胸柔らかい」

ふにふに

ランコ「やらしい手つきね」

タカトシ「やらしくない胸の触り方ってなんですか」

ふにふに

タカトシ「…なるほど」

ランコ「何納得してんだか…」

ふにふに

ふにふに

きゅ

ランコ「あ」

タカトシ「程よい弾力」

ランコ「…」

タカトシ「畑さんの胸、好きです」

ランコ「ありがとーって私の胸が喜んでるわよー」

タカトシ「畑さんを喜ばせたいです」

ふにふにふにふに

ランコ「んん!」

ランコ「っはぁ」

タカトシ「なに今の、エロ」

ランコ「うるっさい…」

ふにふに

ランコ「…」

タカトシ「こうかな」

ふにっ

ランコ「んふ」

タカトシ「今のは情けない声だな」

ランコ「この野郎蹴飛ばすぞ」


タカトシ「直接見て触っていいですか?」

ランコ「お構いなく」

タカトシ「脱がしますね」

ランコ「いやん」

ランコ「…」

ランコ「浴衣をはだけさせるのがポイントなのね」

タカトシ「ほぉ…」

タカトシ「可愛らしいブラジャーですね」

ランコ「ちゃんとお気に入りをつけてきましたよ」

ぷに

ふにふに

ランコ「ホントに好きね、胸」

タカトシ「ブラジャー越しってイイですね」

ランコ「しーらなーい」

ふにふに

こりっ

ランコ「んぁっ」ぴく

タカトシ「!…この硬いものは…」

こりこり

ランコ「ふっ…んっ」

タカトシ「これは直接見て確認するしかないですね」

ランコ「…」ドキドキ

タカトシ「えーっと…ブラジャー外して…」

ランコ「…」ドキドキ

タカトシ「えーっと…」

ランコ「…」ドキドキ

タカトシ「…どうやって外すんだコレ…」

ランコ「…」

タカトシ「…えと」

ランコ「…」

タカトシ「あぁ、後ろのホックか…」

ランコ「…」

タカトシ「…っ…外れない…」

ランコ「…」

タカトシ「…」

初めてにありがち


ランコ「…」

タカトシ「…畑さん」

ランコ「なに?」

タカトシ「助けて」

ランコ「タカトシ」

タカトシ「ハイ」

ランコ「コトミちゃんので練習しときなさい」するっ

タカトシ「ハイ」

ランコ「ほれ、とったぞよ」

タカトシ「!!!」

タカトシ「畑さん」

ランコ「なに」

タカトシ「…コレが美乳ってやつなんですね」

ランコ「知らん知らん」

ぷにっふにっ

タカトシ「うわあ」

タカトシ「コレが生の感触…」

ふにふに

タカトシ「ふふふふ」

ランコ「笑ってる…」

タカトシ「こんな素晴らしい胸を触ったら笑いもこみ上げてきますよ!」

ふにふにふにふにふにふにふにふに

ランコ「んん」

タカトシ「こんな柔らかいものが畑さんに存在しているとは…」

ランコ「意味わからん」


タカトシ「…この朱色の…」

ランコ「…」

タカトシ「乳首」

ランコ「スケベ」

タカトシ「隠さないでくださいよ!俺のなんですから!」

ランコ「私の乳首は私のよ!」

タカトシ「手どけて!」

ランコ「なにするの!?」

タカトシ「触ります!」

ランコ「ハイ!」

タカトシ「つまみます!」

ランコ「ハイ!」

タカトシ「コリコリします!」

ランコ「ハイ!」

タカトシ「最後に舐めます!」

ランコ「ハイ正直でよろしい!あげる!」

タカトシ「わーい」

つん

ランコ「んんんっ!」びくっ

タカトシ「…おおお」

つん

ランコ「あっく…」

タカトシ「硬さの中に柔らかさがあって、そして芯が通ってる感じの乳首ですね」

ランコ「意味わかんないからっ」


きゅっ

ランコ「あ!ん…つまんでひっぱるな…」

こりこり…

ランコ「…うう、」

タカトシ「今までにない反応…」

ランコ「弱いのかも…乳首」

タカトシ「可愛い…」

ぱくり

ランコ「あう」

タカトシ「…」ちゅー

ランコ「…でかい赤ちゃんね」

タカトシ「…」ちゅーちゅー

ランコ「んっ…そんな乳首を吸うな」

タカトシ「…」ぺろぺろ

ランコ「あ、あ」

タカトシ「…」ちゅー

ランコ「…好きかも、吸われるの」

タカトシ「…」ちゅうちゅう

ランコ「…あー、あっ、気持ち…いいっ」ぴくん

タカトシ「…」ちゅむちゅむ

ランコ「…っ」

タカトシ「…」ちゅうううううううう

ランコ「あ!待って!」

タカトシ「え?」

ランコ「…」

ランコ「…変に…なりそうだった」

タカトシ「それはどういう…」

ランコ「タカトシ君の口が気持ち良くて変になりそうだったの!」

タカトシ「喜ばしいことです」

なんだろう、エロいことしてる空気ではない

でも正直軽口叩きあいながらイチャイチャ前戯とかメッチャ興奮するな


タカトシ「…下、いいですか?」

ランコ「…はい」

タカトシ「立ってください」

ランコ「…」

タカトシ「…パンツも可愛いです」

ランコ「どーもどーも」

タカトシ「…なんで顔に枕を押し付けてるんですか?」

ランコ「どうせ、畑さん顔真っ赤ー、とか馬鹿にしてくるんでしょ」

タカトシ「馬鹿にはしませんよ」

ランコ「とにかく、顔見られたくない…」

ランコ「顔見ないなら好きにしていいから」

タカトシ「では」

タカトシ「脱がします…」

するん

タカトシ「…」

タカトシ「一瞬、糸引いた気がします」

ランコ「うううう」ぎゅううう

タカトシ「パンツがヌルヌル…」

ランコ「うっ」

タカトシ「あとはこの浴衣をめくれば、畑さんの大事なのところが…」

ランコ「…」ぎゅう

ぺらりんこ

タカトシ「!!!!!!!」

ランコ「うう」ぎゅっ

タカトシ「ふふふふふ」

ランコ「何笑ってんだぁ…」

タカトシ「いや、感動して…」

ランコ「どこに感動できる要素が…」

さわっ

ランコ「!?」

タカトシ「畑さんの下の毛、さらさら…」

タカトシ「そして髪の毛と同じように、色に緑がかかってますね」

さわさわ

タカトシ「撫でてて飽きない」

ランコ「…くおらああああ!!!」


タカトシ「いで!なんで枕投げるんですか!」

ランコ「そんなに実況されると恥ずかしいんじゃ!陰毛フェチか貴様!」

タカトシ「悪いことしました…?」

ランコ「悪くない悪くない!私が恥ずかしがり屋なだけだから!」

タカトシ「畑さん、今までにないくらい顔真っ赤」

ランコ「それ!今一番言われたら恥ずかしいやつ!!」

つうう…

ぴとん

タカトシ「!?」

タカトシ「なんか畑さんから垂れた…」

ランコ「え」

タカトシ「シーツにシミが」

ランコ「〜!!」

ランコ「ううううううう」

タカトシ「しゃがみこんじゃった…」

ランコ「…」


タカトシ「畑さんすいません、その、ムードも大切ですよね…」

タカトシ「こういうの初めてで…」

ランコ「今はランコって呼んでください」

タカトシ「え?」

タカトシ「ラ…ランコ、ちゃん?」

ランコ「ちゃんはいらない」

タカトシ「…ランコ」

ランコ「ハイ、そして優しいキスをお願いします」

タカトシ「…」

ちゅ

ランコ「…」

ランコ「舌を出して」

タカトシ「?はい」ぺろん

ランコ「あんむ」ぱくり

ちゅう

ちゅう

ランコ「あふ、タカトシ君の味、すきです」

タカトシ「…」

ランコ「よし、タカトシ君の顔も真っ赤に染め上げたところで」

ランコ「…ほら、私のアワビ、触ってごらん」

タカトシ「はい」

ちゃぷ

タカトシ「わ…凄い、こんなふうになるんですね」

ランコ「タカトシ君のほしいからこうなってるの」

ちゃぷちゃぷ

ランコ「んぁっ、そんなにすると、溢れて、シーツ汚しちゃうから…」

ランコ「…タカトシ君の、挿れよ?」


ボロンッ!!

ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ(でけえ)

ランコ(今がんばっていい感じのムード作ったけど)

ランコ(タカトシさん、そのでかさ、ムードを突き破りますわ)

タカトシ「なんか言ってよ…ランコ…」

ランコ(…でも、恥ずかしがって顔真っ赤なタカトシ君…)

ランコ「良いっす!」

タカトシ「良いんですか…?」

ランコ「触っていい?」

タカトシ「うん…」

ランコ「…あたたかい」

ランコ「生きてるみたい」

こすこす

タカトシ「う」

ランコ「わぁ」

しこしこ

タカトシ「…気持ちいい」

ランコ「スゴイ…」

しこしこ

タカトシ「…ランコの、ランコの中に挿れたい」

ランコ(入るかな)

ランコ「いいよ」


ランコ「あ」

タカトシ「どうしました?」

ランコ「私にゴム付けさせて」

タカトシ「いいですけど」



びりっ

ランコ「うあ、ねとねと」

ランコ「付けますね、痛かったら言って」

タカトシ「ハイ」

ランコ「ここつまんで…くるくると…」

ランコ「あり、うまくいかない…」

ランコ「…よっと」

タカトシ「い」

ランコ「あ、ごめん、痛かった?」

タカトシ「大丈夫です」

ランコ「…んー?」

ランコ「なんで…回らない…」

ランコ(やばい、つけられない)

ぴくんっ

ランコ「うわ、跳ねた」

タカトシ「すいません、ランコのその姿がエロいもんで…」

ランコ「あはは、いいのよ」

ランコ「えーと…」

ランコ(何がわるいんだー?)


