艦これSSです。
※諸注意
・艦これ以外のオマージュが多い。
・文が稚拙。セリフがおかしい。
・上手いSSは書けない。
・鳥海さんはナニカサレタヨウダ。
上記に耐えられない方は、今すぐ撤退を具申いたします。
【女提督の母港・司令室】
ギィー…
阿賀野「…よろしくお願いしまーす」ソローッ
女提督「おう、阿賀野型の諸君。遅刻とはいい度胸だな!」
酒匂「ぴゃぁっ!?」
能代「申し訳ありません。能代おはz―」
バッ
阿賀野「待って。まずはお姉ちゃんが謝らなきゃいけないと思うんだ」
能代「阿賀野姉…」
矢矧「そうね。姉さんがさっさと起きれば十分間に合ったわね」
阿賀野「ごめんなさい~!」
女提督「…整列しなさい」
酒匂「ぴゃぁ? こんなに少なかったっけ?」
女提督「さてさて、全員そろったね」
霧島「司令? まだ比叡姉さんや鳥海が来ていませんが?」
女提督「そこもおいおい話すよ~」
三日月「兵装を外して召集したことと関係あるのでしょうか?」
菊月「…さあな」
女提督「まずうれしいことを発表します!」
女提督「このたびも皆さんのおかげで最優秀提督になることが出来ましたっ!」
夕雲「」パチパチパチパチ
女提督「そこで感謝の意味を込めて明日は丸一日休日にしますっ!」
酒匂「ぴゃあっ!? 司令と会えないの!?」
女提督「ふふふ。ここからが本題だよ、私の僕ども」
女提督「ドラムロールカモンっ!」
夕雲「ドン…ドコドコドコドコドコドコドコドコドコダカダンッ!」
書きためはある?
無いと今後、厳しいかもよ
女提督「チキチキッ!? 私と休日を過ごすのは誰だっ!? 宝探しゲームっ!!!!!」
夕雲「ドンドンパフパフ~ッ」
女提督「じゃじゃーん。母港内に一枚、この〔私の休日1DAYパス〕が隠されていますっ!」ピラッ
女提督「コレを手に入れた人は、なななんとっ!」
女提督「明日、一日中私を自由にできますっ!」
阿賀野・酒匂・金剛・榛名「!!!!!!」
女提督「買い物に連れて行ってくれたら、何でもおごっちゃうよっ!?」
霧島「!!!」
女提督「一日中添い寝でもいいよっ!」
加古「!!!!!」
女提督「た・だ・し! そう簡単に私の私生活を奪おうなんてノンノンノン」チッチッチッ
女提督「母港の中には私が厳選した守護者が存在するのん」
女提督「参加者には容赦ないゴム弾と演習用魚雷が…ああ怖い…怖いわ…」
Z3「ふーん…」
Z1「母港内の演習ってことだね、うん」
由良「へぇー、面白そうっ♪」
女提督「装備はそこらへんに落ちてるから拾ってね。もちろん、守護者から剥ぎ取るもよし」
女提督「あっ!? でもでも装備を探すのに夢中になるとパスが奪われちゃうかもよ!?」
女提督「でもでも、戦えないと…ってことだね、うん♪」
金剛「oh、これは霧島が有利ネー」
榛名「そうですね。いざとなれば丸腰でもなg―」
霧島「マイク音量大丈夫?」ボソッ
金剛「ミ、ミンナ、オナジジョウケンネー」
榛名「が、頑張りましょうっ!」
夕雲「怪我しても明石さんが待機してますから、張り切ってくださいね」
明石「明石の出番ですねぇ♪」ワキワキ
女提督「あとあと、二航戦の彩雲カメラで逐一チェックするのでよろしくぅ」
蒼龍「よろしくね」
長月「彼女達は参加しないということか」
飛龍「だって艦載機使ったら直ぐ分かっちゃうでしょ?」
ピッ
夕雲「提督? 準備が整ったようです」
女提督「おっしゃ、いくぜぇ…号砲よーい…!」
ドォンッ!
