女勇者「すいません、ここに伝説の武具売ってませんか?」(9)



防具屋「へ?」


女勇者「」オロオロ

防具屋「……」

女勇者「」オロオロ

続けよう(提案)

続きはよ

実際、市販の武器は伝説より強かったり



魔法使い「」クスクス


女勇者「あの……」


防具屋「すまないねぇお嬢ちゃん。うちには置いてないんですわ」

女勇者「そ、そんなぁ……」ションボリ


防具屋「すまないねぇ。というかそういった物を捜してるのかい?」

女勇者「はい!魔王をぶち殺したいんで!!」

防具屋「……」


防具屋「お嬢ちゃん、無理は言わないが魔王を倒すなんて言わない方がいい」


女勇者「な、なんでですか?」オロオロ


魔法使い「黙りなさい、愚民」


防具屋「……えぇ」


魔法使い「あなた!あなた、そうそこのあなた、伝説の武具も取り揃えてないクソみたいな防具屋のあなた! 」

防具屋(伝説の武具ないのっておかしいのか?)



魔法使い「この薄汚い女の子をしらないの?」


女勇者(う、うすぎたないんだわたし)


防具屋「は、はあ」

魔法使い「オーホッホッホ!これだから愚民は!」ギロッ

防具屋(オーホッホッホってあんた)

魔法使い「このアバズレ女はね!聖剣に選ばれし勇者さまなのよ!!」


女勇者「あばずれ?」

防具屋「な、なんと……この子がですか?」

魔法使い「そうよ!」フンス

女勇者「あ、あばずれって?へ?」


魔法使い「ということでひれ伏しなさい!愚民ッ!!!」

防具屋「は、はあ」

女勇者「魔法使いさん、防具屋さん困ってます……」

魔法使い「なにぃ!?私様に意見するの!!」


女勇者「ごごごめんなさい」ションボリ

魔法使い「フン!」


防具屋「……」


防具屋「……」


防具屋「」


女勇者「」

魔法使い「」


防具屋(気まずい……)

「おー、勇者じゃねえか」


女勇者「あ」


魔法使い「ち、あんたは」


女勇者「魔王さん」



防具屋「」


魔王「こんなとこで会うなんてな、奇遇だな」




防具屋「」


防具屋「」



防具屋「なんですとーーー!?」

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