アニェーゼ「弟子魔女ってあたしらとキャラかぶってません?」 (122)

とある魔術の禁書目録SSです
シスター3人のほのぼの系
魔女子さんもでるかもですが口調が変化もしれません
2日に一回くらいのペースでやります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368354638

いや被ってないから!
「ししょー」とバカにする弟子とは別ベクトル

ルチア「シスターアニェーゼ?」

アニェーゼ「ですから、ステイル

ルチア「シスターアニェーゼ?」

アニェーゼ「ですから、ステイル=マグヌスのとこの弟子3人ですよ」

アンジェレネ「キャラとはいったいどういうことですか?」

アニェーゼ「よく考えてくださいシスタールチア、シスターアンジェレネ」

アニェーゼ「エンデュミオン事件で活躍したとか聞きましたが何かしてましたかあの3人?」

アニェーゼ「どっちかっていうとあの少年の敵でしたよね。しかもあっけなくやられてましたし」

ルチア「まあ、あの時あの人の敵にまわったのは状況的にしかたのないことでしたし…」

アンジェレネ「そもそもその事件の際わたしたちはまだローマ正教で捕虜でしたよ?」

アンジェレネ「その事件の詳しい話も人から聞いたりしたものですし…」

アニェーゼ「わかってますよそんなこと!」

アンジェレネ「ひぃっ!?」

アニェーゼ「問題はあの3人とあたし達3人のキャラがかぶってるということなんです!」

ルチア(いったいどうしたのでしょうか…?)


アニェーゼ「まず第一に3人構成というとこです」

ルチア「しかし、神裂火織やステイル=マグヌスのような強さがないと単独での任務は少ないですよ?」

アニェーゼ「そんくらいは理解してます。そもそもわたし達は3人揃ってこそでしょうが」

アンジェレネ「シスターアニェーゼ//」

ルチア「そんなにハッキリ言われると少し照れますね//」

アニェーゼ「なっ!?て、照れなくていいです!」

あの三人は初期は人形顔で無感情だったらしいよ(はいむらーの絵で変わったらしい)
本編にも出るかどうか不明だからアニェーゼの三人が悩むことじゃない

アニェーゼ「だ、第二に全体として見たキャラクターです」

ルチア「全体…ですか?」

アニェーゼ「そのとおりです。むこうは魔女3人、こちらはシスター3人と大雑把にみると似ています」

ルチア「確かにそうですね…」

>>6知りませんでした。絵だけでキャラ設定変わるってすごいですね


アニェーゼ「そして第三、これが最も重要なんです」

アンジェレネ「もっとも…」
ルチア「重要ですか。」

アニェーゼ「それは…個々のキャラクターです!」

アニェーゼ「小さいのが2人、大きいのが1人って時点で充分なのに個人のキャラまで被せてんですよっ!?」

アニェーゼ「まずメアリエ=スピアヘッド」

ルチア「水のエレメントを使う方ですね」

アニェーゼ「彼女はシスタールチアとダダ被りです!」

アンジェレネ「シスタールチアとですか?」

アニェーゼ「見たら誰だって思いますよ。金髪に巨乳は当然、他の2人より大人びているという点もです」

ルチア「そういえば、他の2人は身長を気にしていると聞きましたが彼女だけはそうでもなかったとか」

アニェーゼ「それだけじゃねぇんです」

アンジェレネ「ま、まさかまだ何か…?」

アニェーゼ「ネコです」

ルチアン「「はい?」」

アニェーゼ「ネコですよネーコ!」

ルチア「あの…ネコの要素がどこに…」

アンジェレネ「あっ!わかりました!シスタールチアは猫目です!」

アニェーゼ「そのとおりですよシスターアンジェレネ」

ルチア「よく言われますが…しかし彼女は猫目ではなかったと思いますが?」

アニェーゼ「彼女の持ち物をよく思い出してみてください」

ルチア「たしか…箒をもっていましたよね」

アニェーゼ「その箒に黒猫のキーホルダーがついてんですよ!」ビシッ

ルチア「……それだけですか?」

アニェーゼ「それだけありゃ充分ですよ」

アニェーゼ「あとの2人、土のエレメントを使役するマリーベート=ブラックホールと風を扱うジェーン=エルブス」

アニェーゼ「どう考えてもかぶってます。かぶりまくってんですよ」

アニェーゼ「小柄で身長を気にしてるところとか、ジェーン=エルブスなんて脚の露出はわたしとガーターベルトはシスタールチアと同じですよ!」

アンジェレネ「そう言われると共通点が多いような…」

アニェーゼ「でしょうっ!」

ルチア(シスターアニェーゼの勢いに圧されてきてますね…)

ルチア「しかし、共通点が多いからといってそれがなんなのです?」

アニェーゼ「つまりですよ、あの3人に負けないあらたなアイデンティティを手に入れるんです!」バーン

アンジェレネ「し、しかしどうやってあ、あいでん…?」

ルチア「アイデンティティ」

アンジェレネ「…を手にするのですか?」

アニェーゼ「すでに対策は考えてあります」

アニェーゼ「では行きましょう」

ルチア「いったいどこへ向かうのです?」

ーーイギリス日本人街ーー

建宮「………でうちらのとこに来たのよな」

アニェーゼ「そのとおりです。潜入を得意とする天草式なら何かいい案があるかと思いまして」

ルチア「シスターアニェーゼもこう言っているのでどうか力をお貸しいただけたらと…」

建宮「しかしなのよな〜」

アニェーゼ「どうかあたし達を救うと思って!」ペコリ

建宮「!」

アンジェレネ「お、お願いしますぅ」ペコリ

建宮「ふっ、『救い』か…」

建宮「『救われぬものに救いの手を』…我らはその言葉を糧に生きてきたのよな…」

建宮「そこまで言われて断るなんてことしたら天草式教皇代理の名が廃るというものよ!!」

アニアン「「!!」」

建宮「その願いしかとききとどけたっ!」

アニェーゼ「あ、天草式!」

ルチア(なんでしょうかこのテンション…)

ーーーーーー
ーーー


建宮「あらたなアイデンティティか…」

アニェーゼ「そうなんです。なによりあの3人は師匠という立場の人間がいるのが強力だと思うんです」

アンジェレネ「わたし達にいないんですよ」

建宮「ん?女王艦隊の時のあの男は。」

アニェーゼ「いないんですよ」
アンジェレネ「いないんです」
ルチア「いないのです」

建宮「あ、ああうん」

建宮(目がすわってるのよ…)ガクガク

アニェーゼ「どうにかなんねーでしょうか?」

建宮「考えはある」

アニェーゼ「!」

建宮「いま協力してくれる奴をよんでるから少し待つのよな」

??「ぃよー!建宮、なんのようかにゃー?」

アニェーゼ「土御門…ですか?」

土御門「話は建宮から聞いてるぜい。この天才プロデューサー土御門さんが力を貸してやるのにゃー」

ルチア(胡散臭いですね)

アニェーゼ「信用しても…?」

土御門「まっかせなさい!」

土御門「まずは服装からかにゃー?」

アニェーゼ「わたし達はシスターですからあまり服に気を使えねーんですが…」

土御門「その点は問題ナッシング」

土御門「俺が用意した服ってのは聖人・神裂火織や聖人崩しを使う五和が、好んで着る服なんだにゃー」

土御門(好んではいないが)
建宮(好んではいないのよな)

アニェーゼ「つ、つまりそんなたいそれたものを着ると!?」

土御門「いや、残念なことにその服は着る人を選ぶんだにゃー」

土御門「この中じゃルチアくらいしか着れそうもないな」

アニェーゼ「そ、そんな…」

ルチア「………シスターアンジェレネ」ヒソヒソ

アンジェレネ「?なんですかシスタールチア」

ルチア「まさかとは思いますが、シスターアニェーゼの自分変身計画に私たちは巻き込まれているのでは?」ヒソヒソ

アンジェレネ「そ、そんなことありませんよ!シスターアニェーゼはわたし達のためを思ってくれているにちがいありません!」ヒソヒソ

ルチア「そう…なのでしょうか…」

ルチア(しかし、シスターアニェーゼは以前私服で学園都市に出向いたシスターオルソラをヒドく羨んでいましたが…)

ルチア(そういえばステイルとメアリエ達はよく学園都市に行きますね…仕事の彼にくっ付いているというのが正しいですが…)

ルチア(確かその際メアリエ達は上条さんと打ち解けたとか…)

ルチア(………まさかとは思いますがシスターアニェーゼは嫉妬して、対抗意識を?)

