穂乃果「誕生日プレゼントは海未ちゃんとの子供がいい!」 (50)

社会人ほのうみ
ぜんぜん甘くないです
海未ちゃんがかなりひねくれてます
エロ注意

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海未「何を言っているんですかあなたは……」

穂乃果「そのままの意味だよ!」

海未「はあ……」

穂乃果「むう……。海未ちゃん冷たい」

海未「当たり前です」

穂乃果「えー?なんでー?穂乃果との子供ほしくない?」

海未「女同士では子供は作れないでしょう」

穂乃果「なんで?」

海未「なんでと言われましても……。大体プレゼントは朝あげたでしょう」

穂乃果「そうだけどさー」

海未「だけどなんですか」

穂乃果「ひどいよねー」

海未「何がですか」

穂乃果「穂乃果はこんなにも海未ちゃんのこと愛してるのに!」

海未「はいはい、明日も早いんですから寝ましょう」

穂乃果「海未ちゃーん!かまってよー!」

海未「一日中遊んであげたでしょう……」

穂乃果「物足りないー!」

海未「私は疲れているんです……」

穂乃果「なんで?」

海未「それは穂乃果が真昼間からっ……。いえ、なんでもないです……」

穂乃果「あ!海未ちゃんさっきのこと思い出してるー!えっちー!」

海未「なっ!失礼な!穂乃果が襲ってきたんでしょう!」

穂乃果「でも海未ちゃん気持ちよさそうだったよ?」

ゴン

穂乃果「いたーーーい!!海未ちゃんひどい!!」

海未「何を言っているんですかあなたは!」

穂乃果「事実じゃんかー」

海未「まったく……。私は明日仕事なんです……。早く寝させてください……」

穂乃果「うー……」

海未「ちゃんとお昼にかまってあげたじゃないですか……」

穂乃果「足りなかった!もっとかまって!」

海未「明日朝早いんです……。早く寝たいんです……」

穂乃果「でも海未ちゃん今日は穂乃果のわがまま聞いてくれるって言ってた」

海未「そんなこと言いましたっけ?」

穂乃果「昨日の夜」

海未「すみません……。覚えがないのですが……」

穂乃果「やっぱり海未ちゃん昨日の夜穂乃果の話聞いてなかったんだね……」

海未「す、すみません……」

穂乃果「8月3日中は穂乃果の言うこと聞いてあげますからって言ってたんだよ!」

海未「もしかして昨日寝る直前に穂乃果が絡んできたときですか?」

穂乃果「うん!」

海未「私そのとき寝ぼけてたでしょう」

穂乃果「うん!」

海未「うん!じゃありません!そんな発言私は知りません!」

穂乃果「うわーん!海未ちゃんがひどいー!離婚だー離婚ー!」

海未「あ、もう12時ですね。約束は終わりましたね。さあ寝ましょう」

穂乃果「えっ……」

海未「おやすみなさい」

穂乃果「えっ?えっ?」

海未「……」スースー

穂乃果「もう寝てる!」

穂乃果「うう……」

ツンツン

穂乃果「おーい」

プニプニ

穂乃果「海未ちゃーん」

ペチペチ

穂乃果「起きてよー」

ペンペン

穂乃果「起きないと襲っちゃうぞー」

海未「……」スースー

穂乃果「……なんちゃって」

海未「……」スースー

穂乃果「うう……。海未ちゃんのばか……」

プニプニ

穂乃果「いつも忙しい忙しいって言って帰ってくるの遅いし……」

ツンツン

穂乃果「休日もいつも仕事に行くし……」

プニプニプニ

穂乃果「たまの休日も道場行っちゃうし……」

ツンツンツン

穂乃果「ごめんね……」

プニプニプニプニ

穂乃果「わがままばっかりいうのは迷惑だよね……」

ツンツンツンツン

穂乃果「穂乃果だってわかってるんだけどね……」ポロポロ

海未「……穂乃果」

穂乃果「ごめん海未ちゃん……。起こしちゃったね……」ポロポロ

海未「すみません……」

穂乃果「海未ちゃんは悪くないよ……。穂乃果がわがままだから……」ポロポロ

海未「泣かないでください……」

穂乃果「ごめんねごめんね。めんどくさくてごめんね」ポロポロ

海未「……ん」

ペロッ

穂乃果「穂乃果の涙なんておいしくないでしょ?」

海未「しょっぱいです」

穂乃果「なにそれ……。当たり前じゃんか……」クス