びろーん

ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ「ごめん、失敗した…」

タカトシ「いえいえ、やってくれようとして嬉しかったです、エロかったですし」

タカトシ「あと一個ありますしね」

ランコ「かたじけない…」

タカトシ「俺が付けちゃいますね」

ランコ「わくわく」



びろーん

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「ごめんなさい失敗しました!」

ランコ「あらぁ」

タカトシ「家で練習してきたんですが…」

ランコ「あはは…」

タカトシ「コンビニで買ってきます!」

ランコ「いいよいいよ!この旅館の近くにコンビニないし!」

タカトシ「でも…」

ランコ「なんなら生でヤりますか?」

タカトシ「…ランコのこと、本当に愛してるからこそ、それは出来ません」

ランコ(…嬉しい)

タカトシ「すいません!すいません!せっかくの機会なのに…!」

タカトシ「俺のせいで…台無しに…」

ランコ「何言ってんの!私だって失敗したんだから…私こそ…ごめんなさい」

タカトシ「ごめんなさい…」

ランコ「…んー…」

ランコ「!」

ランコ「浴衣着直して!」

タカトシ「え?」


タカトシ「こんな夜中にどこ行くんですか?」

ランコ「いいから!」

タカトシ「温泉?」

ランコ「違う!こっち!」

タカトシ「…家族風呂?こんなのあったんですか!?」

ランコ「お互い汚れちゃったし、入ろ!」



ランコ「おー、なかなか広いですな!」

ランコ「まさに家族向けって感じですね!」

タカトシ「…」

ランコ「…」

ランコ「いつまで落ち込んでるのよ、ほら!体洗ってあげる」

ランコ「あわあわーごしごしー」

ランコ「たくましい腕!綺麗にしてあげますね〜」

ランコ「あら、腹筋割れてきてるんじゃない?力入れてみてー?」

タカトシ「…」

ぷに

ランコ(硬くならない…)

ランコ「さっきまでデカかったここも、こんなにしぼんじゃって…」

ランコ「く…」

ランコ「くちで…する?」

ぎゅううう

ランコ「わ!」

ランコ「抱きしめられてしまいました」

タカトシ「ごめんなさい…」

ランコ「…まだ言ってる」

タカトシ「…」

ランコ「私も失敗したし、私も落ち込んだほうがいいのかしら」

タカトシ「…」

ランコ「…」


ランコ「何をそんなにおちこんでるのよ」

タカトシ「ランコが…せっかくここまでリードしてくれたのに…」

タカトシ「俺…本当に情けなくて」

ランコ(タカトシ君って、こうなっちゃうと弱っちゃうのね)

ランコ(恋人の弱点を早めに知れてラッキーととらえましょう)

ランコ「よしよし…」

タカトシ「…」くすん

ランコ「また泣いてる」

タカトシ「…」

ぎゅっ

ランコ「甘えん坊さん」

ランコ「…」

ランコ(シャワーを手にとって…)

タカトシ「…」すんすん

ランコ「喰らえ」

タカトシ「…え?」

ランコ「水全開!」

シャー!!!

タカトシ「わ!ちょっと!!冷た!!畑さん!!冷たいって!!!」

ランコ「おほほほほほほほ!情けない男には水攻めの刑だー!」

タカトシ「畑さん!ホントに!ホントに冷たいから!!」

ランコ「ハイドロポンプ!」

タカトシ「ランコぉ!!やめろぉ!!」

ランコ「辛かろう辛かろう!!おほほほほほほほ」

タカトシ「くそぉ!」

裏表間違えたか……


ザパーン!!

ランコ「ちっ!浴槽に逃げ込んだか」

タカトシ「うう〜、…あったけえ…」

ランコ「私も入れて」

タカトシ「やだ、入れないです」

ランコ「私が見つけた家族風呂なんですけど」

タカトシ「入湯拒否」

ランコ「どけえ」

タカトシ「あぶな!」

ザパーン

ランコ「ふいい〜…あったか」

タカトシ「まったく…」

ランコ「まったくはどっちのセリフだ馬鹿ちん」

コチン

タカトシ「いて」

ランコ「私みたいな女に遠慮する必要なんてないのよ、ましてやラブラブ恋人同士なんだし」

ランコ「家の部屋でも駅のトイレでも生徒会室でも好きなところでヤらせてあげるわよ」

タカトシ「いや、後半ダメでしょ」

ランコ「私はタカトシ君の全てを受け入れたいんだから、男のプライドなんて捨ててかかってきなさいな」

タカトシ「…じゃあ」

ランコ「ハイ」

タカトシ「結婚しよう」

ランコ「ハイ」

ランコ「…は?」

ランコ「いつ?」

タカトシ「俺がしっかり勉強して、いい大学入って、いい企業に就職して、ランコと、ランコとの子供を養えるくらい、俺が成長したらです」

ランコ「…」

ランコ「…よ、よろしく…お願いします…」

タカトシ「…よし!最後に畑さんの顔を真っ赤にしてやった!」

ランコ「ほぁ!?ちがっ!これはのぼせたからよ!」

タカトシ「畑さん可愛いなぁ!」

ランコ「こいつ!さっきまで落ち込んでたくせに!」

タカトシ「かわいー顔ー」

びよーん

ランコ「ほっぺをひっぱるなぁー!」

タカトシ「あはははは」

ランコ「…うふふ」


「まもなく、北千住に到着です」

ランコ「タカトシ君、乗り換えですよ」

タカトシ「んあ、また俺寝ちゃってた…」

ランコ「しょうがないわ、一晩中起きてたんですもの」

タカトシ「あっという間の旅行ですね」

ランコ「あっという間ね、明日から学校だし」

タカトシ「…」

ランコ「…」

ちゅ

ランコ「ふふふ」

タカトシ「えへへ」

ランコ「タカトシ君、大好き」

ホントに初々しくてニヤニヤする

終わりです
ありがとうございました

…でもあと一つ、続きが書きたいです
てか書きます

スズと結婚したい

乙!素晴らしいタカランでした
あと一つと言わず、二つでも三つでもいいのよ



あのへんにスズ→

スズ「残像だ」

いやはやええのう

だからコンドームは普段からつける練習しとけと言っておるのに

イチャイチャ乙、
コン〇ームとコンタクトレンズの裏表って、分かりにくいよね


とある日、津田家

コトミ「…」

コトミ「さぁ、タカ兄の部屋に新規のトレジャーはあるでしょうか」

コトミ「お邪魔しまーす」

ガチャ

コトミ「今回はどこに隠してあるかな?」

コトミ「えーと…」

コトミ「机の引き出しに薄い本とかないかな」

コトミ「ん?」

コトミ「なにこれ」

コトミ「写真?」

コトミ「…畑先輩!?」

コトミ「何この畑先輩…可愛い」

コトミ「てかなんでタカ兄が先輩の写真…」

コトミ「!?」

コトミ「タカ兄と畑先輩のツーショット!?電車の前で仲良さそうに…」

コトミ「え!?畑先輩の浴衣姿の写真!?」

コトミ「…これは」ごくり

タカトシのセキュリティはガバガバ


翌日

トッキー(コトミのやつどこ行った?)

トッキー(いた)

コトミ「いたいた!!かいちょー!!」

トッキー(会長に用があるのか?)

コトミ「会長!なんとですねー!」

コトミ「タカ兄と!」

コトミ「畑先輩が!!」

トッキー「!!!」

トッキー「コトミィ!!!!!!」

コトミ「うわ!びっくりした…」

コトミ「どうしたの?トッキー」

トッキー「ちょっとこっち来い!」

コトミ「わ!引っ張らないでよー!」

シノ「…?」

トッキー、ナイス !!

トッキー コッチでも空気読むのね


放課後、生徒会室

シノ「…最近、津田の様子がおかしい」

アリア「そーだねー」

スズ「なんか、毎日楽しそうですよね」

シノ「今日は生徒会の活動ないと言ったら、真っ先に帰ったし…」

アリア「津田君最近付き合い悪いよねー」

スズ「…避けられてる…は、言い過ぎですかね」

シノ「津田が私達の知らないところで何かしてるのは明確だな」

アリア「何かあったの?」

シノ「さっき、コトミが何か言いかけてトッキーに連れ去られた」

スズ「…怪しい」

シノ「津田と畑が…何かあったらしいが」

アリア「まぁ畑さんなら何か知ってるんじゃないかな」

スズ「聞いてみますか」



シノ「畑」

ランコ「なんでしょう」

シノ「最近の津田について、何か知っているか?」

ランコ「え?」

スズ「津田のやつ、変わったような気がするんですよ」

アリア「畑さんなら何か知ってるんじゃないかな〜って」

ランコ「…」

ランコ「さぁ」

シノ「…そうか」

アリア「知らないならしょうがないねー」

スズ「コトミちゃんは何を言いかけたんでしょうか…」

シノ「失礼した、畑」

ランコ「いえいえ」

ランコ「…」

ランコ「やばいなぁ」

俺もスズ派なんだが…乙

生徒会役員共って全員名前がカタカナだから分かりにくいね


コトミ「ええー!?タカ兄と畑先輩って付き合っ」

トッキー「馬鹿!!声でかいんだよ!!」

コトミ「…知らなかった」

トッキー「このこと、絶対に誰にも言うなよ?」

コトミ「うん…」

トッキー「英稜の生徒会長にもな」

コトミ「…」



翌日

スズ(また自販機の1番下の段の飲み物全部売り切れてる…)

コトミ「あ、スズ先輩」

スズ「コトミちゃん!あ、悪いんだけどあのジュースのボタン押してくれない…?」

コトミ「いいですけど…」

ぴっ

がちゃんこ

スズ「ありがとう、何か奢ってあげようか?」

コトミ「スズ先輩」

スズ「なに?」

コトミ「もし、タカ兄に好きな人ができたらどうします?」

スズ「え?」

スズ「…いや、別に関係ないけど…」

コトミ「スズ先輩、ホントにそれでいいの?」

スズ「…どういうこと?」

コトミ「…深い意味は無いけど」

コトミ「後悔しても遅いですよ」

スズ「え?」

スズ「だからどういう意味よ…!」

コトミ「これ以上は言えません…失礼します」

スズ「コトミちゃん!」

スズ(…津田に、好きな人?それで私が後悔?)

スズ(…津田が私じゃない人を好きになってるってこと…?)

スズ「…」


このへんにスズ

コトミちゃん、もう手遅れです


昼休み

スズ「津田ー」

タカトシ「萩村?どうした?」

スズ「…あんたさぁ、」

タカトシ「うん」

スズ「好きな人とか…いるの?」

タカトシ「…」

タカトシ「いないよ」

スズ「本当に?」

タカトシ「…うん」

スズ「そう…」

タカトシ「…」


放課後、生徒会室前

スズ(はぁ…コトミちゃんは何を言いたかったんだか…)

スズ(…とりあえず生徒会室に…)

シノ「…アリアに相談したいことがある」

アリア「なぁに?シノちゃん」

スズ(ん?会長悩み事?なんか入りづらい…)

スズ(…ドア越しに聞いてみよう)

シノ「私…津田に告白…しようと思う」

スズ「!!??」

アリア「…シノちゃん、やっと自分に正直になったね」

シノ「あぁ、私は津田が好き…なんだ…」

アリア「でも多分、スズちゃんも津田君のこと好きだよ?」

シノ「…萩村には悪いが…先に告白させてもらう…」

アリア「そう」

スズ「…」

スズ(…会長は津田が好き?、私も多分津田が好き?)