アニェーゼ「シスタールチア?」

ルチア「はっ?!」

アニェーゼ「どうしちまったんです?ぼーっとして」

ルチア「い、いえ。…あのシスターアニェーゼいいですか?」

アニェーゼ「なんですか?」

ルチア「自分を変えて貴女はどうしたいのです?」

アニェーゼ「?」

ルチア「ハッキリ言いますが上条さんの気を引くためですか?」

2作目か楽しみだ

アニェーゼ「ぶふっ!な、な、なんであの少年の名前が出てくるんですか??」アセアセ

ルチア(ああ、これはもう決定的ですね)

土御門(上やんあっちこっちでフラグが大暴れしてるにゃー)

建宮(五和、敵は多いのよ)

アニェーゼ「と、ともかく、あの少年はか、関係ねーんです」アセアセ

ルチア「…そうですか」

今日はこれで終わりにします
>>17一作目を知っていただいているとは嬉しいです!

どれくらいの人に読んでいただいてるかわかりませんが上条さんをイギリスに連れてくるかアニェーゼ達を学園都市に連れて行くか悩んでます
どっちがいいか言ってもらえると助かります

乙です

前回は上条さんがイギリスに来たから今回はアニェーゼ達に学園都市に行かせたいな

はいむらーの絵から設定が変わったソース


あとアニェーゼってスカートくだりから佐天さんに似ていないかな?
自分からスカートを捲るのは好きだけどされるのは嫌いって言うところが……

オルソラも付いてって学園都市編がみたいな

〜〜〜〜〜〜


ジェーン「ししょー、次はいつ学園都市に行くんですかー?」グイグイ

マリーベート「また遊びに行きたいですー」グイグイ

ステイル「ええい服を引っ張るな!そんなに学園都市がいいなら学園都市の子になればいいだろ!」

ジェーン「ししょーと一緒だからいいんですよぉ」グイグイ

ステイル「だから服を…メアリエ!見てないでなんとかしろ!」

メアリエ「はーい」ギュ

ステイル「なんで君までくっつくんだ!?」

マリーベート「ししょー、上条さんやインデックスと遊びたいですー」


シショー
シショー
エエイシツコイ!


アニェーゼ「ムゥ…こっちはブリテン・ザ・ハロウィン以来あの少年とは会ってねーってんですのに…」

〜〜〜〜〜〜

アニェーゼ「と、ともかくあたし達にそれ以外の方法はねーんですか?」

土御門「うーむ、そうだなー」チラッ

建宮(五和や女教皇様のためにも敵は減らすべきなのよな)ヒソヒソ

土御門(いやいや、むしろあの2人を焚きつけるためにも上やんの周囲を女性で囲うべきじゃないか?)ヒソヒソ

建宮(うーん)

土御門(それに…)

建宮(?)

土御門(そっちのほうが面白そうだにゃー)

建宮(そうなのよなー)

アニェーゼ「どうかしたんですか?」

土御門「ふっふっふ、実は他にいい考えがあるんだにゃー」

アンジェレネ「…いい考え…ですか?」

建宮「なんなのよな土御門?」

ルチア(嫌な予感しかしませんが…)

土御門「ふっふっふ…」

ー学園都市・早朝ー


ゴソゴソ ギャーギャー


上条「ふぁ〜あ、朝っぱらからうるさいなぁ…げっ!まだこんな時間じゃねえか」


ワーワー


上条「土御門の部屋か?」


トナリノヘヤニ、アイサツニイクノガレイギナンデスヨ!
イ、イクラナンデモ、ハヤスギデハ?
ソモソモ、ヒッコシデハアリマセンシ…


上条「…女の声?しかも複数だと!?」

上条「土御門め、後で話を聞く必要がありそうだな…」

上条「とりあえず二度寝するか…」ファ〜ア

ーーーーーー
ーーー


土御門「おっはよーだぜー」

キタゾ
ツチミカドダ


青ピ「おはよう、ツチミカドクン」ギラギラ

土御門「どうかしたか、青ピ?目がやけにギラついてるぜい?」

青ピ「ツチミカドクン、君は上やんとは違うと…君はボク側の人間やと信じてたんやで!!」クワッ

土御門「な、なんのことかさっぱりぜよ??」

上条「しらばっくれるなよ土御門。今朝方おまえの部屋から女の声が聞こえたぞ!しかも複数だ!!」

土御門「な、なんのことだか…」

土御門(チッ、もうばれてるとは…)

青ピ「さあツチミカドクン?楽しい楽しい処刑の時間やでー!!」クワッ

上条「日頃の恨みをおもいしれー!」


ニガスナー
ブキヲトレー
ウラギリモノニシュクセイヲー


姫神「…珍しい。上条くんじゃなくて土御門くんが女性関連で問題をおこすなんて」

吹寄「確かにそうね。どちらにせよあのバカどもの暴走をとめないと」ハァ

吹寄「はいはい、そこまでよ、いったん落ちつけそこの3バカ」

青ピ「止めんといてふっきー!ボクはこの偽シスコン野郎をなぐらな納得できひんのや!!」

吹寄「ウルサイ!」ズンッ

青ピ「ふごっ!」

姫神「見事なボディー」

青ピ「」ピクピク

土御門「助かったぜい、吹寄」

上条「吹寄!そいつは殴られて当然なんだっ!」

吹寄「貴様も殴られたいか?」ギロ

上条「………」

吹寄「他のみんなも自分の席に座りなさい」

チッ
シカタネエ

土御門「ちょっと待て。落ちついたところで俺の誤解をといておく」

アッ?
ゴカイダト


吹寄「土御門?」

土御門「確かに、俺の部屋に女の子がいたのは紛れもない事実だ」


ツチミカドコロス
ウラヤマシイ
ニセシスコングンソウガ


土御門「だがな、そいつらは実は…上やんに会いにきた女の子なんだにゃー!!!」

上条「はあ?!何言ってんだよ!」

青ピ「上やぁぁぁぁぁん!!!」

上条「青髪?!お前は死んだはずじゃ!」

青ピ「地獄の底からはい上がってきたんやで〜。上やんを道連れにするためになぁぁ!!」ゴゴゴ

上条「ふざけんな!今すぐ地獄へ引き返せ!」

吹寄「やはり貴様が諸悪の根元か…」シュッシュッ

上条「ふ、吹寄?!なんで拳をかためてんの?なんでシャドーボクシングなんてしてんの?」

姫神「やっぱり上条くんが原因…」

青ピ「死にさらせぇぇ!!」ガッ

上条「食らうかぁ!」ヒョイ

吹寄「ふんっ!」ブンッ

上条「おでこデラックス?!」ドカッ


ヤハリオレタチノテキハカミジョーダァァァ
ツブセェェ


上条「不幸だぁぁぁ!!」

土御門(危なかったぜよ…)フゥ


今日はここまでにします


>>20>>22結局学園都市を舞台にします
>>21佐天さんとの絡み面白そうですね!

映画つながりでシャットアリサの出番はありますか!?



吹寄の上位互換になりそうで怖いが……

アンジェレネとアニェーゼがカブトムシ05と会った色々触りそう
カブトムシ05「別にペタペタ触るのはいいのですが、杖で突っつくのはやめてたただけますか……」


あとルチアさんは白垣根みたいなイケメンで純粋なタイプには弱そう

ー放課後ー


土御門「上やん、ちょっといいかにゃー?」

上条「なんだよ、人に責任全部なすりつけた土御門くん」

土御門「いやー、悪かったとは思うけど、最初にチクったのは上やんのほうだぜ?」

上条「まあ、そうだけど…
ところで何の用だよ」

土御門「俺の部屋にいた奴らのことなんだけどにゃー」

上条「どうせ魔術師かなんかだろ?」

土御門「直接会ってないのか?」

上条「声を聞いただけだからな」

土御門「まあ、別に厄介事って訳じゃないぜよ」

上条「お前のもってくる話は大抵厄介事だと思うんだが…」

土御門「なんのことかさっぱりだにゃー」

上条「………」

土御門「ま、そいつらが困ってたら手を貸してやってくれ」

上条「別にいいけど、変な奴じゃないだろうな、ステイルとかレッサーとか」

土御門「害はないはずぜよ……多分」

上条「今多分って言ったよな!多分って!」

土御門「ところでステイルと言えば」

上条「無理矢理話変えやがったよ、この野郎!」

土御門「最近よく学園都市に来てるみたいだが?」

上条「ああ、インデックスの様子見によくくるんだ、3人の魔女引き連れて。おかげでわだかまりもなくなってすっかり仲良くしてるよ」ニカッ

土御門(だからか…そういやねーちんが最近イライラしてるのもそれが原因かにゃー?)

上条「まあ、困ったことがあるんなら協力できるだけのことはするよ」

土御門「たのんだぜい」

ーーーーーーー
ーーー



上条「ただいまー、っと?」

上条「見慣れぬ靴が…?」

禁書「おかえりなさいなんだよ、とうま!」

上条「誰かきてるのか?」

アニェーゼ「おじゃましてますよー」

上条「アニェーゼ!?」

アンジェレネ「私たちもいますよぅ」ヒョコ

ルチア「どうも」ペコリ

上条「アンジェレネにルチアも?どうしたんだいったい」

アニェーゼ「あー、なんといいますか、しばらくこっちで厄介になることになりまして…」

上条「魔術側で何かあったのか!?」

アニェーゼ「い、いえそういうわけでは…」

アンジェレネ「シスターアニェーゼがわがままを…」モガッ

アニェーゼ「なに言ってんですかぁ?シスターアンジェレネ?」クチオサエ

アンジェレネ「むーむー!?」

上条「じゃあ今朝土御門の部屋にいたのって…」

ルチア「私たちですね」

アニェーゼ「あの男にはなにからなにまで世話になりっぱなしですよ」

〜〜〜〜〜〜

アニェーゼ「どうやって学園都市に入るんです?」

土御門「コネがあるから問題ないにゃー」

ルチア「滞在中の拠点はどうすれば」

土御門「こっちでどうにかするぜよ」

アンジェレネ「ご飯はどうすれば?」

土御門「上やんにまかせる!」

ルチア「仕事は…」

建宮「こっちでなんとかしとくのよな」

アンジェレネ「オヤツは…」

土御門「上やんが用意してくれる!」

〜〜〜〜〜〜

アニェーゼ「…とまあ」

上条「おかしいのまじってる!上条さんちの食費がとんでもないことになる!!」

ルチア「流石に冗談でしょう。私達も最低限の生活費をもらっています」

上条「そ、そうなのか?このままじゃモヤシすら食べれなくなるところでしたよ…」

アニェーゼ「どんだけ悲惨な食生活を送ってんですか…」

上条「む、失礼な。上条さんちだってたまには豪華な食事を食べるんですよ」

アンジェレネ「いいなぁ…」

上条「そうだ!せっかくだし今日は皆で夕飯食べないか?」

アニェーゼ「いいんですか!?」

上条「ふふん、最近奨学金が入ったうえに今日は色々安く食材をかえたんですよ」ドヤァ

禁書「とうまにしてはなんて珍しいことなんだよ!」

質問
これって前作の続き?
それとも前作とは別世界?

アニェーゼ「本当にいいんですか?」

上条「みんなで食べたほうが美味しいだろ」


ーーーーーー
ーーー


アニェーゼ「ご馳走さまでしたー」

アンジェレネ「おいしかったですぅ」

上条「ふたりとも結構食べるんだな…」

禁書「けぷぅ」

上条(こいつほどじゃないか…にしてもカナリの量買ったから当分はもつと思ったんだけど…)

ルチア「すみませんご馳走になっ
てしまい」

上条「いいっていいって」

禁書「とうまー、とうまー!」

上条「はいはいなんでございましょう?」

禁書「デザートはないのかな?」

上条「まだ食うのかよっ!?」

アンジェレネ「デザート!?」

上条「こっちもかっ!?」

>>41別世界です


上条「コンビニスイーツならあるけど…」

禁書「食べるんだよ!」

アンジェレネ「いただきまーす!」

上条「ほら」ドサドサ

禁書「ずいぶんいっぱいあるんだね」

上条「見切り品みたいでな、格安だったからつい…」

アニェーゼ「いただいても?」

上条「ああ、明日までのばかりだからくってくれ」

アンジェレネ「ケーキにプリンにシュークリーム…目移りしてしまいますっ!」キラキラ

禁書「コレとコレとコレとコレにするんだよ!」

上条「こらインデックス、独り占めはいけません!」

ルチア「………」

上条「ルチア?食べないのか?」

ルチア「いえ、あまり甘味は…」

ルチア(体重も気になりますし…」

上条「じゃあこれは?このコーヒープリンなら甘さ控えめだぞ。ほら」スプーンサシダシ

アニイン「「!!」」

ルチア「はっ…?」

上条「」アーン

ルチア「はむっ///」

上条「どうだ?」

ルチア「あ、ありがとうございます!///」

上条「なんでお礼?」

ルチア「い、いえ///」

禁書「と〜う〜まぁ〜?」

上条「い、インデックスさん?何故にチラチラと歯を覗かせているのでせう?」

禁書「自分の胸に聞いてみるといいかも!」ガブゥッ!

上条「ギャアァァーーー!!」

ーーーーーー
ーーー



アンジェレネ「お腹いっぱいですぅ」

ルチア「食べ過ぎですよシスターアンジェレネ」

アンジェレネ「そういうシスタールチアもコーヒープリン独り占めしたじゃないですかぁ」

ルチア「なっ!だ、黙りなさいシスターアンジェレネ!」

上条「仲良いんだな。そういえば、こっちにいる間仕事とかどうするんだ?」

アニェーゼ「土御門曰く懺悔室なるものを設置するらしいんです」

上条「懺悔室って自分の罪を告白して反省するやつか?」

アニェーゼ「ええ、そこであたしらが順番で働くことに、居住地も本来はそこなんです」

上条「そっか、まあ慣れない街で大変だろうし力になれることがあったら協力するよ」イケメンスマイル

アニェーゼ「っ!…本当に誰かれ構わず優しくする人ですね…」

上条「?」

アニェーゼ「いえ、なんでもねーです。そろそろ失礼します」
ルチア「ほら、帰りますよシスターアンジェレネ」

アンジェレネ「はぁい。おじゃましましたぁ」

上条「気をつけてな〜っても隣だけど」

ー土御門家ー

アニェーゼ「ただいまーっと」

ルチア「帰ったら手洗いうがいですよ」

アンジェレネ「はーい」


Prrrrr


アニェーゼ「はい」

土御門『土御門さんですにゃー』

土御門『お前らの部屋の用意ができたから明日からそっちに移ってくれ。必要最低限の環境は整えてあるぜよ』

アニェーゼ「わかりました。何から何まですみません」

土御門『別にいいんだにゃー』

土御門『…こっちも面白そうだからな…』ボソッ

アニェーゼ「?」

土御門『なんでもないぜよ。じゃあまた明日連絡するぞ』
プツッ

アニェーゼ「さてあたし達もシャワー浴びて寝るとしましょう」

今日はここまでにします。

アニェーゼのカップリングがでてましたね。結標さんのやつすごい好きだったんで楽しみです!

乙でした

         /: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : \
  \_/    /: : : : : : : : : : : :/ ̄ ̄`丶、: : : 、: : :'.
   /`V′/: : : : : : : : : : :∠.. __       \: : } : : }
` ̄| ̄「`/: : : : : : : : : :/_{ {   `丶、   ∨: : /
  ___/: : : : : : :___/ {::::::メ`ー    \ ./: : /
'´: : : :∠厶≧{⌒{__   `~    、`ー‐'∨ : ∧

: : :∠、'⌒'__,ノ`¨八   ト、       {`::T7: : :/}: }
/{__,ノ^'ー'′:/⌒_ノヘ  、 \__   `~ { : : {  :{ /
:_,人_: : : /⌒゙_,,ノ ,   >、 ー'′     人: : |)  V
_〕  〔⌒゙,__,ノ_/  ∧ {`.二二アア{ ,ハ: |'^'7{
⌒Y⌒¨´、__人_{,   /: : \_}   { {: :∨: }/_,ノ `
__|\∧/|   (_\,/\_: {: :{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{^厶
:::`:::::::::::::::|_ (_: : : : : : :`TT: : : : : : : : : 、_> }

::::::::l:トh:::::::::{つ: : : :ノくつ | ∨: : i: : : i\_}__,ノ

:::::从| U V´)'⌒7´::::∠ : 〈  \_j\_:j//
:::{U _,ノ   ノ^{つ{_:::_ノつ \    //
:人__ .∠}\__人_,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

