長谷「俺と友達になってください」(17)
藤宮「嫌です」
長谷「………っ」
藤宮「………」
長谷「………」
藤宮「………ふふ」
長谷「?!」
藤宮「あははっ」
長谷「ふ、藤宮さん?」
藤宮「ごめんね、長谷くん」
藤宮「冗談だからそんな顔しないで」ニコ
長谷「えっ、冗談だったの?!」
藤宮「うん、ちょっとからかっちゃった」
長谷「よ、良かったー!」
藤宮「は、長谷くん?」
長谷「俺、また藤宮さんと友達になれて嬉しいよ!」ポロ
藤宮「長谷くん、どうして泣いてるの?!」
長谷「あ、あれ…何でだろ?」グス
藤宮「…………」スッ
長谷「藤宮さん?」グス
藤宮「可愛いなぁ、長谷くん」ナデ
長谷「?!//」
藤宮「ふふ、よしよし」ニコ
長谷「あ、あの…藤宮さん?//」
藤宮「ん、どうしたね?」ナデ
長谷「………何でもないです」
長谷(すげー嬉しい!//)
藤宮「長谷くん、顔赤いよ?」ピト
長谷「うぇぇ?!//」ビク
藤宮「だ、大丈夫?」
長谷「だ、大丈夫大丈夫!」ドキ
藤宮「汗もすごい出てるし、もしかして体調悪いの?」
長谷「違うよ。今日はちょっと暑いし…」
藤宮「…今日はむしろ寒いよ?」
長谷「………」
わくわく。
どうなるんでしょう
はせくんかわいい
藤宮「本当に大丈夫…?」ズイ
長谷(近い近い近い?!//)
藤宮「熱があるかもしれないし、保健室行こ?」クイ
長谷「えっ、わっ…!」
藤宮「…………」キュッ
長谷「………」
長谷(藤宮さんの手、温かいなぁ)
保健室
藤宮「やっぱりちょっと熱があるね」ピピ
長谷「でも、元気出し大丈夫だよ」
藤宮「一応、横になって休んだ方がいいよ」
長谷「えっ、でも…」
藤宮「………行こ?」スッ
長谷「………!」ドキ
長谷「保健室のベッドって、けっこうふかふかなんだね」ギシ
藤宮「ちゃんとお布団掛けてね」
長谷「う、うん…」
長谷(藤宮さんとベッドで二人きり…)ドキ
長谷(いやいやいや何考えてんだ、俺!)ブンブン
藤宮「?」
長谷「あの、藤宮さん?」
藤宮「ん、何?」
長谷「ずっとここに居るの?」
藤宮「えっ、ダメ…かな?」
長谷「い、いや…全然ダメじゃないよ!」
藤宮「良かった…」ニコ
長谷(むしろずっと居てほしいです)
藤宮「いつも…」
長谷「ん?」
藤宮「いつも私が目を覚ますと長谷くんが居てくれる」
長谷「………」
藤宮「私、長谷くんが居てくれてすっごく安心するの」
長谷「…そっか」
藤宮「うん」ニコ
藤宮「だから、今度は私が側にいるね」
長谷「………」
長谷「よ、よろしくお願いします…//」
藤宮「はい…!」ニコ
長谷「………」スー
藤宮(良く寝てるなぁ)
長谷「………」スー
藤宮「長谷くん」
長谷「んぅ……」
藤宮「私が何度忘れても…」
藤宮「また、あの言葉を言ってくれますか?」
藤宮「私に…友達になってください、って」
長谷「言うよ」
藤宮「………え?」
藤宮「長谷くん起きてるの?」
長谷「何度忘れられても俺は言い続けるよ」
長谷「だって俺は…」
長谷(俺は藤宮さんの事が…)
藤宮「長谷くん?」
長谷「………」
長谷「俺は、藤宮さんとずっと友達でいたいから」
藤宮「………」
藤宮「…うん、私も長谷くんとずっと友達でいたい」ポロ ニコ
長谷(まだ、このままでいい)
長谷(でも…いつかは伝えたいな)
長谷(俺の本当の気持ちを…)
完
勢いで書きました
読んで下さった方々、ありがとうございました
まだいけるだろ?
乙
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