次に何が起きるかわかった

またお前か

モブ「帰っていいっすか」

ライナー「待てよ・・・ホイホイついてきちまって、それはないだろ？」ｶﾞｼｯ

モブ「うわあああああああ！！」

ｶﾞﾁｬ

アルミン「うるさいよ。もうちょっと静かにしてよ」

ライナー「すまないな。こいつが暴れちまって・・・」

モブ「助けてください！」

アルミン「モブ・・・・逃げちゃいけないよ」

アルミン「そうやって、嫌なことがあったらすぐ逃げるのかい？」

アルミン「だからモブごときなんだ」

アルミン「それに、これから起こることはすぐに終わる」

アルミン「でも、便秘からは逃げられないよ。長く苦しむことになる」

アルミン「そこらへんをよく考えるべきだ」

モブ（？？？？？？？？）

ライナー「アルミンをあんなに喋らせたのはお前が初めてだぜ？」

ライナー「お前も覚悟を決めるべきだ」

ライナー「逃げちゃいけないときって・・・あるだろ？」

モブ「ねーよ」

アルミン「駄目だこいつ・・・・。ライナー」

ライナー「ああ」ｸﾞｲｯ

モブ「ちょ」

アルミン「注射だと思ってさ。ね？」ﾆｯｺﾘ

ライナー「尻を捧げよ！！」

モブ「いやああああああああああ！！！！！」

ｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞ

モブ「ううっ・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ライナー「大丈夫だ。俺に身を委ねるんだ・・・・」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

アルミン「ちょっとライナー」

ライナー「ん？」

男の間で便秘が流行ってたまるか

アルミン「僕達の目的、忘れてないかい？」

ライナー「！　おっといけねえ」ﾋﾟﾀｯ

アルミン「あくまでモブ達の便秘を治す・・・セクロスをすることじゃないんだよ」

アルミン「したいなら後でいくらでも用意してあげるからさ」

ライナー「悪いな・・・・」

アルミン「気づいたならいいんだ。さあ、治療を続けて」

アルミン「僕は列整理してくるよ」

モブ「ううっ・・・うう・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ライナー「泣くなよ・・・・すぐ終わる」

ｽﾞﾎﾞｯ

モブ「うひゃぁ！？」ﾋﾞｸｯ

モブ（あれ・・・・？）

ライナー「どうだ？」

モブ「・・・」

ライナー「・・・・」

ライナー「これでお通じがよくなるはずだ」

ライナー「糞が詰まると・・・・辛いよな」

ライナー「俺も便秘になったときはよくしてもらったものだ」

モブ「ライナー・・・」ｷﾗｷﾗ

ライナー「ぐずぐずするな。後がつかえてるんだ」

ライナー「個人的な用なら後で、な？」

モブ「はい！」

ｶﾞﾁｬ

アルミン「・・・終わったようだね・・・・。次！」

モブ「ホーイ」

ｶﾞﾁｬ

ライナー「よう」

モブ「」

ライナー「さあ、はやく」ｶﾞｼｯ

モブ「ちょ」

ライナー「尻を捧げよ！」

モブ「いやだああああ！！」

―――

＜ｲﾔﾀﾞｱｱｱｱｱ!!!

アルミン「やってるやってる♪」

モブ「何が起こってるんだ・・・」

モブ「わかんねえ・・・・」

ｻﾞﾜ･･ｻﾞﾜ･･･

アルミン（ふむ・・・・）

アルミン「あー、諸君」ｺﾎﾝ

モブ達「？」

アルミン「これから辛い出来事が待っている・・・」

モブ達「！」

アルミン「しかし、君達なら乗り越えられる」

アルミン「僕達は心臓を捧げた身・・・・。何を捧げても問題はないはずだ」

モブたち「？？？」

アルミン「一言でいうと、つべこべ言わず黙ってて」（怒）

モブ「」

アルミン「よろしい」


ｶﾞﾁｬ

モブ「～♪」ｽﾀｽﾀ

アルミン「モブ、どうだった？」

モブ「よかったっす！これで今日から便秘に悩まなくてもすむっす！！」

アルミン「それはよかった」

アルミン「じゃあ、次！」

モブ「・・・うす」

――
―――

アルミン「これで終わりか・・・」

アルミン「ライナー、お疲れ」

ライナー「ああ」

ｶﾞﾁｬ

？？？？「あの～・・・・」

アルミン「！！　誰だ！？」

クリスタ「ここで・・・便秘の治療やってるって聞いたんですけど・・・」

アルミン（クリスタ！？）

ライナー「これは思わぬ来客だな」

アルミン「ちょっとそれ僕の台詞！」

ライナー「すまん・・・」

クリスタ「え～と・・・」

クリスタ「もしかして治療してるのは・・・アルミンとライナーなの？」

アルミン「そうだけど」

クリスタ「そう・・・」

アルミン「（・・・）なんでクリスタがここに？」

クリスタ「うん・・・男子の皆がすがすがしい顔して歩いていたから、何かいいことあったのかなって思って、話を聞いたの」

クリスタ「じゃあ、便秘を解消してくれるところがあるって言ったの」

クリスタ「それで・・・」

アルミン「・・・クリスタ。君が便秘で悩んでいたなんてね」

クリスタ「ううっ・・・恥ずかしいから皆には言わないでね？」

アルミン「それはいいけど・・・。それは、ね」

クリスタ「？」

アルミン「クリスタ」ｶﾞｼｯ

クリスタ「はいっ！？」ﾋﾞｸ

アルミン「いい反応だ」ﾆｺｯ

クリスタ「ふぇ！？」

アルミン「僕がお通じがよくなるようにしてあげるよ」

クリスタ「え、ちょっとアルミン！？」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

アルミン「暴れないで。便秘の苦しみをこれからも味わいたいのかい？」

クリスタ「・・・」

アルミン「・・・すぐ終わるよ」ﾆﾔｯ

ﾜｯﾌﾙﾜｯﾌﾙ

クリスタ「いや・・・いやあああああああああ！！！」

―――
――――
営倉

ライナー「・・・・アルミン」

アルミン「なんだい、ライナー」

ライナー「なんでクリスタをヤったんだ？」

アルミン「・・・・」

ライナー「答えたくないならいいが」

アルミン「・・・ライナー」

ライナー「なんだ？」

アルミン「僕、やり直すよ」

ライナー「そうか…」

アルミン「クリスタにも、アニにも謝らないとね」

ライナー「頑張れよ」

アルミン「うん」

そして、僕はアニに謝ったけど許してくれなかった
僕のお尻を蹴るパートナーはどうすればいいんだろう・・・

クリスタ「アルミン。ちょっといい？」

アルミン「いいけど」

クリスタ「責任とってよ」

アルミン「・・・いいけど」

クリスタ「よろしくね」

アルミン「・・・うん」

アニと引き換えにクリスタと結ばれた。

・・・・アニ、僕はさびしいよ。
クリスタはお尻を蹴っちゃくれない。

教官から開拓地に移ってもらうって言われちゃった

どうしてこんなことになったんだろう？

これも全てライナーが便秘を治せるって
合法に掘れるって言わなければよかったんだ

或いは、クリスタが部屋に来なければ・・・・

――――――

クリスタ「アルミン、子供が産まれたらどんな子になって欲しい？」

アルミン「僕のお尻を蹴ってくれる子かな」


終われー

やっぱりアニの人か