絵里「…穂乃果って生えてると思う?毛のことだけど」 (34)

・メインは真姫ちゃんの豆知識、スレタイ特に意味ない
・他はオマケと思ってあんまり気にしないでください
・カプ注意、キャラ崩壊注意、ほのキチ注意

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絵里「…穂乃果って生えてると思う?毛のことだけど」

希「しもの毛?」

希「ウチは生えてる派だな~」

希「ブラウンのお毛毛がシュッシュッと生えてるんやないかな」

希「たぶん手入れしなくても綺麗に揃ってるんやろな」ホワーン

絵里「なるほど…流石は希ね」


「「握手」」カンドウシタ!


希「エリチは違うの?」

絵里「ええ、私は穂乃果ってパイパンだと思うのよ」

希「ほう…その心は」

絵里「その方が燃えるから…!」

希「それは…大事やんな」


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真姫「ところでパイパンの語源は麻雀の白(パイ)牌から来ているのよ。表面が真っ白、つまり何もないってところから連想されたんでしょうね」

凛「響きが何故かいやらしいけど、案外普通にゃ」

真姫「そうね、アゲマンとかもいやらしい語源じゃないのよ」

凛「ウィキペ…ナントカでぱいぱんを調べるとあからさまな画像が目に飛び込んでくるから注意にゃ」

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ポンコツちか


絵里「みんな、今から目を閉じて想像してみて」

絵里「修学旅行か何かで温泉に入る穂乃果、そこでギョッとする穂乃果、なんと周りの女の子のおまたには毛が生えてるではないか、え?え?なんで?穂乃果変なのかな?」ウラゴエ

絵里「…どうよッ!」ドヤア

希「おいおい…天才か」

希「なるほどな」


希「穂乃果チャン感情に素直だから実はHになったら積極的という風潮は確かに一理ある」

希「だがしかし、ウチはもう一つの仮説を採用するんよ。即ち穂乃果チャン純粋無垢説や。保健の授業もグースカピーでロクに聞いていなかったという証言もあるんや」

絵里「そうね、私もそっちの説に立つわ。原理主義に傾倒していた頃は、穂乃果は生理もきてない説、いわゆる絢瀬説を提唱して学会を風靡したこともあったわね」

絵里「…まぁそれは海未に証拠物件まで出されて否定されたけど」

希(海未ちゃん…)

絵里「でも希、私たちは私たちでこの純粋無垢説をぜひ通説にしていきましょ♪」




希「…せやろか」


絵里「えっ…」

絵里「まさか裏切るの!?」


希「その説…対立する必要はあるんかなあ」

絵里「どういうこと?」

希「普段は純粋無垢、だがしかし一度踏み越えると盛りがついてワンちゃんの如く求めてくる!純粋無垢論者だって本音は乱れる穂乃果チャンを見たいんやろ?よし、ならキミは仲間だ!おいでませ!」

希「これが…折衷説(東條説)や」

絵里「……………」


絵里「アリね!」

希「いいやん!これイケるやん!」


絵里「しかもこれ争いが生まれないわ!良いこと尽くしじゃない!」ハラッショー

絵里「さすがは慈愛の女神のんたん」

希「照れるやん、もっと褒めて褒めて」ムフー


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真姫「折衷説はしばしば法律分野などの学会で通説になることがあるわ。自分の信念を固く貫く人、私は嫌いじゃないケド、こういう解決策があると頭に入れておくのもアリよね」

凛「凛はかよちんとセッくす&チューがしたいにゃあ」

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絵里「となると希、毛論争でもこれが使えそうね」

絵里「穂乃果は間をとってフワフワな薄い毛、これでいきましょ」


希「は?」

絵里「えっ」


希「冗談キツイわあ」

絵里「えっ」


絵里(なんなの…泣きそう)


希「穂乃果チャンのお毛毛は生え揃ってる、そんで硬い。硬毛や」

希「チクっとする感じが獣みたいでええやん。これが今のトレンディーや」



絵里「…なによそれ」

ええやんええやん!


