アルミン「過去のテクノロジー」(29)
自習室
ガチャ
ジャン「・・・」
スタスタスタ
アルミン「・・・」ウーン
ジャン「・・・、アルミン」
アルミン「! ジャン。やあ、どうかしたかい?」
ジャン「どうかってんじゃねーけどよ」モゴモゴ
アルミン「? 珍しいね、エレンのいないときに君が僕に話しかけるなんて・・・。散らかっててゴメン。用事があったんだろ?」
ジャン「・・・」ウーン「ああ、悪いんだけどよ、勉強教えてくれねーか?」
アルミン「ジャンが? ・・・本当に珍しいね。君、成績いいだろう。それに座学はマルコが優秀じゃないか」
ジャン「俺は座学はそうでもねーよ。配点低いから気にしてなかったんだが・・・、今度のガス出力装置についての
試験は配点でかいらしいんだ。で、マルコはなんか最近忙しそうで付き合い悪いしよ。それで・・・」
アルミン「なるほど、念入りに勉強しておきたいんだよね。じゃあ明日の夕方からでいいかな? 今はこの通り、コレ片付ける
だけで時間がかかっちゃうんだ」ハハ
ジャン「ああ。悪いな。・・・つーかそれ、なにしてんだ?」チラ
ジャン(・・・ガス出力装置に、・・・ワイヤー? みたいな材質の紐がつながって、その先に・・・・。?? なんだコレ)
アルミン「ああ、・・・ハハ、僕が個人的にやってることなんだけどね。路地裏で売ってた装置の修復をしているんだ」
ジャン「ふーん。内地でもこんなもの見たことねえな。どういう装置なんだよ」
アルミン「それが、わからないんだ。・・・たぶん、外の世界の技術・・・つまり規制が緩かったころ持ち込まれた物だと思うんだけど」
ジャン「へえ」
アルミン「・・・おかしいよね、外の世界に興味があるなんて。特にジャンはそう思うだろ?」
ジャン「なんで俺が人の興味全否定するヤツみたいになってんだよ。確かに外の世界なんて興味ねーけど。
それを否定する気はないって」
アルミン「そう」
ジャン「ふーん・・・なあソレ、出力装置がついてるってことは、動かすものなんだろ? もう動くのか?」
アルミン(! ・・・少しは興味を持ってくれたのか)
アルミン「うん。修復の仕方は僕の仮説を元にしてるから、本当にこういう動きをさせるのが正解かはわからないんだけど・・・」カチャカチャ
ジャン「ああ」
アルミン「この、卵型の本体に紐でつないだ先の・・・スイッチを押すんだ。すると本体が・・」
カチ ・・・・ブブブブブブッ ガタガタガタ
ジャン「! 震えた」
アルミン「うん」
ジャン「ああ。・・・それで?」
アルミン「コレだけなんだ」
ジャン「はあ?」
アルミン「うーん・・・よくわからないよね。何のためのものなのか。ジャンはどう思うか、意見を聞いてもいいかい?」カチ
ジャン「イヤ、どうってな。・・・オモチャとかしか思いつかねえよ。そういや、ネジまき式っつったっけ? 貴族の子供はこういう、
動くオモチャを持ってるっていう話は聞いたことがあるな」
アルミン「うん。そういうものかな、やっぱり。色も妙にかわいらしいしね」
ジャン「桃の実みてーな色だな。女の子向けとか? 確かに、小さい子ならおもしろがりそうな気もする」
アルミン「そうだね。・・・」チラ
ジャン「なんだよ」
アルミン「ジャン、結構付き合い良いね?」
ジャン「勘違いすんなよ、お前に付き合ってんじゃねえよ。俺はこの謎の物体に付き合ってんだ」
アルミン「あ、うん。そうだね」
ジャン「材質も異様だし、本当に外の物なのかもしれないな。他のヤツにも話聞きにいこうぜ」グイ
アルミン「え? ・・・でも本当にオモチャだったら、試験も近いのに、悪いよ」
ジャン「まだ時間あるし、大丈夫だろ。おもしろがるって」
アルミン(・・・ジャンってこんな人だったっけ?)
