【安価】「異世界の人生」 (199)

異世界の安価スレです。

剣と魔法の世界!

まずは主人公の名前安価下3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409589712

シン

kskst

kskst

セレナ・フォレスト

セレナ…

女主人公ですね!


それでは生まれをコンマ判定下2

00・04 王族 (直系)
05・10 王族(傍系)
11・20 上級貴族 (魔法)
21・30 上級貴族 (騎士)
31・40 貴族 (魔法)
41・50 貴族 (騎士)
51・60 魔法研究家一族
61・70 騎士
71・80 平民
81・90 奴隷
91・99 暗黒教団

てい

おう…いきなりハードな…


それでは能力安価です。

能力は

腕力 物理戦闘能力
魔力 魔法戦闘能力
体力 本人の体力
学力 頭のよさ ひらめき
運 何よりも大事

のいつつです。

コンマ下5まで。
下1ケタを使います

ほい

s

腕力 7
魔力 6
体力 7
学力 2
運 7

学力以外バランスがいいですね。


それでは最後にキャラ付けですね、

安価下3まで採用します。

あんまりひどいので無ければ大丈夫です

元お嬢様

男の精神

剣術大会優勝

寂しがりや

おっけーです。


それではオープニングから…

降りしきる雨の中…

燃え盛る村を後にし、2人の男女が村から離れていた…


「あの村も馬鹿だな。 おとなしく我が教団に力を貸せば助かったものを…」

「本当よ…。 おかげで無駄に魔力を使っちゃったわ」

「そうだな…だが、無事に出産できたことだけは感謝できるな」

「そうね…あ、名前を考えるのを忘れてたわ」

「大丈夫だ。 ちゃんと考えてきてある。 セレナなんてどうだ?」

「いい名前ね…それなら…この子に我らが神のご加護を…」


そのようなことを話しながら2人は歩く…

5年後…


セレナ「はっ!」

師匠「うむ、いい太刀筋だ。 見事じゃな」

セレナ「ありがとう。 もっと強くなるから!」

師匠「ふむ…」





セレナは教団内でも才に恵まれており、その年頃の子供達の中でもリーダー的存在であった。

しかし…



「た、大変だ! 王国の騎士団が!」

「騎士団くらい対したことはないだろう。 どこのだ?」

「せ、青龍騎士団だ!」

「なに!? 大陸でも最強を誇る…」

「我らは青龍騎士団だ。 貴様達邪教徒を殲滅するために来た。 だが、我らも鬼ではない。 今すぐに改教するならば、監視をつけるが命の保証はしよう」

「そんなの信用できない。 貴様達は我らを迫害し、存在すらも許さぬ。 そんなやつらの話など聞けるか!」

「ならば…死あるのみ」



青龍騎士団と、教団の闘いが始まった。

セレナ達子どもは、家に隠されたり、密かに村から脱出しようとした…


しかし…

セレナ「そ…そんな…」

セレナが見たのは殺されて行く同い年の子ども達であった。 まだ5歳の彼女にはあまりにも衝撃が強く…

セレナ「…」パタッ


倒れてしまった。



闘いは三日三晩に及んだ。 最後に立っていたのは青龍騎士団だった…


「今から…この村を焼き払う!」

「はっ!」

村に火が放たれ、騎士団達は村を後にした…


「ああ…セレナ。 まだ生きているのね…運良く見つからなかったけど…このままでは…」

彼女の母親は自身の首飾りをセレナにかけ、呪文を唱え始めた。

「…もう、場所を指定する力も無いわ…セレナ。 さよなら…」


彼女が転移魔法を唱え終わった途端、村の炎は更に激しくなっていった…

今回はここまでです。


最後に安価下2

青龍騎士団の団長の名前


おやすみなさい

フォックス

ゲネズズ

乙でした。

お待たせしました。



開始します

母親によって転移魔法で飛ばされたセレナ。 そんな彼女をある人が見つけます。



「おや…」

見つけた人は? 判定下2

01~05 王族
06~20 平民
21~40 騎士
41~60 山賊
61~80 魔法研究家
81~97 貴族
98~99 辺境の賢者

よりによって山賊ww

名前欄間違えてましたね…



「なんだ? こんなところにガキが」

「おやびん! なんか見なりも綺麗ですし、誘拐しちゃいましょうよ!」

「バカ! そんなリスクの高いことできるわけ…」

「いや、誘拐ではなく保護なら…礼を貰えるかもしれん」

「バル…しゃあねえな。 アジトに連れ帰るぞ!」

「「おー!」」


ボスの名前下2

ラインハルト

ガゼル

セレナが目を覚ますと、砦の中の様な部屋であった。

セレナ「…」


「おや、目が覚めたかい?」

彼女に声をかけたのは中年男性であった。

「私はバル。 まあ…軍師みたいな役割だ」

セレナ「ぐんし…?」

バル「君の名前は?」

セレナ「セレナ…セレナ・フォレスト」

バル「…なるほど。 今夕食を持ってくるからしばらく待ってくれ」

バル「ボス。 あの子、なかなか身分の高い子供みたいですよ」

ガゼル「そうか…なぁ、バル。 迎えが来ると思うか?」

