サシャエ「父さん、発明の母」(37)

ガラガラ

アニヘイ「おーい、フーネー」ピシャン

タッタッタッ

フーネー「お帰り、今日は早かったね」

アニヘイ「良い物買って来てあげたよ、ほら」スッ

コニオ「なんだ!?お土産か!?」

アニヘイ「ふふっ…きっとフーネーの役に立つと思うよ…」

ビリッ! ビリッ!

『全自動お芋割り機』バーーン!!

サシャエ「全自動お芋割り機!?」

アニヘイ「どう?驚いた?」

ミカメ「なに…これは…?」

リヴァヲ「興味ねぇです…」

アニヘイ「待ちなよ、今教えてやるからさ」

とんでもないssに出会ってしまった

理解するのに10分掛かった

今更ですが、サザエさんの「全自動卵割り機」の進撃ver.です

アニヘイ「…」

コニオ「手で割った方が早いんじゃねーの?」

サシャエ「私もそう思いますけど」

フーネー「しーっ!」

アニヘイ「まず芋を入れて…」

アニヘイ「レバーを引く…」グイッ

コロン シャキーン

ズワッ

ボトッ

アニヘイ「どう?」ドヤッ

一同「…」

リヴァヲ「くだらねぇです…」

コニオ「父ちゃん!俺にもやらせてくれよ!」

アニヘイ「壊したら承知しないからね…」ゴゴゴゴゴ

コニオ「ひいっ…壊さねーよ…」

コロン シャキーン

ズワッ

ボトッ

コニオ「すっげぇ!!よくできてんな!」

ミカメ「私にもやらせてー(棒)」

リヴァヲ「俺はやらなくてもいいです…」

フネが誰か理解するのに時間かかった
何で一人だけ名字なんだ

>>8
フネさんと名前が近いor特徴が似てる主要キャラが進撃には居なかった。。。
許してください

アニヘイ「どう?これで楽になるでしょ?」

フーネー「う……うん……」ダラダラ

サシャエ「こんなに芋を割っちゃって…もう私が全部食べちゃいますよ?」

アニヘイ「ダメよ、夕飯のおかずにするんだから」

フーネー「仕方ない、肉じゃがでも作ろうか…」

サシャエ「ひゃっほーーーーう!!!肉じゃがーーー!!!」

夕食

マルオ「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛」

マルオ「やっぱり機械で割った芋は、一味違いますよ」

アニヘイ「さすがマルオね、リヴァちゃんはどう?」

リヴァヲ「別にいつもと変わんねぇです…」

アニヘイ「あっそ、でも私は良い買い物をしたと思うよ」

サシャエ「あんあお、ごこでうっえあんえすか?(あんなのどこで売ってたんですか?)」モゴモゴ

アニヘイ「通りで金髪のヅラっぽい男が実演販売をしてたんだよ」

リヴァヲ「…」

タラちゃんの格好をした兵長って……期待

アニヘイ「その内、一家に一台の時代が来るよきっと…」

フーネー『ねぇよ…』ボソッ

アニヘイ「は?何か言った?」ゴゴゴゴゴ

フーネー「いや!何も!」

コニオ「折角だから明日もお芋割り機に活躍してもらおうぜ!」

ミカメ「明日も肉じゃが…」

コニオ「ちげーよコロッケだよコロッケ!!」

アニヘイ「それで決まりだね…」

翌朝

チュンチュン

フーネー「あれ?」

コロン シャキーン

フーネー「貴方もう起きてらしたの?」

アニヘイ「ふふ…皆にポテチを作ってあげてんのさ…」

フーネー「朝からポテチ!?」

アニヘイ「どう?あんたもやってみる?」

フーネー「いや…遠慮しておくよ…」

アニヘイ「あんたは機械ものに弱いもんね」クスッ

朝食

コニオ「柔い…」グニャ

ミカメ「塩っ辛い…すごく…」

リヴァヲ「まずいです」ペッ

アニヘイ「悪かったね…焼くのに失敗したんだよ…塩もかけすぎた…」イライラ

マルオ「た…例え、形が悪くてもお父さんの真心が篭ってるから…」

アニヘイ「そ…そう?」

サシャエ「今度は全自動ポテチ焼き機を買わないといけませんね」

アニヘイ「そうだね…今度探してみるか…」

サシャエ「(見つかるといいな…)」

マルコなのかマルロなのかどっちなんだろう

その夜

クリスケ「では!失礼します!」タタタタタ

クリスケ「ん?この匂いは?」クンクン

夕食

クリスケ「わぁ~美味しそうだなぁ!」

サシャエ「呆れますね…もう嗅ぎつけるなんて…」

アニヘイ「サシャエ、クリスケに芋とあれを」

サシャエ「はいはーい」スッ

クリスケ「芋と言えば、この前道端で妙な物を売ってたなー」

クリスケ「その名も全自動お芋割り機ww」

コニオ「ん?買ったのかそれ?」

クリスケ「買うワケ無いよ、バカバカしいじゃんww」

アニヘイ「え?」ジロッ

マルオ「あっ…」

クリスケ「手で割れば済むのに、何でわざわざ機械を使うんだろうねwww」

クリスケ「あんな物買う人の気持ちがわかんないよww」

クリスケ「どうせ、あんな物を買うのは芋なんか割った事の無い関白亭主だよww」

マルオ「ク…クリスケ君…」

クリスケ「ん?えっ!?」ビクッ

アニヘイ「…」ゴゴゴゴゴ

クリスケ「か…関白と言ってもアニヘイさんの事じゃないですよ!?」アセアセ

クリスケ「サシャエさーん!芋はまだですかー!!」アセアセ

クリスケ「うぇっ!?」

『全自動お芋割り機』バーーン!!

クリスケ「か…買っちゃったんですか…?」

アニヘイ「クリスケ、あんたは当分出入り禁止だからね!」バンッ!!

クリスケ「そんな…」ガーン

リヴァヲの安定感

とりあえず原作に忠実だな

そしてクリスケ(ノリスケ)はやっぱり地雷を踏むのであった

凄く面白いんだけど脳内再生が難し過ぎるw

翌日

ライコ「すまなかった…アニヘイさんに失礼な事を言ってしまって…」

サシャエ「お父さんをバカした件はどうでもいいです。しかし、悪いと思うのなら詫びの印として私に芋を献上してください!!」

フーネー「サシャエ…頼むから卑しい真似はよしてくれ…」

フーネー「ライコさんも気にしなくていいから…」

ライコ「だといいんだがな…」

フーネー「それにしても、リヴァちゃんは相変わらず静かだね」

サシャエ「そうですね」

隣の部屋

イェクラ「クチクwwクチクww」

ガラッ

サシャエ「あ!?ちょっと!!」

サシャエ「リヴァちゃん!これはオモチャじゃないんですよ!?」

リヴァヲ「俺は何もしてねぇです…」

イェクラ「クチクwwクチクww」

サシャエ「もう、こんなに割っちゃダメじゃないですかー」ダラー

ライコ「こらイェクラ…やめるんだ…」グイッ

イェクラ「クチク!!クチク!!」

その夜

サシャエ「お帰りなさい!あのお芋割り機のことなんですけど!」

アニヘイ「その話はやめてよ、不愉快だからさ…」

サシャエ「違うんです。イェクラちゃんがすっかり気に入っちゃってですね」

サシャエ「持って行っちゃったんですよ!」

アニヘイ「え?そうなの?」

イェクラwww

イェクラは卑怯wwww

イェクラ「クチクwwクチクww」

コロン シャキーン

ズワッ

ボトッ

クリスケ「へぇ~、よく出来てるんだなぁ…」

イェクラ「コーニィwww」

ライコ「もう芋は無いぞ、食糧庫の芋を全部割ってしまったからな…」

クリスケ「え?…っていうことは…」

夕食

クリスケ「芋づくしかぁ…」

ライコ「スープも、お芋かけスープだぞ」

イェクラ「ジャーンww」

翌日

アニヘイ「フンッ!」ドスッ

クリスケ「ど…どうも…ご無沙汰しておりま~す」

アニヘイ「今は取り込み中…あんたも蹴られたいの?」ギロッ

クリスケ「ひっ…いや…お芋割り機を返しに参りました…」

クリスケ「と…とても便利でしたよ!」

アニヘイ「今更褒めても遅いから…」

クリスケ「あの…アニヘイさんに見てもらいたい物が…」

アニヘイ「何よ…」

イェクラwww国籍不明なネーミングすぎるww

クリスケの謎の安定感

アニヘイ「なによこれ…?」

クリスケ「ふふふ…実はこれ、お芋やパンを蒸す事が出来る機械なんだ!!」

マルオ「本当!?」

クリスケ「うん!お芋割り機で割った芋を簡単に料理したいと思っt

サシャエ「え!?」ガッシャーン

クリスケ「わあっ!?」ビクッ

アニヘイ「へぇ…いいアイディアじゃない…」

マルオ「商品化したら売れるかもね」

サシャエ「お芋はどこですか!?パァンはどこですか!?」キョロキョロ

クリスケ「ビックリした…」

マルオ「それで、商品化したら名前はどうするんだい??」

クリスケ「そうだな~、この機械は蒸すと、蒸気が噴き出たりうんたらかんたらするから…」ブツブツ

クリスケ「決めた!その名も『ムシムシフキデール』」バーーン!!

マルオ「グロテスクなネーミングだね~ww」

クリスケ「どうですかサシャエさん?ムシムシフキデール!」キラキラ

サシャエ「お腹が空きました!!」グウゥ

隣の部屋

サシャエ「バカバカしいお話だけで、芋やパァンは貰えませんでした…」トボトボ

フーネー「お酒を飲んだり立体起動をするよりは健康的でいいじゃない」

サシャエ「お腹空きましたー…」ドサッ

タッタッタッ

コニオ「なぁ姉ちゃん、父ちゃん達、何の話してんだ?」

サシャエ「くだらない話ですよ…」グテー

コニオ「俺も混ざりてーのに、混ぜてくれねーんだよ…」

『関係者以外立ち入り禁止』

マルオ「それがいい!」

アニヘイ「いいかもしれないね…」

クリスケ「ね!そうでしょ!?」

ワーワー

タケ「…」

タケ「…」スンスン

タケ「…フンッ」

終わり

イェクラの破壊力がやばいwww

くぅ疲

サシャエ(サザエ) = サシャ
マルオ(マスオ) = マルコ
リヴァヲ(タラヲ) = リヴァイ
アニヘイ(波平) = アニ
フーネー(フネ) = フーバー(ベルトルト)
コニオ(カツオ) = コニー
ミカメ(ワカメ) = ミカサ
タケ(タマ) = ミケ

クリスケ(ノリスケ) = クリスタ
ライコ(タイコ) = ライナー
イェクラ(イクラ) = イェーガー(エレン)

実演販売してた金髪ヅラ = エルヴィン

乙でした


やっぱイェクラのセンスがすごいわ

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