唯「はぐれちゃったら絶対あずにゃん迷子になるもんね」
梓「それはこっちのセリフです」
唯先輩に誘われたので夏祭りにやって来ました。
唯「わぁー見て見てあずにゃん、すごい人混みだねー」
梓「この辺りのお祭りもここで最後みたいですから。みなさんここに集中しちゃったみたいですね」
唯「そっかーもう夏休みも終わりなんだー」
梓「そうですね。2学期からは真面目に練習しましょうね。先輩達にとっては最期のライブが控えてるんですから」
唯「……えへっ♪」(・ω<)テヘペロ
梓「もう…えへっ♪じゃないですよ…」ヤレヤレ
唯先輩は本当に緊張感無いんですから…
高校生活最期のライブなのにもっとやる気出して欲しいです
それが終わったら後はもう受験が待ってて卒業しちゃうだけなのに
……卒業しちゃうだけなのに
梓「……」ボー
唯「……にゃん、あずにゃんってばー」
梓「へ?」キョトン
唯「ぼーっとしてどうしたの?お腹でも痛い?」
梓「あ、え、えっと…えへへ、何でもないです」ニコ
唯「そう?ねえねえあずにゃん、私、焼きそば買ってくるからあずにゃんは綿菓子買ってきてくれる?どこもすごい並んでるからそうした方が効率的だよね」
梓「あ、はい。わかりました」
唯「お金は後で半分こにしよ。じゃあよろしくねー」パッ
梓「あ……」
梓「ま、待って下さい!」ギュッ
唯「ほえ?あずにゃんどったの?」
梓「や、やっぱり一緒に並びましょう!唯先輩を一人にするのは物凄く不安です!」
唯「えー?ヒドいよあずにゃん。私だって焼きそば買うくらい出来るよー」グスッ
梓「い、いいから一緒にいくです」ギュッ
唯「……えへへ、ま、いっか♪あずにゃんとお手手繋げるのは嬉しいし♪」ニコニコ
梓「ど、どもです……」
なんだろう…
さっき唯先輩に手を離された時、なんだかもう二度と会えないような気がしたです……
ほう
かわいい
ええやん
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