ミラクル -進撃の奇蹟-(8)
※原作レイプやグロい部分があるかも知れないので、注意して下さい。
あるところにやたら高飛車な魔女がいました。
魔女は自らの美貌を使って世界各国の男達を破滅させていたのでした。
ですが、『オルレアンの乙女』によってはり倒され拘束されました。
魔女は「私の血をあげるから助けてくれない?」とやや上から目線で命乞いをしました。
オルレアンの乙女は「わかった……その代わり私の目的に協力してね」と軽いノリで承諾しました。
これが『不死者』と呼ばれる者たちを生み出すきっかけになり、後に『LSD』『アジャストメント・ストレインズ』と呼ばれる秘密結社を創設し対立関係に陥ることは……まだ二人は知る由もありませんでした。
LSD本社 課長室
「で……進撃の巨人は何話まで進んでるだっけ」
煙草を咥え、腕を組み黒色のTシャツに薄茶色のジャケットを羽織り浅黒いGパンを履いた中性的な顔をした14歳の少年は渋い声で褐色のテンガロンハットを被りサングラスを掛けた14歳の自分より1歳年上の少年に聞いた。
「俺の記憶が正しければ54話までいってると思うぞ」
「そうか……」
木製の机に置いたクリアファイルから2枚の文章が書かれた白色紙を取り出した。
「まず始めに」
「3ヵ月程前、鉄郎の家にレインから連絡があり進撃の巨人の世界でかなり大規模な異変が起こっていると伝言があった」
テンガロンハットを被った少年こと星野鉄郎は会釈した。
「伝言を詳しく調べてみると実は1ヵ月ほど時間が過ぎていることがわかり急いで本社に出向いて俺の所に相談に来た……ここまでいいか」
星野鉄郎「ああ、良いぞ」
「その件をたまたまいた太一に話したら顔色を変えて直ぐに進撃の巨人の世界へ完全武装して殴り込みに行ったと」
鉄郎「口を滑らせて悪かったよ」
「しかも……レインの保護者であるリョウと少佐が行方不明で万事屋と公安9課が進撃の巨人の世界へ不法入国か」
溜息をつきながら14歳ぐらいの少年は煙草の火を消し首を回しながら覚悟決めたような顔で言った。
「鉄郎とりあえずヒマを持て余しているかも知れない連中に手当たり次第連絡回してくれ……俺は“SEALS”と“自衛軍”を召集する」
鉄郎「オーライ」
鉄郎は立ち上がり椅子に掛けて置いた砂漠色のマント羽織り課長室を出た。
14歳ぐらいの少年はGパンの右ポケットに入れていた携帯を取り出し開き直ぐに自分の部下に問い合わせた。
碇シンジ「もしもし、士郎君?休暇を邪魔して悪いが非常事態発生したから俺の伝言を他の皆に回しといて内容は……」
『巨人に虐げられてる世界で伝染病が進撃してきた』
第一章 完。
第二章は明日開始。
楽しみに待ってるわ
すいません、思わぬトラブルがネット上で発覚した為書き直します。
2日後に新しいスレを立てますので少しお待ち下さい。
は?
ひ?
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