バル「いや…多分来ませんね。 貴族が私ならすぐにでも捜索を始めますし、あれから1日経っても来ないならば…」

ガゼル「だな…全く、余計な荷物が増えちまった」

バル「ですが…今更捨てるのも目覚めが悪い」

ガゼル「ああ。 ま、俺たちに役立つように育てりゃいいんじゃねえか?」

バル「…あなたの奥様にも協力が必要ですね」

ガゼル「…あいつに頭下げるのはしんでもゴメンだ!」


ガゼルの嫁の名前

安価下2

イザベラ

ローザ

セレナをガゼルが育てると発表した際、山賊内では意見が割れた。

得体の知れない人間を育てるのはリスクがあるのではないか という反対派と

1人ぐらい増えても問題ない、逃がして場所が割れるリスクもある という賛成派


結局はガゼルの一声で決まったが、サブリーダーのギルは反感を抱いたようだ…







セレナ・フォレスト 5歳
山賊に救われる

セレナ・フォレスト 6歳

セレナ「ガゼル! 魚が釣れたよ!」


一年間、セレナは山賊達と過ごした。

頭はイマイチだが、体力のある彼女は山賊達から釣りや狩りの仕方を教えられ、充実した日々を送っていた。


セレナ「さ、ご褒美ちょうだい!」

まるてウサギの様に無邪気にはしゃぐ彼女をガゼルとローザは苦笑いしながら甘味を手渡した。

セレナ「わーい、ありがとー!」



ローザ「中々いい子に育ったじゃないか」

ガゼル「ああ。 武器の扱いもなかなかなもんだ」


セレナの使う武器

安価下2

あんまり変な物で無ければ大丈夫です

銃剣

ブレードトンファー

セレナ「たっ!」



ガゼル「…あんな武器、砦にあったか…?」

ローザ「気にしたら負けさ。 さ、計画を立てるんだろう?」

ガゼル「あ、ああ。 そうだな。 まずは…」

ガゼルの山賊団 ダンデライオンは地元では義賊と呼ばれている。 今回の計画は悪徳領主の別荘荒らしだ。



もっとも、セレナは留守番だが…

セレナ「はぁ…留守番は暇だなぁ…」

そう呟いていると、ローザは言った。

ローザ「なら…山賊の練習でもしてみるかい?」

セレナ「イイの?」

ローザ「ま、何事も勉強さ。 安価下2からだね」



自由安価です

鼓舞する技術

大きな声を出して敵を威嚇・陽動したり、味方を激励する練習

セレナ「あー! あー!」

ローザ「いつでも声が出るようにしないとね。 いざって時にでないと私らも迷惑だよ」

セレナ「わかったよ、ローザ」



スキル 陽動・鼓舞を手に入れた!



ローザ「それと…ちゃんと勉強もするように!」

セレナ「はーい…」

バル「次の計画の時にやってみるかい?」

セレナ「安価下2かな…」


1.やる

2.やらない

やらない♂

1

セレナ「うん。 やってみるよ」

バル「重要な役割じゃあ無いけど…デビューにはちょうどいいよ」

ローザ「危なくなったらにげるんだよ」

セレナ「はーい」

バル「次の計画は…そうだね。 来月からだよ」

セレナ「頑張っちゃうよー!」


数週間後…


バル「いいかい? 役目は門番のお引きよせだ。 迷子だっていって、誘導。 その後に私達が向かうから助けを呼ぶんだ」

セレナ「了解だよ!」





門番「ふわぁ…眠いなぁ…どうせ誰も来ねえし寝ちまおうかな…」

セレナ「あの…」


判定下2
9+判定が40以上なら成功。
ゾロ目なら…

セレナ「あの…迷子になっちゃったの…」

門番「え、そうなのかい? 住んでいる場所は?」

セレナ「あっちのほう…」

セレナは森を指差した。

門番「そうなのか…わかったよ。 俺も着いて行ってあげるから…」

セレナ「お父さんとは森ではぐれちゃったから…」

門番「わかった。 行こう」

森…

セレナ「あっちかな…」

門番「ん、もしかしてあの人かな?」

セレナ「あっ…お父さーん!」

門番「うっ…声がおっきい…」



セレナの声を聞き、山賊達は動き始める


山賊「ああ!? なんだてめーは」

門番「さ、山賊!? くそっ…誰か来てくれー!」

セレナ(自分で戦った方が早いと思うんだけどな…)

門番の叫びから城から何人かの守護兵が出てくる。


山賊「ちっ…退却だ!」

セレナ(了解。 後でよろしくね)

山賊(ああ。 なかなかだったぜ)



守護兵が集まったころ、山賊も、セレナも闇に紛れていなくなっていた…


守護兵「おい、門番…どこにいるんだ?」

門番「あれ…さっきまでいたのに…」

守護兵a「寝ぼけてんのか? 全く…」

門番「す、すいません…」


すでにもぬけの殻の城が山賊達に荒らされていたことに彼らが気がつくのは後の事であった…



学力、運+1

ガゼル「ワハハ、よくやったな、セレナ!」

ローザ「これならもっとしっかり教えた方がいいかもね!」

セレナ「そうかな?…そうかも!」


バル「ふむ…なかなか便利だな…次からは計画にも入れれるかな…」



一年間判定下2

数字が大きいほど成功。
70以上で新しいスキル

はっきり言おう。 セレナの才能は見事であった! 彼女の演技に騙されるものも多く、彼女はダンデライオンに必須の人物になって行った!


