宇宙人「あ~あ、暇」
宇宙人「どこの星も侵略しちゃったし、暇だー」
宇宙人「ん?青い星……?」
宇宙人「確かあれは地球と言われていたなぁ」
宇宙人「ちょうどいい!暇潰しに侵略だぁ!」
支援
ー日本 東京
宇宙人「この町が良さそうだな」
宇宙人「なんか平和ボケしてそうだし、よし!」
宇宙人『おい!聞きやがれ!!平和ボケしたもうすぐ奴隷となるカスどもよ!!!!!』
男ナンカキコエター?
女ナンモー
宇宙人「え?」
宇宙人「え、ちょ、聞こえてないの?」
宇宙人がいるところ→スカイツリーてっぺん
宇宙人「そうだ!ちきゅーじんが聞こえてないだけで私は悪くない!」
宇宙人「そうだ!そうだ!」
宇宙人「寂しく………ぐす……………ないもん………………」
航空自衛隊員「なんだ?あれ?」
航空自衛隊員2「行ってみっか」
宇宙人「……………ん?」
F-15x2
宇宙人「え?何、あれ?」
航空自衛隊員『えー、未確認飛行物体に継ぐ。こちらは航空自衛隊』
航空自衛隊員2『我々の指定した着陸地点に向かいなさーい』
宇宙人「え!?人間って空飛べたの!?」
宇宙人「と、とにかくこっちにくるぅ!!」
航空自衛隊員『直に着陸しなさーい』
宇宙人「?従えってことかな。ついていこ」
航空自衛隊員『よーし、そのまま、そのまま』
自衛隊オタ「お、おい!見ろよ!あれ!」
自衛隊オタ2「ん?……あ、あれは……」
自衛隊オタ「F-15がなんかを護衛してるぞぉ!!」
自衛隊オタ2「写真!写真!」パシャパシャ
宇宙人「ビクッ(だ、誰かに見られてるぅ………怖いよぉ…………)」
~羽田空港(非常自体のため)~
宇宙人「(人間についていったらなんかひこーきいっぱいなとこについた)」
宇宙人「(もしかしてウチの星ねらわれている!?)」ガクガクガクガクガクガクガクガク
宇宙人チラツ
自衛隊員sギロッ
宇宙人「(ひぃイイイイイにーらーまーれーたああああああああああああああ)」
ガクガクガクガクガクガクガクブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
自衛隊員「(えらい震えているなぁ…こいつ)」
宇宙人「(それからというものの)」
宇宙人「(なんか四角い部屋につれていかれて)」
宇宙人「(お前は誰だ、とかなんだあれは、とか聞かれて)」
宇宙人「(ウチが乗ってた宇宙船なんか没収されてて)」
宇宙人「(あげくなんか漏らしちゃって散々………)」
宇宙人「(あ、でもかつどんとか言うのはうまかった)」
期待
宇宙人「まぁでも人間から解放されたんだし!」
宇宙人「侵略活動かいしだあああ!!」
男「(変わった娘だなぁ)」
宇宙人「さてとまずは人間どもに私の存在を教えてやらないと!」
宇宙人「いくら空を飛べようと知能は猿以下のはずよ!」
宇宙人「ちょちょいのちょちょいで侵略完了!!」ヒュー
~『山田さん、今日は私が払います。
いいえ山本さん、今日は私が払います公園』~
宇宙人「なんか変わった公園ねぇ」
宇宙人「まぁいいわ!早速私の存在を教えてやるわ!」
おばさん「(大丈夫かしら、この娘)」
おっちゃん「(暑さでやられたか?)」
トム「(オー、クレイジーガール)」
子供「(ママー何あれ?)」
ママ「(見ちゃダメよ!)」
長谷川さん「(あ、グラサンとれた)」
宇宙人ガッ、ステーンずぞぞおおゲスッ
おっちゃん「(空き缶踏んで)」
おばさん「(盛大にこけたぁ!?)」
おじいちゃん「(しかも勢いで滑り台を逆そう!?)」
バーちゃん「(そのままギャグ漫画みたいに地面へ……だとぉ!?)」
ガキんちょ「(なんなんだ!?あいつ)」
秋山「(あんなの俺には真似できねぇ、神業だぁ!鳥肌たつぅ)」
皆ジイー→→→→→→→宇宙人
宇宙人「(ふええ皆にみられてりゅううう)」
長谷川さん「(あ、あの娘、俺の空き缶踏んだwww)」
男「(…………………)」
宇宙人「(それからというものの)」
宇宙人「(泥んこになったあげく)」
宇宙人「(なんか拍手されて)」
宇宙人「(おっさんのグラサン踏んで)」
宇宙人「(ガキんちょに指さされて)」
宇宙人「(もういや……この星………)」
長谷川さん「(あ、ああ、オレのグラサン…………)」
新八「ぎ、銀さん?なんか、長谷川さんが………」
銀さん「気にすんなぱっつぁん。大方パチンコで刷ってきたんだろ」
神楽「そうある。それに新八、長谷川さんなんて立派な名前じゃあないある。アイツはただのマダオある。」
銀さん「そーそー、あの姿は将来の新八でもある。」
新八「いや、ちがうから!!」
~オフィス街~
宇宙人「さて、気をとり直して」
宇宙人「さっきのは公園だったからいけなかったんだ」
宇宙人「今度は四角いビルが乱立しているここよ!」
宇宙人「ここにはさっきみたいな連中はいないわね!」
宇宙人「早速行動かいし!!」
サラリーマン「(…………?)」
おっさん「(大丈夫か、こいつ)」
OL「(やだ…私の年収低すぎぃ!?)」
男「(………………………………)」クスリ
宇宙人『えー、地球人に継ぐ。地球人に継ぐ』
人々ザッ、チラ
宇宙人『私達宇宙人がまもなくこの町を制服する!』
宇宙人『逆らうやつは武力で押さえつけるぞ!』
宇宙人『さらにはこの町も破壊せざるを得ないことにもなるぞ!』
宇宙人『さぁ!さっさと降伏しやがれ!』
宇宙人『んで質問は!?』
(((((((`'_'´))))))))††††ザッ
宇宙人「(…………え??)」
m9(^Д^)プギャー
宇宙人「(え???こんなんだったっけ????)」
宇宙人「(まぁいいか)じゃ、じゃあ一番前のあなた」
サラリーマン「えっとですねぇ……」
宇宙人「(何でもこい!)」
サラリーマン「まず何でそんなに偉そうなんですか?人にものを頼む時は礼儀というものがあるじゃないですか。それにあなた一人しかいないのに私達、って言うのはおかしいですキ○ガイですか?あなた。あと真っ昼間からうるさすぎ。迷惑防止条例違反ですよ。それにSF系映画の見すぎじゃないですか?少し頭を冷やしたらどうですか?」
宇宙人「」
サラリーマン「では、私はこれで。」
宇宙人「」
宇宙人「(何!?いまの……)」
宇宙人「(まぁ、次々)で、では次。そこのあなた」
青年「はい、でどうなの?」
宇宙人「………?」
青年「実際に来て、町壊すだけ壊したあと、直してくれんの??」
宇宙人「……え?」
青年「ですから壊したあと元通りに戻してくれるんですか?」
宇宙人「(え?かんがえてない……どうしよ………)」
女性「そうよ、どうなの実際。」
おじさん「俺の家族が殺されたら生き返らせてくれんのかよ?」
おっさん「俺の家ぶっ壊されたら元に戻してくれんのかよ」
少年「学校なくなったらどうなんの?」
オタク「同人ショップは壊さないでwwwwwwwww」
サラリーマン2「仕事は?なくなったら家族養えない」
サラリーマン3「そもそも普通こわすかよww」
サラリーマン4「そのまま使えばいいのに」
OL「原発とかの問題も解決してくれんの?」
おっさん「在日チョンども強制的に半島に帰らせてくれんの?」
部長「TPPは?」
青年2「被災地復興早くやれよー」
ワイワイガヤガヤ
宇宙人「(違う!私が考えてたのと違う!)」
宇宙人「う、うるさい!そんなのはあんたたちが解決しなさい!!」
青年「でも支配すると言うことは我々のリーダー的なものになるということですよね?だったらリーダーが我々の問題を解決してください。」
ソーダ、ソーダ
宇宙人「う………」
青年「だいたい、壊すっていっても壊したあとすぐに戻るわけないじゃないですか。日本の経済状況わかります?若干荒れてるんですよ。そんな状態で首都である東京の破壊なんて日本の終わりです。」
宇宙人「資材とかは他の国からもらえばいいじゃん」
青年「日本の借金いくらだと思います?軽く億こえてんですよ。その状態でまた増やされたら消費税が8%になったばっかなのにまた上がってしまいます。」
宇宙人「お金なんてあんたたちから…」
青年「だから我々の町を壊されたら働く場所もなくなるんですよ。そうなったらお金が稼げないんですよ。」
おばさん「これ以上働く場所が無くなるとニートが増えて事実上日本は経済破綻ですわ」
青年「なので侵略するなら最低限
・原発問題
・日韓問題
・TPP
・東京都心の再開発
・過疎過密
・震災の復興
・竹島問題
・ニート問題
・高齢化
・人口減少
これらはクリアしてください」
宇宙人「ちょ……多いよ~」
青年「これだけじゃあありません。まだまだ山のようにあります。」
宇宙人「ふええ、怖い」
宇宙人「(それからというものの)」
宇宙人「(あーだこーだうるさくなって)」
宇宙人「(結局逃げて)」
宇宙人「(気づいたら夜…………)」
宇宙人「もうやだ、この星……」
宇宙人「帰ろうにも帰れないし………」
宇宙人「あーお腹すいた~~~」
???「なら、うちにくる?」
宇宙人「誰?」
男「ご飯、うちで食べていきな。」
宇宙人「(神がおった………)」
男の家
宇宙人ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ
男「はは、よく食べるねぇ」
宇宙人「あ、ごめんなさい……」
男「いいんだよ、どんどん食べて。」