絵里「馬鹿げてるわ、穂乃果はフワフワ~♡ モフモフ~♡ これでしょ」

絵里「あなた胸ばっかワシワシしてるから気が付かないのよ!」


絵里「抱きつかれてみなさい、えっ、ちょっ、やわらかっ!?どうなってんの?!」


絵里「これよこれ、硬い毛なんてそんなの違うわ」ミトメラレナイワァ

希「ちゃうやん、ギャップやん」

希「そんなやわやわ~♡ な穂乃果チャンがギャップで硬い。これがええんやろ」

絵里「全然よくない」


希「…………」

絵里「…………」


「「訴訟」」オマエハカンドウダ!


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真姫「要するに意外性がポイントね。無意識のうちに脳内で固定化された事象が実は違う」

真姫「この過程を経ることで強烈な印象を残すってワケ。凛が女の子っぽいとドキッとする、これもギャップ萌えの一種でしょうね」

凛「照れるにゃ~(>ω<)」

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海未「……全くどうでもいい議論ですね」

絵里「なによ海未、いたの」

希「聞き捨てならんなあ」イテコマスゾワレ

海未「どうでもいいっていったんですよ。穂乃果は穂乃果です」

絵里「いや…それは、そうなんだけど」

希「出た!それ思考放棄やって!一番あかんよ」

海未「違いますね。あなたたちはイザ!穂乃果とそういう場面に出くわした時、もし想像と違っていたらガッカリするんですか?馬鹿馬鹿しい、それは穂乃果に対する侮辱です」

海未「あれかな?いや、こうかな?こうやってあらゆる可能性を想定し、楽しむ。これこそが一流です。どんな事態になっても動揺せず相対する。これですよ」



希「ふむ」

だよな


絵里「…そうね」

希「論争が目的化していないかってことやね。確かに、ウチらが求めるものは論争ではないやん」

絵里「でも海未、それでも私は自分の信じる毛を信じるわ。ガッカリはしない、全く穂乃果には一杯食わされたわね!ってきっと笑ってみせるわ」


絵里「たとえ穂乃果がボーボーでも、私は丸ごと愛して魅せる!」


海未「それでこそ絵里です」

希「海未ちゃん悟ってるなあ、大人やん♪」

海未「昔ことりと好きな穂乃果の乳首の色で喧嘩しましたからね。ある意味誰もが通る苦い道というやつです」

希「認めたくないものだな」


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真姫「乳首の色はメラニン色素の量との相関関係があるの。メラニン量は人種に大きく左右されて、例えば白人種はメラニンが少ないからピンクの傾向があるわ。日本人は概ね茶色に近いと言っていいわね。ただし色白の人はピンクの乳首をしていることがあるわ」

絵里「私はロシアのおばあちゃまの血をなんと4分の1もひいているから綺麗なピンクよ!」ドヤア

真姫「確かにエリーのは綺麗なピンクね、羨ましいわ」

真姫「でも皆違ってみんないいのよ」

絵里「もちろんそうね」ウンウン

凛「ちなみにメラニンは紫外線からお肌を守るにゃ」

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海未「ところで穂乃果のは産毛ですよ。毛と言えなくもない感じでフワフワそよいでいます。」


希「あー!」

絵里「ちょっと海未ぃ!ネタバレはやめてって前も言ったでしょう!全く!全く海未は!」


海未「ふふ♡」

海未「前にお守り作ろうとしたんですが、その前提条件が崩れて渋々諦めたんですよ」

絵里「お守り?」

希(…海未ちゃん戦争でもしてるん?)


