穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんとの日々」 (392)
ラブライブ!2期1話を見て滾ってきたので、ことほのうみで小話をいくつか。
2期のネタバレはありません。
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テスト勉強
穂乃果「う~~っ…もうイヤだ~」
海未「穂乃果、まだ半分残ってます!」
ことり「ホノカチャン、頑張って!」
穂乃果「何で、学校の残って勉強するの~…もう誰もいないよ~」
海未「それは、家でやるとあなたが怠けるからです!」
穂乃果「そんなことないよ~」
海未「昨日家で勉強した結果…途中で寝たのはどこの誰ですか!」
穂乃果「うぅっ…それ言われると…」
ことり「穂乃果ちゃん、明日クッキー焼いてくるから…勉強、ガンバろ」
穂乃果「ことりちゃんホント?!よ~し、今日はこのくらいにして明日ガンバろーっ!」
海未「駄目ですっ!クッキーに気を取られ、勉強が疎かになる未来が見えます!」
穂乃果「大丈夫だよっ!勉強も頑張るし、クッキーもおいしく食べるよ!」
海未「却下です!ことりも、穂乃果に甘すぎです!」
ことり「あはは…ごめんね」
穂乃果「ことりちゃんは悪くないよ!海未ちゃんは厳し過ぎるんだよ~」
海未「そんなことありませんっ!そもそも、穂乃果の赤点を回避する為にこうやって勉強してるんですよ!」
穂乃果「うぐっ…そ、それは…」
海未「もし赤点取ると、部活動にも影響が及びます…そうならない為にも、今頑張らないといけないんです」
ことり「そうだよね…穂乃果ちゃんがいないと、μ'sも活動できないね」
穂乃果「うぅ…」
海未「そ、それに…テストが終われば、どこにでも遊びにいけますし…好きなだけ、クッキーもお菓子も…食べられます」
穂乃果「!…そ、そうだよね…今頑張れば、明るい未来が待ってるんだよね!」
海未「えぇ、そうです」
穂乃果「よーっし、頑張って赤点回避だーっ!私、やるったらやる!」
ことり「穂乃果ちゃんっ!」
海未「その意気です!それでは、ここの問題から…」
穂乃果「でも…ちょっと休憩しない?」
海未「(ガクッ)…まっ、まぁ…あまり根詰めるのも良くないですから、ちょっとだけですよ」
穂乃果「じゃあじゃあ、ジュース買いに行こっ!穂乃果がおごるよ~」
ことり「穂乃果ちゃん、ホントにいいの?」
穂乃果「いいよっ!勉強教えてもらったお礼だよ!」
海未「ふふっ…それでは、お言葉に甘えましょうかことり」
ことり「うんっ!」
穂乃果「行こー、行こーっ!」
テスト勉強 完
穂乃果は成長期
穂乃果「あーむっ!う~ん、今日もパンが上手いっ!」
海未「朝練後、お昼、放課後、練習後…穂乃果、あなたは一体何回パンを食べるんですか…」
穂乃果「だって~、おなかがすくんだもんっ!」
ことり「成長期だもんね~、穂乃果ちゃんっ」
穂乃果「ことりちゃん、いいこと言う~!そうだよ、穂乃果は成長期なのっ!」
海未「にしても…限度がありますよ」
ことり「あっ、そうだ!今日クッキー焼いてきたんだ~…はい、どうぞ」
海未「いつもすいません、ことり」
ことり「いいよ~、好きでやってるんだしっ!それに…」
海未「それに?」
穂乃果「わーいっ!ありがとう、ことりちゃ~ん…もぐもぐ…う~ん、おいひぃーっ」
ことり「穂乃果ちゃんが嬉しそうに食べるのを見ると…とっても幸せになるから」チュンチュン
海未「まぁ、確かに穂乃果は幸せそうな顔で食べますよね…」
ことり「ほら、海未ちゃんも食べて~」
海未「では、いただきます…んぐんぐ…うん、おいしいです!」ニコッ
ことり「海未ちゃんが食べて、笑顔になるのも嬉しいんだっ!」チューン
穂乃果「ふぁ~…おなかいっぱい、幸せいっぱいだよ~」
海未「…」ジーッ
ことり「海未ちゃん…穂乃果ちゃんをじっと見て、どうしたの?」
穂乃果「ふぇっ?!穂乃果の顔に、何かついてる?」ゴシゴシ
海未「いいえ、違います…穂乃果、あなた…」
穂乃果「穂乃果がどうかしたの?」
海未「最近…太りましたね?」
穂乃果「えぇっ!?そ、そんなこと…ないよっ!」
海未「では、最近の体重はどうですか」
穂乃果「そ、それは…内緒だよっ!というか、量ってないし!」
ことり「えっ?!穂乃果ちゃん…体重量ってないの」
穂乃果「うん…毎日練習してるから、大丈夫かなって思って…」
海未「穂乃果…スクールアイドルといえど、体型維持は義務ですよ」
穂乃果「だっ、大丈夫だよ…多分」
海未「…穂乃果、失礼します!」ワシッ
穂乃果「ひゃっ?!う、海未ちゃん…ちょっと!」
海未「失礼と言いました…ほう、これは…」モミモミ
ことり「海未ちゃん、だいたーんっ!」カァッ
海未「服の上からですが、やはり…お腹周りが、少し…」モミモミ
支援
穂乃果「うぅ~…もういいでしょっ!」バッ
海未「あっ…」
穂乃果「れ、練習すれば…すぐに戻るよ」
海未「でも、その度食べていては意味がありません!」
穂乃果「うぅ…それは…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
海未「それに、今のままだとお腹を出す衣装はアウトですね」
ことり「えぇっ!そんなに…」
穂乃果「そこまでは…」
海未「あります!」
ことり「穂乃果ちゃんだけ衣装違うなんてイヤだよ…」
穂乃果「ことりちゃん…」
海未「とにかく、穂乃果は練習メニューに筋トレ追加です!あと、食事は3食までです!」
穂乃果「えぇ~!…練習増えるの?…それに、ご飯が減るとパワーがでないよ」
海未「パンばかり食べるからです!バランス良くとれば、問題ないです」
穂乃果「うぅ~…」
ことり「穂乃果ちゃん、ガンバろ!」
穂乃果「ん~…えいっ!」ワシッ
海未「ひゃっ?!…ほ、穂乃果!」
穂乃果「…おぉ…海未ちゃん、全然プニプニしない」モミモミ
海未「と、当然…でしゅっ!ちゃ、ちゃんれんしてましゅからっ」ヒクヒク
穂乃果「んっ…海未ちゃん、もしかして…」モミモミ
ことり「はわわっ…穂乃果ちゃんもだいたーん!」カァッ
海未「ひょ、ひょにょか…も、みょう…いいでしょっう」
穂乃果「ことりちゃん…」モミモミ
ことり「うん、穂乃果ちゃん…間違いないね」
ことほの「海未ちゃんは、わき腹が弱いっ!」
海未「にゃ、にゃにを言ってるんでしゅかぁっ!」
ことり「ほ、ほのかちゃん…ことりも、触っていい?」ハァハァ
穂乃果「うん、いいよっ!じゃあ、ことりちゃんは上の方ね!」
ことり「ふふっ…海未ちゃん、いただきま~す」サワサワ
海未「ひっ!…ぢゃ、ぢゃれか…ちゃすけてくだしゃーいっ!」
穂乃果は成長期 完
乙
2年生組の絡み好きだよ
二年組はトラブルメーカーだとか言われて叩かれることも多いけど、俺は一番のトリオだと思ってる。
海未のスランプ
海未「…っ!……はぁ~…」ガクッ
ことり「海未ちゃん…」
穂乃果「ふんふんふ~ん♪あっ、いた!おーい、こっとりちゃ~ん!」ブンブン
ことり「ぴゃっ?!ホノカチャン!しーっ、しーっ」
穂乃果「…?どうしたの、教室の外に立って…早く帰ろーよ」ヒソヒソ
ことり「海未ちゃんを…」ヒソヒソ
穂乃果「海未ちゃん?いるの?」ヒョイッ
海未「…~~…あぁ~」カバッ
穂乃果「凄い難しい顔して、頭抱えてる…今日海未ちゃん、弓道部に行くって言ってなかった?」
ことり「そうなんだけど…実は…残って、次の曲の歌詞を考えてたんだ」
穂乃果「そーだったんだ…でも、何であんなに辛そうなんだろ」
ことり「実はね…スランプなんだって」
穂乃果「スランプ?」
ことり「うん…全然良い歌詞が、思い浮かばなくなったんだって」
穂乃果「そっかー…」
ことり「ことりも…歌詞を任された時、同じ感じになったから…辛いの、分かるんだ…」
穂乃果「う~ん…でも、あんな顔してたら…」
穂乃果「…あっ、そうだっ!」ガラッ
ことり「えっ、あっ…ホ、ホノカチャ~ン」
海未「ん~…はぁ…駄目です…」
穂乃果「う~みちゃんっ!」
海未「…穂乃果ですか…すみませんが、今は一人に…」
穂乃果「駄目だよ~、私たちアイドルなんだから笑顔を忘れちゃ!ほら、にっこにっこにー!」ニコーッ
海未「それはにこのではないですか…はぁ、今は笑える気分では…」
穂乃果「もうっ、海未ちゃん!…海未ちゃんから笑顔を奪ってるのは、コレだねっ!」バッ
海未「あっ、歌詞ノート!駄目です、返してください!」バタバタ
穂乃果「ダーメ、返さないよ~」
海未「穂乃果、一体何のつもりですか?それがないと、μ'sの歌詞が…」
穂乃果「そんな難しい顔して作った歌詞、穂乃果たちも楽しく歌えないよっ!」
海未「えっ…」
穂乃果「やっぱり、歌詞にも書いた時の気持ちとか…出ると思うんだ」
穂乃果「楽しい時、嬉しい時は…明るくて、楽しいみんなが幸せになる歌詞!」
穂乃果「苦しい時、辛い時は…また頑張るんだっていう、強い歌詞!」
穂乃果「で…何も思い浮かばないで、無理やり作った歌詞は…何もないし、誰にも伝わらないよ…」
穂乃果「穂乃果は…ううん、μ'sの…ファンのみんなは、海未ちゃんの作った歌詞が大好きだから…」
穂乃果「それにさ…あんま役に立たないかもしれないけど、穂乃果も手伝うよ!ことりちゃんもいるし!」
海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「だからさ、そんな顔しないでよ…海未ちゃんは、笑顔が一番だよっ!」
海未「…ふふっ、全く…穂乃果には、敵いませんね」ニコッ
穂乃果「あっ、やっと笑ったー!うんうん、海未ちゃんは笑顔が一番っ!」
海未「穂乃果、ありがとうございます…ことりも、心配かけましてすいません」
ことり「あれ…いたの、バレた?」ガラッ
海未「えぇ…最初から、気付いてましたよ」
ことり「あはは…でも良かったよ~、海未ちゃんが元気になって!」
海未「何か、さっきまで悩んでたのが馬鹿らしくなってきました」
穂乃果「よ~し、気分転換に寄り道して帰ろーよっ!」
ことり「ことり、甘いもの食べたい気分だなっ!」
穂乃果「いいね~、行こー行こー!」
海未「どこまでも付き合いますよ」
穂乃果「よーし、しゅっぱーつ!」
海未のスランプ 完
こういうのいいね
乙です
>>12,>>13,>>18ありがとうございます!
私自身、1期1~3話の3人で頑張る姿に魅かれラブライブ!にハマりました
どこかであったかもしれない、3人の日常を書いていけたらと思っています。
それでは、今日の分を投下します
ことりと女子力
穂乃果「ことりちゃんって、女子力あるよねっ!」
ことり「ふえぇっ?!じょ、女子力?」
海未「何ですか…急にまた」
ことり「こ、ことり…そんなに力ないよ…海未ちゃんの方が」
穂乃果「違うよっ!パワーじゃなくて、女の子っぽいっていう意味だよ!」
ことり「えぇぇっ?!それなら、穂乃果ちゃんの方が…」
海未「いいえ…そういう意味でしたら、ことりが一番かもしれません…しかし穂乃果、なぜそんなことを?」
穂乃果「雑誌に書いてあったことが、ことりちゃんに当てはまってたからだよっ!」ジャンッ
海未「えっと…『気になるあの子も虜にする"女子力"7の法則』…何ですか、この記事…」
穂乃果「とにかく、読んでみてよ!」
海未「『法則1"手作りお菓子で、あの子の胃袋をゲットしちゃおう!"』…」
穂乃果「ねっ!ことりちゃん、よくお菓子作ってきてくれるでしょ」
ことり「でも、好きでやってるだけで…みんなに喜んでもらいたいから…」
海未「ことり、あまり気にしなくていいですよ」
穂乃果「これも当てはまってるね!」ビシッ
海未「『法則2"手作り小物で器用さもアピール、あの子の周りをアナタ色に染めちゃえ!"』…」
穂乃果「ねっ!ことりちゃん、よく可愛いマスコットとか作ってきてくれるし」
ことり「それは…衣装の余った生地で作っただけで…穂乃果ちゃんが喜んでくれるから…」
海未「…私は、貰ったことがないですね…」
穂乃果「えーっ、そうだったの?」
ことり「あっ…海未ちゃん…ごめんね…あんまそういうの、好きじゃないかなって思って…」
海未「そんなことありません!ことりから頂けるなら、どんなものでも嬉しいです!」
ことり「海未ちゃん…分かった!今度は、海未ちゃんにも作ってくるね」
海未「はい、楽しみにしています」ニコッ
ことり「はうっ…」キュン
穂乃果「ことりちゃん、顔真っ赤にしてどうしたの?」
ことり「海未ちゃんの笑顔で…胸がキュンってしちゃった…」ドキドキ
海未「そんな…大袈裟ですよ」
穂乃果「おーっ、これが…あのラブアローシュートなんだねっ!」
海未「そんなことあるわけないじゃないですか!それに、あのって何ですか!」
穂乃果「えへへ、つい」
海未「全く…で、その女子力とやらはもう終わりですか?」
穂乃果「まだあるよ!これも、ことりちゃんに当てはまってるね!」
海未「『法則3"手作りの服で、あの子の身をアナタブランドでコーディネート!"』…」
穂乃果「そう!μ'sの衣装は、ことりちゃんブランドだよねっ!」
ことり「そう言って貰えると…プロのデザイナーさんみたいで、嬉しいかな」テレテレ
海未「これは同意しますね。ことりのおかげで、μ'sはオリジナルの衣装を着れるんですから」
ことり「もーっ、褒めすぎだよ~」テレテレ
海未「いいえ、幾ら賛辞の言葉を送ってもまだ足りないくらいです」
穂乃果「ねっ、だからことりちゃんは女子力が高いんだよ!」
ことり「でもでも、あと4つ残ってるよ!…ほら、これとか穂乃果ちゃんのことじゃない?」
海未「『法則4"天真爛漫な笑顔で、元気アピール!"』…」
穂乃果「そうかな~…穂乃果、アピールしてるつもりはないけど…」
ことり「うん、穂乃果ちゃんは自然体だもんね」
海未「でも、穂乃果を良く知らない人から見ればそのように見えるのかもしれないですね」
ことり「あとこれとか!」
海未「『法則5"猪突猛進で優柔不断なあの子をリードしちゃえ!"』…」
穂乃果「ちょとつ、もうしん…って何?」
海未「目標に向かって、真っ直ぐに進むって意味ですかね…まぁ、穂乃果らしいといえばそうですが…」
ことり「穂乃果ちゃんは、いつでも真っ直ぐで迷いはないもんね~」
穂乃果「う~ん…自分のことは、あんま分かんないや!それに、字が可愛くないよ!」
ことり「そうだね~、穂乃果ちゃんにイノシシは似合わないよね~」
海未「そういう問題ですか…」
ことり「あと2つは何かな?」
穂乃果「う~ん…何だろね?」
海未「穂乃果、あなたの雑誌なのに知らないんですか?」
穂乃果「うん!最初のがことりちゃんにピッタリだなって思ったから、後は見てなかったよ!」
海未「そうなのですか…では、一応ですが確認しますか」
海未「『法則6"丁寧な言葉遣いで、大和撫子なアナタにあの子もドキドキ!"』…」
ことり「これは、海未ちゃんっぽいね」
穂乃果「そうだね~」
海未「別に…私は、意識してこういう言葉遣いではありません!」
穂乃果「海未ちゃん、女子力たか~い」
ことり「たか~い」
海未「もうっ!ことりまで…さっ、最後行きますよ」
海未「『法則7"甘いだけじゃダメ、時には厳しく!いつもと違うアナタにあの子もノックアウト!"』…」
ことり「これも、海未ちゃんっぽいね」
穂乃果「えーっ、海未ちゃん甘くないよ~!穂乃果にはいつも厳しいよ!」
海未「それは、アナタがちゃんとしないからです!」
穂乃果「わ~ん、ことりちゃ~ん…海未ちゃんが怒った~」
ことり「よしよし…でもね穂乃果ちゃん…海未ちゃんは、穂乃果ちゃんにも優しいよ」ナデナデ
穂乃果「ホント?」
ことり「ホントだよ!穂乃果ちゃんが気付いていないだけなんだよ」ナデナデ
海未「ことり、勝手なコト言わないでください」
ことり「海未ちゃんも気付いてないのかな~?…でも、ことりは分かってるんだ!」
穂乃果「ねぇことりちゃん、知ってるなら教えてよ~」
海未「私も気になります」
ことり「う~ん…ひ・み・つ♪」
海未「…そうですか…まぁ、無理強いはしません」
穂乃果「気になるけど…ヒミツならしょうがないね」
ことり「えへへ、ごめんね!」
海未「で…とりあえず、これで7つの法則とやらは終わりですね」
ことり「でも、みんな当てはまってたよ!みんな女子力があるってことだよ」
穂乃果「そうかもだけど、ことりちゃんがJPが3ポイントだから…ことりちゃんが優勝!」
海未「優勝って…それに、JPって何ですか?」
穂乃果「えっとね…J(女子力)P(ポイント)だよっ!ことりちゃんは、3つ当てはまったから3ポイント!」
ことり「あはは…やったー…のかな?」
穂乃果「そうだよ、ことりちゃんは女子力No.1なんだからっ!」
ことり「でも、やっぱ穂乃果ちゃんや海未ちゃんのほうが…女の子として魅力があるよ」
穂乃果「そんなことないよ!」
海未「そうですよ」
ことり「ううん…3人の中で誰が良いって聞かれたら、みんな穂乃果ちゃんか海未ちゃんって答えるよ…」
ことり「それに、女の子として魅力ないから…色々作ったりして、誤魔化してるんだと思うんだ…だから、女子力が高くてもことり自身に魅力は…」
穂乃果「もーっ。ことりちゃん!そんなことないってば!」ギュッ
ことり「ぴゃっ?!…ほ、穂乃果…ちゃん?」
穂乃果「ことりちゃんは、すっごいかわいいし優しいし良いとこはたくさんあるよ!」ギューッ
海未「そうです…そんなことりに魅かれない方なんて、その程度ってことですよ」
ことり「穂乃果ちゃん…海未ちゃん…」
穂乃果「それに、穂乃果が男の子だったらことりちゃんを選ぶよっ!」
海未「私も、同じです…だからそんなに卑下しないでください…ことり自身を否定することは、私たちも否定することになるんですよ」
ことり「うん…ありがとう…」グスッ
穂乃果「あれ…ことりちゃん、泣いてる?」
ことり「ごめんね…嬉しくて」
海未「まったく…ことりは泣き虫ですね…」ナデナデ
ことり「えへへ…ことりは幸せ者だな…こんなに優しい幼馴染がいるんだもん」
海未「それは私も同じですよ」
穂乃果「穂乃果もだよ」
ことり「うん…ありがとう」
穂乃果「そうだ!ねぇ、今度のお休み3人でお出かけしない?」
海未「いいですね、私は構いませんよ」
ことり「ことりも大丈夫だよ!」
穂乃果「じゃあ決まりだねっ!そういえば、3人でのお出かけって久しぶりじゃない?」
海未「そうですね、最近はμ'sの活動優先でしたからね」
ことり「楽しみだね!」
ことりと女子力 完
BS11での放送も終わったので、2期ネタも織り交ぜていこうと思います
おつイイヨイイヨー
次も待ってるわ
なにこれ素晴らしい
日常風景ってのもいいよね
進路調査
海未「…う~ん…」
ことり「う~み~ちゃんっ」
海未「あぁ…ことり、どうかしましたか」
ことり「えっとね…進路調査、どうしたかなって」
海未「とりあえず、進学にしようと思います」
ことり「とりあえずって…あんま海未ちゃんから聞かない言葉だね」
海未「そうですかね?…まぁ、実際あまりピンときてないですよね」
ことり「そうなんだ~、もう何処に行くとか決めてるんだと思ったよ」
海未「いえ…最近はμ'sの活動と弓道部、家の稽古等に追われ、自分の将来について考える暇もありませんでしたし」
ことり「それもそうだね~」
海未「そういうことりは…」
ことり「私は…やっぱり、服飾系の学校に行きたいなって思ってて」
海未「あぁ、そうですね」
ことり「これから、どんな学校があるか調べていこうかなって思ってるんだ」
海未「進むべき道が決まってるなら、そこに向かっていくだけですね」
ことり「でも…これから、もっとやりたいことができたらって思うと…」
海未「それはそれで、また1から始めればいいと思いますよ。道は幾らでもあるんですから」
ことり「うん…そうだよね!」
海未「で…私たちより、あちらで頭を抱えている穂乃果が心配ですね」
ことり「あはは…そうだね…あ、穂乃果ちゃん頭上げて…こっち見た!」
海未「立ち上がって…こちらに向かってきますね」
穂乃果「海未ちゃ~ん、ことりちゃ~ん!進路どうした~?」
ことり「ことりは服飾系の学校に進学って書いたよ」
海未「私は、進学って書きました…穂乃果もそうしては?」
穂乃果「だって…穂乃果バカだから、行ける学校なんてあるのかな…」
海未「あまり高望みしなければ行ける所くらいは…」
穂乃果「でもでも…海未ちゃんやことりちゃんが行けるような所は無理でしょ~」
ことり「あ~…」
海未「…」
穂乃果「ちょっとそこで静かにならないでよ~」
ことり「穂むらを継ぐっていうのは?」
穂乃果「この前…お母さんから、まだ当分いらないって言われたんだよ~」
海未「確かに…まだまだ穂乃果のご両親もお元気そうですもんね」
穂乃果「うん…だから、お店のことは気にするなって…」
海未「まぁ、それは…ご両親の心遣いだと思いますが…」
穂乃果「穂乃果、音ノ木には絶対行くんだって頑張ってきたけど…その後のことは考えてなかったよ~」
海未「高2のこの時期に、明確な目標を持っている人の方が珍しいですよ」
ことり「ことりもそう思うな」
穂乃果「う~…こうなったら…いっそ卒業後に、本物のアイドルになってデビュー…なんてね」
海未「えっ…」
ことり「えっ…」
穂乃果「えっ、あれ…ちょっと…」
海未「…(絶句)」
ことり「…(絶句)」
穂乃果「お~い…なんで二人とも固まってるの~」ブンブン
海未「穂乃果…」
ことり「ホノカ…チャン」
穂乃果「うん…何?」
海未「穂乃果!あなた、アイドルに…芸能人になるってどういうことか分かってるんですか!」クワッ
穂乃果「え~っと…あんまり…」
海未「芸能界は弱肉強食!のほほんとしているあなたは、あっという間に荒波に揉まれ食べられてしまいますよ!」
ことり「そうだよ~…スクールアイドルみたいに、みんなで楽しく仲良くなんてできないよ~」
海未「だから、プロになんてバカなこと考えないでください!」
ことり「うんうんっ!」
穂乃果「う、うん…そうだよね…穂乃果よりもっと可愛い子もいるもんね…それに、ファンになってくれる人とかいないだろうし」
穂乃果「ごめんね…冗談のつもりだったけど…目が覚めたよ…もっと真面目に、自分の将来考えてみるよ!」
海未「はい、それがいいです!(穂乃果は世界一可愛いですよ!…あ、ことりも世界一ですね…まぁ、世界一が二人でも良いですが)」
ことり「穂乃果ちゃん、頑張って!(穂乃果ちゃんは、私だけのアイドルでいいんだよっ!あ、海未ちゃんもねっ!ことりはずっと二人のファンだよっ!)」
穂乃果「う~っ…悩んでもしょうがないや!早く歌って踊りたいな~!早く放課後になれーっ」バタバタ
進路調査 完
おつ
二年推しの俺には最高
やっぱりこういう普通の日常も良いよな~短編だから読みやすいし
穂乃果の選択(2期ネタバレ有)
穂乃果「ふーっ、パンを食べておなかいっぱーい!」
海未「今日は天気も良くて、風も気持ちいいですね」
ことり「うん!毎日こんな感じならいいのにね~」
穂乃果「ふぁ~…なんだか、眠たくなってきたな~」
海未「午後の授業で寝ないでくださいよ」
穂乃果「う~ん…それは無理かも~」
ことり「教室に帰って、ちょっと寝たらどうかな」
穂乃果「ことりちゃん、それいいっ!じゃあ、教室に戻ろっかー!」
海未「全く…じっとできない人ですね…」
――――――――教室前
穂乃果「…あーーーーっ!!」
海未「もう、なんですか急に大きな声出して」
ことり「穂乃果ちゃん、どうしたの?」
穂乃果「お昼休みに生徒会室に行くよう、絵里ちゃんから言われてるんだった!行ってくるねっ」ダッ
海未「穂乃果!廊下は走らないっ!」
穂乃果「うんっ!」スタスタ
ことり「早歩きで行ったね」
海未「えぇ…」
――――――――教室
ことり「ねぇ、絵里ちゃんが穂乃果ちゃんを呼んだのって…」
海未「えぇ…多分、そうですね…」
ことり「でも、穂乃果ちゃん…受けるのかな?」
海未「それは…私たちには分かりませんね…」
ことり「でも、穂乃果ちゃんならやりそうな気がするな」
海未「はい…私もそう思います…」
ことり「穂乃果ちゃんが…」
海未「穂乃果が…」
ことうみ「生徒会長に…」
ことり「仮に…穂乃果ちゃんが生徒会長になったとするでしょ?」
海未「はい」
ことり「そうしたら…私たちに、副会長とか…頼むかな?」
海未「そうなることを見込んで、絵里は穂乃果より先に私達に相談したんだと思いますよ」
ことり「だよね…でも、私か海未ちゃんのどちらか…あるいは3人で生徒会になったら…」
海未「μ'sの活動にも…影響が出ますよね…」
ことり「うん…だから、気を使って他の子に頼むってこともあり得るよね」
海未「だとしても、誰に頼むのですか?」
ことり「う~ん…ヒデコちゃんたちとか?」
海未「あぁ…その線もありますね」
ことり「μ'sができたころから、サポートしてくれたし…私たちより向いてるかも…」
海未「でも、私は穂乃果を…信じます!」
ことり「あるいは、私たちの知らない子に頼むことも…」
海未「それはさすがに…」
ことり「もし…穂乃果ちゃんに、私たちよりも頼りにして友だちがいたら…」
海未「まぁ確かに、穂乃果は社交性があって交友関係は広いですが…」
ことり「こうしている間に…穂乃果ちゃんは、その知らない子のとこに頼みに行ってるかも」
海未「まさか…」
―――――――――――――――――――――――――
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―――――――――――――――
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん!穂乃果、○○ちゃんと生徒会頑張るね!だから、μ'sのことは頼んだよー!」
ことり「待ってー、ホノカチャーン!」
海未「穂乃果、私を置いていかないでくださーい!穂乃果ー!」
海未「穂乃果ーっ!」
ことり「ぴぃっ!?海未ちゃん。どうしたの?急に大きな声出して…」
海未「えっ?あっ…すいません…ちょっと考え事を…」
ことり「そうなんだ…とりあえず、今は待つしかないね」
海未「えぇ…」
・
・
・
ことり「戻ってこないね…」
海未「もう…休憩が終わりますよ…やはり、他の方に頼みに…」
ダッダッダッダッダ…ガララッ
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんっ!」ハァハァ
海未「穂乃果!」
ことり「ホノカチャンッ!」
穂乃果「穂乃果…あのね…絵里ちゃんから…」ハァハァ
海未「穂乃果、まずは息を整えましょう」
ことり「そうだよっ、リラックスして!」
穂乃果「すーっ…はーっ…うん、落ち着いたよ…」
海未「はい…で、絵里がどうしたんですか」
穂乃果「うん…絵里ちゃんから…」
ことり「うん…」
穂乃果「すっごいおいしいチョコ貰ったんだ!」
海未「…はっ?」
ことり「…えっ?」
穂乃果「だーかーらー!外国のおいしいチョコを貰ったの!」
海未「な、なんだ…」ヨロッ
ことり「絵里ちゃんも紛らわしいよー」
穂乃果「あっ、あと生徒会長にならないかって言われたよ」
海未「あー…そうですか」
ことり「そうなんだ…」
穂乃果「うんっ!」
ことうみ「…って、えーーーーっ!!」
穂乃果「わわっ!どうしたの二人して、急に大きな声出して」
海未「どうして先にそっちを言わないんですかーっ!」
ことり「それで、穂乃果ちゃんは引き受けるの?」
穂乃果「わわっ…二人一緒に言わないでよ~」
海未「失礼…少し取り乱しました」
ことり「それで…穂乃果ちゃんはどうするの…」
穂乃果「えっとね…海未ちゃんとことりちゃんも生徒会に入ってくれるなら、やるよって言ったんだ!」
海未「えっ…ということは?」
穂乃果「うん!海未ちゃん。ことりちゃん!穂乃果と一緒に、生徒会やってください!」
海未「…」
ことり「…」
穂乃果「…あれれ?どうしたの…もしかして、やらない?」
海未「やります、やらせてください!」グスッ
ことり「うぐっ…ひっく、う、うん…やるよぉ~」ポロポロ
穂乃果「わわっ、どうしたの二人とも急に泣き出して~」
海未「すびばぜん…あんじんじばじて…」グスグス
ことり「ほのがぢゃ~ん、こどりをえらんでぐれで…ありがどぉ~」グスグス
穂乃果「だって、穂乃果…海未ちゃんとことりちゃんがいないと、何もできないし」
海未「仕方がありませんね…穂乃果がやると言えば、私は付いていきますよ」
ことり「ことりも、穂乃果ちゃんが決めたことなら…どこにでも、何でもやるよ!」
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん…ありがとう!」
海未「ふふっ、何を今更」
ことり「そうだよ!」
穂乃果「じゃあ早速今日の放課後、絵里ちゃんかと希ちゃんから生徒会の仕事とか、何やればいいか教えてもらうから!」
海未「えぇ、了解です会長」
ことり「分かりました、会長」
穂乃果「ちょっとー、まだ会長は絵里ちゃんだよ~」
海未「いいじゃないですか、会長!」
ことり「そうそう!か~いちょっ♪」
穂乃果「も~っ、照れちゃうな~」
穂乃果の選択 完
>>40,>>41ありがとうございます!