ジャン(この装置、うまく使えば教官の評価を上げるのに一役買ってくれるかもしれねーな)ニヤ
・・・
食堂
ジャン「よう。水飲んでるとこ悪いが、ちょっといいか」
ライナー「おう、ジャン。・・・アルミンと二人か。なんか珍しい組み合わせだな」
ジャン「まあな。で、ちょっと見て欲しいモンがあるだけどよ」チラ
ベルトルト「ああ。どうぞ」
ライナー(アルミンと二人ってことは機動装置の話かなにかか?)ズズ
アルミン「コレ・・・なんだけど・・・・」オズオズ
カチャ
ライナー・ベルトルト「「!!?」」
ライナー「ブフーーッ」
ベルトルト「うわあああ」
ジャン「!? い、いきなり噴くなよライナー! 横向いてくれたから装置は無事だったけどよ・・・」
ベルトルト「僕が犠牲がなっているんだけど・・・」ベトベト(っていうか)
ライナー・ベルトルト((これローター(大人向けのアレソレ)じゃないか!!))
・・・回想
ベルトルト(小)「はあ~戦士になるための訓練疲れたあ・・・」
ライナー(小)「この休憩室で先輩たちといっしょに待っとけってさ」ガチャ
パンパンパン ブブブブブブ
全裸男「オラオラオラ」パンパンパン
全裸女「あんあん・・・あっヤベッ!!」ブブブブ
バタン!!
ライナー(小)「な、なんだ今の。あ、オイ! ベルトルト!」ドキドキ
ベルトルト(小)「なにかおもちゃみたいなの持ってた! それなんですか!?」ガチャ
女「・・・そ、そうそうこれはおもちゃよ、今試運転してたの」イソイソ
男「そそそそそう、これはローターっていってな、大人の戦士だけが使っていい大人のおもちゃなんだ」アセアセ
ベルトルト(小)「へえ~」
・・・
アルミン「もしかして、なんに使うものか知っているのかい?」
ライナー「!」
ベルトルト「・・・」ダラダラ
ジャン「コレ、アルミンが路地裏で見つけてきて、直したんだってよ。で、今、なんのためのものか調べてんだ。心当たりあんのか?」
ライナー「悪いが・・・期待するような返事はできそうにないな。ハハ、実は開拓地に居た頃、俺たちも似たような状況で
ソレと似たものを見かけてたんだよ。それだけだ」
アルミン「本当かい? なら、コレはその頃から路地裏で並んでいたのかな。偶然だね」
ジャン「確かにこんな訳わかんねーモン買うのお前くらいかもな・・・」
ライナー「まあそういう訳だから、話を聞くなら他のヤツにいったほうがいいかもしれん」
アルミン「わかった。ありがとうライナー、ベルトルト」
ジャン「悪かったな、じゃあ」
ライナー「おう」
ベルトルト「ああ」
スタスタ・・・・
ベルトルト「・・・ライナー・・・テンション上がったら水吹き出すの直せよ、本当・・・」
ライナー「イヤ、・・・まあそれは悪かった。それよりアルミンだろ。なんで故郷にあるモン持ってんだアイツ」ヒソ
ベルトルト「言葉の通りだろ? 故郷にも流通している物を持っているヤツが壁内に逃げ込んだヤツにいたってことじゃないか。で、
それが100年かけてアルミンの手に・・・。別に不思議はないだろう」ヒソ
ライナー「100年前のローターを直すって、大したもんだな・・・。まあ俺たちは知らぬ存ぜぬで通せってことだな」チラ
ベルトルト「ああ。知ってたら不自然ってことになるんだ」チラ
ユミル「・・・へえ~コレをお前が直したのか。スゲーな、動くのか」
クリスタ「このまん丸なのが本体なのね」
アルミン「うん。このスイッチを押すと・・・」
クリスタ「キャッ。動いた! うわあーすごい、なんだかぶるぶるして、アハハッ、くすぐったいよー」
ライナー「ブフーーッ」
