加蓮 「はぁーっ、いいなぁー…」
奈緒 「何だ、どうしたんだよ急に」
加蓮 「私も欲しいなー…」
凛 「私のハンバーガー?あげないよ」
加蓮 「ちがうー」
奈緒 「私のポテトか」
加蓮 「ちーがーうーもっと可愛いものだよ」
奈緒 「わかった!ネイルだろ、加蓮は何かにつけてネイルだよな全く」
加蓮 「ちーがーうーからドヤ顔やめなさい」
奈緒 「えー、じゃあ何だよ」
加蓮 「ハナコだよ…!」
凛 「ハナコ?」
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モバマスSS、短めです。
加蓮 「こないだ凛がトークにハナコ貼ったじゃん」
凛 「あー…夜中までトークしてた時」
奈緒 「あったあった」
加蓮 「もうそれが超可愛かった…!」
凛 「そんなに?ありがと」
奈緒 「確かにあの時荒ぶってたもんなー加蓮」
加蓮 「ねぇ凛…ハナコちゃんちょうだい…」
凛 「あげようか?ハナコ」
加蓮 「くれるの!?」
凛 「嘘だよ」
加蓮 「えーいじわる」
奈緒 「あげられるもんじゃないだろ…」
凛 「写メならもっとあげるよ」
加蓮 「やった!さすが凛」
奈緒 「あー、あたしにもくれ」
加蓮 「何だ、奈緒も欲しいんじゃん」
奈緒 「だって可愛かったし…」
加蓮 「だよねー…!」
凛 「トークに貼っとくね」
奈緒 「サンキュ」
加蓮 「あー私も飼いたいなぁーハナコ」
奈緒 「加蓮の家犬ダメそうだもんな」
加蓮 「私が体弱かったからねー」
奈緒 「まあ、しょうがないな」
凛 「犬なんてうるさいだけだよ?」
加蓮 「えぇー、そう?」
凛 「毎日散歩にも行かなきゃいけないし」
加蓮 「んー…」
凛 「体洗ってトイレだって世話しなきゃ」
加蓮 「でも可愛いでしょ?」
凛 「可愛いよ」
加蓮 「うわぁー羨ましい…」
加蓮 「あぁー、ハナコじゃなくてもいいから犬とふれあいたいよー」
奈緒 「やけにしつこいなお前…」
加蓮 「もう何だかわんわんの気分」
奈緒 「は?何て?」
加蓮 「ごめん今の無し」
凛 「じゃあさ、付いてくる?」
加蓮 「どこに?」
凛 「私今日帰る前にペットショップ寄ってこうと思ってたんだけど」
加蓮 「ペットショップ…」
凛 「ハナコに買っていかなきゃいけないものあるし」
加蓮 「行く!行く!」
凛 「奈緒も大丈夫?」
奈緒 「ん…そうだな、行ってみるか!」
凛 「よし、決まりだね」
加蓮 「よし!しゅっぱーつ!」
奈緒 「お前はまずハンバーガー食えよ」
加蓮 「あっ…」
凛 「会話に夢中になり過ぎだよ」
加蓮 「はーい…」
加蓮 「おぉーっ、結構広いじゃん」
奈緒 「こんなに近くにあるのに来たこと無かったなー」
凛 「まぁペット飼ってないと来ないだろうしね」
加蓮 「よっし犬見に行こう犬!」
奈緒 「はしゃぎすぎだろ、加蓮」
加蓮 「あっち?あっちか!わんちゃん!」
奈緒 「何か今日めちゃくちゃテンション高いなあいつ…」
凛 「ふふっ、まぁいいんじゃない?付き合ってあげてもさ」
加蓮 「うわぁー、可愛い…」
奈緒 「うぉぉ、たくさんいるな…」
奈緒 「ねぇ凛、ハナコってこの子と同じ犬種?」
凛 「そうだね、ヨークシャーテリア…ハナコはそれとダックスとのミックスだけど」
加蓮 「可愛い…もふもふしたい」
奈緒 「噛まれるぞー」
加蓮 「噛まれたい…」
凛 「痛いよ」
奈緒 「噛まれたのか?」
凛 「ヨーキーもダックスも気が強いからね」
奈緒 「飼い主に似たのかもな」
凛 「そうかな?」
加蓮 「羨ましい…」
奈緒 「お前は落ち着けよ」
加蓮 「見てー、こっちの犬もふもふだよ」
奈緒 「おー、可愛いな」
凛 「奈緒みたい」
奈緒 「そ、そうか?」
凛 「もふもふしてる」
加蓮 「でも奈緒は犬ってより猫だよねー」
凛 「ツンデレだからね」
奈緒 「はぁ!?あたしツンデレとかじゃねーだろ!」
加蓮 「はい、お約束いだだきました~」
奈緒 「あれだろ、猫は加蓮で犬は凛だろ」
凛 「私が犬?」
奈緒 「ドーベルマンとかっぽい」
加蓮 「あー、わかるそれ」
凛 「そうかな?」
奈緒 「ほら、あっちにいる」
加蓮 「うわ、おっきい…」
奈緒 「近づかないのか?」
加蓮 「大型犬はちょっと怖い、かも」
凛 「大きい子のほうがお利口で大人しかったりするんだよ…ね?」
加蓮 「凛、すごいな…」
奈緒 「さすが、飼ってる人は違うな-」
凛 「じゃあ私ハナコの道具見てくるから、二人で適当に時間つぶしてて」
奈緒 「おう、わかった」
…
加蓮 「鳥だよ-、鳥!」
奈緒 「可愛いな!こいつら」
加蓮 「私鳥飼おうかなー」
「コンニチワ!」
奈緒 「うおっ!?」
インコ 「コンニチワ!」
奈緒 「うぉぉ見ろ加蓮!こいつ喋るぞ!すげぇ!」
加蓮 「うわーすごい…お利口」
インコ 「コンニチワ!コンニチワ!」
奈緒 「うぉぉ凄いな!こんにちはって!」
加蓮 「…ふーん、あんたが私のプロデューサー?」
インコ 「コンニチワ!コンニチワ!」
加蓮 「ふーん、あんたが私のプロデューサー?」
インコ 「コンニチワ!コンニチワ!」
加蓮 「ふーん、あんたが私のプロデューサー?」
インコ 「コーン…ニチワ!コンニチコンコンニュチワ?」
加蓮 「ふーん、あんたが私のプロデューサー?」
インコ 「コーン…アンニチワタニチプロニューチャ?」
奈緒 「やめとけよ…」
…
凛 「お待たせ」
奈緒 「おー、おかえり」
加蓮 「あんたが私のプロデューサー?あんたが私のプロデューサー?」
凛 「…何してるの?加蓮」
奈緒 「何してるんだろうな…」
加蓮 「あっ凛!?もういいの!?」
凛 「うん、すぐに探してたもの見つかったから」
加蓮 「よし!じゃあ次行こう次!」
凛 「?そんなに急がなくてもいいのに」
加蓮 「いやぁー、楽しいなペットショップって!」
インコ 「…フーン!アンタガワタシノプロデューサ!アンタガワタシノプロデューサ!」
奈緒 「お、ハリネズミだ!珍しいな」
加蓮 「あっ、奈緒だ」
凛 「奈緒だね」
奈緒 「え、何が私なんだよ?」
凛 「昔加蓮と『奈緒ってハリネズミみたいだよね』って話してたんだ」
奈緒 「私が?ハリネズミ?」
加蓮 「うん。なんかツンツンしてる所とか似てるし」
奈緒 「だからツンツンとかしてねーだろ!」
凛 「あと髪の毛もなんだか似てるし」
奈緒 「そ、そうか…?」
加蓮 「それに可愛いし」
奈緒 「可愛っ…いや似てねーだろ!似てねーって!」
加蓮 「私ハリネズミ飼おうかな-」
奈緒 「ハリネズミってどうやって飼うんだ?」
加蓮 「それでねー奈緒って名前つける」
奈緒 「やめてくれ」
加蓮 「奈緒―ご飯の時間だよー」
奈緒 「恥ずかしいって!」