海未「あと……」

穂乃果「あと?」

海未「なんだかさびしい味がします……」

穂乃果「海未ちゃん寝ぼけてるね」クスクス

海未「そんなことないです……」

穂乃果「ふふっ」

海未「穂乃果に涙は似合わないです……」

穂乃果「穂乃果だって泣きたくないんだけどねー……」

海未「本当は穂乃果ともっと遊んでたいんです……」

穂乃果「海未ちゃんって寝ぼけてると素直だよね」

海未「そうですか……?」

穂乃果「そうだよー」

穂乃果「ふふっ」

海未「穂乃果に涙は似合わないです……」

穂乃果「穂乃果だって泣きたくないんだけどねー……」

海未「本当は穂乃果ともっと遊んでたいんです……」

穂乃果「海未ちゃんって寝ぼけてると素直だよね」

海未「そうですか……?」

穂乃果「そうだよー」

海未「穂乃果」

穂乃果「何々?」

海未「私は……今の幸せより将来の幸せのほうが大事なんです……」

穂乃果「海未ちゃん?どいうしたのいきなり?」

海未「私と穂乃果は女同士ですから……

   一般的な夫婦が受けられるようなものも受けられないし……

   子供だって産めない……」

穂乃果「……」

海未「私が穂乃果にあげられるものは少ないですから……だから私がいなくなっても穂乃果が生きていられるように……」

穂乃果「……海未ちゃん死んじゃうの?」

海未「……いいえ」

穂乃果「良かった……」

海未「でももしかしたら明日私はいなくなるかもしれませんし、穂乃果がいなくなるかもしれません……」

穂乃果「そんなのやだよ!」

海未「私だって嫌です……」

穂乃果「だったらどうしてそんな事言うの!」

海未「私と穂乃果がこれから先ずっと一緒にいるなんて保障はないんです……」

穂乃果「海未ちゃんが死んじゃったら穂乃果も一緒に死ぬ……」

海未「穂乃果……、それはだめです……」

穂乃果「海未ちゃんがいなかったらそんなの意味ないよお……」ポロポロ

海未「だから泣かないでください……」

穂乃果「泣いても海未ちゃんが慰めてくれるでしょ?もう1回舐めてくれてもいいんだよ?」

海未「わがままですね……」フフッ

ペロッ

穂乃果「……んっ」

海未「悲しい味がしますね」

穂乃果「今日の海未ちゃんはなんだか詩人だね」クスクス

海未「……そうですか?」

穂乃果「そうだよー」

海未「穂乃果、私は決めたんです」

穂乃果「何を?」

海未「穂乃果にプロポーズされたときに」

穂乃果「……何を?」

海未「……少しぐらい待ってください」

穂乃果「はーい……」

海未「私は自分の幸せ――穂乃果の幸せを大事にしようと」

穂乃果「……うん」

海未「だから私は今穂乃果と一緒にいられる幸せより、穂乃果の将来の幸せを願っているんです」

穂乃果「それっておかしいよ海未ちゃん……」

海未「私はおかしいと思わないです」

穂乃果「どうして?」

海未「穂乃果には昔から色々もらってきましたからね……。それのお返しです」

穂乃果「でも穂乃果は海未ちゃんのいない未来より、海未ちゃんがいる未来のほうがずっと幸せだって思ってるよ……」

海未「私だってそうです」

穂乃果「え?」

海未「自分で穂乃果を幸せにしたい
   
   穂乃果のそばにずっといたい

   ずっとそう願ってきました」

穂乃果「うん……」

海未「でもですね穂乃果……」

穂乃果「……」

海未「私たちはもう社会人になってしまったんです……

   なんとかなるよではどうにもならない歳になってしまったんです……」

穂乃果「それでも穂乃果は……海未ちゃんと今もっと触れ合ってたいよ……

    未来の幸せよりも……今の幸せのほうが……」グスッ

海未「ありがとうございます穂乃果……」

穂乃果「だったらっ……」

海未「ですがすみません穂乃果」

穂乃果「なんでっ……なんでさっ……」ポロポロ

海未「私は今の穂乃果の幸せよりも、未来の穂乃果の幸せのほうが大事なんです」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「……こんな私は嫌いですか?……離婚でもしますか?」

穂乃果「それはもっと嫌だよお」ポロポロ

海未「今日の穂乃果は泣き虫さんですね」

ペロッ

穂乃果「……海未ちゃんって穂乃果の涙好きなの?」

海未「どうでしょうか?」

穂乃果「何それー」

海未「穂乃果」

穂乃果「何?」

海未「私は嫉妬深いし欲深いんです」

穂乃果「知ってるよ?」

海未「私の幸せは穂乃果の幸せですが……

   ほかの人と一緒にいる穂乃果なんて見たくないんです

   それは私の幸せではないです

   だから…

   だからもし私がいなくなったとしても

   ほかの人と結婚なんてしないでくださいね」

穂乃果「何それ」クスッ

海未「おかしいですよね」クスクス

穂乃果「普通は誰と結婚してもいいですよーみたいなこと言うもんじゃないのー?」

海未「別に結婚してもいいんですよ?

   その時は私があなたの結婚相手を殺しに行きますからね」

穂乃果「冗談に聞こえないよ海未ちゃん……」

海未「だって冗談じゃないですから」

穂乃果「そこまで嫉妬深いとは知らなかったよ……」

海未「だから私はもっと出世してもっと稼がないといけないんです

   私がいなくなっても穂乃果が一人で生きられるように」

穂乃果「……海未ちゃんのいない世界で一人で生きる穂乃果は幸せなのかなあ」

海未「……それはその世界の穂乃果にしかわからないですね」

穂乃果「ねえ海未ちゃん」

海未「……なんでしょうか」

穂乃果「もう寝ぼけてないよね?」

海未「……どうでしょうか」

穂乃果「海未ちゃんのいない世界の穂乃果は幸せじゃなかったとしても……

    それでもそれが海未ちゃんの幸せだって言えるの?」

海未「……じゃあ本当のことを言いましょうか

   私はこれから先の人生すべてを穂乃果に捧げたいです

   それが私の幸せです

   プロポーズされたとき――いや、穂乃果への気持ちに気づいたときからずっと願っていた私の幸せです」

穂乃果「そんなのひどいよ……」

海未「そうですか?」

穂乃果「穂乃果の幸せはどうなるの?」

海未「これは私のわがままですから

   こんな私は嫌ですか?」

穂乃果「ずるいよ海未ちゃん……」

海未「何がですか?」

穂乃果「こんなに好きになった後でそんなこと言うなんて……」

海未「私は卑怯者ですか?」

穂乃果「ホントにずるいよ……」

海未「すいません……」

穂乃果「……」

海未「……」

穂乃果「ねえ海未ちゃん」

海未「なんですか?」

穂乃果「逆に穂乃果がいなくなったときはどうするの?」

海未「どこか行ってしまうんですか?」

穂乃果「仮の話だよー」

海未「そうですね

   穂乃果が死んでしまったというのなら後追いしちゃうかもしれませんね……

   って穂乃果……

   引かないでください……」

穂乃果「えー……

人には死ぬなって言っておいて……」

海未「そっちですか……」

穂乃果「じゃあじゃあ、もし穂乃果が他の人の所に行っちゃったら?」

海未「言わなくてもわかりますよね?」

穂乃果「あー……、はい……」

海未「なんですかその目は」

穂乃果「あはははは」

海未「まあいいです……そろそろ寝ましょう……」

穂乃果「ねえ海未ちゃん」

海未「なんですか」

穂乃果「……子供がほしいって言ったとき怒ってた?」

海未「冗談だとはわかってましたし、そんなことで怒るわけないじゃないですか」

穂乃果「海未ちゃんは穂乃果との子供ほしくない?」

海未「いらないといえば嘘になりますね」

穂乃果「じゃあさじゃあさ」

海未「精子提供とか言い出すんじゃないでしょうね?」

穂乃果「なんでわかったの!?海未ちゃんエスパー!?」

海未「はあ……」

穂乃果「そのため息はなにさー!」

海未「真姫から連絡があったんですよ……。穂乃果がそのことについて聞いてきたって」

穂乃果「むむむ……。真姫ちゃんめ……」

海未「私は嫌です」

穂乃果「どうして?」

海未「……ひきません?」

穂乃果「ちょっとやそっとじゃひかないよ!」