スズ(…多分じゃない、…私は…)

スズ(私は津田が好き)

スズ(会長には…渡さない)

スズはコトミ呼びじゃね

修羅場が始まるぞ

ヤンデレルート?


スズ「津田ァ!!」

タカトシ「萩村?生徒会室に向かったんじゃないのか?」

スズ「ちょっときなさい!」

タカトシ「どこ行くんだよ!」



タカトシ「萩村どうした?」

スズ「津田、好きな人いないのよね?」

タカトシ「…」

スズ「…私!」

タカトシ「実は」

スズ「…え?」

タカトシ「…俺、好きな人がいるんだ」

スズ「は」

タカトシ「俺には恋人がいる、さっきは嘘ついてゴメン」

スズ「恋人…?」

タカトシ「萩村には言っていいかなって」

スズ「…」

スズ「誰?」

タカトシ「畑さん」

スズ「」

スズ(は?意味わからない)

スズ(私、告白する前に振られたの?)

スズ(てか恋人がいる?それが畑さん?)

スズ(ぜんっぜん、わかんないや)

タカトシ「萩村?」

スズ「…」

スズ「なに?」

タカトシ「いや」

スズ「早く生徒会室行くわよ」

タカトシ「うん…」


タカトシ「遅れてすいません」

シノ「つ、津田!遅いじゃないか!」

アリア「スズちゃんと何かあったー?」ニコニコ

スズ「すいません、私の用事に付き合ってもらってました」

シノ「そうか」

タカトシ「…」



シノ「今回の企画なんだが…」

スズ(もう一度考え直してみよう)

スズ(私は津田が好き)

スズ(津田は好きな人がいないと言った)

スズ(だから私が告白しようとした)

スズ(そしたら津田がやっぱり好きな人がいると言い出した)

スズ(恋人がいると)

スズ(それが畑さん)

スズ(畑さんって新聞部のあの畑さんよね)

スズ(津田と畑さんが恋人同士)

スズ(津田と畑さんが恋人同士)

津田と畑さんが…両想い

私は津田と付き合えない、結婚できない

スズ「う」

スズ「うう…」ポロポロ

アリア「ん?スズちゃんどうしたの?」

スズ「うあああ」ポロポロ

シノ「萩村?泣いてるのか?」

タカトシ「萩村…大丈夫か?」

スズ「う、うう、帰る」

タカトシ「萩村!」

スズ「うるっさい!!」

タカトシ「!?」びくっ

スズ「…!」ダッ

シノ「萩村!どこに行くんだ!」

シノ「おい津田!追え!」

タカトシ「はい!」ダッ

アリア「…」


タカトシ「萩村!」

スズ「…ついてくんな」

タカトシ「…」

スズ「もう大丈夫、でも帰る」

スズ「さよなら」

タカトシ「どうしたんだよ」

スズ「本当に鈍感よね、アンタ」

スズ「そんなアンタをどうやって振り向かせたのかしら」

スズ「じゃあ」

タカトシ「…」



タカトシ(しょうがないだろ、本当に好きな人は1人しか選べないんだから)


アリア「おかえり津田君」

シノ「萩村は!?」

タカトシ「帰りました」

シノ「帰りましたじゃなくて!連れ戻せよ!」

タカトシ「無理でした」

シノ「無理でしたじゃないだろ!萩村泣いてたじゃないか!!なんかあったんじゃないか!?あのまま帰して言い訳ないだろ!!」

アリア「シノちゃん落ち着いて」

タカトシ「…」

シノ「黙ってちゃわからないだろ!」

タカトシ「萩村自身の問題ですから」

シノ「使えないやつ…もういい!私が追ってくる!」

タカトシ「だからもう帰りましたって」

シノ「お前!!副会長のくせに!!!」

アリア「シノちゃん!」

タカトシ「じゃあもう2人にも言います!!!!」

アリア「え?」

シノ「は?」

タカトシ「俺、畑さんと付き合ってます!」

アリア「…」

シノ「…」

アリア「ええ!?」

シノ「…え」

アリア「え?どういうこと??」

シノ「…」

タカトシ「俺は畑さんが好きです!」

タカトシ「それを言ったら、萩村がああなりました」

アリア「うそ…だよね…?」

タカトシ「本当です」

シノ「…お」

シノ「お、え」

シノ「え…」

シノ「帰る」

アリア「シノちゃん!?」

シノ「かえ…る…」フラフラ

アリア「シノちゃん!待って!」ダッ

タカトシ「…」

タカトシ「…」

タカトシ「これか、畑さんが恐れていたこと…か」

王道的展開いいぞ〜


プルルルルル…

タカトシ「もしもし、畑さん?」

ランコ『タカトシ君?どうしました?』

タカトシ「生徒会に言いました、俺たちが付き合ってること」

ランコ『え?』

ランコ『なんで言ったの?隠していこうって決めたじゃない』

タカトシ「すいません、成り行きで」

ランコ『…で、どうなったの?』

タカトシ「みんな帰っちゃいました」

ランコ『ちょっと…あんた…』

ランコ『今生徒会室!?そっち行くから待ってて!』

ツー

タカトシ「…」

タカトシ「ん?」

タカトシ(七条先輩からメール)

アリア『シノちゃんを送って帰ります。明日の放課後、生徒会室に来てください。話を詳しく聞かせて。』

タカトシ(あんな焦った七条先輩も珍しいなぁ)

タカトシ(なんて、思ってる場合じゃないな)


ランコ「タカトシィ!!」

タカトシ「うわ!びっくりした!」

ランコ「アンタなんで言っちゃったのよ!」

タカトシ「しょうがないじゃないですか」

ランコ「1番なっちゃいけない状況になっちゃったよ…」

タカトシ「…」

ランコ「…ふぅ」

ランコ「選びなさい」

タカトシ「え?」

ランコ「私を選んで生徒会を捨てるか」

ランコ「生徒会を選んで私を捨てるか」

ランコ「どっち?」

タカトシ「いや、意味わからないです」

ランコ「今私と別れたら生徒会役員共の傷は浅く済むわよ」

ランコ「最悪の修羅場は回避できるわ」

ランコ「それか生徒会で修羅場覚悟で私と付き合い続けるか」

ランコ「選んで」

タカトシ「俺に畑さんと別れるなんて選択肢ないですよ」

ランコ「生徒会を捨てるっていうの?」

タカトシ「捨てるって…大袈裟な」

ランコ「大袈裟じゃないわ、生徒会どころか桜才学園の生活を捨てると言っても過言じゃないわ」

タカトシ「なぜそこまでなるんですか」

ランコ「この学園は生徒会長天草シノと優秀な生徒会役員共で成り立ってるわ」

ランコ「その生徒会役員共の関係が破壊されてみなさいよ」

ランコ「学園の終わりを意味するってことよ」

タカトシ「なんでそんなことわかるんですか」

ランコ「私は畑ランコよ」

タカトシ「…なるほど、脚色してるでしょ」

ランコ「うるさいな」


ランコ「選んで」

ランコ「私を選ぶか、生徒会…いや、桜才学園を選ぶか」

タカトシ「だから大袈裟ですって」

ランコ「そんくらい重要なことなの!!まったく鈍いわねアンタ!!」

タカトシ「畑さんを選びます」

ランコ「…!アンタ、自分が何言ってるかわかる?桜才学園を」

タカトシ「畑さんこそなに言ってるんですか!?俺と別れたいんですか?」

ランコ「え…そんなことあるわけないじゃない」

ランコ「私は一生タカトシ君の大事な人であり続けたい!」

ランコ「でも!」

タカトシ「答え出てるじゃないですか」

ランコ「…」

ランコ「でも私、生徒会で天草会長や七条さんや萩村さんと楽しそうに活動するタカトシ君も好きだし…」

ランコ「もう、元通りにはならないのかぁ…」

正妻→畑さん
副妻's→会長やスズ

で良いんじゃないかな?(すっとぼけ)

側室は何人いても構わない

畑さん捨ててもタイミング的に無関係とは思えないだろうし罪悪感で逆に関係悪化しそう

てか勝手に惚れといてキレるとか意味わからん


翌日

タカトシ(俺は畑さんが好きだ)

タカトシ(それは決して揺るがない)

タカトシ(…でも今改めて考え直してみると)

タカトシ(生徒会も…)

タカトシ(会長も七条先輩も萩村も俺にとって大切な人達だ)

タカトシ(…どうしたら)

タカトシ「…」

タカトシ(萩村、目すら合わせてくれないな)



放課後、生徒会室前

タカトシ(萩村、ホームルーム終わったらそそくさと帰ってしまった)