宇宙人「……………あの、」
男「どうした?」
宇宙人「どうして私なんかにこんなに美味しいご飯を……?」
男「………ちょっと思い出したから、かな」
星新一にこんなんあったな
宇宙人「思い出した?」
男「うん、俺の彼女。」
宇宙人「へぇ、お名前は?」
男「女、って言うんだ」
宇宙人「女…さん」
男「そうだなぁ…君みたいに明るくて、行動力あって少し落ち着きがない、かな?」
宇宙人「それ、けなしてませんか?」
男「はは、そんなことないよ。ただ、羨ましくてね。」
宇宙人「……どういうとこがですか?」
男「全部さ。明るいとこも、元気なとこも俺にはないからさ、うらやましいんだよ。」
宇宙人「そ、そんなことないですよ」
男「ありがとう。そういってくれて」
宇宙人「女さん、幸せですね。こんな素敵な彼氏がいて。」
男「幸せにできたかなぁ、俺。」
宇宙人「………え??」
男「女は、去年、死んじゃったんだ…」
男「ちょうど付き合って2年目に女が大学で倒れたって聞いて」
男「病院にすっとっんでったら医者が女は肺癌だってさ。それもかなりの」
男「信じたくはないけどアイツ生まれつき体が弱くてさ。信じるしかなかった」
男「女にその事伝えたら笑顔を作って『なぁんだ!冗談やめてよ~』だってさ。」
男「俺知ってたんだよ。アイツあのとき俺のこと気遣って無理に笑顔作っていたの」
男「んで会うたびにやつれてってちょうど明日が山だって言われて」
男「あいにいったら最後まで笑ってて『会えてよかった……』って言って俺の手を握りながら死んでって………」
男「ううっ………うっ………くっ……」
宇宙人「あ、あのごめんなさい!」
男「いいんだよ、気にしないで、ほら食べて食べて。」
宇宙人「………でも」
宇宙人「(結局お風呂まで借りてお泊まりに)」
宇宙人「(男さんの気持ちも知らずにわたしはこの国を滅ぼそうとしてたんだ…)」
宇宙人「(…………………)」
宇宙人「(……最低だ、私)」
宇宙人「(男さん、ありがとうございました)」ガチャリバタン
陸上自衛隊練馬のとこ
宇宙人「……」
自衛隊員「君?ここは侵入き……」
宇宙人「うるさい」グッ
自衛隊員「」ばたっ
自衛隊員2「大変だぁーーー」
ワアアアアアアアア
宇宙人「チッゴミ虫め」
宇宙人「消えろ!」
『スピア・ザ・グングニル』
ウワアアアアアアアア
宇宙人「(あった、宇宙船)」
宇宙人「(乗り込んで………その前に)」
男「……外が騒がしい」
TV『本日、謎の少女と思われる人物が自衛隊基地を襲撃し…』
男「はは、朝から元気だねぇ」
TV『……また、基地には
ありがとう、男さん。
またいつか。
とかかれていた模様です。……』
男「こちらこそ、一夜だけの彼女さん。」
第一部 おしまい
次回予告
宇宙人「ここが、ロンドン……」
男「女を俺は見殺しにしたも同然だ!」
友「良い話がある」
ーーーー「全ての終わりは
全ての始まり」
次回スレタイトル
宇宙人「侵略してやるぅ!」ロンドン市民「」
多分やる
ちょっと出掛けますがおまけを後で書くのでのっとったりしないでください。お願いします。
どもです。おまけぼちぼち書いていきます
おまけ1
ガチャ
パチェ「あら、レミィ。どうしたの?」
レミィ「外の世界が見れる水晶を貸してくれない?」
パチェ「いいけど……どうしたの?」
レミィ「なんか私のグングニルが使われたあとがあって」
パチェ「フランとかチルノじゃないの?」
レミィ「そう考えたんだけど、二人ともこころあたりなしってさ。」
パチェ「そう。はい、これが水晶。」
レミィ「助かるわ。」
レミィ「……………へぇ、なるほどぉ……」
パチェ「?どうしたの?」
レミィ「案の定、私のグングニルを使ったやつが外の世界にいたわ」
レミィ「けれどそいつのことを見ていくと面白いことになるのよ」
パチェ「レミィの面白い、は私よくわからないわ」
レミィ「まぁそのうち分かるようになるわ。」
レミィ「さて、第三者として“宇宙人”の運命を操らせてもらいますか。」
おまけ2
4年前、大学
男「(めんどくせぇ)」
男「(就職のためとか言われて大学受験受けて受かったけど…)」
ワイワイ ガヤガヤ
男「(リア充うぜぇ)」
男「(もういいや…入学式終わったし、帰ろ…)」
男「(帰って紅魔郷やりたい………)」
女「……」ジーーーー
男ビクゥ「(だ、誰かにみられた!?)」
ん?終わり??
星新一www懐かしすぎわろすww
星新一 「」
つまんね
期待した俺が馬鹿だった
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