,_人_人_,く      (_
     (_ _)     (_
`Y⌒Y´ ⌒Y⌒Y´


ーーーーーー


ルチア「シスターアンジェレネ、シスターアンジェレネ!」

アンジェレネ「ふぁ、ふぁいっ!」

ルチア「全くいつまで寝ているつもりですか」

アンジェレネ「す、すみません…」

アンジェレネ「あれ?シスターアニェーゼはどこに?」

ルチア「シスターアニェーゼなら土御門から連絡を受けて出て行きましたよ。ほら貴女も早く支度しなさい」

アンジェレネ「い、いったいどちらへ?」

ルチア「第七学区内の教員用の空き部屋だそうです」

ルチア「シスターアニェーゼをまたせてしまいます。急ぎますよ」

アンジェレネ「あ、あの」

ルチア「なんです?」

アンジェレネ「朝ごはんは…」キュルル〜

ルチア「…あとにしなさい」

アンジェレネ「はぁい…」キュルル〜

ー教員用空き部屋ー

アニェーゼ「おっ、きましたね」

ルチア「遅れてすみません」

土御門「よう」

アンジェレネ「おはようございます」

土御門「中に大抵の物は揃えてある。懺悔室は表のガレージにちょいと手を加えて作った簡易式のもんだがちゃんと上にも許可とってあるから心配いらないぜよ」

土御門「それからこれ」メモワタシ

アニェーゼ「?」

土御門「上やんの連絡先だ、なにか困ったことでもあったら連絡しろ」

アニェーゼ「なんであの少年なんです?」

土御門「こうみえて土御門さんも結構忙しいんだぜ?それに上やんなら助けを求めればすぐに駆けつけるだろうし」

アニェーゼ「………」

土御門「じゃあ頑張れよー。俺はこれから補習に行ってくるぜい」バイバイ


ルチア「ところで簡易式と言っていましたがどのようなものなのでしょうか?」

アニェーゼ「別に普通のと大差ねぇでしょう。違うとこといったら人が来たら部屋に連絡がくるってとこぐらいですかね」

アンジェレネ「でも人なんてくるんでしょうか?」

アニェーゼ「この街じゃ難しいかもですね。まあ、まずは私から対応しますよ」

ルチア「では私達は部屋の掃除でもしておきましょうか。少し埃っぽいので」

アンジェレネ「がんばってください!シスターアニェーゼ」

アニェーゼ「人がきても話を聞くだけで何もできやしませんがね」

ー懺悔室ー


キィ


アニェーゼ「おや、なかなかしっかりした造りですね」

アニェーゼ「これなら互いに顔も見れないでしょうし」

コンコン

アニェーゼ「ん?」

??「失礼します」

アニェーゼ「!」

アニェーゼ「どうぞ」

アニェーゼ(来ましたよ。モノ好きもいるんですね…)

??「まぁ。報告は受けていましたが本当にあったんですのね」

アニェーゼ「?」

??「あら、申し訳ありません。わたくし風紀委員を勤めています。…名前は…」

アニェーゼ「いえ、お名前は結構です」

風紀委員「女性のかたですの?懺悔室とは神父様だとばかり思っていましたが…」

アニェーゼ「ちょっとばかし特別なんですよ」

アニェーゼ「本来懺悔室も教会や礼拝堂の中にあるもんですし。今は懺悔より告解のほうが正しいい言い方になってるんです」

アンジェレネvsフレメア


そしてそれを宥める苦労人(?)のカブトムシ

アニェーゼ「それよりも、治安維持の方がどうして?許可はとってあるはずなんですが…」

風紀委員「ええ、どういったものか私的に気になったものですから。それよりこちらでは悩み相談は受付けていらっしゃいませんの?」

アニェーゼ「罪を告白する場所ってことになってますが…まあ、その悩みってやつが誰か他の人に迷惑をかけてるってはなしなら聞いてあげますが」

風紀委員「それではお願いしても?」

アニェーゼ「どうぞ。ちなみにここで聞いたはなしは一切口外せず私の胸の中にしまっておきます」

風紀委員「ありがとうございますの」

アニェーゼ「で、貴女が告白したい悩みというのは?」

断言する……絶対後悔すると!

風紀委員「実はわたくし御慕いしている人がおりますの」

アニェーゼ「………」

風紀委員「その方は周囲からは尊敬され学校では『エース』として学校の看板を背負っていらっしゃるのです」

風紀委員「それなのにご自身にその自覚が全くもって存在せず、エースに相応しくないお子様趣味のファンシーグッズばかりお集めになられ、危ないことに進んで首を突っ込みあまつさえ殿方と逢引を繰り返すしまつ」

アニェーゼ「…ん?」

風紀委員「お姉様は黒子がいくら口を酸っぱくしても…」

アニェーゼ「あの…」

風紀委員「はいですの?」

アニェーゼ「告白は…」

風紀委員「それなんですが。とうとうわたくしやってしまったんですの」

アニェーゼ「ヤッたってまさか…」

風紀委員「今朝お姉様のお子様パンツを全て隠してしまいました」

アニェーゼ「……はっ?」

風紀委員「どうしましょう…」

アニェーゼ「ま、まあすぐに見つけて笑い話で終わっちまいますよ」

風紀委員「いえ、全てここにあるのでそれはないかと」カバンミセ

アニェーゼ「……えーと」

風紀委員「おやすみ中にお穿きになっていたものもちょちょいと」

アニェーゼ「はいてっ!?いったいどうやって…」

風紀委員「わたくしこうみえても空間移動の能力者ですので」

アニェーゼ(空間移動って確か点から点へものを動かすやつですね)

風紀委員「もうっ!脱ぎたてのっ!お姉様のっ!スメルがっ!」ハァハァ

アニェーゼ(ど変態じゃねーですか…)

風紀委員「いったいどうすれば…」

アニェーゼ「いや、さっさと謝っちまうべきでしょう」

風紀委員「しかし…お怒りになっていると思うと…」

アニェーゼ「ですけど」

風紀委員「?」

アニェーゼ「はいてたもんまで奪っちまったらその人、いま下着はいてないんじゃあ?代わりもねぇんでしょうし」

風紀委員「!」ガタッ

風紀委員 (そ、そうでしたわ。下着を隠すことに意識を集中させるあまり、お姉様がノーパンになるということを忘れておりました…)

風紀委員 (しかも、本日はお姉様は能力開発の協力で常盤台にお出掛けに)

風紀委員 (このままでは、ノーパンで往来を歩くという羞恥プレイをお姉様に強要させてしまいます!)


風紀委員 (お姉様の周りを意識して赤らむ頬、風通しが良いはずなのに流れる汗、それでも勇ましく歩く御姿を見逃して…いえ、他の方に見られてしまいますの!)

風紀委員(こうしてはおられませんわ!)

風紀委員「あ、あのわたくしすぐさまお姉様の下へいかねばならないのですの!」アセアセ

アニェーゼ「そうしたほうがいいと思いますよ」

風紀委員「お話を聞いていただきありがとうございます!では」シュン

アニェーゼ「おお、ほんとに消えました」

アニェーゼ「にしてもしょっぱなからとんだど変態でしたよ…」ハァ

ーーーーーー


黒子「お姉様ーー!!」シュン

御坂「?!」

黒子「お、お姉様!イタズラな風などに出会いませんでしたっ!?」

御坂「ねぇ黒子…」

黒子「お姉様って…短パンをはいていらしたのですか…」

黒子「まったく、色気のない」ハァ

御坂「あんた、私の下着、知らない?」

黒子「」ゾクッ

黒子「い、いえ、わたくしは…こころあたりが…」

御坂「ふーん、この大きなカバンは、何かしら?」

黒子「あっ、いえその…」

御坂「あら、私の下着じゃない。しかも今朝私がはいてたのまであるわね」

御坂「どういうことかしら?」

黒子「えっーとですの…」

御坂「黒子」

黒子「……てへっ☆」ペロッ

御坂「くぅろぉおこぉぉぉ!!」ビリビリー!

黒子「あふんっ!!?」ビクゥッ!