海未「穂乃果の体に他人の遺伝子が入るって思うと……穂乃果の[ピー]ごと消毒したくなってくるからです……」

穂乃果「あ……はい……」

海未「ひかないって言ったじゃないですか!」

穂乃果「あ、あはははは……」

海未「まったく……」

穂乃果「じゃあ海未ちゃんが産むのはどう思うの?」

海未「穂乃果がいいって言うのなら……と言いたいところですが……」

穂乃果「ですが?」

海未「それは穂乃果との子供と思えない気がするんですよ……」

穂乃果「う~ん」

海未「それに……、いえ、何でもありません……」

穂乃果「え!気になる!」

海未「何でもありませんって」

穂乃果「ほんとに?」

海未「ほんとです」

穂乃果「穂乃果うそつきは嫌いだよ?」

海未「……」

穂乃果「教えてよ海未ちゃん」

海未「実はですね……ひかないでくださいね?」

穂乃果「海未ちゃんそればっかりだね」クスクス

海未「う、うるさいですね……」

穂乃果「ひかないから教えてよ」

海未「……穂乃果にプロポーズされた後、子宮と卵巣を全摘出したんです……」

穂乃果「ぜんてきしゅつ?」

海未「取り除いたってことです」

穂乃果「え?じゃあ海未ちゃんの体には子宮と卵巣ないの?」

海未「はい」

穂乃果「なんで!?穂乃果にも言ってよ!」

海未「すみません……」

穂乃果「海未ちゃんは勝手にそういうこと決めちゃうよね」

海未「穂乃果と一緒になるのならもう必要ないなと思って……」

穂乃果「必要ないってどうして?」

海未「つきのものが邪魔だと思ったからです」

穂乃果「でもそれまでずっと付き合ってきたものなのにそんな急に……」

海未「自分が穂乃果の夫として働かなきゃいけないなと思ったときに邪魔だと思ったんです」

穂乃果「夫って……海未ちゃん女の子なのに」

海未「夫役……とでも言えばいいんですかね」

穂乃果「海未ちゃんの言いたいことはわかった気がするけど……相談してほしかったな……」

海未「すみません……」

穂乃果「じゃあ子供はあきらめようかー」

海未「そうしてください」

穂乃果「うん……」

海未「じゃあ寝ましょうか」

穂乃果「ねえ海未ちゃん……」

海未「今度はなんですか」

穂乃果「穂乃果っている意味あるのかなあ」

海未「穂乃果」

穂乃果「ごめんね海未ちゃん……穂乃果は……」グスッ

海未「それ以上言ったら私は死んじゃうかもしれませんよ」

穂乃果「え!?」

海未「穂乃果が好きだからここまでしてきたのですよ

   穂乃果がいなければ意味ないじゃないですか」

穂乃果「ごめんなさい……」ポロポロ

海未「泣かないでください」

穂乃果「うん……」ポロポロ

海未「まったく……しょうがないですね」

ペロリ

穂乃果「ん……」

海未「切ない味がしますね」

穂乃果「海未ちゃんって涙評論家さん?」

海未「穂乃果の涙の評論家になるのもいいですね」

穂乃果「何それ」クスクス

海未「穂乃果」

穂乃果「なーに?海未ちゃん」

海未「私はこれから穂乃果のために早く帰ろうとは思わないです」

穂乃果「うん……」

海未「わたしのわがまま……聞いてくれますか?」

穂乃果「嫌だって言ったら?」

海未「聞かなかったことにします」

穂乃果「じゃあ穂乃果に選択権ないじゃんかー」クスクス

海未「すみません」

穂乃果「それでも穂乃果は嫌だって言うよ」

海未「……」

穂乃果「穂乃果のわがまま聞いてくれる?」

海未「すみません……」

穂乃果「海未ちゃんはひどいよ……」

海未「すみません……」

穂乃果「海未ちゃんばっかりかっこつけて……」ポロポロ

海未「……」

穂乃果「穂乃果って何もいいことない……」ポロポロ

海未「穂乃果」

ペロッ

穂乃果「ん……」

海未「おいしくないですね……」

穂乃果「変態……」

海未「穂乃果のわがままを聞いてあげることにしました」

穂乃果「え……?」

海未「穂乃果」ドサッ

穂乃果「またそうやってセックスして誤魔化そうとする……」

海未「ばれちゃいましたか……」

穂乃果「やっぱりこれまでのもそういうのだったんだね」

海未「穂乃果の誘導尋問にひっかかるなんて私も修行不足ですね」」クスクス

