ギャルソン「怪談レストランへようこそ」 男「は?」 (20)

※男「レストランって、こんな山奥で…しかも怪談……」

ギャルソン「ええ。当店はその名の通り普通のレストランとは違い、お客様に怖~い話を提供しているお店でございます」

男「あ、怖い話し無理なんで帰り……」

ギャルソン「それはできません。なぜなら当レストランは一度踏み込んでしまうとデザートを食べるまでお帰りいただけないシステムなのです」

男「はぁあ? ああ…怖い話を聞きながらご飯を食べるってことですか?」

ギャルソン「いえそうではなく、うちではお客様に提供する料理が怖いお話なのです」

男「ますます意味が分からなくなったぞ」

ギャルソン「まあ細かいことは気にせず。ささっ、どうぞお席のほうへ」

男「おい、ちょっと…!」


続きかけん

ギャル糞根

おちーんち
おまーむこ

死神「こちら、メニューですガミー」

男「えっ…ああ、どうも(子供が死神の仮装してるのか。意外とクオリティー高いな)」

男「(えーっと料理は……死神キラー?何だこれ)」

男「あの、この死神キラーって……」

死神「死神キラーガミね!かしこまりましたガミー!」

男「は?! ちょっ…待てガキ……!(うごけ、ない…目の前が、真っ暗に……)」


んー?

ふむふむ

男「(ここは…どこだ…?……病院…?)」

男「(どうして俺は病院に……さっきまで変なレストランに居たはずじゃあ…)」

男「(…? あの男の子はどこへ…)」

老死神「捕まえろ!」

男の子「うっ…うわああああ!」

ドタドタドタドタッ!

男「(?! なんだ今の!どうして死神が男の子を……また仮装か!)」

男「(いやでも、何で病院で死神の仮装なんてしてるんだ?!)」

男「(っ、うぐっ! また、目の前が……)」

金髪「いいね、面白そうだ」

女の子「やっぱり……」

男「(……今度は、公園か…)」

男「(? あの金髪はカメラをもってどこに行くんだ)」



男「(随分と高そうなマンションだなぁ…)」

奥さま「今運ばれた人、そこの病院の院長なんですって!」

奥さま2「まあ、そうなの? お気の毒に…」

男「(そこの病院って……さっきの死神病院じゃないか。院長なだけあって、高いところに住んでるんだな…)」

男「(くあっ、ふぅっ…!頭が、割れるように痛い……今度は、何なんだ…?!)」

男「っ、はあッ!はあっ、はあっ…はあっ……なんだ、今のは……」

死神「どうでしたガミか?」

男「! さっきのガキ……!お前!俺に何をした!」

グッ! ムナモトツカム モチアゲル

死神「ガミィー?!」

店員「あー?何だ何だぁー?」

店員「あら、さっきのお客様じゃない」

店員「行けー!人間!」

男「(?! 変なやつが、いっぱい…!)」

ギャルソン「何事ですか? 」

死神「! 支配人…!」

ギャルソン「おや、死神……お客様。急に暴れだし、どうなされたので?」

男「っ、あんた…!説明しろ!今のはなんだ!どうして目の前が真っ暗になり、公園や病院に俺は居たんだ!」

ギャルソン「あなたがお話をお選びになったからですよ」

男「はあ?! お話?!そんなもの、俺は選んでないぞ!」

ギャルソン「選んだじゃありませんか。死神キラーと」

男「(死神キラー……!) あれは意味のわからない品名だったから質問しようと口にしただけで、注文しようだなんて思ってもいなかったんだ!」

ギャルソン「ですが口にしたじてんでお客様の注文となります」

男「そんなの無効だ!もういい!俺を帰らせろ!」

ギャルソン「デザートを食べるまでお客様は帰れませんよ?」

男「何だよそのルールは!もういい!支配人を呼んでくれ!どうにか説得して帰らせてもらう……」

ギャルソン「私がその支配人ですが?」

男「……はっ?」


今日は終わり

何でid非表示なの?

>>9
それな、>>1は酉付けろ

>>9
コイツ変なもの書いてるとか笑われてID検索とかされるの怖いじゃん?

>>10
了解した

今のところわけわからん上にクソつまらないが面白くなるんだよな

>>12
それはない
全部わけわからんくてクソつまらん

男「し、支配人…?支配人が何でギャルソンみたいなことを……」

ギャルソン「それが私にも不明なのです…」

男「あ、そうなんですか……大変ですね?」

ギャルソン「そうでもありませんよ。こうしてお客様の前に出られるのもギャルソンという役職をしているお陰。むしろ感謝しています」

男「へー……(何かよく分からんがいい人…いや、いいお化けか)」

ギャルソン「さてお客様、お次はデザートでございます」

男「(デザート?! よっしゃ……)デザートもさっきみたいなことになるんですよね……」

ギャルソン「当たり前じゃないですか。うちはそういうお店なんですから」

男「(ああ…また長ったらしい話しみせられるのか……これで終わるならいいけど、最後には頭痛だしな……)はぁ……」

ギャルソン「そう落ち込まないでください。最後はデザートなので先程のように長くはありませんし、戻るさいに頭痛に見舞われることもありません。どうぞご安心を」

男「ご安心をって言われても安心できないんだけ、ど……?!」



ギャルソン「ふふっ……存分に、楽しんできてください…」

何かよくわからんけど厨二病特有の痛い痛い反応が出た

>>15
それは俺にも出てた

>>1のID解析してくる

>>17
おいやめろ


男「―――――っ、てぇッ!」 ドサッ

男「くそっ、さっきは落ちなかったのに何で今は……」

カーッ カーッ
ギャーギャーッ

男「……!」 ビクッ

男「え……も、森?なんで…」


「おかあ、さん…ひっ…どこぉ……?」

男「(…何でこんな森の中に女の子が……)」

男「あー……大丈夫か?」

男「(ていうか、今時白いワンピース着て麦わら帽子被った黒髪の子なんているんだな……)」

女の子「ひぐっ、えっ…おかあさぁあん」

男「(お母さん……ああ、迷子か。それにしても近くでみると可愛いな…年は八才くらいか…)」

男「(…さて、どうし―――)”一緒に探すよ”」

男「(は?おい、俺そんなこと―――)”だから泣き止んで?ほら、顔をあげて”」

女の子「ぐずっ…ほんと?」

男「(! ダメだ!顔をあげるな!)”本当さ。はい、手を出して”」

女の子「うん…………おにいちゃん ありがとう」 ニヘラ

死神「これでデザートは終わり……あ、しはいにーん!お客様が起きないガミよー!」

ギャルソン「おやおや……少女から逃げ切れず捕まってしまいましたか」

ギャルソン「ひとつ選択肢を間違うとバットエンドを迎える。人生はゲームと同じですね」



終わり
こういうの初めて書いた

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom