P「俺が、ダークナイトだ」 (8)
P「それじゃ、春香。気を付けて帰れよー」
春香「はい!! プロデューサーさん!! お疲れ様です!!」
オツカレサマー
P「........................」
ピッ
「最近世間を騒がせている謎の怪死事件の被害者がまた現れました!」
「被害者は、全身を刃物で傷けられており、警察は同一犯の可能性が高いと見ております」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408891775
高木「どう思う、プロデューサーくん」
P「えぇ...放ってはおけません」
高木「犯人はこの地域に行動を狭めてきている」
高木「彼女たちに魔の手が忍び寄るかもしれない」
高木「まかせられるか?」
P「........................」
P「えぇ...」
バサッ
これは期待
ここはゴッサムシティ。数々の犯罪がはびこる別名「衆愚の町」
俺はここでとあるアイドル事務所のプロデューサーをしている。
なぜこんな危険な町にアイドル事務所があるかって?
警察にさえ見捨てられてしまったこんな町だが、少しでも良くしようと戦ってる人が少なからずいる。
やり方、形は違ってもアイドルのみんなはこの町を救おうとしている。
俺も社長もそんな彼女たちを守りたい、ただそれだけだ。
P「........................」
ヒュウゥゥゥゥゥゥゥ
女「ハァハァ...おってこないでください!!」
A「おーっと逃げられないぜ」
B「こいつぁなかなかの上玉だなぁ...」ニヤッ
女「や、やめて...ください!!」
A「おらぁ!! 黙ってろ! 声を出すんじゃねぇ!!」グイッ
B「お前が黙れよww」
女「いやっ......だ、誰か........................」
A「誰も助けにはこねぇよwww」
ヒュン
「ア............」
A「............ん? 今何か黒い影が............」
女「............?」ブルブル
A「B........................??」
A「お、おい!? B!!?」
A「B!!? どこいった!!?」
バサバサ............
A「こ、この感じ............」
バサバサ........................
A「っち...マジか.........!!?」
女「な、何が起こって......?」
A「くっそ!! でてきやがれこの野郎ーーー!!」
A「...ハァハァ.............」
A「一体どこから............」
P「後ろだ」
....................................
ピッ
小鳥「Pさん。 噂の怪死事件」
小鳥「新しい情報を入手したんだけど............」
P「よろしく頼む...」
小鳥「どうやら、この事件。 前にも別の町で起こってたみたいだわ」
小鳥「犯行手口も同じ。 被害者を拉致してナイフで切り刻む」
小鳥「今まで殺した被害者の数だけ自分の体に切り傷を入れる」
小鳥「殺害こそに快楽を求めているシリアルキラー」
小鳥「ミスター・ザーズよ」
P「ミスター...ザーズ」
P「さすがだな。小鳥さん」
小鳥「それほどでも」
P「しかしそこまでの情報があるのにどうして警察は捕まえることができなんだ?」
小鳥「これは私が秘密利に入手した情報...ってのもあるけど、」
小鳥「彼、かなり頭がキレるみたいなの」
小鳥「容疑者の候補に上がったってだけで、捕まえるまでの証拠は見つからなかったみたいだわ」
P「........................」
小鳥「前の町での事件は迷宮入りってことになってるし...この町ではね......」
小鳥「ただでさえ危険な町なのに、警察のほうはパニックにならないよう情報を隠してるみたい...」
P「そうか............」
P「ありがとう、小鳥さん」
P「また、新しい情報が入ったら教えてくれ」
小鳥「はい、プロデューサーさん」
小鳥「それじゃあ、気をつけて」
ピッ
P「ミスター・ザーズ.........」
ーーーーーーーーーーーーーーー
?「ヒヒヒ........殺した...殺した............また殺した...」ボリボリ
?「............」
?「足りない足りない...刺激が足りない............!!」ガリガリガリ
?「次は、そうだなぁ............」
『みなさーん! 生っすかサンデー、始まりますよーー!!』
?「........................」
?「ヒヒヒ........................こいつを使えば...」
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