・伊織20歳になった設定
すぐ投下終わります
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律子「誕生日おめでとう、伊織。乾杯!」
伊織「乾杯。………ビールって言うのは不味いのね。」
律子「あら、20になったばかりの伊織にはまだ早かった?」
伊織「そうね、日本酒の方がまだ美味しいわよ。」
律子「意外だわ…アンタ、ワインの方が美味しいって言うと思ったのに。」
伊織「ワインにはあまりいい思い出が無いの。」
律子「そう。………本当に、アイドルを辞めるのね?」
伊織「もちろん。20を過ぎたら、私もプロデューサーになる、って言ったでしょう?」
律子「………決心は固いのね。分かった。」
伊織「トップアイドルになって分かったわ。高みに上り詰めても、寂しいだけってね。」
伊織「いつかは、終わりが来てしまうもの。私が欲しいのは、確固たる居場所。砂上の楼閣なんて嫌だわ。」
伊織「色あせて終わってしまうよりも、私は煌びやかなまま終わるのよ。」
律子「ふぅん………。」
律子「………伊織、あなた、お酒弱いのかしら?」
伊織「な、ど、どうしてよ?」
律子「普段より饒舌よ。まだおかわりも頼んでないのに。」
伊織「ふん。ビールは不味いけど気分がいいわ。なんせ、誕生日だもの。」
律子「それを酔っていると言うのよ。」
伊織「そんな事くらい知ってるわよ!!」
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伊織「こうして歳を取ると言う事は、未来への階段を上ると言う事他ならないのよね。」
律子「藪から棒に、どうしたの。」
伊織「今、過去を振り返ろうとしたのよ。でもね、私は階段を上り続ける以外道がないって思ったわ。」
伊織「水瀬伊織はここに居る、って証明する為に、ずっと登って、登って。」
伊織「いつかはお母様に届けるのよ。貴女の娘はここまで上り詰めたわ、って。」
伊織「何を言っているか分からなくなってきたわ。………お酒、もう一本頼んでいい?」
律子「潰れても知らないわよ。」
伊織「いいのよ。ええ。今日はめでたい日だもの。」
律子「………しょうがないわね、こうなったらとことん付き合ってあげる。」
伊織「望む所よ、にひひっ♪………ふぁあ………。」
律子(この調子だと、すぐ潰れそうね。………世話が焼けるんだから。)
おわり
階段~をあがれあ~がれ~
https://www.youtube.com/watch?v=rVPoIlCpllU
ハッピーバースデー伊織さま~~~
しかしただ単に伊織と律子が飲んでるだけって言うSSになった
多分他の人がこってりとした伊織誕書くと思うので、俺はあっさりめに
見てくれてありがとう
乙おつ
おつおつ
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