酒匂「ぴゅううううううっっ!!」ダッ
阿賀野「酒匂には負けられないわね!」ダッ
能代「はぁ…」
矢矧「とりあえず頑張ってみようかしら」
金剛「テートクの休日をつかむのはワタシデースッ!」ダッ
榛名「姉さま待ってくださいっ!」ダッ
霧島「無理に急ぐ必要はないと思いますけど…」テクテク
加古「ついてきてっ! 古鷹っ!」ダッ
古鷹「待ってよ、加古…」ダッ
長月「ふむ、気晴らしには最適かもしれないな」テクテク
菊月「…ともにいこう」テクテク
三日月「司令官、団体で使用するっていうのもありですか?」
女提督「ありです」
三日月「分かりました。それでは行ってきますね」テクテク
女提督「蒼龍さん、飛龍さん、彩雲カメラGO!」
蒼龍「大物を狙って撮りましょう!」ビュンビュン
飛龍「たまには…戦いを忘れてもいいよね?」ビュンビュン
女提督「…由良ちゃんはいいの?」
由良「提督さんの休日は休ませてあげたいから」
夕雲「…多分、由良さんが取らないと提督、休めませんよ?」
由良「え…?」
由良「…」
由良「………あ、そっか」
【改装室】
ザッ
金剛「oh、比叡…そこをどくのネー…」
比叡「いくらお姉さまでも、それは聞き入れられません」
金剛「手加減は出来ないヨ?」
比叡「どれだけお姉さまに近づけたか確かめるいい機会ですっ!」
金剛「…フフッ、それでこそmy sister !」
比叡「気合い、入れて、行きますっ!」ガチャン!
金剛「全砲門、ファッ…What's !?」
霧島「兵装外してるの完全に忘れてましたね」
榛名「姉さま…」
金剛「oh……」
比叡「主砲、斉射、始めっ!」ドォンドォンドォンドォン
金剛「No~~~~~~~~~~ッ!!」
ドゴォン ガゴォン バォン ボォン ドゴン!
金剛「」プスプス
比叡「ふぅーっ…」
霧島「…先、行きましょうか」
榛名「…はい」
比叡「」バッ
榛名「ひ、比叡姉さま…?」
霧島「私たちは別に先に進んでいいんですよね?」
比叡「…姉さまを倒せば提督と姉さまのらぶらぶデートは防げる…」
比叡「さらにっ!」
比叡「…姉妹全員倒せば、司令の名の元にお姉さまを一日中弄りまわせる権利がもらえる…!」ガチャンッ!
霧島「榛名姉さんっ!! 隠れてくださいっ!」
ドォンドォンドォンドォン!
ドゴォン! バァン! バァアアッン!
霧島「司令…なんてことを…」
榛名「くっ…」
霧島「榛名姉さんっ!」
榛名「はいっ! 共闘しましょうっ!」
比叡「お姉さまをprpr…お姉さまをprpr…」
霧島(榛名姉さん、前面に出てください。その隙に横から…)チラッ アゴクイッ
榛名(囮ですね)コクッ
榛名「…榛名でいいならお相手しましょう…!」バッ
比叡「撃ちますっ! あたってっ!」ドォンドォン
ヒュンヒュン…ドゴォンドゴォン
比叡「!」
榛名「うっ…至近弾でこの威力…っ!」
比叡「当たらない…!?」ドォンドォン
榛名(兵装分、体が軽いから…何とか…!)ヒュンヒュン
比叡「下手な、鉄砲も、数撃ちゃ、当たり―っ!!」ドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォン
霧島「…比叡姉さんの弱点は熱くなると周りが見えないことです」スッ
比叡(後ろっ!?)
霧島「ワン・ツーッ!!」ドスッドスッ!
バタッ
比叡「」ヒエー
霧島「ふぅ…」
榛名「やりましたね!」テクテク
霧島「榛名姉さん。お怪我はありませんか?」
榛名「はい、榛名は大丈夫ですっ!」
霧島「そうです、かっ!」シュッ
ドスンッ
榛名「ぐっ…!!??」
霧島「ふっ…」クイッ
榛名「きり…し……ま…?」
霧島「すみません―」
霧島「司令と二人っきりで眼鏡を買いに行きたいので」ニヤリ
榛名「そ…ん…ぁ……」フラッ
ドサッ
霧島「さて…比叡姉さんから兵装を剥ぎ取りますか…」
蒼龍「…」
飛龍「……」
女提督「そこにしびれる、あこがれるぅっ!」
【駆逐艦寮】
ガサゴソ
Z1「マックス。もしもパスを手に入れたらどうするの?」