時系列的には、1期と2期の間です。
2期1話目から、3人のやりとりがあり最高でした!
今後も、2年生組で色々とありそうで毎週楽しみです!
今日はここまでにします。
二年組は最高やな
いいぞ
ことりの膝枕
穂乃果「うわ~ん!もう疲れたよ~」グテー
海未「はい…さすがに、私も疲れました」
ことり「二人とも、お疲れさま~」コトン
海未「ことり、ありがとうございます…(ズズッ)…ふぅ…ことりのお茶は落ち着きますね」
ことり「もう、照れちゃうよ~」テレテレ
穂乃果「う~…甘いのモノが食べたい~」
ことり「あっ!チョコならあるよ」
穂乃果「ホント?!ことりちゃん、食べさせて~」アーンッ
ことり「うんっ、いいよっ!(ゴソゴソ)…はい、穂乃果ちゃんあ~んっ!」
穂乃果「あ~んっ!…モグモグ…くぅ~、生き返る~」
海未「穂乃果!さすがにだらけ過ぎですよ!ことりも甘やかしすぎです!」
ことり「でも~、くたーってしてる穂乃果ちゃんもカワイイよ~」ナデナデ
穂乃果「えへへ~、ことりちゃん気持ちいいよ~…もっとなでて~」
ことり「はいは~い!穂乃果ちゃん、頑張ったもんね~」ナデナデ
海未「まぁ…会長職にまだ慣れてないでしょうし、大目に見ますか」
穂乃果「ふにゃ~…なんだか眠たくなってきたよ~」
海未「ここは学校ですよ、下校時間まで我慢してください」
穂乃果「ふわぁ~…我慢できるかな~」
ことり「あっ!…穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃん!」チョンチョン
穂乃果「んっ?…なぁに~、ことりちゃん」
ことり「ことりが枕になるよっ!」パンパン
穂乃果「えっ、いいのっ!?」
ことり「うんっ!」
海未「ちょっとことり、穂乃果!ここに横になれる場所はないですよ」
穂乃果「えへへ~、そ・れ・は~こうすればいいんだよ!」ガチャガチャ
ことり「なるほど~、椅子を並べれば横になれるね!穂乃果ちゃん頭いい~」ナデナデ
海未「全く…こういうことだけは、知恵が回って行動が早いんですから…」
穂乃果「そんなに褒められると照れちゃうな~」テレテレ
海未「褒めてません!」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃん、どーぞっ!」
穂乃果「うん!…よっこいしょ」ゴロッ
ことり「んっ…」
穂乃果「あっ、重たかった?」
ことり「ううん、大丈夫だよ!」
穂乃果「そう?良かった~…ん~ことりちゃんの膝枕、気持ちいい~…それにすべすべだぁ~」スリスリ
ことり「ひゃうっ!穂乃果ちゃ~ん…くすぐったいよ~」
穂乃果「えへへ~、ごめんね~」スリスリ
ことり「も~…そーだっ!いじわるする穂乃果ちゃんに仕返しだ~」サワサワ
穂乃果「…!くぅ~ん、くすぐったいよ~」
ことり「どぉ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「くすぐったいけど…気持ちいよぉ~」ゴロゴロ
海未「喉元を撫でられて喜ぶなんて…あなたは犬か猫ですか」
穂乃果「違うよ~、穂乃果は穂乃果だよ~」ゴロゴロ
ことり「うふふ、穂乃果ちゃんかわいい~」
海未「さて…私はファイルの整理でもしますよ」
ことり「あっ、海未ちゃんごめんね…」
海未「構いませんよ、穂乃果の相手をしててあげてください」
穂乃果「海未ちゃん、お願いね~」フリフリ
海未「…はぁ…結局、私も甘いんですよね」ボソッ
穂乃果「んっ…何か言った?」
海未「何でもないです!…全く、今日だけですからね」
穂乃果「えへへ、ごめんね~」
ことり「穂乃果ちゃん、髪ふわふわさらさらで綺麗だよね~」ナデナデ
穂乃果「ことりちゃんのほうが綺麗だよ~」
ことり「え~、そんなことないよ~」
ことほの「キャッキャッ、ウフフ、ワイワイ」
海未「…(ちょっとあの中に加わりたいと思う自分が、情けないです)」ゴトゴト
・
・
・
海未「ふぅ、整理も終わりました…穂乃果、ことり、この後練習に…」クルッ
ことり「しーっ…穂乃果ちゃん、寝ちゃった」
穂乃果「すぅ…すぅ…」
海未「ふふっ、よほど疲れていたのですね」
ことり「朝はみんなで練習、お昼と放課後は会議…疲れちゃうよね」ナデナデ
穂乃果「むにゃむにゃ…」
海未「ことりは、大丈夫ですか?」
ことり「私は…穂乃果ちゃんと海未ちゃんについて行ってるだけだから…大丈夫だよ」
海未「そうですか…でも、無理はしないでください…私も穂乃果も、ことりに大いに助けられていますから」
ことり「うん…ありがとう…海未ちゃんも、無理しないでね」
海未「私は、日々鍛練してますから…人並み以上に体力はあると思っていますから…」
ことり「海未ちゃんは強いよね」
海未「でも、私もただの人間ですよ…弱る時もあります…その時は、癒してくれますか?」
ことり「えっ…う…うん、ことりができることなら…何でも、やるよ」カァッ
海未「何で赤く…って、何かいやらしい事を考えてないですかっ?」
ことり「ち、違うよ~…もうっ、海未ちゃんのエッチ!」
海未「なっ?!…ち、違いますっ!」
穂乃果「う~ん…」ゴロンッ
ことうみ「あっ…しーっ」
海未「…今日は、下校時間まで穂乃果を休ませてあげますか」
ことり「うん、そうだね」ナデナデ
穂乃果「むにゃむにゃ…えへぇ~」
海未「ふふっ、何か幸せな夢でも見てるんですかね」
ことり「そうかもね~」ナデナデ
海未「こうやって3人でゆっくりするのも、久しぶりですね」
ことり「うん、放課後はμ'sの活動で忙しかったもんね」
海未「えぇ…私は歌詞、ことりは衣装作りで別々に行動することも多かったですしね」
ことり「穂乃果ちゃんは…」
海未「まぁ、みんなのまとめ役をやってたってことで」
ことり「えへへ、そうだね…ぴゃっ?!」
海未「ことり?…どうかしましたか」
ことり「なんか…膝にひやっと」
海未「膝…ですか?」
穂乃果「えへぇ~」フニャ
海未「あぁ…穂乃果のよだれですね」
ことり「えっ?!穂乃果ちゃんの!」
海未「全く…熟睡するのは構いませんが、あなたの枕ではないのですよ(フキフキ)…はい、これで大丈夫です」
ことり「あぁっ…あ、ありがとう…」シュン
海未「どういたしまして…(何で残念そうなんでしょうか)」
ことり「ひゃあぁっ?!」ビクン
海未「こ、今度はどうしたのですか?」
ことり「ひ、ひざが…あしがぁっ!!」プルプル
海未「また脚ですか…どれ…あぁっ!」
ことり「ど、どう…なってるのぉっ?!」ビクビク
穂乃果「へへぇ~、ことりちゃんのパン…おいしいよぉ~」ペロペロ
海未「穂乃果が…寝ぼけてことりの脚を舐めてます…」
ことり「えへえぇっ?!…きゃっ!」ビクッ
穂乃果「やわらくて~…もちもちだぁ~」ペロペロピチャピチャ
ことり「ひっ…う…あぁっ…」ビクビク
海未「もう…流石にこれは、起こした方がよいですね」
ことり「まっ…まってぇっ!!」ピクピク
海未「な、何故ですか?」
ことり「だ、だってぇっ!ホノカ…チャンが…こ、ことりをっ…食べてるんだよぉっ?!」プルプル
海未「夢の中のパンみたいですが…」
ことり「それでもっ…いいのっ!…くっ、うぅ…」プルプル
海未「…ことりが、それでいいなら…」
穂乃果「ほのか~…もう、ちゃべられにゃ~い」ペロペロピチャピチャ
ことり「うっ、あっ…ひうっ…うぅっ、あぁ…」ピクピク
海未「…(静かな教室に響く水音と、ことりから洩れるあえぎ声…何も知らない人が見たら誤解されますね…鍵かけときましょうか)」
―――――――――――――(チャイム音)
穂乃果「ふぁっ?!(ガバッ)…むにゃ…あれ、穂乃果…寝てた?」コスコス
海未「…はぁ…やっと起きた…」
ことり「あっ…おはよう…穂乃果ちゃん」
穂乃果「おはよう!あっ、ことりちゃんごめんね!気持ちいいから…つい」
ことり「ううん、気にしないで…ことりも、気持ちよかったし」ボソッ
穂乃果「ことりちゃんのおかけで、疲れが吹っ飛んだよ!ありがとっ!」
ことり「ど、どういたしまして」
海未「(横で見ていた私は、何故か疲れましたけどね…)」
穂乃果「あぁっ!ことりちゃん、膝がべちょべちょだよっ」
ことり「あっ、これは…」
穂乃果「もしかして…穂乃果、よだれ出してた?ごめんね!今拭くから!え~っとタオルは…ごめんね~」フキフキ
ことり「う、うん…気にしないで…」
海未「(だから、何でよだれを拭かれて残念そうなんですかっ!)」
支援
本当に素晴らしい話
支援
本当に素晴らしい話
穂乃果「よし、これで大丈夫かな…あれ?」
ことり「な、何?」ビクッ
穂乃果「ことりちゃん…スカートの方まで濡れてるよ?」
ことり「あ、あの…それは…」カァッ
穂乃果「ごめんねっ!そっちまで濡らしちゃって!えーっと…穂乃果のジャージ貸すから、それはいて!」
ことり「えっ?!穂乃果ちゃんのっ!い、いいのっ?」
穂乃果「いいよ!さっ、はいて!あとスカート洗濯して返すから」
ことり「スカートは…自分で洗うから、大丈夫だよっ!」
穂乃果「でも…穂乃果が汚しちゃったし、ちゃんと…」
ことり「いいからっ!ホントに大丈夫だからっ!」
穂乃果「(ビクッ)あ…うん…分かった…ごめん…」シュン
ことり「!…あ、おっきな声出してごめんね…スカートは、ことりのせいでも…あるから」
穂乃果「…?何でことりちゃんが悪いの?」
ことり「っ!ナンデモナイノヨ、ナンデモ…あの、着替えるから…外で待ってて欲しいな」
連投ごめんなさい
穂乃果「ああっ、ごめんね今でるね」
海未「…(ことりがスカートを濡らしたのは…なるほど、次はそういう風にアプローチしてみますか…ことりは、膝が弱い…)」ジーッ
ことり「海未ちゃん…」
海未「はっはい!何でしょうか?」
ことり「うみちゃんって…ムッツリだよね?」
海未「な、何言ってるんですかぁっ?!」
穂乃果「?海未ちゃんはむっちりしてないよ~、スラーっとはしてるけど…」
海未「穂乃果も、変にフォローしないでください!」
穂乃果「ふぇ?変って何が?」
海未「あっ、その…」
ことり「二人ともっ!早く、出てほしいな」ニコッ
ほのうみ「!ご、ごめんなさ~い」ガチャ、バタンッ
ことり「ふぅ…えへへ…ホノカチャンったら…でも、ジャージ貸してもらっちゃった♪」
ことりの膝枕 完
おつ
毎度楽しませてもらってる
おつ
おつやん
毎回楽しませてもらってます
次も楽しみにしてます
ファンレター
―――――――――――朝、下駄箱前
穂乃果「ふんふんふ~ん♪」ウキウキ
ことり「穂乃果ちゃん、ごきげんだねっ!」
穂乃果「うんっ!今日は生徒会がないから、思いっきり練習できるんだもんっ!」
海未「まぁ、気持ちは分からないでもないですが…これから1年、生徒会と両立しなくちゃいけないんですからね」
穂乃果「分かってるよ~、生徒会は海未ちゃんとことりちゃんが助けてくれるしっ!」
ことり「穂乃果ちゃんに頼られて嬉しいよっ!」
海未「私たちにも、生徒会での役割があることを忘れないでくださいね」
穂乃果「大丈夫だって~、さぁ今日も頑張るぞーっ」ガチャッ
ドサドサ、ドサッ
穂乃果「あっ、今日も入ってるや」
海未「今日は3通ですね」
ことり「生徒会長になってから、穂乃果ちゃんへのファンレター増えたよね」
海未「全校生徒の前に出る機会が増えましたからね、そこからμ'sを知った方もいるみたいですし」
穂乃果「こうやって形としてもらえると嬉しいよね~」ニコーッ
海未「まぁ、それは分かりますね」ガチャッ
ドサドサドサッ、ドサ、ドサ
ことり「今日は海未ちゃん、5通来てるね」
穂乃果「くっ…負けたっ!」ガクッ
海未「競ってどうするんですか…穂乃果に宛てた3人に対して失礼ですよ」
穂乃果「うん…そうだね」
ことり「海未ちゃんは、元々人気だもんね」
海未「えぇ、それは有難いことですが…でも今は…」
穂乃果「うん…ことりちゃんが…」
ことり「ふぇっ?!ことりが…何?」ガチャッ
ドサドサドサーッ、ドサ、ドサ、ドサドサ
ことり「ひゃぁっ!うわ~、今日もいっぱいある~」
穂乃果「…今日は7通だね」
海未「くっ…無念…」
穂乃果「海未ちゃん…5人の子たちに失礼だよ」
海未「そうでした、すいません…」
ことり「えーっと…あっ、この便箋カワイイ~!きゃっ、このシールもカワイイ~」ヤンヤン
海未「楽しそうですね…」
穂乃果「うん…穂乃果たちも、ちゃんと見よ」
海未「はい…あっ、こちらの方は達筆ですね」
穂乃果「このシール、オレンジの匂いがするよ!」
ことほのうみ「ワイワイ、ヤンヤヤンヤ」
―――――――――――昼休憩
ことり「ふぅ…やっと全部読み終えたよ~」
穂乃果「それだけあると、読むだけでも大変だよね」
ことり「うん、でも…みんなことりの為に書いてくれたんだもん!ちゃんと読まないよね!」
穂乃果「うんうんっ、分かるよ~」
ことり「でも、生徒会に入ってから急に増えたんだよね」
海未「…こう言っては失礼なのですが、確かにそうですね…ことりは、何か思いつくことがありますか?」
ことり「う~ん…なんでだろ?ことりもよく分かんないや」
穂乃果「書いてある内容にヒントがあるかもしれないよ!」
海未「そうかもしれませんね…ことり、答えられる範囲でいいので内容を教えて貰えますか」
ことり「うん、いいよっ!えっとね、よく書かれているのがことりのおやつを食べたいとか、作り方を教えてほしいとか…」
穂乃果「ふむふむ」
ことり「衣装は何を参考にしているとか、何処のブランドが良いとか、今の流行とか…」
海未「ほぉ…」
ことり「だから、衣装作りの参考に凄くなるんだ~」
海未「なるほど…増えた理由が分かった気がします」
穂乃果「えっ、そうなの?!」
ことり「教えて教えて~」
海未「ことり、以前委員会で手作りお菓子を振舞ったじゃないですか」
穂乃果「あぁ~あったね~…あれもおいしかったな~」
ことり「うん、みんなが頑張ってるから…喜んでもらえるかなって」
海未「多分、そこで食した方々がことりのお菓子について話題に出し…周囲に広がっていったのだと思います」
ことり「確かに…あの委員会のあと、一気に増えた気がする」
海未「あと、3年の先輩方と衣装について話したりもしましたよね」
ことり「うん、凄いおしゃれの参考になったな~」
海未「多分、これらが最近ことり宛てのファンレターが増えた理由です!」
穂乃果「…?どういうこと」
海未「ですから…」
ことり「あぁっ!確かに、お菓子関係は1年、オシャレ関係は3年からがほとんどだった!」ポンッ
穂乃果「へぇ~、そうなんだ」
海未「これまで、μ'sの中では当たり前だったことりの手作りのお菓子と衣装が生徒会を通じ…」
穂乃果「他の子たちにも伝わって、ことりちゃんに憧れる子が増えたってわけだね!」
海未「人のせりふを…まぁ、そんなとこです」
ことり「でも…ことりは好きでやってるなんだけど…」
海未「そのように、自分から誇示することのない奥ゆかしさも人気が出た要因かもしれませんね」
穂乃果「ねっ、だから言ったでしょ!ことりちゃんの女子力には、魅力があるんだよ!」
海未「…まぁ、そういうことですね」
ことり「そうなんだ…普通にやってただけなんだけど、そんなことになってたんだね」
穂乃果「自然体でことりちゃんは女の子らしいからねっ!」
海未「えぇ、生徒会で直接触れる機会が増えたことが大きいでしょうね」
ことりちゃんスケベすぎないかにゃー
ことり「う~ん…」
穂乃果「ことりちゃん、そんな難しい顔してどうしたの?」
ことり「うん…せっかくこんなにお手紙貰ったから、何かお返ししたいなって思って…」
海未「あぁ、なるほど…」
ことり「そうだ!穂乃果ちゃんと海未ちゃんは、今までお手紙貰ったらなにかやってた?」
海未「私は…差し出した方の名前が分かっていたら、お返事を書きましたね」
穂乃果「へぇ~、そうだったんだ」
海未「はい…頂いたその日の内に書き、翌朝下駄箱に入れるようにしています」
ことり「今まで気付かなかったよ」
海未「それは…見つからない様密かにやってましたから」
穂乃果「でも、それは嬉しいね!」
海未「喜んでいただけたら幸い何ですが…」
穂乃果「んっ、なんでちょっと表情が暗いの?」
海未「実は最近、一日の出来事を綴っただけの手紙もありまして」
ことり「へぇ~…だから毎日一定の数のお手紙があったんだね」
海未「はい、今更止めるわけにはいきませんし…頂けるのは嬉しいんですが…」
穂乃果「穂乃果には、できないな~」
ことり「穂乃果ちゃんは、何かやってたの?」
穂乃果「穂乃果はね~、直接行って、ありがとうって言うよ!」
海未「なるほど、穂乃果らしいです」
穂乃果「最初は握手してたけど、何通かくれた子はギューってしてあげるんだ!」
ことり「へぇ~…だから、穂乃果ちゃんのファンの子って熱狂的なんだね」
海未「穂乃果が壇上に上がる時、一部からの歓声が凄いですからね」
穂乃果「うん!凄く嬉しいんだよっ!」
海未「でも、穂乃果…ほどほどにしないと、勘違いされますよ」
穂乃果「えっ?!どういうこと?」
海未「分からないならそれでいいです」
穂乃果「…?うん」
ことり「なるほど…みんな、色々やってるんだね」
海未「まぁ、同じことをやる必要はないんじゃないですか」
穂乃果「そうだよ!ことりちゃんができることでいいと思うよ」
ことり「そっか~…ことりにしかできないこと…う~ん」
海未「まぁ、無理に見つけようとしなくてもいいのでは…」
穂乃果「…あっ、そうだ!」
海未「わっ!?何ですか、急に大きな声出して」
穂乃果「あるよ、ことりちゃんにしかできないこと!」
ことり「えっ、なになに?」
穂乃果「そ・れ・は・ね~」
穂乃果「ことりちゃんのお菓子教室だよっ!」
ことり「お菓子教室?」
穂乃果「うん!お手紙をくれたファンの子と、一緒にお菓子をつくるんだよっ!」
海未「なるほど、それなら手紙に書いてあることも実現できますね」
穂乃果「でしょでしょ!あとはファッションについてお話したり、一緒にμ'sの衣装を作って貰うの!」
海未「これも、希望をかなえてますね」
ことり「何か、おもしろそうだね!」
穂乃果「でしょでしょ!」
ことり「うん!何だか、やりたくなってきたよ~」
海未「生徒会主導で企画するのも良いかもしれませんね」
穂乃果「よ~し、それじゃあ次の会議で提案しようよ」
ことり「えへへ、楽しみになってきたな」
ファンレター 完
おつ
ことりちゃんのおやつ教室?
イケナイ香りがするね(・8・)
放課後に寄り道
穂乃果「ん~っ!久しぶりに体動かしたな~」ノビーッ
ことり「そうだね~、いつもより疲れちゃった」
海未「やはり、毎日練習していないと鈍ってしまいますね」
穂乃果「ラブライブもあるから、みんなの足引っ張らないようにしないとね」
ことり「うん…ことりは、それが心配だな」
海未「そうならないよう、3人で自主練習をしましょう」
ことり「最初のころみたいに?」
海未「えぇ、練習メニューは考えておきます」
穂乃果「えーっ、海未ちゃんの練習メニューキツイから嫌だな~」
海未「さっき足を引っ張りたくないって言ったのは、何処の誰ですかっ!」
穂乃果「うっ…そうだけど~」
ことり「まぁまぁ穂乃果ちゃん、ことりたちもあの頃よりは体力付いてるから大丈夫だよ!」
穂乃果「うんっ、それもそうだねっ!」
海未「あっ、練習メニューは現在の体力を考慮したものにしますので、あの頃より増やす予定ですよ」
ことほの「…海未ちゃんのオニーッ!!」
海未「なっ…ことりまで…」
ことり「だって…ねっ、穂乃果ちゃんっ!」
穂乃果「そうだよねっ、ことりちゃんっ!」
海未「全く…分かりましたよ、まずは今までのメニューを行い…そこから徐々に増やしていきます」
ことほの「わーいっ、海未ちゃんだーいすきっ!」モッギュー×2
海未「わわっ…はぁ…結局、甘いんですよね…」
ことほの「ふんふんふ~ん♪」
海未「…って、いつまで抱きついているんですか!」
穂乃果「わわっ…ごめんね…海未ちゃん…」シュン
ことり「ごめんね…ひょっとして、イヤ…だった?」シュン
海未「えっ、あの…そういうわけでは…あまり人目につくところでは…」
穂乃果「じゃあ、他に人がいなければいいんだねっ!」
海未「そ、そういうこと…になりますか…」
穂乃果「だって!よかったね、ことりちゃんっ!」
ことり「うんっ!よかったよ、穂乃果ちゃんっ!」
海未「…(まぁ、何だかんだで二人からあぁされるのは嬉しいんですけどね)」
穂乃果「あっ!ねぇ、ゲームセンターに寄って行こうよ!」
海未「…生徒会長があのような所に寄り道は、如何なものですかね」
穂乃果「そう固いこと言わないでよ~、久しぶりに3人でプリ撮ろうよ~」
ことり「あはっ、それいいかもっ!」
海未「しかし…」
穂乃果「さぁさぁ、海未ちゃん」グイグイ
ことり「行こうよっ、海未ちゃん」グイグイ
海未「ちょ、ちょっと…二人で押されたら…行くしかないじゃないですか」
・
・
・
穂乃果「え~っと…これにしようか」
ことり「ことりは穂乃果ちゃんがいいなら、何でもいいよ~」
海未「はぁ…うちの生徒はいないでしょうね」キョロキョロ
穂乃果「さっ、海未ちゃんもはいって!」グイッ
海未「わっ、引っ張らないでください!」
ことり「穂乃果ちゃん、フレーム何にする?」
穂乃果「えっとね~…これとか?」
ことり「あっ、カワイイ!でも、これもいいな~」
穂乃果「じゃあ、もう1枚撮ればいいよ!」
海未「…」キョロキョロ
ことり「海未ちゃん、そんなに周りを見てどうしたの?」
海未「あ、その…ここって、こんなに広かったでしたっけ…」
穂乃果「あっ、海未ちゃん高校になってプリ撮るの初めてだっけ?」
海未「はい…中学以来です」
ことり「そっか~、じゃあびっくりするかもね~」
穂乃果「ふっふっふ…今驚いていたら、これからもっと驚くことになるよ」
海未「何ですか、その不敵な笑みは…」
穂乃果「よしっ、準備オッケー!いくよ」
ことり「うん!ほら、海未ちゃんも何かポーズして!」
海未「えっ、あ、えっと…」アタフタ
3,2,1,パシャッ
穂乃果「え~っとどれどれ…あははっ!ことりちゃん、ナイスポジションッ!」
ことり「えへへ~、やっぱりことりはこの位置だよね~」※1期OP参照
海未「何でことりは、そんなに前に出てるのですか?」
ことり「何でって言われると…定番だから、かな?」
海未「そう…なのですか」
穂乃果「もうっ!立ってるだけじゃダメだよ、海未ちゃん!」
海未「はぁ、しかし…どのようにしたらいいか分からなくて…」
ことり「まぁまぁ穂乃果ちゃん、それよりデコろ?」
穂乃果「あっ、そうだね!海未ちゃん、見ててね!」
海未「はい、そのペンで何かするのですか?」
穂乃果「そうだよ!じゃあまずは、海未ちゃんの顔を…」タッチ
海未「あぁっ!私の目が、あり得ない大きさに!」
穂乃果「まだまだ~…えいっ、えいっ!」ピロンピロン
ことり「穂乃果ちゃんばっかりずるい~、ことりにも貸して~」
穂乃果「いいよ~、はいっ!」
ことり「ありがとっ!…えいっ、えいっ、えいっ!」ピロンピロンピロン
海未「あぁ…あぁ、あぁ…」ガクガク
コトン
穂乃果「あははっ、ちょっとやり過ぎたかな~」
ことり「全然大丈夫だよ~…ふふっ」
海未「もはや、誰が誰だか分かりませんね」
穂乃果「海未ちゃん、絵里ちゃんみたいなリアクションだね」
海未「絵里とも撮ったのですか?」
穂乃果「うん!この前みんなでアキバに行ったときにね」
ことり「あーっ、ずるいー!ことりも撮りたかったなー」
穂乃果「ごめんね!今度は、みんなで撮ろうね」
ことり「うん!」
穂乃果「じゃあ、もう1枚撮ろうっか!」
ことり「うん!じゃあ、今度はこのフレームで…」ピロン
穂乃果「海未ちゃん、今度はポーズ決めてね」
海未「えぇっ…どうすれば…」アタフタ
穂乃果「いつも鏡の前で練習しているのでいいよ」
海未「な、なぜそのことをっ!」
ことり「ほらほら、時間がないよ~」
海未「う、うぅ…もう、なるようになれですっ!」
3,2,1,パシャッ
穂乃果「どれどれ~…おぉっ!」
ことり「どうしたの穂乃果ちゃん…わぁっ!」
海未「二人とも、どうしたのです…か?」
穂乃果「海未ちゃん、凄い笑顔だ…」
ことり「ポーズのばっちり決まってる…」
海未「だ、だって…二人がポーズをとれというものですから…」モジモジ
穂乃果「…すごいよ海未ちゃん!」
ことり「うん、うん!」
海未「えっ…?」
穂乃果「こんなに決まってるなんてずるいよ~」
ことり「海未ちゃ~ん、今度ポーズの取り方教えて~」
海未「べ、別に…教えることなどないのですが…」
穂乃果「ことりちゃん、これから新しいポーズの研究しなきゃいけないね!」
ことり「うん!海未ちゃんよりもっと良いポーズ考えようね!」
海未「はぁ…」
穂乃果「よーっし、今度はゲームをやろーっ!」
ことり「おーっ!」
海未「まだやるのですかぁっ?!」
放課後に寄り道 つづく
おつ
安定していいね
是非二年組以外も機会があれば挑戦して欲しい
乙です。こういうの最高です。いつも楽しみにしてます。
放課後に寄り道 その2
海未「ゲームやるって…時間は大丈夫なのですか?」
穂乃果「大丈夫だよ!いつもより遅くなるって言ってるから」
ことり「ことりも~」
海未「はぁ…もしかして、最初から寄り道するつもりだったのですか?」
ことほの「え~っ、何のこと~?」ボケーッ
海未「確信犯ですか…全く、他の生徒に見られたら示しがつかないですよ」
穂乃果「大丈夫だよ、生徒会長だって普通の高校生なんだよ!」
ことり「そうそう!」
海未「何が大丈夫かよく分かりませんが…遅くなって補導なんてことにならないでくださいよ」
穂乃果「さすがにそんな遅くまでいかないよ~」
ことり「たまには息抜きも必要だよ、海未ちゃん!」
海未「しかし…私はこういう場所に慣れてないもので…どうすればよいか…」
穂乃果「そっかー、確かに海未ちゃんとゲームやるのって初めてかもね」
海未「穂乃果とことりとでは、あるのですか?」
ことり「うん!海未ちゃんが部活や、家のお稽古でいないときは行ったよね」
穂乃果「たまにだけどね」
ことり「それに、ことりは穂乃果ちゃんがゲームしてるのを見てるだけだから…海未ちゃんとあんまり変わんないよ」
海未「しかし、一体どんなゲームをやってるのですか?」
穂乃果「そうだね~…まずは何しよっかな~」キョロキョロ
ことり「…あっ、ホノカチャンッ!ことり、あれとってほしいな~」
穂乃果「んっ、どれどれ?」
ことり「あれ!あのキーホルダー欲しい!」
穂乃果「うん、分かったよ!よーし、まかせて!」
海未「まずはクレーンゲームですか」
穂乃果「じゃあ、ちゃちゃっと取っちゃうよ!」
ことり「きゃーっ、穂乃果ちゃんカッコいい~!」
・
・
・
穂乃果「よし、取れたよ!」
ことり「わーっ、ありがと~!嬉しいよ~」
穂乃果「えへへ~、ことりちゃんに喜んでもらえて穂乃果も嬉しいよっ!」
海未「数回で取るなんて…」
ことり「ねぇねぇ、次はあれも取って~」
穂乃果「どれどれ…分かった!よ~し、いくよ~」
海未「しかし…」
穂乃果「よ…お…はっ…」
ことり「あっ、わっ…あ~…」
穂乃果「う~…1回じゃ無理か~」
ことり「次はいけるよ!」
穂乃果「うん、じゃあいくよ!」
海未「こう客観的にみると…」
穂乃果「…っと…ここを…よ~し」
ことり「あっ…もう、ちょっと…」
コトンッ
ほのこと「とれたーっ!!」
穂乃果「はい、とれたよ!ことりちゃんっ!」
ことり「わ~い、ありがとう穂乃果ちゃ~ん」ギューッ
海未「まるで、恋人同志みたいですね」クスッ
ほのこと「!!!」
ことり「そ、そんな恋人同士だなんて!」アタフタ
穂乃果「そうだよ~、穂乃果たち女の子同士だよっ!」アセアセ
海未「物の例えですよ、そう見えただけです」
ことり「でも、ことり…穂乃果ちゃんとなら…いいよ」
穂乃果「えっ?!…穂乃果でいいの?」
ことり「うん…むしろ、穂乃果ちゃんだからいいというか…」
穂乃果「ホント?!わーい、嬉しいよ~!穂乃果も、ことりちゃんならいいよっ」ギュッ
ことり「きゃっ!えへへ、私たち両思いだねっ!」ギュッ
穂乃果「そうだねっ!」
海未「あはは…(穂乃果は冗談半分でしょうけど、ことりは…本気かもしれまんね)」
海未「で、他のゲームはやらないのですか?」
穂乃果「そうだね…あっ、海未ちゃんもやりたくなった?」
海未「いえ、そういうわけでは…」
ことり「素直じゃないんだから~…あっ、穂乃果ちゃん!あれとかどお?」ビシッ
穂乃果「どれどれ?あ~、あれなら海未ちゃんもできそうだね!」
海未「あれ?…あの画面に矢印が出ているのですか?」
穂乃果「そうそう!ダンスゲームなんだよ」
海未「はぁ…しかし、踊れるスペースはないようですが…」
穂乃果「これはね~…この上に立って出てきた矢印を踏むんだよ!」
海未「まぁこれなら…μ'sのダンスに比べればまだ…」
穂乃果「よ~し、それじゃあ勝負だよっ!」
海未「お手柔らかにお願いします」
ことり「二人とも頑張って~」
・
・
・
穂乃果「やった~、フルコンボ!」
海未「はぁ、はぁ…これは…その場に立ちステップを踏むのが…これほど、難しいとは…」
ことり「でも、海未ちゃんのスコアもいいよ」
穂乃果「ホントだ!結構難易度高いけど、初めてでなかなかこのスコアは出せないよ!」
海未「はぁ…そうなのですか」
穂乃果「やっぱり海未ちゃんはなにやっても凄いよね!」
ことり「うんうんっ!ことりがやったときは、クリアするのでやっとだったよ~」
海未「ゲームといえど、褒められると嬉しいものですね」
穂乃果「えへへ~、海未ちゃんに喜んでもらえて嬉しいよ…あぁ~っ!!」
海未「わっ?!…何ですか、急に大声出して…」
穂乃果「ハイスコア、凛ちゃんに更新されてる~!」
海未「凛もやってるのですか…あの、『りんりんりんがべー』が凛なのですか?」
穂乃果「うん!前一緒に来た時に知ったんだ!」
ことり「穂乃果ちゃん、凛ちゃんとも来たんだ~」
穂乃果「うん!お休みの日にも来たことあるんだ!…ちょっと穂乃果、凛ちゃんのスコア更新したいからこれやるね」
海未「他のはやらないのですか?」
穂乃果「今日はね、ごめんね二人は他ので遊んでて」
海未「分かりました…ことり、行きましょうか」
ことり「うん、分かった!」
放課後に寄り道 つづく
おつ
ことりちゃん最高ちゅん(・8・)
2年組だと、誰か2人がくっついて、残った1人がさみしい思いをするSSが多いから、3人共が両思いで仲良しなのはとっても素敵だわ。
とってもとっても乙乙
放課後に寄り道 その3
海未「とはいったもの…何をすればよいのか…」
ことり「海未ちゃんができそうなのだもんね~」
海未「ことりが得意なのでいいですよ」
ことり「うん…ことりは、見るの専門だから…得意なのってないんだよね」
海未「そうですか…穂乃果は…」
穂乃果「あ~っ、ミスした~!よ~し、もう一回!」チャリン
海未「まだかかりそうですね…」
ことり「あっ、あれとか海未ちゃん得意そう!」
海未「あれ…画面に銃を向けているやつですか?」
ことり「そう!シューティングゲームとか海未ちゃん得意そう!ほら、弓道やってるし」
海未「弓道はあのように人を撃つものではありません!」
ことり「あっ…ご、ごめんね…そうだよね、変なこと言って…ごめんね」シュン
海未「え~っとその…すいません、私も強く言いすぎました…すいません、ことりが気を使ってくれたのに」
ことり「海未ちゃんが謝ることないよ!ことりが変な言ったのが悪いんだから」
海未「こうお互い謝っていてもしょうがないので…やりましょうか」
ことり「そ、そうだね…」
穂乃果「あ~、もうちょっとなのに~!よし、もう一回!」チャリン
海未「で、これを持って引き金を引けばいいのですかね」バンッ
ことり「あっ、海未ちゃん画面の丸が照準だから敵にあれを合わせればいいよ」
海未「分かりました…(バンッ)…なるほど、要領はつかめました」
ことり「海未ちゃん、ことりのこと…守ってね」
海未「はぁ…そんな余裕があればよいのですが…」
・
・
・
海未「はっ…たっ…そこですっ!」バンバン
ことり「きゃっ…やっ…わ~ん」バンバン、ザシュ
海未「んっ…何やら、ことりのほうのバーが短くなって…色が変わってるようですが」バンバン
ことり「それはねっ(バン)、ことりの(バン)、ヒットポイントが(ザシュ)、減っているからだよ(ザシュ)」
海未「あぁっ、赤色になってしまいました…これがなくなったら、どうなるのですか?」バンバン
ことり「なくなったら…ことりが死んじゃうんだよ~」ザシュ
海未「なん…ですって…」
ことり「わ~ん、もうだめかも~」バンバン、ザシュ
海未「ことり、下がってください」
ことり「ふぇ…下がる?」
海未「はい、ことりの分も引き受けます…ですので、ことりは後方支援に集中してください!」
ことり「えーっと…う、うん…」
海未「ことりは…私が守ります!絶対、ことりは死なせませんっ!」キリッ
ことり「う、海未ちゃん」キュン
海未「やっ、はっ、たぁっ!」バンバンバン
・
・
・
ことり「やった、クリアだよっ!ウミチャンッ」
海未「はぁ…やっと終わった」
ことり「凄いよ~、ホントにやるの初めてなの?」
海未「はい…今日が初めてです」
ことり「でも、百発百中だったよ」
海未「それは…ことりを守りたい一心で…無我夢中でした」
ことり「えっ…ことりの為なの?」
海未「えぇ…このままだとことりが、死んでしまうと知って…」
ことり「でも、ゲームオーバーになるだけで…ことりはなんともないよ」
海未「ですが…いかなる時でも、ことりを守れなかったら…私は存在する意味なんて、ないのですから…」
ことり「海未ちゃん…」キュン
海未「あっ、すいません…勝手なことを言って…忘れてください」
ことり「ううん…忘れられないよ…」カアッ
海未「んっ?…ことり、顔が赤いですよ?熱でもあるのですか?」
ことり「あ、あああのね…なんでもない…ナンデモナイノヨナンデモ」アタフタ
海未「そうですか、ならいいのですか…」
ことり「あうぅ…」シューッ
海未「さて、穂乃果のほうはどうなりましたかね…」
ことり「う、うん…そうだね」
良い
実に良い
穂乃果「いや~、やっとスコア更新できたよ~」ニコニコ
海未「あぁ…そちらも終わりましたか」
ことり「穂乃果ちゃんおかえり…」
穂乃果「ただいま~…じゃあ、帰ろっか!もうおなかペコペコだよ~」
海未「しかし、あれだけ練習してまだ動けたとは…やはり練習メニュー増やしたほうが良いようですね」
穂乃果「えぇ~、それはちょっと嫌だな~」
海未「ふふっ、冗談ですよ」
穂乃果「海未ちゃんが言うと冗談に聞こえないよ~」
海未「そうですか?私だってたまには冗談くらい言いますよ」
穂乃果「も~っ…あ、そういえば二人は何のゲームをしたの?」
海未「シューティングゲームですよね、ことり?」
ことり「えっ、あっう、うん…そうだね」
穂乃果「ことりちゃん…元気ないね、どうかしたの?」
海未「はい、先ほどからなんですよ」
穂乃果「もしかして…海未ちゃん、何かやったんじゃないの?」ジトーッ
海未「なっ、なんてこと言ううんですか!」
ことり「そ、そうだよっ!むしろ…良いことがあったというか…嬉しかったから…」ゴニョゴニョ
穂乃果「そうなんだ…ならいっか!よ~し、帰ろ~」
海未「はい…まぁ、たまにはいい気分転換にはなりましたかね」
ことり「ねぇ…海未ちゃん…」
海未「はい、何でしょうか?」
ことり「あのね…手、握っても…いい?」
海未「?はい、構いませんが…はい、どうぞ」スッ
ことり「う、うんありがとう…(ギュッ)…えへへ、海未ちゃんの手…あったかくて、おっきい…」
海未「そうですか?ことりの手は、ちっちゃくて可愛らしいですね」ニコッ
ことり「あうぅ…ありがと…」カアッ
穂乃果「あっ、二人ともずるい~!穂乃果も手つなぐ~」
ことり「う、うん!はい、穂乃果ちゃん!」スッ
穂乃果「ありがとっ、ことりちゃんっ」ギュッ
ことり「えへへ、こうやって3人で手を繋ぐのって久しぶりだね」
海未「えぇ、そうですね」
穂乃果「うん!これからも、ずっとこうやって3人で手を繋いでいたいよね」
ことり「そうだね、これからも…ずっと、一緒に…ね」
海未「はい、いつまでもこのようにできればいいですね」
穂乃果「じゃあ、今日は手を繋いで帰ろ~♪」
放課後に寄り道 完
http://i.imgur.com/EZtRK1S.jpg
お疲れ様です。
真姫の誕生日
スタスタスタ…
真姫「あら、あれは…花陽!」
花陽「あっ、真姫ちゃん…おはよう」
真姫「おはよう、登校中に会うなんて珍しいわね…凛は一緒じゃないの?」
花陽「凛ちゃんは、まだなんだ…」
真姫「そう…でも、この道って花陽の通学路だったかしら?」
花陽「あっ…それはね…真姫ちゃんに…」モジモジ
真姫「私に…?」
花陽「あの、真姫ちゃん…お、おっ…」
真姫「お…?」
ダッダッダッダ…
凛「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃ~んっ!」ギュッ
真姫「ヴエェッ?!…り、凛!後ろから抱きつかないで!」
凛「なら、正面からいいかにゃ?」
真姫「もっとダメよっ!」
凛「なら後ろからしかないかにゃ~」
真姫「なんでそうなるのよ!」
花陽「あうぅ…」
凛「あっ、かよちんおはよーっ!」
花陽「おはよう、凛ちゃん…」
真姫「で、花陽はさっき何を言おうとしてたの?」
花陽「う、うん…その…お」
凛「そうだ!真姫ちゃん、お誕生日おめでとーっ!」
真姫「ありがとう…私の誕生日って言ってたっけ?」
凛「かよちんが教えてくれたんだよ~」
真姫「花陽が?」
花陽「う、うん…前、真姫ちゃんの生徒手帳拾ったときに…覚えてて…真姫ちゃん…お、お誕生日おめでとう!」
真姫「さっきから花陽がお、お言ってたのってこのことだったのね…ありがとう、花陽」ナデナデ
花陽「わわっ…恥ずかしいよぅ…でも、ありがとう」ニコッ
真姫「私も、花陽にお祝いしてもらえて嬉しいわ」ナデナデ
凛「あーっ、かよちんばっかしずるいにゃーっ!凛の方が先におめでとうって言ったんだから、ナデナデしてほしいにゃーっ!」
真姫「もうっ、分かったわよ!…はい、これでいいかしら」ワシャワシャ
凛「にゃにゃっ!ちょっとー、髪型がみだれるにゃ~」
真姫「先に言ってくれたから、強めにやってるのよ…凛も、ありがと」ワシャワシャ
花陽「ふふっ、真姫ちゃんったら」クスッ
凛「そういえば、真姫ちゃんお姉ちゃんになるんだねっ!」
真姫「お姉ちゃんといったって、どうせすぐに追いつくでしょ」
凛「でもでも~、穂乃果ちゃんたちと同い年なんだよ!」
真姫「同い年でも、あっちが上級生ってことは変わんないわよ」
凛「もう、真姫ちゃんは分かってにゃいな~」ヤレヤレ
真姫「どういう意味よ?」
凛「お姉ちゃんは、妹の面倒見なきゃいけないんだよ?」
真姫「そりゃあ、そうだけど…私には妹はいないわよ」
凛「だ・か・ら~、凛が妹になるにゃっ!」
真姫「はあぁっ?ナニソレ、イミワカンナイッ!」
花陽「あわわ…凛ちゃん」
凛「真姫お姉ちゃ~ん、凛に宿題写させて~」スリスリ
真姫「って、それが真の目的なわけね…マッタクー」
凛「ほらほら、かよちんもおねだりして!」
花陽「えぇぇっ?!わ、私はちゃんとやってきてるよぉ」
真姫「そうよ!やってきてない凛が悪いんだから、花陽を巻き込まないで」
凛「む~っ、二人して~…じゃあ、かよちんもお姉ちゃんって言ってみたらどうかな?」
真姫「なんでそうなるのよ!」
凛「ほらほら~、かよちんっ!」
花陽「い、言えばいいの?」
凛「うんうん!かよちんのお姉ちゃんを聞けたら、凛は満足だよ!」
真姫「ただ…あなたが聞きたいだけじゃないのよ、それ」
花陽「わ、分かったよぉ…えっと…ま、真姫お姉ちゃん…」
真姫「!…」ギュッ
花陽「ぴゃっ!?…ま、真姫…ちゃん?」
真姫「花陽…あなたはこれから…私以外の子にお姉ちゃんは禁止だから」ギューッ
花陽「えぇぇっ?!どういうこと?」
凛「え~、真姫ちゃんだけずるいにゃ~!凛も誕生日来たらかよちんにお姉ちゃんって言われたいよ~」
真姫「駄目よ!そんなの許さないんだから、お姉ちゃん命令よ!」
凛「さっきまで嫌がってたのに、都合よ過ぎだにゃ」
真姫「何とでも言いなさい!花陽のお姉ちゃんは私だけなんだから」
花陽「な、何か良く分からないけど…ダ、ダレカタスケテ~」
真姫の誕生日 完
以上です。
1年生組は、かよちんの一番になりたいと競い合うまきりんが好物です。
最後に、真姫ちゃん誕生日おめでとう!
真姫ちゃん誕生日おめでとう。そして乙乙。
μ′s全員揃ってるのもいいけど、学年分けもいいものだなぁ…。
1年でかよちんの取り合い、2年で海未ちゃんの取り合い、3年でにこっちの取り合いとか凄く好き。あくまで仲良く
乙
実際一年組の加入って真姫誕より後な気もするけど
可愛いしどうでもいいね
雰囲気凄く良いです
毎日楽しみにしてるよ!
>>124,>>125,>>126ありがとうございます!
さて、2期OP2年生組ジャケット欲しいがために1時間くらい車走らせゲーマーズでフラゲしました
ついでに、SIDが全巻置いてあったので買ってきました
それでは、本日分投下します
キャッチボール
穂乃果「キャッチボールしようよ!」ドンッ
ことり「…野球の?」
海未「また唐突に…何ですか」
穂乃果「あのね!この前、家のお掃除手伝ってたら…(ゴソゴソ)これを見つけたんだっ!」ジャンッ
海未「ボールと、グローブ…ですか」
ことり「でも、なんで穂乃果ちゃんの家にあるの?キャッチボールって、お父さんと男の子がやるイメージだけど」
穂乃果「それはね…お父さんが男の子が生まれればやりたいって思って、用意してたみたいなんだけど…」
海未「あぁ…そういうことですか…」
穂乃果「で、女の子2人だったから…しまったままにしてたんだって」
ことり「それは…仕方ないね」
海未「なぜあるかは分かりましたが、なぜ学校に持ってきたんですか?」
穂乃果「みんなとやりたいなって思ったから!」
海未「ところで、穂乃果は野球について知ってるのですか?」
穂乃果「9人でやるってことぐらいは知ってるよ!」
ことり「ことりもそれくらいなら知ってるよ!」
海未「はぁ…本当に最低限の知識ですね…」
穂乃果「むっ…そういう海未ちゃんは知ってるの?」
海未「まぁ…ルールくらいは知ってますよ」
ことり「へぇ~、海未ちゃんって野球好きなの?」
海未「いえ別に…父に連れられて見に行ったことはありますが…」
穂乃果「そうだったんだ~…じゃあ、海未ちゃんはキャッチボールできるね!」
海未「何でそうなるんですか!見るのとやるのは別物ですよ」
穂乃果「いいからいいから~、お昼休みにやろうよ!」
ことり「じゃあことりは、二人の応援をするねっ!」
――――――――――――――昼休み、グラウンド
穂乃果「よーっし、やるぞ~」グルングルン
ことり「ホノカチャンッ、ウミチャンッ、頑張って~」
海未「頑張るほどのことでもないのですが…」
穂乃果「え~っと…どうやってボール投げるんだっけ?」
海未「(ガクッ)…そこからですか…」
穂乃果「だって~、野球見たことないんだもんっ!」
海未「はぁ…それでよくやろうって言いましたね…とりあえず、相手の方見て腕を振ってください」
穂乃果「なるほど~…よ~し、いっくよー!…たーっ!」ブンッ
海未「…」
ことり「あれ…ボールは?」
穂乃果「ねぇ海未ちゃん…」
海未「何でしょうか…」
穂乃果「ボールは、いつ投げればいいの?」
海未「本当に野球を見たことないんですね…」
穂乃果「うん…家でお父さんが野球見てたら、雪穂と漫画読んでたから…」
海未「とりあえず、腕が一番高い所に来たらボールを離してください」
穂乃果「うん、分かったよ!」
ことり「穂乃果ちゃん、頑張って!」
穂乃果「ことりちゃんありがと~!…よし、じゃあいっくよ~…たーっ!」ビュン
ピュー
海未「…」
ことり「あぁ~…」
穂乃果「ちょっと海未ちゃん!ちゃんと取ってよ~」
海未「私の遥か上を行くボールを、どのようにして取れというのですか」
穂乃果「え~、その為に鍛えてるんじゃないの~?」
海未「一体どのように鍛えれば、あのボールをとれるのですか!」
穂乃果「ん~…確かに、無理だねっ!」
海未「はぁ…取りに行くこっちの身にもなってください」タッタッタ
穂乃果「海未ちゃん、ごめんね~」
海未「はぁ…無駄に疲れました…」
ことり「海未ちゃんお疲れ様~」
穂乃果「ごめんね~…さぁっ、バッチこーいっ!」バシバシ
海未「それは守りの時に言う言葉です…というか、それは知ってるんですね」
穂乃果「うん!漫画に書いてあったから」
海未「野球漫画は見たことあるんですね…なら、多少は知っててもいいと思うのですが…」
穂乃果「でも、絵だけだと何やってるか良く分かんないよ」
ことり「あ~、分かる~」
海未「まぁ、そうかもしれませんが…」
穂乃果「それじゃあ、海未ちゃんがお手本見せてよ~」
海未「お手本って…普通にやればいいんですよ」
穂乃果「その普通が分かんないんだよ~」
海未「じゃあ、一応見ててください…あっ、胸の前にグローブ向けてください」
穂乃果「分かった!こう?」スッ
海未「はい、そうです…行きますよ」スッ、グッ、シュッ
スーッ、パンッ
穂乃果「わっ、グローブの中に入ってきた!」
ことり「すご~い」
海未「別に、やり方さえ覚えれば普通ですよ」
穂乃果「でも、やったことないと出来ないよ~」
ことり「海未ちゃん、キャッチボールやったことあるの?」
海未「いえ…見て真似というか…」
穂乃果「真似だけでちゃんとできるなんて…流石海未ちゃん!」
ことり「ほんとだね~」
海未「はぁ、ありがとうございます…(言えない…いつかμ'sが有名になり、始球式に呼ばれた時の為に練習してたなんて…)」
ことり「ラブライブに優勝したら、始球式とかに呼ばれちゃうかもしれないね~」
穂乃果「あぁ~、よくニュースでやってる奴だねっ!」
ことり「そうそう!海未ちゃんはもう大丈夫だね」
海未「(ギクッ!)…い、いえ私は…そこはリーダーである穂乃果がやるべきでは」
穂乃果「そんなことないよ~、一番上手い海未ちゃんのほうがいいよ!」
海未「…そんな起こりもしないことを心配しても、しょうがないじゃないですか」
穂乃果「えっ…海未ちゃん、ラブライブ優勝したくないの?」
ことり「そうだったの?…」
海未「えっ、そっちですか?それは、もちろんしたいですよ!」
穂乃果「そっか、良かった~」
海未「そんなの当然じゃないですか」
ことり「そうだよね~」
穂乃果「よ~し、じゃあ始球式の為に上手く投げれるようにならないとね!」
ことり「うん!穂乃果ちゃん、ガンバって!」
海未「その為には、まず投げ方からちゃんとしなければなりませんよ」
穂乃果「海未ちゃんコーチ、よろしくお願いします!」バッ
ことり「ことりもお願いします!」バッ
海未「コートというほど、知識があるわけではないですが…分かりました、とりあえずフォームから固めましょう」
ことほの「はーいっ!」
キャッチボール 完
おつ
おつ!
海未ちゃんかわいい(・8・)
乙
海未ちゃん横浜で始球式やってたよね
>>135,>>136,>>137ありがとうございます!
確かに、海未ちゃん(中の人)は経験済みですね
μ'sは9人だから各ポジションにつくことも可能ですし、どこかでやらないかな~
音ノ木の場所的に、やるとしたら巨人かヤクルト…可能性はほとんどないですね
では、本日分投下します
ことりの悩み?(3話ネタバレ有)
ことり「はぁ…」ボーッ
海未「ことり…」
ダッダッダ、ガラッ
穂乃果「ふぃーっ、セーッフ!」
海未「確かにセーフですが…生徒会長としてはアウトです」
穂乃果「だって~、A-RISEの動画見てたら遅くなっちゃって~」
海未「まぁ、昨日のは良い刺激にはなりましたが…」
穂乃果「でしょでしょ!…って、ことりちゃんは?」
海未「あちらです…」
ことり「ふぅ…」ボーッ
穂乃果「どっか遠くを見つめてる…」
海未「通学中からあんな感じで…」
穂乃果「調子悪いのかな?」
海未「いえ、別に何ともないようです」
穂乃果「そうなんだー」
海未「とにかく今は、様子を見ましょう」
・
・
・
穂乃果「おっひるだーっ!」ルンルン
海未「今日は珍しく、寝ずに授業受けてましたね」
穂乃果「うん!…って、海未ちゃん穂乃果のことみてたの?…もう、エッチー」
海未「な、なんでそうなるのですか!」
穂乃果「もうっ、冗談だよ~」
海未「全く…で、ことりは…」
ことり「…」ボーッ
穂乃果「ずっとあんな感じだね」
海未「えぇ…また、悩み事でも抱えているのでしょうか?」
穂乃果「えっ?!また留学しちゃうの?」
海未「いえ…あの時とは様子は違うのですが…」
穂乃果「う~ん…私、今度はことりちゃんの力になりたい!だから、ちょっと聞いてくるよ!」ダッ
海未「あっ、穂乃果…もう、しょうがないですね…」
ことり「はぁ…」ボーッ
穂乃果「こーとーりーちゃんっ!お昼に行こうよ~」
ことり「…ふぅ」ボーッ
穂乃果「お~い!休憩終わっちゃうよ~」ブンブン
ことり「ん…」ボーッ
海未「反応なしですね…」
穂乃果「う~ん…あっ、そうだ!これでどうだっ!…んー」チュッ
ことり「…ピ、ピイィィィッッッ!!!ホ、ホ、ホッ・・・ホノノノ、カッチャンンッッ??!!」ガタッ
穂乃果「えへぇ~、やっと気付いてくれた!」
ことり「い、今…こ、ことりに…」
海未「キ、キキキ・・・キスを、しましたね!!」
穂乃果「うん!別にちっちゃいころよく、ほっぺにやってたし問題ないよ」
海未「しかし、今は成長したんですよ!あの頃とは違います!」
ことり「う、うん…」カアッ
穂乃果「あっ、もしかして…イヤ、だったかな…」シュンッ
ことり「!…ぜっ、全然問題ないよ!むしろ嬉しいというか…もっとして貰っていいと、いうか…」ゴニョゴニョ
穂乃果「ホントに?!良かった~…じゃあ、ことりちゃんも元に戻ったことだしお昼に行こうよ!」
穂乃果「はむっ…ん~、今日もパンが上手い!」
海未「ことり、落ち着きましたか?」
ことり「うん…まだ、ほっぺが熱いけど…」
穂乃果「んっ?ことりちゃん、やっぱどっか悪かったの?」
ことり「ううん、元気だよ!むしろ、元気になり過ぎたというか…」
穂乃果「そうなんだ!じゃあ、元気過ぎてボーっとしてのかな?」
ことり「へっ?ことり、ボーっとしてた?」
海未「えぇ…朝から、心ここにあらずといった感じでした」
穂乃果「そうそう!また何か悩んでいるんじゃないかって、心配したんだよ~」
ことり「う~ん…悩みじゃ、ないんだけど…」
穂乃果「だけど?」
ことり「昨日、UTXに行ったでしょ?」
穂乃果「うん」
ことり「その…凄くキレイで、キラキラしてたというか…」
穂乃果「あ~、確かにね」
海未「そうでしたか?」
ことり「それと、カフェスペースにあったスイーツが気になって…帰ってからず~っと、どんな味なんだろうって考えちゃって」
穂乃果「分かる!穂乃果も、すっごく気になってたよ!」
ことり「だよね~」
海未「別に…普通のお菓子でしょ…そんなに気にすることでは…」
ことほの「スイーツには、女の子の夢が詰まってるの(んだよ)!!」
海未「そ、そうですか…ですが、勉学に励む場としては相応しくありません!やはり、緑もあり木造の香るここ(音ノ木)こそが相応しいです!」
ことり「そうかもしれないけど…やっぱり、女の子はキラキラしてる所に魅かれるよね~」
穂乃果「うん、穂乃果も…UTXが人気がある理由が分かった気がするよ…」
海未「何ですか、二人して!ここを守るために、スクールアイドルになったのではないのですか!」
ことり「それはそうだけど…」
穂乃果「別に、音ノ木が嫌だってわけじゃないよ~…穂乃果も、こっちの方が好きだよ」
ことり「ことりもそうだよ!それに…UTXは学校としては、周りが賑やかすぎだしね」
海未「そうですか…なら良いのですが…」
ことり「でも…スイーツも食べてみたかったな~」
穂乃果「なら、またUTXに行く?」
ことうみ「えっ?!どうやって?」
穂乃果「ふっふっふ~…そ、れ、は…」
ことうみ「それは?…」
穂乃果「ツバサさんに聞いてみるんだよ!」ドンッ
ことうみ「えぇぇっ?!どうやって?」
穂乃果「実はね、メアド交換したんだ~」
ことり「えぇ~、い…いつの間に…」
穂乃果「帰り際にね、交換しようって言われたから」
海未「ま、全く気付きませんでした…」
穂乃果「ちょ~っと待ってね~」メルメルメルメル
ことり「ねぇ、海未ちゃん」ヒソヒソ
海未「何ですか、そんな小声で?」
ことり「いいから、海未ちゃんもこうして」ヒソヒソ
海未「分かりました」ヒソヒソ
穂乃果「ん~…あ、間違えた!」メルメルメル
ことり「ねぇ、これってピンチじゃない?」ヒソヒソ
海未「ピンチって、何がですか?」ヒソヒソ
ことり「ツバサさんに…穂乃果ちゃん、取られちゃうかも…」ヒソヒソ
海未「はあぁっ?!ど、どうして…ですか?」ヒソヒソ
ことり「だって…あの大勢いた中から、穂乃果ちゃんを見つけたんだよ」ヒソヒソ
海未「それは…前々から、私たちのことを知って頂いていたからでは」ヒソヒソ
ことり「あと、私たちのことも調べてたし」ヒソヒソ
海未「それは…私たちをライバルとして認めて頂けていたからでは…」ヒソヒソ
穂乃果「う~ん…こんな感じかな~」
ことり「でも、この地区には他にもスクールアイドルいるし…しかも穂乃果ちゃんだけ連れて行ったんだよ」ヒソヒソ
海未「それは…穂乃果がリーダーだからでは?」ヒソヒソ
ことり「でも…私たちに挨拶したいなら、ああいう風にはしないと思うよ普通」ヒソヒソ
海未「う~ん…そう言われると、そんな気が…」ヒソヒソ
穂乃果「あっ、字間違えてる!」メルメルメル
ことり「私…穂乃果ちゃんが手を引かれるのを、初めて見たよ…」ヒソヒソ
海未「確かにそうですが…なら、私たちも負けないよう頑張るだけです」ヒソヒソ
ことり「でも…相手は、あのA-RISEの綺羅ツバサだよ?勝てっこないよ」ヒソヒソ
海未「なら、私とことり…二人で挑むまでです」ヒソヒソ
ことり「う、海未ちゃん…うん、そうだね…」ヒソヒソ
海未「えぇ、共に…頑張りましょう」ヒソヒソ
穂乃果「よーっし、これで送信!」ピッ
海未「あっ、送りましたか」
穂乃果「うん!(~♪~♪~♪)…わっ、もう返事来た!」
ことり「早い!」
穂乃果「何々…ふむふむ…」
ことり「な、何て?」
ことり「私…穂乃果ちゃんが手を引かれるのを、初めて見たよ…」ヒソヒソ
海未「確かにそうですが…なら、私たちも負けないよう頑張るだけです」ヒソヒソ
ことり「でも…相手は、あのA-RISEの綺羅ツバサだよ?勝てっこないよ」ヒソヒソ
海未「なら、私とことり…二人で挑むまでです」ヒソヒソ
ことり「う、海未ちゃん…うん、そうだね…」ヒソヒソ
海未「えぇ、共に…頑張りましょう」ヒソヒソ
穂乃果「よーっし、これで送信!」ピッ
海未「あっ、送りましたか」
穂乃果「うん!(~♪~♪~♪)…わっ、もう返事来た!」
ことり「早い!」
穂乃果「何々…ふむふむ…」
ことり「な、何て?」
ことりの悩み? 完
穂乃果「いつでも来てい良いって!」
ことり「ホント?!」
穂乃果「うん!ことりちゃんと海未ちゃんも一緒にって」
海未「μ's全員ではなくてですか?」
穂乃果「うん、穂乃果たちの名前しなかいな~」
ことり「そうなんだ」
穂乃果「じゃあ、早速今日…」
海未「駄目です!」
穂乃果「えーっ、何でー」
海未「ラブライブ!予選まであと2週間しかないんですよ!休んでいる暇などありません!」
穂乃果「た、確かに…」
ことり「そうだね…」
海未「それに、UTXのステージを借りるんですからまた行けますよ」
穂乃果「それもそうだね!それじゃあ、ラブライブ!予選に向けて頑張るぞーっ!」
ことりの悩み? 完
おつ
>>149、ありがとうございます!
さて、ユメノトビラのジャケ絵が公開されましたが…
2年生組なのは嬉しいですが、やけに勇まし過ぎじゃないですかねぇ…(困惑)
では、本日分投下します
電話の理由
―――――――――――午前5時頃
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪
穂乃果「ん~…むにゃ…んんっ…うみ…ちゃん…(ピッ)はい、ほのかだよ~」
海未『穂乃果、穂乃果ですか?』
穂乃果「うん~…ほのかだよぉ~」ポケーッ
海未『あぁ良かった…穂乃果はいるんですね…』
穂乃果「…いるよぉ~」
海未『安心しました…早朝に失礼しました、では後ほど(ピッ)』
穂乃果「…なんだったの…寝よ」ポスッ
・
・
・
穂乃果「ふわぁ~あ…海未ちゃん、何だったんだろ…」
ことり「あっ、穂乃果ちゃんっ!今日は早いね」
穂乃果「ことりちゃん、おはよ~…うん、海未ちゃんに起こされちゃって」
ことり「えっ…穂乃果ちゃんも?」
穂乃果「もって…ことりちゃんも、海未ちゃんから電話あったの?」
ことり「うん…5時くらいかな…かかってきて、『ことりはいますか?』って聞かれたんだ」
穂乃果「あ~…穂乃果も確かそんな感じだったよ」
ことり「そうなんだ~」
穂乃果「うん…で、もう一回寝たんだけど…よく寝れなくて、いつもより早く起きちゃった」
ことり「ことりもだよ~」
穂乃果「何だったんだろうね?」
ことり「さあ…そういえば海未ちゃん、まだ来ないね」
穂乃果「うん、珍しいね…あの電話が関係あるのかな…」
テクテクテク…
海未「…!穂乃果、ことりーっ!!」ダッ
穂乃果「あっ!」
ことり「海未ちゃん!」
海未「よかった…二人ともいるのですね!」ダキッ
穂乃果「わわっ!…海未ちゃ~ん」
ことり「きゃっ!…急にどうしたの?」
海未「良かった…良かったです」グスッ
穂乃果「もう~、わけ分かんないよ~」
ことり「あれ、海未ちゃん…泣いてる?」
海未「もう…会えないかと思いました…」グスグス
穂乃果「海未ちゃんから抱きついてもらって嬉しいけど…泣かれると困るよ~」
ことり「ねぇ海未ちゃん…今朝、何かあったか教えてくれない…かな?」
海未「…はっ!…すいません、取り乱してしまいました」パッ
穂乃果「ふぅ~…一体どうしたの?」
海未「はい…実は…とても怖い夢を見たのです…」
ことり「夢?」
海未「えぇ…穂乃果と、ことりが…もう二度と会えないくらい遠い所に行ってしまうのです」
穂乃果「えぇっ…」
海未「だけど…μ'sのメンバーも、他の友だちもそのことを忘れちゃって…私だけが二人を知ってるたった一人の人間として取り残されて…」
ことり「そんな…」
海未「寂しいのに、悲しいのに、その気持ちを、誰にもわかってもらえない…」
海未「ついには、三人での思い出は私が勝手に作り出した絵空事なんじゃないかって、自分自身さえ信じられなくなって…」
海未「それで…目が覚めても、夢と現実の区別がつかず…あのような時間に電話を…申し訳ありませんでした」
ことほの「…」ギュッ
海未「きゃっ?!…穂乃果…ことり?」
穂乃果「うん、それはホントに嫌な夢だね…けど大丈夫だよ」ナデナデ
ことり「私たちが、誰にも会えないほど遠いところに海未ちゃんを置いて行っちゃうなんて…そんなことありっこないよ」
海未「ほ、本当…ですか?」
穂乃果「だって、穂乃果だよ?」
ことり「海未ちゃんでさえ泣いちゃうような辛いこと、私が我慢できるはずないよ」ナデナデ
海未「そ、そう…ですか」
穂乃果「うん、だから…安心していいよ…」
ことり「ことりも、穂乃果ちゃんも…ここに、いるから…」
海未「はい、はい…分かりました…」
穂乃果「海未ちゃん…もう、落ち着いた?」
海未「…はい…もう、大丈夫です…」
ことり「じゃあ、今日は海未ちゃんを真ん中にして行こっか」
海未「はい、それは構いませんが…なぜ?」
ことり「それはね…」
穂乃果「こうするんだよっ!」ギュッ
海未「…なるほど…でも、少し恥ずかしいですね」
ことり「急に人前で抱きついてきた海未ちゃんに言われたくないな~」
海未「うっ…そ、そう…ですね」
穂乃果「じゃあ、みんなで手を繋いで学校にレッツゴーッ!」
電話の理由 完
以上です、まどマギ叛逆の物語を見て思いついたネタでした。
次に、アニメ3話後の1年生組です
ご機嫌な花陽
花陽「えへへ~」ニコニコ
凛「かよちん…」
ガラッ
真姫「あら…おはよう、凛」
凛「あっ、真姫ちゃん!おはよっ!」
真姫「扉の前に突っ立ってどうしたのよ」
凛「うん…真姫ちゃんが来るのを待ってたんだ」
真姫「私を?…宿題なら見せないわよ」
凛「それはちゃんとやってきてるよ~」
真姫「なら、何なのよ?」
凛「かよちんのことだにゃ…」チラッ
真姫「花陽?」チラッ
花陽「えへへ、えへへ」ニコニコ
真姫「別に、いつも通りの笑顔の可愛い花陽じゃない」
凛「そうなんだけど~、いつもと違うんだよ~」
真姫「そう言っても…傍から見ただけじゃ、分かんないけど」
凛「今日朝会った時からあんな感じで…何というか、フワフワしているというか…」
真姫「でも、花陽ってゆるふわ愛されガールじゃない?」
凛「えっ…初めて聞いたにゃ…」
真姫「えぇ、初めて言ったんですもの」
凛「もーっ、冗談言ってる場合じゃないんだよ!」
真姫「と言っても…私に何ができるっていうのよ」
凛「真姫ちゃんなら…かよちんが何かの病気じゃないか、分かるかもって思って…」
真姫「そんな、私は医者じゃないんだけど…でも、見たところ別に何でもないんじゃない?」
凛「そうなのかにゃ~…あぁ、一体どうすればいいんだろう」
真姫「そんなの…本人に聞けば良いんじゃない?」
凛「あっ!それもそうだね!」
真姫「マッタクー、それすら思いつかなかったの」
花陽「えへへ~」ニコニコ
真姫「花陽、おはよう」
花陽「…あっ、真姫ちゃん!おはよう…」
真姫「今日も笑顔がキュートね」ニコッ
花陽「あ、ありがとう…真姫ちゃんも…カワイイよっ!」
真姫「えぇ、ありがとう…ところで、何か良いことでもあったのかしら?」
花陽「えっ?!な、何で?」
真姫「だって、さっきからずっと嬉しそうにしてるものだから…ちょっと気になって」
凛「うんうん!凛、今日会った時からず~っと気になってたんだ」
花陽「あっ、うん…実はね…」
真姫「えぇ」
花陽「昨日、UTXに行ってA-RISEの皆さんに会ったでしょ?」
凛「そうだね」
花陽「そこで、私の歌声を褒めてもらったのが嬉しくって~」トロ~ン
真姫「そ、そうなの…」
花陽「うん!だって…あのA-RISEに認められたって思うと、嬉しくって~」
凛「かよちんらしいにゃ!」
真姫「良かったわね…(何よ!花陽の声の素晴らしさに、一番に気付いたのは私なんだから!)」ムスッ
凛「あれ、真姫ちゃん…なんだかご機嫌ナナメだにゃ!」
真姫「そ、そお?別に…(表情に出てた?…でも…何かおもしろくないわね)」ムスーッ
花陽「あっ!でも…真姫ちゃんが、花陽の声を褒めてくれたから…自信が持てたんだよ!」
真姫「えっ…」
花陽「だから…こうやってスクールアイドルやれてるのも、A-RISEに会えたのも…真姫ちゃんのおかげなんだよね…」
花陽「真姫ちゃん、ありがとっ!」ニコッ
真姫「!…」ギュッ
花陽「ぴゃっ?!…ま、真姫…ちゃん?」
真姫「ごめんなさい…ちょっと、このままでいさせて…」
花陽「えっ、あっ…うん…分かった」
真姫「ありがと…(良かった…花陽は、覚えててくれたのね)」ギューッ
凛「えへへ、かよちんは何ともないみたいだし!真姫ちゃんのご機嫌も治ったみたいだし!一件落着だにゃ~」
ご機嫌な花陽 完
二本立ておつ!
うみたそ~
凛ちゃんええこやぁ
おつかれだにゃー
乙です
>>156
夢のせいで泣いちゃう海未ちゃん愛おしすぎる!
どこかで聞いた事あるセリフだと思ったらまどマギでしたか。
そこらへん凄くいい話だったのに、最後どうしてああなった…
みんなでお昼
穂乃果「ことりちゃん!はい、あ~ん…」
ことり「穂乃果ちゃんも!はい、あ~ん…」
ことほの「あ~んっ…もぐもぐ」
穂乃果「う~ん、ことりちゃんのお弁当おいし~!」
ことり「ありがとっ!穂乃果ちゃんに食べさせてもらうと、何倍もおいしくなるよ~」
穂乃果「え~、ホントに~?」
ことり「ホントだよ~…だから、食べさせてね!」
穂乃果「うん、分かったよ!」
海未「…食べさせていたら、お昼休憩が終わっちゃいますよ」モグモグ
穂乃果「あっ、海未ちゃん!一人で食べちゃってる!」
海未「もう高校生なんですから、一人で食べられますよ…あっ、ことりお弁当ありがとうございます!おいしいですよ」ニコッ
ことり「海未ちゃんもありがとっ!喜んでもらえて、ことりも嬉しいよ~」テレテレ
穂乃果「そうだことりちゃん!海未ちゃんにもあ~ん、しようよ!」
ことり「そうだね、穂乃果ちゃんっ!」
海未「うえぇっ?!い、いいですよ…」
穂乃果「遠慮しなくていいからさ~…はい、あ~ん」
ことり「ほら海未ちゃんっ!…あ~ん」
海未「…もう、しょうがないですね…あ、あぁ…あ~んっ!(パクパクッ)…んぐぐ」
穂乃果「わっ!二ついっぺんにいった!」
ことり「海未ちゃんすご~い」
海未「ん~、んんっ…(ゴクン)…はぁ、窒息するかと思いました」
穂乃果「でも、別に二人同時に食べなくも良かったのに~」
ことり「確かにそうだね」
海未「だ、だって…穂乃果とことり…どちらかを先に選ぶなんて…できなかったので」モジモジ
ことほの「海未ちゃん…」キュン
海未「な、なんですか…二人して黙って…」
穂乃果「だって…ねぇ、ことりちゃん!」ニコニコ
ことり「だよね…穂乃果ちゃん!」ニコニコ
海未「もうっ…さ、さぁ…早く食べないと、休憩時間が終わってしまいますよ///」
ことほの「は~い」ニコニコ
穂乃果「ことりちゃんのお弁当なら、穂乃果毎日食べれるな~」
海未「何言ってるんですか…ことりの事も考えずに」
ことり「えっ、穂乃果ちゃん…それって、本当?」
穂乃果「本当って…何が?」
ことり「ことりのお弁当を…毎日食べてくれるってことだよ…」
穂乃果「うん!穂乃果、ことりちゃんのお弁当毎日食べたいなっ」ニコッ
ことり「はうっ!」バキュン
海未「こ、ことりっ!急に仰け反ってどうしたのですか?」
ことり「だ、大丈夫…大丈夫だから」プルプル
海未「そ、そうですか…」
ことり「ホノカチャンッ!」
穂乃果「は、はいぃっ!」ビクッ
ことり「さっきの言葉…真面目な感じで、言って欲しいな…」
穂乃果「さっきのって…?」
ことり「穂乃果ちゃんの為に、ことりにお弁当作って欲しいってやつだよ!}
海未「何か微妙に変わってません?」
ことり「それは気にしないでっ!さっ、ホノカチャンッ!」
穂乃果「う、うん…分かったよ…んっ、んんっ…こほん…じゃあ、ことりちゃん…いくね」
ことり「う、うん」ドキドキ
穂乃果「ことりちゃん…穂乃果の為に、お弁当を作ってほしいな」キリッ
ことり「…」
穂乃果「あれ?…ことり…ちゃん?」
ことり「…うん、作る!作るよっ!きゃーっ、ことり嬉しいよ~」バシーン
穂乃果「あいた!…えへへ、喜んでもらえて良かったの…かな?」
ことり「あっ!ことり興奮しちゃって…ごめんね穂乃果ちゃん、痛かったよね」ナデナデ
穂乃果「えへへ、これくらいへっちゃらだよっ!」ブイッ
ことり「そっか~…良かったよ~」
海未「…(確かに、落ち着いた感じの穂乃果も…中々)」ドキドキ
ことり「さてと…次は、ウミチャンッ!」
海未「は、はいぃ?!」
ことり「今度は、海未ちゃんに言って欲しいな」ニコッ
海未「わ、私ですかぁっ?!」
穂乃果「そうだね、穂乃果も言ったんだし海未ちゃんもっ!」
海未「えぇ~…」
ことり「ねぇ…うみちゃ~ん、お願いっ!」ギュッ
海未「…はぁ、ことりはずるいです…」
穂乃果「と、いうことは…」
海未「分かりましたよ…やりますよ…」
ことり「やったーっ!」
穂乃果「良かったね、ことりちゃんっ!」
ことり「うんっ!やったよ、穂乃果ちゃんっ!」
海未「あっ…うんっ!…ふぅ…ことり、いきますよ」
ことり「う、うん…」ドキドキ
海未「ことり…私の為に、お弁当を作って…頂けますか?」キリッ
ことり「…はい」
海未「…ん?はいって…」
ことり「海未ちゃんの為に…毎日作ります…」ポーッ
海未「えっ、ちょっと…ことり、様子がおかしいですよ!穂乃果!」
穂乃果「さすが海未ちゃんだね、穂乃果もドキッとしたよ!」ドキドキ
海未「いや、それはいいんですが…ことりを」
ことり「不束者ですが、よろしくお願いします」ペコリ
海未「えっ、ちょっと!あ~、え~っと…だ、誰か助けてくださ~いっ!」
みんなでお昼 完
更新したらちょうどきてた…!
やはりこの互いに互いを想って依存気味の2年は良い!
穂乃果⇆海未⇆ことり⇆穂乃果
素晴らしい
海未とことりがほのキチになってないのが良いね
乙
二年生組最高だな
にこのお弁当
希「お昼やね」
絵里「えぇ…何か、生徒会も終わって楽になったはずだけど…物足りないわね」
希「まぁね…でも、こうやってゆっくりできるんも貴重やで」
絵里「それもそうね」
希「じゃあ、にこっちに声掛けてくるわ」
絵里「えぇ、よろしくね」
ガラッ、スタスタスタ…
希「あら、噂をすれば何とやら」
絵里「ふふっ、にこから会いに来てくれるなんてね…嬉しいわ」
にこ「何気持ち悪いこと言ってんのよ…」
絵里「にこに気持ち悪いって言われたわ…」シュン
希「ちょっと反抗期なだけやんな、にこっち」
絵里「そう…ちょっと寂しいけど、にこも成長したのね…」シミジミ
にこ「…って、なぁ~に小芝居してんのよ」
絵里「あら、乗ってくれてもいいのに」
希「にこっち、ノリ悪いで~」
にこ「うっさい!今日は購買でお昼買ってくるから、先に部室行ってて」
絵里「あらそうなの…」
にこ「えぇ…妹たちのご飯とか準備してたら、自分まで回らなくって…」
絵里「そう…まだにこが家のことやってるのね」
にこ「まぁこれも、長女の役目だし…とにかく、ちょっと行ってくるから」
希「ほな、先行ってるで~」
――――――――アイドル研究部部室
絵里「にこ、ちゃんと買えたかしら…」
希「流石ににこっちでも大丈夫ちゃう?」
絵里「えぇ、でも…お昼の購買って…」
バンッ
にこ「はーっ…はーっ…」ボロッ
希「にこっち!そんなにボロボロでどうしたん?」
にこ「はーっ…ここって、女子高…よね」
希「そ、そうやけど…」
にこ「なのに、なのに…何なのアレは!?パンに群れる野獣共は!」
希「それは言い過ぎちゃうん?」
にこ「いーや、経験してないからそんなこと言えるのよ!」
希「ご、ごめん…」
にこ「意を決して群れに突入した結果…手にしたのはパンの耳のみ…にこはアルパカかっつーの!!」バシーン
希「あわわ…にこっち、食べ物を乱暴に投げちゃあかんよ」
絵里「やっぱりね…」
希「んっ、絵里ち…やっぱりって?」
絵里「前々から、購買のパンが少ないって意見はあったのよ」
希「えっ、そうやったっけ?」
絵里「希が覚えてないのは、真面目に見ていなかっただけよ」
希「まぁ、絵里ちが見てたらええやん!」
絵里「そ、そうだけど…」
にこ「で、何で生徒会はその意見を無視してたのよ!」
絵里「私も、何とかできないか購買部に聞いてみたわよ…」
にこ「あっ、そうなの…」
絵里「で、帰ってきた回答が…パンはその日のうちに売り切らなきゃいけないから、多めには入荷できないみたいなのよ」
にこ「でも、明らかに需要と供給が合ってなかったけど…」
絵里「あれは…あの群れる感じが好きで集まる子が多いらしくて…」
にこ「何なのよそれ…」
希「ウチらの知らない世界があるんやね」
にこ「ま、でもこれでそんな感じか分かったから明日は大丈夫ね」
絵里「明日も行くの?」
にこ「まぁね…多分、明日もにこの分までは用意できないだろうから」
希「本当に大丈夫なん?」
にこ「大丈夫だって!スタートダッシュ決めて、華麗にゲットしてきてやるわ!」
絵里「それでにこ…パンの耳で足りるの?」
にこ「うっ…そうだった…はぁ、仕方ないわね…今日はこれで…」
希「少しなら、お弁当分てあげるで」
にこ「えっ、それは悪いわよ」
絵里「可愛いにこの為ですもの、気を使わなくても大丈夫よ」
にこ「まぁ可愛いのは事実だけど…それじゃあ、ありがたくいただくわね」
希「好きなおかずとってええよ」
にこ「ありがと…じゃあ、タコさんウインナーで」ヒョイ
絵里「ほらにこ、私のもどうぞ!」スッ
にこ「ちょっと待ってよ、希の食べ終わってからね…もぐもぐ…」
希「ふふっ…」
にこ「んっ…何よ?にこに何かついてる?」
希「いや…タコさんウインナー食べるにこっちが、あまりに似合ってて可愛いな~って思って…つい、な」
にこ「んなっ!バ、バカにしてるの!」
絵里「そんなことないわ!にこが可愛いのは事実でしょ!」キリッ
にこ「いや、それはそうだけど…なんか恥ずかしいのよっ!」
ワーワー、ギャーギャー、ニッコニッコニーッ…
―――――――――――――翌日、4時間目終了
にこ「よしっ…とそれじゃあ、戦場に行きますか!」ガタッ
ガラッ、ボインッ
にこ「んがっ…あっ、すいません…急いでて」
絵里「えぇ、大丈夫よ…私でなければ、怪我してたかもね」
にこ「って、絵里!さっきの感触って…」ジーッ
絵里「イヤね…さすがのにこでも、そんなに見られると恥ずかしいわ///」サッ
にこ「あぁゴメン…って、アンタと冗談言ってる場合じゃないのよ!」
絵里「どうしたのよ、そんなに急いで」
にこ「昨日も言ったでしょ!早く購買行かないと、にこのお昼ご飯が…」
絵里「あぁ…にこ、それには及ばないわっ!」キリッ
にこ「はぁっ?!どういう意味よ」
絵里「こういう意味よ…」スッ
にこ「そ、そのお弁当箱は…まさか…」
絵里「えぇ…にこ、あなたの為にお弁当を作ってきたの!」バァーンッ
にこ「な、なんですってぇー!」ガァーンッ
絵里「何よ、そのリアクション…私だって簡単な料理くらいできるんだから」
にこ「あ、ありがとう…って、絵里!その指どうしたの」
絵里「えっ?!あっ…こ、これはね(ススッ)…な、なんでもないの///…」カアァッ
にこ「そ、そう…とにかく、ありがとう(指を怪我してまで、にこの為に…それにあの絵里が顔を真っ赤にして…男なら一発で落ちるわね)」
絵里「じゃあ、部室で…」
希「絵里ち、ちょい待ち!」
絵里「の、希!」
希「にこっちにお弁当作ってきたんは…自分だけだと思わんことやな」ドギャーンッ
絵里「な、なんですってー」スガガーンッ
にこ「…とりあえず、教室前でオーバーリアクションするのやめてくれる」
のぞえり「何で?」
にこ「それは…恥ずかしいでしょうがっ!」
――――――――アイドル研究部部室
絵里「さて、と…」
希「じゃあ、早速」
のぞえり「にこ(っち)、さぁどうぞ!」グイッ
にこ「あ、あの…さすがに二人同時は…」
絵里「じゃあどっちから先かはにこが選んで」
希「そうやね…ほら、うち自慢の卵焼きどうぞ!」グイッ
絵里「私だって、唐揚げは自信あるんだから…どうぞ!」グイッ
にこ「じゃ、じゃあ…先に来てくれた、絵里から…」
絵里「やった!」グッ
希「くっ…出遅れが響いたか」
にこ「そんな大袈裟な…じゃあ絵里、いただくわね」パクッ
にこ「もぐもぐ…」
絵里「ど、どうかしら…」
にこ「うん、おいしいわよ!今まで食べたことない味ね、何使ったの?」
絵里「良かった…絢瀬家秘伝のスパイスが、にこのお口に合って…」
にこ「へーっ、絵里の家のオリジナルなのね」
絵里「えぇ、ロシアのおばあさまから伝わる味なの」
にこ「これは中々癖になるわね」
絵里「喜んでもらえて何よりだわ」
希「にこっち、ウチのことも忘れんといてな」
にこ「もちろん忘れてないわよ…じゃあ、希の方もいただくわね」パクッ
にこ「もぐもぐ…」
希「ど、どうやろか…」
にこ「この卵焼き…にこの好きな甘いやつだ」
希「それはもちろん、にこっちの好みはリサーチ済みやで!」ドヤァ
絵里「ぐっ…そこまでは知らなかったわ…」
希「まっ、にこっちとウチの付き合いは長いからな~」ドヤァ
にこ「何勝ち誇ってんのよ…まぁ、二人ともおいしかったわよ…ありがとね」
のぞえり「にこ(っち)…」ジーン
にこ「さ、さあ…こっちにお弁当ちょうだいよ!食べさせて貰ってたら、休憩終わっちゃうわよ…って絵里、希」
のぞえり「えっ、何?」
にこ「あんた達、自分のお弁当はどうしたのよ?」
のぞえり「…あっ!」
にこ「あっ…って、まさか…」
絵里「にこのことしか考えてなくて…」
希「自分の分忘れてもうたわ!」
にこ「はぁー…仕方ないわねー、じゃあこれを3人で分けて食べましょ」
絵里「でもそれは、にこの為に…」
にこ「いいから!それに、さすがに二人分は食べきれないわよ」
希「なら、お言葉に甘えようかな」
絵里「そうね…それじゃあ、にこ」アーッ
希「にこっち…」アーッ
にこ「何よ、二人して大口開けて」
絵里「何って…」
希「にこっち、食べさせてーな」
にこ「あんた達ね~…いい加減にしなさいよーっ!」
にこのお弁当 完
以上です。
にこにーはのぞえりに愛でられていればいいと思う。
続きまして、5話終了後の2年生組で投下します。
誰が花嫁?