ガチャ

タカトシ「お疲れ様でーす…」

アリア「津田君」

アリア「…座って」

タカトシ「あの…会長は」

アリア「シノちゃんは学校休んだわ」

タカトシ「…」


アリア「詳しく聞かせて欲しいの、なんで津田君が畑さんと付き合っているのか」

タカトシ「どうしてって」

タカトシ「好きだからですよ」

アリア「告白したの?」

タカトシ「俺から告白しました」

アリア「なんで…」

タカトシ「なんでって」

アリア「なんでシノちゃんじゃないの!!」

タカトシ「…」

アリア「シノちゃん、ずっと津田君のこと好きだったのに」

アリア「シノちゃん、ずっと津田君のこと考えてたのに!」

アリア「スズちゃんだってそう!」

アリア「津田君のこと想い続けてたのに!」

アリア「なんで畑さんなのよ!!」

タカトシ「…」イラッ

タカトシ「俺が誰と付き合おうが関係ないでしょ!!!!」

タカトシ「会長だって萩村だって素敵な女性だって知ってますよ!!」

タカトシ「でも俺が本当に好きなのは畑さんだけですから!!!!」

アリア「でも…でも…!」

アリア「シノちゃんだって津田君のこと本当に好きだし…」

アリア「畑さんなんて…!」

タカトシ「七条先輩!!!!」

タカトシ「畑さんのこと、そんなふうに言うなら先輩でも許しませんよ」

アリア「うぅ」

アリア「う…」ポロポロ

アリア「わかってる…」

アリア「自分勝手なこと言ってるって…」

アリア「ごめんなさい…」

アリア「でも…」

アリア「シノちゃんのあんな顔…見たくなかったぁ…」ポロポロ

タカトシ「…」


生徒会室前

トッキー「ん?」

トッキー「何してんだ?生徒会室なんか覗いて、新聞部部長の真似か?」

カエデ「・ぇ、違いますよ…」

カエデ「かなり大声で騒いでたんで注意しようと思ったら、内容が内容で入りづらくて…」

トッキー「んー?」チラ

トッキー「…もしかして、生徒会にバレたのか?」

カエデ「え?あなたも知ってるの?」

トッキー「風紀委員長も知ってるのか、副会長と新聞部部長が付き合ってるの」

カエデ「ええ、なんだか…最悪な結果になりそう」

トッキー「…チッ、上手くやれよ…」←コトミに教えた人

「すみません、通してください」

トッキー「…ん?」

カエデ「あら…」

女らしい発言とは言えるがこれはなぁ…


ガチャ

スズ「失礼します」

タカトシ「萩村!?帰ったんじゃ…」

アリア「スズちゃぁん…」

スズ「…アンタ、七条先輩まで泣かせたの?」

タカトシ「…」

スズ「七条先輩、昨日の夜に会長から電話がありました」

アリア「え?」

スズ「津田の件です」

タカトシ「…」

スズ「長い間話しました」

スズ「今後津田とどう付き合って行くか」

アリア「うん」

スズ「私と会長は津田が好きなんで、相当ショックを受けました」

スズ「ぶっちゃけ今も津田とどう接したらいいかわかりません」

タカトシ「…」

スズ「でも、恋愛対象ではなくても私にとって津田は大事な人です」

スズ「会長もそう言っています」

タカトシ「萩村…」

スズ「桜才生徒会はこれからも変わらず4人で頑張っていこうという結論に至りました」

スズ「4人で楽しく真面目にいつも通りで…」

スズ「会長は明日から普段通りに登校すると言ってます」

スズ「私達、桜才学園生徒会役員共は決して崩れることはありません!」シャキン

アリア「スズちゃぁぁぁぁぁぁん」ポロポロ

スズ「すみません七条先輩、1人にさせちゃって」

アリア「シノちゃんもスズちゃんも大丈夫なんだよね?自殺とかしないよね!?」ポロポロ

スズ「しませんよ!」

タカトシ「…」

スズ「津田ァァァアアア!!!!」クワッ

タカトシ「ハイ!?」

スズ「アンタのこと好きでした!」

スズ「以上です!!」

タカトシ「…」

タカトシ「ありがとう」

スズ「ふん」

スズ「礼には及ばん」

スズちゃん偉い

スズちゃんかわいい

これは将来いい女になるぞ

今だっていい女だろ!


カエデ「…なんか、大丈夫そうね」

トッキー「そうだな」

ランコ「おや、覗きですか?」

トッキー「アンタに言われたかねーよ!!」

カエデ「てかあなたにとって重要なやりとりが行われてるのよ!!」

ランコ「おほほー」

ランコ「…生徒会にも、あなた達にも感謝しなきゃですね」

カエデ「別に感謝なんて…」

トッキー「ふっ」



その夜、タカトシ部屋

タカトシ(ん?会長からメールだ)

シノ『今日は学校を休んでしまって申し訳なかった。あと、あのとき怒鳴ってしまって申し訳ない。副会長のくせにと言ってしまったが、生徒会長の私があんな言葉遣いじゃ生徒会長失格だよな。本当にすまない。明日登校したら生徒会室に来てくれ。久しぶりに…と言うか2日ぶりだが4人で会おう!』

タカトシ「会長…」

タカトシ(ありがとうございます)

と、このように警戒心を解いて誘き出します

その後、自分のことを好きだった女友達(先輩)として良好な関係を築き、恋愛相談にも乗るようになります

そして、その良好な関係を維持しながら、倦怠期にはいるのを待ちます


翌日

ガチャ

タカトシ「おはようございます!」

スズ「津田遅い」

アリア「津田君おはよー」

シノ「津田!!」

シノ「…おはよう!」

タカトシ「会長…」

タカトシ「…」ぐす

スズ「ちょっとアンタ泣いてんの!?」

タカトシ「すみません、嬉しくて」

アリア「これで生徒会役員全員泣いたね〜」

シノ「大丈夫だ津田!お前に彼女が出来ようと、お前はずっと私の副会長であり奴隷だ!!」

タカトシ「ありがとうございます…!……ん?奴隷?」

スズ「シャキッとしなさいよ、情けない」

アリア「津田君昨日はごめんね?畑さんにも謝っておくわ」

タカトシ「みなさん…」

タカトシ「俺、生徒会に無理やり入れられて本当に良かったです!!」

シノ「無理やり言うな」


津田家

コトミ「お姉ちゃん、またあのペペロンチーノ作ってよー」

ウオミー「いいですよ、作り方も教えてあげる」

コトミ「わーい!」

ウオミー「そういえば、タカ君に彼女ができたみたいですね」

コトミ「っぶえ!…知ってるの!?」

ウオミー「ええ、シノっちから聞きました」

ウオミー「まさか畑さんだったとは、あのときみんなでご飯食べたときにはもう付き合ってたかもしれませんね」

コトミ「…嫌じゃないの?」

ウオミー「…正直嫉妬はしてしまいます、でも私はタカ君の彼女よりお姉ちゃんになりたいのかもしれませんね」

コトミ「…」

ウオミー「コトミちゃんは納得いかないんですか?」

コトミ「私…一応スズ先輩を応援してたから…」

ウオミー「…」

ウオミー「コトミちゃんにいいものあげます」

コトミ「?」

ウオミー「はい」ペラ

コトミ「写真?」

コトミ「うおっほ!?タカ君の[田島「チ○コ破裂するっ!」]写真!?」

コトミ「どうしたのこれ!?」

ウオミー「1年前、畑さんが撮影したそうです、さすがの腕前ですね」

コトミ「この角度、しっかりと握られたタカ兄のタカ兄、オカズの内容までハッキリ、そしてタカ兄の絶頂寸前の顔…」

コトミ「…これはプロの仕事ですね」

ウオミー「それ、私のオカズなんだけどコトミちゃんにあげる」

ウオミー「畑さんに頼めばまた撮ってくれるかもね」

コトミ「…」

コトミ「…これは認めざるを得ない!」

ウオミー「…さて、どう寝取ろうかしら」

コトミ「え」

ウオミー「なんちって」

こうフィルターされるのか…
まぁ生徒会役員共らしくていいか

スズ愛でたい

乙!結婚式編はよ!

ランコ「タカトシ君」

タカトシ「なんですか?」

ランコ「今週の土曜日、どこか出かけない?」

タカトシ「デートですか?」

ランコ「まぁ…そうね」

タカトシ「すいませんその日は生徒会のメンバーで出かけます」

ランコ「なんじゃそりゃ!…じゃあ日曜日は?」

タカトシ「生徒会メンバーで遊園地に遊びに行きます」

ランコ「まじで?じゃあ来週の土曜日…」

タカトシ「来週の土日で七条先輩の別荘に生徒会のメンバーでお泊りに…」

ランコ「ちょい待てタカトシ」

タカトシ「はい」

ランコ「言いたいことがたくさんあるけど…」

ランコ「よく恋人の前でほかの女の子達とお泊りに行くなんて言えるわね」

タカトシ「畑さんならわかるでしょ、俺がほかの女の子に絶対手を出さないって」

ランコ「確かに!」

ランコ「それはもういいや」

ランコ「でもなんで私と遊ぶ時間を確保しないのよー!」

タカトシ「会長達が『津田の彼女が畑なら遠慮する必要ないな』って言ってたんで」

ランコ「ぐえ、ヒドイ」

タカトシ「今回の一件で生徒会メンバーさらに仲良くなったんですよ、会長達もあと1年もないしメンバーの思い出いっぱい作りたくて」

ランコ「あら、いいことじゃない、でも私も卒業なんだけど」

タカトシ「畑さんとはこれからずっと一緒じゃないですか、あのメンバーはいろんな道に分かれて卒業後なかなか会えなくなるんで」

ランコ「なるほど…って、私だって最後の高校生活楽しく行きたいですよ」

ランコ「制服デートとかどう?」

タカトシ「…いいですね」

ランコ「でしょお?」

タカトシ「まぁとりあえず再来週の3連休、空けといてください」

ランコ「え?」

タカトシ「七条先輩から七条グループのホテルの無料宿泊券もらいました」

タカトシ「2人きりで楽しんできてねって」

ランコ「あら…」

ランコ「…それ部屋に隠しカメラとかあるんじゃない?」

タカトシ「あんたが言うな」

タカトシ「とにかく!その日空けといてくださいね!」

ランコ「わかった、かなり楽しみ」

タカトシ「ちゃんと俺も練習しましたから!」

ランコ「…なんの?」

タカトシ「…びろーん」

ランコ「…」

ランコ「このスケベ」

終わりです
と言いたいところですけど
最後の最後にやっぱりタカトシ君とランコちゃんのイチャコラを書きたいんで
もう少しお付き合い願います

深夜のテンションでじっくり書きますんで気長にお待ちを

スズは俺の嫁、はっきりわかんだね

良いね

「間もなく終点、河口湖です」

「本日は富士急行線フジサン特急をご利用くださいまして、誠にありがとうございました」

ランコ「そういえば河口湖に七条グループのホテルなんかあったかしら」

タカトシ「ホテルって言いましたけど、旅館ですね」

タカトシ「ネットで調べてみましたけど結構素敵なところですよ、河口湖と富士山を一望できるとか」

ランコ「お金持ちが泊まるような派手で広い洋室より、落ち着いた旅館の方がいいわよね」

タカトシ「畑さんの浴衣も見れるし」

ランコ「ホント好きよね、浴衣」

タカトシ「畑さんの浴衣が好きなんですよ、すごい綺麗で可愛くてセクシーで」

ランコ「褒めるな褒めるな」



河口湖駅

ランコ「ほあー」

ランコ「空気が美味しいわね」

タカトシ「東京とは大違いですね」

ランコ「旅館までは何で行くの?」

タカトシ「頼めば送迎バスが来るんですが、河口湖周辺を散策がてらゆっくり歩いて行きませんか?そこまで遠くないですし」

ランコ「この大自然を満喫できるなら大歓迎よ」

タカトシ「決定ですね」



ランコ「あらららら!」

ランコ「タカトシ君!河口湖!」

タカトシ「おおー、綺麗ですね!」

ランコ「ボート!ボート乗りましょう!」

タカトシ「畑さんなんか女の子みたいですね」

ランコ「ちょっと待て、私は女の子だ」

タカトシ「アヒルさんボートと手漕ぎボートどっちにします?」

ランコ「んー…手漕ぎボートにしましょうか」

タカトシ(手コキボートって言わないんだ)

ランコ(悪かったな言わなくて)