Z3「人に物を尋ねるときはまず自分からだと思うわ」
Z1「あ、ごめん。そうだね、うん」
Z1「ボクは提督さんにこの国のこと教えてもらいたいんだ」
Z1「ボクたちあんまり詳しくないから。ボクたちが何を守るか知っておきたいんだ…うん」
Z3「そう…」
Z1「そのときはマックスも一緒だよ?」
Z3「…そうなの?」
Z1「あ、マックスが嫌なら、断っていいよ…うん。そのときは、僕一人でも…うん…」
Z3「誰が嫌だなんて言ったの?」
Z3「私と同じ考えで驚いただけよ」
Z1「そう? うん、うれしいよ!」
Z3「…うれしい? …ふーん…嬉しいんだ…ふーん…♪」
「雁首そろえていらっしゃいませー!」バァン
Z1・Z3「!」
ボォン
Z1「敵襲!」ザッ
巻雲「もぅ、黙って攻撃すればいいじゃないですか! 秋雲のバカぁっ!」
秋雲「それじゃ、フェアじゃないでしょ?」
長波「3対2って言う時点でフェアじゃないと思うけどな」
Z3「駆逐艦なら非武装でも何とかなるか…。行ける? レーベ」
Z1「や、やれるさ!」
秋雲「ほれほれ、巻雲来るぞー?」
巻雲「むぅ…秋雲よりはちゃんと出来ますよ!」
長波「ああ…あたしが手を出さなきゃフェアになるのか」
【屋上】
ポカポカ
摩耶「ふわぁーぁ…誰も来ねぇ……」
ガチャ
摩耶「あぁ?」
古鷹「あ、摩耶さん」
摩耶「ここにはパスないぞ」
加古「え?」
摩耶「んだよ…。嘘は言わねーよ。別にあたし戦闘狂じゃねぇし」
摩耶「あたしはゲームが終わるまで生き残れば報酬もらえるからな」
摩耶「ゴム弾っていっても痛いしな…」ゴロン
加古「そんなこといっちゃってー本当はここに…」テクテク
加古「あ…る……」ヌクヌク
加古「」バタッ
古鷹「加古!」
加古「あー…もう無理…ねむ…ぃ…」
古鷹「くっ、加古がポカポカ陽気に弱いことを知っていて…!」
摩耶「自爆だろ」
古鷹「加古、おきて!」
加古「もぉ…古鷹…早く隣に…」グイッ
古鷹「加古…?」
加古「一緒に寝て…」ガシッ
古鷹「ちょっと…待って…」
加古「…」ジーッ
古鷹「うっ…」キュン
加古「…」ウルウル
古鷹「も、もう今回だけだからね…」
加古「…ありがと、古鷹」ニコ
古鷹「」ブシャッ
夕雲「摩耶さんの処置(サボリ)はどうしましょう?」
女提督「摩耶の着替えを カーニバルダヨッ! 仕様に」
夕雲「了解いたしました」
コンコン ガチャ
長波「もどったぜ」
Z1・Z3「」プスプス
蒼龍「ノォオオオッ!」ダンッ!
女提督「はい、蒼龍ちゃん脱落~」
秋雲「なぁにぃ? セクハラ?」
夕雲「賭けよ。ただ映像見てるだけじゃつまらないでしょ?」
飛龍「慎重に、そして、大胆に予想しないとね!」ニコニコ
蒼龍「慎重? なにそれ美味しいの?」
女提督「蒼龍の資材GETだぜっ♪」ガバッ
蒼龍「やだやだやだぁ!」ジタバタ
飛龍「めっ!」ピシッ
蒼龍「あぅっ」
長波「明石さん、手当て、お願いします」
明石「お任せください♪」
巻雲「司令官さま、巻雲の活躍見ててくれましたか!?」グイッ
女提督「あー…ごめん、余所見しt、うん、ごめん」
巻雲「うぅ~…」ウルウル
秋雲「そもそもそんな活躍して無いじゃん。あははは~」
巻雲「秋雲、笑うなぁっ!」ポカポカ
長波「ま、次頑張ればいいだろ」ポンポン
巻雲「あ、はい。そうですね! 司令官様、誰残ってますか?」
女提督「飛龍本命の霧島姐さん、明石さん本命の阿賀野率いる四姉妹に、傭兵部隊と一応由良ちゃん?」
長波「…なんでここにいるんだ?」
由良「ビデオ見るだけでも楽しいから…だめ?」
長波「いや…いいと思います…」
秋雲「そうねー…それじゃ、阿賀野型を仕留めちゃう?」
明石「え」
巻雲「でも、霧島さんも阿賀野型も向かってる場所って…」
【屋内大型演習場】
長月「こんな…大物、が、待っていたとは…」バタッ
三日月「ごめん…なさい…」バタッ
菊月「…無念」バタッ
グシャ
『アナトリアの傭兵は出来ると聞いていましたが…まるで置物ですね…』
―テキ セッキン キケン キケン―
ガラガラガラ! バタン!