真っ黒子「」プスプス

御坂「まったく別に私がどんな下着つけてたっていいじゃないの」

御坂「………」

御坂「た、短パン穿いてるとはいえ、下着がないと少し落ちつかないわね…」

黒子「では黒子がお姉様の短パンをあちらへテレポートしてさしあげますの」

御坂「なっ!?あんたいつのまにっ!?」シュン

御坂「!??///」スカートオサエ

黒子「そしてわたくしとお揃いの黒のレースを!」シュン

御坂「なっ!///」

黒子「それでは失礼!」シュン

御坂「まちなさいっ!!黒子ぉぉぉ!!///」ビリビリ

ーーーーーー

上条「いきなり目のまえに短パンがあらわれた…不幸…っていうより不気味だ…」

今日はここまでにします。
アニェーゼとパンツ一号の絡みです
懺悔室は懺悔なので基本的に変態と元悪人くらいしか来ません
白垣根やシャットアウラは扱いが難しそうなのででてもちょい役くらいかもです


変態ねぇ……ショタコンとかストーカーとかいりすぎてねぇ……
根性さんには無縁だし

ルチア「それでは私達は掃除を始めましょうか」

アンジェレネ「はぁい」

ルチア「シスターアンジェレネは窓拭きをおねがいします。私は風呂場を掃除してきますので」

アンジェレネ「わかりましたぁ」

ルチア「さぼってはいけませんよ」ジロ

アンジェレネ「わ、わかってますよぅ」

アンジェレネ「キュッキュッキュ〜♪」ゴシゴシ

アンジェレネ「ピカピカピカピカピッカピカ〜♪」ゴシゴシ

アンジェレネ「あれ?あんなところにも汚れが」

アンジェレネ「うーん」プルプル

アンジェレネ「とどきません。どうやって…あっ!」

アンジェレネ「『これ』で拭きましょう!」

アンジェレネ『きたれ十二使徒のひとつ。徴税史にして魔術師を打ち滅ぼす卑賊なるしもべよ』

アンジェレネ「えい!」ヒュン

パリンッ

アンジェレネ「あ…」

アンジェレネ「ど、ど、どうしましょう」オロオロ

アンジェレネ「そ、そうです!」

アンジェレネ「確か、シスターアニェーゼが受け取っていたメモが…ありました!」

アニェーゼ「これであの人に助けを求めましょう!」

アンジェレネ「電話、電話」ピッピッ

ーとある高校ー

上条「はぁ、せっかくの休みなのに補習なんて不幸だ…」

土御門「いやいや、課題をやってこなかった上やんの自業自得だぜ?」

青ピ「僕なんか子萌センセーと会いたいがためにワザと宿題やってこんかってんで」

上条「はあ」

Prrrr

上条「ん?」

土御門「なんだ上やん女の子からかにゃー?」

青ピ「なんやて!?上やんまさかまたっ!」

上条「うるせーよ!電話なんだからしずかにしろよな。っと、もしもし?」

アンジェレネ『も、もしもし!?上条さんですか!』

上条「その声アンジェレネか?なんで番号を…」

アンジェレネ『た、助けてください!』

上条「!」


上条「何があった!?今何処にいる!?」

アンジェレネ『第七学区の○○という教員用の部屋です』

上条「まってろすぐに行く!俺が行くまで持ちこたえてくれ!」

アンジェレネ『は、はい?わかりました』


プツ


青ピ「か〜み〜や〜ん?女の子の声が聞こえたで〜?いったいど「うるせぇ!」ドコッ

青ピ「ふぎゃっ!」

上条「まってろ!」

ガラッ

子萌「か、上条ちゃん?いったいどこへ行くのですー?まだ補習は
終わっていませんよー!」

土御門「面白くなりそうだにゃー」ニヤニヤ

ーアンジェレネサイドー

アンジェレネ「持ちこたえるってなんでしょうか?」

ルチア「シスターアンジェレネ?どうかしましたか?」

アンジェレネ「い、いえ…ってどうしたんですか!シスタールチア、びしょ濡れじゃないですか!?」

ルチア「先ほど誤ってシャワーを頭から浴びてしまいまして。す着替えをとりに」

アンジェレネ「そ、そうですか」

ルチア「それより何かあったのですか?」

アンジェレネ「あ、いえ…!ほら、ランプがピカピカ光ってますよ!懺悔室に人がきてるんですよ!」

ルチア「おや、本当ですね。シスターアニェーゼも頑張っているようですね」

アンジェレネ「シスタールチアも風邪をひいてはいけませんし着替えましょう」グイグイ

ルチア「え、ええ。わかりましたから押さないでください…」

ー懺悔室ー

アニェーゼ「はぁ、何だか疲れまちまいましたね」


ガチャ


アニェーゼ「!」

??「おお、本当にあるんだ懺悔室。ネットに書いてあったとおりなんだ〜」

アニェーゼ(学生でしょうか?)

女学生「あの〜ここでは話を聞いてくれるって」

アニェーゼ「懺悔したいことがあるんならどうぞ」

女学生「えーと、懺悔っていうか悪いなーって思ってることがあって相談にのってほしいんですけど…」

アニェーゼ「いいですよ」

女学生「ありがとうございます!」

女学生「お金とかってかかります?」

アニェーゼ「いえ、無償でやってるんで、ちなみに名前も結構ですし、相談されたことは一切口外しませんので」

女学生「じゃあ早速」

女学生「実はあたしやめられないことがあって」

女学生「その内容が内容なんで友達に怒られちゃうんですよ」

アニェーゼ「怒られて反省してるなら素直にやめればいいんじゃないですか?」

女学生「いやー、ついついやっちゃうんですよね〜」

女学生「それにあたしは反省も後悔もしてませんし」

アニェーゼ「じゃあなにしにここに来てんですか…」

女学生「えっ?懺悔ってはなししてスッキリするだけじゃないんですか?」

アニェーゼ「はぁ?懺悔ってのは自分の犯した罪を見つめ直して反省や自ら贖罪をするためにあるんですよ」

アニェーゼ「改心する気がねーなら帰れってんですよ」

女学生「……そうですか。あたし間違ってました。改めて話を聞いてもらえませんか、考えなおしたいんです」

アニェーゼ「……いいでしょう。迷える子羊を正しく導くのは私らの役目ですから」

佐天さん…?

女学生「…ありがとうございます」

アニェーゼ「いえ、では続きを」

女学生「はい。でそのやめられないことっていうのが…」

アニェーゼ「………」

女学生「スカートめくりなんです」

アニェーゼ「………はっ?」

女学生「後で怒られるってわかっていてもめくっちゃうんですよ」

アニェーゼ「な、なんでそんなこと…」

女学生「何でって、そこに初春のスカートがあるからです!」

アニェーゼ(またど変態じゃねーですか…)

女学生「でもね、あたしだって少しは反省するんですよ」

女学生「初春が仕返しにあたしのスカートめくってきたときに怒って一週間無視はやりすぎたかなぁって」エヘヘ

アニェーゼ「この女スカートめくりを反省してないうえに同じことやられた時の対応が酷すぎますっ!」

女学生「でもいきなりスカートめくられたら嫌でしょう?」

アニェーゼ「いや!あんたはそれをいつもやってんでしょうが!」

女学生「!」ガタッ

アニェーゼ「いや今気付いたって反応してんじゃねぇですよ!」

アニェーゼ「つーかよく、その相手も毎回許してくれますね」

女学生「多分諦めちゃったんじゃないですかね?あたしとしてはオーバーリアクションもいいですけど控えめに怒る姿もグッジョブなんですけど」

アニェーゼ「うわぁ、私なら速攻で友達やめちまいますね」

女学生「初春はいいこですから」

アニェーゼ「ならせめて感謝くらいしたらどうなんです?」

女学生「感謝?」

アニェーゼ「その相手はいくらスカートめくられても怒りすぎたり、友達やめない人なんでしょう?貴女に反省する気がないならせめて一緒にいてくれることに感謝くらいしてもバチはあたりませんよ」

女学生「そっかぁ。そうですね!」

女学生「あたし今度からは感謝しながらスカートめくります!」

アニェーゼ「いや、そういうことじゃねーんですが…」

女学生「ありがとうございました!」ガチャ

アニェーゼ「あっ…行っちまいました」

アニェーゼ「……私も少し自重しましょうかね…」

ーーーーーー


佐天「」タッタッタ

佐天「おっ!目標発見!

