ダイバーⅣ「ぜぇ……ぜぇ……」フラッ
ガクンッ
ダイバーⅣ「………ウイング起動」カシャンッ
ダイバーⅣ「こちらダイバーチーム、ウイングダイバーⅣ」ピピッ
『おお、生存者か! こちら本部、都市中央部での交戦の状況を報告せよ!』
ダイバーⅣ「………」
『どうした? ウイングダイバーⅣ』
ダイバーⅣ「生存者ゼロ……敵影も同じくです…」
ダイバーⅣ「生き残ったのは、私だけです」
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また珍しいものを
……24時間前。
その時の彼女は、深夜の夜風に当たっていた。
「……」
まだ初夏だというのに、首筋を撫でる風は生暖かく。
しかし、それでも僅かながら風が吹き続けてくれているのは彼女にとって有り難かった。
深夜の『EDF』女子寮にある屋上で、翌日も任務があるにも関わらずぼんやりと黄昏ていたかったのだ。
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