『遅かったじゃないか…』
ザッ
霧島「司令室より最も遠い場所。そこに貴方がいるとは…正解のようですね」
霧島「鳥海、パスを渡しなさい」
鳥海『さぁ? 私には何のことだが…』ピラピラ
霧島「というか、先ほどからパスの切れ端見えてます」
鳥海『わ、私としたことが…』サッ
霧島「…同じ研究班だからって手加減はしないわよ」
鳥海『私の計算によると、99%出来ないこと、を誇示するのはどうかと思いますよ』
ピキッ
霧島「そう…なら―」ダッ
霧島「容赦はしません!」シュッ
鳥海『歓迎しよう。盛大にな!』
明石「あの…私が知ってる鳥海さんじゃないんですけど…」
女提督「彼女は、ナニカサレタヨウダ」
霧島「ワン・ツー!」シュッシュッ
鳥海『っと…』ヒュンヒュン
霧島(もらった!)キラッ
霧島「そこっ!」ブン
パシッ
霧島「っ!?」
鳥海『…計算どおりです』
霧島(…拳が…動かない…!)グッ
鳥海『もちろん計算が全てではないですが…』グルン
ゴスッドゴッ
霧島「ぐぁっ!?」
鳥海『勝負を五分には出来ますし…―』シュッ
ドスッ! ヒュン ドンガラガッシャーン
鳥海『このように私でも、楽に貴方を殴り飛ばすことが出来ます』パキポキ
長波「それ機体の馬力で強くなっただけなんじゃ…」
女提督「いい腕だな、気に入った」
飛龍「霧島さん…私のボーキサイトを…!」
蒼龍「負けろ~…負けろ~…」
霧島「……強いわね…」ムクッ
鳥海『格闘は最近、摩耶に少し教えてもらいました』
霧島「全門斉射っ!」ドォンドォン
鳥海『主砲よーく狙って…撃てーっ!』バァンバァン
ドゴゴゴゴゴォオオン!!
霧島「くっ…」
鳥海『…お前じゃこの先生き残れないぜ』
長波「直撃弾を迎撃して相殺した…!?」
女提督「あれが、高速演算による全手動イージスか…!」
由良「鳥海さん、すごーい」
鳥海『さて…霧島さん―』ガチャン
鳥海『お疲れ様です』バシュッ
バゴォォォォォォオオオオオオン!!!!!
鳥海『…作戦終了。損傷軽微、戦闘データを…』
モクモク…
鳥海『…』
霧島「はぁーっ…はぁーっ…」
鳥海『抗うな、運命を受け入れろ』ガチャンッ
霧島「」ダッ
鳥海『…!』
霧島「」シュッシュッシュッシュシュシュシュシュ
夕雲「無数の連打…」
女提督「あれは…ショットガンパンチ!」
秋雲「なんだってっ!?」ガタッ
霧島「」シュババババババババッ!
鳥海(これはデータにない…!)バシバシバシバシッ
鳥海(考えなさい…私…!)
鳥海(両手で守らせて、反撃の機会を与えないための連撃?)バシバシバシバシ
鳥海(なら、疲れてくる瞬間を見極めるだけ)
バシバシバシバシッ
由良「痛くないのかな?」
明石「多分大丈夫です。恐らく、アドレナリンがすごいですから…ふぅ、疲れたー」
蒼龍「あ、修理終わりました? 肩たたきお願いできます?」
明石「お任せください!」トントントントン
飛龍「やれやれ…」
女提督「気が気じゃない飛龍はこのノリが嫌なみたいです」
霧島「うっ…!」フラッ
鳥海(来たっ…!)
飛龍「踏ん張って霧島さん!」
女提督「…飛龍、霧島の右手を見てみなさい」
巻雲「司令官さま、手首を捻ってますね」
秋雲「まさか…あれをやるのか…!」
霧島「ふっ」キラン
ヒュ…
鳥海(誘われた…!?)
ブン!
スカッ
夕雲「勝てると踏んだ鳥海の一撃は外れると、大きな隙を生む」
女提督「それを狙い済まして伝家の宝刀を―」
霧島(ぶつけるまで)グッ
鳥海『っ!』
霧島「はぁあああああっ!!!!」シュッ
ドスンッッッッッッ!!!!!!