穂乃果「この前のライブ、大成功だったみたいだね」
海未「えぇ、凛がしっかり役目を果たしたようですね」
ことり「はぁ~…ドレス姿の凛ちゃん、可愛かったな~」
穂乃果「だよね~、他のみんなもタキシード姿バッチリだったね!」
ことり「うんうん!可愛い衣装もいいけど、ああいう凛々しい感じもいいよね~」ホワー
海未「スカートでない衣装は新鮮でしたね…次は私もあんな感じが良いです」
穂乃果「海未ちゃん…ミニスカが嫌だから、そんなこといってんじゃないの~」ジトーッ
海未「なっ、何言ってるんですか!そんなことは…」ゴニョゴニョ
ことり「でも、海未ちゃんのタキシード姿見たいな~…あっ、執事服とかもいいかもっ!」ウキウキ
海未「ことりは、何かスイッチが入ったようですね…」
穂乃果「あ~あ…台風がなかったら、穂乃果がドレス着れてたのに~」
海未「そうでしたね…確か、採寸もして作ってもらったんですよね」
穂乃果「うん…やっぱ、ウェディングドレスって憧れるよね~」
ことり「…!そうだよね、やっぱりウェディングドレスだよね~」
穂乃果「だよねっ!」
海未「そうですかね…」
穂乃果「あっ、海未ちゃんはタキシードだねっ!」
ことり「うんうん!バージンロードは2回お願いね」
海未「はぁ…私が相手役ですか」
ことり「それは当然だよねっ!」
穂乃果「そうだねっ!…あっ、海未ちゃんもウェディングドレスが着たかった?」
海未「私は別に…やはり、白無垢を来た神前式が良いですかね」
穂乃果「だってことりちゃん!」
ことり「そっか~、ことりも着たいな~」
穂乃果「じゃあ、2回結婚式やればいいんだよっ!穂乃果は袴着るね」
ことり「はぁ~、穂乃果ちゃんの紋付き袴姿もいいかも~」ホワーッ
海未「んっ?…ちょっと待ってください」
ことほの「…」
海未「ど、どうしたのですか…急に黙って」
ことり「だって海未ちゃんが…」
穂乃果「ちょっと待ってって言うから…」
海未「冗談を言ってる場合ですか!」
穂乃果「穂乃果は、どんな時でも真剣だよ!」キリッ
ことり「キャー、ホノカチャンカッコイイーッ!」チューンッ
海未「あぁ、そうですか…じゃなくて!」
穂乃果「うん、何?」
海未「先程から、何やら引っかかるのですが…衣装の話では…ないのですか?」
穂乃果「うん」
ことり「そうだよ」
海未「では、その…」
穂乃果「もちろん!」
ことり「私たちの、結婚式の話だよっ!」
海未「やっぱり…で、結婚って…誰と誰ですか?」
穂乃果「それは穂乃果と~」
ことり「ことりと~」
ことほの「海未ちゃんだよっ!!」
海未「あ、あぁ…」フラッ
ことり「ウ、ウミチャンッ!」
穂乃果「わわっ、大丈夫?」
海未「すいません…目眩が…」
穂乃果「大丈夫?…」
ことり「保健室に行く?」
海未「いえ…大丈夫…です」フラフラ
穂乃果「ホントに大丈夫?」
ことり「ことりの膝枕で休む?」
海未「あぁ、それは大変魅力的ですが…とりあえず確認したいことが」
穂乃果「うん、何々?」
海未「はい、穂乃果とことり…私の結婚ですが…日本では同性婚、重婚は認められてないですよ」
穂乃果「そうだっけ?」
ことり「う~ん…でも、私たちなら何とかなるよ!」
穂乃果「そうだよね!」
海未「何とかなるって…法律が変わらないとどうに何ないですよ!」
ことり「ねぇ海未ちゃん…穂乃果ちゃんに付いて行って、後悔したこと…ある?」
海未「ことり…って、そんな風に言っても誤魔化されませんよ!」
ことり「そ、そっか…」
穂乃果「…ねぇ、海未ちゃん…」
海未「えっ?!何です?」
穂乃果「穂乃果たちと…ずっとにいるの、イヤだ?」
海未「どういう意味ですか…」
穂乃果「だって穂乃果…ことりちゃんと海未ちゃんと…ず~っと一緒にいたいくらい、大好きなんだもん…」
ことり「穂乃果ちゃん…ことりもそうだよ」
海未「そ、それは…」
穂乃果「ごめんね…勝手に盛り上がって…迷惑だったよね」シュン
ことり「ごめんね…穂乃果ちゃんとことりで、何とかするから…海未ちゃんは…」
海未「…あーもうっ!二人はズルイですっ!」
穂乃果「えっ、海未ちゃん…」
ことり「それって、どういう…」
海未「私だって…穂乃果とことりと…3人で、ずっと一緒にいたいです…」
海未「…分かりました、式に関しては了解しました!…ですが、一つ譲れないことがあります…新婚旅行は、ハワイですからね!」
穂乃果「…海未ちゃんっ」ギュツ
ことり「…ウミチャンッ」ギュッ
海未「きゃっ!…って、どうしたのですか二人とも」
穂乃果「ん~んっ、何でもっ!」
海未「そうですか…」
穂乃果「えへへ、海未ちゃん大好きだよ!」
ことり「ことりも、大好きだよっ、海未ちゃん!」
海未「わ、私も…大好き…です…穂乃果、ことり///」カアァッ
ことほの「えへへ~」ギューッ
誰が花嫁? 完
本日分は以上です。
では明日のオンリーイベントに期待しつつ、またssができたら投下いたします。
乙
よかった
イイネ…イイヨ…
おつ
酔いどれ穂乃果
―――――――――――――生徒会室
海未「さて…絵里が日頃の労いにと、くれたチョコなのですが…」
ことり「うん…」
穂乃果「ねぇどうしたのー、早く食べようよー」ワクワク
海未「そうしたいのですが…」
ことり「箱に書いてあるロシア語が分からないから…ちょっと不安なんだよね」
海未「はい…英語ならある程度の推測はできるのですが…」
ことり「それに、このお酒の絵が気になるよね…」
穂乃果「なーんだ、そんなことかー…1個食べてみたら分かるって!とりあえず、開けるよー」パカッ
海未「あぁっ!穂乃果!」
ことり「ホノカちゃんっ!」
穂乃果「ねっ、普通のチョコだよっ!」
海未「普通ですか…ね?お酒の瓶の形をしているようですが…」
ことり「それに、凄くお酒臭いよ~」
穂乃果「大丈夫だって~、ウィスキーボンボンとかもこんな感じじゃない?」
ことり「お菓子作る時に、香り付けで洋酒を入れることあるけど…これはちょっと…」
海未「やはり、止めておいた方が…」
穂乃果「む~…分かった!穂乃果が食べてみるよ!」ヒョイパクッ
海未「あっ、穂乃果!」
穂乃果「むぐむぐ…ごくっ…うん、大丈夫!」
ことり「ホント?お酒の味しない?」
穂乃果「うん…ちょっと、する…か…な?」ボンッ
海未「穂乃果!顔が真っ赤ですよ!」
穂乃果「あれ~…頭がぐるぐる、まわる…よ~」フラフラ
ことり「ホノカちゃんっ!大丈夫?」
穂乃果「こひょりちゃ~ん…らいじょうぶ、らよ~」フラフラ
海未「もうっ、そんなにフラフラして大丈夫なはずがありません!」
穂乃果「もう~、うみひゃんは…ひんぴゃいひょうじゃにゃ~…」
ことり「あわわ…海未ちゃん、どうしよう」
海未「う~ん…流石に酔っ払った場合の対処は…」
穂乃果「あ~…こひょりひゃんとうみひゃんが…ふたりゅにみえりゅ~、あははは~…ははっ」ガクッ
海未「穂乃果!」
ことり「ホノカチャンッ!」
穂乃果「…すぴー、すぴー…むにゃむにゃ…」zzz
海未「はぁ…寝ただけですか…とりあえず、起きたら水を飲ませましょう」
ことり「うん!じゃあ買ってくるね」ガタッ
海未「あぁ、あと濡れタオルとかもあったほうが」
ことり「分かった!準備するね」
海未「お願いします、私は穂乃果を見ています」
海未「さて…」
穂乃果「すぴー、すぴー…」zzz
海未「寝て酔いが覚めれば良いのですが…」
海未「それにしても…頂き物で申し訳ないのですが、絵里にはちゃんと言っといた方が良いですね」
海未「あと、起きた時穂乃果がまた食べない様…この箱は隠しておきましょうか…」ゴソゴソ
穂乃果「ん~…すかー、ぴー」zzz
海未「しかし…ぐっすりですね…」
穂乃果「むにゃ…すぴー」zzz
海未「まぁ…最近は予算会議の準備とダイエットで、大変でしたもんね…今日くらいは休んでください」ナデナデ
穂乃果「んんっ…えへ~」ニコーッ
海未「ふふっ、楽しい夢でも見ているのでしょうか…」ナデナデ
穂乃果「んっ…ん~…ふぁ~あ…んんっ」パチッ
海未「あっ、起きましたか」
穂乃果「あれぇ~…ほのか…ねてた?」ボーッ
海未「えぇ、それはぐっすりと」ニコッ
穂乃果「あ~、うみひゃんら~」
海未「…まだ、酔いが醒めてないのですかね」
穂乃果「う~み~ひゃんっ!ぎゅーっ!」モッギュー
海未「ひゃあっ?!ほ、穂乃果!」
穂乃果「えへ~、うみひゃんのにおいら~」スンスン
海未「やっ…くすぐったいです~…やめてくださいっ!」バタバタ
穂乃果「ん~…うみひゃんは、ほのかのこと…キライ?」
海未「なっ?!どうしたんですか、急に…」
穂乃果「らって…ほのかがぎゅってしたら…いやだって…」シュン
海未「そ、そのようなことは…」
穂乃果「ごめんね…そうらよね…ほのか、うみひゃんに…めいわくばかりかけるし」
海未「なっ…そ、それは…」
穂乃果「いつも、ほのかがちゃんとしないから…あいそが、つきちゃうよね…」ウルウル
海未「…あー、もうっ!」ギュッ
穂乃果「ひゃっ?!…う、うみひゃんっ?」
海未「穂乃果…あなたのことを嫌いになんて…なるはずがないじゃないですか!」ギューッ
穂乃果「うみひゃん…ホントに?」
海未「えぇ、本当です!…私の方こそ、いつまでも頼ってもらえて…嬉しんいですから!」
穂乃果「そっか…じゃあ…ほのかのコト、スキ?」
海未「!…はい、好きです…大好きです!…愛していますっ!」モッギュー
穂乃果「あぅっ…うみひゃん、くるしいよぉ~」
海未「はっ!…すいません、興奮して…つい」バッ
穂乃果「えへへ~、いいよ~…うみひゃん、ほのかもだいスキだよっ!」
海未「はい…ありがとうございます」
穂乃果「よしっ!だいスキなうみひゃんに…ちゅーしちゃおっ!」ガバッ
海未「えっ…んむっ…ん~っ」
穂乃果「んーっ…んっ…んん…」
海未「んっ…んっ…ん…」
穂乃果「む~…んっ…はっ!…」
海未「はっ…はぁ、はぁ…ほ、穂乃果///…」カアッ
穂乃果「えへへ~、うみひゃんだいすきだよっ!」ニコッ
海未「はっ、はい///…あ、あぁ…」シューッ、バタンッ
穂乃果「うみひゃん!?」
海未「…」シーン
穂乃果「あれれ~、うみひゃんもおやすみかな~」ナデナデ
ガチャッ
ことり「海未ちゃん、おまたせ!…って、あれ?」
穂乃果「あっ、ことりひゃんだ~」
ことり「穂乃果ちゃん、起きたんだ…あれ、海未ちゃんは?」キョロキョロ
穂乃果「うみひゃんなら、ここでねてるよ~」
海未「…」チーン
ことり「えぇ?!な、何があったの?」
穂乃果「さぁ~…ことりひゃんは、どこにいってたの?」
ことり「うん、穂乃果ちゃんのお水を買いに…」
穂乃果「えっ、ほのかのために?…わーい、ことりひゃんありがとーっ!」モッギュー
ことり「ひゃうっ?!ホ、ホノカチャン!」
穂乃果「えへ~…ことりひゃんのあまいにおい、すき~」スンスン
ことり「あうぅ…くすぐったいよぉ~」
穂乃果「…そーだっ!ことりひゃんもあまいのかな~」ペロッ
ことり「ぴぃっ!ホノカちゃ~んっ」
穂乃果「ん~…あまくは、ないかな~」
ことり「ま、まだ…酔っ払ってるんだよね」ドキドキ
穂乃果「そういえばことりひゃんっ、おみずかってきてくれたって」
ことり「そ、そうなの!穂乃果ちゃん…お水飲んで酔いを醒まさないと…」
穂乃果「なら、ことりひゃんにのませてほしいな~」
ことり「飲ませるって?…ペットボトルを口に持っていけばいいの…かな?」
穂乃果「ん~ん、違うよっ…こうやるんだよっ!おみずもらうねっ」ゴクゴクッ
ことり「あっ!…穂乃果ちゃん、自分で飲んじゃった…」
穂乃果「で…こーすりゅのっ!…んっ…」
ことり「えっ…んっ…んん…」
穂乃果「んっ…んんっ…む~」チュー
ことり「んっ…ごくっ…ごくっ」
穂乃果「んっ…はっ…こうやってほしいな」
ことり「ホ、ホノカチャー///」シューッ、ヘタッ
穂乃果「あれれ?ことりひゃん、きゅうにすわってどうしたの~?」
ことり「ごめんね…腰が抜けちゃって」ポーッ
穂乃果「そうなのー?あっ!ことりひゃん、せいふくがぬれてるっ!」
ことり「あっ、そうなの…大丈夫だよ…」ポーッ
穂乃果「らめだよ~!だいすきなことりひゃんが、かぜひいちゃうから…うわぎぬがすね」ヌギヌギ
ことり「ありがとう…」ポーッ
穂乃果「あぁっ、ブラウスもぬれてるー」
ことり「えっ、これくらいなら…大丈夫だよ…」
穂乃果「んー…でも、ふかないとっ!ことりひゃん、タオルかりるね!」
ことり「あっ、それは…」
穂乃果「あれ~、ぜんぜんみずふけないよ~」ビチャッ、ビチャッ
ことり「ひゃ!ぴぃっ…そ、それは…あっ」ビクッ、ビク
穂乃果「む~…だめだっ!」ポーイッ
ことり「あうぅ…寒いよ~」
穂乃果「まえよりぬれちゃった~…ことりひゃん、すけすけだね」
ことり「うぅ…恥ずかしいよぉ…」
穂乃果「あれ?ことりひゃん…ほのかとブラ、同じ?」
ことり「あぁっ!?こ、これは…ね…穂乃果ちゃんのが、可愛かったから」アセアセ
穂乃果「なぁ~んだ、いってくれたら…いっしょにかいにいったのに~」
ことり「えっ?!一緒に?」
穂乃果「うん!こんどいこうよ~」
ことり「う、うん…じゃあ、今度のお休みに…」
穂乃果「わかった!やくそくね!」
穂乃果「…う~ん」
ことり「あの、穂乃果ちゃん…ことりをじっと見て、どうしたの…」
穂乃果「おなじブラだけど…ことりひゃんのほうが、サイズおっきいな~って…」
ことり「そ、そうかな…」
穂乃果「そうだよ~」ワシッ
ことり「ひゃぁっ!?ホ、ホノカ…ちゃん?」
穂乃果「む~…まえより、おっきくなってる…」ワシワシ
ことり「あっ、ひゃっ…うっ…あぁ…」ビクッビクッ
穂乃果「おっきいし、ほのかのより…やわらかい」ワシワシ
ことり「あっ…くっ、あうっ…うぅ…ホ、ホノカチャー…ン」ビクンッ
穂乃果「あぁっ!そうだった、ことりちゃんのブラウスをぬがさなきゃ」
ことり「はぁ…はぁ…」クターッ
穂乃果「ごめんね、ことりちゃん…いまぬがすから」プチップチッ
ことり「あうぅ…」
穂乃果「わぁ…ことりちゃんのはだ…しろくて、キレイ…」
ことり「はうぅ…恥ずかしいよぉ…」
穂乃果「それに…すっごいスベスベしてる」サワッ
ことり「はうっ…くすぐったいよぉ///」
穂乃果「ほそいのに…マシュマロみたいにやわらかい…」ムニムニ
ことり「あっ、そこは…ひゃうっ」ビクッ
穂乃果「む~…ほのか、ことりちゃんのこと…たべたくなっちゃった…」ムニムニ
ことり「あっ、うっ…はっ…いい、よ…ほのかちゃん…なら、あっ…たべられ、ても…はぁっ…」ビクッビクッ
穂乃果「ホント?いいの?」
ことり「う、うん…おねがい…ことりを、はぁ…ほのかちゃんの…おやつに…はぁ、して…」
穂乃果「わかったよ!それじゃあことりちゃん…いただきま~す」アーンッ
ことり「う、うぅ…」ドキドキ
穂乃果「あ~…はむっ」パクッ
ことり「ぴぃっ!…あうぅ…」
穂乃果「はむ、あむ…ことりちゃ…ん、おいひい…よ」ウツラウツラ
ことり「あ、あり…はぁ、がとう…はぁ…も、もう…ダメ」カクッ
穂乃果「あむっ…ふわぁ…ぁっ…」カクッ
・
・
・
海未「…」チーン
ことり「…」チーン
穂乃果「すぴー、すぴー…」zzz
――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
その後、下校時間を告げるチャイムで目覚める3人だったが
穂乃果は何があったかの記憶は無く、海未とことりは何があったか穂乃果に言うことは無かった
酔いどれ穂乃果 完
海未ちゃん愛しちゃってたかあ
乙乙乙
えりちいい仕事した
おつー
エリチカナイス!!!
穂乃果の忘れ物
―――――――――――朝、待ち合わせ場所
ことり「海未ちゃん、おはよっ!」
海未「おはようございます、ことり…後は、穂乃果ですね」
ことり「あっ、穂乃果ちゃんは…途中までは一緒に来てたんだけど…」
海未「だけど?…」
ことり「忘れ物があるって言って…戻っちゃった」
海未「はあ、そうなのですか…」
ことり「それで、先に行ってって」
海未「遅れずに来たと思うと…まぁ、仕方ないですね…先に行ってますか」
ことり「うん!」
―――――――――――教室
海未「穂乃果…遅いですね」
ことり「きっと、信号につかまってるんだよ」
海未「しかし…あそこから穂乃果の家まではすぐなので、戻ってもここまで遅くならないはずです」
ことり「忘れ物が見つからずに探してるとか?」
海未「あぁ…どうしましょう…携帯に連絡を…でも…もし出なければ余計不安に…」オロオロ
ことり「う~ん…大丈夫だと思うけどな~」
海未「こんなことなら…穂乃果の家に行き、一緒に探せば良かったです」オロオロ
ことり「心配し過ぎだよ~」
海未「穂乃果…早く来てください…」
タッタッタッタ、ガラッ
穂乃果「ふぃ~、セーフッ!」
ことり「あっ、穂乃果ちゃん!忘れ物あった?」
穂乃果「ことりちゃん!うん、ちゃんと持って来たよっ!」ブイッ
ことり「その袋が忘れ物なんだ」
穂乃果「うん、実はね…海未「穂乃果っ!」ダッ
穂乃果「わっ!海未ちゃん、おはよっ!」
海未「おはようございます…穂乃果、大丈夫でしたか?どこか怪我とか…」オロオロ
穂乃果「へっ?…うん、大丈夫だよ」
海未「なら、なぜ学校に来るのがこの時間になったのですか?」
穂乃果「それは…これがなかなか見つからなくて…あと、赤信号につかまってて…」
ことり「ね、ことりの言った通りでしょ」
海未「はぁ~…良かったです…」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果のこと心配してくれてたの?」
海未「当然です!穂乃果に何かあったら…私、私…」ジワッ
穂乃果「そっか~、ごめんね心配かけて!このとおり、穂乃果は大丈夫だよ!」ギュッ
海未「きゃっ!?ほ、穂乃果!///」カアッ
ことり「あ~、海未ちゃん羨ましいな~」ニコニコ
海未「ちょ、ちょっと…みんなの前で、恥ずかしいですって」アセアセ
穂乃果「えぇ~、いいじゃ~ん」ギューッ
~♪~キーンコーンカーンコーン~♪~
ことり「あっ、チャイムが」
海未「ほら穂乃果、席に着かないと」
穂乃果「あ、うん分かった!」タッタッタ
海未「はぁ…朝から疲れました…」
――――――――――――――昼休憩
穂乃果「わーい、おっひる~」ルンルン
ことり「穂乃果ちゃんは、お昼になると元気になるよね」
穂乃果「だって、ご飯食べる時が一番幸せなんだもん!」
ことり「そうだね、ご飯食べてる時の穂乃果ちゃん…とっても幸せそうで、見てるこっちも幸せになるんだよね~」
海未「しかし、その元気を少しでも勉強に向けてくれたら…」
穂乃果「うっ…まぁ、人には得意不得意があるから…」
海未「ですが…これから勉強も難しくなりますし…」
穂乃果「その時はその時だよっ!私だって、やる時はやるんだよっ!」ドンッ
海未「はあ…確かに、今までもそうやって来れましたしね…」
ことり「まぁまぁ、その辺にしてお昼にしよっ!」
穂乃果「うんっ!」
・
・
・
穂乃果「ふぁ~、おなかいっぱいだーっ」ノビーッ
海未「しかし穂乃果は…毎日パンで飽きないですね」
穂乃果「むっ、失礼なっ!パンにもそれぞれ味が違うんだよっ!」
海未「それはそうですが…」
ことり「そういえば…穂乃果ちゃんが忘れ物って取りに帰ったアレって…何なの?」
穂乃果「ほえ、アレ?…あーっ!!」ガタンッ
海未「きゃっ!何ですか、急に大声出して」
穂乃果「そうだ、すっかり忘れてた!ありがとう、ことりちゃんっ!」ギュッ
ことり「わっ!えへへ、どういたしまして」ニコニコ
海未「で、アレは何なのですか?」
穂乃果「えっとね、二人へのプレゼントなんだっ!」
海未「私達への…」
ことり「プレゼント…?」
穂乃果「そうだよーっ!」ゴソゴソ
ことり「でも、誕生日とかでもないよ?」
穂乃果「これは、いつもお世話になってるお礼なんだ!」
海未「しかし、特別何もしてないですよ」
ことり「うんうんっ」
穂乃果「そんなことないよー…いっつも助けてもらってばっかりで、何かお礼しなきゃって思ってたんだ!」
海未「そんな…私たちこそ、いつまでも頼って貰えて嬉しいのに…」
ことり「そうだよ…私たちのほうが、穂乃果ちゃんに感謝しないと…」
穂乃果「まーまー、いいからいいから~…はいっ、こっちが海未ちゃんで、こっちがことりちゃん!」
海未「ありがとうございます…これは、服ですかね?」ガサガサ
穂乃果「うん!昨日お買い物してて、二人に似うかなって思って…」
ことり「大切に着るね!」ガサガサ
海未「そうですね、一張羅にしましょうか」
穂乃果「えぇ~、いいよ~安かったし~」
海未「…穂乃果がそう言うなら…」
ことり「確かに、ちゃんと着た方がいいかもね…あっ、これかな…」
ことうみ「…え゛っ」
穂乃果「えへへ、気にいって貰えたらいいなっ!」
ことり「…」(白地に灰色で『こ』の字が書かれたTシャツ)
海未「…」(青地に水色で『う』の字が書かれたTシャツ)
穂乃果「練習着買いに行ったら、新作が入荷してて…二人のイメージカラーにも合ってたから、買っちゃった!」
ことうみ「…」
穂乃果「ど、どうかな…」モジモジ
ことり「ワー、ステキダナー」
海未「ハイ、ウレシイデス」
穂乃果「喜んで貰えて、穂乃果も嬉しいよ~」
ことうみ「アハハハ…」
穂乃果「それでね…そのTシャツ…練習にも着てほしいなって…」
ことうみ「…!」
穂乃果「ダメ…かな?」
ことり「…えーっと…その…」
海未「穂乃果…申し訳ないのですが、私は…」
ことり「ウ、ウミチャンッ?!」
穂乃果「あっ…ダメ、かな…」
海未「私、寒がりでして…上着は長袖でないと…」
穂乃果「あーっ、確かに…そうだね…」
海未「すいません…」
穂乃果「気にしないで!じゃあ、部屋着にでも使ってよ!」
海未「ありがとうございます…」
ことり「えっと…ことりも…」
穂乃果「あれ?ことりちゃんって、練習着半袖じゃなかった?」
ことり「あうっ…そうだったね…」
穂乃果「ん~…でも、1着しかないと使いづらいかな~」
ことり「あっ…そ、そうだねっ!練習着は毎日洗いたいし、1日ごとに種類が変わるのも…」
穂乃果「それもそうだな~…う~ん…せっかくみんなとお揃いにできるかなーって思ったんだけど…」
ことり「えっ…穂乃果ちゃんと…お揃い?」
穂乃果「うん!種類は違うけど、ペアルック…みたいな感じでいいかなーって…」
海未「!…」
ことり「ペアルック…やっぱり、着るよ!着て一緒に練習しようよ、ホノカチャンッ!」
穂乃果「えっ、いいの?」
ことり「うん!だから、毎日着れるように売っているお店教えてほしいな!」
穂乃果「うん、教えるよ!」
ことり「えへへ、お買い物のついでにクレープとか食べに行こうよ!」
穂乃果「いいね~、デートだねっ!」
ことり「…!そ、そうだねっ…/// 」
海未「…あ、あ~…やっぱり、私も練習着として着たいですねー」
ことり「ウ、ウミチャンッ?!」
穂乃果「でも、さっき長袖じゃないとって…」
海未「良く考えたら、練習で動いて体は暖まるので問題ないと思ったので…」
穂乃果「そっか…それじゃあ、海未ちゃんも一緒に買いに行く?」
海未「えっ…よろしいのですか?」
穂乃果「うん!全然問題ないよ~…ねっ、ことりちゃんっ!」
ことり「ことりは、穂乃果ちゃんがいいならっ!」ニコッ
海未「ことり…すいません…」
ことり「いいよ、気にしないで」ニコニコ
穂乃果「それじゃあ、早速今日いこっか!売り切れてたらいけないし」
海未「そ、そうですね!」
ことり「えへへ、楽しみだね!」
穂乃果「よ~っし、早く放課後になれーっ!」
穂乃果の忘れ物 完
海未ちゃんは穂乃果の親友であり、母であり、ゴニョゴニョでありなところが良い
乙、いつも楽しみにしてる
これ楽しみなんだよね
穂乃果への贈り物
―――――――――――――――音ノ木坂学院屋上
穂乃果「ふぁ~、今日の練習終わりー!」
ことり「穂乃果ちゃん、ちよっといいかな?」
穂乃果「んっ?ことりちゃん、どうかしたの」
ことり「あのね…この後、穂乃果ちゃんのお家にお邪魔していいかな?」
穂乃果「うん、全然オッケーだよっ!」グッ
ことり「そっか、よかった」ニコッ
穂乃果「でも、何で?」
ことり「う、うん…穂乃果ちゃんに、渡したいものが…あって」モジモジ
穂乃果「穂乃果に?わーっ、何だろー」
ことり「それでね、一旦お家に帰ってから行くから…今日はことり、先に帰るね」
穂乃果「うん、分かった!海未ちゃんにも言っておくね」
ことり「うん、お願いするね…それじゃあ、また後で」
穂乃果「うん、またねー!」フリフリ
―――――――――――――――アイドル研究部部室
海未「穂乃果。ちょっといいですか?」
穂乃果「うん、どうしたの?」
海未「あの…この後、穂乃果のお宅に伺ってもよろしいでしょうか?」
穂乃果「海未ちゃんも?うん、いいよ!」グッ
海未「私も…ということは、他にも誰か来るのですか?」
穂乃果「うん、ことりちゃんも来るんだ!」
海未「ことりも…そうですか」
穂乃果「海未ちゃんはどうしたの?」
海未「あの…実は、穂乃果に渡したいものがありまして…」モジモジ
穂乃果「わーっ、海未ちゃんもなんだっ!嬉しいけど、今日って何かの記念日だったっけー」
海未「いえ、別に…も…ということは、ことりも何か穂乃果に渡したいと…」
穂乃果「うん!ことりちゃんは、その渡したいものを取りに先に帰ったんだ」
海未「そう…なのですか」
穂乃果「えへへ~、楽しみだな~」ウキウキ
―――――――――――――高坂邸前
穂乃果「ふんふんふ~ん♪ら~ら~ら~♪」ルンルン
穂乃果「おっと…お店にお客さんが…裏から入ろっと」
ガララッ
穂乃果「ただっだいまー!…あれ、これは…ことりちゃんの」
ガラッ
穂乃果「こっとりちゃーんっ!」
ことり「穂乃果ちゃんっ!おかえり!先に上がらせてもらっちゃった」
穂乃果「いいよ~…って、着替えずに来たんだ~」
ことり「うん…早く穂乃果ちゃんに渡したくって…」
穂乃果「そうなんだ!えへへ~、楽しみだな~…あっ、海未ちゃんも来るから」
ことり「海未ちゃんも?」
穂乃果「うん!海未ちゃんも、穂乃果に渡したいものがあるんだって」
ことり「へぇ~…そうなんだ…」
穂乃果「ちょっとおやつとってくるね」
ことり「あっ、ごめんね」
穂乃果「いいよ~、私も食べたいし!」
・
・
・
穂乃果「ふぃ~練習後に食べる甘いものは格別だね~」グテーッ
ことり「そうだね~…でも、食べ過ぎるとまた…」
穂乃果「うっ…だ、大丈夫…量は抑えてるから…」
ことり「ふふっ、それなら大丈夫だね」クスクス
穂乃果「もうあんなのはこりごりだよ~…あっそうだ!ことりちゃんの渡したいものって?」
ことり「そうだったね…これ、なんだけど」ガサッ
穂乃果「ありがと!…服、かな?」ガサガサ
ことり「うん…お買い物してて、穂乃果ちゃんに似うかなって思って…この前のお礼も兼ねて」
穂乃果「あ~…そんなのいいのに~…っと、こ、これは…」
ことり「どう…かな?」
穂乃果「セーターに…絵?記号?」
ことり「それは、アルファベットの『H』と『O』だと思うよ」
穂乃果「あっ、そっか…え~っと、だとすると」
ことり「ローマ字読みで、『ほ』になるよ」
穂乃果「あぁっ!そうか『ほ』だ!…『ほ』セーターだねっ!」
ことり「うん、穂乃果ちゃん『ほ』Tシャツ来てるから…冬用にって思って」
穂乃果「わーっ、凄いイイッ!ありがとうことりちゃんっ!」モッギュー
ことり「きゃっ!えへへ、どういたしまして///」
穂乃果「ちょっと着てみようかな~…上着を脱いで…よっと…どおかな?」
ことり「凄い似合ってるよ、穂乃果ちゃんっ!」
最初は仲良し3人組だったのに、穂乃果の取り合いになってきちゃってるな…
ガララッ
『ごめんくださーい!』
穂乃果「あっ、海未ちゃんだっ!…(ガラッ)海未ちゃ~ん、そのまま上がって~!」
海未「はい、分かりました!」
穂乃果「海未ちゃんも似合うって言ってくれるよ~」
ことり「う、うん…そうだね…」ソワソワ
穂乃果「んっ?ことりちゃん、どうかした?」
ことり「べっ、別に…大丈夫だよ」
ガラッ
海未「すいません、お待たせしまし…た」
穂乃果「海未ちゃ~ん見て見て~、ことりちゃんがプレゼントしてくれたんだ~!」ヒラヒラ
ことり「…」
海未「…すいません、私…帰りますね」クルッ
穂乃果「えっ、あっ…ちょっと待ってよ~」ガシッ
海未「きゃっ!穂乃果、離してください!」グイグイ
穂乃果「何で~、穂乃果に渡すものあるんでしょ~」グイグイ
海未「そ、そんなもの…ありませんっ!」グイグイ
穂乃果「だったら、その手に持ってるのは何なの~」
海未「これは…捨てる予定だったゴミです!」
穂乃果「そんなの嘘だってバレバレだよ~…ふんっ!」バッ
海未「あっ!ほ、穂乃果…返してください!」
穂乃果「ダメー!海未ちゃん、せっかく私の為に買ってくれたのに…ゴミだなんて言われちゃうと悲しくなるよ」
海未「す、すいません…ちょっと大人げなかったです」
穂乃果「ん?ことりちゃんと同じ袋だ…」
海未「うぅ…」
ことり「…」
ガサガサ
穂乃果「あぁっ!こ、これは!」
ことうみ「…」
穂乃果「ことりちゃんがくれたのと同じ、『Ho』セーターだ!」
海未「だ、だから…見せたくなかったのです!」
ことり「海未ちゃん…ごめんね…」
海未「ことりが謝ることはありません!服を贈るなど、慣れないことをした私が悪いのです…」
ことり「でも…海未ちゃんも、穂乃果ちゃんに似合うって思ったから…買ったんでしょ」
海未「そ、そうですが…」
ことり「なら…」
穂乃果「ちょっとー、穂乃果を置いて二人でお話ししないでよ!」
海未「あっ…」
ことり「ご、ごめんね…」
穂乃果「私は、同じセーター貰っても全然大丈夫だよっ!」
海未「ですが…」
穂乃果「だって、このセーターすっごくお気に入りになったし、毎日でも着たいよ!」
ことり「そうなんだ」
穂乃果「だけど…汚したり、毎日着続けるわけにはいかないけど…2着あれば、どっちか洗濯できるからすっごい助かるよ!」
海未「穂乃果…」
穂乃果「だから、ことりちゃんと海未ちゃんからこのセーター貰えて…すっごく嬉しいんだから!」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「ね、だからことりちゃんも海未ちゃんもそんなに暗い顔しないで!ほら、3人でもっぎゅー!」モッギュー
ことうみ「きゃっ!」
穂乃果「えへへ~、穂乃果の温かさを二人にも分けてあげるね」
ことり「うん!穂乃果ちゃん…ありがとう」ギュ
海未「はい!穂乃果…ありがとうございます」ギュ
穂乃果「私こそ、ありがとう!ことりちゃん、海未ちゃん!」
穂乃果への贈り物 完
以上です。8話で穂乃果ちゃんが「Ho」セーターを着ていたことから思いついたネタでした。
HO.の服可愛かったなwwww
乙!