穂乃果「これからはその手には引っかからないからねー」

海未「しょうがない人ですね……」

穂乃果「ふん」プイッ

海未「穂乃果、背中向けてください」

穂乃果「……」コク

海未「素直でよろしいです」

穂乃果「するなら早くしてよ」

海未「……」

ギュッ

穂乃果「んあっ……」

海未「感じちゃいましたか?」

穂乃果「知らないもん」

海未「素直なほうが可愛いですよ?」

穂乃果「んっ……あっ……」

海未「穂乃果はここが弱いですよね」

穂乃果「うるさ…やっ……」

海未「顔だけこっち向けてくれません?」

穂乃果「やだ」

海未「向いてくださいって」

穂乃果「んっ…やっ…つねら…ないでよっ…あっ…」

海未「嫌ならこっち向いてください」

穂乃果「ふんっ」

海未「穂乃果はつねられるのが好きなのですか?」

穂乃果「そんなことないもん」

海未「じゃあこっち向いてくれませんか?」


穂乃果「ん……」

海未「キスしますよ?」

穂乃果「いちいち言わなくていいから」

チュッ

海未「……ん」

穂乃果「……もっと」

海未「はいはい」

チュッ

穂乃果「んっ……」

海未「……穂乃果、舌出してください」

穂乃果「ん……」

海未「……ん……ちゅ……」

穂乃果「……ちゅぱ……んあ……」

海未「……ふっ……あ……」

穂乃果「ん……や……ふあっ……」

海未「ふふっ」

穂乃果「何で笑って…んあっ……」

海未「穂乃果はディープキス下手くそですよね」

穂乃果「う、うるさ…やっ……あっ……」

海未「……舐めていいですか?」

穂乃果「ん……ど、どこを……いやっ……んっ……」

海未「ここですかね」

穂乃果「んやあっ」

海未「ふふふ」

穂乃果「嫌って言ってもするくせに……」

海未「じゃあこっち向いてください」

穂乃果「ん……」

海未「上、まくりますよ」

穂乃果「……どうぞ」

海未「可愛いですね」クスクス

穂乃果「……どこ見て言ってるのさ」

海未「さて?どこでしょうか?」

穂乃果「えっち……」

海未「……」

ペロリ

穂乃果「きゃっ」

海未「ふふふ」

穂乃果「もう……」

海未「汗の味がしますね」

穂乃果「恥ずかしいからもうなしね」

海未「減るものじゃないのですから……」

穂乃果「うるさい」

海未「拗ねないでくださいよ」

穂乃果「知らないもん」

海未「どうしたら機嫌を直してくれますか?」

穂乃果「……いちいち言わせないで」

海未「はいはい」クスクス

穂乃果「またばかに……んやっ……やだあ……」

海未「どうれふか?」レロレロ

穂乃果「知ら…や…ない…んっ…よお……」

海未「顔真っ赤ですよ?」

穂乃果「ちょっとは…いやっ…黙っ…んあっ…黙っててよお……」

海未「黙ってても怒るじゃないですか」

穂乃果「うるさい」

海未「可愛いですね」クスクス

穂乃果「うるさいばか……」

海未「続けていいですか?」

穂乃果「ん……」

海未「ちゃんと言ってくれないと私だって不安になっちゃいますよ?」

穂乃果「……海未ちゃんなんて不安になっちゃえばいんだ」

海未「はいはい」クスクス

穂乃果「海未ちゃんは変わっちゃったね……」

海未「変わらないほうが私は変だと思いますけどね」

穂乃果「昔の海未ちゃんはもっと素直だった気がする……」

海未「今のひねくれた私は嫌いですか?」

穂乃果「ふんっ」

海未「続き……しますか?」

穂乃果「……ん」

海未「脱がしますよ?」

穂乃果「……ん」

海未「態度の割りにはちゃんと感じてるんですね」

穂乃果「うるさい」ポカポカ

海未「痛いです痛いです」

穂乃果「……知らない」

海未「触りますよ?」

穂乃果「……」

雰囲気凄く良いね

海未「では勝手に触らせて頂きますね」

スッ

穂乃果「ひゃっ」

海未「冷たかったですか?」

穂乃果「……ちょっと」

海未「我慢してくださいね」

穂乃果「ん……」

海未「いいこですね」

穂乃果「ん…やっ……」

海未「穂乃果はほんとうにえっちですね」