新しいスキル

安価下2

自由安価

カリスマLv1

暗視

安価↓2って睨み合いになっちゃうのよね。人少ないときは特に。

なるほど…


次からは時間見て安価下変えます。


おやすみなさい…

乙でした。

セレナ・フォレスト 7歳


セレナ「バルさん。 次の目標は?」

バル「ちょっと待ってくれ。 今、まとめ中だ…」

セレナの活躍により、義賊 ダンデライオンは更に発展していった。 もちろん殺人や強盗などの悪事は行わず、地域内でも有名になっていた…



ガゼル「よう。 お前、練習の時間だぜ」

セレナ「あ、はーい!」



セレナの練習安価下1

1.鍵開け

2.忍び足

3.隠密

コンマ90以上で全て習得

1

セレナ「かチャリ、とね」

セレナは鍵開けを1年でマスターし、陽動の役目も合わせて活躍していた。


ローザ「こりゃあ大泥棒になれるかもね」

ローザは苦笑しながらセレナにいった

セレナ「いいよ。 大泥棒も楽しそう!」

ローザはまた苦笑した。



バル「さて…次の計画は…王族家の別荘だ」

ガゼル「おいおい、大丈夫なのか?」

ローザ「王族に手を出したら間違いなく死罪だよ?」

バル「いや、大丈夫だ。ただ、今回はセレナに役目は無いがな」

セレナ「えー…」

ローザ「ま、仕方無いね。 近所の子と遊んでな」

セレナ「はーい…」

セレナが近くの村の子ども達と遊んでいると、ふと気がつく。 いつもより少ないではないか。


セレナ「なんで今日は少ないんだ?」

「今日は王子様が来てるんだって。 だから子ども達も手伝いに行ってるらしいよ」

セレナ「へー…お前らはいいの?」

「俺らがいても役に立たないしなぁ…」

セレナ「それもそうか」


そんな事を話していると、騎士の様な格好をした青年が話しかけてきた。

「すまない。 髪の青い少年を知らないか?」

セレナ「知らないよ」

「知らなーい」


騎士「そうか…もし見つけたら城に連絡してくれ」


そう言うと青年は去っていった…

セレナ「あ、もうこんな時間だ。 じゃあなー!」

セレナは村の子ども達と別れ帰路につく…

すると、見知らぬ子どもが泣いているのが見つかった…青い髪だ

「うう…ここどこ?」

セレナ「なんだ、お前迷子か?」

「う…違う!」

セレナ「ふーん。じゃあ早めに帰るんだな」

「うう…」

セレナ「…ああもう! お前、名前は!」


王子の名前安価下1

ルキウス

ルキウス「ルキウス…」

セレナ「ふーん…青い髪…あ、もしかして王子様?」

ルキウス「うん…」


ルキウスの国の名前安価下1

ジーベルク

ルキウス「このジーベルグ王国の王子…ルキウスだ」

セレナ「王子の割りに泣き虫だなぁ…」

ルキウス「う、うるさい!」

セレナ「はいはい…とりあえず、村に送ってあげるよ。 それから別荘に戻ったら?」

ルキウス「うん…君は…」

セレナ「私はセレナ・フォレスト。 好きに呼べばいいよ」

ルキウス「ありがとう、セレナ」

セレナ「気にしなくてイイって。 さ、村に行こ」





物陰…

山賊「げへへ…王子様を誘拐すりゃあ金がたんまりだ…タイミングを見計らって…」



山賊が誘拐に成功するか?

判定下1
35以上で成功

ほい

2人が村のすぐ近くまでたどり着いた時であった。

山賊「おらっ!」

山賊が不意打ちをかけたのだ。

2人は姿勢を崩し、倒れたところを山賊に捕まった。


ルキウス「ぐうっ…はなせっ…」

山賊「げへへ…静かにしないと殺すぜ」

ルキウス「!」

山賊は当然殺すつもりは無いが、その脅しはルキウスを黙らせるには十分なものであった。

セレナ(ちっ…私じゃあ無理だな。王子様も無理そうだし…今は黙ってついていくか)

2人は連れ去られ、山賊のアジトに監禁された…

2人は閉じ込められた。

セレナ「いつまでも泣くなよ」

ルキウス「ううっ…だって…」

セレナ「男だろ、まったく…」

ルキウス「僕は…何も出来ないし…」

セレナ「…戦え無いのか?」

ルキウス「わかんない…訓練ならちょっとだけ…」

セレナは鍵開けができるため、脱出はできると考えたが、その先がおもい浮かばなかった

ルキウス「ううっ…帰りたいよ…」

セレナ(私もだよ…)


判定下1
80以上で助けがくる

ほいさ

ルキウス「うう…」

セレナ「…」(…逃げるなら夜かな…)

ルキウス「ごめんね」

セレナ「え?」

ルキウス「僕がいたから…誘拐されちゃって」

セレナ「…そうかも。 助かったらふんだくるかな」

ルキウス「え? ふんだくる?」

セレナ「…気にしなくていいよ。 それより、耳かして」

ルキウス「え?」

セレナ「…今日の夜、脱出する。 ここがどこかまではわからないけどね」

ルキウス「…分かったよ。 気をつけて」

セレナ「お前もだよ」

ルキウス「僕がついて行っても迷惑なだけじゃ…」

セレナ「気にしなくていいから! 面倒くさい奴だな!」


夜…


セレナ「かチャリ、とね。 さら、逃げるよ」

ルキウス「うん…あ、剣だ」

セレナ「持っていくか。 ちょうど2本あるし」

ルキウス「うん…」


脱出判定下1

80以上で逃げ切り
ゾロ目で助かる

と、今日はここまでです。


他の国名5つ。

安価下5まで。

無効安価なら安価下

乙 オルテンシア

乙です ネフリトゥス

乙 アルデュミオン

乙です バラム

ヴァーミリオン

再開します

セレナ「ちっ…」

ルシウス「そ…そんな…」

2人が山賊のアジトから抜け出した時、周りは見知らぬ光景であった

セレナ「だが…逃げるしかない。 さ、行くぞ」

ルシウス「う…うん」


2人は見知らぬ森を歩く。 しかし、道に迷ってしまい、とうとう2人とも立ち止まってしまった。


セレナ「はーっ…はーっ…」

ルシウス「もう、歩けない…」

山賊「へへへ…ここいらはな、地元のやつでも迷っちまう森だ…お前ら…ちょっと痛めつけてやらねぇとな」

山賊が追いつき、木製の棍棒を構える。


セレナ「ちっ…」

ルキウス「…」

2人は盗んだ剣を構えた。


セレナ 7+7+8 -10 15
ルキウス 5+5+10-10 10

山賊 20+20+5-15 30

戦闘判定
80以上で勝利
ゾロ目で…
判定下1

やったね

今から投下します。

セレナ「…勝っちゃったわね」

セレナとルシウスの剣は山賊を気絶させることができた。 一応命まではとっていない。

ルシウス「よ、よかったぁ…」

ルシウスは思わず座ってしまった

セレナ「でも、森をどうやって抜けようか…」

ルシウス「…どうしよう」

ルシウスは気弱な声を出した…

セレナ「えーい、うじうじすんな! 適当に行けばつくって!」

ルシウス「え、ええ!?」


セレナとルシウスはまだ暗い森を歩き始めた



判定下1
40以下で脱出

いけどもいけども同じ風景が続く。

2人は疲れ切ってしまい、とうとう足を止めてしまった。


セレナ「はぁ…もう無理かな。 ルキウスは?」

ルキウス「はぁッ…はぁッ」

セレナ「…もういいや。 ちょっと寝よう」

ルキウス「さ、賛成…」


2人は眠り始めてしまった。

判定下1
01〜20 ダンディライオンが助けに来る
21〜80 山賊が…
81〜98 騎士団が見つける
ゾロ目でたも助かる

ゲネズズ「王子…こんな迷いの森に隠されていたのか」

騎士「とりあえず見つけられてよかったですね」

ゲネズズ「全くだ。 王に知られていれば我らは間違いなく責任を取らされていた」

騎士「隊長! もう1人少女を見つけましたが…」

ゲネズズ「おそらく一緒に連れ去られていたのだろう。 一度別荘に連れて行こう」



ルキウスの妹の名前安価下2

シノワ

カミーユ

セレナ「ん…」

セレナは今までに知ったことの無いほどの心地よい感覚を覚えた。 …ふかふかの羽毛布団だ。

セレナ「あー…助かったんだ」


ゲネズズ「目が覚めたかい」

セレナ「…誰だ?」

セレナの目の前にいたのはまだ40代に突入すらしていない様にも見える男性であった。

ゲネズズ「君のおかげで王子は助かったと言っていた。 礼を言わせてもらう」

セレナ「…それで、私はどうすれば?」

ゲネズズ「君にはなんと礼を言えばいいかわからないよ。 だから、今から1週間、私達は滞在する。 それまで私達は盛大に君をもてなしたい」

セレナ「…」(早めに帰った方がいいかな…)

ゲネズズ「それでは食事の用意をするよ」

そう言うと彼は部屋から出て行った

セレナ「…はあ。みんな何してるかな… 」

その差中、城内が騒がしくなり始めた

セレナ「何かあったのかな?」

セレナが部屋から出ようとすると…


バル「済まないね、お頭」

ガゼル「て、てめえ!」

ローザ「ギルが反感を抱いていたのは知ってたけど…まさかあんたが裏切るなんてね」



セレナ(みんな!?)

ダンディライオンの主要メンバーの声である



セレナ(ど、どうしよう…)

安価下2

1.様子を見る

2.部屋からでる

セレナ(止めなきゃ!)

セレナは部屋から勢い良く飛び出した


バル「君たちはちょうどいい囮になってくれたよ。 っと…」


ガゼル「セレナ!? なんでここに!?」

ローザ「危ないから部屋に入ってな!」

バル「遅い」

バルが魔法の詠唱を終えていたことに気がついた…


バル「シャドウ・ペイン」


3人は魔法の闇に包まれてしまった…



バル「さて、青龍騎士団への復讐もこれで…」

ゲネズズ「何がだ? 大方、暗黒教団だろうがな」

バル「…ふん。 今更遅い。 もう魔法陣は…」

ゲネズズ「そんなもの、とっくに解除してある。 貴様が山賊を利用し王子を誘拐し、さらにはダンディライオンに忍び込んだことも…知っている」

バル「…はっ! なら、お前だけでも道連れにしてやる!」

ゲネズズ「…愚かな」

セレナ「ん…」

セレナは目が覚めた。 周りは前回と変わらない。

セレナ「ゆ、夢だったのかな」

まるで願うように身を起こす

ゲネズズ「セレナ」

セレナ「ゲネズズ…」

ゲネズズ「…大体は理解したよ。 君は…ガゼルとローザの…」

セレナ「2人はどうなったの?」

ゲネズズ「…死んでしまったよ」

セレナ「! そ、そんな…」

ゲネズズ「セレナ。 君は…私達に付いてきてくれないか?」

セレナ「な、なんで…2人をおいて行っちゃ…」

ゲネズズ「…」

セレナ「嘘でしょ! 私を騙そうと…」

ゲネズズ「…すまない」

セレナ「うっ…うわあああああん!」


セレナの泣き声が響き渡った…

別室…

騎士「いいのですか? あのような何処の馬の骨とも知らない子供を…」

ゲネズズ「よい。 私が騎士として育てあげてみせる」

ルキウス「ゲネズズ。 僕からも頼む」

ゲネズズ「お任せ下さい、王子」



こうして…セレナは『家族』を再び失い、ゲネズズの養女として迎えいられるようになった…

そして、5年後…

どんな風に育った?

安価下3まで。

あんまり変なやつは安価下になります

弱きを助け強きを挫く

殺しは絶対しない。どんな悪人でも事情を理解すれば対話して解り合えるという信念を持つ

家族や大事な人が死ぬことをとても恐れるようになった

過去から自分の命を軽く考えるようになり、半分捨て身の剣術を身に着けた。技重視で戦う敵との戦闘では最強とも

セレナ・フォレスト 12歳

セレナ「ただいま」

ゲネズズ「おかえり、セレナ」

セレナ「あれ、今日は仕事ないの?」

ゲネズズ「ああ。 お前や王子に稽古を付けようと思ってな」

セレナ「ふーん、ルキウス様にも?」

ゲネズズ「ああ。 だから支度を始めてくれ」

セレナ「はーい」


数年でセレナはゲネズズによりしっかりと育てられ、来年には騎士見習いとして所属先が決まるまでになっていた

腕力20
魔力10
体力 25
学力 15
運 70

スキル
陽動
暗視
対話
不殺

恐怖 喪失



ジーベルグ王城

ルキウス「ゲネズズ。 セレナ。 良く来たね」

ゲネズズ「お久しぶりです、王子」

セレナ「お久しぶりです」

ルキウス「それじゃあ、よろしく頼むよ」

ゲネズズ「はっ。 お任せ下さい」


訓練中…


ゲネズズ「それではしばらく休憩に入ります。 また1時間後再開しますので」



ルキウス「ふぅ、疲れた」

セレナ「全くだって。 ルキウスも父さんも強くて嫌になるって」

2人がそう話していると向こうから少女がバスケットを抱えて走ってきた

カミーユ「お兄様! 差し入れですわ!」

ルキウス「ありがとう」

セレナ「私の分はー? カミーユ」

カミーユ「もちろんありますわ、お姉様!」

3人でカミーユの作った軽食を食べながら話しいた。

セレナ「しかし…早いもんだよな。 知り合って5年かー」

カミーユ「あら、わたくしはもっと短いですのに…」

ルキウス「来年は僕も国の王子として動かなくちゃいけないのか…」

セレナ「ルキウスなら大丈夫だって」

カミーユ「そうですわ!」

ルキウス「あはは、ありがとう」

セレナ「っと、そろそろ時間かな」

ルキウス「カミーユ。 ありがとう」

カミーユ「大丈夫ですわ! お気をつけて!」




ゲネズズ「それでは、再び始めますよ」

ルキウス「はい!」



このように、青龍騎士団の団長であるゲネズズ、ルキウス、カミーユの兄妹と共に過ごしたセレナであった…


そして、4月…

騎士団集合場


ゲネズズ「本当にいいのか? 青龍騎士団なら私が団長だから…」

セレナ「いいよ。 あれって王様と総騎士団長が決めるんでしょ? 私はそれに従うよ」

ゲネズズ「いや、しかしだな…」

セレナ「いいから。 さ、行ってらっしゃい」


セレナとゲネズズは片方は騎士見習いとして、もう片方は騎士団長として、別れた。



総騎士団長の名前安価下1

ウォーケン

ウォーケン「よくぞ集まってくれた! 君たちは今から4つ騎士団に配属される! 厳しく、逃げたくなるかもしれない! しかし、それを乗り越えてこそ、真の騎士になれるのだ!」