ベルトルト「うわあああ」ビチャ
ユミル「ん?」(アイツらなに慌ててんだ。まさか、・・・)「・・・」ニヤ
ガス式のピンクローターって想像できねぇ
どういう構造なんだ
ゼンマイ式の張り型なら、江戸時代にもあった気がするけど
あ、続けてください
乙
張り型が江戸時代にあったのは知ってたが、ゼンマイ式があるとは知らなかった
ジャン「・・で、コレの使い方について聞いてんだけどよ。どう思う?」
クリスタ「なんだろう?」
ユミル「ああ、わたしはいい考えが浮かんだぜ。貸せクリスタ、これは・・・マッサージ機だ!」ヒョイ グリ
クリスタ「きゃっ! あはははッやめてよ~ユミル、脇腹は、アハハッ、くすぐったいって!」
ライナー「!!」ガタ
ベルトルト「・・・」ガシ
アルミン「・・・マッサージ? くすぐったいのにかい?」
ユミル「知らねーのか? 心地よさってのは、くすぐったさと似てるんだよ。それにほーら、いろんなとこくすぐってたら、
リラックスしてくるだろ、クリスタ?」
クリスタ「う、うーん・・・そう言われれば、そうかもね。筋肉が解されて、力が抜ける感じ・・・」フウ
ジャン「ふーん。今のとこ一番説得力があるな」
ユミル「マッサージなら、太腿とかがイイらしいぜ」
クリスタ「そうなの? キャ、あ・・・っ」ピク
ライナー「・・・!!! ウッ」(結婚したい)
ベルトルト「やめろっ噴くなライナー!!」ヒソ ガシ
ライナー「ゴホッ、イヤお前、・・・アレは無理だろ! テンション上がるだろ!」ヒソ
ベルトルト「うるさいいそれは君がクリスタ好きでローターの使い道知ってるからだよ! 周りから見れば、君は
実験中の女子みて興奮してるバカな男だ!」ヒソ
ライナー「ばっ・・・バカってお前」ヒソ
クリスタ「・・・キャハハッ・・・、あは、そこなんか変な感じ・・・っくすぐったいよ、うふ、やめてって!」クネ
ライナー「!! 結婚しよ」ガタッ
ベルトルト「ライナアアお前に言ってない座れ!! 知らない振りはどうした!!」グイグイ(ああ、ライナーが超兵士の顔してる・・・、ん?)
ユミル「・・・」ニヤニヤ
ベルトルト(ユミル・・・・、なんか知らないけどスゴイ楽しそうなんだけど・・・クソ、からかっているのか。よくわからないけど)ムム
ユミル「・・・まあこれがわたしの考えだよ。ハハ、実験体ありがとなークリスタ」
クリスタ「実験体って・・・くすぐったいだけだったよ、ユミル」
アルミン「イヤ、すごく参考になったよ。ありがとう、ユミル、クリスタ」
ジャン「マッサージ機か」
ユミル「しかし、その仮説を通すなら、もう少し実験体が欲しいとこだな。
お、・・・アニ!」
ベルトルト「!!」ガタッ
ライナー「・・・」ガシ
・・・
クリスタ「はあ、くすぐったかった・・・」
アニ「じゃあもう行っていい?」(筋肉痛がとれた・・・)
ユミル「ああ、十分実験できたからいいぜ。コレも、満足したから返すわ。ありがとな、アルミン」(どうにも怪しいと思ってたけどアイツら・・・)
アルミン「え、イヤこっちこそありがとう、ユミル」
ジャン「おう、お前がこんなに協力してくれるとはな・・・」
ユミル「まあ暇つぶしだな。・・・」チラ
ライナー「・・・で、出力が50km/h、なおかつ雪山であるとき・・・・」ブツブツ
ベルトルト「そのときは”滑りが悪くなっている恐れがあるため出力を弱める。基準に当てはめ、よって40km/h”だろ。・・・ダメだ、もっと、
もっと難しい、萎えるヤツを出してくれ! 消灯に間に合わなくなる」ヒソ
コニー「さ、さすがライナー・・・スゲエ気迫で勉強してるぜ」
