鳩山元首相「中国重視を」 埼玉政経懇話会で講演
講演する元首相の鳩山由紀夫氏=20日午後、さいたま市大宮区のラフォーレ清水園
埼玉政経懇話会の5月例会が20日、さいたま市内で開かれ、元首相の鳩山由紀夫氏が「東アジア
共同体構想への道」を演題に講演した。
鳩山氏は、東アジアの各国がさまざまな分野で協力を進める「東アジア共同体」の構築に向け、
「今こそ友愛の理念の旗を掲げ、構想を進める。その責任が私にはある」と強調した。
東アジア共同体構想は首相在任中から掲げ、昨年4月には研究所も設立した。同研究所の活動の
一環としての中国訪問から帰国したばかり。現地では習近平国家主席とも会うことができたという。
「日本では中国脅威論が高まっているが、中国との関係を重視すべき。米国も中国を敵視している
とは思えない」と述べた。
集団的自衛権の行使容認をめぐる自民、公明両党の協議が進められていることについても言及。
「安倍首相は集団的自衛権容認ありき。憲法の解釈ですり抜け、限定的でも認められる方向にする
ため、年内には閣議決定までやるつもりだろうが、簡単に決めるようなものではない」とした。
自らが設立者の一人となった民主党の現状についても触れ、「残念ながら衰退の一途をたどっている。
リベラルの民主と思えない議員もおり、リベラルの軸が見えなくなっているのは大きな問題」と忠告した。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/05/21/02.jpg
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/05/21/02.html
また余計なこと思いついたのか
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません