【安価】グリP「恋愛シュミレーション?」 (288)

注意
・遅い
・不定期


小鳥「プロデューサーさん」

P「何ですか?」

小鳥「プロデューサーさん、最近アイドル達を性的な目で見てますよね」

P「…はぁ!?いきなり何言って…」

小鳥「これは重要な問題なんですよ!アイドルに恋愛は御法度ですから!
で、見てますよね?」

P「いや…常にそういう目で見ているわけじゃないですよ?
でも、偶にドキッとさせられることはあります…」

小鳥「まずいですね」

P「そうでしょうか」

小鳥「まずいですってば!そこで今ならこの私が」

P「あ、小学生組を迎えに行かねば」

小鳥「最後まで聞いてくれたっていいじゃないですかぁ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397029493

小鳥「というわけではいこれ」

P「何ですかこれ。ゲーム?」

小鳥「そうです。うちのアイドル達と恋愛ができるんですよ!」

P「へぇ…こんなの売ってたんですね」

小鳥「いえ、私が作りました」ドヤア

P(何か凄いこと言ってるぞこの人)

小鳥「だからプロデューサーさん、うちのアイドル達は諦めて二次元で我慢してください」

P「いや俺はアイドルに手を出そうなんて思ってませんからね?」

小鳥「念のためです。今度の休日にでもやってみたらどうですか?」

P「はあ…」

~休日~

P「結局気になって起動してしまった」

P「別に実際に手を出してしまいそうだから二次元で我慢…という目的でするんじゃないからな」

P「ち、違うからな…」

\サンキューフォーツークロー/

P「Thankyouが流れるのか、豪華だな…ってこの声小鳥さん!?」

P「気合い入ってるな。
ええと、はじめからっ…っと」

P「姓はP、名はp。よし、スタートだ!」

シミュ…いやなんでもない

―――
――


俺はP。アイドル事務所、765プロの新人プロデューサーだ。

一ヶ月の研修を終え、今日やっと担当のアイドルと顔を合わせることとなっている。

P「おはようございます」

社長「やあPくん、研修ご苦労だったね」

P「あっ、社長!お疲れ様です」

社長「さて、今日は予定通り君が担当するアイドルと顔合わせをするのだが、その前に我が765プロの事務員を紹介しておこう」

社長がそう言い終わると奥から緑の髪の女性が出てきた。なかなか…いやかなり美人だ。

音無小鳥「初めましてプロデューサーさん、事務員をやっている音無小鳥と申します」

P「初めまして、Pです。765プロは事務員さんまで美人なんですね」

音無小鳥「や、やだ…プロデューサーさんったら///」

ほ、ほら小鳥さんが趣味で作ったから

>>5
\(^O^)/

小鳥「私のことは小鳥さんって呼んで下さい」

P「分かりました、小鳥さん」

社長「ではPくん、そろそろ担当アイドル達と顔を合わせてもらおうか」

P「アイドル…“達”?」

社長「ああ、君には三人組のユニットを担当してもらおうと思っている」

P「ユニットですか!?」

社長「不服かね?」

P「いえ、そんなことは…」

不服だなんてとんでもない。
ただ、新人の俺がいきなり三人ものアイドルをプロデュースできるのか不安があるのも事実だった。
だが、この日の為に今まで頑張ってきたのだ。

P「是非やらせてください!」

気づいたら俺は、自分でも驚くほど大きな声を出していた。

社長「うむ、いい返事だ。三人は既にダンスレッスン室で君のことを待っている。直ぐに向かってくれ」

P「分かりました。あの、社長、小鳥さん…

これからお世話になります!」

俺は二人に向かって深々と頭を下げるとダンスレッスン室へと歩みを進めた。

※これから安価で攻略対象になる三人のアイドルを決めます。
偏りを無くす為、VoDaViそれぞれの属性から一人ずつ選びます。

ユニット一人目

天海春香
如月千早
四条貴音
三浦あずさ
水瀬伊織
春日未来
松田亜利沙
最上静香
木下ひなた
箱崎星梨花
天空橋朋花
高山紗代子
望月杏奈
ジュリア
田中琴葉
矢吹可奈

誰にしよう?>>12
無効は安価下

可奈

一人目→矢吹可奈

二人目

菊地真
我那覇響
高槻やよい
真壁瑞希
大神環
島原エレナ
福田のり子
北上麗花
百瀬莉緒
横山奈緒
エミリー・スチュアート
高坂海美
佐竹美奈子
馬場このみ
永吉昴
野々原茜
舞浜歩

誰にしよう?>>15

美奈子

奈緒

エミリー

真壁

一人目→矢吹可奈
二人目→横山奈緒

三人目

星井美希
秋月律子
萩原雪歩
双海亜美
双海真美
伊吹翼
所恵美
豊川風花
徳川まつり
中谷育
七尾百合子
二階堂千鶴
宮尾美也
北沢志保
篠宮可憐
周防桃子
伴田路子

誰にしよう?>>20

恵美

桃子

恵美

美希

~ダンスレッスン室前~

着いた。この扉の向こうに俺が初めて担当するアイドルがいるのだ。

俺は緊張をほぐすように深呼吸をすると、やけに重たく感じる扉を開け中に入って行った。

三人「おはようございます」

レッスン室の中に入ると、三人の女の子が横一列に並んでいた。

P「おはよう」

一番左の女の子は茶色の髪をした元気そうな印象の子だ。

~プロフィール~
名前:矢吹 可奈(やぶき かな)
年齢:14歳
身長:155cm
体重:43kg
B-W-H:77.0cm/54.0cm/76.0cm
誕生日:8月18日(獅子座)
血液型:A型
利き手:右利き
趣味:なんでも歌にすること
特技:合唱
好きなもの:屋上で歌うこと

真ん中の女の子はゆるく巻かれたサイドテールが可愛らしい。
腹ペコキャラなのだろうか、HARAPEKOと書かれたTシャツが特徴的だ。

~基本データ~

名前:横山 奈緒(よこやま なお)
年齢:17歳
身長:159cm
体重:46kg
B-W-H:84.0cm/57.0cm/83.0cm
誕生日:2月12日(水瓶座)
血液型:O型
利き手:右利き
趣味:銭湯&温泉巡り
特技:スタミナがある
好きなもの:友達とおしゃべり

三人目の子は他の二人と比べると少し幼いようだ。

ツンとした表情の中に緊張が見えた。

~プロフィール~

名前:周防 桃子(すおう ももこ)
年齢:11歳
身長:140cm
体重:35kg
B-W-H:73.0cm/53.0cm/74.0cm
誕生日:11月6日(蠍座)
血液型:B型
利き手:右利き
趣味:かわいいシール集め
特技:演技や台詞の暗記
好きなもの:ホットケーキ


さて、三人のプロフィールは確認し終わった。取りあえず挨拶をしなければ。

ビシッと決めた方がいいか、堅くなりすぎない方がいいのか悩むな…。

1.「宜しく」
2.「楽しくやろうな!」
3.「…よ……パ…」

安価>>27

1

2

矢吹可奈(14)
http://i.imgur.com/RoWnj8l.jpg
横山奈緒(17)
http://i.imgur.com/uuF3Uky.jpg
周防桃子(11)
http://i.imgur.com/IPJfklQ.jpg

P「俺は今日から君達を担当するPだ。
皆で楽しく活動できたらと思っている。
宜しくな!」

可奈「はい!宜しくお願いします!」

奈緒「宜しく頼むわ~」

桃子「楽しく?お兄ちゃん、芸能界はそんなに甘くないよ?」

桃子に怒られてしまった…。

気、気を取り直して…。

P「じゃあ、三人にも自己紹介してもらおうか」

可奈「矢吹可奈です!歌うことが大好きです、宜しくお願いします~♪」

奈緒「横山奈緒です。プロデューサーさん、一緒に頑張ろうや!」

桃子「周防桃子です。宜しくお願いします」

社長「やあ、皆。挨拶は済んだかい?」

P「社長!はい、たった今終わりました」

社長「そうか。では次は三人のユニット名を決めてもらおう」

P「確かに、ユニットを組むなら名前が必要ですね。
そうだな…」

ユニット名>>32

マムコエンジェル

マムコエンジェル

ハニーソング

連投だから下?

P「決めた!マムコエンジェルに」

P「いやいやいや、流石に連投はダメだからな。
ハニーサウンドにしよう」

可奈「可愛いユニット名ですね!」

社長「うむ、決まりだな。
本格的な活動は明日からだ。今日はもう帰って、十分に身体を休めておいてくれ」

P「はい!」

三人「お疲れ様でした!」

こうして顔合わせは終わった。今日は社長の言うとおり早く帰って、明日に備えておこう。


~夜、自宅~

P「さて、おやすみ…っと」

P「ん…?スマホに何か表示されているぞ?」

ハニーソングじゃ…
ハニーサウンドって聞いたことあると思って調べたら微妙に既存ユニット名と被ってたのか

被ってからこそ見間違えちゃったんだろうな……

矢吹可奈
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0.1/10

横山奈緒
好感度…1/10
ヤンデレ度…0/10

周防桃子
好感度…1/10
ヤンデレ度…0/10


※好感度、ヤンデレ度について。

好感度→0~10まであり、1の状態から始まる。基本的に攻略対象にとって最善の選択をすると上がっていく。

ヤンデレ度→0~10まであり、0の状態から始まる。好感度が上がると自動的にこれも上がる。Maxになった時点でヤンデレエンドへ。回避の方法は後ほど。

パラメーターは毎晩確認できます。

またやってしまった…
ユニット名はハニーソングでお願いします。

一応ホットケーキ、腹ペコキャラ、屋上で歌うことから連想して名づけたけど
まさか被ってるとは思わなかったwどっか頭に残ってたのかもしれないけど

ヤンデレエンドもあるのか
優秀な>>1

前にも見たぞ、シュミレーション

~二日目、朝~

P「おはよう、今日も頑張るぞ」

※朝の占いについて

朝の占いを見ると、特定の攻略対象のヤンデレ度を下げる事ができます。

朝の占いを見るならば
コンマ00~33で可奈の、
コンマ34~66で奈緒の、
67~99で桃子の、
ゾロ目で全員のヤンデレ度を下げることができます。

朝の占いを見ますか?
安価>>44

まだ見なくてもいいだろう

P「占いを見てる暇があるなら早く事務所に行って仕事を始めた方がいいな!」


~事務所~

P「おはようございます」

仕事前に誰かと話す時間がありそうだ!
誰と話そうか?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>46

さん

P「おはよう桃子、調子はどうだ?」

桃子「いいよ。桃子、早くトップアイドルになりたいの。だから調子悪くなんてなっていられないよ」

P「そうか、桃子はしっかりしてるんだな。でも頑張りすぎるなよ」

桃子「…そんなことお兄ちゃんに言われなくても分かってるもん」

P「うん、偉い偉い」

桃子「撫でようとしないで!髪がぐちゃぐちゃになっちゃうでしょう?」

P「ご、ごめん」

桃子「女の子はデリケートなんだからね」

桃子と話をした。
桃子の機嫌が良くなったので、少し失敗をしても許してくれそうだ。

さて、仕事を始めよう。

~午前、会議室~

P「さて、早速挨拶まわりに行ってハニーソングを売り込みたいところだが、その前に決めておきたいことがある」

P「それはハニーソングが何を“売り”にしているかについてだ」

桃子「そういうのってお兄ちゃんが決めることなんじゃないの?」

P「最終的にはな。だが、皆の意見も聞いておきたい」

可奈「はいはーい!私は歌を売りにしたらいいと思います!
三人で~♪いっぱい歌いた~い♪」

桃子「えー。桃子は演技派なところを売りにした方がいいと思うな。
なんて言ったって元子役の桃子がいるんだもん」

奈緒「なんや二人ともバラバラやな…。せや、ここは間を取ってダンスを売りにしたらええんちゃう!?」

P(ううむ…見事に意見が割れてしまったな)

誰の意見を採用しようか?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>49

さん

お前ら桃子先輩大好きだな
僕も大好きです

P(そうだなぁ…。経験があるというのは大きい。ハニーソングは演技を売りにして、桃子に引っ張っていってもらおう)

P「よし、決めた。ハニーソングは演技を売りにしていこう」


~午後、某スタジオ~

P「おはようございます。私765プロでプロデューサーをやっているPと申しますが、今度事務所からハニーソングというユニットがデビューすることになりまして…」

桃子「演技派を売りにしているユニットです」

監督「む、そうなのかね」

P「是非、ハニーソングを使ってください!」

三人「宜しくお願いします!」

監督「考えておこう」

P「ありがとうございます!」

この後、映画やドラマの監督やスタッフを中心に挨拶をして回った。

三人も最終的には方向性について納得してくれたようで、笑顔で挨拶をしていた。

口約束だがハニーソングを使ってくれると言う監督もいて、滑り出しは上々だったようだ。

~夜・事務所~

P・三人「ただいまー」

小鳥「皆、お疲れ様。お茶入れてありますよ」

P「ありがとうございます、小鳥さん!」

小鳥さん「ふふ、挨拶まわりはどうでしたか?」

P「中々だったと思いますよ。な、皆?」

奈緒「最後に会った監督、私らを使うてくれる言ってたで、小鳥さん!」

小鳥「あら、楽しみね」

可奈「私は歌姫とか合唱部員とか、歌える役が欲しいな~」

桃子「でも、本当に使ってくれるのかな…?」

P「大丈夫だよ。もしあの監督がハニーソングを使ってくれなくても、絶対に俺が仕事を取ってきてみせるから!」

小鳥「頼もしいですね、プロデューサーさん♪」

P「あはは…。

さて、そろそろ帰ろうか」

~夜、自宅~

P「そろそろ寝るか」

矢吹可奈
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0.1/10
横山奈緒
好感度…1/10
ヤンデレ度…0/10

周防桃子
好感度…1.5/10↑
ヤンデレ度…0.5/10↑


※補足
イベントの内容により好感度、ヤンデレ度の上昇する数値が変わります。

~三日目、朝~

P「今日は一日表現のレッスンだ。表現力は歌にもダンスにも演技にも必要なこと」

P「指導頑張るぞ!」

朝の占いを見ますか?>>56

見ない

見る

~朝、事務所~

仕事まで誰かと話せそうだ!

誰かと話す?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子
4.話さない

安価>>59

2

P「おはよう、奈緒」

奈緒「プロデューサーさんおはよう!あんな、私昨日興奮して全然寝られんかったんよ!まだ本当に駆け出しのユニットやけど、私アイドルしとるんやーって嬉しくなってもうて」

P「あはは、本当に嬉しかったんだな。奈緒をもっと喜ばせられるよう頑張らないとな」

奈緒「あ…もしかして私、喋りすぎてもうた?」

P「そんなこと無いぞ。そうやって自分自身の素直な気持ちを話してもらえると、凄く嬉しいよ」

奈緒「そ…そう?えへへ…

じゃあ、じゃあもっと話してもええ?」
P「ああ」

しばらく奈緒の話を聞いた。

奈緒の機嫌が良くなったので、少し失敗しても許してもらえそうだ。



今日はここまでにします。関西の方の方言はよく分からないので、変なところは脳内で補完してください。
ではお付き合いありがとうございました!

おつ


期待してるよ

おつおつ

乙乙

~午前、ビジュアルレッスン室~

P「三人とも着替えたな。最初は準備体操だ。動いたりもするから、十分身体をほぐしておけ」

三人「はい!」

\イッチニーイッチニー/

P「次は柔軟だ。これは二人一組で…」

P(おっと、それじゃ一人余ってしまうな。三人で交代でやってもいいが、それだと時間がかかってしまう)

P(俺が誰かと組もう)

誰と組む?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>66

2

P「奈緒は俺と、残った二人でペアを組んで柔軟だ」

三人「はい!」

俺は奈緒とペアを組んで柔軟をすることにした。

奈緒は俺に背を向け両足を限界まで広げている。どうやら身体は固くないようだ。

P「じゃあ、背中押すぞ」

奈緒「うん!」

奈緒は前方に両手を突き出す。俺はそんな奈緒の背中に両手をそえ、ゆっくりと押して行った。

奈緒「んっくっくっく…」

ある程度のところまで押すと奈緒の身体がプルプルと震え始めた。そろそろ限界だろうか。

いやでも、もう少しいけそうな気もするが…。

1.奈緒の肌、柔らかいな…
2.もう大丈夫か
3.もう少し押してみようか

安価>>68

1

P「奈緒の肌、柔らかいな…」

気づいたら俺は、そう呟いていた。

正直、女の子の肌なんてそうそう触る機会が無い。だから服越しに伝わる奈緒の柔らかい肌の感触に、思わず感動してしまったのだ。

奈緒「な…」

奈緒は驚いたように振り向くと、その顔はみるみるうちに赤くなっていった。

そして…


奈緒「そ…それって私が太ってるってこと!?」

怒りとショックを隠しきれないように叫ぶと、勢い良く立ち上がった。

P「違う、そういう意味じゃ」

奈緒「し、信じられへん!プロデューサーのスケベ!もう触らんといて!」

P「お、落ち着けって!」

う…可奈と桃子の視線が痛い。

奈緒のことも傷つけてしまったみたいだし、言うべきじゃ無かったな…。

~昼、ビジュアルレッスン室~

キリの良い時間になったので、午前の練習を終わりにし昼食をとることにした。

P「腹減ったなぁ。俺の昼食は…」

>おにぎり二種
>サラダ
>コーヒー
(全てコンビニで買った物)

P「…男で一人暮らししてると、こんなもんだよな…」

誰かと一緒に食べようかな?