鳥海『が…はぁ…っ!』ビシャ
女提督「コークスクリューが決まったぁあああああっ!!!!」
飛龍「やったぁっ!」
明石「…戦艦が肉弾戦って、ど、どうなのかなー…」
鳥海『…がはっ…げほっ…』フラッ
―AP50%、機体ダメージが増大しています―
鳥海『…あああああ! 私がっ! なぜ! 私の計算じゃこんな…!』
鳥海『!』
霧島「」グワングワングワングワン
秋雲「さらにデンプシーロール…っ!?」
女提督「この目で見れる日が来るとは…」
巻雲「巻雲…ついていけません…」
長波「あたしも…」
霧島「ワンッ!」シュッ
ドスッ
鳥海『ぐっ…!』
霧島「ツーッ!」シュッ
ドスッ
―AP10%、危険です―
鳥海『がはっ…!』
霧島「さんっ!」シュッ
ドスッ
鳥海『…ぁ…っ!』ブシャ
霧島「s―!」
―不明なユニットが接続されました―
鳥海『!?』
バシュン
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
霧島「」プスプス
飛龍「いやぁああああああああああっ!!!」
蒼龍「飛龍もアウトだね」ポンッ
飛龍「やられた…!」
明石「なんで実弾使ってるんですかっ!? 誰があの部屋、修理するんですかねっ!?」ガシッ
女提督「明石の出番ですねぇ」
Z3「Also, alles Gute」
Z1「マックス、この国では確か、ご愁傷様ですっていうんだよ、うん」
明石「…あってるけど…あってますけどぉ…」
夕雲「…提督。そろそろお時間です」
女提督「そう…二航戦、彩雲を帰還させて」
蒼龍「?」
【屋内大型演習場前】
酒匂「ひゅぅ、やったぁ♪」
阿賀野「あ~、20.3cm連装砲じゃない。いいじゃないのー♪」
矢矧「阿賀野姉さん。装備してください」
阿賀野「ちょっと待ってっ! これ以上阿賀野が性能よくなっちゃったら―」
矢矧「そうね。悪くないわ」
阿賀野「うえーん、のしろ~。矢矧がつめあいー」スリスリ
能代「阿賀野姉…どさくさにまぎれて太もも触るの止めてくれるっ!」
阿賀野「え~」スリスリ
矢矧「さっさと装備してください」
酒匂「あたし達は15.2cm連装砲積んでるから、大丈夫だよー」
阿賀野「それじゃー、お言葉に甘えて…」ガサゴソ
阿賀野「キラリーン☆ どう? 新しく―」
矢矧「ついに演習場まで来てしまいましたか」ガラガラ
阿賀野「うえーん、さかわ~」スリスリ
酒匂「ぴゃぁっ!?」
能代「このまま誰とも戦わずに手に入ればいいですけど…」ガラッ
鳥海『…』
矢矧「…何あれ」
能代「…話が…違うっすよ…」
酒匂「あ、パス発見っ!」
阿賀野「み~んな~。気を…―」
鳥海『』バシュン
阿賀野「ひきしめ…ぇ…?」
ドゴォオオオオオオオン!!
酒匂「ぴゃぁああああっ!! 爆発したよぉっ!???」
能代「阿賀野姉!」
矢矧「姉さん!」
阿賀野「」プスプス
能代「実弾…いや…汚染してる…!?」
矢矧「いいわ。より実戦に近い演習ってワケね!」
鳥海『…皆さん逃げてください!』
能代「!?」
矢矧「そんなことでだまされると思って?」チャキ
鳥海『私の機体が操られてます!』
酒匂「…矢矧ちゃん。様子がおかしいよ?」
鳥海『装備には全部ロックをかけていたのに…ハッキングッ…!?』チャキ
能代「な…!」
鳥海『酒匂さん! ロックされてますっ!』
矢矧「避けなさい! 酒匂!」
ボシュッ
酒匂「ひゅぅ♪ 当たらない…ひゅぅうっ!?」
能代(多弾頭…あれはKURATA!?)
ボォンボォンボォンボォン
酒匂「…ぴ、ぴやぅ…」
鳥海『だめ! 足をとめちゃ―』チャキ
バシュッ ドゴォオオオオオオオン!!
酒匂「」プスプス
能代「手持ちサイズとはいえ、さすがはコジマライフル…」
矢矧「くっ…」
能代「矢矧! 止めるよ!」
能代「ここで逃げれば母港全部が汚染される…コジマは、まずい!」
矢矧「分かりました!」
鳥海『壊して結構です!』
能代「最初からそのつもりです!」ドォンドォン
矢矧「能代型を軽巡と侮らないで!」ドォンドォン
鳥海『』ギュイン
ボンボンボンボン
能代「エネルギーシールド!?」
矢矧「能代姉さん、さっきからなんでそんなに詳しいんですか!?」
鳥海『』チャキ
矢矧「ふっ、どこ狙って―」
能代「阿賀野姉!」
矢矧「っ!」
ヒュン
ドゴオオオオオオン!!!
矢矧「あは…」シュゥゥゥゥゥ
矢矧「私を沈めたいなら魚雷の5.6本撃たないと…だ、め…」バタッ
能代「矢矧!」
鳥海『くっ…そんな…私のシステムごと書き換えられてる…!?』ヒュンヒュン ボシュン
ボォンボォンボォンボォン
能代「くっ…!」
鳥海『能代さん!』チャキ
能代「距離を取って…」
鳥海『ダメです!』シュン
能代「追いつくだと…面妖な…変態技術者め…!」
能代「なら、逆に詰めればっ!」ダッ
鳥海『…!』ガチャン ヴォン
能代「初代…月光…!」
鳥海『避けて!!!』ギュン
能代(無理…!)
ドゴォオオオオン!!!
