妹13歳「お兄ちゃん、私の股がヌルヌルしてるんだけど」俺「…」 (32)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID腹筋、腕立、
 / ∽ | 背筋、スクワットスレへ!
しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋、腕立て、背筋、スクワット^_^をするという、

硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。
 
さあ、存分に腹筋、腕立、背筋、スクワットするがよい。

カケヤ

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 ( `・ω・) ようこそID腹筋、腕立、
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しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋、腕立て、背筋、スクワット^_^をするという、

硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。
 
さあ、存分に腹筋、腕立、背筋、スクワットするがよい。

やり方が汚ぇぞ!!!

死ね、俺が書いてやりたいぐらいだ

AAずれてない?

こい

腹筋スレもしらないとか・・・

age

仕方ねえ

「お兄ちゃん。私の股がなんかヌルヌルしてるんだけど」

夏もたけなわ。ミンミンとセミがうるさい大合唱を繰り広げる昼下がり。我が妹が部活から帰ってきてからの第一声がこれであった。

『…………』

当然、兄貴としては微妙な表情で微笑むしかない。どーしろっつーんだよ。
股がヌルヌルしてる?中出しでもされたのかよ。

「聞いてんのー?」

ぐいっと顔を寄せてくる妹。どうでもいいが部活から帰って風呂も入らずに兄貴の部屋に上がり込んでくる妹と言うのはどうなのだろう?正直グッときちゃうんですよねぇ……。

陸上部に所属しているから余計にな!シーブリーズの匂いが眩しいぜ!!

「……あぁ、聞いてる聞いてる。で、股がなんだって?」

「だーかーらー、私の股がなんかぬるっとしてるのー」

おーけい、空耳では無かったようだ。だとすれば考えられる要素はいくつかあるが……

「お前、生理周期は?」

間髪入れずに殴られた。結構痛いじゃないか。座っていた椅子から転げ落ち呻く俺、妹は怒りと羞恥で真っ赤に染まった顔で怒鳴りつけてくる。

「あっあっあっあんた馬鹿なの!?デリカシーって言葉知ってる?いやそれ以前!!」

「他に考えられる要素が無いだろうが!!生理とおりもの!!ほかに何がある!?」

最近腹筋スレのAAズレてる気がする

俺が椅子に座り直しつつ胸を張って言うと、妹の顔はリンゴかと思う程に真っ赤に染まり、今度は蹴りが飛んでくる。綺麗な前蹴りだ。鳩尾を寸文の狂いもなくついてきやがった……ッ!!

今度は前のめりに椅子からずり落ちる俺、その直後に背中に何かが乗っかってきた。感触からして足かなこれは?

「真面目に答えてよこのバカ!!」

真面目に答えたよ。結構。
でもそれじゃないとなると後ひとつしか思いつかないんだが。
でもこれこそ言ったら殺されそうなんですよねぇ……
どうしたもんか。

鳩尾が捻れるように痛い。焼きそばの味が酸っぱい胃液と共にせり上がってきたのを飲み下し、俺は兄の背中を踏みつけると言う暴挙にでた妹に意を決して聞いてみる。

「だ……誰かにまんまんいじいじされたとか?」

いい終わった直後、後頭部に硬いものが叩きつけられた。

「あぎゃあッ!!!??」

踵でも落とされたんだろうか。真っ暗な視界にちかちかと星が散っている。
ぐりぐりとねじ込むように踏みつけられる感触。直後に怒りのあまり低く潰れた声で妹は言う。

「えーかげんにせーよこら色ボケクソ野郎。ぶち殺すぞワレェ」

パンチのお兄さんに言われたら速攻で財布を差し出す自身があるが、妹の鈴がなるような高い声だと可愛さしか感じませんね。

「あ、すいません調子乗りました。とりあえずその、足をどけてもらえませんでしょうかね妹様」

あれでも結構オブラートに包んでたんだけどな。どういえば良かったのだろうか。

「で、でもよぉ。他に思い当たる節なんかないぜ?後は病気ぐらいだけど……そこまで不衛生でもないよな?ちゃんとまんまん洗ってるよな?」

「そのまんまんってのやめて……オブラートに包んでるつもりだろうけどそのオブラートには青酸カリが振りかけられてる……」

アーモンドのかほり?コナン?。

「……い、一応……洗っては……いるけどね?」

気にしてる!!
この子ったら気にしちゃってる!!まあ可愛いこと!!

「中まで洗ってるか?」

「はっ!?」

「いやだからさ……きちんと、中まで洗ってるか?」

「……う、うん……」

答えちゃうんだ。可愛い。
それはさておき、不衛生が元でって事も無さそうだ。
となるとやはり生理方面かえろっちい方面か……。

くっそおおおおおお

文章うめぇな

俺は自他共に認める童貞であるが、そこら辺の知識はそこそこに豊富である。使う機会がないだけだからね?