ギィーコーギィーコー

ランコ「ほれほれ頑張れ」

タカトシ「意外と…キツイっす…」

ランコ「あー気持ちいい」

タカトシ「汗かいてきた…」

ランコ「ん?」

ランコ(あそこのボートのカップル、キスしてる…)

タカトシ「はぁ…はぁ…」

ランコ「タカトシ君」

タカトシ「はい?」

ランコ「…」

タカトシ「…?」

ランコ(キスしてー)

パシャ

ランコ「んえっぶ!!!」

ランコ「なんで水かけるのよ!!」

タカトシ「いや…目つむって眠そうだったから」

ランコ「デリカシーねぇコイツ!!」

ちゅ

ランコ「!?」

タカトシ「…ふふ」

タカトシ「畑さん名物顔真っ赤」

ランコ「〜〜〜!!!!」

タカトシ「畑さんちょっと危ないって!!落ちますよ!!」

ランコ「湖に入って顔を冷やすのよ!!邪魔すんな!!」

タカトシ「危ない!危ないから!!!」

ランコ「油断できないなぁ!もう!」

タカトシ「どっちのセリフですか!」


ぷかぷか

タカトシ「水に浮かぶって気持ちいいですね」

ランコ「この大自然の中だもの、癒し効果抜群よ」

タカトシ「畑さんはあまりこういうところ来ないんですか?」

ランコ「…あまり来ないわね、…それとひとつ」

タカトシ「?」

ランコ「もう、ランコって呼んで」

ランコ「あとタメ口でいいわ」

タカトシ「え?いいんですか?」

ランコ「敬語禁止」

タカトシ「…ランコ…でいい?」

ランコ「いいわよ、タカトシ」

タカトシ「ランコ、可愛いぞ」

ランコ「…そう」

タカトシ「…あれ、赤くならない」

ランコ「ふっ、もう耐性はできているのだよ」

タカトシ「え、ざんねん」

ランコ(めっちゃ嬉しいけどね!!)



タカトシ「お、あそこの山にロープウェイがある」

ランコ「あの山、『カチカチ山』らしいわよ」

タカトシ「え?カチカチ山ってウサギがタヌキを懲らしめる話だっけ?」

ランコ「Yes」

タカトシ「へえ!この山がモデルなんだ」

ランコ「頂上から見える富士山が最高だとか」

タカトシ「明日快晴みたいだから登ろっか!」

ランコ「YesYes」


旅館

タカトシ「ここが今回泊まる部屋かぁ」

ランコ「さすが七条グループ、和のおもてなしも最高ね」

タカトシ「富士山…は」

ランコ「今日は曇って見えないわね、明日の楽しみにしましょう」

タカトシ「さっそく浴衣に着替えようか」

ランコ「そーね」

タカトシ「…」じーっ

ランコ「…」ぬぎぬぎ

タカトシ「あれ、見てていいの?」

ランコ「もうあなたに見られたってなんとも思わないわ」

タカトシ「じゃあ遠慮なく見る」

ランコ「…」ぬぎぬぎ

タカトシ「お、今日も可愛い下着ですね」

ランコ「でしょう」

タカトシ「可愛い可愛い」

ランコ「ハイハイ」

タカトシ「淡いピンク色可愛い」

ランコ「うるさいわね」

タカトシ「本当に可愛いですって」

ランコ「わかってるって、照れるでしょ」

タカトシ「…」

ランコ「…なに?」

タカトシ「和服の下に下着って着ないよね」

ランコ「だからなによ、私は着るわよ」


タカトシ「動くな!」がばっ

ランコ「ちょ!なに!」

ずりずり

ランコ「下着脱がすなー!」

タカトシ「よし、ランコすっぽんぽん」

ランコ「返せ!」

タカトシ「恥ずかしかったら浴衣を着ればいいじゃない」

ランコ「…じゃああなたもパンツ脱ぎなさいよ」

タカトシ「え」

ランコ「そおれ!」ずり

タカトシ「ちょっと!」

ランコ「わー、タカトシのパンツにウンコついてるー!」

タカトシ「ついてないって!」

タカトシ「わーランコのパンツにー…」

ぬちっ

タカトシ「…ぬるぬるついてる」

ランコ「おい馬鹿かえせぇ!!!!!!」

タカトシ「なんで濡らしたの?」

ランコ「アンタに裸見られてるから!!」

タカトシ「でも見られても平気だって」

ランコ「私の体は正直なの!」

タカトシ「なんだ、可愛いなぁ」

ランコ「チクショウ、河口湖に沈めるぞ」

相変わらずムードのかけらもない奴らである


ランコ(くそう、ここ最近ずっとタカトシのペースだ…)

ランコ(何かギャフンと言わせてやりたい)

ランコ(…やはり下ネタしかないのか)

ランコ(下ネタを言いまくって完全にコッチのペースに引き込んでやる!)

ランコ(おほほほほほほほほ、覚悟しろ津田タカトシ!!)

タカトシ「あれ、テレビ欄どこだ?」

ランコ「タカトシ!!!」

タカトシ「ん?」

ランコ「…」

ランコ(あれ)

ランコ(なんで?下ネタが思いつかない)

ランコ(…)

ランコ「テレビ欄なら…そこに」

タカトシ「本当だ、ありがとう」

ランコ「どいたま」

ランコ(なぜ下ネタが思いつかなかった!!)

ランコ(私に大切な恋人ができて三葉さん並みにピュアになってしまったということか!)

ランコ(どーしよ)



七条家

アリア「ふぅー、課題終わったー」

ぴろりろりん

アリア(あら?畑さんからメール?)

アリア(畑さんって津田君とウチの旅館に旅行へ行ってるのよね、何かあったのかしら)

ランコ『なにかいい下ネタないですか?』

アリア「…」

アリア「…へ?」



旅館

ぴろりろりん

ランコ(七条さんから返信きた)

アリア『畑さん大丈夫?何かあった?』

ランコ(七条さんにガチで心配されてる!!!)


タカトシ「もうこんな時間か、ご飯に呼ばれる前にお風呂行かない?」

ランコ「賛成、ここには混浴あるのかしら」

タカトシ「混浴どころかこの部屋専用の温泉があるよ」

ランコ「さすが七条グループ」



かぽーん

ランコ「広い」

タカトシ「この前行った家族風呂に比べて広くて豪華だなー」

ランコ「前の家族風呂も結構好きだったけどね」

タカトシ「先に体洗おうか」

ランコ「綺麗にしなきゃね」

あたまごしごし

ランコ(タカトシの身体ってホントにたくましいわね)

ランコ(筋トレも毎日続けてるみたいだし)

ランコ(あぁ、包まれるようにハグされたい)

からだごしごし

ランコ「タカトシ、背中ごしごししてやろう」

タカトシ「おねがいしまーす」

ごしごし

ランコ「広い背中ね」

タカトシ「そうかな」

ランコ「背筋もついてきてるわね」

タカトシ「わかる?」

ランコ「抱きしめたくなっちゃう」

タカトシ「あははー」

ランコ「それ、ぎゅー!」

タカトシ「…ランコ、おっぱいあたってる」

ランコ「あててんのよ」

タカトシ「まったく…」

ちらっ

ランコ(あれ?タカトシのタカトシ、小さいまんま…)

ランコ(あててんのに興奮してない!?)

ランコ「タカトシ、キミの息子大人しいわね」

タカトシ「今すごく穏やかな気分だからね、いつまでもランコとこうしていたいなぁって」

ランコ「…」ぬちゃ

ランコ(股間を濡らして興奮してんの私だけかよ!!)

ランコ(でもまぁ…)

ランコ「私もタカトシとずっとこうしていたい」ぎゅう

タカトシ「好きだよ」

ランコ「私も」


タカトシ「ランコちゃんの背中もながしてあげる」

ランコ「たのんます」

こしこし

タカトシ「…」

ランコ「…ん?」

タカトシ「ランコちゃんの肌、シルクのようだ」

ランコ「それは言い過ぎよ」

タカトシ「嘘じゃないよ」

ふにふに

ランコ「二の腕揉むな」

ふにふに

ランコ「太もも揉むな」

ふにふに

ランコ「ふくらはぎ揉むな」

ふにゅふにゅ

ランコ「やっぱりおっぱい揉みやがった」

タカトシ「ふふふふ」

ランコ「…幸せそうね」

タカトシ「ランコ中毒患者です」

ランコ「ずっと中毒でいてね」

タカトシ「はい」きゅきゅっ

ランコ「んひいっ!乳首つねるなアホ!!」

タカトシ「ランコ中毒なんで…」

ランコ「病院行け」


ざぱーん

タカトシ「はあ〜、気持ちいい〜」

ランコ「生き返るわぁ〜」

タカトシ「河口湖綺麗だなぁ」

ランコ「明日は富士山見えるといいわね」

タカトシ「わー」スイスーイ

ランコ「これ、いくら貸切だからって温泉で泳ぐのは行儀悪いわよ」

タカトシ「スミマセン…」

ランコ「やっぱりコトミちゃんのお兄さんなのね」

タカトシ「え」

ランコ「あなたにもコトミちゃんらしい子供っぽさがあるってこと」

タカトシ「喜べない!」

ランコ「まぁあなたにもそんな一面あってもいいんじゃない?」

タカトシ「そーかなぁ」

ランコ「お兄さんか…」

ランコ「おにーちゃん!」

タカトシ「え…何いきなり」

ランコ「いや、妹を演じてみたんだけど私じゃ萌えない?」

タカトシ「妹はコトミで十分です」

ランコ「あぁ…」

ランコ「タカトシ!お姉ちゃんの言うこと聞きなさい!」

タカトシ「姉は魚見さんで十分です」

ランコ「しまった」

ランコ「私は何になればいいのか」

タカトシ「お嫁さん」

ランコ「なるほど!!」

ランコ「おかえりあなた!ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」

タカトシ「そういえばその有名なフレーズって誰が考えたのかな、気になる…」

ランコ「フレーズじゃなくて私に食いつけよ」


どっぷり

タカトシ「腹一杯食べたぁ〜」ゴロン

ランコ「お風呂もご飯も最高ね」ゴロン

タカトシ「極楽極楽」

ランコ「そぉーねぇー」

ランコ(…もう夜か、楽しい時間はあっという間ね)

ランコ(夜…)

ランコ(今夜、するのかしら)

ランコ(やば、緊張してきた)

ランコ(やばー…)

タカトシ「…」

タカトシ「…ランコ」

タカトシ「ランコ!」

タカトシ「…寝てる」

タカトシ(…ムードにもってこうとした矢先にこれかぁ)

タカトシ「…」

タカトシ(疲れてるだろうし寝かしてやるか)

タカトシ「…お」

タカトシ(ランコのカメラ、覗いてやろう)

タカトシ(どれどれ…)

タカトシ「…」

タカトシ(俺の写真ばっかり…)

タカトシ(もっともっと昔の写真とかないかな)

タカトシ「!!??」

タカトシ(女子更衣室の女生徒の着替えの写真…)

タカトシ「ゴクリ」


タカトシ「!!!???」

タカトシ(七条先輩の着替え!!!)

タカトシ(七条先輩の生乳、でかい)

タカトシ(こんなに大きいのに形が整ってる…そしてこのピンク色の乳首…)

タカトシ「…やば」

タカトシ(…次次!)

タカトシ「!!!???」

タカトシ(萩村の着替え!)

タカトシ(…ペタンコだな)

タカトシ(でも乳首がとんがってて、エロイ)

タカトシ(目覚めそう、貧乳に)

タカトシ「…う」

タカトシ(もうやめよう、このカメラを見るのは!)

タカトシ「…」

タカトシ(あと1枚)

タカトシ「!!!!????」

タカトシ(会長!!!!!)

タカトシ(…会長自身、貧乳とか悩んでるけど)

タカトシ(俺の手のひらに収まりそうな綺麗で可愛いおっぱい)

タカトシ(俺、こういうおっぱいが好きだなぁ)

タカトシ(会長、自分のおっぱいにもっと自信持っていいですよ)

タカトシ(…て!俺はなんで生徒会メンバーのおっぱい見て興奮してるんだ!!)

タカトシ(1番やっちゃいけないことだろう!!!!)

タカトシ(それに!俺にはランコおっぱいがあるじゃないか!素晴らしいランコおっぱいが!!)

タカトシ(会長達のおっぱいよ!俺の頭から去れ!!!!)

タカトシ「〜…」

タカトシ「無理です」

タカトシ(こんな時は…)

ランコ「…」スヤスヤ

タカトシ「俺だけのランコパイを…」

畑さんなにしてるのさ…(トッキーおっぱい見たいです!)


「おぎゃー!おぎゃー!」

タカトシ「おーしよしよし!お父さんだよー」

タカトシ「たかいたかーい!」

「おぎゃーおぎゃー」

タカトシ「お腹空いてるのかなぁ」

タカトシ「ランコ!赤ちゃんお腹空いてるみたい!」

ランコ「今そっち行く!」

ランコ「はーいお母さんよー、お腹空いたのかな?」

ランコ「おっぱいの時間ねー」

ちゅーちゅー

ランコ「相当お腹空いてたのね」

タカトシ「幸せそうな顔」

ランコ「昔のあなたみたい」

タカトシ「何言ってんだ、子供の前で」

ランコ「でも本当じゃない」



ランコ「今もこうやって…」

ちゅーちゅー

タカトシ「え?」

ランコ「え?」

ランコ「…」

タカトシ「起きた?」

ランコ「赤ちゃんは?」

タカトシ「は?赤ちゃん?」

ランコ「…夢だったか!!!!」

タカトシ「どんな夢見てたんだ…」

ちゅー

ランコ「てかアンタもいつまでおっぱい吸ってんのよ!」

タカトシ「深い訳がありまして…」

ランコ「おっぱいにたどり着く言い訳なんか聞きとうない!」


翌日、日曜日の朝

ランコ「いい朝ね」

タカトシ「」スヤァ

ランコ(結局せずに寝てしまった)

ランコ(いっちょまえに朝立ちなんかしちゃって)

ランコ「くらえ」でこぴん

タカトシ「んげっ!」

タカトシ「…」

タカトシ「あ、ランコおはよう」

ランコ「おはよう」

ランコ「窓見てみ」

タカトシ「おおおお!富士山すごい綺麗!!」

ランコ「究極にいい天気ねー」

タカトシ「登りましょう!カチカチ山!」



天上山(カチカチ山)山頂

ランコ「おっほ、高いなー」

タカトシ「ココから見る富士山は格別だなー!」

ランコ「タカトシ、富士山バックに写真撮らせて!」

タカトシ「いいけどランコも撮らせてよ?」

ランコ「考える」

タカトシ「じゃあ俺のことも撮らせない」

ランコ「あ、逃げないでよ!」

スタッフ「もしよろしければお写真お撮りしましょうか?」

タカトシ「おねがいします」

ランコ「またか!」

カシャリ

タカトシ「ありがとうございます」

ランコ「また私変な顔してる…」

スタッフ「あそこの鐘もオススメですよー」

タカトシ「鐘?」


天上の鐘

カチカチ山ロープウェイ展望台には人気のスポット「天上の鐘」があります。
富士山と向かい合うように設置されており、富士山のパワーを全身に感じながら鐘を鳴らしたり、撮影するのも絶好のロケーションです。


天上の鐘の鳴らし方

恋愛成就編(カップルの皆さん)

A:彼氏が彼女の眼を見ながら鐘を鳴らす・・・1回目
B:彼女が彼氏の眼を見ながら鐘を鳴らす・・・2回目
C:二人で鐘を鳴らして愛を誓い合う・・・・・3回目


…河口湖天上山公園カチカチ山ロープウェイホームページより引用



ランコ「恥ずかしくてできるか!!!!」

タカトシ「せっかく来たんだしやろうよ」

ランコ「周りに人いっぱいいるし!」

タカトシ「人前でこういうのできないと結婚式も恥ずかしくてできないよ」

ランコ「うっ…う、仰る通りです…」

タカトシ「よし、並ぼう!」

スタッフ「いってらっしゃ〜い」


タカトシ「俺達の番だよ」

ランコ「並んでる人達にめっちゃ見られてる、恥ずかしい」

タカトシ「頑張れ、か弱き少女よ」

A:彼氏が彼女の眼を見ながら鐘を鳴らす・・・1回目

タカトシ「…」じっ…

ランコ「…」

ランコ「見つめすぎ」

タカトシ「可愛い顔してるなぁ」

ランコ「早く鳴らせアホ!」

スタッフ2(仲良いなぁ)

カラーン

B:彼女が彼氏の眼を見ながら鐘を鳴らす・・・2回目

ランコ「…」

ランコ「…」チラッ

タカトシ「ちゃんと見つめなきゃダメだよ」

ランコ「わかったわよ!」

ランコ「ぬん!」クワッ

タカトシ「ひっ、顔こわ」

スタッフ2(彼女さんは照れ屋だなぁ)

カラーン

C:二人で金を鳴らして愛を誓い合う・・・・・3回目

タカトシ「じゃあ一緒に鳴らそう」

ランコ「…えぇ」

タカトシ「せーの」

カラーン

タカトシ「ランコ、この世で1番愛してるぞ」

タカトシ「これからも

ランコ「タカトシいいいいいい!!!!!!!好きだあ!!!!!!!!!!」

タカトシ「え!?!?!?」ビクッ

スタッフ2「へ!?」ビクッ

ランコ「タカトシに告白されて本当に良かった!!!!!毎日が幸せです!!!!!!」

タカトシ「ちょ、声でかすぎ」

ランコ「こんな幸せが一生続いたらいいなと思います!!!!!」

ランコ「私もタカトシの事をもっともっと幸せにできるように頑張ります!!!!!!」

ランコ「あの日本一の富士に違います!!!!!私畑ランコは津田タカトシの事を愛してます!!!!!!!!」

エコー「愛してます!愛してます!愛してます…」

タカトシ「ほあ…」

爺「すごいなあのカップル」

婆「若いっていいわね」

女「私もあれ言わなきゃだめ?」

男「恥ずかしいからいいよ…」

スタッフ3「あんな誓い初めて見ましたよ」

スタッフ4「たまーにいるんだよね〜」

タカトシ「う、ううう」

ランコ(タカトシの顔超真っ赤!!)

ランコ「今だ!スタッフさんカメラオナシャス!!!」

スタッフ2「はーい!」

カシャリ

これ後で冷静になってから大赤面するパターンや

あーもうニヤニヤがとまんねーよ!!
最高だよ!!

日本一の富士に違います
になってた…

すいません


C:二人で金を鳴らして愛を誓い合う・・・・・3回目

タカトシ「じゃあ一緒に鳴らそう」

ランコ「…えぇ」

タカトシ「せーの」

カラーン

タカトシ「ランコ、この世で1番愛してるぞ」

タカトシ「これからも

ランコ「タカトシいいいいいい!!!!!!!好きだあ!!!!!!!!!!」

タカトシ「え!?!?!?」ビクッ

スタッフ2「へ!?」ビクッ

ランコ「タカトシに告白されて本当に良かった!!!!!毎日が幸せです!!!!!!」

タカトシ「ちょ、声でかすぎ」

ランコ「こんな幸せが一生続いたらいいなと思います!!!!!」

ランコ「私もタカトシの事をもっともっと幸せにできるように頑張ります!!!!!!」

ランコ「あの日本一の富士に誓います!!!!!私畑ランコは津田タカトシの事を愛してます!!!!!!!!」

エコー「愛してます!愛してます!愛してます…」

タカトシ「ほあ…」

爺「すごいなあのカップル」

婆「若いっていいわね」

女「私もあれ言わなきゃだめ?」

男「恥ずかしいからいいよ…」

スタッフ3「あんな誓い初めて見ましたよ」

スタッフ4「たまーにいるんだよね〜」

タカトシ「う、ううう」

ランコ(タカトシの顔超真っ赤!!)