佐天「うーいーはーるー!」バッ

初春「きゃあっ?さ、佐天さん!?」

佐天「今日は薄いピンクかぁ」

初春「ま、また佐天さんってばっ」ギュ

初春「??」

初春「佐天…さん?」

佐天「ありがとね。あたしの友達で」

初春「と、突然どうしたんですか?」

佐天「いやいやーいつも初春と初春のパンツには世話になってるから感謝しようと思って」

初春「いいこと言っているのにパンツのせいで台無しですっ!」

佐天「それじゃあ早速感謝してっと」バサッ

初春「きゃあっ??」

佐天「なん…だと?ただの薄いピンクだと思ったら前には大きなリボンがっ?!」

初春「やめてくださいっ!大きな声で詳細を言わないで下さいっ!」

佐天「感謝、感謝」バサッバサッ

初春「連続でめくらないでぇー!」

一旦休憩
一時間後くらいにもうちょっと投下します

>>742回目のパンツ絡みでした>>81続き投下します

ーー部屋ーー

ルチア「おや、代わりの修道服はどこに?」

アンジェレネ「シスタールチアぁ、こちらの箱に入っていましたよー」

ルチア「ありがとうございますシスターアンジェレネ。今そちらに」

アンジェレネ「いえ、私が今もって行きます」

ルチア「大丈夫ですか?」

アンジェレネ「まかせてください…あっ!」ツルッ

ドテッ
バシャーッ

アンジェレネ「あ…」

ルチア「シスターアンジェレネ…」

アンジェレネ「す、す、すみません!!」

ルチア「私の修道服が…」ビショビショー

アンジェレネ「あの、シスタールチア?」オソルオソル

ルチア「はぁ、仕方ありません。シスターアンジェレネは床を拭いておいて下さい。服は私が取りにいきます」

アンジェレネ「あのー、シスタールチア…」

ルチア「なんですか?」

アンジェレネ「シスタールチアの修道服は全てもってきてしまったのですが…」

ルチア「……はい?」

アンジェレネ「ですから、シスタールチアの修道服は全てビショビショの濡れ濡れに…ああっ!怒らないで下さいぃ!」

ルチア「っ!……はぁ、仕方ありませんね代わりに寝巻きを着るとします」

アンジェレネ「あの、シスタールチア?土御門さんからいただいた堕天使チラメイドと小悪魔ベタメイドならありますが…」

ルチア「即刻処分なさい!」

ーーーーーー

上条「ハァハァ、ここか、第七学区って、ほとんど、第八学区じゃ、ねえか…」ハァハァ

上条「大丈夫かよアンジェレネ達は…」ハァハァ

上条「ん?窓ガラスが割れてる!?クソっ」


ガララッ


上条「大丈夫かっ?!!」

ルチア「?」シタギイチマイ

アンジェレネ「あっ」

上条「…はっ?」

ルチア「なっ!///」


ガチャ


アニェーゼ「疲れましたぁー」

アニェーゼ「あ?」

ルチア シタギイチマイノミ
上条 ハァハァイッテル

アニェーゼ「なっ!///」

ルチアニ「「なにしてる(やって)んですかぁぁぁーーー!!!」」

上条「す、すみませんでしたぁぁぁーーー!!!」ドゲザッ

ーーーーーー
ーーー


アニェーゼ「…で、こうなっちまってると」

上条「…はい。そのとおりでごさいます」ドゲザ

ルチア「シスターアンジェレネもそれだけで彼を呼んだんですか…」

アンジェレネ「はいぃ…ごめんなさいぃ…」セイザ

ルチア「全く貴女は、ガラスを割ったのなら素直に謝ればいいものを…」

アンジェレネ「すみません…」

上条「ま、まあダレも怪我したってわけじゃないし、いいじゃないか」

ルチア「っ!顔を上げないでください!///」

上条「はいっ!すみませんでした!」ドゲザッ

ルチア「寝巻き姿を人に見られたくないものですから…/
//」

アニェーゼ「つっても、代えの服はねーんですし」

ルチア「私は懺悔室の中にいます。あそこなら人目につきませんから」

ルチア「シスターアンジェレネは濡れた床とガラスの破片を片付けておくこと。わかりましたね?」

アンジェレネ「わかりましたぁ…」

上条「ガラスの片付けは俺がするよ。怪我したら危ないし」

アニェーゼ「すみません。ほんとあなたには助けられてばっかですね」

上条「気にしなくていいよ。好きでやってるんだしな」

アニェーゼ「なっ!す、好きって…」

上条「?」

アニェーゼ「なんでもねぇです///」

上条「それにしてもなんか忘れてるような…?」

ーーーーーー

子萌「全く上条ちゃんは補習の途中でどっか行っちゃうなんていけない子ですねー」

土御門「上やんのことだから人助けでもしそうだにゃー」

青ピ「またフラグでも立てる気かっ!」

子萌「そんな上条ちゃんには特別に宿題を用意しておくのですー」

青ピ「子萌センセーの特別か…いいなぁ上やん」

姫神「青髪くんは少し自重するべき。そして私はもっと目立つべき…」

ーーーーーー

上条「服がそれしかないって不便じゃないのか?」

アニェーゼ「まあ修道女ですからしかたねーんですよ」

アンジェレネ「土御門さんからいただいたメイド服ならありますよ?」

アニェーゼ「あれはシスタールチア用ですけどね」

上条「土御門が用意したってことは『あれ』か…」

〜〜〜〜〜〜
メイド服ルチア『ご、御奉仕いたします、よ?///』
〜〜〜〜〜〜

上条「………」

アニェーゼ「どうかしたんですか?」

上条「い、いや!?なんでもないんですよっ?」

アニェーゼ「?そうですか…」

上条「そ、そうだ!明日は休みだし服でも見に行かないか?よかったら案内するぞ?」

アニェーゼ「い、いいんですかっ?」

上条「ああ、こっちにいる間くらいなら女の子らしい服を着てもいいだろう?」

アンジェレネ「お洋服ですかぁ〜私に似合うんでしょうか?」

上条「三人とも可愛いんだから何着ても似合うと思うぞ」

アニェーゼ「かっ、///」
アンジェレネ「可愛いだなんて///」テレテレ

上条「それじゃルチアにも聞いておいてくれるか?」

アニェーゼ「ぜったいにっ、説得します!」

上条「ああ、じゃあ連絡まってるよ。窓ガラスは…ガムテープで応急処置しておくか」ペタペタ

上条「それじゃあな、インデックスのお昼作らなきゃいけないしそろそろ帰るよ」

アニェーゼ「わかりました、楽しみにしていますね」

アンジェレネ「ありがとうございましたぁ」

ー懺悔室ー

ルチア「ふぅ、ここなら人に見られませんね」

ルチア「それにしても…」

ルチア(あぁーー!!思い出しただけで恥ずかしいっ!!)

ルチア(よ、よりにもよってあの少年にっ!)

ルチア(以前にも彼の前で下着をさらしましたが今回は見られて…)

ルチア(くっ、シスターアンジェレネも何故あのタイミングで)


ガチャ


ルチア「!」

??「失礼するわ」

ルチア(人がきました…)