セレナ(ふーん…騎士団は…

・青龍騎士団
・朱雀騎士団
・白虎騎士団
・玄武騎士団

セレナ(だったね、確か。 …私は、自分の道を見つけたい。 いつまでも甘えてちゃダメなんだ…)


ウォーケン「…次! セレナ・リリアス!」

セレナ「は、はい!」(危ない危ない…聞き逃すところだった)

ウォーケン「君は…」

判定下1
01〜25 青龍
26〜50 朱雀
51〜75 白虎
76〜98 玄武

ウォーケン「白虎騎士団だ! 案内が明日にも届くだろうからな。 期待しているぞ!」

セレナ「ありがとうございます!」


ウォーケン「次!…」


配属終了…


セレナ(確か…あの人だっけ? 白虎騎士団の団長…)

安価下1

コンマ判定が大きいほどゲネズズと仲が良い
最大99

1

あー…名前安価のつもりだったので

再安価下1
仲が良いかなり良い、にはなってます

名前でお願いします

アリューゼ

ゲネズズ家

ゲネズズ「白虎騎士団か…良かったよ。 あそこなら知り合いもいるしな」

セレナ「アリューゼさんだっけ?」

ゲネズズ「ああ。 あいつは信頼できるからな」

セレナ「そうなんだ?」

ゲネズズ「場所は…隣国のバラムの国境近くだな。 まあ、バラムは宗教国家だ。 せめて来ることは無いし安心だ」

セレナ「じゃあ結構ラッキーなのかな?」

ゲネズズ「だが、油断はするなよ」

セレナ「わかってる。 それじゃあおやすみ」

ゲネズズ「ああ。 おやすみ」



白虎騎士団の同期安価下3まで

フリック

ギルバート

リスティル

おやすみなさい…

バラム王族名前安価下2

イオス

シド

白虎騎士団宿舎

セレナ「ここかぁ…よし! 失礼しま…」


アリューゼ「この…アホがー!」

バシーン!

フリック「ぐわああああ!」



セレナ「…間違えたかな」

リスティル「合ってますよ、セレナさん」

セレナ「…あれは?」

ギルバート「バカがやらかしただけだ」

セレナ「…どうすればいいのかな」

リスティル「とりあえず落ち着くまで待ちましょう…」



数分後…


フリック「」ボロッ


アリューゼ「ようこそ、白虎騎士団へ。 私が団長のアリューゼだ。 それでは早速だが自己紹介から始めてもらおうかな」


リスティル「リスティル・セレスティアです。 特技は料理と裁縫。 神聖魔法が得意です。 よろしくお願いします」


ギルバート「ギルバート・セレスティア。 特技は…本の速読と音楽鑑賞だ…ですはい。 よろしくお願いします」

アリューゼ「ふむふむ、双子さんか。 どっちが上?」

ギルバート「俺…あ、私です」

アリューゼ「…なるほどねぇ。 それじゃあ次!」

セレナ「セレナ・リリアスです。 特技は…安価下2!」


鍵開けとか言えないよねww
歌う事

歌と踊り

アリューゼ「歌と踊り…なるほど、可愛いわ」

セレナ「あ、ありがとうございます?」

アリューゼ「それなら、これで全員かしら?」

フリック「ちょ、俺もいますよ!」

セレナ「さっき殴られてた人…」

フリック「フリック・スライアです! 趣味は女性と話す事! よろしくお願いします!」

アリューゼ「…まあ、いいわ。 それなら部屋を紹介するわ。女性組は私に。 男性組は私の副官 ワグナスについて行って」

ワグナス「よろしくな」





アリューゼ「ここがあなた達の部屋よ」

リスティル「わあ…すごいですね」

案内された部屋は人2人がくらすには十分な大きさの部屋であった。 燭台もあり、明るさも十分ある。


セレナ「本当にいいんですか? こんないい部屋…」

アリューゼ「まあ、この部屋は白虎騎士団では普通の部屋よ。 ただ、任務はきついけどね」

セレナ「他と比べると…」

アリューゼ「…朱雀よりは楽だと思うわ。 それじゃあ私は部屋に戻るわ。 じゃあね」

リスティル「ありがとうございます」



セレナ「それじゃあ荷物をおこうか」

リスティル「そうですね」


今更だけどセレナの見た目特徴安価下3まで

身長170㎝

肌は濃褐色、髪は金茶色で上で結ってる

お尻が大きい

セレナ「ふう、こんなもんかな」

リスティル「セレナさん、お茶でも淹れましょうか?」

セレナ「いいの? ならお願いするわ」



ティーブレイク…


リスティル「セレナさんはゲネズズ将軍の子どもなのよね?」

セレナ「まあ、一応はね」

リスティル「一応…?」

セレナ「うん。 昔、いろいろあったんだよ」

リスティル「そうなのですか…」

セレナ「聞かないんだ?」

リスティル「セレナさんが…少し辛そうに見えたので」

セレナ「ふーん…ま、いいや。 それならリスティルの話を聞かせてよ」

リスティル「はい、私は…この国の下級貴族の娘として生まれました。 下級貴族の娘は未来は2つしかありません。 上級貴族との政略結婚か、教会に入るか…」

セレナ「…」

リスティル「でも、アリューゼ将軍は下級貴族の出ながら騎士団のリーダーにまで登りつめました。 だから…」

セレナ「憧れて、騎士になったの? 反対されなかった?」

リスティル「はい…でも、ギルバートと一緒ならば、という条件で許可をもらえました」

セレナ「そうなんだ…」



リスティルが話終えると、再び茶を淹れ始めた…


セレナ(うーん、なんかお嬢様、って感じ。 一応私は上級貴族だけど…剣とかばっかり握ってたしなぁ…)

こうしてセレナと他3人は白虎騎士団に加入し、見習いとして活動し始めた。

そして数ヶ月後…


アリューゼ「セレナ。 次の任務なんだが…」

セレナ「は、はい」

アリューゼ「ネフリトゥスまでの遠征だ」

セレナ「ネフリトゥス…東の大国ですね」

アリューゼ「ああ。 なんでもヴァーミリオンが不審な動が多々あるらしい」

セレナ「…つまり、協力を要請するということですか?」

アリューゼ「ああ。もっとも、お前の役目はあまり無い。 ただ、将来性を考慮して、だな」

セレナ「わかりました! それでいつから…」

アリューゼ「ああ。 今からだ」

セレナ「ええ!?」

セレナ「よろしくお願いします」

アリューゼ「よろしくお願いします。 今回、彼女が私の副官です」

セレナ(ちょ、半端なく重要な役割じゃん!?)


