ヒストリア「黒髪お姉ちゃん!!」鼻水タラー (10)


進撃のSSです

最新話までのネタバレあり



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ウォール・シーナ内の牧場


黒髪「凄いねぇ、ヒストリア。もうこんなに文字覚えたんだ」

ヒストリア「うん、だってお姉ちゃんが教えてくれるんだもん!!」鼻水タラー

黒髪「ふふ、もう…女の子なのに鼻水垂らしちゃって。ほら、かんで?」

ヒストリア「んんんんんっ!!」チーンッ

黒髪「はい、良く出来ました」

ヒストリア「えへへー」ニコニコ

黒髪「…それじゃ、お姉ちゃんそろそろ行かなきゃダメだから」

黒髪「今日も私の事は忘れてね。また会う日まで」コツン

ヒストリア「!」


ヒストリア「…お姉ちゃん何してるの?」鼻水タラー

黒髪「ありゃっ!?」

黒髪「ヒストリア、いい子だから、ほら…忘れてね!?」

ヒストリア「?」鼻水タラー

黒髪「ああもう、また鼻水垂らしちゃって!ほらかんで!」

ヒストリア「んんんんんっ!!」チーンッ

黒髪「うふふ、良く出来ました」ニコッ

黒髪「じゃなくて!!ほら、忘れて!!」コツンコツン

ヒストリア「頭突きごっこ?えい!」ゴツンッ

黒髪「痛い!返さなくていいの!」

ヒストリア「面白いねー」ニコニコ

黒髪「そんなにニコニコしないで可愛いから!」

黒髪「何これ!何か私バカみたいじゃない!」コツンコツンコツン

ヒストリア「くすぐったいよー」ニコニコ

黒髪「ああもう、可愛い!」コツンコツン


――繰り返し10分後

黒髪「はぁ…はぁ…」

ヒストリア「…あなたは誰?」

黒髪「やっと忘れてくれた」

―――数年後 新リヴァイ班隠れ家


ヒストリア「…あ!?」

エレン「どうした!?」

ヒストリア「いや…寝てただけ…でも」

ヒストリア「何か大事な夢だったのに…ダメだ。たぶんもう二度と思い出せない」

エレン「あぁ、俺もよく見るよそういう夢…」


ヒストリア「…あ、思い出した」

エレン「え?」



黒髪「ちょっと、また思い出したの!?」バタンッ

エレン「え!?」

ヒストリア「あ、お姉ちゃん!」ニコニコ

黒髪「この子は、何でこんなによく思い出しちゃうのよ!」コツンコツン

ヒストリア「久しぶりだね、お姉ちゃん!」タラー

黒髪「ああもう、大きくなったのにまた鼻水垂らしちゃって!ほら、かんで!」

ヒストリア「んんんんんっ!!!」チーンッ

黒髪「よく出来ました」ニコッ


エレン「あれ、この人の顔どっかで見たような」

黒髪「さ、忘れてね?お願いだから、ね!?」コツンコツン

ヒストリア「えい!」ゴツンッ

黒髪「だから返さなくていいの!!」

ヒストリア「アハハハハ、面白いねー」タラー

黒髪「はぁ…世話の焼ける子なんだから」ウフフ


エレン(なんか微笑ましいな)


おしまい

微笑ましい。乙。

笑った
かわいい

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