※ネタバレ、捏造設定、オリジナル展開あり。一部キャラの性格が違います。
元ネタは嘘予告。
クリスタ、コニー、ジャンをメインに進む予定
「………今から2千年前、人類を滅ぼし世界を再生させる為、巨人が出現した…」
「そして、巨人に対抗するべく10人の巨人戦士が現れる」
「しかし、彼等は巨人を操る一族に敗北してしまった…」
私達は巨人から世界を救えなかった…しかし、まだ終わりではない。私達の命は消えてもこの『力』は残り続けるだろう。いつか、この世界を救う事が出来る戦士が、現れる事を信じる………
2千年後の君へ
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???「グオオオオッ!!!」
ピクシス「なんという事じゃ…せっかく、マリアを奪還したというのに…」
ナイル「人類は…終わりなのか」
ドシイイイイインッ
ドシイイイイインッ
「まだよ」
ピクシス「!」
ナイル「お前は…」
クリスタ「…まだ終わりじゃない…」
ちょっと用事できたのでまた後で
コニー「俺達がまだ残ってる!!」
ジャン「これ以上あいつの好きにはやらせねぇ」
アルミン「…行こうミカサ。止められるのは僕達だけなんだ」
ミカサ「ええ、私が…私達が止めてみせる」
???「…」ズウーッン ズウーッン
クリスタ「…行くよ…」スッ
「俺達に任せろっ!!!」
ガリッ
巨人兵団
降 臨
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「貴様は何者だ!!!」
アルミン「シガンシナ区出身、アルミン・アルレルトです……」
クリスタ「…」
クリスタ(この訓練兵団に入り、私は強くなる。そして………いつか、奴等を……)
キース「…」
エレン「…」
ミカサ「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
アニ「…」
ユミル「…」
クリスタ「…」
キース(こいつらには通過儀礼の必要は無いな。目付きが違う)
――――――――
サシャ「ぜえ………ぜえ……」ザッザッザッ
コニー「まだ走らされてるぜ、あの芋女」
マルコ「入団式で芋を食うなんてね…ビックリだよ」
「おい、君~、可愛いねぇ。なんて言うの?」
「…」
エレン「!何やってんだあいつ…」
アルミン「ナンパだね。入団初日からよくやるよ…」
訓練生「なあ、名前教えてよ。今晩でも遊ばない?」
クリスタ「…あのさぁ…」
訓練生「お、なになに?」
クリスタ「あんた何しに来たの?兵士なる気無いなら開拓地に帰ったら?邪魔」
訓練生「」
コニー「すげえ…見た目に反してキツいな。いや、やっぱ目付きもキツいけど」
アルミン「失礼だよ、コニー」
訓練生「ちっ、大人しそうだから簡単にやれると思ったのによ」
訓練生B「別の女探そうぜ」
エレン「なんだあいつら…本当にふざけてるな」
アルミン「腹立つよね、ああいうの」
クリスタ「…」ザッザッ
エレン「あ、おい、お前」
クリスタ「…」
クリスタ「何?」ギロ
エレン「って睨むなよ!お前、入団式で名前呼ばれてなかったろ?だからちょっと気になるだけだよ!」
アルミン「そうだね、呼ばれてなかったのは極少数だったし」
コニー「俺も気になるな」
クリスタ「………そうだね。あんた達はさっきの馬鹿とは違う。いいよ」
クリスタ「私は、クリスタ・レンズ。まぁ、偽名だけど…」
アルミン「偽名!?」
エレン「なんでそんなもん使ってんだよ!?」
クリスタ「…私としては本名名乗ってもいいんだけどね。でもそれじゃあダメなの…私の目的の為には」
コニー「目的?何か目的があって入団したのか?」
クリスタ「まぁね」
エレン「目的なら俺にもある。調査兵団に入って、俺の家族と故郷を奪った巨人を全て駆逐し、そしていつか…外の世界を探検するんだ。アルミンもミカサも一緒にな」
アルミン「…うん、必ず行こうね」
ミカサ「ええ、楽しみ」
ジャン「おい、お前…今、調査兵団に入るって言ったのか?」
エレン「!」
エレン「…お前は確か、憲兵団に入って楽したいんだっけ?」
ジャン「俺は正直ものなんでね、心底怯えながらも勇敢気取ってる奴よりはさわやかだと思うがな」
エレン「そりゃ俺の事か!?」
ジャン「ああ、すまん。正直なのは悪い癖だ。気ぃ悪くさせるつもりは無いんだ。どう生きようと人の勝手だと思うからな」
エレン「わかったよ。俺も喧嘩腰で悪かったな」
コニー「そういえばクリスタも兵団は決まってるのか?」
クリスタ「…憲兵団」
コニー「俺もだ、家族を喜ばせるんだ!」
ジャン「へえ、お前も憲兵か」
エレン「何かやりたいことでもあるのか?」
クリスタ「…憲兵団に入って、そのうち中央第一憲兵団になり…王の元で働く事」
ジャン「王の元で働くだあ?」
マルコ「僕もだよ、王の元で働けるだなんて光栄だ…」
クリスタ「マルコは…ただ王を尊敬してるだけでしょ?」
マルコ「え?」
クリスタ「私は違うわ」
ジャン「…」
クリスタ「…いつか、全てを壊してやる………その為に……」ボソッ
アルミン「…え…?」
エレン「…」
―――――食堂
コニー「…まだ走らされてるな、芋女」
エレン「晩飯抜きって言われてたよな」
クリスタ「…」モグモグ
訓練生「なんかあの子、近寄りがたいし怖いよね…あんまり話さないし目付きも怖いし」
訓練生「1人で食事してるし暗い子なのかな」
クリスタ「…」モグモグ
サシャ「ハァ…ハァ…」ザッザッザッ
クリスタ「……」
―――ヒストリア、あんたこんな仕事も出来ないの役立たず!
―――あんたみたいな妾の娘に食わせる飯は無いよ。ゴミでもあさって食っときな。
クリスタ「…」
ゴソゴソ
―――――外
サシャ「はあ…はあ…」
まさか本当に死ぬ寸前まで走らされるなんて…
サシャ「…」ドサッ
もっと…色んなものを…食べたかっ…た……
サシャ「」
ザッザッザッ………
サシャ「」ピクッ
サシャ「プアアアアアアアンッ!!!」バシュンッ!!
クリスタ「!!?」ビクウッ
サシャ「パァン!パァンじゃないですか!!」モグモグ
クリスタ(ビックリした)
クリスタ「…食べきれなかったからあげる………勝手に食えばいいよ。水も置いとくから」
サシャ「ありがとうございます、神様あああ!!」
クリスタ「はあ?神様なんかじゃ…」
サシャ「あなたが神様ですううう」ギュウウ
クリスタ「神様じゃないから!離しなさいこのっ…」
ユミル「何やってんだお前?」
クリスタ「!」
このSSまとめへのコメント
あの、これいみふです(^o^)/www