ルキウス「よろしく頼むよ、セレナ」

セレナ「はい、わかりました」(…まあ、すぐに着くし、対して人員はいらないのかな)




馬車内…


アリューゼ「zzz…」

セレナ「寝ちゃったよ…」

ルキウス「久しぶりだね、セレナ」

セレナ「…1年くらいかな?」

ルキウス「まあね。 一応ネフリトゥスは同盟国、身分を隠してはいるけれど、すんなりと行く…はず」

セレナ「…ま、何かあるかのリスクは考慮しないとね」

ルキウス「そういうことさ」


と、話していると突然周りから大きな爆発音が聞こえてきた

ルキウス「…」

セレナ「…マジで起きるの?」

リスティル「…2人とも、動かないように」

セレナ「はい…」

山賊「へへへ…この馬車を襲えば報酬がたんまりもらえるぜ!」



アリューゼ「…10人くらいか」

セレナ「多勢に無勢ですね」

ルキウス「…僕とセレナで2人は止める。 アリューゼは残りを」

セレナ「…え?流石に8人は…」

アリューゼ「そうですよ…2人で1人、倒して下さい。 あとは私が」

そういうと、アリューゼは剣を抜き、馬車から飛び出した


アリューゼ「貴様達! もしただの物乞いなら今すぐにされ! そうすれば命だけは助けてやるぞ!」

山賊「けけけ…バカか? 俺たちゃ10人いるんだぜ!?」

アリューゼ「ならば…死ね」


そう言うと、アリューゼは呪文の詠唱を始めた。 それを見て山賊は焦って向かってきたが…


アリューゼ「…遅い。 ウィル・トルネード!」

アリューゼの風魔法が山賊達を切り裂いた

山賊「て、てめぇ…」

詠唱のスキをつきに山賊がアリューゼを背後から襲おうとするが…


セレナ「たっ!」

セレナが剣の柄で殴り気絶させた


ルキウス「…アリューゼ。 奴はどうする?」

アリューゼ「…セレナ。 やはりトドメはさせないか」

セレナ「…はい。 話し合えば、分かり合えるかもしれませんから」

アリューゼ「どちらにしても話は聞かないとな…おい、起きろ!」

おやすみなさい

最後にネフリトゥスの王族名前安価下2

複数でも可

ラインハルト

フォルテウス

アリューゼ「おい、起きろ」

山賊「うう…」

アリューゼ「お前達に命令したのはだれだ」

山賊「し、知らねえよ」

アリューゼ「ならば…」

アリューゼは剣を再び構えた

山賊「ヴァ、ヴァーミリオンだよ! そこの将軍が俺たちに金を出して言ったんだ! ここを通る馬車を襲えって!」

ルキウス「何…!?」

セレナ「本当なの?」

山賊「しょ、証拠はねえけど、本人は言ってたんだ! ヴァーミリオンの安価下2だって!」

新キャラの名前でいいのかな?
ランフォード

アロンソン

アリューゼ「アロンソン将軍…」

ルキウス「確かにヴァーミリオンでは有名な将軍たが…」

セレナ「馬鹿正直に自分の名前を教えるような人何ですかね?」

アリューゼ「…わからないな。 …お前」

山賊「は、はい!」

アリューゼ「山賊から足を洗うと約束するなら見逃してやるが…」

山賊「洗います洗います! だから命だけは!」

アリューゼ「…ならばいけ」

山賊「は、はいいいい!」



ルキウス「…今の話、どれだけ信じれる」

アリューゼ「正直に言うならば五分五分ですね。 確かにヴァーミリオンには戦争の準備をしている、などと悪い噂が流れてはいますが…名前を明かすような愚を犯すようには見えません」

