宿屋....


もょもと「....思うんだけどさ」

サマル「どうしたんだい？」

ムーン「珍しく深刻な顔して」

もょもと「....何かお前らズルくない？」

サマル「ちょっ、どういう事？」

ムーン「私たちの何がズルいって言うの？」

もょもと「とぼけんなよ。お前ら俺が必死で一体ずつ魔物倒してんのによ....」?

もょもと「やれベギラマだ、やれイオナズンだって....」?

もょもと「何だよ？『俺達は複数攻撃可能ですけど何か？』的なあれか？」

サマル「別にそんなこと思って....」?

ムーン「それに貴方には貴方だけの長所があるじゃない」

サマル「そうだよ！力とかロトの装備とか....って言うか君だけ最初からレベル49だったじゃないか！」

もょもと「うるせぇ！てめぇに俺の何が解る！？ロトの剣は錆びてるしバギクロス出ねぇし、鎧は年期入ってて臭いし兜にはポカパマズとか訳わかんねー文字書いてあるし....」?

もょもと「しかも名前『もょもと』って何！？めっちゃ呼びにくいんだけど！？」?

サマル「それは君がぺぺぺぺぺなんかするからさ」

もょもと「あー！もー！やる気無くなった！ハーゴンとかもー知らね！魔法使える二人でちゃっちゃと倒しちゃって下さい！」

ムーン「....もょもと....」

もょもと「あー？何？」

ムーン「イオナズン....」ﾎﾞｿｯ

もょもと「ほげぇぇぇぇぇぇぇっっ！！？」ﾄﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｫｫｫｫﾝ

その夜....

もょもと「ギラ！イオ！バギ！ホイミ！メドローア！」

もょもと「駄目だぁ.... 何で同じロトの子孫なのに魔法使えないんだろ.... 」

？『魔法が使えるようになりたいですか？』

もょもと「そりゃあなりたいさ.... って誰だこの声！？」

ルビス「私は全てをつかさどる者、精霊ルビス.... 」

もょもと「ルビス様だって！？」

ルビス「はい.... 。では貴方に道を開きましょう.... 」ﾊﾟｧｧｧ

もょもと「これは.... 旅のとびら？」

ルビス「さあ、その向こうには魔法を教える学校があります。行きなさい.... 勇者ロトの子孫よ.... 」

もょもと「ありがとうございます、ルビス様」

サマル「ふわぁぁっ.... あれ？どこ行くのもょもと....？」

もょもと「ああ、ちょっと魔法習って来る」

サマル「ムニャムニャ.... いってらっしゃーい.... 」

もょもと「よっしゃー！」ﾋﾟﾛﾛﾛﾛ

........

もょもと(.... あれ？どこだここ.... )?

もょもと(真っ暗だ.... 椅子に座らせられてる.... ？)

『グリフィンドォォォォォォォォォル！！！！』

もょもと「うおおっ！！？」ﾋﾞｸｩ

ｵﾒﾃﾞﾄｳ!ｵﾒﾃﾞﾄｳ!ｵﾒﾃﾞﾄｻﾝ!ﾒﾃﾞﾀｲﾅｧ!

もょもと「あ、ありがとう.... って何がどうなってんだ？」

ルビス『組分けの儀式が終わりました。あちらの席に移動してください』

もょもと(ルビス様！？組分けとは？)

ルビス『はい、ここ、ホグワーツ魔法魔術学校では4つの組に別れて生活するのです。グリフィンドールは勇敢な者が集まる所ですよ』

もょもと(勇者の子孫にぴったりな所じゃないか)

もょもと(ねぇ、ルビス様.... )?

ルビス『何でしょうか？』

もょもと(俺、ロトの装備のまんまだけど浮いてないっすよね？)

ルビス『はい、貴方の装備には気にしないように暗示をかけときました。あと、必要な物は一通り揃えておきました』

もょもと(ありがとうございます)


寝室....


もょもと「ここが俺の部屋か....」

？「今日からよろしくね」

もょもと「ああよろしく。俺はもょもと。お前は？」

ハリー「僕ハリー。よろしく.... みょ.... もよ.... 発音出来ないや....ごめん 」

もょもと「ああ、気にすんなよ」

ロン「僕はロン、よろしくもょもと」

もょもと「よく発音出来たな！？」

今日は終わりです。
何か読みにくいですよね。
まだ慣れてないので指摘などあれば宜しくお願いします。