1.可奈と
2.奈緒と
3.桃子と
4.皆で

安価>>71

2

P「奈緒、一緒に食べないか?」

奈緒「ええですよ!せや、プロデューサーさん。せっかくやから近くの公園で食べへん?」

P「お!いいなぁ」


~昼、公園~

奈緒「プロデューサーさーん!此処のベンチ空いてますよー早く早くー!」

公園に着くなり奈緒はダッシュで空いているベンチまで走って行くと、こっちに向かい手を振りながら早く来いというようにベンチをポンポンと叩いている。

P「そんなに急かすなって」

俺は苦笑を浮かべながらそっちへ行くと、奈緒の隣に腰掛けた。

平日昼間の公園はほとんど人がいなくて、天気も良いせいかのどかな時間が流れている。

奈緒「もうお腹ペコペコ!我慢できひんわ~
いっただきまーす」

奈緒はお腹をさすると、弁当を取り出し腿に乗せて食べ始めた。

俺も袋からおにぎりを取り出し、包装袋を破ると口に運んだ。

奈緒「あれ!?プロデューサーさんのお昼それだけですか?」

P「ん?ああ、そうだよ」

奈緒「足りなく無いんですか?私なんてこんだけ食べても足りひんのに!」

信じられない、という表情で俺の昼食を見ている奈緒の食べている弁当は、三段重ね。

確かに俺の昼食は少ないとは思うが、流石に三段重ねは多いんじゃ無いだろうか…。

奈緒「しかもコンビニで買ったおにぎりとサラダ!プロデューサーさん、お弁当作ってくれる人おらへんの?」

P「親とは離れて暮らしてるし、彼女とかもいないし…」

奈緒「自分で作ろう思ったことは無いんですか?」

P「考えたことも無かったな」

奈緒「今までどうやって生きてきたんですか!私かて一人暮らしやけど、ちゃんと弁当作ってますよ?」

冷凍の物も、結構あるけど…。

奈緒は最後に小さくそう付け足すと、探るように俺の顔をジッと見つめた。

奈緒「決めた!」

P「おおう、いきなり大声でなんだ。何を決めたんだ」

奈緒「私、プロデューサーさんの家に食事作りに行きます。このままじゃプロデューサーさん、栄養失調で倒れてまう!」

P「ほ!?」

多分栄養失調で倒れたりはしない。多分。

それより家に作りに来るって…

1.ありがとう
2.余計なお世話だ
3.寧ろ俺が作りに行こう

安価>>74

1

P「ありがとう、奈緒」

奈緒「えへへ…」

P「でも、それはダメだ」

奈緒「…え?」

P「奈緒は今、売り出し始めたばかりのアイドルなんだ。男の影をちらつかせるわけにはいかないよ」

奈緒「え?え?」

奈緒の申し出は有り難いし、とても嬉しかった。しかし今はダメだ。今は、奈緒達ハニーソングにとってとても大事な時期なんだ。

本当に、本当に残念だけど…!

奈緒「でも、彼氏とかや無くてプロデューサーさんですよ?」

P「それでも、男なことに変わりは無いだろう?」

奈緒は暫くポカンと口を開けて俺の顔を見つめていたが、両手を自分の頬にそえると俯いてしまった。

P「ごめんな、奈緒。でも俺は奈緒が大事なんだよ」

奈緒「も、もうええです…何も、何も言わんで…」

奈緒の肩が小刻みに震えている。もしかして泣いているのだろうか。

もっと上手い言葉があっただろうに、俺はまた奈緒を傷つけてしまったのだろうか。

P「奈緒…」

俺はどうしていいか分からず奈緒の肩に手を置いた。

奈緒が、ゆっくりと顔を上げて俺を見る。

瞳は潤んで、午後の温かな日差しをキラキラと反射させながら。俺を映していた。頬はリンゴのように色付いて、熱を帯びていた。

奈緒の表情に吸い込まれてしまいそうだ。

P「な…」

奈緒の唇が微かに震えるように動く。

奈緒「プロデューサーさん、ズルいです。そんなこと言われたら、私…」

奈緒のサイドテールが風にふわりと揺れた。

奈緒「お弁当…」

P「え?」

奈緒「お弁当、作るだけならええですよね?」

極上の微笑み。一体何が奈緒をそんなに上機嫌にさせたのだろう。

訳が分からないまま縦に頷くと、奈緒は嬉しそうに俺の肩に寄りかかった。

P「な、奈緒、だから」

奈緒「ふふ、すみませーん♪」

直ぐに離れると悪戯っ子のようにペロリと舌を出す奈緒。

とにかく、良かった…のか?

~夜、自宅~

P「ふー、今日も大きな問題も無く一日が終わったな」

矢吹可奈
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0.1/10

横山奈緒
好感度…2/10 ↑
ヤンデレ度…1/10 ↑

周防桃子
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0.5/10

~朝、自宅~

占いを見ますか?

安価>>78

見る

P「何々、今日は変化が訪れるかも。ラッキーアイテムはハンカチ!」

P「…ハンカチはいつも持ってるけどな」


~朝、事務所~

P「おはようございます!」

レッスンまで誰かと話せそうだ。

誰かと話す?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子
4.話さない

安価>>80

1

P「可奈、おはよう」

可奈「プロデューサー!おはようございます♪」

P「機嫌良さそうだな。何かいいことあったのか?」

可奈「えへへ~、分かります?特に何も無いんですけどね!」

P「無いのかよ!」

可奈「でもでも、予感がするんです。今日、歌のレッスンありますよね?」

P「…ある」

可奈「わー、やっぱり!」

P「驚いた。今日の可奈は冴えてるんだな」

可奈と話をした。

可奈の機嫌が良くなったので、少し失敗をしても許してもらえそうだ。

~午前、ボーカルレッスン室~

P「朗報だ!ハニーソングがCDデビューすることになったぞ!」

可奈「本当に、本当なんですね!」

P「ああ!ハニーソングのデビュー曲は…」

1.Thank You!
2.Legend Girls!!
3.PRETTY DREAMER
4.Blue Symphony
5.Sentimental Venus
6.Marionetteは眠らない
7.カワラナイモノ
8.Good-Sleep,Baby
9.Helloコンチェルト
10.瞳の中のシリウス
11.Fu-Wa-Du-Wa
12.ココロがかえる場所
13.Bigバルーン◎

安価>>84

2

5

P「Sentimental Venusだ!」

奈緒「おお…って、どんな曲なんですか?」

P「それを今から皆で聴くんだ。

よし、準備完了。皆、しっかり聴いておくんだぞ!」

三人「はい!」

『背伸びのVenus♪7回目のチャンスにKiss♪つかまえて♪』

『キミとの予感♪確かめるよ♪ウンメイならSo sweet♪きっと本物♪迎えにいこう♪』

桃子「可愛い歌…」

奈緒「感激やなぁ」

可奈「早く歌いたーい!背↑伸↓びのVenus↓♪」

P(良かった、皆喜んでいるようだ。

…可奈の歌唱力が気にはなるが)

こうして曲も決まり、ボーカルレッスンが始まった。

誰のレッスンを見ようか?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>86

1

お手本『あー↑あー↑あー↑あー↓あー↓』

可奈「あー↑あー↑あー↓あー↑あー↓」

P「……」

P(可奈ェ…)

可奈「あ、プロデューサー!」

P「よお可奈、調子はどうだ?」

可奈「スッゴく良いですよ!声がこう、遠く遠くへ伸びて行く感じがするんです!」

1.そうだな
2.ところで音程だが
3.本当か?


安価>>88

2

P「ところで可奈、その音程は何とかしないとな」

可奈「がぁぁぁん!わ、分かってます!分かってますけど、ちょっとぐらい褒めてくれたっていいじゃないですかーっ!」

俺が音程のことを指摘すると、可奈はショックを受けたように喚いた。

P「ま、まあ確かに、伸び伸びと歌えていて歌が好きな気持ちは伝わってくるぞ?」

可奈「とってつけたように褒められたって嬉しくないですよー!」

P「いや、その点に関しては本当にそう思ってるって!」

その後、俺は拗ねてしまった様子の可奈を必死に慰めてボーカルレッスンに励んだ。

可奈の音痴なところについては向き合わせなくてはいけない重要な課題だけど、もう少し別のやり方があったかもな…。

~昼、ボーカルレッスン室~

小鳥「お疲れ様です」

P「小鳥さん、どうも」

小鳥「あの、プロデューサーさん…申し訳ないんですけど、御使いに行ってきて貰えませんか?」

P「御使い…ですか?」

小鳥「はい。本当なら私が行くべきなんですけど、どうしても外せない仕事が入ってしまいまして…」

P「そういうことなら仕方ないですね。三人はトレーナーの方に任せて行ってきますよ」

小鳥「ありがとうございます!」


~午後、外~

P「さて、頼まれたものはこれで全部揃ったかな?」

店員「お兄さん、今○○円以上商品をお買い求め頂いた方にオマケをプレゼントしているんですよ」

>>91のコンマが

00~19でサイリウム
20~39でクッキー
40~59でバイクの雑誌
60~79で薄い本
80~99で占いの本

がオマケ

ふむ

店員「おまけのサイリウムです!」

P「サイリウムか…。ハニーソングもいつか大きな舞台でキラキラさせてやりたいな」


~夜、自宅~

P「今日も働いた働いたぁ!さて、スマホを確認するか…」
矢吹可奈
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0/10 ↓

横山奈緒
好感度…2/10
ヤンデレ度…1/10

周防桃子
好感度…1.5/10
ヤンデレ度…0.5/10

P「前から思ってたけどこの数値って誰が更新してるんだろうな」

P「まあいいや、おやすみ」


~五日目、朝~

P「おはよう…ん、メール?

これは!?」

占いを見ますか?

安価>>92

みる

P「ああ、占いの内容が頭に入って来ない。早く事務所に行かねば!」


~朝、事務所~

レッスンまで誰かと話せそうだ。

誰かと話す?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子
4.話さない

安価>>95

3

桃子「お兄ちゃん」

P「おはよう、桃子。どうかしたか?」

桃子「桃子はどうもしないよ。でも、お兄ちゃんの様子がいつもと違うから…」

P「心配してくれたのか?ありがとう」

桃子「そ、そんなんじゃないよ!」

P「そうかそうか、桃子は可愛いなぁ」

桃子「…とにかく!調子を崩したりなんてしないでね!」

P「ああ」

P(可愛いって言われて赤くなる桃子、可愛い)


アイテム サイリウムを所持しています。

プレゼントしますか?

安価>>97

する

P「そういえば桃子、こんなものがあるんだ」

桃子「何?…サイリウム?」

P「そうだ。買い物のオマケで貰った物だから、ちゃっちいけど…」

桃子「これ桃子が貰ってもいいの?」

P「ああ、桃子が良かったらな」

桃子「じゃあ貰ってあげてもいいよ。

…ありがとう、お兄ちゃん」

P「どう致しまして」

桃子は俺があげたサイリウムを見てニコニコとしている。

どうやら喜んでもらえたみたいだ。

~午前、ビジュアルレッスン室~

P「昨日に引き続いて、今日も良い報告がある。

先日挨拶をして回っただろう?その内の一人の監督が、今度作るドラマにハニーソングを使ってくれるそうだ」

桃子「正式に?」

P「そうだ。と言っても、流石に主役級は無理だと思うがな」

可奈「でも、出られんですよね!?」

P「勿論さ!CDデビューも決まって忙しくなるが、皆で頑張っていこうな!」

三人「はい!」

三人とも本当に嬉しそうな顔をしている。だが、同時に不安も隠しきれないようだ。

誰かと話をしておこう。

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>100

3

桃子「ねえお兄ちゃん。桃子、屋上に行きたいんだけど…」

P「いいぞ。じゃ、行こうか」

三人とも不安げな様子だったが、桃子は特に思い詰めた表情をしていた。

子役で活躍していたことがあるから、寧ろ他の二人より余裕があってもおかしくないはずなのに…。

二人の間に会話は無く、階段を上って行く音だけが無機質な壁にこだまする。

屋上に出ると、太陽は薄暗い雲に遮られていた。

桃子「お兄ちゃん、何て言う監督からドラマの話が来たの?」

桃子が口を開く。

P「○○監督だけど…どうかしたのか?」

桃子「…やっぱり」

P「…どういうことだ?桃子、何かあるのか?」

桃子「桃子ね、前にその人のドラマに出たことあるの」

そう話す桃子は俺に背を向けていて、どんな表情をしているかは分からなかった。

桃子「きっと桃子、笑い物にされるよ!記者とか呼ばれてて、記事のネタにされるかもしれない!」

P「!?
いくら何でも、そんなことはしないと思うぞ?」

そういえば、桃子が子役をやっていたことは知っているが辞めた理由はしらない。一回芸能界を辞めたのに、またアイドルとして飛び込んだ理由も…。

P「前にその監督に何か酷いこと言われたりしたのか?」

桃子「そうじゃないけど、でも、大人は皆自分のことばっかり考えて周りを傷つけるから…今回だってそうに決まってるよ!」

桃子は完全に興奮しきってしまっているようだった。大人への強い不信感も露わにしている。

俺は桃子に何をするべき…いや、何ができるだろうか。

1.此方を向かせる
2.後ろから抱きしめる
3.優しく笑いかける

安価>>103

3

俺にできることは…桃子の気持ちをほぐす為に、優しく笑いかけることだけだ。

P「桃子」

桃子がゆっくりと振り返る。

P「大丈夫だ、桃子。もしそんなことをしようとする奴がいたとしても、俺がさせない。桃子を守ってみせるよ」

桃子の口が何か言いたそうに開く。だが、直ぐに閉じてしまうとポケットからハンカチを取り出しそっと涙を拭った。

桃子「…分かった。取り乱しちゃってごめんね、お兄ちゃん」

P「気にしなくていいよ」

桃子「…うん」

桃子の背中を軽くポンポンと叩く。

話を終えた俺達二人は、レッスン室へと戻った。

~午後、ビジュアルレッスン室~

ドラマの出演も決まり、午後は急遽演技のレッスンの練習をすることになった。

準備運動、発声を終えて次は実際に短い演劇をしてもらう。

各自台本を渡し、台本を読む時間を取ってから演じてもらうことにした。

三人は短時間でどれだけ自分が演じる役を掴めるだろうか。

P「そろそろ時間かな。じゃあ、演じてもらうぞ。それぞれ所定の位置につけ」

三人「はい!」


―――
――


桃子『…ってことだったの!』

可奈『くだらない結末ですね、がっかりです』

奈緒『で、でもぉ…事態が大きくならなくて良かったですねぇ。ほっとしましたぁ』

桃子『そうそう♪じゃ、そろそろ帰ろう!』

奈緒『は…はぃ♪』

可奈『ふふっ。まあ、こんな日があっても悪くは無かったかな』


~終幕~

P「おお…これは…」

1.可奈、良かったじゃないか!
2.奈緒、東京弁もばっちりだな!
3.桃子、流石だな!

安価>>106

1

P「可奈、良かったじゃないか!」

可奈「へ!?わ、私ですか?」

P「ああ。ぎこちない感じではあったが…クールな女子高生役、ミステリアスな雰囲気も出てて普段の可奈からは全く想像できないキャラだったぞ!」

可奈「えへへ~そんな褒めないでくださいよぉ」

P「いやいやこれが褒められずにいられるかって!」

P(可奈の意外な才能が発見できたかもしれない!)


~夜、自宅~

矢吹可奈
好感度…2/10 ↑
ヤンデレ度…0.5/10

横山奈緒
好感度…2/10
ヤンデレ度…0.5/10 ↓

周防桃子
好感度…2/10 ↑
ヤンデレ度…1/10 ↑

P「好感度ってどれだけ好かれてるかってことだよな?俺、もしかして皆への接し方が下手…なのか?」

~六日目、自宅~

P「ポストに新聞やらチラシやらを取りに行ったら、なんか入ってた…」

一体何が入っていたのか。

コンマ
00~19で指輪
20~39でリボン
40~59でサンドイッチ
60~79でお茶っ葉
80~99でシール

安価>>109

へい

てい

P「サ…サンドイッチ?
まあ気にしなくていいか」

占いを見ますか?>>112

見る

P「試練が訪れる、か。今日はデビューCDのレコーディングの日、何事も無ければいいが…」

P「天気も悪い、スタジオで現地集合」

P「フラグじゃねーか」

~朝、スタジオ~

P「何っ!?まだ来てないメンバーがいる!?」

誰が来てない?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>114

ヤンデレじゃないとダメなのか?依存度とかにしたほうがヤンデレ以外のルートも作りやすいと思うんだけど

P「奈緒が来てないだとっ!?」

可奈「どどどどうしよう、奈緒ちゃん大丈夫かな…!?」

桃子「お兄ちゃん、どうするの…?」

嫌な予感が当たってしまった。奈緒は大事な仕事をすっぽかすような子ではない。何かトラブルがあったのだろう。

可奈と桃子も不安そうに俺を見ている。

その時、俺の携帯が鳴った。

P「もしもし!?」

奈緒『プ、プロデューサーさん…っ!』

雨の音がうるさい。電話の向こうの奈緒は泣いているようだった。

奈緒『ご、ごめんなさい、私…』

P「落ち着け、奈緒。何があったんだ?」

奈緒『あんな、駅に着いてタクシーで来ようと思ったら、渋滞に巻き込まれてしもて…もうこうなったら走って行こうと思ったんやけど、タクシーに傘も地図も置いてきて、それで』

P「…ケガとかはしてないのか?」

奈緒『それは平気やけど、プロデューサーさん、スマホの充電も無くなりそうやしどないしよ…グスッ』

P「分かった。直ぐに迎えに行くから雨に当たらない場所で待ってろ!」

取りあえず奈緒は無事なようだ。

その事を可奈と桃子に伝えると、今度はスタッフに事情を説明し頭を下げてレコーディングを午後からにしてもらった。

後は奈緒を迎えに行けばいいのだが、駅には着いたということはそう遠くにはいないはずだ。

>>115
確かに依存度とかにした方が広がりそうですね。でも多分、私にそれを書く器量が無いです…申し訳ありません。
一応エンディングは数種類用意してあるのですが…。

P(考えろ、駅からここまでタクシーで来るとして辿ってくるであろう道は…そこで、雨にあたらない場所は…)

P(彼処かもしれない!)