鳥海『きゃぁっ!?』グシャッ
「さぁってと…矢矧や酒匂には負けてられないわねっ♪」
能代「阿賀野姉…?」
阿賀野「一度、活躍してみたかったのよね~」
能代「戦闘不能のはずじゃ…」
阿賀野「? 何の話? 今、すごく目覚めがいいけど?」
鳥海『』ギュイン
能代「と、とりあえず…逃げてください…!」
阿賀野「能代。妹を守るのはお姉ちゃんの義務なんだよ?」ナデナデ
阿賀野「たまにはお姉ちゃんらしいことさせてよ~」プンスカ
能代「ば、馬鹿なことしてないで……―!」
鳥海『い、今のは効きました…』
阿賀野「能代もちゃ~んと見ててね」
阿賀野「これが、阿賀野型の本当の実力よ…!」ガシャッ
鳥海『』バシュッバシュッバシュッバシュッ
阿賀野「たぁぁあああっ!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン ドォンドォン
能代「KURATAを…全弾回避した…?」
阿賀野「ふぅっ…まだまだぁっ!」ドォン
スカッ
阿賀野「っ!」
鳥海『ぐっ…無理な動きばっか…して…』ヴォン
ブン
阿賀野「きゃっ―!?」
ザンッ!! ドゴォォォォン!!
阿賀野「まだよっ! 主砲が無くたってぇ、えいっ!」ゲ゙シッ
ヒュン…ガッシャーーン
阿賀野「ふぅ…っとと…」フラッ
能代「…食らいついてる…」
阿賀野「み、見た~? 最後の蹴りすごいでしょ!」ドヤッ
能代「阿賀野姉さん! 来ますよっ!」
鳥海『AXISいきます!』バシュッバシュッ
阿賀野「…阿賀野型を軽巡洋艦と侮らないでっ!」ドォンドォン
ボゴォンドゴォン
能代(手動イージス…!?)
阿賀野「一度言ってみたかったんだー」ニパー
ギュン
阿賀野「たぁああっ!」ドォン
【司令室】
飛龍「お疲れ様」
蒼龍「彩雲隊が帰投しました」
女提督「さてさて♪ 皆の忠誠を試そうかにゃ?」
Z1「忠誠を…」
Z3「試す…?」
女提督「母港内全電源オフ!」
夕雲「了解です」ポチッ
ギュゥゥゥゥン…
女提督「緊急事態だよ~。真っ暗になったら、皆は提督さんを心配するかにゃ?」
夕雲「私なら真っ先に戻ってきますね」
女提督「きゃ~、クァいい夕雲ちゃん♪」hshs
女提督「さ、司令室だけ予備電源オーン!」
夕雲「…あ…あれ?」カチッカチッ
女提督「…どしたの?」
夕雲「提督…すみません、どうやら不具合でここも止まったようです」
女提督「………」
女提督「きゃぁあああ! みんなそこを動いちゃだめよ!」ドタバタ
Z1「マックス!」
Z3「目の前。レーベは匂いで場所わかるから…hshs」
由良「誰か私のお尻触ってる?」
明石「みなさん、クレーンに触ったら危ない…きゃっ!? そこはもっと危ないですっ!」
女提督「よいではないかー、よいではないかー^^」
蒼龍「あ、あの九九艦爆がはみ出ちゃいますから~」
飛龍「やれやれ…」
夕雲「きゃっ…提督、見えないからってスキンシップ激しいです////」
長波「秋雲! 探照灯をつけろ!」
秋雲「ごめん。電池切れだわー」
巻雲「こんなときに探照灯使えないなんて、秋雲のばかぁっ!」
パッ
夕雲「…点きました…」
Z1「ま、マックス…電気点いたよ…うん…」
Z3「レーベ…レーベ…」hshs
由良「あれ? 提督さん?」
明石「提督…?」
女提督「お二人とも極上でした」ニンマリ
夕雲「巻雲さん?」ニコ
巻雲「あ、え、いや、夕雲姉さん…これは間違いで…秋雲のばかぁっ!」
秋雲「えー…とばっちりぃ…?」
長波「おーい、ドラム缶知りませんかー?」
蒼龍「あ、あれ? なんでドラム缶が胸に挟まって…?」
飛龍「…やれやれ」
夕雲「暗視カメラ起動します」
阿賀野『…』
鳥海『…』
ドサッドサッ
女提督「両者相討ちとなりにけり」
夕雲「何が、あったんですかね…」
蒼龍「彩雲使わないで最初からコレ使えばよかったんじゃ…」
飛龍「これで全員、脱落しましたね」
巻雲「摩耶さんたちはあんな感じですし…」
女提督「くそ! 野外にカメラ設置するの忘れてたっ!」
由良「…提督さん?」
女提督「んにゃ?」
由良「正面入り口のカメラって動かしてないんですか?」
女提督「へ?」
夕雲「…本当ですね。不具合でしょうか?」
長波「あたし達が見に行こうか?」
巻雲「司令官さま。巻雲はいつでも準備万全で…あれ?」
秋雲「服のサイズが大きいよー(裏声)」
巻雲「服n…もう、なんなの!?」
Z1「ボクもいくよ。うん」
Z3「出撃か…、了解」
ガチャ バタン
ガチャ バタン
秋雲「ほら、暗いとき探照灯あると便利でしょ?」ピカー
巻雲「…ふーん、だ」
長波「仲良くしろよ。似たもの同士なんだから」
巻雲「長波さんの目は節穴なんですか!? 全然似てませんよ! だいっきらいですっ!」
秋雲「そう真正面から言われると…さすがの…秋雲さんも傷つくわー…」
Z3「このカメラね」
Z1「すみません、照らしてくれますか?」
秋雲「言い方固いねー。もっとフランクでいいのよ?」ピカー
Z3「それがレーベの besonderer reiz です」
Z1「そ、そうなのかな…うん?」
巻雲「なんていったんでしょうか?」
Z1「ぼ、ボクの口からはいえないよ、うん////」
長波「…んー。提督、聞こえる? 銃弾みたいな穴があ―」
Z1・Z3・長波・秋雲「!?」ゾクッ
巻雲「? 皆さん、どうしたんですか?」
長波「…秋雲、感じた?」
秋雲「まあね…それもすっごい嫌な感じ…」
Z1「マックス…」
Z3「レーベは私が守るから、安心して」
Z3「…」
Z3「…レーベ?」クルッ
Z3「!」
Z1「」バタンキュー
Z3「何…これ…?」
バタッ バタッ
Z3「皆…何が…―」
「さぁ…」
Z3「っ!?」ゾクッ
「…私と…夜戦しよ…?」
【司令室】
夕雲「あれから…連絡ないですね…」
ブチッ
由良「あ、また消えた」
夕雲「司令室に向かって真っ直ぐ消えてますね」
飛龍「蒼龍…攻撃隊の準備はいい?」
蒼龍「今日は訓練って聞いていたのになぁ…」
夕雲「提督…。私が何が何でも守りますから、ね」チャキ
明石「私、戦いはちょっと…」
カツン…カツン…
夕雲「来ましたね…」
女提督「………」
バタン! ヒュン パリンッ
飛龍「しまった…!」
蒼龍「照明が…!」
ヒュン
パシッ
「…」
夕雲「…提督にはその汚い指一本、触らせませんよ?」ギリギリ
女提督「…作戦終了」
由良「…提督さん?」
女提督「夕雲、手を離してあげなさい」
【数分後】
女提督「さてさて~それでは今回のゲストをご紹介しましょう~!」
「川内参上っ!」
川内「さぁ私と夜戦しよっ?」
女提督「もぉ~まったくみんな、こてんぱんにやられすぎだよー?」
秋雲「いや、暗闇を自在に動く敵なんて」
巻雲「まじ、ムリゲーだし」
長波(息ぴったり…)
女提督「そりゃ…私が知ってる中で最強の川内借りてきたからね…」
金剛「Hey,テートクゥ、部屋が薄暗いネー」
夕雲「この川内さんは夜に特化しすぎて、極度に明るいと眠ってしまうので」
榛名「いえ、榛名は大丈夫ですっ!」
摩耶「で、ゲームの結果はどうなったんだ?」
加古「古鷹…あとで教ぇ…zzz」ドサッ
古鷹「…うん」ナデナデ
女提督「現場の明石さーん?」
明石『…あそこも…何日かかるんだろ…提督は一度、頭修理したほうがいいんじゃ…』ブツブツ
Z1『明石さん。中継来てるよ、うん』
明石『うぇ…? あ! はい、こちら明石です…あはは…』
女提督「よし、明石、明日、休日返上な!」
夕雲「パスの行方分かりますか?」
明石『今、マックスが調べています。お待ちください』
霧島「」大破
能代「」大破
酒匂「」大破
矢矧「」大破
鳥海「」大破
阿賀野「」大破
由良「えーと…死屍累々?」
夕雲「この上なく適切ですね」
由良「やったぁ♪」
菊月『…こ…れのこと、か?』
Z3『傭兵部隊が持ってました』
三日月『これ…で、司令官と一日中訓練が出来ます』
長月『恥を忍んで死んだフリをし…た甲斐があったものだ』
女提督「マックス、よーく見なさい?」
Z3『〔私の休日1DAY…カス〕?』
長月『なにっ!?』
三日月『そんな…』
夕雲「それでは提督の休日は奪えませんよ?」
飛龍「彼女達は…一体…」
蒼龍「ま、まぁ…錬度は一番積んだと思うよ」
女提督「本物は…」ガサゴソ
女提督「あ…あり?」
夕雲「提督? あの川内さんを呼んでいるなら私に一言あってもよろしかったじゃないですか?」
女提督「え…えぇ~…」
夕雲「罰として明日一日賭けて骨抜き…に……」ガサゴソ
