キョン「古泉…お前何を言って…」 (15)

古泉「んっふ…」

古泉はそう微笑むと走っていった…。
すまない…古泉。

すべて俺のせいだ…。

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あれは、約一ヶ月前のことだった。
俺は部室である考え事をしていた…。

その考え事のせいで授業にも集中できず、放課後の団活時間になった今でも
俺はその考え事について頭を抱えていた。

今日の団活は珍しく、俺が1番のりで長門はまだいなかった…。

ギィ~バタン

古泉「どうも」

キョン「…ブツブツ」

古泉「…?」

古泉「…珍しいですね。長門さんはまだこられてないようですね」

キョン「…ブツブツ」

古泉(気づいてないようですね…よほど何かを考え込んでるようです)

古泉「キョン君っ!!!!」

キョン「…!?」

キョン「うわっぁぁああぁあぁあぁああ!!!!」ガタッドンガラガッシャ-ン!

古泉「お、落ち着いてください!! 古泉です!!」

キョン「はぁ…はぁ…、なんだ古泉か…」ゼェゼェ

古泉「困ったものです…」

古泉はキョンを名前(アダ名だが)で呼ばないぞ

意図的かもしれんだろ。古泉に何か起こるっぽいし

なんて読んでたっけ?

古泉と長門がキョンを呼ぶときは「あなた」

会話中でもないのに「あなた」って呼び掛けるのはどうよ

奥さんじゃないんだから呼びかける時にあなたはないだろう

本名で呼ぶ事はあるよ。新しい方の巻で呼んでた
勿論伏せられたが

古泉「考え事でしょうか? 僕でよければ相談に乗りますよ」ニコッ

キョン「よくわかったな」

古泉「えぇ…だって僕たち仲間じゃないですか」ニコッ

キョン「…仲間」

古泉「えぇ…」ニコッ

キョン「俺、馬鹿だな…、最初から相談すればよかったんだ…仲間に…!!」

古泉「ふふっ!!」

古泉「それで? 一体どうしたんです?」

キョン「古泉…神秘ってなんだと思う…?」

古泉「…神秘ですか?」

キョン「そうだ…神秘だ!!」

キョン「俺はな、今まで色々な神秘を見てきた…」

キョン「そして、俺がたどりついた究極の神秘とは…」

古泉「…」ゴクッ

キョン「ずばり!! パンティーだ!!」

古泉「な、なんだってー」

キョン「俺はここ最近、その神秘を見たり、触れたりする為に色々な努力をしてきた…」

キョン「しかし、そのどれもが失敗だった」

古泉「なるほど…つまり僕はあなたに神秘いわくパンティーを手に入れ探求させればいいのですね!!」

キョン「なにかアイデアがあるのか古泉!!」

古泉「涼宮さんに頼むのはどうでしょう?」

キョン「却下」

古泉「朝比奈さん」

キョン「却下」

古泉「長t」

キョン「それだ!!」

お前らは何を言ってるんだ

~10分後~

ガチャ 

キョン古泉「「きたっ!!」」

長門「遅れた…」

古泉「やぁやぁ!!長門さん!!お茶でもいかがですか?」

キョン「長門!! 肩もむぞ!!」

長門「…」ビクッ!!

長門「なにかあった?」

キョン「え…! いや~俺はただ普段、世話になってる長門を労おうとしてるだけだが…!!」アセアセ

古泉「…僕もです!!」アセアセ

長門「…そう」

古泉「ほら、長門さんお茶ですよ!!」アセアセ

長門「…」コクッ

キョン「長門、肩もむぞ!! ほら、座って座って!!」

長門「…」コクッ

キョン「うわ~こってますね~」

古泉「長門さんお茶の味はどうですか?」

長門「普通」

古泉「そうですか…すいません…」

キョン「この馬鹿野郎がっ!!」

キョン「長門。肩もんでるけど、中々いいだろ?」

長門「…痛い」

キョン「…」

古泉「これはこれはwwwwwwwwwwww」



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