ふぅ…
お疲れ様です!
>>245結局は、3人仲良くで行きますので
>>251,>>252,ありがとうございます!
ところで、今月のG'sコミックのSIDコミカライズはことりちゃんの『はさまれちゃった!』ですね
ことほのうみの絆を再確認し、3人のお風呂シーンも…これは、買わなきゃ(使命感)
今回は、8話後の話となっています。
それでは始めます。
海未の初体験?
穂乃果「いやー、新曲作ること決まって良かったねー」
ことり「そうだね、歌詞もしっかりとみんなで考えなきゃだね!」
穂乃果「うん…少しだけど、海未ちゃんの苦労が分かったよ~」
ことり「で…その海未ちゃんが…」
海未「ラブソングラブソングラブソングラブソング…」ブツブツ
穂乃果「さっきからずっと、あんな感じだよね…」
海未「ラブソングラブソング…ラブラブラブラブ…ラブ、キス…キス、キスッ!…はっ、破廉恥ですっ!」ガタンッ
穂乃果「ひゃあっ?!どうしたの、急に立って?」
海未「はぁ、はぁ、はぁ…すいません…歌詞のイメージをまとめようとはしてるのですが…どうしても、あの場面が…」ガクガク
穂乃果「あの場面…?」
ことり「う~ん…もしかして…あの恋愛映画のこと…かな?」
穂乃果「恋愛映画って…みんなで見てたやつ?」
ことり「そうそう、穂乃果ちゃんがすぐに寝ちゃった」
穂乃果「で、海未ちゃんが言ってたあの場面って?」
ことり「それは…海未ちゃんが消しちゃった、キスシー海未「わーっ!ことり!それ以上はもういいです!」
穂乃果「あ~…海未ちゃんって、キスシーンダメなんだ」
海未「いえ、駄目…というか…慣れてないというか…」
穂乃果「でも…映画じゃなくても、ドラマとかでそういうシーンとかあったよね」
海未「そういった番組を見たことがないので…」
ことり「そういえば…今までもドラマの話題とか、海未ちゃん乗ってこなかったもんね」
穂乃果「あとは…穂乃果のマンガ読んでた時とか、キスシーンもあったでしょ?」
海未「それは…そういったシーンが見えたら…ページ飛ばしてましたから…」
穂乃果「う~ん…そこまでだったとは…」
ことり「これは、別の意味で心配になってくるね…」
海未「な、なんですか!別に、そんなの知らなくても…今後生きていく上では、何の支障もありません!」
ことり「でも大人になって、そういう場面がある度に避けてたらおかしいよ」
穂乃果「そうだよねー」
海未「うぅ…それもそうですね…」
ことり「キスシーンでこんな感じだったら、それ以上を見たら…」
海未「なっ、何を言ってるんですかことりっ!///」
穂乃果「ねぇ、キス以上のことって何?」キョトン
ことり「ふぇっ?!ホノカチャン、知らないのぉっ!」
穂乃果「うん…マンガやドラマではキスした後、裸で寝てたけど…そのことかな?」
海未「そ、そこまで見ていて…何をしてたか知らないのですかぁっ!」
穂乃果「う、うん…海未ちゃんは知ってるの?」
海未「えっ、あっ…その…あの…とっ、とにかくっ!破廉恥ですっ!」
ことり「大丈夫だよ、穂乃果ちゃんは知らなくていいことだから」ナデナデ
穂乃果「え~!ことりちゃんと海未ちゃんは知ってるんでしょ~!穂乃果も知りた~い」
ことり「大人になったら、みんな知ることだから…その時は、私が教えてあげるね」ニコッ
穂乃果「えっ、いいの!」パァッ
ことり「うん…ホノカチャンになら…いいよ///」ポッ
海未「こっ、ことり何を言ってるんですかかっ?!お、女の子同士でそっ、そのようなことが…///」
ことり「今は、女の子同士でも普通なんだよ、ウミチャンッ!」ニコッ
穂乃果「そっか~、女の子同士でもできることなんだね!楽しみだな~」
ことり「うん、楽しみにしててね」ニコニコ
海未「あ、あわわ…そのような世界があったとは…」ガクブル
穂乃果「そういえば、何でこんな話になったんだっけ?」
ことり「それは、海未ちゃんが…」
海未「わーっ!もうその話は良いではないですか!」
穂乃果「でも…」
ことり「ねぇ…」
海未「わ、私だって…人生経験を踏めば大丈夫…なハズ、です…」
穂乃果「う~ん…でもな~…あっ、そうだっ!」
ことり「何?いいこと思いついたの?」
穂乃果「海未ちゃんが経験しちゃえば平気になるはずだよっ!」
海未「…はっ、はぁぁっ?!!」
ことり「わーっ、ナイスアイディアだよ穂乃果ちゃんっ!」
穂乃果「でっしょー」ブイッ
海未「ちょ、ちょっとまっ、ままま待ってくださいぃっ!」
ことほの「…」
海未「だからって本当に待たなくていいですっ!」
穂乃果「やった、ツッコんでもらえたよ」
ことり「やったねホノカチャンッ」
ことほの「イエーイッ!」パンッ
海未「はぁ…気が済みましたか…」
穂乃果「うんっ!」
ことり「さぁ海未ちゃん、続きをどうぞっ!」
海未「では改めて(コホンッ)…経験するって、相手はどこにいるのですかぁっ!!」
穂乃果「どこって…」
ことり「ここにいるよ」
海未「ここって…私と穂乃果、ことりしかいませんが…」
穂乃果「うん…」
海未「そういうことは…その…男性とすることが普通なのではないのですか?」
ことり「今は、女の子同士でも普通にするんだよ」
穂乃果「そうだよねっ!」
海未「えっ、あっ…ええと…もしかして…ことりと穂乃果は…」
ことほの「もちろんやったことあるよ!」
海未「あ、あぁ…そう、ですか…」ガクッ
穂乃果「海未ちゃんっ?!」
海未「いえ…あまりにも衝撃的でして…大丈夫です…」
ことり「大丈夫そうには見えないよ~」
海未「し、しかし…どのような状況で…その…したのですか…」
穂乃果「それはね…嬉しいことがあった時や、上手くいったなって思った時に…」
穂乃果「女の子同士でキスすると、また同じ結果になるおまじないがあるって…ことりちゃんが言ったから…それで、シて」
穂乃果「それから…気持ちイイから…そういうことがなくても、やるようになったんだ」
海未「ことり…」
ことり「ごめんね海未ちゃん、穂乃果ちゃんはことりが取っちゃったから///」ポッ
海未「んなっ、なっ…」プルプル
穂乃果「それじゃあ穂乃果は、海未ちゃんからことりちゃんを取っちゃうぞ~」ガバッ
ことり「きゃーっ、ホノカチャ~ン///」
穂乃果「ことりちゃ~ん、コチョコチョしちゃうぞ~」コチョコチョ
ことり「きゃーっ、くすぐった~い…もう、お返しだよ~」ソーッ
海未「…」
穂乃果「ひゃぁっ?!ことりちゃんっ!穂乃果、モモは弱いのに~」
ことり「えへへ~、知ってるから触ったんだよ~」
海未「…」ジワッ
穂乃果「む~…そんな悪いこと言う口は、チャックだよっ!」チュッ
ことり「んっ…ぴぃっ!?ホ、ホノカチャー///」
海未「…うっ…ぐすっ…」
穂乃果「えへへ~、どうだっ!」
ことり「もうっ///…ことりだって!」チュッ
穂乃果「んっ…えへへ~、やり返されちゃった~」
ことり「えへへ、おあいこだねっ!」
海未「ひっ、ぐすっ…うぅっ…」ポロポロ
ことり「あ、穂乃果ちゃん!海未ちゃんが…」
穂乃果「えっ…あぁっ!海未ちゃん、どうしたの?」
海未「うっ…ぐすっ、ひっく…うえぇぇん」ボロボロ
ことり「あわわ、やり過ぎちゃったかな」オロオロ
穂乃果「ごめんね海未ちゃん、ちょっとふざけ過ぎちゃったね」ナデナデ
ことり「ごめんね…本当は、海未ちゃんから穂乃果ちゃんを取ったりなんかしないから」ナデナデ
海未「ひっく…えぐっ…ち、違う…ぐすっ、ん…ですっ、ひくっ」ボロボロ
穂乃果「えっ、違うって…どういう意味?」
海未「わ、わだじは…ぐすっ、ほのがど…ごどりは、ひっく…まだごどもだど…おもっでまじだ…ひっく」ポロポロ
ことり「それは…合ってるんじゃないかな…」
海未「いいえ…ざっぎのごどで、ひっく…ほんどうにごどもなのは…ぐすっ、わだじのほうでしだ…」ポロポロ
穂乃果「そんなことないよ~」
海未「あんなごどで、恥ずかしがって…ひっく…一番大人だって、思いごんでた自分が…ぐすっ、なざけなぐで…」ポロポロ
ことり「穂乃果ちゃん、どうしよう…」
穂乃果「う~ん…あっ、そうだっ!ことりちゃん、ちょっといい」
ことり「うん…(ヒソヒソ)…あっ、それいいかもっ!」
穂乃果「でしょ!それじゃあ、一緒にいくよっ!」
ことり「うんっ!」
海未「もう、私は…ぐすっ、ふだりに…ひっく、偉そうなごどなど…いえないでず…」ポロポロ
穂乃果「う~み~ちゃんっ!」
ことり「大丈夫だよっ!」
ことほの「んっ…」チュッX2
海未「…ひあぁっ?!」ガバッ
穂乃果「あっ、顔あげてくれた!」
ことり「えへへ、海未ちゃん涙止まった?」
海未「えっ、あっ…はい…驚いて引っ込んでしまいました…」
穂乃果「やったー、大成功ー!」
ことり「やったね、ホノカチャンッ!」
海未「あの…これは、その…」
穂乃果「えへへ~、これで海未ちゃんも経験済だね!」
ことり「ほっぺだけどねっ!」
海未「え~っと…そ、そいうこと…なのですかね///」
穂乃果「うんうん、そうだよっ!」
海未「ですが…やはり…私も…///」モジモジ
ことり「うん?海未ちゃん、どうしたの?」
海未「えっと…わ、私も…二人と、同じになりたいですっ!」
穂乃果「えっ…それって…」
ことり「つまり…」
海未「そういう…こと、です///」カアァッ
穂乃果「ま、まさか…海未ちゃんからキスをお願いされるなんて…」
ことり「やんやん、嬉しいけど恥ずかしい~」クネクネ
海未「あうぅ…私だって…恥ずかしいです///」
穂乃果「でも、せっかく海未ちゃんからお願いされたんだ!」
ことり「もうこれは…やるしかないよね!」
穂乃果「うん!」
海未「あ、あの…お手柔らかに…お願いします…」
穂乃果「それじゃあ、どっちからやろっか?」
ことり「あの…ことりから、シても…いいかな?」
穂乃果「ことりちゃんから?いいよっ!」
ことり「ありがとう…えへへ~、これで穂乃果ちゃんと海未ちゃんの初めての相手は、ことりになるのかな?」
穂乃果「おぉっ、そういえばそうだね」
海未「うぅ…ことり、宜しくお願いします」ミツユビー
ことり「あわわ、海未ちゃん大袈裟だよ~」
海未「ですが…初めてこの身を委ねるのですから…」
穂乃果「リラックスしてればいいんだよっ!」
海未「はぁ…しかし…先程から、胸の鼓動が…」ドキドキ
ことり「緊張するのは最初だけだからね…ほら、顔をあげて」クイッ
海未「あっ…」
ことり「海未ちゃん…凄くキレイだけど…近くで見ると、もっとキレイだね…」
海未「うぅ…恥ずかしいです…」ドキドキ
ことり「一瞬だから…ね…いくよ、海未ちゃん…んっ」チュッ
海未「んっ…」
ことり「…んっ…えへへ、どうだった…かな?」
海未「あの…凄く柔らかくて…甘かったです…」
穂乃果「あっ、それって…」
ことり「ことりが作ってきたクッキーの味かも」
穂乃果「それじゃあ、海未ちゃんのファーストキスはクッキーの味だねっ!」
海未「あぁ…そうですかね…あと、とても…気持ちよかったです…」
ことり「ホント?ことりも、すごーく気持ちよかったよ!」ニコッ
海未「うっ(ドキッ)…あの、ことり…ありがとう、ございます///」
ことり「ことりこそ、ありがとっ海未ちゃんっ!」
海未「いえ///…」
ことうみ「///…」ホワ~ン
穂乃果「ちょっと!穂乃果のこと、忘れてない?」
海未「あっ…いえ、別に…」
穂乃果「今、間があったよね!やっぱり忘れてたんだ~」
ことり「ごめんね穂乃果ちゃん、海未ちゃんはことりが取っちゃったから///」ポッ
穂乃果「あーっ、さっきやったやつ!」
海未「うぅ…恥ずかしいです///」シューッ
ことり「うふふ、恥ずかしがる海未ちゃんカーワイイッ」ナデナデ
海未「あうぅ///…」
穂乃果「もーっ、今度は穂乃果の番なんだからねっ!」
海未「あぁ、そうでしたね…穂乃果、よろしくお願いします」ミツユビー
穂乃果「もう、それもいいって!よ~っし、穂乃果のキスで海未ちゃんをメロメロにしちゃうんだから!」
ことり「ホノカチャン、ガンバって!」
海未「それで、私は…」
穂乃果「あ、そのままでいいよ!…腕、回すね」スッ
海未「はい…っ!」
穂乃果「わーっ、やっぱり海未ちゃんの顔キレイだねーっ!」
ことり「でしょ~」
海未「あの、穂乃果…息が…」
穂乃果「ん~?かかる様にやってるんだもんっ!」
海未「そ、そうなのですか…」ドキドキ
穂乃果「うん!…あ、海未ちゃん…あのね」
海未「な、何でしょうか…」ドキドキ
穂乃果「目、閉じてくれたほうが…いいかな」
海未「は、はい!」ギュッ
穂乃果「じゃあ、海未ちゃん…いくね…んっ」チュッ
海未「んっ…」
穂乃果「んっ…はっ…どうだったかな?」
海未「あの…柔らかくて、気持ちよくて…餡子の味が…しました」
ことり「えっ、それって…」
穂乃果「ほむまんの味だ~!」
ことり「穂乃果ちゃん、さっきまで食べてたもんね~」
穂乃果「う~、何かカッコ悪いな~」
海未「でも…懐かしく、凄く落ち着きました…」
ことり「海未ちゃん、ほむまん大好きだもんね!」
海未「は、はい///…」
穂乃果「う~ん…なら、よかったのかな~」
ことり「うん、大丈夫だよっ!」
穂乃果「これで、海未ちゃんも経験済だね!」
ことり「そうだね、これで大丈夫…かな?」
海未「あ、あの…穂乃果、ことり…」
穂乃果「んっ、海未ちゃん?」
ことり「どうかしたの?」
海未「もう一度…よろしいでしょうか…」モジモジ
穂乃果「もう一度って…」
ことり「何のこと?」
海未「もうっ、分かってるくせに!」
穂乃果「でも、海未ちゃんと穂乃果たちの考えてることが違うってことも」ニヤニヤ
ことり「あるしねぇ」ニヤニヤ
海未「うぅ…分かりましたよ…キス、してください」ボソボソ
穂乃果「ん~…肝心なとこが聞こえなかったな~」
ことり「そうだね~」
海未「うぅ…キスですよキス!魚ではないですよ!」
穂乃果「あっ、ボケを先読みされた!」
ことり「これは一本取られたね、穂乃果ちゃんっ!」
海未「さ、さぁっ!言ったのですから」
穂乃果「うん、分かったよ!それじゃあ、今度は穂乃果からするね」
ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃんの後はことりにしてほしいな」
穂乃果「分かったよ!それじゃあ、海未ちゃん…イイ?」
海未「は、はい///…」
海未の初体験? 完
乙
餡子が餃子にみえたちゅん
2年後は3人一緒に初体験するんですかね(ゲス顔)
乙!とっても良かった
海未のキス恐怖症克服?
穂乃果「海未ちゃん…んっ」チュッ
海未「んっ…」
穂乃果「んっ…えへへ、海未ちゃんの唇も気持ちいいよ~」
海未「そ、そうでしょうか///…ほ、穂乃果も…気持ちいい、です…」
穂乃果「えへへ~、ありがとっ!」
ことり「穂乃果ちゃ~ん、ことりにもお願~い」
穂乃果「分かったよ!…んっ」チュッ
ことり「んっ…」
穂乃果「んっ…人によって、キスの感触って違うんだね」
ことり「あっ、そうだね」
海未「あ、あの…ことり…私にも、お願いできないでしょうか…」
ことり「うん、分かったよ~…んっ」チュッ
海未「んっ…」
ことり「んっ…えへへ、海未ちゃんもすっかりキスに夢中だね」
海未「は、はい…これほどに気持ちいいものだとは、思いませんでした…」
穂乃果「でもさ…これで海未ちゃんが、キスシーンも恥ずかしがることなくなるのかな?」
ことり「それも…そうだね」
海未「なぜですか?こうして私は、キス…できましたし///」
穂乃果「今やってるのは、女の子同士だし…実際は男の人とのキスシーンの方が多いよね?」
ことり「うん…」
海未「そ、そんな…だ、大丈夫なはずです!」
穂乃果「それじゃあ、確かめてみる?」
海未「確かめるって…どのようにしてですか?」
ことり「それは、実際に男女のキスシーンを見ればいいんじゃないかな」
穂乃果「あっ、この前の映画の続きを見ればいいね!…ちょっと準備するね」
・
・
・
穂乃果「この前、海未ちゃんが止めたシーンの前まで飛ばしたよ!」
海未「はい、大丈夫です!キスを経験した私には、怖いものなどありません!」ドヤァ
ことり「海未ちゃん、声が大きいよ!穂乃果ちゃんのお家の人に聞かれる///」
海未「あっ!…す、すいません///…」
穂乃果「もう、海未ちゃんったら///…じゃあ、再生するね…」ポチリ
海未「…」
ことり「…」
穂乃果「…」ウトウト
海未「…ダ、ダメですっ!破廉恥ですっ!」ブチッ
ことり「あー…」
穂乃果「ふぁ~…やっぱダメか~」コシコシ
海未「うぅ…なぜ、なぜなのですか…」シクシク
穂乃果「う~ん…こうなったら、消さないように縛っちゃう?」
海未「な、何て恐ろしいことを言うのですか!」
穂乃果「え~、そうでもしないと海未ちゃん消しちゃうじゃん!」
海未「ですが、もっと平和的な方法でお願いしますっ!」
ことり「私は…穂乃果ちゃんになら、縛られても…イイヨ///」ポッ
海未「ことりっ、何てこと言うのですか!」
ことり「え~、だって興奮しない?穂乃果ちゃんに縛られるんだよ?」
海未「わ、私にはそういう趣味はありませんっ!」
穂乃果「まーまー、そこまでしないと難しいって話だよ。ことりちゃんだって、冗談だよね?」
ことり「えっ…あ、うん…そうだね…」
穂乃果「ねっ!」
海未「は、はぁ…(ことりが少し残念そうなのは、なぜなのでしょうか…)」
穂乃果「結局、最初に戻ったね…」
海未「うぅ…」
ことり「う~ん…あっ、そうだっ!」ポンッ
穂乃果「何々?何か思いついたの?」
ことり「うん!男女のキスシーンが恥ずかしいのなら…」
海未「恥ずかしいのなら…」
ことり「実際男の人とやればいいんだよっ!」
穂乃果「えっ?!」
海未「はっ?…はあぁぁっっ?!こ、ことり!あ、あなた…何言ってるのか理解しているのですかっ!!」
ことり「うん、分かってるよ」
海未「大体、何処にキ、キスをする…男性が、いるのですか!」
穂乃果ちゃんにはM、海未ちゃんにはSで対応できることりちゃんとかいう万能
ことり「えっと、ここにいるよ」
穂乃果「ここって…もしかして、穂乃果のお父さん?!」
海未「なっ…何て事を…無理です、無理に決まってます!」
ことり「もう、違うよ~」
穂乃果「でも、ここにいる男の人って他には…」
海未「も、もしやことり…あなた…」ガクガク
ことり「二人で話を進めないでよ~…私が言ってる男の人は…」ポンッ
穂乃果「んっ…ことりちゃん?」
ことり「穂乃果ちゃんのことだよ!」
穂乃果「えっ、えぇぇっ?!」
海未「そ、そんな…穂乃果、あなた…」ガクガク
穂乃果「ち、違うよ~!海未ちゃんも何度も見てきたでしょ!穂乃果が…女の子だってトコロ///」
海未「そ、そうです…が///」
ことり「もう、だから二人で進めないでよ~」
海未「はぁ、すいません…」
穂乃果「でもことりちゃん、どうするの?」
ことり「それはね~…穂乃果ちゃんを、男の人にするんだよっ!」
穂乃果「ええぇっ?!ほ、穂乃果を男の子に?」
海未「ことり、あなたにそのような技術があるのですか?」
ことり「技術と言えば…そうなるのかな」
穂乃果「えっ、どうするの?穂乃果、どうなっちゃうの?」ガクブル
ことり「も~、そんなに怖がらなくたっていいよ~」
穂乃果「でも、男の子になるってことは…その///」モジモジ
ことり「や~ん、照れてるホノカチャンもカワイイ~」
海未「ことり…穂乃果は、どうなってしまうのですか…」
ことり「ねぇ、男装って…知ってる?」
穂乃果「だんそう?」
海未「あの…地層の割れ目が重なって、地震の原因となる…あの?」
ことり「海未ちゃん、それは地理とかで習うやつだね…男装ていうのは、女の子が男の人の格好をすることだよ!」
穂乃果「あ~!この前、絵里ちゃんたちがタキシード着てたアレ!」
ことり「う~ん…服装はそうだけど、髪型とかはそのままだったから…アレはちょっと違うかな」
海未「では、どのようにすればよいのですか?」
ことり「えっとね…髪型を変えたり、胸を隠したりして見た目を男の人に近づけるんだ」
穂乃果「胸を隠す?どうやるの?」
ことり「それはことりがやるから、穂乃果ちゃんは何もしなくていいからねっ♪」
穂乃果「うん、分かった!」
海未「(ことりが妙にノリノリなのが気になりますが…)それで、私はどうすれば…」
ことり「え~っと…全部終わるまで見ないで欲しいかな」
穂乃果「それじゃあ、目隠ししようよ」
ことり「そうだねっ!何か、目隠しになりそうなものある?」
穂乃果「う~ん…このタオルとかいいかな?」
ことり「あっ、いいね!それじゃあ海未ちゃん…」
海未「は、はい…お願いします」
シュルシュル
ことり「はい、これでいいかな?」
穂乃果「海未ちゃん、これ見えるー?」パー
海未「いえ、何をしているのかさっぱり」
穂乃果「大丈夫かな」
ことり「だねっ!あ、あと目隠しを外さないように…」グルグル
海未「!こ、ことり…何を!」
ことり「手もタオル巻いて隠しちゃいました~」
穂乃果「おぉ~、これで海未ちゃん何もできないね!」
海未「うぅ…ここまでする必要あったのですか…」
穂乃果「まーまー、準備できるまでの辛抱だから!」
ことり「そうそう、全部できたら外すね!」カシャッ
海未「んっ?今、シャッター音がしたような…」
ことり「ナ、ナンデモナイノヨ、ナンデモ…それじゃあ、穂乃果ちゃんいくよ」
穂乃果「うん!」
ことり「まずは、胸にサラシを巻いて隠すから上半身裸になって」
穂乃果「う、うん…(シュルシュル、パサ)…な、なんか部屋で裸になるのって恥ずかしいね」
ことり「穂乃果ちゃん、胸隠してると巻けないよ」
穂乃果「そ、そうだね…早くしてね…」
ことり「あれ…穂乃果ちゃん、胸大きくなった?」
穂乃果「そ、そうかな?」
ことり「うん、見た目だけど…ちょっと触るね」スッ
穂乃果「ひゃあっ?!こ、ことりちゃ~ん」ピクッ
ことり「うん…やっぱり大きくなってる」サワサワ
穂乃果「あっ、うっ…ひゃんっ…も、もぉ…いいでしょおぉっ」ビクッビクッ
ことり「ゴメンね…今度の衣装の為に、サイズ知っておきたかったから」
穂乃果「そ、それなら…いいけど」
ことり「それじゃあ、巻くね」
海未「…」
ことり「どお穂乃果ちゃん、苦しくない?」
穂乃果「うん、大丈夫だよ」
海未「…(目隠しされると、聴覚が敏感になりますね)」
ことり「なら、もうちょっと締めてもいいかな?」
穂乃果「う、うん…ちょっとなら」
ことり「じゃあ、苦しかったら言ってね…よいしょ!」グッ
穂乃果「あっ…うっ…」
ことり「ゴメンね、苦しかった?」
穂乃果「あっ、はぁ…大…丈夫、だよ…ふぅ」
海未「…(声だけだと、状況が分からないから想像するしかないです)」
ことり「もしかして、ことりより大きくなってるかもね」サワッ
穂乃果「ひうっ!(ビクン)…そ、そんなことは…」ビクビク
海未「…(何でしょうか、このモヤモヤした感じは…)」モンモン
ことり「どうしたの?おっきな声出して」
穂乃果「あ…その、ことりちゃんの手が…その///」
ことり「あ~…穂乃果ちゃん、ココが気持ちいいんだね」ニコッ
穂乃果「えっ、いや…そういうわけじゃ///…」
ことり「ふふ、顔だけじゃなくて体も真っ赤だよ~」ニコニコ
穂乃果「あうぅ///…」
海未「…(雑念ばかりで集中できない…まだまだ鍛錬が足りませんね///)」モンモン
ことり「よし、胸はこんなものかな!」
穂乃果「ふぅ…やっと終わった…」
ことり「次は髪型だね!」
穂乃果「あっ、そうか…このままじゃ変わんないもんね」
ことり「それじゃあ、リボン外すね」シュル
穂乃果「うん…」
ことり「穂乃果ちゃん、髪伸びたね」
穂乃果「うん…でも、男の人になれるかな」
ことり「大丈夫だよ!長髪の人もいるし…そうだね~、後ろで縛ってみようか」
穂乃果「えへへ、後ろでまとめないから変な感じだね」
海未「…(お腹空きました)」
ことり「あとは、前髪を上げよっか…ちょっと触るね」
穂乃果「うん…おぉ、前髪上げるだけで印象変わるね」
ことり「そうだねー…うん、やっぱり穂乃果ちゃんはこっちでもいけるよ!」
穂乃果「えへへ~、そお?」
ことり「うんうん!執事喫茶にいたら、毎日通っちゃうよ~」
穂乃果「ひつじ喫茶?えっ、動物の格好するの?」
ことり「違うよ~、し・つ・じ!男の人版メイドみたいな感じかな」
穂乃果「へ~、そんなのもあるんだ」
ことり「髪はこんな感じかな…あとは、ちょっとメイクするね」
穂乃果「うん…ことりちゃん、いつもメイク道具とか持ってるの?」
ことり「そうだね、いつでも撮影できるようにね…衣装とかもちょっとあるよ」
海未「…(あっ、トイレ行きたい)」
ことり「よ~し、こんな感じかな!」
穂乃果「おぉ~…何か自分じゃないみたい!」
ことり「もう穂乃果ちゃんじゃなくて、穂乃夫くんだねっ!」
穂乃果「そうだね、じゃあ穂乃夫でいくよっ!」
ことり「うん!後は…このYシャツを着て、ズボンを履いてね」
穂乃果「うん…よいしょっと…できた!どおかな?」
ことり「わぁ、凄く良いよ!や~ん、海未ちゃんが羨ましいな~」
穂乃夫「えへへ、なんかその気になってきたよ(イケボ)」キリッ
ことり「あ~、その声もイイ!ねぇ、写メって良い?」
穂乃夫「いいよ、ポーズはこんな感じかな?(イケボ)」キリッ
ことり「や~ん、穂乃夫くんカッコイイよ~」カシャッカシャッカシャ
海未「あの~、もう宜しいでしょうか?」
穂乃夫「あっ、海未ちゃん!」
ことり「忘れてたよ~…ごめんね、いま外すから~」
海未「はい、お願いします」
ことり「えへへ~、穂乃夫くんにビックリしないでね~」
海未「とはいっても、穂乃果は穂乃果でしょう…んっ…」
ことり「いきなり目開けると眩しいから、ゆっくりあけてね」
海未「はい…あっ、まだピントが…この髪の色は…穂乃果、ですか?」
穂乃夫「違うよ、穂乃夫だよ」キリッ
海未「…ひゃっ!あ、あなたは…本当に穂乃果…ですか?///」ボンッ
穂乃夫「ううん、違うよ…穂乃夫だよ」キリッ
ことり「…(あっ、ことりのおやつ用にムービー撮っとこ)」ジーッ
海未「ほ、穂乃夫…さんですか」
穂乃夫「そうだよ…やっと、名前で呼んでくれたね」ニコッ
海未「ひゃ、ひゃい…ど、どういたし…まして///」ドキドキ
穂乃夫「海未ちゃん…俯いていたら、キミの美しい顔が見えないよ…だから、顔を上げて」クイッ
海未「あっ…」
穂乃夫「やはり…キミは、美しい…」
海未「穂乃夫…さん」
穂乃夫「その美しい瞳に、吸い寄せられていくよ…」グッ
海未「あぁ…」
ことり「…(あ~いいよ、イイッ!穂乃夫くんも海未ちゃんもイイよ~!しばらくおやつには困らないよ~)」ジーッ
穂乃夫「こんなに美しいキミの唇を奪うなんて…なんてボクは罪つくり何だろう…」
海未「穂乃夫さん…私、もう…」
穂乃夫「あぁ…待たせて悪かったね…」
海未「あ…あっ…」シューッ
穂乃夫「…!う、海未ちゃん!」
ことり「ウ、ウミチャンッ!」
海未「え…」ツー
穂乃果「海未ちゃん鼻血、鼻血だよっ!」アタフタ
ことり「え~っと、ティッシュティッシュ」アタフタ
海未「あ、あぁ…」バタンッ
穂乃果「わーっ、海未ちゃんが倒れたー!カーペットに血が付く~」
ことり「はい、穂乃果ちゃん!ティッシュ!」
穂乃果「うん!海未ちゃん、大丈夫~」ツメツメ,フキフキ
ことり「ちょっとやり過ぎたかも~」
穂乃果「穂乃果も調子に乗り過ぎちゃった~」
海未「う、う~ん…」ガクッ
ことほの「海未ちゃーんっ!!」
海未のキス恐怖症克服? 完
4thのチケットに付いてたドラマCDにもこういうのあって大変良かった
イケボのことりちゃんも出そう!