ランコ「今だ!スタッフさんカメラオナシャス!!!」

スタッフ2「はーい!」

カシャリ


ランコ「見てこの写真」

タカトシ「…」

ランコ「タカトシ超真っ赤!」

ランコ「そして私の素晴らしい笑顔」

ランコ「後ろには天上の鐘と富士!」

ランコ「一生の宝物ですね〜」

タカトシ「ランコ…あれは恥ずかしいよ…」

タカトシ「超注目の的だったよ…」

ランコ「いつもの仕返しよ」

爺「お二人さん、いつまでも仲良くな」

婆「これ、からかうんじゃない」

婆「すいませんね」

ランコ「いえいえ〜」

タカトシ「嗚呼…何十人に見られたんだあれを…」

ランコ「カチカチ山の伝説のカップルになれるぜ」

タカトシ「勘弁です!!!」

ランコ「でも」

ランコ「あの誓いは、本当だから」

タカトシ「…」

タカトシ「うん、すごく嬉しい」

タカトシ「ありがとう、ランコ」

タカトシ「あまりに突然だったからなにも言えなかったけど、俺もランコの事を愛し続けると誓います」

ランコ「ウィッス、ありがと」

夕方

カポーン

タカトシ「ふぃー、今日も疲れたー」

ランコ「いっぱい歩いたものねー」

タカトシ「富士山が真っ赤だ」

ランコ「さっきのタカトシみたい」

タカトシ「まだ言うか…この!」

ランコ「あ!ちょ!こら!くすぐるな!やめろ!あはは!ははははは!」バシャバシャ

タカトシ「まいったか!?まいったか!?」

ランコ「まいった!あはは!まいったからもうやめてへへへへへへへ!!」

タカトシ「しょうがない」

ランコ「げほげほ、溺れるかと思った…」

タカトシ「…明日には帰るんだよね」

ランコ「明後日から学校だしね」

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「今夜…」

ランコ「?」

タカトシ「今夜、童貞卒業したいです」

ランコ「…えー」

ランコ「どーしよっかなー」

タカトシ「え?だめなの?」

ランコ「じゃあ、私の処女貰ってくれるなら」

ランコ「ええで」

タカトシ「貰います」

ランコ「そか」

ランコ「それなら約束通り童貞卒業しましょう」

ランコ「…でもご飯食べて歯磨いて、明日の帰る準備してからね」

タカトシ「ハイ」

乙、
脳内でも四コマで再生される


どっぷり

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「寝ますか」

ランコ「そうね、明日も早いし」

ランコ「…て、コラ」

タカトシ「冗談だよ、ハイ」ポイポイ

ランコ「コンドーム二箱!?あんた…どんだけするのよ…」

タカトシ「違うよ!もしもの時のため!」

ランコ「何をすれば二箱使い切るのか…」

タカトシ「…じゃあ、始めますか」

ランコ「ええ」

タカトシ「…」

ランコ「…」

タカトシ「この前、どうやって始めたっけ…」

ランコ「…」

タカトシ「とりあえず裸になろっか」

ランコ「うん、脱がして」

タカトシ「わかった」



ランコ「…裸見られるの慣れてるはずなのに…恥ずかしい」

タカトシ「俺のことも脱がして」

ランコ「うん」



びこーん

ランコ「…なんでもうデカイの?」

タカトシ「ランコの身体がエロいから」

ランコ「アンタの身体だってかなりエロいわよ」

タカトシ「男の身体がエロいってどういうこと?」

ランコ「私だけわかればいいの」


タカトシ「…」

タカトシ(…何すればいいんだ)

ランコ「何したらいいか困ってるご様子ね」

タカトシ「すいません、童貞なんで」

ランコ「そらしゃーない」

ランコ「じゃあ」

ランコ「私達が1番最初にしたキス覚えてる?あれしたい」

タカトシ「うん」

タカトシ「駅の路地裏でこう立ってて、お互い向かいあって…」

ランコ「…」

タカトシ「…」

ランコ「…あれ?しないの?」

タカトシ「いや、俺達のファーストキスってランコからじゃん」

ランコ「…あ」

ランコ「ごめん!そうだった!忘れてたとかじゃなくてタカトシが欲しくて…待ってた…」

タカトシ「別にいいよ」

ランコ「ごめんね、いくよ」

ちゅ


ランコ「こんな…感じだったかしら」

タカトシ「そうだね、一瞬だった」

タカトシ「でもその一瞬は俺の人生でとてつもなく大きな出来事だよ」

ランコ「私もだよ」

タカトシ「それから、何回もキスきたよね」

ランコ「うん」







タカトシ「んん…、そこまでキスしてないよ?」

ランコ「ごめんタカトシ、止めらんない」

タカトシ「ランコ?んん…」

ぢうぢう

ちゅうううううう

ランコ「んはあ…あはは、タカトシとのキス好き」

タカトシ「ランコ…エロいよ」

ランコ「もっとエロくして」

タカトシ「ランコ…」


ふにゅ

ランコ「んい!」

ランコ「ランコのおっぱい…」

ふにふに

ランコ「わぁ、揉まれてる」

ランコ「なんか気持ちいい」

ふにふに

タカトシ「柔らかい…」

ふにゅふにょ

ランコ「私のおっぱい、タカトシの手で揉まれていろんな形になってるー」

タカトシ「ランコ…ランコ…」

もにゅもにゅ

ランコ「ん、気持ちいい…っ!」

ランコ「わ、私…乳首が弱いんだ」

タカトシ「知ってる」

もにゅもにゅ

ランコ「触っても…んっ…いいよ」

タカトシ「うん」

もにゅもにゅ

ランコ「あ…ん…」

ランコ「触らないの?乳首…」

タカトシ「…」

もにゅもにゅ

ランコ「触って…」

もにゅもにゅ

ランコ「…もしかして、焦らしてる?」

ランコ「やだ、変になるからぁっ!早く触って…乳首っい!」

最初から見てます
私も少し前に別の板でランコちゃんのSS書いたんですが、こんなにうまくキャラを壊さず
下品なのにキュンキュンする仕様にはできませんでしたので
応援しています!

皆、キャラが壊れてるのを承知で読んでるのかと思ってた

>>222
これじゃないのか


タカトシ「ランコ、乱れすぎ」

ランコ「だって、タカトシが焦らすから」

タカトシ「布団に仰向けになって」

ランコ「…うん」

どさっ

タカトシ「…」

ふにゅふにゅ

ランコ「また揉むだけ…お願いだから乳首触って…」

タカトシ「…」

ランコ「もういい、自分で触る」

タカトシ「っ!」かぷり

ランコ「ぎ!」

ちうううううううううううう

ランコ(乳首焦らされて敏感なのにいきなりそんなに吸われたら!)

ランコ「だ…!」

びくんっ

タカトシ「!?」

ランコ「めぇ…」

タカトシ「…大丈夫?」

ランコ(まさか乳首イキするなんて…)

タカトシ「いっちゃったの?」

ランコ「そのやり方はズルい、癖になったらどーするの」

タカトシ「ランコ…可愛い…」

ランコ「え?、ちょっと…」

ぷに

ランコ「おっぱいにそんなでかいチンチン押し付けて…」

むにむに

ランコ「わー、おっぱいにチンチン刺さってる」

ランコ「っ…いい」

ランコ「あったかい…気持ちいい」

ぬる

ランコ「んっ…なんか出てきた、ガマン汁?」

ぬりぬり

ランコ「そんなに出るんだ…」

ぬりゅぬりゅ

ランコ「タカトシ、おっぱいベトベト」

ランコ「んんっ!カリが乳首とぬるぬるで擦れて…気持ちい」

ランコ「もっと擦り付けて…くぁっ」


くにくに

ランコ「タカトシ…パイズリしてあげよう」

タカトシ「え?」

ランコ「ごほーび」

パフ

ランコ「私の胸でも…無理あるなぁ…」

タカトシ「柔らかい…」

ランコ「動くよ」

むにむに

ランコ「う、難しい」

ランコ「こーかな」

ランコ「…」

ランコ「ごめん、気持ちよくないよね」

タカトシ「そんなことないよ、てか胸で俺の挟んでるランコ、超エロい」

ランコ「そ、そう?」

ランコ「立って」

タカトシ「え?勃ってるよ」

ランコ「ちゃうわ、stand up」

タカトシ「うん」

ランコ「な、舐めてあげる」

タカトシ「お」


ぱくん

ランコ「ん」

ランコ(でかすぎ)

ランコ「あむあむ…」

ランコ(咥えるだけで精一杯…)

ちうちう

ちぱちぱ

ランコ(結構大変なのね)

ランコ(でも、タカトシの、美味しい)

くぽくぽ

ちゅむちゅむ

ちゅぴちゅぴ

ランコ(こんなので大丈夫かなぁ)ちら

タカトシ「はぁっはぁっ」

ランコ(感じてくれてる?)

ランコ(でもこんなんじゃ気持ちよくないだろーな)

れろれろ

くぴくぴ

ランコ(…タカトシの段々小さくなってる…)

ランコ「んぶ!」

ランコ「げほっ!げほっ…」

タカトシ「ランコ!?大丈夫!?」

ランコ「うん、ごめん大丈夫」

タカトシ「無理しなくてもいいからな?」

ランコ「…」

ランコ「ごめんね、気持ちよくないよね」

タカトシ「え?気持ちいいよ」

ランコ「私、下手くそすぎるなぁ」

タカトシ「そんなことないって!」

ランコ「でもタカトシのチンチン、小さくなってる」

タカトシ「これは…別に…」

ランコ「私が下手くそなのが悪いの、タカトシは私をすごく気持ちよくしてくれるのにごめんなさい」

タカトシ「そんなことないって」

ランコ「私ってダメだなぁ」

タカトシ「…っ」


ランコ「んむっ!?」

ちゅー

ランコ「んんん!」

ランコ「ぷあ」

ランコ「アンタ、何してんの!」

タカトシ「何って、キス」

ランコ「舐めたばっかなのに!自分のチンチンと間接キスしてんのよ!?」

タカトシ「関係ない、頑張ってくれたランコとランコの口にごほーびしただけ」

ランコ「ごほーびって、んむ」

ちゅーちゅー

ランコ(普通、自分の性器と間接キスって嫌じゃないの?)

ランコ(でもタカトシは私のために…)

ランコ「んっ…くふ…」

ランコ「んはぁ…」

ランコ「タカトシ…ありがとう」

ランコ「大人でかっこいいタカトシ君、そろそろ卒業式の時間ですね」

タカトシ「…いいんですか?」

ランコ「今さらなにを…」


ランコ「ほら、私のここ、こんなになってるから」

ランコ「触ってみ」

ちゃぷり

ランコ「んっ」

タカトシ「すごい…ぐちゃぐちゃ」

タカトシ「舐めていい?」

ランコ「え?ちょ」

ちろ

ランコ「ん!ばか!汚い!」

ずずずっ

ランコ「あほ!汁なんか飲むな!」

ランコ「あっ、う、気持ちいい…」

ランコ「いいっ…タカトシ、癖になるよ…」

タカトシ「ランコの、本当に美味しい」

ランコ「あひっ!」

ランコ「マメ、そんなに舐められると…立てない…」

じゅる

ランコ「んんんん〜っ…!」びくん

くたり

ランコ「もう…だめ」

タカトシ「ランコ…いい?」

ランコ「…準備完了」

タカトシ「ゴム、つけますね」

くるくるシャキーン

ランコ(ゴムつけるのはやっ!どんだけ練習したんだ)

タカトシ「正常位でいい?」

ランコ「うん、来て」


つぷ

ランコ(タカトシのチンチンが私のに触れた…)

つぷぷ

ランコ(わ、押される)

にゅっぷん

ランコ「んい」

ランコ(亀頭入った!?)

にゅるる

ランコ(わわわわわわ、入ってくる!!)