~午前、歩道橋下~

傘を差して行ったら遅くなってしまうので、思い当たる場所まで傘も差さずに走って行った。

そして思った通り、歩道橋の下に奈緒は佇んでいた。髪や服からポタポタと滴が落ち、乾いた地面を濡らして行く。

P「奈緒」

そう声をかけると、奈緒はハッとしたようにこちらを見て顔をくしゃっと歪め…

奈緒「うわああああん、プロデューサーさん、ひぐっ、プロデューサーさん…!」

激しく泣きじゃくり始めた。

俺は…

1.奈緒を抱きしめた
2.タオルを出して濡れた奈緒を拭いた
3.奈緒に傘を差し掛けた

安価>>119

2

1

俺は奈緒に駆け寄ると鞄からタオルを取り出し、奈緒の両頬を優しく包むようにして涙ごと濡れた顔や髪を拭いていった。

奈緒「うっ…ひぐっ…」

P「安心しろ奈緒。レコーディングは午後からにしてもらったから。

それよりほら、風邪ひいちゃうから早くふ…」

奈緒「…う…うわああああん!プロデューサーさん!プロデューサーさぁん!」

暫くされるがままでしゃくりあげていた奈緒だったが、突然再び激しく泣き出すと俺に強く抱きついた。

突然のことに暫く頭の中で処理が追いつかなかったが、やっと状況を理解すると、今度は心臓がバクバクと音を立てて暴れ出した。

奈緒「プロデューサーさん何でですか、何で怒らないんですか!」

奈緒「私がもう少し早く家を出てればこんなことにならへんかったのに、私の心配して、自分がビショビショになって駆け付けて…」

P「…奈緒」

そっと、壊れないように。奈緒の肩に手を置く。

P「もう少し早く家を出れば、ちゃんと着くことができたなんて保証はどこにもない」

P「それにな、俺は奈緒が大切だ。

奈緒が無事だったことが今は何よりも嬉しいんだ」

奈緒「プロデューサーさん、ありがとう…」

P「ほら、タオル何枚か持って来たから奈緒も自分で含んだ。風邪ひくぞ?」

奈緒「はい!プロデューサーさん、ありがとうなぁ」

P「はは、お礼言い過ぎだって」

奈緒はやっと泣き止むと、いつものように明るい笑顔を浮かべて見せた。

俺も、つられて笑顔を浮かべる。


アイテム サンドイッチ
があります。

使いますか?>>123

あげる

P「そうだ、これがあったんだ。

はい、サンドイッチ」

奈緒「貰ってええんですか!?私、お腹ペコペコだったんです~」

奈緒は美味しそうにサンドイッチを頬張っている。

どうやら喜んでもらえたようだ。


~昼、スタジオ~

午前の騒動も一段落して、いよいよレコーディング前。

だけど何か問題ありそうなメンバーが一人…。

それは誰?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>125

3

桃子「…お兄ちゃん、もう直ぐレコーディング…だよね?」

P「どうした桃子、嫌なのか?」

桃子「ううん、そうじゃないけど…。
ガラスを隔てて、何人かの大人が見てる前で歌うんでしょ?」

P「そうなるな」

桃子「あまり良い環境じゃないよね…はぁ…」

レコーディングを前にして、桃子のやる気が下がってしまっているようだ。

1.俺が踏み台になろう
2.後でシール買ってやるから
3.俺だけを見てろ

安価>>127

2

3

P「後でシール買ってやるから」

桃子「何それ!桃子を物で釣ろうとしてるの?」

P「う…そういうことになる…か…?」

桃子「お兄ちゃん…残念すぎるよ…。

はあ、お兄ちゃんが可哀想だからそれで我慢してあげる」

P「お、おう、ありがとう?」

桃子「とびきり可愛いのだよ?」

P「おう、任せろ」

桃子「桃子が気に入ったの全部買ってね」

P「…はい…」

桃子「あ、それと」

P「ナンデスカ」

桃子「踏み台持って来て」

1.「探してくるよ」
2.「スタッフに用意してもらえ」
3.「俺でいいか?」

安価>>131

2

1

3が正解だろぉ?

3だよなあ

P「いや、どこにあるか分からないし…スタッフに用意してもらえよ」

桃子「お兄ちゃん、桃子のお願い聞いてくれないの…?

桃子、無理なお願いしてないのに…」

桃子はそう言うとしょんぼりとしてしまった。

ざ、罪悪感が…。

P「あ、ほら!俺が今スタッフに聞いて来るから待ってろ!な!?」

桃子「……、うん」

俺が慌てて早口でそう言うと、微妙な間が空いて桃子は小さく頷いた。

その後、俺はスタッフから踏み台を借り桃子はそれに乗ってハニーソングのレコーディングは終了した。

~夜、自宅~

P「今日は疲れたから早く寝てしまおう」

矢吹可奈
好感度…2/10
ヤンデレ度…0.5/10

横山奈緒
好感度…5/10 ↑
ヤンデレ度…2.5/10 ↑

周防桃子
好感度…2.2/10 ↑
ヤンデレ度…0.5/10 ↓


~特別イベント発生「とある休日、横山奈緒の場合」~

今日は久々の休み。俺は温泉でゆっくりと羽を伸ばすことにしていた。

と言っても日帰りだが…。

だが、それでもいい!ここに来る価値はあった!何故ならここは…

P「混浴があるからだ!」

平日の昼間に若い女性がいるとは思えない、が…。

俺のように特殊な仕事をしていて、平日が休みになって、温泉に入りに来る若い女性がいないとも言い切れない。

さあ、水着を装着していざ出陣だ!

温泉の好きなアイドルがいたな
な?

ガララ、と音を立ててドアを開けると白い湯煙が視界いっぱいに広がる。

備え付けのシャワーの所に真っ直ぐ向かい、軽く全身を洗ってから足先からゆっくりと温泉につかる。

「どうも~」

P「どうも」

どうやら先客がいたようだ。

湯煙で顔はよく見えないが、ラッキーなことに若い女の子らしい。

何となく奈緒に似てる声だったな。イントネーションも…

P「え…?」

「え?」

奈緒「プ、プロデューサーさん?」

P「奈緒!?」

俺達二人はお互いを指差して驚きの声を上げてしまった。若い女の子は本当に奈緒だったらしい。

P「奈緒はどうしてここに?」

奈緒「私、温泉に入るのが好きやねん。ここは安いし、この混浴から景色がええから気にいっとるんやけど…

プロデューサーさんはエッチな目的で来たんですか」

P「そそ、そんなわけないだろ!」

奈緒「めっちゃ動揺してますやん…」

確かに奈緒の言う通りエッチな目的で来た。若い女の子がいることを期待していた。

だけどそれは全然知らない人で、女子大生ぐらいというのを思い描いていて…自分が勤めている事務所の所属アイドル(17)がいるとは夢にも思っていなかった。

沈黙が続く。奈緒と一緒にいてこんなに沈黙が続いたことは今まで無かった。

困ったように奈緒をチラリと見ると、髪をアップにしているせいで白いうなじが見え、火照った頬の奈緒と目が合って…。

奈緒「ちょっとならええですよ…」

どうすればいいのか誰か教えてくれ。

神様のの様お、ね、がい!

1.見よう
2.触ろう
3.もう最後までいこう

安価>>140

1

P「じゃあ…見させてもらおう…かな」

スススッとお湯をかき分けるようにして奈緒に近づく。奈緒は恥ずかしそうに顔を背けて、斜め下辺りを見つめていた。

水着は市販の物で、黒地白いボーダーが入っている。セパレートタイプなので、お湯の中で可愛いへそが見えていた。

布の面積は結構小さい。故に、上から見るとくっきり谷間ができているのが分かった。

奈緒「も、もうええですか…」

恥ずかしさにプルプルと震えながら奈緒が言う。

湯煙と同じく頭が真っ白になりかけたが、なんとか理性を保つと全力で縦に頷きまくった。

奈緒「じゃあお先に失礼しますね!」

耐えられなくなったのか、奈緒が勢い良く立ち上がり湯から上がっていた。

その…立った瞬間にね、勢い良くだったからね、

P「ぷるるんと…ね」

色々脳に焼き付いて離れず、結局あまり浸からないうちにのぼせて俺も湯からあがってしまった。

しかし、いい体験させてもらったなぁ…。

~特別イベント「温泉」 了~


テンションおかしくなってきたので今日は終わりにします。ありがとうございました~。

水着を着て温泉に入るな(力説
とはいえなおなおの身体をほかのおっさんとかに見られたくないからしょうがない

とりあえず乙です
続き楽しみに待ってます

~七日目、朝~

P「よーし、今日も頑張るぞ☆」

占いを見ますか?>>146

いいえ

~朝、事務所~

仕事まで誰かと話せそうだ。

誰かと話す?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>148

2

読み込みがおかしいなぁ、きてたのか

P「奈緒、おはよう」

奈緒「プロデューサーさん、おはようございます」

P「身体ダルかったりしないか?昨日雨に濡れたから、風邪ひかないように気をつけてな」

奈緒「私は大丈夫ですよ!プロデューサーさんも調子悪かったら無理せんといて下さいね」

P「ああ、お互い気をつけような!」

奈緒と話をした。

奈緒の機嫌が良くなったので、少し失敗しても許してもらえそうだ。

~午前、事務所~

P「皆、某CDショップでミニイベントを開催することが決まったぞ!」

P「握手会と発売直前のSentimental Venusを披露させてもらえるんだ!」

P「という訳で、ハニーソングの衣装を作りたいと思っている。お店に行ってどんな衣装がいいか、皆で考えてみよう」


~午前、ショップ~

P「どういう感じにしようか」

可奈「ハニーってついてるから、ハニーな感じがいいですね!」

奈緒「どんな感じやねん…」

ハニーといえば…

1.美希
2.黄熊さん
3.蜂蜜

安価>>152

3

P「蜂蜜だな」

奈緒「あ、じゃあ蜂をモチーフにして…」

桃子「甘系の衣装にすれば…」

可奈「完璧です!」

1.黄色地で袖と裾に透明なレースがついている衣装を手に取る
2.黄色地でスカート(ズボン)に黒のチェックが入っている衣装を手に取る
3.黄色地でスパンコールがついている衣装を手に取る


安価>>154

1

可奈「プロデューサー、それにするんですか?私もそれいいなって思ってました!」

他の二人も満足そうに頷いている。以心伝心ってやつか?