エレン「聞きたいとこあったんだけどな。後にしたほうが良さそうだな」
ユミル「あっはっはっは」
クリスタ「よくわかんないけど、ユミルは面白かったのね」フフ
・・・
アルミン「・・・・今日のことを踏まえて、この装置の主な目的はマッサージであると仮定した」
ジャン「ああ。正解に近づけたならよかったじゃねーか」
アルミン「イイヤ・・・・ジャン! こうなったら、完璧な正解を見つけるまで頑張ろう、答えを探そう!!」ガシ
ジャン「お、おう。どうするんだよ」
アルミン「やはり多くの人に使ってもらうっていうのが一番だと思うよ。形状や色合いから女性に向けたもので
ある可能性が高いから、なるべく女の子を対象に」ペラペラ
ジャン「わ、わかった、乗りかかった船だからなるべく手を貸すけどよ・・・。しかし、根本的なことなんだが、
マッサージってもっと力をかけないと気持ちよくないものなんじゃないのか?」
ジャン(そういやババアの肩揉むときは強くしろっていつも言われてたんだよな)
アルミン「軽く触れると、相手を安心させる効果があるって言うしね。弱い力でもまた別の効果があるんだと思うよ。
それに一般的に女性の方が筋肉の付きが薄いから、男にやるつもりでマッサージすると痛いかもしれないね」ペラペラ
ジャン「ふーん・・・」
・・
対人格闘
ジャン(軽く触れて安心させる・・・)スルッ
モブ「!」(ジャン、力入ってないな、チャンスだ!)グイ
ジャン(! 油断して懐に入ってきた! 騙し討ちだ・・・)グイ「おらあっ!!」バシーン
教官(向上しているようだな・・・)カキカキ
・・
一週間後
モブ女1「わーこれが噂のマッサージ機かあ」
モブ女2「くすぐったいけど気持ちが良い!」キャッキャ
アルミン「うーん・・・」(あれから1週間・・・なんか女の子の間で評判になって、ほとんどの子が使ってくれたけど・・・。
あと一歩、正解が出せない)
ミカサ「アルミン、正解は出せそう?」
アルミン「ミカサ・・・もう少しなんだけどね。どうしても矛盾するんだ」
ミカサ「矛盾?」
アルミン「ああ。確かにコレは力を込めて身体に押し付けるとマッサージ効果がある。しかし、この軽さ、わざわざ
紐を付けてまでスイッチを本体から離していること。これらはどう考えても、身体に貼り付けるなどして
相手から離れた状態で使用できるようにするためで・・・。そうなると、軽い刺激で楽しむための物ってことになる。
するとマッサージとしての効果は失われるんだ」ペラペラ
ミカサ「そうなの・・・。実は、今日はサシャも連れてきた。彼女は勘がいいから、参考になると思う」
サシャ「こんにちは、アルミン。わたし機械なんかは疎いんですが・・・」
アルミン「イヤ、すごく助かるよ。コレなんだけど」
サシャ「かわいい形ですね。・・・?」クンクン
ミカサ「サシャ?」
サシャ「なんだか、不思議な匂いが・・・? 女の人の強い匂いというか」
アルミン「匂い? 僕はわからなかったけど・・・ちょっといいかい?」クンクン
ミカサ「サシャは聴覚や嗅覚が優れているものね」
モブ女1「・・・マッサージっていえば、昨日トムが急にマッサージしてくれてさあ~」
モブ女2「はは、下心があったんじゃないの?」
アルミン「・・・」(強い匂い・・・男女・・・マッサージ・・・下心・・・)
アルミン「!!!」ピシャーン
ミカサ「! アルミン・・・その顔、正解に気がついたのね」
サシャ「えっ本当ですか?」
モブ女「・・・」ゴクリ
アルミン「・・・」
アルミン「ふんっ!!」グイッ
ブチブチブチブチイッ!!!
