P「765プロ異能力バトル?」 (5)
高木「ああ、アイドルとしての成長の確認もかねて、ね」
P「えっ……いやいや、えっ」
高木「なんだね、もしかして知らなかったのかね」
律子「社長、その、年頃の子ばかりですから自分からは言えなかったんでしょう」
高木「そうか、それもそうだ」
P「待って、え……待って、何?異能力?バトル?」
律子「プロデューサー、あんまり、そういう事は……」
P「何?異能力?が?あるていの話?ていうか何?生理みたいなものなの?」
律子「プロデューサー!/////」ぱちん
P「痛っ……えっ……どういう事?」
高木「はっはっはっ、無理もないか、私もこの目で見るまでは信じられなかったよ」
P「全然意味がわからない」
P「……と、いうわけで」
律子「集まってもらったのよ」
春香「バトル、ですか?」
真「なんだかわくわくしてきた!父さんとの組手の成果を試せる!」
伊織「この伊織ちゃんの華麗な勝利を見せ付けるチャンスね!」
P「えっいや、本当なの?」
貴音「貴方様、信じられないのも無理はありません、しかしこれは現実なのです」
P「あー、うーん……でもなあ、この目で見てみないことにはどうにも……」
亜美「社長もそ→だったね」
真美「でも確かに信じらんないっしょ→」
千早「そうね、私も自分でなるまで信じられなかったもの」
やよい「じゃあわたしがみせてあげます!」
P「やよいが……?」
やよい「はい!いきますよー!」
やよい「ハイ!」
P「うわ手が勝手に」
やよい「ターッチ!」
やP「いえいっ!」
やよい「どうですかー?」
P「やよいはかわいいなあ」なでなで
やよい「えへへ」
P「じゃなくて、何、手が勝手にって、能力?」
やよい「ちがいますよー」
家族元気 ̄ラファエル ̄
P「らふぁえる?癒しの天使?」
やよい「はい!ちゆのうりょくです!」
響「だからやよいもバトルには参加できないんだ」
P「やよい、も?」
響「自分もだぞ……」
P「なんだ、響も治癒系か?」
響「それならよかったんだけど……」
P「違うのか?」
響「うう、アイドルの自分がこんな能力だなんて……」
ニライカナイ
P「ニライカナイって……」
響「自分だって家族の助けになるような能力がよかったんだ!カッコイイ当て字も欲しかったんだ!」
P「その、能力……」
伊織「簡単に言えば即死よ、発動した瞬間に相手は死ぬわ」
P「その、なんか……元気だせ……それと当て字うんぬんはラノベの読み過ぎだ」
響「うう……」
P「……まだなんとなく信じられないが、嘘を吐いてるようには見えないからな、とりあえず始めようか……最初は」
律子「千早とあずささんね」
千早「くっ……」
あずさ「あらあら~」
小鳥「レディ!」
小鳥「ファイッ!」
小鳥「どうも、司会の小鳥です」
律子「解説の律子です」
小鳥「おっと!早くもあずささんが動いた!いや消えました!」
空間跳躍 ̄アンチェイントラベラー ̄
律子「ええ、自分では制御出来ないようですが空間を自由自在に動けるので攻撃を当てるのは至難の技ですが……」
小鳥「千早ちゃんが仕掛けた!」
絶壁歌姫 ̄ウォール・クイーン ̄
千早「~♪」
小鳥「なんて素敵な歌声でしょう!あずささんの動きが止まりました!しかし私の涙は止まりそうにありません!」だばだば
律子「千早、また成長したわね……」ほろり
小鳥「また動きが!あずささんが高速で移動を始っ!ああもう目で追い切れません!」
律子「千早!それは!」
小鳥「みなさん耳を塞いで下さい!今すぐ!」
千早「 ̄」
あずさ「かはっ……!」
小鳥「決着!決着ゥー!歌姫千早の勝利です!さすがの貫禄!クイーンらしく一歩も動かずに勝利を得ました!」
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