夕雲「…あ…え?」
女提督「え、無いの?」
夕雲「確かに提督のポケットから…盗ったはずですけど…」
由良「あ、これ?」ピラッ
夕雲「…え」
由良「床に落ちてて、拾ったよ?」
夕雲「」
巻雲「あ、暗転の時、何か触って落としちゃった…」
夕雲「…まきぐもさん?」フラッ
巻雲「え、あの、うん…ごめんなさいっ!」
夕雲「…そういえば強くなりたいって言ってましたね?」ガシッ
女提督「まぁ、運も実力のうちって言うし、ね」
女提督「優勝者は由良ちゃんでした~~~~~っ!!」
由良「やった♪」
女提督「これにて解散!」
女提督「秋雲ちゃん。ちょっとちょっと」クイクイ
秋雲「なぁに? 何か描いてほしいの?」
女提督「入渠ドックの壁に全国の名所や景勝地や特産物の絵を描いてくれる?」チラッ
Z1・Z3「!」
秋雲「ふーん。気分だけでも全国旅行したいって?」
女提督「そんなとこよ。ふふん♪」
秋雲「分かった。期待しててねー」
Z1「Danke!」キラキラ
Z3「…Danke sch?n」キラキラ
女提督「べ、べつにあんた達のためじゃないんだからね!」
女提督「旅行気分に浸りたいだけよ、もう…///」
夕雲「さあ、巻雲さん…強くなるには、訓練あるのみですよ?」ガチャン
巻雲「うわーん! 秋雲のばかぁっ!!!!」
【翌日・執務室】
女提督「あ…あの…こんなことでいいんでしょうか…」
由良「提督さん。由良の膝枕、邪魔かな…?」ナデナデ
女提督「あ、いや。ご褒美ですけど…ふぁ…」
女提督「遊園地とか、訓練相手だとか、服を買うだとかしないの?」
由良「提督さんはしたいんですか?」
女提督「由良ちゃんがやりたいなら付き合うよ?」
由良「うーん…それよりかは、こうやってゆっくりしたいです」
コンコン ガチャ
明石「提督…お休みのところ申し訳ありません…資材追加許可を…」ゲッソリ
女提督「お~、ちょうど良いところに…私の手料理食べたい?」
明石「あー…いえ、私お腹すいてませんし…」
グゥゥゥ
明石「…////」
女提督「…明石焼きでいい?」
明石「私、焼かれるんですか!?」
由良「修復作業どうですか?」
明石「…もう修復じゃないですよ、増築です。あと鳥海さんがACガレージ欲しいそうです」
女提督「却下。由良ちゃーん。冷蔵庫からたこ、カモン!。あった、たこ焼き機」ガサゴソ
由良「はーい。ぶつ切りですよね?」
明石「…それもう、たこ焼きじゃないのかなー…」
タッタッタッタッタ バタン!
摩耶「…提督…お前…」プルプル
女提督「おっす、摩耶さm…」
女提督「いや、マヤちゃん?」クスッ
摩耶「なんなんだよ! この服! 戻せっ!!////」
明石「え? 何を修理すればいいんですか? 無傷ですよ?」
由良「可愛いです」
女提督「So cute ネー」
摩耶「ぶっ殺されてぇのか…////!!!!」
女提督「えーでもー休日だしなー」
明石「そうですね。改装も提督の仕事ですからねぇ…」
摩耶「…お前ら、あたしを怒らせちまったなぁ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
女提督「あ! やばいっ!」
由良「…超重力砲?」
明石「私、な、何だかわからないけど…逃げたほうがいいのかなぁ…?」
摩耶「みーんな纏めて…吹き飛んじまいなっ!」
ピーッ…ドォオオオオオオオオン
【離島】
「…ナンノ…オトデスカ…?」
『いつものことです』
「…ソウデスカ…デハ…ヨロシクオネガイシマスネ…」
ピッ
「離島棲鬼、ツレテキタ」
離島棲鬼「…アリガトウゴザイマス…戦艦棲姫…」
「マワリクドーイ。ショウメントッパシヨウヨー」
離島棲鬼「…オニンギョウハ…ムキズデ…テニイレタイデス…」
戦艦棲姫「ソノタメノ、サクセンヨ。レ級」
レ級「ムゥ…」
離島棲鬼「…ヨロシク…オネガイシマスヨ…?」
「…ヲ?」
to be continued ?
一応終わりです。
続きは違うスレで書きたいと思います。
書けば出るらしいので、次は長波さんを主軸に書きたいと思います。
来い、長波!
新しいスレは必要ない。糞スレだし…二度と見たくないレベル
このSSまとめへのコメント
くそ つまんね
皆目を抉りたくなるような感動を覚えた