穂乃果「ち、ちがっ…んや…う…いやあ……」

海未「もう指入れて大丈夫そうですね」

穂乃果「ま、まだ待っ…んあっ…だめえ……」

海未「ふふっ、可愛い顔ですよ」

穂乃果「やだあ…かお…みないでよお…」

海未「ダメですよ。ちゃんと顔見せてください」

穂乃果「うみちゃんの…あっ…やっ…いじわるう……」

海未「また泣いちゃってますね」クスクス

穂乃果「ん…これは…ふあっ…そういうのじゃ…いやっ…ないもん……」

海未「舐めちゃいますね」

ペロッ

穂乃果「ん……」

海未「ふふふ…おいしいですね」

穂乃果「そっちはいいから……」

海未「じゃあどっちがいいのですか?」

穂乃果「……しらない」プイッ

海未「拗ねちゃダメですよ」

穂乃果「拗ねてな、んあっ…やだやだあ…そこだめえ……」

海未「ふふふ」

穂乃果「その余裕そうな顔むかつく……」

海未「私はその余裕なさそうな穂乃果の顔が大好きですよ」

穂乃果「ん…やっぱ…り…いやっ…趣味…んあっ…悪い……」

海未「そうですか?」

穂乃果「そう…だよお……」

海未「指2本にしていいですか?嫌って言われてもしますけど」

穂乃果「や、だめ、そんな…のっ……」

海未「大丈夫ですよ」

穂乃果「なにがっ…だいじょうぶ…なのさあ…んやあっ……」

海未「穂乃果が嫌がることを私がしたことありましたか?」

穂乃果「……さっき」

海未「そうでしたっけ?」

穂乃果「そうだよ……」

海未「でもこれは嫌じゃないでしょう?」

穂乃果「うみちゃんの…いじわるう……」

海未「嫌でしたか?やめましょうか?」

穂乃果「そういうところがほんとうにいじわる……」

海未「穂乃果が素直になれば意地悪しなくて済むんですけどね」

穂乃果「…じゃあはやくしてよお……」

海未「ふふふ」

穂乃果「なんで笑うのさあ……」

海未「穂乃果は可愛いなあと思いまして」クスクス

穂乃果「もう…うみちゃんそれば、っていやっ…だめ…そんな…いきなりい……」

海未「穂乃果の弱い所はちゃんと知ってますからね」

穂乃果「も…やだあ……」

海未「嫌ですか?じゃあやめますね?」

穂乃果「あっ……」

海未「物足りそうな顔してますね」

穂乃果「うみちゃんやだあ……」

海未「しょうがないですね」

穂乃果「ちゃんとしなきゃ嫌いになるよ……?」

海未「それは嫌ですね」

穂乃果「だったら早くしてよ……」

海未「わかりましたよ」

穂乃果「んあああっっ…そこ…や……」

海未「ん……」

ペロリ

穂乃果「なみだは…んっ…もういいからっ…キス…キスしてよお……」

海未「んっ……」

穂乃果「あ…は…ふあっ…ちゅぱ…んっ…やっ……」

海未「ん…あ…ちゅぱ…は……」

穂乃果「ん~~っ…あっ…んあっ……」

海未「んあ…は…ん…ふはあっ」

穂乃果「やっ…うみちゃ…そこだめっ…や……」

海未「ふふふ……。ここですよね?」

穂乃果「いやっだめっやだやだやだっ」

海未「ダメって顔はしてませんけどね」

穂乃果「も…だめえ…やだよおお……」

海未「……膝がガクガクしてきましたね」

穂乃果「うみちゃ…やだ…ほの…か…いやっ…おかしく…んああっ…なっちゃうよお……」

海未「大丈夫ですよ穂乃果」

穂乃果「うみちゃ…んっ…ぎゅって…ぎゅってして…よお……」

海未「もう限界ですか?」

ギュッ

穂乃果「もうだめっ…ほのか…もう……」

海未「穂乃果」

穂乃果「な…なに?うみちゃ……」

海未「……愛してますよ」

穂乃果「んっ…やっ…んんんん……んあぁあ―――」

海未「……いっちゃいましたか?」

穂乃果「うん……。いっちゃったみたい…ってなに言わすのさあ……」

海未「可愛かったですよ?」

穂乃果「またそんなことばっかり言って……」

海未「では寝ましょうか……」

穂乃果「待って」

海未「何ですか?」

穂乃果「穂乃果も触りたい」

海未「私をですか?」

穂乃果「う、うん……」

海未「……」

穂乃果「ダメ……かな?」

海未「そうですね……」

穂乃果「ダ、ダメならいいんだけどさ」

海未「ではどうぞ」

バサッ