いじいじされた訳でもないとなると……考えてた?

「お前、学校から帰ってくる間何考えてた?」

「え……」

「それが原因……だろ。言いたくないならそれでいいけどさ。それがえろっちい事ならそれが原因だぜ?女ってのは……まあ、そんな感じになると股が濡れるんだよ」

>>16
どした

>>17
あんがとな!

>>12
同じやつがスレ立てしてるのかも知れんぞ

妹は顎に手を当て思い出そうと努力を始めた……のだが。
やがてその顔は少しづつ紅潮していく。
ビンゴみたいだな。できれば内容も聞きたいところだけど教えちゃくれんだろう。

「あの、さ」

「ビンゴだろ?」

「うん。ビンゴ……それで、考えてた事なんだけど……さ……」

こいつはいい、教えてもらえるようだ。さあどんなことを考えてたのかね。
家族だからな、多少引いても態度変えたりはせんから赤裸々に語っちゃいなベイビー。

妹はしばし口元をもごもごさせ、やがて消え入りそうなか細い声で、ボソッと言った。

「あの……お兄ちゃんにさ……頭なでてもらえたらなーって考えてたの」

「……」

………………は?

腹筋スレに中身はいらんだろ

「バドゥン?リピートプリーズ?」

「お兄ちゃんに……頭なでてもらえたらなっ……て。考えてて、うちにつくまで考えてて……帰ってきたら、なんかヌルヌルしてたの……」

おーけい、まずは落ち着くんだぜ俺。こいつは何者かのスタンド攻撃を受けている可能性がある。いやそれだけじゃない。伏せカードにはサイクロンとか落とし穴が眠っているかもしれないから慎重にカードを切るんだ。
だからいきり立とうとしてんじゃねえ俺の海綿体いいいいいいいいいいいい!!!

「間違いは……!?」ドロォォォウ

「……多分、ない」ブレイク!!

どうしよう。本気でどうしよう。え?なに?発情期?なのですか?
ガチだとしたらとんでもないスケベさんじゃないですか家の妹ヤダー!!!!

僅かに潤んだ瞳で妹は俺を見上げてくる。やめろ見るな。いきり立とうとしてる海綿体に余計血が流れ込むだろうがよおおおおおおおお

明らかに答えを求めている。のだろうな……
困った……この論理で行くと妹は俺に頭を撫でてもらう事に性的快感を感じていたことになってしまう……。
中学に上がる前まではよくなでてたもんだが……やたらぴくんぴくんしてると思ったらそういう事、だったのか?

>>22
騙されっぱなしはしょうに合わないんだよ!!

小説王頑張ってるやん
クソコテだけどな

俺は妹と潤んだ瞳を真っ直ぐに見つめ返し、ゆっくりと溜め息をつく。
仕方ない。ここは兄貴として
道を踏み外さないよう答えから目を逸らしてもらうか。

「……あー、妹さんよ。今まで散々講釈たれちまって悪いが……そりゃ、汗だ」

「へ!?」

ようし、信じたな。
ここからは俺の勝ちゲーよ。シールドオールブレイクの上にスピードアタッカーってなもんだ。

「勘違いだよ。ヌルヌルしてると思ってたのはただの汗。ちょっと話を聞いてみりゃすぐわかる」

ああよくわかる。妹が俺に対して性的な目を持ち始めていることは。
もう子供じゃないんだな。
でもま、この世には倫理ってもんがある。それを外れちゃイケナイってことぐらい、誰でも知ってるよな。

だから、勘違い。そう言う事だぜ妹さんよ。

「シャワー浴びてこい。麦茶出しといてやっからさ」

へらへらと笑って立ち上がる俺に妹は怪訝そうな瞳を向けてくるが、俺はあえてそれを無視する。

「……わかった」

ドアに手をかけ、妹が出ていく瞬間に、小さい声が聞こえた。

(バカ、しね)


お前も十分バカ野郎だよ。実の兄貴をオナネタにしてんじゃねーって。

ま、この辺でしまいにしといて良かったのかね、ちょっと残念な気もするけどさ。

やっぱ、間違った事はいけないもんな。と呟く俺。
その声に重ねる様に、セミが大合唱を繰り広げる。

そんなこんなで、今日も徒然なるままに。世界は平和であった。なんてな。


長い長い言われるから今回はさくっと終わらせた

こういう系って大体、兄と妹が関係持つけど、たまにはこういう終わり方も良いな、哀愁があって

乙です

おつかれ

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