凛 「あのカラカラを一生懸命走り続ける奈緒」
奈緒 「走らねーよ!てかそれハムスターだろ」
加蓮 「それで疲れた奈緒と一緒に寝る」
奈緒 「ハリネズミと一緒に寝たら針が刺さりそうだな」
奈緒 「ハリネズミはダメだな」
加蓮 「えー、残念」
凛 「しょうがないよ。…じゃあ行こうか、奈緒」
奈緒 「凛、それハリネズミだ」
加蓮 「あれ?大きなハリネズミがゲージの外に出てる」
奈緒 「…おーまーえーらーなぁ…」
加蓮 「やばっ、怒った」
凛 「からかいすぎちゃったな…」
奈緒 「私はもう知らん!」
凛 「まぁまぁ奈緒、謝るよ」
加蓮 「ごめんね、奈緒」
奈緒 「…まぁいいよそんな、別に怒ってないし」
凛・加蓮 (毎度思うけど優しいな…)
…
加蓮 「魚だ-!」
凛 「このコーナー、蒼いね…!」
奈緒 「そうだな、ライトがな」
加蓮 「えへへー可愛い」
凛 「ねえ、マグロはいないの?」
奈緒 「マグロォ!?」
凛 「マグロってね、泳ぐのを止めると死んじゃうんだって」
奈緒 「あ、ああ…そうらしいな」
凛 「蒼いよね…!」
奈緒 「いやでもペットショップにマグロはいないだろ…」
加蓮 「いた!」
奈緒 「嘘ぉ!?」
加蓮 「うわー本物のニモだー」
奈緒 「ああ、カクレクマノミね…」
野生のハリネズミってかなり不潔だったっけ
危ない
加蓮 「私魚飼おうかなー」
奈緒 「何でもかんでも飼いたがるな…」
加蓮 「だってー」
凛 「…私も飼いたい」
奈緒 「凛もか?」
凛 「この蒼い熱帯魚…」
奈緒 「ホント青好きな…」
加蓮 「ねぇー、事務所で飼おうよ熱帯魚」
凛 「加蓮、それすごくいい」
加蓮 「でしょー?ねぇ、いいでしょー奈緒―」
奈緒 「えっあたし!?あたしじゃなくてちひろさんとかに言えよ」
加蓮 「だってちひろさんなんやかんやでうやむやにしそうなんだもん」
奈緒 「あー…」
凛 「検討するフリしてからの無かったことコースだよね」
奈緒 「じゃあプロデューサーにお願いするとか」
加蓮 「プロデューサーがちひろさんに勝てるかな…」
凛 「今度直接連れてきて買わせるしか無いね」
加蓮 「よし、凛それでいこう」
凛 「しっかり計画立てて失敗しないようにね」
奈緒 「プロデューサー大丈夫かな…」
凛ちゃんの蒼キチっぷりが…
…
奈緒 「ほら二人とも、いつまで見てんだよ」
加蓮 「え?そんなにだった?」
奈緒 「もう軽く10分は眺めてたぞ」
凛 「うーん…やっぱりこの蒼い魚がいいな…」
加蓮 「私はやっぱりカクレクマノミー」
奈緒 「飼う前提かよ」
凛 「ホントはマグロがいいんだけどね」
奈緒 「いや、マグロが泳いでる事務所は嫌だぞ…」
凛 「水槽とかも買わなくちゃだね」
加蓮 「いくらくらいになるのかな?」
凛 「計算してみないと」
加蓮 「まあ私達が買うわけじゃないけど」
凛 「そうだね」
奈緒 「プロデューサーをいたわってやれよ…」
奈緒 「ほら、もう魚コーナーから離れるぞ」
加蓮 「はーい、んー…疲れた…」
凛 「ふぅ…あっ」
奈緒 「どうした?」
凛 「ハナコのリードも新しく買うんだった…」
奈緒 「忘れものか」
加蓮 「じゃあついてくよ」
凛 「ごめん、ありがと」
ハリネズミの下りに笑った。
それとまあ熱帯魚は綺麗だからね。 仕方ないね。
加蓮 「いっぱいあるねー」
凛 「うん、おもちゃとかベルトとか首輪とか…」