P「三人はサイズを測ってもらっておけ。俺はその間に衣装に合うアクセサリーを買っておくからな」

P「先ずは頭から」

1.リボン
2.宇宙人のアンテナ
3.ハートのピン


安価>>156

P「次は腕だ」

1.シュシュ
2.肉球
3.ドリル

安価>>158

1

P「最後に…これは必要だろう」

1.妖精の羽
2.悪魔の尻尾
3.囚人の足枷

安価>>160

1

三人「お待たせしました~」

P「三人ともお疲れ!衣装に合わせたアクセサリーを買っておいたぞ」

可奈「リボンだぁ~!でも蜂がモチーフなら、頭につけるのは触角っぽいものの方が良かったんじゃないですか?」

奈緒「このシュシュ、衣装の雰囲気に合っててめっちゃええですやん!」

桃子「可愛い羽…。もう踏み台が無くても、この羽で飛べば大丈夫だね。

何、その顔。桃子だって冗談ぐらい言うんだから」

良かった!喜んでもらえたようだ。

~夜、自宅~

P「明日は休みだ。明後日はCDショップでイベント、明明後日は役決めオーディションがあるからしっかり休まないとな」

矢吹可奈
好感度…2.6/10 ↑
ヤンデレ度…0.8/10 ↑

横山奈緒
好感度…6.1/10 ↑
ヤンデレ度…3.1/10 ↑

周防桃子
好感度…2.8/10 ↑
ヤンデレ度…0.8/10 ↑

P「ん?何か荷物に紛れ込んでいるぞ?」

コンマ

00~19でウミウシ
20~39で猫耳
40~59でハンカチ
60~79で風船
80~99でヒーローのお面

安価>>163

てい

ほい

あま

ほい

P「猫耳…だと…」

P「大事に持っておこう!」


~八日目、朝~

P「せっかくの休日なのに、いつも通り目が覚めてしまった…」

占いを見ますか?>>168

見る

P「休みの日って、逆に何していいかわからないよな…いや、何もしなければいいのか?」

P「ボ~ッ」

P「…。無理だわ」

prprpr

P「電話だ」

誰から電話がかかってきた?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>171

3

P「もしもし、奈緒か?」

奈緒『プロデューサーさん?おはようございます!』

P「おはよう。どうしたんだ?」

奈緒『あの、えっと…ですね…』

P「?」

奈緒『そ、その…デートしてくれませんかっ!?』

1.「いいよ」
2.「ごめん」

安価>>173

1

奈緒『デ、デートって言っても一緒に出掛けるだけで…!』

P「それをデートって言うんじゃないか…?

いいよ、出掛けよう」

奈緒『ほんまですか!?うわぁ、めっちゃ嬉しい!じゃあ、十一時に××駅で待ち合わせしましょう!』

P「分かった、十一時に××駅な」

P「奈緒もジッとしてられなかったのかな?」


~十一時、××駅~

女の子を待たせてはいけないと早めに待ち合わせ場所に来たつもりだったが、奈緒は既に着いていて俺を待っていた。

奈緒「あ!プ…Pさーん!」

奈緒は俺に気がつくと、大きく手を振って駆け寄って来た。

P「奈緒、待たせたみたいで悪かったな。

ところで、Pさんって言うのは…?」

疑問を口にすると、奈緒は声をひそめる。

奈緒「一応アイドルですもん、私」

1.「なるほど」
2.「いつもの呼び方が良い」
3.「どうせならpと呼んでくれ」

安価>>175

P「なるほど。…とか言ってる場合じゃないな、俺、プロデューサーとしての意識低くなってるかも…」

奈緒「そんなこと無いですって!

私としては、それはそれで嬉しいんやけど…」

P「え?何だって?」

奈緒「わー!わー!秘密です!それよりPさん、早く行きましょ!」

P「そういえばどこに行くんだ?」

奈緒「>>178です」

※自由に場所を選択してください。

ただし「京都」や「北海道」等の遠い場所、「ラブホ」等のどう考えても行きにくい場所は安価下で。

食べ歩き

奈緒「食べ歩きです!食べ歩きしましょう!」

P「奈緒らしいな。ちょうど昼御飯の時間帯だし…よし、行くか!」

奈緒「はい!近くの神社でお祭りやってるらしくて、屋台がぎょうさん並んでました!」

奈緒は嬉しそうに笑うと走り出し、早く早くというように俺を振り返るとにこっと微笑んだ。

俺も奈緒に置いて行かれないように足を早める。

神社につくと、奈緒の言った通り屋台がズラッと並んでいて、老若男女沢山の人で賑わっていた。

奈緒「わああああ、沢山の食べ物が私を呼んどる…!」

奈緒は目を輝かせるとフラフラと人混みの中に入って行った。

P「ちょ、俺の存在忘れてないか!?」

というか、このままだとはぐれてしまうぞ…!

コンマ

00~33で手を繋ぐことに成功
34~66で勢いがつきすぎて抱き寄せてしまう
67~99で追いかけるのが精一杯

安価>>181

wwd

てい

P「ま、待ってくれよ、奈緒~…」

奈緒の腕の中にはどんどん屋台で買った食べ物が増えて行く。俺はそんな奈緒を追いかけるだけで精一杯だった。

奈緒「はっ!Pさん!?」

暫くすると奈緒はやっと遅れている俺に気がついたようで、後ろを振り返り目を丸くする。

奈緒「あわわごめんなさい、私周りが見えてへんかった…。

焼きそばとフランクフルトと綿飴とポテトと杏飴あげるんで許してください!」

P「いや、別に怒っては無いよ。でもフランクフルトはもらおうかな」

奈緒「どうぞ!」

奈緒は綿飴を頬張りながらフランクフルトを差し出した。

思わず突っ込みそうになってしまったが、有り難く受け取り口に運ぶ。

P「祭りの雰囲気っていいよな。奈緒は祭り、好きか?」

奈緒「大好きです!賑やかなの、ええですよね~」

P「ああ。後、童心に帰れるから好きだ。…といっても奈緒は17歳だからそういうのにひたる歳でもないよな」

奈緒「そんなこと無いですって。17歳ぐらいになると、こんな風に祭りでわーっと遊ぶことも少なくなりますよ?」

二人でラムネを飲みながら、日が傾きかけオレンジに染まって行く屋台の中を歩く。

五時を告げる鐘が鳴ると、頭上の紐に吊り下がっている提灯に一気に灯りがともった。

奈緒「Pさん、ブワーッて点きましたよ!」

奈緒は幼子のようにはしゃいでいる。

奈緒「あはははっ、ねえPさん」

P「ん?なんだ?」

奈緒「いつもありがとうございます」

P「な、なんだいきなり」

会話少なすぎって書こうとしたら急に会話増やしおって…おのれ…

奈緒「今日はPさんに御礼がしたくて誘ったんです。

結局私ばかり楽しんでもうたけど…」

奈緒「こんな形でしかあげられへんけど、私の気持ち受け取ってください!」

P「…勿論、喜んで受け取るよ。

それに、奈緒ばかり楽しんでたなんてそんなことはない。今日は俺も凄く楽しかった」

P「ありがとう、最高の御礼だったよ」

俺がそう言うと、奈緒は安心したような笑顔を浮かべた。

俺の為にこんな一生懸命になってくれて、本当に良い子だな…。


アイテム 猫耳があります。

渡しますか?>>187

渡す

感動しました

奈緒にゃんのファンになります

奈緒好きな人多いんだな

奈緒「何ですか、これ…」

P「猫耳だ」

奈緒「何でやねん!」

奈緒「はっ!思わず突っ込んでしもた!」

P「その気持ちは良く分かるぞ」

奈緒「Pさんが渡したんやないですか!」

P「そうだな、良かったら付けてみてくれ」

奈緒「しょ、しょうがないなぁ…」

P「よっしゃ!そのまま語尾ににゃんをつけ…」

奈緒「調子に乗り過ぎや!」

P「…ごめんなさい」

奈緒「…」

P「…」

奈緒「…帰ろうにゃん」

P「!

