ロッド「ひ、ヒストリア…私はそんなつもりでは…」

ヒストリア「いやああああ、来ないでえ、セクハラアアアアアアアッ！！！」

ケニー「思春期真っ盛りだからな」

エレン「は？」

ロッド「違うんだ、頼む…話を」

ヒストリア「いやああああ！触らないでぇぇぇ！！！」ドンッ

ロッド「お前に許してもらおうと…」

ヒストリア「セクシュアルハラスメントオオオォォッ！！！」

エレン（なんかロッドが可哀想になってきた）

エレン「おい、ヒストリア…いったん落ち着け…」ポンッ

ヒストリア「きゃあああああっ！セクハラアアッ！！」パシンッ

エレン「同期の俺もダメなのかよ！？ちょっとショック」

ヒストリア「ユミル！ユミルの温もり以外は許さない！！」

エレン「こんのレズビアンめ！！！」

ヒストリア「違う！断じて違う！！レズビアンではない！！」

エレン「じゃあなんだよ！？」

ヒストリア「私はただ…お母さんの温もりが欲しいの！！お母さんに抱き締められたいの！！」

エレン「あ、ああ…そうか、何か悪いな…」

ヒストリア「お母さんみたいなユミルの温もりが欲しいの！！！」

ロッド「待て、なら私だって父親だ……ならば父親の温もりでも」

ヒストリア「あんなスケベそうな顔した親父の温もりなんか欲しくない！！！」

ロッド「酷い！！」

エレン「ま、まあ…とりあえず話くらい聞いてやったらどうだ。さすがに可哀想だ」

ヒストリア「わかったよ、話くらいは聞いてあげる」

ロッド「ああ…ヒストリア。今まですまなかっ…」ギュッ

ヒストリア「いやあああああ！！セクハラアアアアアアアッ！！！」ドンッ

ロッド「うああっ！！」ドサッ

エレン「あんたもあんたで学習しろよ！！！なんで抱き締めちゃうんだよ！！！」

パリイーーーンッ

ケニー「む、窓から誰か…」

コニー「助けに来たぜ！！」

リヴァイ「エレンとヒストリアを取り返す！」

アルミン「はっ！」

エレン「みんな！」

ケニー「ちっ、調査兵団か！！」

ロッド「私のヒストリアは渡さん！！」

ヒストリア「いやああああ！誘拐されるううう！！！」

このヒストリアはクズだわ…助ける必要ない。ぶっ殺せ

ミカサ「そこのスケベそうな顔した親父…エレンとヒストリアを返してもらう！」

ロッド「お前まで言うか！！」

ミカサ「必殺、峰打ち！」ドンッ

ロッド「ばたんきゅう」ドサッ

ヒストリア「ミカサ…」

アルミン「エレン、大丈夫か？」

エレン「ああ、ありがとうアルミン」

ミカサ「…よし、ナイスアルミン。さあ、ヒストリア、行こう」ギュッ

ヒストリア「…！！！」ズキューーーンッ

この温もりは…

ヒストリア「お母さん！！！」ギュッ

ミカサ「はあ！！？」

ミカサ（私がお母さん…え？つまりエレンがお父さん？私とエレンが夫婦…結婚、結婚！！）

ミカサ「エレン、ヒストリアは私と貴方の子供」

エレン「急に何言い出してんだお前は！？」
ジャン「急に何言い出してんだお前は！？」

ヒストリア「パパン・イェーガー！！」

エレン「お前はなんなんだ！！！」

リヴァイ「何いってやがるヒストリア…」

ヒストリア「え？」

サシャ「私達は皆…家族じゃないですか！！」

コニー「その通りだ、皆ヒストリアの事も大事なんだぜ！！」

ヒストリア「…！！！」ズキューーーンッズキューーーンッズキューーーンッ

ヒストリア「みんな……マイファミリー！！！！！」ダダダダッ


アルミン「僕らリヴァイ一家の力を侮るな！！」

ヒストリア「パパン！！」

リヴァイ「ふっ…みんな仲良くしろよ」

ロッド「ま、待て…本当の家族の私は……」

ヒストリア「…そうね…わかったわ」ザッ

ロッド「！」

ヒストリア「親戚のおじさんって事で許してあげる」

ロッド「！！」ブワッ

ロッド「ヒストリアアアアアアッ！！！」ギュッ

ヒストリア「おじさああああああんっ！！！」ギュッ

ミカサ「みんなの絆が深まった…これで一件落着ね」

アルミン「終わりよければ全て良し！ってね」

エレン「いいのか？まぁ…いいのか……え？」


―おしまい―

乙
テンポよく読めた

リヴァイ一家とかマフィア感が半端ないな。