??「誰かいるの?暗くてよく…」

ルチア「ええ、いますよ。どうぞお掛け下さい」

??「ありがとう。ここでは懺悔を聞き届けてくれると聞いたから来たのだけど」

ルチア「ええ、この街では珍しいものですが」

??「そうね」

ルチア「ちなみにここでの話は口外いたしませんので、ご安心を」

??「………」

ルチア「あの?」

??「いえ、いったい何から話すべきかしらと思ってね」

ルチア「……何を悩んでいるのかはわかりませんが、ここに来たということは相応の覚悟と苦悩があったはずです」

ルチア「自らの罪に苦しむ貴女の姿を神はきっと御覧になられているはずです」

ルチア「ですから、今度はその声を神に伝え許しを請いましょう。神はきっと聞いてくださいます」

??「………」

??「ふぅ」

??「その言葉だけで充分満たされそうよ」

??「でもね、私は許されてはいけないの」

??「私の我儘で数えきれない人を苦しめたわ。中には命を落とした人や父親を失った人もいた」

??「最後には1人の少女の『夢』を利用して私の『夢』を叶えようともしたわ」

??「結局、そんな野望ともいえるモノは失敗に終わってしまったのだけど」

??「私がしてきたことはあまりにも大きすぎ、酷すぎたのよ」

??「だから私は許されてはいけないの」

??「許しなんてただの幻想よ」

??「…申し訳ないわ。こんなところに来てこんな話を」

ルチア「………」

ルチア「それでも貴女はここに来て、自らの行いを告白しました」

ルチア「許されてはいけないと言いましたが貴女は誰かに謝りたかった」

ルチア「たとえその声が届かなかったとしても…」

??「………」

ルチア「その方に聞こえなくとも神は貴女の心からの声を聞いたはずです」

ルチア「それでも神が貴女を許さないというのなら…」



ルチア「私が貴女を許します」

??「………」

ルチア「…すみません。出過ぎたことを」

??「いいのよ」

??「少し気持ちが軽くなったわ」

??「久しぶりよ、こんな気持ち、数百年振りかしら?」

ルチア「は?」

??「なんでもないわ。そろそろ失敗するわね。本当にありがとう」

ルチア「…貴女に神の御加護がありますように」

??「ふふっ」


ガチャ


ルチア「中々、大変なのですね」


ーーーーーー



??「………」



レディリー「あなたの歌、本当に好きだったわ…」

ーー夜ーー


アニェーゼ「シスタールチア!」

ルチア「どうかしましたかシスターアニェーゼ?」

アニェーゼ「あ、明日なんですが、服を買いに行きましょう!」

ルチア「服ですか?しかし私達には修道服が…」

アンジェレネ「いいじゃないですか〜この街にいる間くらい」

アニェーゼ「そうですよ、それにほら、今日みたいなことまたになっちまったらどうすんです?」

ルチア「っ!」

ルチア「…はぁ、まあ少しくらいならお付き合いしましょう」

アンジェレネ「やったぁ!早速連絡をしましょうシスターアニェーゼ」ワクワク

ルチア「連絡とはどこに?」

アンジェレネ「上条さんですよ」

ルチア「はっ?」

アンジェレネ「明日私達を案内を兼ねて洋服屋さんに連れて行ってくれるんです」

ルチア「し、しかし何故彼がっ?」

アンジェレネ「先ほどシスタールチアが懺悔室にこもったあとそんな話になったんです」

ルチア「…何故私がいない間に」

アンジェレネ「じゃあシスタールチアは行かないのですか?」

ルチア「そんなことは言ってません!」

アニェーゼ「はいはい、今から電話掛けるんですから少し静かにしやがれってんです」


Prrrr

ーーーーーー


Prrrr

上条「はいもしもし」

アニェーゼ『あ、あの、こちらアニェーゼ=サンクティスです!』

上条「アニェーゼか、明日どうだって?」

アニェーゼ『シスタールチアも是非と言ってますんでよろしくお願いしてもいいですか?』

上条「ああ、それじゃあ明日の朝10時くらいに迎えにいくよ。それでいいか?」

アニェーゼ『はい!じゃあ楽しみにしてます!そ、それでは失礼します』

上条「また明日。おやすみ」

プツ

禁書「とうまー、お風呂あがったんだよ」

上条「それじゃあ俺も入るとするかな」

禁書「それと私明日はこもえの家でお昼を食べてくるんだよ」

上条「そうなのか?」

禁書「あわきの料理の修行に付き合うんだよ…」

上条「まあ…頑張ってくれ」

禁書「…うん」

今日はここまでにします。
レディリーは結構好きなキャラなんでだしました。
後悔はしてません。

乙です

乙でした

>>95のセリフ「失礼」が「失敗」になってました…

ーー朝ーー


禁書「それじゃあとうま、行ってくるんだよ」

上条「気をつけるんだぞ。それと子萌先生に迷惑かけちゃ駄目だからな」

禁書「わかってるんだよ」

上条「知らない人について行くんじゃないぞ」

禁書「とうまは心配し過ぎかも。行ってきまーす」

上条「いってらっしゃい」

上条「おれもそろそろ出るか」

土御門「いやー女の子三人と同時にデートとはさっすが上やんだにゃー」

上条「土御門っ?!お前どこからっ?」

土御門「ふつーにベランダからだぜい?」

上条「なにベランダから人の家入るのがふつーみたいに言ってんだ」

土御門「まあまあ怒るなよ上やん。二つほどプレゼントがあるんだにゃー」

上条「プレゼント?」

土御門「そ、まずはこれ」

上条「なんだこの封筒…って金入ってんじゃねーかっ!」

上条「なんだよこれ?!」

土御門「イギリス清教からの謝礼ってとこかにゃー?上やんの行いを考えると安過ぎる気がするが」

上条「いやいや、諭吉さんが十人なんて充分すぎますよ?!」

土御門(いくらか新しいメイド服買うためにピンハネしたけど……)

上条「いやほーい!」

土御門(まあ、いっか)