奈緒大好きだ!」

奈緒「もー!二度と言わへん!///」

奈緒ルート待ったなしだな

しょうがないにゃあ…

~夜、自宅~

矢吹可奈
好感度…2.6/10
ヤンデレ度…0.3/10 ↓

横山奈緒
好感度…6.6/10 ↑
ヤンデレ度…2.9/10 ↓

周防桃子
好感度…2.8/10
ヤンデレ度…0.3/10 ↓


~九日目、朝~

占いを見ますか?>>194

見る

P「絶好調!か。今日はイベントもあることだし、当たるといいな」


~午前、某CDショップ~

今日はCDショップでミニイベントを行う日だ。ハニーソングはSentimental Venusを歌った後、握手会をすることになっている。

俺達は協力してくれるCDショップの店長や店員の人達に挨拶をすると、用意してもらった控え室で時間をつぶしていた。

可奈「あーあー…うん、喉の調子は絶好調!」

奈緒「緊張しすぎてお腹減ったわ~」

桃子「歌が終わったら下手からはけて、それで…」

お揃いの衣装に身を包んだ三人は、それぞれ緊張からかぶつぶつと何かを呟いている。

誰に話しかけようか?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>196

3

P「桃子」

桃子「今段取りを確認してるから話しかけないで!」

P「…」

段取りを確認するのはいいことだが、桃子は今日ずっとあんな感じだ。

かなり緊張しているのだろう。どうにかして桃子の緊張をほぐせないものだろうか…。

P「何か飲み物でも買ってきてやろう」

そう思いつくと、俺は控え室を出て外の自販機までやって来た。

P「うーん、何を買えばいいかな…無難に水?甘いものの方がいいかな?でも子供だと思って馬鹿にしないでーっとか怒らせちゃうかも…」

何にしよう?

1.水
2.桃の天○水
3.炭酸水

安価>>198

2

2

P「桃子」

桃子「お兄ちゃん!桃子の言ったこと聞いてた?」

P「聞いてたよ。ほらこれ、やるよ」

桃子「何これ…?桃の天○水?」

P「一旦頭使うのは止めてさ、それ飲みなよ」

桃子は眉間にシワを寄せたままペットボトルを見ていたが、蓋を開けるとそれを飲み始めた。

桃子「!

お兄ちゃん、これ甘くて美味しい!」

P「初めて飲むのか?」

桃子「うん!この飲み物、桃って字がついてる…桃子とお揃いだね」

P「はは、そうだな。喜んでもらえて嬉しいよ。

桃子、さっきからずっと怖い顔してたからな」

桃子「…ごめんなさい」

P「謝らなくてもいいよ。ちょっとは落ち着いたか?」

桃子「うん!」

桃子は柔らかい表情で頷くと、鞄から何かを取り出してペットボトルに貼り付けた。

…ハート型のシールだ。

1.特に何も言わない
2.「俺のことが好きなのか?」
3.「目印か?」

安価>>201

1

3

シールのことは気になったが、特に何も言わないことにした。

折角緊張がとけたんだ。下手なことを口走って桃子の調子を悪くしたくない。


その後、無事にイベントは終わった。

これでハニーソングのファンがもっと増えるといいな!

ファン「あのー」

P「はい?」

ファン「頑張ってください!」

P「え?あの!

…え?」

P「何か貰ってしまった…誰宛てか聞いてないぞ」

何を貰った?

コンマ

00~19で香水
20~39でうどん
40~59でボーリングのピン
60~79で雪の結晶型イヤリング
80~99で梟の模型

安価>>205

てい

そい

P「ボーリングの…ピン…?」

P「盗聴器とかカメラとかついてないよな?

…うん、ない」

P「畜生、誰に渡そうとしてたのか見当もつかねえっ!」


~夜、自宅~

P「さーて、寝るか」

矢吹可奈
好感度…2.6/10
ヤンデレ度…0.3/10

横山奈緒
好感度…6.6/10
ヤンデレ度…2.4/10 ↓

周防桃子
好感度…4.1/10 ↑
ヤンデレ度…0.7/10 ↑

~特別イベント発生「とある休日、周防桃子の場合」~

ある休日、俺は色々な物を買いに大きなデパートを訪れていた。

不規則なこの仕事では、休みをいつ貰えるか分からない。だからこの機会に生活用品を始めとして、服や読みたかった本などを買いに来たのだ。

P「ふー、これで全部かな?」

P「…あれ?今のは、桃子?」

今、桃子らしき子が歩いていたような…。

P「追いかけてみるか」

俺は桃子?の後を追いかけて行ってみた。すると…


エスカレーターを上った先は、ファンシーな世界でした。

P「俺の場違い感凄いな…」

お、あそこで商品を真剣に見ているのはやっぱり…。

P「桃子~」

桃子「お兄ちゃん!?」

P「桃子も買い物か?」

桃子「…まあね」

桃子の方へ行くと、桃子が見ていた棚に視線を移した。

なるほど、女の子が好みそうなデザインのシールが沢山陳列してある。

P「桃子桃子!ホットケーキのシールがあるぞ?桃子ホットケーキ好きだったよな!」

桃子「お兄ちゃんはしゃぎすぎ。あとホットケーキは食べるのが好きなだけで、」

桃子はそこまで言うと言葉を切った。

桃子の瞳がキラキラと輝いている。どうやらホットケーキの形をしたシールが気に入ったようだ。

桃子「と、届かない…」

そのシールは上の方に飾られてあり、桃子が背伸びをして手を伸ばしても届かない。

そんな桃子を見て、俺は…

1.四つん這いになった
2.シールを取った
3.桃子を抱き上げた

安価>>209

2.

正解は1だるおぉ!?

1か3では?

これは踏み台にならない無能P

P「よっと、
これがいいんだよな?」

桃子「え?う、うん」

P「じゃあこれは俺が買うよ。俺から桃子へのプレゼント」

俺がそう言うと、桃子は焦ったように鞄をゴソゴソと漁り始めた。どうやら財布を出そうとしているようだ。

桃子「いいよ、桃子お金ならあるから」

P「俺がプレゼントしたいんだ。…ダメか?」

桃子「そこまで言うなら…」

桃子の許可を確認すると、俺はレジに向かいシールの会計を済ませた。勿論、プレゼント用に包装してもらって。

P「はい、桃子。いつもありがとうな」

桃子「こっちこそ…ありがとう」

桃子はシールを受け取ると嬉しそうにそれを見つめた。

そして、俺に顔を近づけるよう手招きをして、俺が顔を近づけると…

頬に、何か柔らかいモノが触れた。

桃子「お礼、どうしたらいいか分からなかったけど」

突然の出来事に、不覚にも一瞬で顔がカッと熱く真っ赤に染まってしまった。

桃子「その感じじゃ、喜んでもらえたみたいだね」

そう言う桃子の顔も赤くて。

俺は、暫く呆然とその場に立ち尽くすことしかできなかった。

~特別イベント「シール」 了~


今日はここまでにします。多分きっと恐らく明日には終わると思います。
踏み台安価は…踏み台を喚ぶんですね…。

乙乙
あぁ^~先輩かわええんじゃぁ~


か、可奈が……
全員分のラストは書いてくれますか?

~十日目、朝~

占いを見ますか?>>217

みる

~午前、某学校~

今日はハニーソングが出るドラマ「アイドル学園天国」の役決めオーディションの日だ。

本番に近い環境で演技してもらうために、実際に撮影で使う学校でオーディションを行うらしい。

可奈「プロデューサー、平日なのに生徒が全然いませんよ!」

P「可奈、話聞いてなかっただろ…。ここは廃校なんだ」

可奈「ああ~、どうりで…えへへ…」

奈緒「でも、古いけど廃校にしては綺麗やなぁ」

P「それはスタッフが何日もかけて掃除をしたからだそうだ」

桃子「皆、このドラマに一生懸命なんだね。桃子も頑張らなきゃ」

オーディションまでまだ時間がありそうだ。誰かに話しかけてみよう。

誰に話かける?

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

安価>>220

踏み台になるぜ
ksk

3

P「よお、桃子。調子はどうだ?」

桃子「良い…と思うよ。

この前CDショップでイベントをした時、お兄ちゃんが飲み物買ってくれたでしょ?

それでね、桃子思い詰めないように適度に力を抜く事を覚えたんだ」

桃子「そうしたらびっくりするぐらい台詞が直ぐ頭に入って、演技の練習も納得のできることが多くなって…」

P「も、桃子…」

桃子「!