にゅるるずず

ランコ「んんんんんんんんっ…」

ずずず

ランコ「んんんぐぐぐぐぐぐ」

ずずぶぶぶ

ランコ「ぐぐっ…痛い…」

タカトシ「痛い!?ごめん!」

ランコ「大丈夫、ゆっくりお願い…」

タカトシ「うん」

ずっ

ランコ「あぐっ!!」

タカトシ「ごめん!抜く!?」

ランコ「抜かないで!!超…ゆっくりでお願い」

ランコ(まだ半分しか入って無い…タカトシのでかすぎ…)

ずず

ランコ「んぐぐ」

ランコ(痛すぎる…痛いよタカトシ…でもタカトシの奥まで欲しい…!)


タカトシ「ランコ!」

ランコ「んむ!?」

ちゅー

ランコ(タカトシにキスされてる)

ランコ(タカトシとのキス好き…)

ランコ(嫌なこと忘れるし、なんかとろけて気持ちいい)

ランコ(数ヶ月前の、タカトシに告白される前の私が今の私を見たらどう思うかな

なんで津田タカトシと!?ってなるだろうな

突然告白されて、家行って、抱きしめてもらって、キスして、旅行行って、裸の付き合いして、修羅場になって、乗り越えて本当の幸せを手に入れて…

でもこれからどうなるのかな

タカトシと喧嘩もするのかな
タカトシと結婚もするのかな
タカトシとの間に子供も出来るのかな

…もしかしたら別れるなんて事もあるのかな

未来なんて何が起こるかわからない
だって私が津田タカトシと愛し合ってセックスするなんて未来、考えつくはずもなかったから

だからこそ、タカトシと今を大事にしよう

タカトシと一緒に、いつまでもどこまでも…)


タカトシ「ランコ」

ランコ「え?」

タカトシ「入ったよ、全部」

ランコ「わっ!タカトシの全部咥え込んでる…痛くない」

タカトシ「よく我慢したね、ありがとう」

ランコ(いつの間にか開通してた…)

タカトシ「途中からすごく中がトロトロになってすぐ入ったよ」

タカトシ「血も、出てる」

ランコ「タカトシ君、握手」

タカトシ「え?この体勢で?」ぎゅ

ランコ「童貞卒業おめでとう」

タカトシ「あ、ありがとうございます…」

ランコ「私はもう大丈夫だから、好きなだけ動いて」

タカトシ「…わかった」

ぬこっ

ランコ「んぎぃ!?」

タカトシ「痛かった!?」

ランコ「違う!きもちいかった!もっと動いて!!」

タカトシ「お、うん」

ぬこぬこ

ランコ(ああ、これがタカトシとのセックス…)

ランコ(頭が沸騰しそうだよ〜)

ランコ(なんちて)

ランコ(…やばい超気持ちいい…死ぬ)

ランコ「あんっ…くぅ…っ!」


新井里美の演じるキャラが好きなおいらには最高っす








ランコ「はぁ…はぁ…」

タカトシ「はぁっはぁっ」

ランコ「…っはぁ、どうだった?私の中」

タカトシ「最高だよ、全部搾り取られた…」

ランコ「おほほ、タカトシげっそりしてる」

タカトシ「気持ちの良い疲れだよ…」

タカトシ「ランコは?」

ランコ「まだタカトシの温もりを中で感じるわ〜」

タカトシ「いたくない?」

ランコ「大丈夫よ、本当に気持ちよかった」

タカトシ「俺も気持ちよかった」

ランコ「腰振ってるタカトシの顔ったら猿みたいだったわよ」

タカトシ「うぐっ…ランコだって、『舐めるの下手くそでゴメンねぇ』って弱気になってたじゃん」

ランコ「うるさい!じゃあもっかいやってやる!チンチン出せ!」

タカトシ「無理!もう出ないって!」

ランコ「よこせぇ!!」

ぎゅー

タカトシ「いってえ!!握るな!!!」

ランコ「食わせろ!!」

タカトシ「趣旨変わってる!!痛い痛い!」

ランコ「美味い美味い」あぐあぐ

タカトシ「痛い噛まないでぇ!!!」

ぢゅるるるるるるるるる!!!

タカトシ「ひぎいいいいいいいいいい」

ランコ「ざまあ」


かぽーん

ランコ「やっぱりセックスの後のお風呂は最高ねー」

タカトシ「アンタさっきまで処女だったじゃん」

ランコ「てかタカトシ何してんの?湯船はいろーよ」

タカトシ「ちょっと待って…」

ランコ「?」

タカトシ「ほれ」でろーん

ランコ「なにそれ!?」

タカトシ「コンドーム水風船」

ランコ「え、それってそんなに膨らんでも破れないんだ」

タカトシ「よくコトミがこーやって遊んでたんだ」ボヨンボヨン

ランコ「私も触りたい」ざばっ

タカトシ「ほら」べよーん

ランコ「こら、投げるな!」

ランコ「キャッチしちゃる」

ブチッ
バシャーン!!!

ランコ「んがっ!?つんめたあああああ!!冷水じゃないのよ!!!!割れたし!!!!」

タカトシ「あはははは」

ランコ「この野郎…」

ランコ「ゴムひとつよこせ!」

タカトシ「はい」


ランコ「冷水大量に入れてぶつけてタカトシを風邪にしてやる」

じゃー

ランコ「すっごいまだ入る…」

じゃー

ランコ「わー、ボヨンボヨン」

じゃー

ランコ「こんなにでかくなる!?もう持てない…」

ランコ「これをタカトシに…」よいしょ

ブチッ
バシャーン

ランコ「あぎゃあ!!?冷たあああああ!!!割れちゃったし!!!」

タカトシ(バカ可愛いなぁ)

タカトシ「ほれ、ランコ」ポーイ

ランコ「また投げてきやがった」

ランコ「なんの、温水シャワーガード!」


説明しよう!温水シャワーガードとは!?

温水シャワーを体全体にかけることで、温水のコーティングを体に施し、冷水から身を守ることが出来るのである!!


ランコ「これで無敵よ」

ブチッ
バシャーン

ランコ「ほら冷たくない」

ランコ「ってあち!!あっつうううううう!!??これ熱湯じゃない!!!」

タカトシ「あはははは」

ランコ「彼女に熱湯かけるか!?普通!!」

タカトシ「楽しい」

ランコ「畜生、直接冷水シャワー浴びせちゃる!!!」

タカトシ「わっ!冷たいって!!ランコ!!!」

ランコ「黙れバカタカトシ!!」

タカトシ「危ないから!!滑るから!!」

ランコ「うるさいバカトシ!!!」

タカトシ「バカトシ!?」


「ご乗車ありがとうございます、この電車は特急あずさ10号新宿行きです、次は八王子に止まります」

ランコ「あー、疲れた」

タカトシ「疲れたねー」

ランコ「旅館に泊まりに行って疲れるってどういうこと…」

タカトシ「ボート漕いで、山登って、エッチして、お風呂で遊んで、寝る時間なくて…そりゃ疲れるよ」

ランコ「まぁ楽しかったけどね」

タカトシ「そうだな」

ランコ「明日の学校、寝ちゃいそう」

タカトシ「イヤホンの片方あげる」

ランコ「お、いい音楽でもダウンロードした?聴かせて」

タカトシ「はい」

ランコ「どれどれ」

ランコ『タカトシいいいいいい!!!!!!!好きだあ!!!!!!!!!!』

タカトシ『え!?!?!?』

スタッフ2『へ!?』

ランコ「は?」

ランコ『タカトシに告白されて本当に良かった!!!!!毎日が幸せです!!!!!!』

タカトシ『ちょ、声でかすぎ』

ランコ『こんな幸せが一生続いたらいいなと思います!!!!!』

ランコ『私もタカトシの事をもっともっと幸せにできるように頑張ります!!!!!!』

ランコ「ちょいちょいなにこれ」すぽん

タカトシ「イヤホンとらないでよー」

ランコ「これなに!?」

タカトシ「いや」

タカトシ「自分の愛の誓いを録音して、ランコと何かあったときに聞き直してランコへの愛を再確認しようとするために録音しました」

タカトシ「でもランコに誓いとられたから」

ランコ「まじでか…」

タカトシ「いつでもランコの愛の誓い聞き放題」

ランコ「いや、消してよ…」

タカトシ「やだよ」

ランコ「愛の誓いってほら、胸にしまうものじゃない」

タカトシ「ポケットにもしまえる時代です」

ランコ「うわあああああ、言わなきゃよかった!!!!」

タカトシ「畑さんは今日も顔を真っ赤にしてます」

終わり


おまけ

タカトシ部屋

タカトシ「なんでコトミもお姉ちゃんもいるのにウチがいいの?」

ランコ「タカトシの匂いに包まれるから」

タカトシ「意味わからん、あの2人のことだから空気読まずに部屋に来るかもよ」

ランコ「別に変なことしないし、オセロやろー」

夕方

ランコ「お邪魔しました」

タカトシ「畑さん駅まで送ってくー」

コトミ「畑先輩また来てねー!」

ウオミー「次来たとき、またご馳走しますよ」

ランコ「ありがとうございます」

タカトシ「2人、なんか大人しかったね」

コトミ「何言ってんのタカ兄!!空気読んであげたんじゃん!!」

タカトシ「あ、ごめん、ありがとう」

ウオミー「コトミちゃんの部屋でいつヤり始めるか、壁に耳当てて待ってたのに」

タカトシ「空気読めてないそれ!!!」

ランコ(…ヤらなくてよかった)←ヤりたかった

完結しました
ありがとうございました

これ書いてるうちにランコちゃん好きになってきました

でも俺の嫁はスズ

まだ始まったばかりだろ?

乙です

なるほどランコウオミーカエデは正義

乙でした
貴重なランコちゃんスレが終わってしまった・・・

そこまでスズ好きなのに他のヒロインも可愛く書けるってスゲェ文才

あ、いつかムツミの初体験オナシャス

このSSまとめへのコメント

1 :  ムッティー3世   2014年10月19日 (日) 09:35:45   ID: PCiOCZt_

…なんか切ない…
なんか胸が凄くチクチクするSS…

2 :  ムッティー3世   2014年11月04日 (火) 14:36:26   ID: 9DEs15uA

久々に読んでみれば…
なんだ、このバカップル(≧∇≦)

3 :  SS好きの774さん   2014年11月05日 (水) 22:32:27   ID: PWVlDbQ-

これおもしろい

4 :  SS好きの774さん   2014年11月15日 (土) 09:28:19   ID: TjE0FDqu

修羅場が特に役員共っぽくない

5 :  SS好きの774さん   2014年12月10日 (水) 21:57:39   ID: fv0rOAAO

なんだかんだでキュンキュンするwwwwww

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