乙!
3人仲良くしてるの大好き
支援
あのドラマCDはほんと良かった
そろそろ300レスだ、乙!
よくやった
ことほのうみええんじゃあ^~
うみたそ~
>>297,>>298,>>299,>>300,>>301,>>302,ありがとうございます!
皆さんの言うドラマCD…どんな内容か大変気になりますねぇ…
>>296の続きから投下します!
今回はμ's全員出ます
μ'sにスキャンダル発覚?
海未「う~ん…う~ん」
穂乃果「海未ちゃん、大丈夫かな…」
ことり「多分、刺激が強すぎたんじゃないかな…ことりも、横から見ててドキドキしたもん」
穂乃果「ふ~ん…そんなに変った?」クルッ
ことり「う、うん…パッと見だと、穂乃果ちゃんだと分かんないよ///」ドキドキ
穂乃果「へ~…どうせなら、みんなにも見て欲しかったかも」
ことり「そうだね~…あっ、そーだ!穂乃果ちゃん、2ショット写真撮っていい?」」
穂乃果「うん、いいよ!え~っと、横に行けばいい?」
ことり「うん、それでいいよ!…あとは、カメラを見て」
穂乃果「携帯カメラだと、もっと寄ったほうがいいよね」ギュッ
ことり「ピィッ?!あ…そ、そうだね」ドキドキ
穂乃果「あれ…ことりちゃん、顔赤いよ…風邪でもひいた?」
ことり「えっ、あ…だ、大丈夫だよっ!じゃ、じゃあ…撮るね」パシャッ
穂乃果「どお、よく撮れてる?」
ことり「うん、ほら見て!」
穂乃果「おぉ~…確かに、自分じゃないみたい」
ことり「でしょ!えへへ、これを待ち受けにしようかな~」
穂乃果「あう…それはちょっと恥ずかしいかも…」
ことり「う~ん…穂乃果ちゃんがそう言うなら、やめとこっかな」
穂乃果「ごめんね」
ことり「ううん、気にしないで!あとはこの写真と…(メルメル)…よし、みんなに送信!」ピロリン
穂乃果「あ~なるほど、写メで見せるんだね!」
ことり「そういうこと!」
穂乃果「で、何て書いて送ったの?」
ことり「えへへ~、秘密だよっ!」
―――――――――――希の部屋
にこ「ぐわ~、全然わかんな~い」バターンッ
希「うふふ…にこっち、アイドルとして見せちゃアカン顔しとるで」
にこ「オフだから今はいいのよ!…はぁ…こんなんで受験大丈夫かしら…」
絵里「そうならない為に、こうやって勉強会してるんでしょ…はい、お茶でも飲んで休憩しなさい」
にこ「ありがとう…(ズズッ)…あ゛~落ち着くわ~」
希「ふふっ…にこっち、おばあちゃんみたいやな~」
にこ「なっ…コホンッ…わ~、絵里ちゃんが淹れてくれたお茶、とってもおいしいにこ~…体がぽっかぽっかにー♪」ニコーッ
絵里「素のにこも、こっちのにこも、どっちも可愛いわね」ナデナデ
にこ「ぐっ…なんかバカにされてる気がする…」
絵里「あら、褒めてるのよ…にこだって、可愛いって言われて悪い気はしないでしょ」ナデナデ
にこ「ま、まぁ…そうだけど…」
希「まーまー、そこは素直に受け止めとき」
にこ「そ、そうね…」
にこ「しかし…いつも曲作りを後輩に任せて…申し訳ないわね」
希「まぁ、それを言ってもしゃーないやん」
絵里「そうね…こればっかりは仕方のないことね」
にこ「それに…二人にも勉強に付き合ってもらって…私って、ホントダメダメでイヤになるわ」
希「もー、弱気何てこっちなんてらしくないで」
絵里「そうよ!にこがアイドル研究部を一人になっても守ってくれたから、μ'sの居場所ができたんだから」
希「それに、勉強はウチらが勝手にやっとることやし」
絵里「そうね…こうやって、にこと一緒に過ごす時間がとれるんだから…私は一向に構わないわ」
希「せやから、にこっちが気にすることなんか何もないんやで」
にこ「…希…絵里…」ウルウル
希「あれ、にこっち…泣いてるん?」
にこ「なっ…ちょ、ちょっと乾燥してるから…潤す為よ(ゴシゴシ)…さ、さぁっ!とっとと問題集終わらせるわよ!」
希「やっぱにこっちは強気でないとね」
絵里「えぇ…これが、私たちの大好きなにこね」
にこ「希…絵里…ありがと(ボソッ)」
希「んっ、にこっち何か言った?」
にこ「べっ、別に!///」
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~(着メロ×3)
にこ「わっひゃぁっ!」
希「なっ、何?!」
絵里「ハラショーッ!」
にこ「…って、3人同時に携帯が鳴った」
希「スピリチュアルやね」
絵里「誰かが一斉送信したのかしら…」ピッ
にこ「ことりからね…って」
のぞえりにこ「ええぇっっ!!!」
絵里「こっ、こここことりに…」ガクガク
希「恋人ができたなんて…」
にこ「そんな…ことが…」プルプル
ことりのメール内容『カレシができました♡(穂乃夫との2ショット写真付)』
絵里「でもいつの間に…」
希「相手の人…よー見ると、穂乃果ちゃんに似てない?」
にこ「…確かに…穂乃果って、男兄弟いたっけ」
絵里「いいえ…雪穂ちゃんだけのはずよ」
希「なら、いとこか何かかな~」
にこ「って!相手がだれよりも、あのバカは何やってるのよ!」
絵里「にこ、どうしたの?声を荒げて」
にこ「どうしたもないわよっ!ラブライブ最終予選前にこんな写真よこして!流出したらどうするのよ!」
希「ウチらと1年生達に送っただけみたいだし…それは大丈夫なんじゃない?」
にこ「甘いわね!このご時世、どこから流出するか分かったもんじゃないわ!これがスキャンダルとなって、予選敗退なんてことも考えられるわ」
絵里「それは…考えすぎじゃないかしら…」
にこ「いーや、そんなことないわ!ちょっと説教しなきゃ!」ピッピッ
希「さすがにこっちやね、アイドルにかける情熱は人一倍やね」
絵里「えぇ、さすがにこね」
にこ「まったく…手の焼ける後輩ね」プルルル
―――――――――――――――西木野邸、真姫の部屋
真姫「…花陽、ちょっとこのメロディーを声に出してもらえるかしら」ポロロンッ♪
花陽「うん、分かった!…ら~ららら~ら~ら~ら~ら~らら~♪」
真姫「なるほどね…ありがとう、やっぱり花陽の歌声は綺麗ね」
花陽「えへへ~…真姫ちゃんのメロディーが綺麗だから、そう聞こえるだけだよ~」
真姫「いいえ、花陽の声が私のメロディーを最高のモノにしているわ…おかげで曲作りが捗るわ」
花陽「お役に立てて嬉しいよ~」テレテレ
真姫「ただ…もうひとつ盛り上がりに欠けるというか…」
花陽「そうかな…私は、好きだけど」
真姫「えぇ…曲としては悪くはないけど、予選を勝つにはインパクトが…」
凛「たーいーくーつーだーにゃーっ!」ゴロンッ
真姫「ちょっと凛!床を転がらないの、汚れるわよ」
凛「大丈夫だよ~、真姫ちゃんのお家キレイだし~」ゴロゴロ
真姫「ま、まぁ…そうだけど」
花陽「凛ちゃん、今日は真姫ちゃんの曲作りのお手伝いに来てるんだから…」
凛「それは真姫ちゃんとかよちんで大丈夫でしょ~」
花陽「でも、あんまり騒ぐと…」
凛「だ~って~…真姫ちゃんの部屋、マンガとかないから退屈だよ~」
真姫「そ、それは…勉強の妨げになるからって、置いてないから…」
凛「早く終わらせて、ラーメン食べにいこうよ~。ねぇ、もう出来てるんでしょ~」
真姫「出来てることは出来てるけど…何かが足りないのよ…」
凛「何か?」
真姫「えぇ…何かこう…盛り上がりというか…」
花陽「…あっ、そうだ!凛ちゃんにも歌ってもらったら、いいんじゃないかな?」
凛「えっ、凛に?!」
花陽「うんうん!凛ちゃんの元気な声で歌って貰ったら、何か閃くかも!」
真姫「なるほど、一理あるわね…凛、お願いできるかしら」
凛「もっちろん!凛におまかせだにゃ~!」
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~(着メロ×3)
花陽「ぴゃあっ!?」
凛「にゃっ、にゃに?!」
真姫「ヴエェッ?!」
花陽「あっ、携帯が3つ同時に鳴ったんだね」
真姫「誰かが一斉送信でもしたのかしら…」
凛「ことりちゃんからだにゃ~」
まきりんぱな「ええぇっっ!!!」
凛「こ、ことりちゃんに…」
真姫「彼氏が…」
花陽「デキチャッタノオォッ?!」
ことりのメール内容『カレシができました♡(穂乃夫との2ショット写真付)』
凛「ことりちゃん…いつの間に…」
真姫「ね、ねねねねぇ…こ、こういう時って…お、おめでとうってメールすれば…いいのかしら」ガクブル
花陽「真姫ちゃん、落ち着いて!」
真姫「だ、だだだって…と、友だちに恋人ができたことなんて…ななないから…」ガクブル
凛「もー真姫ちゃん16歳なのに、カレシいない歴17年だからって動揺しすぎだにゃ~」
真姫「そ、その話はいいでしょ!過去の失敗を掘り返さないで!」
花陽「それにしても、ことりちゃん…アイドルというものを分かって無さ過ぎです!」クワッ
凛「にゃっ?!今度はかよちんどうしたにゃ~?」
花陽「アイドルは恋愛禁止!それはスクールアイドルといえど絶対です!それなのに…」プルプル
真姫「あわわ…花陽がアイドルオタクモードに…」ガクブル
凛「凛はこっちのかよちんも好きだにゃ~」
花陽「とにかくっ!ことりちゃんに事の次第を確認しないとっ!」ピッピッ
―――――――――――再び穂乃果の部屋
ことり「えへへ、どんな反応が返ってくるかな~」ルンルン
穂乃果「…ねぇ、ことりちゃん…」
ことり「何、穂乃果ちゃ…んっ、むっ…」
穂乃果「んっ、はっ…んんっ…んちゅ…」
ことり「はっ、あっ…んむっ…んあっ…」
穂乃果「んちゅ…はぁっ…んむっ…はっ…」
ことり「んんっ…はぁ、はぁ…ホ、ホノカチャー///」
穂乃果「えへへー、大人のキス…しちゃった」
ことり「はぁ…ど、どうして…」
穂乃果「だって…ことりちゃんを見てると…シたくなっちゃった…」
ことり「えっ…」
穂乃果「イヤ…だった?」
ことり「ううん…イヤじゃ…ない、よ///」ポーッ
穂乃果「そっか…じゃあさ」ムギュッ
ことり「きゃっ!…穂乃果ちゃん…そこは…あっ」ビクッ
穂乃果「ん~…やっぱり、ことりちゃんの方がおっきいね」モニュモニュ
ことり「やっ、あっ…ホ、ホノカチャン…やめて…」ビクッビクッ
穂乃果「イヤだったら、手を止まればいいのに…それに、大声出せば誰か来るよ」モニュモニュ
ことり「そ、そう…だけどぉっ」ビクッ
穂乃果「そうしないってことは、イイってこと…だよね?」モニュモニュ
ことり「あうぅ…///」シューッ
穂乃果「ねぇことりちゃん…直接触って、イイ?」
ことり「…う、うん…穂乃果ちゃんになら、イイよ///」
穂乃果「そっか…それじゃあ、脱がすね」プチプチ
ことり「うん…穂乃果ちゃん、お願い…」スルリ
穂乃果「分かった…わぁ、ことりちゃん…キレイなカラダ…」
ことり「うぅ…恥ずかしいよ」
穂乃果「じゃあことりちゃん…いくね」モニュ
ことり「あっ…穂乃果ちゃん、ことりを…メチャクチャに、して…」
・
・
・
ことり「えへへ、なーんてね」
ガラッ
穂乃果「ふぃー、さっぱりしたー」
ことり「あっ、お帰り穂乃果ちゃん!」
穂乃果「やっぱり、スッピンの方が落ち着くね~」
ことり「ふふっ、やっぱり可愛い穂乃果ちゃんのほうがいいね」
穂乃果「えへへ、そっかな~」
ことり「そうだよっ!」
穂乃果「ありがと~…あっ、みんなからメールの返事来た?」
ことり「うん!にこちゃんと花陽ちゃんから電話あったよ…ちょっと怒られちゃった」
穂乃果「怒られた?何で?」
ことり「えっと…メールの内容がまずかったかも」
穂乃果「そっか~…どんなメールかは秘密なんだっけ」
ことり「そうだね、ごめんね」
穂乃果「ううん、気にしないで!」
ことり「ありがと…あっ、そうそう!穂乃果ちゃんの携帯にも着信があったよ」
穂乃果「えっ、そうなんだ!誰だろう…」ピッピッ
穂乃果「あっ、絵里ちゃんと真姫ちゃんからだ!」
ことり「メールについてかな?」
穂乃果「えーっとね、絵里ちゃんは『男装した時の感想を教えてね』だって」
ことり「絵里ちゃん、興味あるのかな…」
穂乃果「真姫ちゃんは『今度凛にもさせるから、やり方教えて』だって」
ことり「凛ちゃんに?!…確かに、凛ちゃん似合うかも~」ヤーン
海未「う、う~ん…」ムクッ
穂乃果「あっ、海未ちゃん!」
ことり「おはよっ!」
海未「私は、一体…はっ、そうでした…穂乃夫さんと…///」ポッ
穂乃果「今はもう穂乃果だよー」
海未「…穂乃果…穂乃果!あぁ、よかったです…やはり、穂乃果の方がいいです!」ギューッ
穂乃果「わっ!…もー、海未ちゃん苦しいよー」
海未「すいません…もう少しこのままでいてください…」
穂乃果「もう、仕方ないなー」ナデナデ
ことり「(穂乃夫くんもおいしかったけど…)やっぱり、穂乃果ちゃんのままが一番だよねっ!」
μ'sにスキャンダル発覚? 完
穂乃果男装でメンバー全員に迫ったらどうなるんだろw
そういやアニメだとことうみの男装が惜しくも描かれなかったね、乙!
4thチケのドラマCDは、男役と女役をメンバーが演じて告白とかをやる素晴らしいやつだよ!
ことりちゃんや真姫ちゃんがイケメンだよ!
お疲れ様でした
毎度お世話になっています
おっつん~
一期に読んだらとても良かったよ
続いてるのかな?
>>318,>>319,>>320,>>321ありがとうございます!
>>319,なるほど…それは是非聞いてみたいですが…もう手に入れることはできないのですね。
>>321,基本ネタが思いついたままにノリと勢いで書いているので、特に続いてはいません。
それでは、アニメ10話後の2年生組ss投下します。
ことりがヘン?
―――――――――――――朝、待ち合わせ場所
穂乃果「海未ちゃ~ん、おっはよー!」
海未「おはようございます、穂乃果」
穂乃果「あれ、ことりちゃんは?」キョロキョロ
海未「あぁ、ことりですか…今日は寝坊したから先に行ってくれと、先程連絡が…」
穂乃果「そうなんだ、珍しいね…」
海未「はい…まぁ差し詰め、新しい衣装のアイディアが出て夢中になった…とかではないですか」
穂乃果「そう…かもね」ショボン
海未「どうしたのですか、そんなに暗い顔して?」
穂乃果「だって…ことりちゃん、遅れる時は穂乃果にも連絡くれるのに…」
海未「それは…多分、慌てて忘れただけだと思いますよ」
穂乃果「うん…そっか、そうだよね!」
海未「さぁ、私たちも早くいかないと遅刻しますよ」
穂乃果「そうだね、じゃあ行こっか!」
――――――――――――休憩時間
穂乃果「…(ことりちゃんはギリギリに来て、遅刻することはなかったけど…)」
穂乃果「…(で、授業が終わるとすぐに教室を出て、チャイムがなるギリギリに戻ってきて…)」
穂乃果「…(今日はまだことりちゃんとお話できていない…授業が終わった、よし今度こそ!)」ガタッ
穂乃果「ことりちゃ~ん」
ことり「!…穂乃果ちゃん、どうしたの?」
穂乃果「あのね…ことりちゃんが寝坊って珍しいな~って…新しい衣装考えてたの?」
ことり「…穂乃果ちゃん、それだけかな?」
穂乃果「えっ、それだけって…」
ことり「うん…ことり、今忙しいんだ…だから」
穂乃果「そ、それなら穂乃果に手伝えることがあるなら…」
ことり「ううん、それは大丈夫だよ…それじゃあ」ガタッ
穂乃果「あっ…うん…お邪魔して、ごめんね」
穂乃果「…」ショボン
海未「…」
――――――――――――昼休憩
穂乃果「(パク、モグモグ)…う~ん、たまにはご飯もいいね~」
海未「今日の穂乃果は珍しくお弁当なのですね」
穂乃果「うん、今日はお弁当の気分だったんだ~」
海未「しかし、おばさまも急にお弁当と言われ困ったのでは」
穂乃果「へっへっへ~…実は、これは穂乃果の手作りなのです!」ドヤッ
海未「…なるほど、どおりでこげが目立ち形が不揃いなのですね」
穂乃果「むーっ…でも味は問題ないよ!お母さんと雪穂にも味見してもらったし」
海未「なるほど…それなら問題ないようですね」
穂乃果「海未ちゃんったらひどいんだー!」
海未「す、すいません…」
穂乃果「いいよっ!これで、今日はおかずの交換ができるよ!」
海未「確かに…いつも穂乃果が貰ってばっかですもんね」
ことり「…」モグモグ
穂乃果「ねっ、ことりちゃん!」
ことり「んっ、何?」
穂乃果「いっつもことりちゃんにはおかず貰ってるから、先に食べたいの選んで!」
ことり「うん、ありがとう…それじゃあ、卵焼きもらおうかな」
穂乃果「卵焼きだね、分かった!よ~し、それじゃあ穂乃果が食べさせ…(ヒョイパクッ)…えっ」
ことり「…うん、おいしいよ穂乃果ちゃん」
穂乃果「う、うん…ありがと…」
ことり「それじゃあお返しに、穂乃果ちゃんも食べたいおかず選んで」
穂乃果「え~っと、それじゃあ…鳥のから揚げ!」
ことり「うん、分かった…はい」
穂乃果「えっ…」
ことり「だから、穂乃果ちゃんが取って」
穂乃果「う、うん…(ヒョイパクッ)…うん、おいしいよ」
ことり「ありがとう」
海未「あ、あの穂乃果…私もいただいて良いでしょうか…」
穂乃果「…あっ、うん!そうだね、海未ちゃん選んで!」
海未「それじゃあ私は…ウィンナーを…食べさせてください///」
穂乃果「えっ、食べさせるって…」
海未「そ、その…穂乃果に、です///」
穂乃果「…いっつも恥ずかしがってやってくれない海未ちゃんが…自分から…」ジーン
海未「きょ、今日は…そういう、気分なんです///」
穂乃果「う、うん!分かったよ!それじゃあ海未ちゃん…はい、あ~ん」
海未「あ~ん…んぐんぐ…はい、おいしいです」ニッコリ
穂乃果「でっしょー!穂乃果が愛情込めて焼いたからね!」
ことり「それじゃあ私、先に行くから」
海未「はい、分かりました」
穂乃果「あっ、ことりちゃん!手伝えることがあったら、何でも言ってね」
ことり「…穂乃果ちゃん、人の事より自分の事を心配した方がいいよ」
穂乃果「えっ…」
ことり「新学期になったし、色々生徒会長としてのお仕事があるんじゃないかな?」
穂乃果「それは…」
ことり「午後の授業が始まる前には戻ってくるから…」
穂乃果「う、うん…」
海未「穂乃果…この後絵里の所に行き、3学期にやるべきことを聞きに行きましょう」
穂乃果「うん…分かった…」ショボン
――――――――――――放課後
海未「それでは各自、ストレッチをしてください」
穂乃果「ことりちゃん!穂乃果と一緒に…」
ことり「花陽ちゃん、ことりと一緒にしよっ!」
穂乃果「し…よ…」
海未「穂乃果、今日は私としますか」ポンッ
穂乃果「うん…」
――――――――――――練習後
穂乃果「…そうだ!ねぇことりちゃん、この後クレープを食べに…」
ことり「お疲れ様でしたっ!」ガラッ
穂乃果「行こ…う」
海未「穂乃果、付き合いますよ」
穂乃果「…海未ちゃん、ありがとう…でも、いいや」
海未「そうですか…」
穂乃果「ことりちゃんがいないと…甘いもの食べても、あんまおいしくないもん…」
海未「…」
穂乃果「あっ、別に海未ちゃんと一緒だとおいしくないとかそういうわけじゃ…」アセアセ
海未「ふふっ、分かってますよ…なら、今日は真っ直ぐ帰りますか」
穂乃果「うん…そうだね」
――――――――――――帰り道
穂乃果「…」トボトボ
海未「…」テクテク
穂乃果「穂乃果…ことりちゃんに嫌われちゃったのかな」ボソッ
海未「!…なぜ、そのように思うのですか?」
穂乃果「だって、今日全然相手してくれなかったし…」
海未「それは…ことりも忙しいって言ってたではないですか」
穂乃果「でも、話し方とかいつもより冷たいというか…あんな風に話すことりちゃん、初めてだよ」
海未「なるほど…それで、穂乃果はどうしたいのですか」
穂乃果「それは…今までみたいにことりちゃんと…」
海未「そうですか…穂乃果、ちょっと私の家に寄ってきませんか」
穂乃果「海未ちゃんのお家に?いいよ!…それじゃあ、ちょっと家に電話するね」
海未「はい」
――――――――――――園田家
海未「穂乃果、どうぞ」コトッ
穂乃果「ありがとう…(ズズッ)…ふぅ~、海未ちゃんのお茶は一味違うね~」
海未「ふふっ、そうですか…お茶受けあります、穂乃果のお家のお饅頭ですが」
穂乃果「ありがと!お茶にはお饅頭だよね~…(パクッ)…」
海未「どうしたのですか、渋い顔して」
穂乃果「なんでだろう…いつも食べてるお饅頭なのに、味がしないや」
海未「えっ、まさか…(パクッ)…別に、いつもと変わらないですが…」
穂乃果「うん…お饅頭は変わんないと思うよ…味がしないのは、ことりちゃんがいないから…」
海未「…どういう意味ですか?」
穂乃果「さっきも言ったけど…お菓子や甘いものを、ことりちゃんの笑顔を見ながら食べると…何倍にも甘く、おいしい気がするんだ」
海未「そうだったのですか…」
穂乃果「海未ちゃんがいれてくれたお茶は、ちゃんと味がして…普通のお茶より何倍もおいしく感じれたんだ」
海未「それは…ありがとうございます…」
穂乃果「穂乃果には…穂乃果の隣には…海未ちゃんと、ことりちゃんがいないと…何にもできないよ」ジワッ
海未「穂乃果…」
穂乃果「たまに厳しいけど、穂乃果を助けてくれる海未ちゃんと…優しくて、穂乃果を後押ししてくれることりちゃん…グスッ」
穂乃果「ヒック…二人がいないと…それなのに…うぅ、グスッ…何で…」
海未「多分、ことりも同じ気持ちですよ…」
穂乃果「えっ…ヒック…それって、どういう…こと?」
海未「まぁ…そろそろですかね」
~prrrrr~prrrrr~♪
穂乃果「電話?」
海未「えぇ…穂乃果はしばらく声を出すのを我慢してくださいね」ピッ(ハンズフリーON)
海未「はい、ことりどうしましたか」
穂乃果「えっ?!こと…」バッ
ことり『海未ちゃ~ん…今日のことり、どうだったかな?」
海未「はい、穂乃果には効いていたみたいですよ」
ことり『でも、やりすぎて嫌われちゃったかも…』
海未「それはありませんよ、私が保証します」
ことり『うぅ…海未ちゃんが言うなら、大丈夫…かな』
穂乃果「…(えっ、何?やりすぎたって…今日のは、わざとなの?)」
海未「それで、明日からどうするつもりですか?」
ことり『うん…もう、私の方が限界かも…』
海未「そうですか…なら、明日からいつも通りに…」
穂乃果「…(もう、何が何やら…うぅ…もう、我慢できない!)ことりちゃん、どういうこと!」
ことり『!ホ、ホノカチャン?!えっ、何で?もしかして、今の…』
穂乃果「うん、聞いてたよ!今日ことりちゃんが冷たかったのって」
海未「そういうことです、もう穂乃果にバレてしまいました」
ことり『そっか…穂乃果ちゃん、今どこにいるの?』
穂乃果「海未ちゃんの家だよっ!」
ことり『分かった!ことりもすぐ行くね!』ピッ
穂乃果「あっ、切れちゃった…」
海未「まぁ、遅かれ早かれこうなりますよね」
穂乃果「あの、海未ちゃん…穂乃果、どういう意味かよく分かんないんだけど…」
海未「はい…実は、A-RISEの綺羅ツバサさんが穂乃果を訪ねてきたことが原因でして…」
穂乃果「確かにツバサさんが来たけど…それとことりちゃんが冷たくなったことと何の関係が…」
海未「穂乃果とツバサさんを二人きりにした後、こんなことがありまして」
・
・
・
海未「しかし穂乃果は…いつの間にA-RISEの方と名前で呼び合う仲に…」
ことり「…海未ちゃん…私、決めたよ」
海未「…はい?何をですか?」
ことり「誰とでも仲良くなれるのは、穂乃果ちゃんのいいところだけど…仲良いを超えて、他の感情を持たれることも多いと思うの」
海未「まぁ確かに…穂乃果に好意を寄せている方は多いと思いますが…」
ことり「だからね…ちょっと穂乃果ちゃんにお灸を据えようと思うんだ」
海未「お灸って…ま、まさかことり!あなた…」
ことり「うん…1日穂乃果ちゃんに冷たく当たって、振り向いてもらうんだ!」
海未「で、ですが…下手をすれば嫌われてしまう諸刃の剣…」
ことり「それは…大丈夫だと思う…穂乃果ちゃんを、信じてるから…」
海未「ことり…覚悟は固いのですね」
ことり「うん…だからね、海未ちゃん…」
海未「はい、分かりました!ことり、穂乃果のフォローはまかせてください!」
ことり「お願い、海未ちゃん」
・
・
・
海未「と、いうことでして」
穂乃果「そんな…確かに、ツバサさんのことは二人に話してなかったけど…でもそれは、スクールアイドルの先輩としてアドバイスして貰ってただけで…」
海未「ですが、それがその内に…特別な感情が芽生えることも…」
穂乃果「でも…穂乃果にとっての一番は、ことりちゃんと海未ちゃんなのに…」
海未「それでも…不安だったのです…相手はあのA-RISE…ことりの気持ちも分かってあげてください…」
穂乃果「うん…そっか…穂乃果がことりちゃんと海未ちゃんを不安に…」
海未「ですが…穂乃果、自分を責めないでください…あなたのおかげで、μ'sはここまで来たのですから」
穂乃果「でもそれで…二人が穂乃果から離れていったら…何の意味もないよ」
海未「穂乃果、ありがとうございます…その言葉を聞けただけで、嬉しいです…ぜひ、ことりにも…」
ガラッ
ことり「穂乃果ちゃんっ!」
海未「ことり!」
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「海未ちゃん、ごめんね…勝手に上がって」
海未「いえ、それは気にしないでください」
穂乃果「ことろちゃんっ!」ギュッ
ことり「きゃっ?!ほ、ホノカチャンッ!!」
穂乃果「ごめんね、不安な気持ちにさせて…ごめんね!」
ことり「ことりこそ…勝手なことして、穂乃果ちゃんを困らせて…」ギューッ
穂乃果「ううん、気にしないで…今までも、これからも…穂乃果の一番は、ことりちゃんと海未ちゃんなんだよっ!」
ことり「うん…ことりも…穂乃果ちゃんと海未ちゃんが一番だよっ!」
ことほの「穂乃果(ことり)ちゃん、大好きだよーっ!」モッギュー
海未「穂乃果…ことり…よかったです…」グスッ
穂乃果「ほら、海未ちゃんも!」チョイチョイ
ことり「こっちに来て!」チョイチョイ
海未「わ、私もですか?」
穂乃果「うん!だって…」
ことり「私たちは、3人揃ってないと!」
海未「ま、まぁ…そうですね…では、失礼します…」イソイソ
穂乃果「えへへ、やっぱり3人だと落ち着くね!」
ことり「そうだね!」
海未「はい…」
穂乃果「そうだ、海未ちゃん!今日はお泊りしていい?」
ことり「あっ、それいい!」
海未「私は構いませんが…」
穂乃果「なら決まり!えへへ、海未ちゃんのお家に泊るの久しぶりだね」
ことり「お風呂一緒に入りたいね!」
海未「ですが、あの頃より大きくなってますし…」
穂乃果「ぎゅうぎゅうにすれば大丈夫だよ!」
ことり「それなら、ことりは…二人の間に入りたいな///」ポッ
穂乃果「よーっし、それじゃあお着替えとってこようかな!」
ことり「私ももう一回帰らなきゃ」
海未「ですが、夕ご飯はどうするのですか?」
穂乃果「そうだ、ご飯は準備できてる!」
ことり「なら、3人でそれぞれのお家回って食べていくってのはどお?」
穂乃果「それいい!着替えも持って来れるしご飯も食べて、お話しできる…1石3鳥だね!」
海未「なるほど…それなら、無駄にしませんね…ですが、夕飯時に押しかけて迷惑ではないでしょうか…」
穂乃果「もーっ、今更何言ってんの?」
ことり「そうだよ!穂乃果ちゃんと海未ちゃんなら、いつでも歓迎だよっ!」
穂乃果「そーそー!そうと決まれば、夕飯ツアーにレッツゴー!」
ことり「おーっ!」
海未「お、おーっ」
ことりがヘン? 完
乙
ことほのうみええんじゃあああああああ
生きてた!乙です。
もし穂乃果が早々とことりちゃんの前で泣いてたら真っ青になって謝りそう
よいよー
素晴らしい
>>342,>>343,>>344,>>345,>>346,ありがとうございます!