女「「「!?」」」
ミカサ「あ、アルミン? なにをしてるの、どうしたの・・・機械が壊れてしまった」
アルミン「ミカサ、みんな・・・僕は、今から一身上の都合でコレを壊さなくてはならない」
サシャ「な、なんでですか?」
アルミン「一身上の都合って言ってるだろ!」
サシャ「ひっ! す、すいません」
アルミン「はっ、ご、ごめんサシャ・・・。それから僕はこれからみんなにDOGEZAをしてまわらなければ」フラフラ
ミカサ「DOGEZA・・・わたしが教えた東の謝罪方法。それも・・・?」
アルミン「一身上の都合で・・・」
・・・
ジャン「よ、よう。アルミン」
アルミン「ジャン・・・・」
ジャン「なんか大変だったらしいが、もう大丈夫なのかよ」
アルミン「ああ、騒がせてすまない・・・。君は試験はどうだった?」
ジャン「おう。お前がかなり熱の入った指導してくれたからな・・・。ところでよ」
アルミン「うん」
ジャン「お前、正解がわかったって聞いたけど。・・・あー、結局アレなんだったんだ?」
アルミン「・・・。コレは君だから言うんだけど・・・、アレは男女が、せ、性行為の間に女性に使うものだと思うんだ」
ジャン「・・・お、おう」
アルミン「あの形状は、手で押し付けるだけでなく、部位に貼り付けて両手を自由にしながら行為するため・・・
振動が弱いのは使用部位の感度に合わせていたんだ」
ジャン「・・・」
アルミン「そうだとすると僕はなんてセクハラ行為をみんなに・・・。君への、ソフトタッチの効果についての講義も
とんだ夜の講義だった訳だ。本当になんてことを・・・」
ジャン「それは・・・。まあ、落ち込むなよ・・・。・・・じゃあな」ポン
スタスタスタ
これはキツイものがあるな…
・・・
夜、男子寮
ジャン「だから、女相手にするときは軽くっていうのが基本なんだよ。強くしたら良さそうだと思うが、
それは一人よがりって訳だ」ペラペラ
マルコ「・・・」
ジャン「まあお前みたいな優等生には関係ない話かもしれないがな」
マルコ「怒らないで聞いて欲しいんだけど、ジャンは・・・」
マルコ「彼女がいる訳ではないから」パタン
ジャン「・・・。えっ」
マルコ「・・・」スクッ
ジャン「え、マルコ・・・お前は彼女がいっ・・・、・・・嘘だろ、・・・見ねえと思ったら・・・、お前に限って・・・マルコ・・・なにがあった」
マルコ「・・・」スタスタ
ジャン「マルコ! 待て! 何があった!!」ガシ
マルコ「あ、あはははっ」
ジャン「詳しく教えろ! 教えるまで離さねー!」
マルコ「あっはははは・・・」テレテレ
コニー「なんだ、どうかしたのか?」
ワイワイ
終わり
>>25の前に追加
・・・
ジャン(・・・考えるまでもなく・・・コレって俺のせいなのか?)ウーン
ジャン(かといって、アルミンに謝って、二人でお通夜みたいなことになるのはご免だぜ。周りに
変に察されたら、それこそ最悪だ・・・ならアルミンを励ます・・・励ます資格があるか? アルミンを直接励ます資格が・・・)
ジャン「あー・・・」ガシガシ
ジャン(そうだよ、俺がアレ使って成績あげようとしたからなんだ・・・そもそも。アルミンは乗り気じゃなかったっつーのに・・・。
そんなこと考えても仕方がねーけど。でも下ネタがでるたびこの世の終わりみたいな顔してるアルミンはもう見たくねえ)
ジャン(・・・よし、あんなことなんでもねーってことを分からせればいいんだ、あのナヨナヨした野郎に。
考えたら、ユミルだってなんか知ってる風だったじゃねえか。あんくらい適当でいいんだよ、もう10年もすりゃ
絶対笑い話になる、そんぐらいのことなんだ)ブツブツ
ジャン(こうなったら、・・最近付き合い悪くて感じの悪いマルコを少しダシにするか。アルミンのいる部屋で、
アイツに無神経に下ネタを言う。アイツ、ああいうのあんまり興味ないからな。適当にハイハイ流すだろう。
それを聞いたアルミンに、エロなんざ大したことないって思わせられりゃ・・・。解決だ。
コレなら俺もアルミンも傷つかない。たぶん)
ジャン「・・・コレ誰も悪くねーよな?」チラ
アルミン「ハア・・・」ズーン
酷いセクハラに発展する前にキレイに終わって良かった
ジャンの気遣いもいいね
乙でした
良かった
乙
このSSまとめへのコメント
続きほしいです。
んで、テクノロジーとは!?・・・