女勇者「どうしてこうなった!」
女魔法使い『あなた……、女?チ○コの付いてない勇者と一緒になんて行けないわ』
女僧侶『すいませんがぁ……、出来れば男性の勇者様がいいかなぁ……て、』
女戦士『はっ、小娘に背中を任せられるかって』
女勇者「うぅ……。何故なんだ……」
みけ「ゴロニャー」
女勇者「きみだけだよ……。ぼくの味方は……」
みけ?「でもあたしが居るから気にしなくていいニャ!」ボンッ
女勇者「!?」
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女勇者「み、みけ……?」
みけ「まさか自分の飼い猫がケットシーだなんて夢にも思わなかったニャ?」
女勇者「か、」
みけ「か?」
女勇者「かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい」
みけ「ふにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
勇者の仲間はよく分かっている…この勇者はただのクズだわ
―数時間後―
女勇者「よし、モンスター娘だけど取り敢えず一緒に魔王を倒すハーレムメンバーが1人揃ったぞ!」
ケットシー「しょうがにゃいから一緒に行ってあげるニャ」
女勇者「か、かわいいぃぃぃぃぃぃぃi」
ケットシー「靴ひも結んでる時に触るニャ!」ネコパンチ
女勇者「むがっ」
女勇者「ところでさ、ケットシーはどんなもの戦闘スタイルなの?」
ケットシー「格闘がメインのたまに魔法を使う魔法拳士ニャ!」
女勇者「思った以上に優秀」
ケットシー「足は引っ張らないで欲しいニャ」←Lv.58
女勇者「あれ、ぼくがリーダーだよね……?」←Lv.5
ケットシー「ちょっと気になったんだけどニャ」
女勇者「ん?」
ケットシー「何で『みけ』て呼ばないニャ?」
女勇者「ほら、『みけ』だったらさ、猫と旅してる可哀想な勇者みたいに見えるから……」
ケットシー「現状それに近いニャ」
女勇者「うるさいよ!絶対にハーレム作ってやる!」
ケットシー「そんなんだから出来ないのニャ……」
女勇者「よし、なんだかんだで準備も出来たし、これから魔王を倒しに行くぞ!」
ケットシー「おー!ニャ」
女勇者「と、いう訳で早速酒場で仲間を探しに行くぞ!」
ケットシー「あり?さっき酒場での仲間探しで失敗したから泣いてたんじゃ……」
女勇者「リベンジ!」
ケットシー「多分また無理だニャ」
『ハーレム願望とかレズ気質ある方、ぶっちゃけ女勇者の立ち入り禁止』
女勇者「」
ケットシー「リベンジする権利もなかったニャ」
これは期待
―隣の国―
女勇者「しょうがないからこの国でハーレムメンバーを集めるよ!」
ケットシー「……勇者は気づいているかニャ」
女勇者「なにを?」
ケットシー「この国に来るまでの努力がカットされているのを」←Lv.59
女勇者「あ、ホントだ!レベルだけ上がった事になってる……」シクシク←Lv.28
ケットシー「気を取り直してそこらへんの酒場で集めるニャ」
女勇者「……うん」ショボーン
ケットシー(ちょっと心配だニャ)
何気にケットシーも1上昇
―酒場―
カランコロン
マスター「いらっしゃいませ……」
ザワザワ....................ザワザワ....................
女勇者「すごーい……。人が多いね……」
ケットシー「故郷の酒場よりかはかなり賑わってるみたいにだニャ」
女遊び人「あらー……。ぼくぅ、ここに初めてきたのぉ?」
女勇者「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
女遊び人「もしかしてー……。女の子?」
女勇者「はい……」
女遊び人「そうなのー……。じゃあねぇ」ヒラヒラ
女勇者「うぅ……」ウルウル
ケットシー「ど、ドンマイだニャ……」
「おいこらテメェ!なに水零してんだッ!!」
「ご、ごめんなさい!」
「ん、どうしたんだー。兄貴ぃ」
「ちょっとこの店員俺の服に水ぶっかけやがってなぁ」
「ごめんなさい!ごめんなさい!何でもしますので……!」
「なんでもぉ?」
「あっ、いや、その……!」
ケットシー「あっちで揉め事みたいだニャ」
女勇者「レディに手を出そうとしている!ぼくが助けなきゃ」ダッ
ケットシー「行っちゃった……」
はい
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