上条「そういや、二つあるって言ってたけど」

土御門「そうそう、はいこれ」ドサ


プリントノヤマ


上条「………なんでせう、これ?」

土御門「子萌先生からのプ・レ・ゼ・ン・ト♪」

土御門「昨日補習をほっぽった罰だにゃー」

上条「しまったあぁぁーー!!」

土御門「本気で忘れてたのか…」

ーー10時・アニェーゼサイドーー

アンジェレネ「ま、まだでしょうか?」ソワソワ

アニェーゼ「ったく、少し落ち着いたらどうです?シスターアンジェレネ」ソワソワ

アンジェレネ「そ、そういうシスターアニェーゼこそ、さっきから蓮の杖を持ったり置いたりしてるじゃないですか」

アニェーゼ「こ、これは、蓮の杖の1番かっこいい置き方を探してんです!」

ルチア「2人とも、落ち着きなさい。まったく少し出かけるだけだというのに…」

アニェーゼ「………」
アンジェレネ「………」

ルチア「なんですか?」

アンジェレネ「シスタールチア目が赤いですよ?」

ルチア「!こ、これは…」

アニェーゼ「ははーん。シスタールチア、もしかして楽しみで昨夜眠れなかったんじゃあねーんですか?」

アンジェレネ「そうなんですか?」

ルチア「ち、ちがいます!」

ピンポーン

アニェーゼ「!」
ルチア「!」
アンジェレネ「!」

ーーーーーー

ピンポーン

上条「よし、時間どうりだな」
ガチャ


上条「!」

アニェーゼ「お、おはよーございます!」

上条「おはようアニェーゼ」

ルチア「おはようございます」

アンジェレネ「おはよーございますぅ」

上条「おはよう、ルチア、アンジェレネ」

アニェーゼ「本日はよろしくお願いします」ペコリ

上条「はは、そんなに固くならなくても、それじゃあ行こうか」

アニェーゼ「あの、本日はどちらに?」

上条「セブンスミストっていってこの辺じゃ結構有名なんだ」

アニェーゼ「へぇ〜」

上条「アクセサリーとか雑貨なんかもあるからいろいろ楽しめると思うぞ?」

アンジェレネ「食べもの屋さんはありますか?」

上条「確か近くにファミレスや移動式のクレープ屋があったと思うけど」

ルチア「シスターアンジェレネは食べることしか頭にないのですか」

アンジェレネ「そ、そんなことありませんよっ」

ルチア「どうでしょうね…」

上条「それよりルチア、なんか目赤くないか?」

ルチア「い、いえっ!これは、昨夜あまり寝付けなかったものですから」

上条「まさか今日のことが楽しみで眠れませんでしたー、なんてオチじゃ…」

ルチア「……///」

上条「…まじか」

ルチア「そ、そんな反応しないで下さいっ!」

上条「いやいやルチアも遠足の前日はワクワクして眠れないタイプだとは」

ルチア「///」プイッ

上条「拗ねるなよー」

ルチア「拗ねてなどいません///」

ホッペタツン

ルチア「ひゃあっ!?」

ルチア「な、なにを!」

上条「やっとこっち向いたな」ニコッ

ルチア「もぅ///」

アニェーゼ「…なんか私ら空気ですね」

アンジェレネ「…そうですね」

ーーセブンスミストーー

アニェーゼ「おお!」キラキラ

アンジェレネ「はぁ〜」キラキラ

ルチア「なかなか素敵なお店ですね」

上条「だろう?」フフン

ルチア「何故貴方がいばるのです」

上条「いや…すみません」

アニェーゼ「ほら、早く行きましょう!」グイグイ

ルチア「わかりましたから引っ張らないでください」

上条「じゃあ俺は外で待ってるから決まったらよんでくれ」

アニルチ「「はぁ?!」」

上条「えっ?」

アンジェレネ「あなたが選んでくれるんですよね?」

上条「いやいや、上条さんは女の子の服なんてわかりませんよ?」

アニェーゼ「そんなこと言ったら私達は日本人の服なんてわかんねーですよ?」
上条「あっ…」

ルチア「ともかく貴方には私達の服を選んでもらいます。いいですよね?」

上条「うーん、あんま期待するなよ?」
アニェーゼ「構いませんよ。じゃあ早速突入ってんですよー」

ルチア「走ると転びますよシスターアニェーゼ」

アンジェレネ「あたっ!」ドテッ

上条「こっちが転んじゃったよ…」

アンジェレネ「うぅ〜」

??「ちょっとアンタ!」

上条「なんだ御坂か」

美琴「なんだとはなによ。つーかこんなとこでなにしてるわけ?」

ルチア「お知り合いですか?」

美琴「!」

美琴「ちょっと誰よこの人!アンタまた女の人引っ掛けたわけ!?」

上条「人聞きの悪いこと言うなっ!ちょっとした知り合いだ」

アニェーゼ「ちょっとした?」

上条「アニェーゼ?」

アニェーゼ「へー、貴方にとって私達と貴方の関係は『ちょっとした』ものだったんですかー」

ルチア「確かにあれだけのことがあったのに『ちょっとした』ことでしかなかったのですね」
上条「あれー?お二人ともなにか怒ってません?」

美琴「ちょっと、結局どういう関係なのよ!」ビリビリ

上条「いやいやどういう関係って言われても…」

アンジェレネ「シスターアニェーゼとシスタールチアはこの人と裸のお付き合いをしたんですよ〜」

美琴「ふぁっ??」

アニェーゼ「な、な、なにを言ってんですかっ!シスターアンジェレネ!///」

ルチア「そ、そ、その通りです!突然なにを…///」

アンジェレネ「でもお二人は上条さんに裸を見られ…「わーわー!!」

上条「あ、アンジェレネ!ここでそういうこと言うとあらぬ誤解を生むからなっ?」

美琴「は、裸って、裸って…」プシュー

ルチア「誤解って、貴方は確かに私の身体を見たじゃないですか!!」

上条「た、確かに見ちゃったのは事実だけど…」

アニェーゼ「シスタールチアは見られただけでしょう!私なんて服をひんむかれたんですよ!?」

上条「違うから!あれは右手のせいでおきた事故だからね!」

美琴「アンタはいったいなにやってんだゴラァァァーーー」ビリビリ

上条「不幸だぁーー!!」

ーーーーーー
ビリビリー!
フコウダー



佐天「あれって御坂さんの電撃じゃないですか?」

初春「みたいですね。何かあったんでしょうか?」

佐天「事件の予感!」

初春「まったく佐天さんったら…」

黒子「わたくしは嫌な予感しかいたしませんの…」

初春「御坂さ〜ん」

美琴「!」

黒子「まったくお姉様はお一人で先に行ってしまわれて…げっ」

佐天「あれ?上条さんじゃないですか。なにしてるんですか?」

上条「佐天さんに白井に…えーと」

初春「初春飾利です」ニコッ

上条「上条当麻です。よろしく」ニコッ

黒子「こちらの方々はいったい…?」

上条「俺のちょ…カナリ深い仲の知り合いだ!」

アニルチ「「ぶふっ?!」」

美琴「カナリ深い仲って…さっきはちょっとしたって!」

上条「えーとそれは…」

佐天「ほほ〜う。修羅場ですか」

アンジェレネ「そのお花はなんですか?」

初春「私のアイデンティティです!」フフン

黒子「また女性の方を引っ掛けていらっしゃいますのね。この類人猿さんは…」

上条「だから人聞きの悪いことを言わないでっ!」

黒子「そのうえシスターコスまでさせるとは…」

佐天「なんていうか、流石上条さんってとこですね!」

上条「だから!それにこいつらのはコスプレじゃなくて本物のシスターさんなの」

アニェーゼ「元ローマ正教、現イギリス清教のシスターです」

黒子「あら?」
佐天「あれ?」

初春「どうかしたんですか?」

黒子「もしかして懺悔室の方ですの?」

佐天「ほんとだ!あの時はありがとうございました」

アニェーゼ(どっかで聞いた声だと思いましたが、変態1号2号じゃねーですか…)

美琴「懺悔室?黒子あんた、またなんかやったの?」

黒子「い、いえ別になにもしていませんわ。オホホホホ」

美琴「怪しいわね」

ルチア「ところで貴女方は彼とはどういうご関係でしょうか?」

美琴「か、関係って。そ、それなりの…」ゴニョゴニョ

ルチア(やはり彼女は彼に好意を…)

佐天「あたしは上条さんの妹です!」

初春「な、なんだってー」

ルチアニ「「???」」

美琴「さ、佐天さん?!」

上条「なに言ってんの!?」

黒子「佐天さん、イタズラがすぎますわよ」

佐天「えへへー」

アニェーゼ「なんだ冗談ですか」

佐天「いやー、シスター(修道女)に対抗して、シスター(妹)キャラを作ろうかと」アハハ


ーーーーーーーーー


御坂妹 「!」ピーン

冥土返し「どうかしたかい?」

御坂妹「いえ、何故かミサカ達のポジションに危険が及んだ気がします、とミサカは戦の準備をしながら呟きます」

冥土返し「ふむ、よくわからないけど診断と調整が終わるまでその危険物は預かっておくね?」

御坂妹「……」

上条(にしても、佐天さんの妹キャラか…)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

佐天「お兄ちゃん!」

佐天「お兄ちゃん、早く起きないと遅刻しちゃうよ?」

佐天「もう、お兄ちゃんったら//」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上条「………」

佐天「どうかしましたか?」

上条「いやっ!何でもないぞ?」

佐天「!」ピーン

佐天「」ニヤ

初春(また何か悪いこと考えてますね)

初春「あ、そろそろ行かないと時間、間に合いませんよ」

上条「なにかあるのか?」

黒子「屋上でお姉様が愛してやまないゲコ…「はーいちょろっとだまろうかー?」モギュ

黒子「むー?!」

アニェーゼ「『ゲコ太と遊んでゲコタオルプレゼント!』ってのが屋上でやってるみたいですが…」

美琴「なっ?!」

上条「そういや入口でそんな案内のチラシ配ってたな」

美琴「へ、へー。そーなんだー。知らなかったなー。まあ、せっかくだし少し見に行くくらいなら行ってもいいかなー」

初春(御坂さん…)

ルチア(わかりやすい人ですね…)

アニェーゼ(これがツンデレでしょうか…?)

佐天「そうだ!せっかくだし一緒に行きません?お兄ちゃん!」

上条「ぶっ!お、お兄ちゃんって…」

佐天「いやーなんか一回お兄ちゃんって言ったら本当にお兄ちゃんが欲しくなっちゃっいまして」

アンジェレネ「はいっ!じゃあ私もお兄ちゃんって呼びたいです!」

上条「なっ?」

佐天「お兄ちゃーん」ギュッ

アンジェレネ「お兄ちゃん!」ギュッ

アニェーゼ「し、シスターアンジェレネ!なにやってんですかぁ!?」

美琴「お、お、おに…///」

ルチア(お、お兄さんですか…///)

佐天「お兄ちゃーん、パフェが食べたーい」

上条「このやろう、それが目的かっ!?」

アンジェレネ「私も食べたいでーす」キラキラ

上条「こっちは純粋すぎてどうしよもねぇ!」

美琴「お、お、オニギリが食べたいっ!」

上条「御坂さん!?貴女までたかる気ですかっ?」

初春(御坂さん…)

黒子(お姉様、オニギリはありませんの…)

アニェーゼ「パパっ!」

上条「パパっ?!」

アニェーゼ「私もなにか食べたいです!パパぁ」ギュ

上条「助けて!ルチアっ!」

ルチア「お、お兄さん?」

上条「お前もかっ!」


オニイチャーン
パパァ
オナカガスキマシター
オ、オニイ…ビリビリー///
ギャー!


初春「白井さんどうしましょう?」

黒子「て、照れてるお姉様もナイスですのっ!」ハァハァ

初春(あ、ダメだこれ)


ーーーーーーーーー


マリーベート「!」

メアリエ「どうかしたマリーベート?」

マリーベート「いえ、何か私達の立ち位置が危なくなった気がして…」

ジェーン「きっと気のせいですよ。ね、ししょー」

ステイル「……何でもいいから少し離れてくれ」

ジェーン「いやですよー」ギュ

メアリエ「しーしょー♪」ギュ

ステイル「はぁ」スッ

マリーベート「タバコは禁止ですよー、ししょー?」

ステイル「はぁ、不幸だ…」

end

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