奈緒 「何か凛がそういうの持ってるとそれっぽいよな」
凛 「それっぽい?」
奈緒 「女王様っぽいよな」
加蓮 「あー、わかる-!」
凛 「女王様…?そうかな…」
加蓮 「ちょっとこのベルト持ってみて」
凛 「こ、こう…?」
加蓮 「あーそれっぽいそれっぽい!」
奈緒 「こっちにベルトを…こう!」
加蓮 「あー!似合う!写メ取っていい?」
凛 「ちょっとやめて…恥ずかしいから」
奈緒 「もっと見下すような感じで!」
加蓮 「あーすごいSっ気あるわー」
奈緒 「奴隷とか飼ってそうな感じだよな」
加蓮 「それはアニメの見過ぎじゃない?」
奈緒 「えっ?」
凛 「もう恥ずかしいから終わり…レジ行ってくるよ!」
奈緒 「あー、行っちゃった」
加蓮 「さって、帰る前にもう一回わんちゃん」
奈緒 「結局犬かい」
加蓮 「だって可愛いんだもん」
…
凛 「買ってきたよ、また犬見てたの?」
加蓮 「おかえりー」
奈緒 「ほんとに気に入ったんだな、犬」
加蓮 「んー、昔っから飼いたかったからねー…」
奈緒 「そっか…」
加蓮 「テレビで犬とか見るとね、私も飼いたいなーってちょっと寂しかった」
凛 「加蓮…」
加蓮 「あの頃はね、あんまり外にも出れなかったから…犬見たことも数えるくらいで」
奈緒「…もう少し見てるか?」
加蓮 「…ううん、いいや。行こっか」
奈緒 「もういいのか?」
加蓮 「もうちょっと見ててもいいけど…今は凛と奈緒がいてくれるから、寂しくないかなって」
凛 「うん…そうだね」
奈緒 「何だよ…照れくさいこと言いやがって」
加蓮 「えへへ…」
…
凛 「まあ、また来るしね」
奈緒 「ホントに買わせるのか?熱帯魚…」
加蓮 「買ってくれないかな?」
奈緒 「どうだろ…プロデューサーもそんなにお金なさそうだし」
加蓮 「えぇーっ」
奈緒 「あっでも、あたし達がもっと売れたら買ってくれたりするかもな」
凛 「マグロも?」
奈緒 「いや、マグロは知らんが…」
加蓮 「そうだね、私達がもっと人気アイドルになれば…」
奈緒 「むしろ熱帯魚とか事務所にプレゼント出来るくらいにな」
加蓮 「それ、いいかもね」
凛 「ふふっ…何だか私すごくやる気出てきちゃった」
加蓮 「ねぇ、凛、奈緒…これからも私達三人で!」
奈緒 「ああ、人気アイドル目指して!」
凛 「走っていこう…!止まるつもりはないから、ついてきてよ?」
奈緒 「ったく、当たり前だろ!」
加蓮 「…よーっし、トライアドプリムス三人で、これからもがんばってこー!」
「「「おーっ!」」」
加蓮「トライアドプリムスとペットショップ」おわり
おつ
おわりですー
家の犬がうるさいので書きました。
凛様に首輪選んでもらいたい勢です。
最近書いたもの
ありす「あ、リス」美羽「ふっw」
美羽「みうさぎノートと」加奈「今井メモ!」
読んでくれた皆様ありがとうございました!
マグロはさすがに無理だろ
カジキにしとこう
おつ
マグロ飼うってどう運んでもらうんだろ…
おっつおっつ
P「いざとなったらマグロになりそうな奈緒で我慢しなさい」
しぶりん蒼キチすぎぃ
あとしぶりんはむしろ犬の方だと思います
マグロを飼うためにトップアイドルを目指すのか…?
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