に、にやけないで!身体もプルプルさせないで!」

P「嬉しい、マジ嬉しい…!」

桃子「分かったから!恥ずかしいからもう止めて!」


アイテム ボーリングのピンがあります。

使いますか?>>223

使わない

使う

P「そうだ桃子、これやるよ」

>ボーリングのピン

桃子「…。

これ、何に使うの?」

P「ボーリングの練習?」

桃子「一本で?」

P「そこはほら、頑張るんだよ」

桃子「…」

P「…」

桃子「お兄ちゃん、桃子これいらない」

P「そうだ桃子、校内を探索しないか?」

桃子「いいけど…勝手に歩き回っていいの?」

P「ああ、機材さえ壊さなければ見て回っていいらしい。寧ろ、撮影で使うんだか見ておいた方がいいと思うんだ」

桃子「じゃあ行こう、お兄ちゃん」

こうして俺と桃子は校内を見て回ることにした。


~美術室~

桃子「お兄ちゃん見て、胸像があるよ」

P「うわ、雰囲気出てるなぁ…。一人でここには来たくないものだな」

桃子「ふふ、お兄ちゃん情けないね。

…桃子も一人では来たくないけど」

P「だろ?」

~教室~

桃子「わぁ…黒板大きい」

P「普通じゃないか?」

桃子「大きいよ。ここって高校だったんでしょ?桃子の通っている小学校よりずっと大きい」

そう言うと桃子は黒板を端から端までなぞった。

そう言えば、桃子は小学生なんだよな。しっかりしているし、仕事に対して大人よりも真剣だから意識したことは無かったが…。

P「桃子先生、授業してくれよ」

桃子「急にどうしたの?」

P「懐かしくなったからかな」

俺は一番前の席の椅子を引くと、そこに座った。

桃子「いいよ。…でもお兄ちゃん、踏み台ちょうだい」

P「おう。椅子でいいか?」

桃子「うん」

桃子は椅子を教卓の前に置くと、その上に立った。

桃子「出席をとります。Pさん」

P「はい!」

桃子「ん…えっと…」

P「先生、どうしたんですか?」

桃子「何をすればいいか分からなくて…」

P「先生がやることと言ったら授業だろ?」

桃子「それは分かってるよ!でも桃子が教えられることなんてあるのかな…?

あとPさん、先生には敬語を使ってよね!」

P「ご…すみません」

P(桃子が教えられること…か)

1.桃子について教えてください
2.業界について教えてください
3.踏み台について教えてください

安価>>229

ksk

P「踏み台について教えてください」

桃子「え…どうしてそんなことが知りたいの?」

P「桃子…先生はよく踏み台を使ってますよね。だから踏み台についてなら教えられるかなって」

桃子「…別にいいけど」

桃子「踏み台はね、基本的に背を補うためにあるの。だから、踏み台が必要になったら使う人に合った踏み台を選ばなきゃダメなんだよ」

P「ほうほう」

桃子「特に、桃子みたいな成長期の子は直ぐに合う踏み台が変わっちゃうから注意してね」

P「なるほど」

桃子「こんな感じでいいのかな…」

P「先生!人間が踏み台になるにあたって、注意すべきことはありますか?」

桃子「お兄ちゃん何言ってるの…?人間は踏み台になれないよ?」

ついに踏み台来ちゃったかー

踏み台ルートきた

やったぜ

~午後、某学校~

そろそろオーディションが始まる時間だ。

P「三人とも…頑張れよ…」

次はハニーソングの三人が演技をする番。俺はプロデューサーということで、教室の後ろで様子を見ることを許可されていた。

※運命の選択について

これから攻略対象の内誰か一人を選択してもらいます。

それが運命の選択となり、選択した子のエンディングへと突入します。

エンディングは好感度により変化します。


現在の攻略対象の様子

矢吹可奈
好感度…2.6/10
ヤンデレ度…0.3/10

横山奈緒
好感度…6.6/10
ヤンデレ度…1.9/10

周防桃子
好感度…4.5/10
ヤンデレ度…1.1/10

好感度的に奈緒以外微妙そうだな
安価なら下

次は、いよいよハニーソングの番だ。三人は横一列に並べられた椅子に緊張したように座っている。

その前には、長机を挟んで監督と演出家が座っていた。

演出家「えーではこれからハニーソングの…」

その時、俺の視界の端で何かが動いた。

P「危ない!」

大道具の壁が倒れる。そしてその下にいたのは…


☆運命の選択☆

誰か一人を選んでください。

1.可奈
2.奈緒
3.桃子

>>239

2

先輩

2

P「奈緒…っ!」

間に合うかどうか分からない。あの壁の下敷きになったら自分がどうなるかも分からない。

だけど、気がついたら俺の身体は動いていて…




奈緒「Sentimental Venus、初週でTOP10入り!いや~、ほんま有り難いです」

奈緒「これもプロデューサーさんの指導の賜物ですわ~」

奈緒「…、プロデューサーさん」

奈緒「いえ、何でもないです!きっとプロデューサーさんも見ててくれるはずです!」

奈緒「そしたらこんな悲しそうな顔してたらあかんですよね」

奈緒「おーい、プロデューサーさーん!見てますかー?」

P「うん、見てる」

奈緒「ぎゃーっ、プロデューサーさん!いたんですか!?」

P「検査が終わって病室に戻って来たと思ったら、お前は何をやってるんだ。
しかも俺が死んだみたいな内容…」

奈緒「インタビューの練習をですね…えへへ…少し盛ってもいいかなって」

P「変な盛り方しないでくれよ…」

奈緒「でも初週TOP10入りはほんまやないですか!」

奈緒「怪我も大したことなかったし良かったです!」

P「まさかあの壁があんなにペラッペラの板だったとはな。

本当は検査入院だって必要ないぐらい元気なのに…」

奈緒「一応頭打ったんやし、検査はちゃんとしとかないとダメですよ!」

奈緒「プロデューサーさんには、これからも私達のプロデュースをしてもらわんと困りますからね!」

奈緒「私達をトップアイドルに導けるのはプロデューサーさんだけなんやから♪」

奈緒はそう言って太陽のような笑顔を浮かべた。

この笑顔を埋もれさせてしまうのはあまりにも勿体無い。
だから俺は

P「約束だ。絶対に頂点を取ろうな!」

その笑顔に誓って、小指を絡めるのだった。

~横山奈緒 ノーマルエンド~

小鳥「プロデューサーさん、お疲れ様でした。奈緒ちゃんと恋人になるにはあと一歩、本当に少しだけ足りませんでした」

小鳥「敗因は前半ですかね…」

小鳥「でも現実には…プロデューサーさんには私がいますから!」

小鳥「うふふ…」

~音無小鳥の評価 了~

よし、ニューゲームだ

自分、リスタートしたいぞ!

ニューゲームするなら時間を頂きたいです…(震え声)
行き当たりばったりは良くないなぁと思いました。

もう一回やった方がいいですかね?

おつおつ
さあNEW GAMEはよ

安価で親愛度がどうしても散らばるからもう一回やってくれるならもう少し長くやるか一人に絞るかしてくれるとありがたいです

このままだと多分ヤンデレエンドは絶対無理そうだから、最大値5でイイと思う

面白いから是非続けて星井ね

もう少し期間を伸ばしてほしいが

一人に絞った方がいいかなとも思いましたが、実は特定の条件を満たすと発生する修羅場イベントなるものがありまして…
このまま攻略対象は三人で、期間を伸ばす方向でいく予定にします。
あと、ヤンデレ度の最大値も減らします。
攻略対象は変えますか?

最初に1~3人プロデュースするか決めるとかでいいんじゃ

攻略対象は変えましょうか

修羅場とかなにそれみたい
面子は変えないほうが用意してたイベント使えるし良いんじゃないの?

別キャラでやりたい

選ばれた面子で何個かエンド見たら次でいいんじゃない可奈?

このままを希望

一回エンディングいったし、変えたほうがよいのでは?
連続にならないように3周目くらいからまた選択安価に出せばよいかと

確かに別キャラでやってみたいな

おおう結構意見がバラケている…。

じゃあ人数は2か3から選んでもらって
メンバーは選び直しますが、今回は今攻略対象になっていたメンバーもその中に入れます
どんなメンバーになるかは安価と運次第です

いつから再開?

じゃあ攻略対象の人数!
二人or三人!
>>290さんいっちゃってください!

間違えた
再安価>>263

二人

3人

先に攻略対象だけ決めとこうと思います。
ストーリーの再開は早くても四月終わり…かな?他の話を書きたいのと、展開を考える時間が欲しいので。

というわけで攻略対象の人数は三人になりました。

次は攻略対象を決めます。またVoDaViの中から選んでいただきます

ユニット一人目

天海春香
如月千早
四条貴音
三浦あずさ
水瀬伊織
春日未来
松田亜利沙
最上静香
木下ひなた
箱崎星梨花
天空橋朋花
高山紗代子
望月杏奈
ジュリア
田中琴葉
矢吹可奈

誰にしよう?>>267

kskst

未来

朋花ちゃん

紗代子

二人目

菊地真
我那覇響
高槻やよい
真壁瑞希
大神環
島原エレナ
福田のり子
北上麗花
百瀬莉緒
横山奈緒
エミリー・スチュアート
高坂海美
佐竹美奈子
馬場このみ
永吉昴
野々原茜
舞浜歩

誰にしよう?>>272

kskst

エミリー

奈緒

うみみ

三人目

星井美希
秋月律子
萩原雪歩
双海亜美
双海真美
伊吹翼
所恵美
豊川風花
徳川まつり
中谷育
七尾百合子
二階堂千鶴
宮尾美也
北沢志保
篠宮可憐
周防桃子
伴田路子

誰にしよう?>>277

加速

可憐

可憐

ロコ

攻略対象は

未来・エミリー・可憐に決まりました。

というわけで再開できるようになったら
【安価】グリP「恋愛シミュレーション 二週目」

でスレ立てするので宜しくお願いします。

それでは一旦終わりにします。ありがとうございました。

おつおつ


楽しみにまってるわ

所で、ほかの話とはグリマスかな?

おつ

>>283
違いますん

乙っした

おつ

おつ

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