材木座「ひらめいた!」八幡「通報した」 (12)
材木座「そんな殺生なああああああ!我は単に次回作のアイディアが湧いただけなのにぃ!」
八幡「そんなら最初っから言えよ、危うく千葉県警さんを無駄に動員するところだったじゃねえか」
材木座「まあそれより聞くがいい、次回作はなんと!ラヴコメでおじゃる!」
八幡「俺が言うのもなんだけどお前愛とか恋とかいっぱしにしたことあんの?二次元の体で書くからって心理描写とか
なんやらで実体験とか超重要なんじゃねえの?」
材木座「その点については問題ない!何故ならモチーフは八幡!君に決めた!」ビシィッ!
八幡「なんの冗談だなんの」ボキッ
材木座「ミギャアアアアアアアアアアアアアアアア!」ジタバタゴロゴロ!
八幡「良かったな、売れっ子作家まで指折り数える手間が省けたぞ」
材木座「折れておらぬわ!それよりもみなまで聞いてから判断するがよい!」
八幡「やだ」ホジホジ
材木座「サイゼリア・ドリンクバーと・好きなもの・予算諭吉の・心強さよ」
八幡「心に沁みる五・七・五・七・七だな、話を聞こう」
材木座「うむ」
サイゼ
八幡「雪ノ下と由比ヶ浜?」ガツガツ
材木座「うむ、お前はそのようなつもりがなくともあの状況は実にラノベのような環境に近い
考えてみるがいい、二次元に命を懸けている我でもあやつらは相当な美少女である!そんな環境にお前はいるのだ!」
八幡「まあ否定はしねえよ」ガツガツ
材木座「加えてラノベでは定番の妹も完備ときている」
八幡「自慢の妹だぞ」ガツガツ
材木座「うらやまっしいいいいいいいい!」
八幡「うるせえ」ガツガツ
材木座「そして!男の娘枠である戸塚もいる!」
八幡「こうして客観的に見てみるととんだリア充だな、死ねばいいのに」
材木座「その理屈だと死ぬのはお前になるがな。まあ大体我が八幡をモチーフにしたくなる理由は分かったであろう?」
八幡「おう」
材木座「ここからが本題なのだが、取材許可が欲しいのだ」
八幡「んー、無理じゃね?部長は雪ノ下だし」
材木座「別に警察二十四時じゃあるまいし、密着取材はせぬ、お前には今日あった出来事を出来るだけ細かに
報告してほしいのだ」
八幡「やだ、めんどい」
材木座「ふむ、ならばサイゼの食べ放題&飲み放題はこの一回限りでよいのだな?」
八幡「報告はメールでいいのか?」
材木座「それでいい、アドレスは交換済みだからな、明日の放課後から頼む」
八幡「任しとけ」
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翌日奉仕部
八幡「ういっす」
雪乃「あら、自動ドアかしら?」
八幡「俺だよ、俺がドアを開けて入って来たんだよ」
雪乃「あらいけない、通報しないと」
八幡「俺がなにしたってんだ」
雪乃「冗談よ」クスクス
八幡「ったく」
結衣「やっはろー!ゆきのん!ヒッキー!」
八幡「おう」
雪乃「由比ヶ浜さん?この男と私をまとめてあいさつしないでくれるかしら?」
八幡「俺はお前の親の仇なのか?」
雪乃「両親はあなたのような人間に不覚はとらないわ、死ぬのはあなたよ」
八幡「目の敵ってわけか」
結衣「あ、あははははは・・・・・」
雪乃「うまいとは思うのだけれど、座布団は全部没収よ」
八幡「司会を降りろ、んなもんただの放送事故じゃねえか」
結衣「なんか、仲良いね二人とも」
雪乃「由比ヶ浜さん?怒るわよ?」
八幡「仲がいいというのは語弊があるぞ由比ヶ浜、こいつは言葉のキャッチボールでもなくドッヂボールでもない
俺という名の壁めがけてひたすら一人で喋っているに過ぎない」
雪乃「あら?あなたのような目の腐りきった壁は見たことがないわよ?」
八幡「成績学年一位の雪ノ下さん、あなたさまは比喩表現という言葉をご存じないようで」
雪乃「そういえばそんな言葉もあったわね、ごめんなさい、揶揄のほうが得意なものだから」
八幡「けっ」
結衣「やっぱ仲良いじゃん・・・・」
期待
パンツ脱いだ
パンツ履いた
パンツになった
パンツアナルに突っ込んだ
オペラ座「ヒラメいた!!」忠犬ハチ公「通報した」
期待
壁なら逆じゃ・・・
縺上▲
文字化けた…
このSSまとめへのコメント
うまいな、漫才みたい