セレナ「私も同意見です。 …馬車は無事ですし、急いでネフリトゥスに向かいましょう!」

ネフリトゥス

アリューゼ「つきましたよ、王子」

ルキウス「…もう夜遅くなってしまったな。 宿をとって、明日城に行こう」

セレナ「わかりました。 では宿を探してまいります」

アリューゼ「…そうね。 お願いするわ」




セレナ「ルキウスに万が一が会ったら不安だし…アリューゼさんが護衛に必要だからな。 さて、宿は…」

判定下2

01〜15 良い宿が見つかる
16〜40 普通の宿が見つかる
41〜80 とりあえず泊まれそう
81〜98 ラブホ

アリューゼ「…普通の宿ね」

ルキウス「これくらいの方が都合はいいさ」

セレナ「そうですよ!」

アリューゼ「それなら…少し話を聞いてくれる? 気になる話があったから」

セレナ「はい、わかりました」


アリューゼ「どうやら、ネフリトゥスとヴァーミリオンが手を組むのではないか、という噂が流れているの」

セレナ「ほ、本当ですか!?」

ルキウス「噂程度だけどね」

アリューゼ「そして、私達がアルデュミオンと手を組むのではないか、という噂もあったわ」

セレナ「そうなのですか?」

ルキウス「…今のところ、そういった話は聞かないな」

アリューゼ「と、少し整理しましょう」



アルデュミオン
西の国 農業が発展しており、平和

オルテンシア
工業国家 武器の売買が中心産業のため、現在の情勢に不満を持っている

ジーベルグ
一応農業や林業が盛ん。 国は平和だが末端では山賊がはこびることも

バラム
宗教国家 国全体がミスティア教を信仰している

ネフリトゥス
東の大国家。 独自の文化が発展しており、軍隊も最強クラス

ヴァーミリオン
北の大国家。 軍事力に優れていたが、現国王は穏健派。


セレナ「…ダメだ、どれも怪しく見えてくる…」

アリューゼ「気持ちはわかるわ」

ルキウス「…明日確かめてみるのがいいかもしれないな」

アリューゼ「それでは王子はおやすみになって下さい」

ルキウス「わかった。 それじゃあ、明日の早朝に出発する」

セレナ「わかりました! それではまた明日」


セレナ・アリューゼの部屋


アリューゼ「さっき言っていたどれも怪しく見えてくる…あれは、ジーベルグも?」

セレナ「! …はい」

アリューゼ「…私から言えるのはひとつだけ。 騎士は国を疑うのは仕事ではない」

セレナ「…そうですね。 それでは寝ましょうか」

アリューゼ「ああ。 …と、寝る前にプレゼントだ」

セレナ「これは…ネフリトゥスの名産品…カタナですか?」

アリューゼ「ああ。 なんでも『逆刃刀』というらしい」

セレナ「…なるほど、確かに刃が逆に…」

アリューゼ「不殺を貫きたいならそのような武器の方がいいだろう」

セレナ「ありがとうございます、アリューゼさん」

アリューゼ「気にするな」

翌日…ネフリトゥス城


ルキウス「お久しぶりです、王よ」


イルーム「うむ、よく来たな。 して要件は?」

ネフリトゥス国王 イルームは国民からは決して評判の良い王ではない。 もっとも、王としての才能が欠けているわけではない。 王子のフォルテウスが余りにも人気なためだ。


ルキウス「実は…」


イルーム「…なるほど。 要件は理解した」

ルキウス「秘密行動のはずの私達の行動も読まれていました」

するとイルームは難しい顔をして話始めた

イルーム「だが、それは貴様達の中にスパイでもいるのではないか」

アリューゼ「なっ…!」

イルーム「…我々は貴国達に協力することはない」

ルキウス「…つまりヴァーミリオンと同盟を結んでいると?」

イルーム「答える必要はない」

ルキウス「…わかりました、失礼します」

宿

アリューゼ「…」

セレナ「これは…まずい状況ですね」

ルキウス「でも、ネフリトゥスが味方にはなってくれない、ということはわかった」

アリューゼ「そうですね、私達の行く先は…」


「ヴァーミリオン帝国に下る、と言うのは無しかい?」


部屋の窓に見知らぬ人間が座っていた。
見た目は中性的だが、どこかいたずらっぽい表情をしていた


アリューゼ「誰だ貴様!」

フォルテウス「これは失礼…私の名前はフォルテウス。 この国の王子です」

ルキウス「…久しぶりだね」

フォルテウス「本当だよ。 親友に挨拶もなく国からでて行こうなんて…ぼくさみしー」

おやすみなさい…

最後にオルテンシア王族の名前安価下2

ヴァルトレッド

カレン

フォルテウス「正直にいうならぼく達はヴァーミリオン帝国の下につく」

ルキウス「だが、それでは…」

フォルテウス「だから、君たちも国を守るためにそうするべきじゃないかな?」

アリューゼ「それは…」

ルキウス「だが、力で他国を侵略し、民も苦しみ、不満が溜まっている帝国に未来はあるのか!」



セレナ(私は…安価下2…)

1.帝国につくべきではない!

2.それも国を守るために必要なのでは…?

1

セレナ「国を守るために必要なのでは…?」

ルキウス「セレナ?」

アリューゼ「確かにネフリトゥスとヴァーミリオンが組むならば、多勢は間違いなく帝国にあります」

ルキウス「…だが、我々だけでは決められないな」

フォルテウス「まーね。 それなら、僕は帰るよ」

ルキウス「…ああ。 またね」



ルキウス「セレナ…君はそう考えたのか?」

セレナ「はい…少なくとも、あの二国を相手にすれば間違いなく勝ち目はありません」

アリューゼ「…確かに。 ここはネフリトゥスに友好を示したのが良かったのかも」

ルキウス「…とにかく、今は国に帰って報告だ!」


ルキウス達が国に帰り報告を行った。

ジーベルグ王国が選んだ道は…安価下2

1.帝国についた

2.帝国に反発した

3.中立の立場をとった

2

1

帝国についたのであった…

しかし、両国から干渉はなく、不気味な平和が2年間流れた…


セレナ・フォレスト
15歳

どんな成長をした?
安価下3まで

胸も大きくなった

勉強して頭がよくなった

同じ騎士団のメンバーとの間に訓練や交流を通して強い信頼が生まれ、セレナにとって大切な仲間になった

セレナ・リリアス 15歳


セレナ「リスティル!アロンソン将軍がもうくるみたいだけどアリューゼさんは?」

リスティル「アリューゼさんはギルバートと訓練場で…」

セレナ「ああ、もう!フリックは?」

フリック「僕ならここだよ、ハニー」

セレナ「」イラッ

セレナは白虎騎士団の若手のリーダー的な存在になり、アリューゼの補佐的な役割も担うようになった…魔法は使えないが。


セレナ「リスティル!フリック! 力づくでもいいからアリューゼさんを!」

「あの…」

部下も2人ついた


部下名前安価下2

ユウ

テーダ

テーダ「隊長!」

ユウ「今、アロンソン将軍が…」


アロンソン「久方ぶりだな、セレナ殿」

セレナ「アロンソン将軍…お久しぶりです」

アロンソン「アリューゼどのはいないが…今回は君に話がある」

セレナ「私に…でしょうか」

アロンソン「ああ…すまないが部下達は席を外してくれ」

セレナ「…わかりました」

求婚?

セレナ「それで…話とは?」

アロンソン「うむ…君は皇帝陛下の考えを知っているな?」

セレナ「…はい。 力の無い国を併合し、帝国の1部にすることで平和を手にする、というものですね」

アロンソン「だが、当然血は流れる。…そこに関してはどう考える?」

セレナ「私は…安価下2」


1.必要な犠牲と考える

2.出来る限り減らすべきと考える

3.何も答えない

セレナ「…私には答えられません」

アロンソン「利口な答えだな。 と、アリューゼ殿が来たようだな」

アリューゼ「お久しぶりです、アロンソン将軍」

アロンソン「うむ。 さて、単刀直入に言うが…戦争が始まる。 アルデュミオンとオルテンシアが手を組み、戦争を挑んできた」

アリューゼ「な…」

アロンソン「バラムは宗教国家故比較的危険度は低いが…あの2国は危険だ。 そのため、私たちは貴国に援軍を要請に来た」

アリューゼ「…申し訳ないがまだこちらに情報が少ない。 しばらく時間をくれないだろうか」

アロンソン「うむ…承知した。 私たちは明後日まではこの国に滞在する。 君達が納得したならば部下に連絡をくれ」




アリューゼ「あー…疲れたー」

セレナ「…本当に戦争が始まるんですね」

アリューゼ「さっきはああ言ったけど…多分戦争が始まるのは間違いないね」

セレナ「…やはり」

アリューゼ「…私らがどれだけ必要かはわからないけど…明日には密偵が帰って来る。 そこからかな」

翌日…

アリューゼ「密偵から話が聞けたわ。 アロンソン将軍の言っていることは全て本当…」

セレナ「ならば、援軍は…」

アリューゼ「白虎、青龍が出撃よ」

セレナ「!」

アリューゼ「…逆刃刀。 まだ使うの?」

セレナ「…安価下2」

1.使う

2.使わない

2

セレナ「…今回は、置いて行きます」

アリューゼ「…そう。 わかったわ。 …逆刃じゃない刀も用意してあるから…はい」

セレナ「ありがとうございます」

アリューゼ「ワグナス。 この国の守備は任せた。 連れて行くメンバーは…」


セレナ(父さんと共に戦うのなら…私は、失わないよう、信念すら曲げる!)




こうして戦争が始まろうとしていた…

しかし、まだ本格的な戦いは起きていない。

援軍としてヴァーミリアン帝国に着くまでに3ヶ月の時間がかかった…そして…


セレナ・フォレスト
16歳

どんな成長をした?
安価下1

部下の扱いがうまくなった

指揮官として力をつけたセレナは比較的前線に配置されることとなった。


アリューゼ「セレナ…無茶はしないように」

セレナ「はい!」


こうして、セレナの初陣が始まった…

判定下1
00〜15 大成功
16〜30 成功
31〜98 失敗

00以外のゾロ目でも失敗

セレナの初陣! それは彼女にとってハードすぎる内容となった!

セレナ「なっ…伏兵!」

まだ16歳の彼女が指揮を執るには…厳しすぎた



セレナ「申し訳…ありません」

アリューゼ「…悔やんでも次回は戻らない。 少しでも力をつけるんだ」

セレナ「…はい!」





リスティル「セレナ…大丈夫?」

セレナ「私はまだまだだ…次は…命を懸けてでも…!」

ギルバート「…俺たちはお前を信頼してる」

フリック「だから、セレナももっと信頼してくれると嬉しい所存」

セレナ「みんな…あとフリックはあとで説教な」

フリック「なんで!?」

セレナ「最後あたりがふざけていたからな」

仲間達に支えられ…

セレナは指揮官としても、騎士としても研鑽を重ねていった…

初陣が指揮官という前代未聞の状況は…




そして…戦争は続く。

戦局は…判定下1

00〜33 悪化
34〜66 停滞
67〜99 攻め気味

セレナ「アリューゼさん」

アリューゼ「どうした、セレナ」

セレナ「フィガの制圧は完了しました。 暴動も起きていません」

アリューゼ「…そうか」

セレナ「アリューゼさん。 …これで本当に良かったのでしょうか?」

アリューゼ「ジーベルグの民を守ることができた…それだけはできた」

セレナ「しかし…!」

アリューゼ「セレナ。 君はまだ若い。早まるなよ 」

セレナ「…はい」


確かに戦局は有利だ…だが、お互いの国は力を消耗しすぎている…


セレナ「…鍛錬の時間だ…いこう」

セレナは進む…

鍛錬場

セレナ「ふぅ…」

ギルバート「お疲れ、セレナ」

セレナ「ギル。 …なあ、この戦いは本当に国の為になるのだろうか…」

ギルバート「今更だな。 まさか臆病風に吹かれたわけでもあるまいし」

セレナ「いや、各国が消耗しすぎている…これでは」

ギルバート「…だが、新米のお前では何もできまい。 とにかく経験を積んで行くしかない」

セレナ「そうだね…ありがとう」



セレナの予想通りに戦いは泥沼と化し
次第にセレナ達も疲労困憊になっていった…


1年後… セレナ・フォレスト 17歳

どんな成長をした?
安価下1

少し色気が出てきた

セレナ「はぁ…」

リスティル「どうしたのセレナ」

セレナ「いや…もう2年になる戦いだ。 …皆限界が来ていないかとな」

リスティル「…確かに。 兵糧も…大分無くなってきたし…私達4人が全員無事なのは…」

セレナ「ラッキーとしか言いようがないな」

リスティル「うん…」


戦争が始まって2年…

お互いに限界であった…

だが、ヴァーミリオン帝国の連合軍は

とうとうオルテンシア・アルデュミオン連合軍を追い詰めていた…

とうとう戦争が終わる…そう思っていた


あの日までは

「て、敵襲ー!」

リスティル「な…どこからだ!?」

「あの旗…バラムです!」

ゲネズズ「な…バカな!?」

アロンソン「…やむをえませんな。 退却しましょう」


「た、大変です! 部隊は…ほぼ壊滅! 逃げて下さい!」



ゲネズズ「わかった! お前も早く撤退しろ!」

「は、はい!」


アロンソン「…負け戦だな」

ゲネズズ「ああ…リスティル。 お前に…セレナは任せた」

リスティル「しかし…」

ゲネズズ「この家紋を…セレナに渡してくれ」

リスティル「…! っ…はい!」


ゲネズズ「さて…殿と行くか」

アロンソン「お主とは…もっと早く会いたかったな。 そうすれば、酒を飲み交わすこともできたろうに」

ゲネズズ「ふっ…行くぞ」


ゲネズズ(セレナ…無力な父を許してくれ)

こうして…バラムにより四国は制圧…

ネフリテゥスのみが同盟国とみなされたが…それでも立場は低いものであった…




セレナ「…とうさん」

アリューゼ「セレナ…すまない」

セレナ「…気にしないで下さい。 私も…命からがら逃げただけですから…」




こうして、戦争は 予想もしない結果に終わった…


ルキウス「セレナ…」

セレナ「…気にしないで、ルキウス。 私が…弱かったから」

ルキウス「いや、僕だって…!」

セレナ「…私は…」

安価下2

1.復讐したい

2.戦いから離れたい


2

2

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