>>344を受けて、途中で穂乃果が泣いた場合を投稿します。
>>328の続きから始めます。
最近、穂乃果を泣かせたい衝動に駆られ困っています…
穂乃果「…(ことりちゃんが忙しいワケって、何だろう…衣装?…ううん、まだ決勝まで時間あるからそれはないかな)」
穂乃果「…(だとしたら、他の理由…勉強?…でも、まだ受験は先だし…まさか、また留学の話があるとか?…)」
海未「穂乃果、箸が止まってますよ」
穂乃果「…(でも、そんなに留学って出来るのかな?…もうしそうだとしたら…また秘密にされてるってことに…)」
穂乃果「…(うぅ…分かんないよ…何で…何でことりちゃん、今日は笑ってくれないの?どうして、声が冷たいの…)」
海未「穂乃果、休憩時間が終わってしまいますよ」
穂乃果「…(たった半日、ことりちゃんの笑顔を見ないだけで…温かくて、優しい声を聞けないだけで…何でこんなに寂しいんだろう)」
穂乃果「…(すぐそこにいるのに…何か、すごい遠くにいる気がしちゃうよ…ことりちゃんなのに、ことりちゃんじゃないような…)」
海未「穂乃果、どうかしたのですか?」
穂乃果「…(イヤだよ…このまま冷たくされたままだったら…イヤだ、イヤだよ…)」ジワッ
海未「穂乃果…あなた!」
穂乃果「…えっ」ウルウル
海未「泣いて…いるのですか?」
穂乃果「あ、あれれ…おかしいな…」ゴシゴシ
穂乃果「何でっ…ぐすっ…ひっく…な…いて…うっ…いるん、だろ…ぐす…」ポロポロ
海未「ことりのこと…ですか」
穂乃果「うっ…うん…そうなの…ぐすっ、ひっく…かな…あぁ、うぅ…うぇーん」ボロボロ
海未「ほ、穂乃果!」
穂乃果「わーん、いやだよぉ~…ぐすっ、ごどりぢゃ~ん…あぁぁ~ん、うぇ~ん」ボロボロ
海未「あぁ、困りました…まさかこのようになるとは…」オロオロ
穂乃果「ごどりぢゃ~ん、がえっでぎでよぉ~…うぇ~ん」ボロボロ
海未「どうしましょうか…こうなったら、ことりを」オロオロ
バタンッ
ことり「ホノカチャンッ!!」
海未「ことりっ!」
穂乃果「ひっく、うぇ…ご、ごどりぢゃ~んっ!」ボロボロ
ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん…ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」ポロポロ
穂乃果「どうじて…忙しいんじゃ…ひくっ、なか…ったの?ぐすっ」ポロポロ
ことり「ううん、最初から忙しくなんてなかったの…」ポロポロ
穂乃果「ぐすっ…え、というこは…ウソ、だったの…ひっく」
ことり「ごめんなさい…穂乃果ちゃんに…ウソを、つきました…」
穂乃果「ということは…ウソをついてまで…穂乃果といだぐながっだっでごどぉ~…ぅわ~ん」ボロボロ
ことり「違うの、違うんだよ~、ホノカヂャ~ン…うぇ~ん」ボロボロ
海未「あぁ…えぇっと…」オロオロ
ことほの「うぇ~ん、びぇ~ん…ぐすっ、うわ~ん…ひっく」ボロボロ
海未「…あぁ、もうっ!二人とも、落ち着きなさいっ!」ドンッ
穂乃果「わひゃあっ?!」
ことり「ちゅんっ?!」
ことほの「う、海未ちゃんっ?!」
海未「全く…ことり、あなたが泣いてしまっては収集つかなくなるではないですか」
ことり「あっ、うん…ゴメンね…」
穂乃果「えっ、えっ…どういうこと?」
海未「穂乃果、すいません…今まで黙ってて…」
ことり「海未ちゃんは謝ることないよ…悪いのは、私だし…」
海未「いいえ…私も共犯です」
穂乃果「あの…何がホントで、何がウソなの?」
海未「はい…ウソは、ことりが忙しいという事と、穂乃果に対して冷たかったことです」
ことり「ホントなのは…ことりは、穂乃果ちゃんが大好きだってことだよ…」
穂乃果「じゃあ、今日のことりちゃんは…全部、ウソ…だったんだ」
海未「はい…そういうことです」
ことり「ごめんね…本当に…ごめんなさい」
穂乃果「そっか…ウソなのは分かったけど…なんで、そんなことを…」
海未「はい…実は、A-RISEの綺羅ツバサさんが穂乃果を訪ねてきたことが原因でして…」
穂乃果「確かにツバサさんが来たけど…それとことりちゃんが冷たくなったことと何の関係が…」
ことり「穂乃果ちゃんとツバサさんを二人きりにした後…なんだけどね、こんなことがあったんだ」
>>336
海未「と、いうことでして」
穂乃果「そんな…確かに、ツバサさんのことは二人に話してなかったけど…でもそれは、スクールアイドルの先輩としてアドバイスして貰ってただけで…」
海未「ですが、それがその内に…特別な感情が芽生えることも…」
穂乃果「でも…穂乃果にとっての一番は、ことりちゃんと海未ちゃんなのに…」
海未「それでも…不安だったのです…相手はあのA-RISE…ことりの気持ちも分かってあげてください…」
ことり「穂乃果ちゃんを、信じられなくて…ごめんなさい」
穂乃果「ううん、いいんだよ…そっか…穂乃果がことりちゃんと海未ちゃんを不安に…」
海未「ですが…穂乃果、自分を責めないでください…あなたのおかげで、μ'sはここまで来たのですから」
穂乃果「でもそれで…二人が穂乃果から離れていったら…何の意味もないよ」
ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん…」
ことほの「…」シンミリ
海未「さぁっ!誤解も解けたことですし、早くお弁当食べてしまいましょう!」パンパン
穂乃果「あっ、そうだった!穂乃果お弁当まだだったんだ!」
海未「せっかくの手作りお弁当、残したらもったいないですよ」
穂乃果「う、うん…そうだね」モジモジ
海未「どうしたのですか、穂乃果?…おトイレですか?」
穂乃果「!ち、違うよっ!えっと、その…ね、ことりちゃんに…食べさせて欲しいなって…」
ことり「えっ?!い、いいのっ!」
穂乃果「もちろんっ!ことりちゃんに食べさせて貰うと、何倍もおいしくなるんだっ!」
ことり「そ、そうなんだ///…じゃ、じゃあ…ことりも、食べさせてもらっていいかな///」モジモジ
穂乃果「いいよっ!」
海未「穂乃果、ことり…よかったです」シンミリ
穂乃果「あっ、海未ちゃんも食べさせるし、食べさせてもらうからね!」
海未「うぇっ?!わ、私ですかぁっ?しかし、先程穂乃果にやってもらいましたし…」
穂乃果「ダ~メ、海未ちゃんだけ仲間外れにはしないよっ♪」
ことり「うんうん、海未ちゃんには迷惑かけちゃったし、ことりもやらせてね♪」
海未「そ、そうですか…では、お言葉に甘えて…」
穂乃果「それじゃあ、二人とも穂乃果に食べさせてくれるおかず選んで!」
ことり「じゃあことりは…プチトマト!」
海未「私は…卵焼きを…」
穂乃果「分かった!それじゃあ、よろしくね!」
ことり「は~い♡」
海未「わ、分かりました///…」
ことりがヘン?(別ルート) 完
なにこの心臓に走る鈍い痛み
そして最後の桃源郷
乙乙!
最高、萌えで脳が溶けそう
もっと泣かせていいぞ(歓喜)
サッカーをやろう
穂乃果「サッカーをやろう!」ドンッ
ことり「サッカー…あぁ~、今やってるもんね」
海未「はぁ、穂乃果…あなたはまた…」
穂乃果「ワールドカップだよワールドカップ~、世界中がお祭り騒ぎなんだよ~」
ことり「穂乃果ちゃんらしいねっ♪」
穂乃果「でもさ、ワールドカップって朝早くにやってるんだね」
ことり「そうだね~、ことりは結果しかみてないや~」
海未「私もです」
穂乃果「みんなが起きる頃に試合しなきゃいけないなんて、サッカー選手も大変だね~」
ことうみ「えっ…」
穂乃果「私なら寝起きにあんなに動けないや、あはは」
ことうみ「…」
穂乃果「…あれ、二人ともどうしたの?急に静かになって」
海未「穂乃果…時差って、知っていますか?」
穂乃果「知ってるよ~!国によって時間が違うんでしょ!」フンス
海未「はい、合ってます…ちなみに、日本とブラジルの時差は知っていますか?」
穂乃果「えっと…確か、ブラジルって日本の反対側なんだよね…だから、同じ!」
海未「…違います」
穂乃果「えぇぇっ!そうだったの?」
海未「はい…なぜ反対側は知っていて、時差を間違えるのですか」
穂乃果「うぅ…そんなこと考えたことなかったよ…」
海未「ちなみに、日本とブラジルの時差は12時間です…つまり、昼と夜が反対となります」
穂乃果「えぇぇっ!…ということは、ブラジルでは夜の試合やってたんだ~」
海未「穂乃果…高校2年になってそれは…」
ことり「でも、ちょっとおバカな穂乃果ちゃんもカワイイよ~」ヤーン
穂乃果「…だよねっ!おバカアイドルが流行ったし…これから穂乃果も…」
海未「そんなブームはとっくに去りました!大体、現役高校生であるスクールアイドルが馬鹿なんて…人気でるわけないでしょう!」
穂乃果「あうぅ…」
ことり「穂乃果ちゃん、よしよし…これで日本とブラジルの時差が分かったね~」ナデナデ
穂乃果「はぁ~、気持ちいい~…うん、そうだよね!よし、これで穂乃果は一つ賢くなったよ!」ドヤァ
ことり「これからも、一つずつ賢くなっていこうね~」ナデナデ
穂乃果「うん、ありがとうことりちゃん!穂乃果は褒めて伸びるタイプだから、どんどん褒めてね!」
ことり「もちろん!穂乃果ちゃんなら、どんなことでも褒めちゃう♡」
海未「ことり、あまり甘やかさないでくださいね…」
穂乃果「ぶーっ…海未ちゃんに怒られてばっかだと穂乃果、グレちゃうよ~」プクーッ
ことり「その分、ことりが優しくするからね~」ナデナデ
穂乃果「わ~い、ことりちゃんだーい好きっ!」
ことり「うふふ、ことりも穂乃果ちゃんのこと大好きだよ」ナデナデ
海未「はぁ…まぁ、仕方ないですね」
穂乃果「あっ、海未ちゃんのことも大好きだよっ!」
ことり「ことりも、大好きだよ海未ちゃんっ」ニコッ
海未「!は、はい…分かっています///」カアァッ
穂乃果「あれ?海未ちゃん…顔赤い」
ことり「ふふっ、海未ちゃんもカーワイイッ」
海未「…で、サッカーはするのですか?」
穂乃果「あぁーっ!そうだった!早くしないと休憩時間が終わっちゃうよー」
海未「忘れていたのですか…」
ことり「でも、穂乃果ちゃんらしいね♡」クスクス
穂乃果「それじゃあ、急いでグラウンドに行こーっ!」
―――――――――――――――グラウンド
穂乃果「と、いうわけで…サッカー部のコからボールを借りてきたよ!」
海未「全く…こういうときの行動は早いのですから…」
穂乃果「で、海未ちゃんは何で長ジャージはいてるの?」
海未「そ、それは…見えてしまうのではないですか///」
ことり「もしかして…穂乃果ちゃんは、履いてないの///」
穂乃果「まさか、短パン履いてるよ!ほら」ピラッ
ことり「きゃっ!…ほ、本当だ///」
穂乃果「よーし、それじゃあ早速やるよ!」
海未「はぁ…仕方ないですね」
ことり「私は、二人の応援をするねっ♪」
海未「それで、二人で何をするのですか?」
穂乃果「う~ん…まずは、パス回しかな」
海未「二人でもパス回しといえるのでしょうか…」
穂乃果「いーからーから~、ふいんきだよふいんき!」
ことり「穂乃果ちゃん、ガンバって~!」
穂乃果「ことりちゃん、ありがとーっ!…よ~し、海未ちゃんいくよ!」
海未「はい…」
穂乃果「(タッタッタッタ)たーっ!」スカッ
ことり「あっ…」
海未「…」
穂乃果「…こ、ことりちゃんっ!」
ことり「な、何…穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ボールが勝手に…動いたっ!」バーンッ
ことり「な、なんだってー!」ガーンッ
穂乃果「だって、穂乃果は確かにここに置いたよ!でも、蹴ろうとした時、こっちに動いたんだっ!」サッ
ことり「そ、そんなことが…」ガクブル
穂乃果「あったんだよっ!」
海未「ハァハァ、おバカな二人も可愛いですよハァハァ(そんなことあるわけないじゃないですか)」
ことり「海未ちゃん…思っている事が口に出てるよ」
海未「…ハッ!私としたことが…コホン、ボールが勝手に動くはずがないですよ…大体、穂乃果は蹴る時ボールを見てないじゃないですか」
穂乃果「だって…ボールを見ずにパスしてたんだもん」
海未「それは高い技術を持っているからですよ…まずはボールをよくみて蹴らないと」
穂乃果「ちぇー、カッコよく決めたかったのに~」
ことり「ボールを蹴ろうとする穂乃果ちゃんはカッコ良かったよ!」
穂乃果「ことりちゃん…ありがとっ!よーし、次はちゃんとボールを見るぞ…いっくよー!(タッタッタッタ)やーっ!」ボンッ
コロコロコロ…
海未「…」
ことり「あぁ~」
穂乃果「えへへ、どぉ?海未ちゃん…ってあれ?ボールが海未ちゃんのところにない!」
海未「確かにボールは見ていました…しかし、蹴る方向が違っていては来るわけないじゃないですか」
穂乃果「う~ん…確かに、ボールしか見てなかったけど…」
海未「まぁ、練習あるのみですね」タッタッタ
穂乃果「あっ、海未ちゃんごめんね~」
海未「何か、キャッチボールの時もこんな感じだったような…」タッタッタ
―――――――――――――――しばらくして
穂乃果「いくよ~」ボンッ
海未「はい…いきますよ」ザシュッ
穂乃果「よ…っと、ふぅ…パス回しはこれくらいでいいかな」
海未「真っ直ぐに蹴れるようになりましたね」
穂乃果「まぁね!コツをつかめば楽勝だよ!」ブイッ
ことり「きゃー、穂乃果ちゃんカッコいい~」ヤーン
穂乃果「でも、海未ちゃんはサッカーも上手いんだね」
ことり「確かに…蹴る音も穂乃果ちゃんとは違ってたね」
海未「(ドキッ)そ、そうですか…たまたまじゃないですか」
穂乃果「う~ん、そうなのかな」
ことり「海未ちゃんは運動神経いいからね~」
海未「ありがとうございます…それで、次は何をするのですか?」
穂乃果「次はね、フリーキックだよっ!」
―――――――――――――――ゴール前
穂乃果「え~っと…これくらいかな」
海未「パスがまともになった程度なのに、ハードル上げ過ぎではないですか?」
穂乃果「大丈夫だよ~、イメージはできてるもん!海未ちゃんが取れないボール蹴るからね!」
ことり「なるほど~、イメージトレーニングだね!」
穂乃果「そういうこと!よ~し、手をこうやって」チョイチョイ
ことり「わぁ~穂乃果ちゃん、ほんD選手みたい!」
海未「壁がいないのに、位置調整してもしょうがないですよ…(何かことりの発音が気になりますが)」
穂乃果「よし、それじゃあ海未ちゃんいっくよー!」
海未「はい…」
穂乃果「(タッタッタッタ)てゃーっ!」ボンッ
コロコロコロコロコロコロ…パスッ
海未「…」
穂乃果「は、入ったーっ!」
ことり「わーっ、ホノカチャンツスゴイっ!」
穂乃果「海未ちゃんが一歩も動いてないよーっ!」
ことり「これってあれだよね…えっと、コロコロPK!」
穂乃果「あっ、それ聞いたことある!」
ことり「凄いよ穂乃果ちゃんっ!代表選手みたいだったよ!」
穂乃果「もしかして穂乃果…日本代表でワールドカップ出れる?」
ことり「でれるよ~、なでしこジャパンだよっ!」
海未「ははっ、二人とも可愛さのワールドカップはもう取っていますよ(これは、なでしこジャパンの方々に謝らないといけませんね)」
ことり「海未ちゃん…また思ったことが口に出てるよ」
海未「…ハッ!また私としたことが…コホン、それでもう終わりですか?」
穂乃果「ううん、次は海未ちゃんが蹴って!」
海未「わ、私がですかぁ?」
穂乃果「うん!今度は海未ちゃんのボールを止めるからね!」
海未「はぁ…分かりました」
穂乃果「よーっし、キーパーってこんな感じにやるんだよね」カーンカーン
ことり「わぁ~穂乃果ちゃん、川島選手みたい」
海未「壁がないのにポスト蹴っても意味ないですよ…(ことり、今度は普通の発音ですね)」
穂乃果「よしっ!来い、海未ちゃんっ!」
海未「はい…では、いきますよ」タッタッタッタ、ザシュッ
シューッ…バスンッ
穂乃果「…」
ことり「…」
海未ちゃんには青いユニフォームが似合いそうだ
海未「あの…どうしました?」
穂乃果「う、海未ちゃん…」
ことり「ウミチャンッ!」
海未「はい…何でしょう」
穂乃果「凄いよ!プロみたいだったよ!」
ことり「ボール曲がってたよ!」
穂乃果「海未ちゃん、サッカーやったことあるんでしょ!」
海未「いえ…テレビ見て真似しただけです…」
ことり「真似しただけでできるなんて…」
穂乃果「やっぱり海未ちゃんはスゴイやっ!」
海未「ありがとうございます…(言えない…μ'sが人気出て、アイドル対抗フットサル大会に出たときの為に練習しているなんて…)」
穂乃果「よーし、思いっきりボール蹴れたしもう満足!教室帰ろっ!」
ことり「そうだね、休憩も終わるし」
海未「そうですね」
穂乃果「今度はμ'sのみんなでやりたいな~」
サッカーをやろう 完
おつおつ
時差も可愛いけど、ふいんき可愛い
私たちのこれから
―――――――――――――ラブライブ!決勝から一夜明けて
穂乃果「…」グテー
ことり「…」ダラー
海未「…穂乃果!ことり!だらけ過ぎですよ!」
穂乃果「だって~…ねぇ、ことりちゃん」ダラー
ことり「だよねぇ~…ほのかちゃん」ゴロー
海未「まぁ…全部出し尽して、力が出ないのは分かりますが…」
穂乃果「ほら~、うみちゃんだってこうしたいんでしょ~」ゴロゴロー
ことり「きもちいいよぉ~」ゴロン
海未「うっ…うぅ…」ウズウズ
穂乃果「ふぁ~…ことりちゃん、ぎゅっとして~」
ことり「うん~、いいよぉ~…ほのかちゃん、ぎゅーっ」モッギュー
穂乃果「わぁ~、ことりちゃんやわらかくてきもちいい~」ギュギュー
ことり「ほのかちゃんもあったかくてきもちいいよ~」
ことほの「あはは~、うふふ~」キャッキャッ
海未「…はっ!いけません、私がしっかりしないと!」ブンブン
海未「はぁ…こんな二人を見て、μ'sを応援してくださった方々は何を思うでしょうね…」
ことほの「…!」
海未「あれほど素晴らしいステージを披露したメンバーが…たった一夜で、これほど堕落してると知ったら…」
ことほの「…」ガバッ
穂乃果「ことりちゃん!穂乃果、なんだか力がわいてきたよ!」
ことり「ことりも、すっごくやる気が出てきたよ!ホノカチャンッ」
海未「やれやれ…手の掛かる幼馴染です」
穂乃果「でもさ、やる気だしてもμ'sとしては昨日が最後だったんだよね」
海未「それは、9人としてのμ'sの話でしょう」
ことり「でも、μ'sは9人でってみんなで決めたからもう…」
海未「ま、まぁそうですが…」
穂乃果「それに…昨日でもう、スクールアイドルとしてできることは全部やり尽くした感じがするし…」
ことり「そうだね、昨日以上のコトってもう経験できないだろうし」
海未「で、ですが…昨日で終わりにするのは…」
穂乃果「…あれ~、海未ちゃんもしかして」
ことり「スクールアイドル続けたいの?」
海未「!…///」カァッ
穂乃果「あっ、顔が赤くなった!」
ことり「図星みたいだね~」
海未「いっ、いいじゃないですか!もう一度…いえ何度でも、大勢のお客さんから歓声を浴びるあの感じを…味わいたいんです!///」
穂乃果「ふふっ」ニコニコ
ことり「くすくす」ニコニコ
海未「なっ、なんですかぁ二人して笑って!」
穂乃果「だって…ねぇ」ニコニコ
ことり「最初はあれだけ、人前で歌うことを恥ずかしがってた海未ちゃんが…ねぇ」ニコニコ
海未「さ、最初はまぁ…そうでしたが…回数を重ね、ステージが大きくなるほど…恥ずかしさは消え、喜び、感動を多く得られるようになりました…」
穂乃果「うんうん、分かるよ~」
海未「で、ですので…まだ高校生活は1年残っているので…またスクールアイドルとして…あのステージに立ちたいんです///」
ことり「海未ちゃん…」
海未「ただ…それはみんながいたからこそ、私も恥ずかしがることはなかったんです…もし一人だと、昔と変わりませんよ」
穂乃果「んも~、しょうがないな~」
ことり「海未ちゃんがそこまで言うならね!」
海未「穂乃果、ことり…?」
穂乃果「続けよっか、スクールアイドル!」
海未「えっ、いいんですか?!」
ことり「もちろん!ことりも、まだまだ海未ちゃんに着て欲しい衣装があるし♪」
海未「あ、あうぅ…あまり露出の激しいものは…」
ことり「ダメだよ~♪私たち3年になるんだし、今度はセクシー系も着なきゃ♡」
海未「セ、セクシードレスは…だめですぅー!」
穂乃果「あーらら、やっぱり海未ちゃんは海未ちゃんだね!」
ことり「うん!これでこそ、海未ちゃんだよね♡」
海未「二人とも…ひどいです…」グスッ
穂乃果「もー、海未ちゃん泣かないで!」ナデナデ
ことり「セクシーと言っても、そこまでのは作らないよ~。やっぱりアイドルはカワイクなくっちゃ!」ナデナデ
海未「ほ、本当ですか?」
ことり「うんうん!だから、安心してね」
海未「はい…分かりました」
穂乃果「なんか、最初に戻ったみたいだね」
ことり「そうだね」
海未「えぇ」
穂乃果「でも今は、3人だけじゃない…」
ことり「真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃんがいる…」
海未「それに、雪穂と亜里沙も入学してきます…」
穂乃果「みんなが…いるんだよね!」
ことり「うん!」
海未「はい!」
穂乃果「それじゃあ、これからどうするか…みんなと相談しなきゃだね!」
ことり「うん…だけど…」
海未「今は、9人で残された時間を…」
穂乃果「…そうだね、9人での…」
ことほのうみ「…」
シーン…
ことり「…」
海未「…」
穂乃果「…あーっ!」
ことり「ぴぃっ!?」
海未「な、なんですか!急に大声出して!」
穂乃果「卒業式の送辞考えるの忘れてた!」
ことうみ「えぇぇっっ!!」
海未「ど、どうするのですか!もう式まで時間がないですよ!」
ことり「えぇっと、えぇっと…どうしよう…」オロオロ
穂乃果「うぅ~、ラブライブ!のことしか考えられなかったから…すっかり忘れてたよ~」
海未「こうなったら、仕方ありません…穂乃果、あなたは卒業式の準備、生徒会の業務は一切やらなくて構いません!」
穂乃果「えっ、でも…生徒会長が何もしないのは…」
海未「それは全く問題ありません!」
ことり「ことりもそう思うな」
穂乃果「あうぅ…ことりちゃんまで…穂乃果って、いらない子なんだね…」ショボン
海未「あっ…べ、別に穂乃果がいなくても良いという訳ではありませんよ」
ことり「そうそう!みんな、穂乃果ちゃんだから…穂乃果ちゃんの為だから頑張れるんだよ!」
穂乃果「えっ?どういうこと?」
海未「あなたは気付いていないかもしれませんが…」
ことり「みんな、穂乃果ちゃんから元気を…他にも、たーくさん貰ってるんだよ!」
穂乃果「えっ、でも…何もした覚えないよ」
海未「その無意識に出来る所が、あなたの凄い所なのです」
ことり「うんうん!だから、穂乃果ちゃんは必要だし、いなきゃいけないんだよっ!」
穂乃果「そう…なんだ…」
海未「はい…だから、自身を持ってください!」
ことり「みんな、穂乃果ちゃんのステキな送辞を待ってるよ!」
穂乃果「うん…うん、分かった!私、ガンバルよ!やるったらやる!」
海未「それでこそ穂乃果です!」
穂乃果「よーっし、最高の卒業式にして3年生を送るぞーっ!」
ことり「うんっ!」
海未「はいっ!」
私たちのこれから 完
以上です。
突然ですが、アニメも終わったことですしこのスレも一旦締めとしたいと思います。
2年生好きが高じて始まったこのスレですが、3ヶ月間続けられたのも、読んで頂きレスにて感想をくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
次は今回の様に短編のみにするか、長編にするかは分かりませんがネタが溜まったらまたスレを立てたいと思います。
その時はよろしくお願い致します。
おつかれ
乙
ほのことうみは癒されるな
乙
乙
またどこかで二年生組が見たい
乙でした
お疲れ様ー
おつでしたー
ずっと読んでて更新があると嬉しかったよ
乙です
乙です
2年生組はやっぱりいいな
おつ…
おつ
良SS見つけたと思ったら完結してたお…
乙です
次スレ期待
このSSまとめへのコメント
ホンD…