穂乃果「え…えっと……」

海未「どうしたんですか?触るんじゃないんですか?」

穂乃果「今日の海未ちゃんは大胆だなーと思いまして……」

海未「何ですかそれ」

穂乃果「じゃ、じゃあ触らせていただきます」

海未「そんなに畏まらなくてもいいんですよ」クスクス

穂乃果「で、では……」

スッ

海未「ん……」

穂乃果「海未ちゃんのも可愛いよねー」

海未「自分のも可愛いってことですか?」

穂乃果「ちっ、違うもんっ」

海未「穂乃果」

穂乃果「なに?」

海未「もっと強くしてくれてもいいんですよ」

穂乃果「わ、わかった……」

ギュッ

海未「ん……」

穂乃果「き、気持ちよくない?」

海未「大丈夫ですよ」

穂乃果「…それってどっち?」

海未「どっちでしょうかね」

穂乃果「…舐めていい?」

海未「いいですよ」

穂乃果「い、いただきまーす」

海未「ムード…ん…ぶち壊しですね…」

穂乃果「う、うるふぁいなあ……」

海未「……」

穂乃果「き、気持ちよくない……?」

海未「……」

穂乃果「……やっぱり穂乃果って下手くそなのかなあ……」

海未「……」

穂乃果「あのときからずっと穂乃果は海未ちゃんを気持ちよくさせてあげられてないもんね……」

海未「……」

穂乃果「最近は触らしてもくれないし……」

海未「……では触ってみてください」

穂乃果「……どこを?」

海未「手を貸してください」

穂乃果「え……はい」

ガシッ

穂乃果「えっ…ちょ、ちょっと……」

海未「ここをです」

穂乃果「は、はい…」

海未「わかりますか?」

穂乃果「えっと……」

海未「どうですか?」

穂乃果「だ、大胆だなあ…と……」

海未「それで…わかりましたか?」

穂乃果「えっと…ヌレテナイデスネ……」

海未「そういうことです」

穂乃果「やっぱり…穂乃果が下手くそだから……?」

海未「違いますよ」

穂乃果「じゃあどうして……?」

海未「真姫によるとですね…子宮と卵巣を摘出したことで性行為の精神面への依存が強くなるとかどうとかで」

穂乃果「わかりやすく教えてよ……」

海未「穂乃果に気持ちよくしてもらうのはもう難しいってことです」

穂乃果「なにそれっ……」

海未「大丈夫ですよ。私は穂乃果を気持ちよくさせてあげるほうが好きですから」

穂乃果「でもでもっ…穂乃果だって海未ちゃんに色々してあげたい……」

海未「その気持ちだけで十分ですよ……」

穂乃果「そんなのひどいよお……」ポロポロ

海未「すみません穂乃果……」

穂乃果「うみちゃ……」

海未「今日はもう寝ましょう」

穂乃果「うん…でも…穂乃果は…あきらめないからね…絶対海未ちゃんを…気持ちよく…させてあげ……」

スースー

海未「……ありがとうございます穂乃果
   
   ……でもこれは私への罰なんですよ…この行為で穂乃果を誤魔化してきた……」

ペロッ




   あなたの涙は私の罪の味なんです

   あなたの涙で私は自分の業を知ることができるんです


   きっと私が穂乃果を迎え入れることはもう決してできないでしょう

   だからそのぶんあなたの頬を濡らしましょう
   


   おやすみなさい穂乃果……

   私と会えない時間の分だけいっぱい泣いてくださいね





おわり


だいぶ遅くなりましたが穂乃果ちゃん誕生日おめでとうございます


iPS細胞の技術をプレゼントしたい

乙乙
真面目なほのうみも好き


いっそ清々しさを感じた

海未ちゃんを気持ちよくさせるために泣きながら頑張る穂乃果ちゃんが見たい

この何とも言えない読後感が好き
もっと読みたかった乙

お互いに依存しまくってるのにどこかすれ違ってるような…
甘くないけどなんか良い

やめてくれよ…(絶望)

1です
今更ですが注意書きをしっかりしておけばよかったなと思います
不快に感じられた方には申し訳ありません

かなり的確な注意書きだったと思うけどな


うん…好きだ

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