ネーオマモリッテナニヨー
モシカンセイシテモアゲマセンカラネ


穂乃果「ねー真姫ちゃ~ん」

真姫「ナニヨ」

穂乃果「なんでさっきから穂乃果の耳をふさいでるの?」

真姫「穂乃果は聞かなくていいの」

穂乃果「えー?」

穂乃果「でも真姫ちゃん、指が穂乃果の耳に入ってるから何もできないよ?」

穂乃果「それに真姫ちゃんの声聞き取りづらいし」

真姫「穂乃果は気にしなくていいの」

真姫「それにしても穂乃果の耳の穴は綺麗ね」

穂乃果「雪穂が耳かきで掃除してくれるからね~」ウフフ

真姫「ほほえましいわ」

真姫「うりうり」コチョコチョ

穂乃果「ヒャッ!あ、んっ♡」

穂乃果「や、やぁっ!」ジタバタ

穂乃果「く、くすぐったいよ~!や、やめてってば、は、はァんッ」ビクッ

真姫「こしょこしょ~♡」グリグリ

穂乃果「~~♡ ~~~♡」ハッフッハア,ハアッ

真姫(必死に手で口ふさいじゃって…)グッグイッ

真姫(無意識にセーブしてるのかしらね、恥ずかしい声出してるって思って)クイックイッ

真姫(…やだ、穂乃果いやらしい子だよお…!なんて…)グ,ググッ

真姫(穂乃果悪い子ね…とか、グフフッ)ズポッ

穂乃果「あんッ」

凛「真姫ちゃんニヤニヤして気持ち悪いにゃあ…」

穂乃果「っ~ふうッ…はぁ…」グッタリ



真姫(あーいきそ)指ペロッ


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真姫(あれー?なんで甘いんだろ…おいひ)アム


真姫「ところでワキガは耳で判断することも出来るのよ。簡単にいってしまえば湿った耳垢の人はワキガ傾向、粉状の耳垢の人は概ね違うってワケ」

真姫「話はそれるけど、よくイメージされる耳かきは粉状の耳垢の人向けね、湿り気味の耳垢の人は綿棒を使いなさい」

真姫「ワキガとの相関性については、耳にアポクリン腺がある人間は脇などにもアポクリン腺が集中しているというデータに基づいているの。アポクリン腺は汗を分泌する部分、程度の認識で構わないわ」

凛「えっ…」


凛「凛の耳垢アメ状なんだけど…」フザケンニャ…


真姫「安心して、凛、必ずしもワキガとは言えないし、一口にワキガと言っても個人差がとっても激しいのよ。字面でよく誤解されているポイントね」

凛「まきちゃぁん…」ウルウル


真姫「とりあえず、ワキガのセルフチェック表を参照しましょう」

凛「はーいにゃ!」


~10分後~

凛「おい…おい」

凛「」


真姫「ナニヨ…終わった?」




凛「セルフチェック表にラーメン好きですか?とかあるんですけど!」

凛「これ確定じゃん?!」


凛「死にたい」


真姫「どれどれ…」クンクン

凛「や、やあっ/// 首筋嗅がないでぇ」

真姫「ふむ、安心して凛、あなたはワキガ傾向はあってもワキガではないわ」

凛「え…それ本当?」グスッ

真姫「ええ、ワキガって言うと強烈な体臭をイメージするかもしれないけど、それはお風呂に入らなかったりした時の匂いじゃないかしら。汗臭さはエクリン腺由来の汗ね」

真姫「ワキガは正確にはタマネギのような、ツンとした独特の臭いがするの。医者に嗅がせれば一発で判断してくれるわよ。なかなか自分では気づかないものだから、親しい友人や家族に言って貰えるのが理想ね」

真姫「勝手に自分で判断せず、医者にかかることもオススメするわ。ワキガは病気でないけれど、悩む人には手術もアリね。脂っこいものを控えたり、こまめに汗を拭く、わき毛を剃る、これだけでも大分違うわ」

凛「ほえ~真姫ちゃん賢いにゃあ」



凛「ところで白人さんはアポクリン腺持ちが大多数で、アジアンは少数派なんだって~少数派は辛いにゃあ」


絵里「…いや、違うから」



絵里「私はおばあちゃまの血を4分の1しかひいてないクォーターだから」

真姫「誰も何も言っていないわよ、エリー…」


おわり


本人の前でなんて話してるんだよwwww

おつんこつんこ

面白かった
またなんか書いてほしい

毛の議論してたら別のモノが生えていたオチじゃなかったか

乙乙
興味深いな

凛ちゃんの脇ぺろぺろ

面白いのに終わってた
もっと書いてほしいな

初書きのSSで反省した、改行の練習?のつもりで書いたので、すいません
レスあるとやっぱり励みになりますね、ありがとうございます


今思えば省いた部分、別に省く必要無かったですね

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真姫「古来から女性のシモの毛はお守りとして使用されていたのよ。女性には睾丸(たま→弾)が無いので弾除けの連想、とか性(聖)なる力、とかで使われるようになったとか、諸説あるわね」

真姫「あげまん、のマンは運気とかそういう意味で、特に性的な意味は無いのよ。男性にも使っていいんじゃないかしら」

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後で依頼出しておきます
感覚が掴めてきた気がするので、次はもうちょっと長く書いてみます

おつん
何とも言えない背徳感が...


期待してる

ほのキチほんとすき

乙!

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