召喚術師「まぁ、聞けよ。俺は、この召喚獣をポケモンと名付けた訳だ」
ピカチュウ「ーーーーーーーー」
錬金術師「ポケモン……」
召喚術師「そう、ポケモンさ。今はカードに閉じ込めて封印している」
召喚術師「最も、こいつは基本的なポケモンなんだ。手っ取り早く召喚出来た。と言ってもやはり苦労はしたが」
錬金術師「へぇ……名は?」
召喚術師「ピカチュウだ。種族は雷鼠だから、それから取った名なんだが」
錬金術師「ふむ。変わった名だね。未知の世界を感じるよ」
召喚術師「そして、本題だが…」
錬金術師「あぁ……それは錬金術でも呼び寄せれるって本当かい…?」
召喚術師「正確には、呼び寄せるんじゃない。造り上げるんだ」
錬金術師「なるほど…。召喚術と錬金術の違いって所かな」
召喚術師「その通り。俺の様な召喚術師は皆、サモンカードを使って獣を“呼び寄せる”が、錬金術は違う」
錬金術師「ああ。僕達は、その物を作り替えて行く事が主流だからね」
召喚術師「だろう?そこに根本的な違いが出てくるんだが実はこれ、錬金術で造り上げると言っても、召喚術師がいれば簡単にポケモンが出来るんだよ」
錬金術師「?」
錬金術師「どう言う意味だい?」
召喚術師「聞くよりも見る方が早いだろ。錬金釜貸してくれよ」
錬金術師「釜ならそこにあるよ」
召喚術師「例えば、だな……」ゴソゴソ
錬金術師「……」
召喚術師「」ゴソゴソ
召喚術師「お、あったあった。このカードだよこのカード」ヒラッ
錬金術師「ねぇ、いつも思うんだけど…」
召喚術師「それよりポケモン造るんだろ?早くやろうぜ」
錬金術師(………大切なサモンカードをポケットに突っ込んで置くのはどうかと、僕は思うのだけれど)
錬金術師「はぁ……意外と大雑把なんだから…」
召喚術師「?」
錬金術師「…で?そのカードを一体どうするんだい?」
召喚術師「勿論、釜に突っ込む」ボチャッ
錬金術師「えっ」
召喚術師「ほら、お前の出番だぜ。いつもみたく、ぐるぐる混ぜてくれよ」ワクワク
錬金術師「う、うん……」グルグル
出来たポケモンは?
>>4
ミュウツー
錬金術師「…本当にカードを入れたりして良かったの?」グルグル
召喚術師「良かったも何もこのサモンカードがなきゃ、錬金術を使って獣を作れないだろ」
錬金術師「でも大切なカードなのに…。何だか申し訳無いな…」グルグル
召喚術師「気にすんな。それより、見てみろよ。もうすぐ召喚獣ならぬ錬金獣が生まれるぜ」ワクワク
錬金術師「ほ、ほんと?」グルグル
モクモクモクモクモク
錬金術師「うわっ!け、煙がっ…!」
召喚術師「釜から離れろ!錬金術師!!」
錬金術師「え…?」
ボオォン!!
錬金術師「けほっ、けほっ」
召喚術師「あーあ……だから離れろって言ったのに……」
錬金術師「事前に言っといてよ…!黒焦げじゃないか、まったく…けほっ…」
ミュウツー「ミュウッッッーーーーーーー!!!!」
錬金術師「!!」
人類は過ちを繰り返すんだな
召喚術師「おぉっ!」
ミュウツー「」ホヨホヨ
錬金術師「」ゴクリ
錬金術師「これがポケモン……すごい…」
召喚術師「このポケモンは俺もまだ召喚した事ない奴だ…。変わった姿形してるな」
錬金術師「人型の召喚獣って珍しいよね。さっきのピカチュウはいかにも獣って感じだったけど、このポケモンは獣って類にしては違和感強いし」
召喚術師「召喚獣は奥が深いってこった。まず、ポケモン自体が希少な獣だしな。特別なんだよ、色々と」
錬金術師「ふぅん…さっきから気になってたんだけど…何処でそんな凄い召喚術を学んで…」
ミュウツー「ミュウッッッーーーーーーーーーー!!!!」ガシャーン!
錬金術師「!?」
召喚術師「まずい!!暴れ始めただと!?」
錬金術師「ちょっ!ど、どうすればいいの!?このままじゃ、僕のアトリエがっ!」
召喚術師「待てよ……!」ゴソゴソ
ミュウツー「ミュウゥッッッーーーー!!」ドガシャーン!
錬金術師「何やってるの!!早くサモンカードを使ってよ!!このままじゃっ……!!」
ミュウツー「ッッッーーーーーーーーーー!!!!」
錬金術師「うぅっ…」キーン
召喚術師「なんて鳴き声だ…。耳が……!」
錬金術師「ねぇっ…!早くカードを使って…!!」
召喚術師「……無理なんだよ」
錬金術師「……は?」
ミュウツー「ッッッゥーーーーーーー!!!!」ガシャーン!!
錬金術師「!?」
錬金術師「窓を割って外に出て行っちゃった!?」
召喚術師「お、追いかけんぞ!!このままじゃ本当にまずい事にっ…!!」ダッ
錬金術師「まっ、待ってよ!」ダッ
召喚術師「奴は>>10の方へ向かった筈だ!!急ぐぞ!」ダダダッ
ksk
ホウエン地方
錬金術師「そのホウエン地方…?って言うのは一体何処なんだい?聞いた事ない地方だけど…」ダダダッ
召喚術師「簡単に言えば、異世界にある地方だ」ダダダッ
錬金術師「異世界!?」ピタッ
錬金術師「本で見た事はあるけど、本当にそこへ行けるのかい!?」
召喚術師「詳しい説明は後だ後!それよりも早くホウエン地方へ急がないと!」ダダダッ
錬金術師「あっ、ま、待ってよ!」タッ
召喚術師(……あのポケモンはきっと…召喚してはいけないポケモンの一つだったんだ……)ダダダッ
召喚術師(やっちまった……)ダダダッ
召喚術師「…ひとまず黒魔術師の所へ行くぞ!錬金術師!繊細はそこでだ!」ダダダッ
錬金術師「黒魔術師の所へ?どうして?」ダダダッ
召喚術師「いいから着いてこい!」ダダダッ
錬金術師「分かったよ!」ダダダッ
召喚術師「黒魔術師!いるか!?いるだろ!?」バンッ!
錬金術師「そんな乱暴にドアを開けたら…」
黒魔術師「何…?騒がしい…」
錬金術師「突然の所すまないね。ちょっと思わぬ事件が起こったもので…」
黒魔術師「知ってる……。錬金術でポケモンを作ったのね……」
召喚術師「話が早くて助かるぜ。それで、手を…貸して欲しいんだ。頼む、黒魔術師」
黒魔術師「別に構わない…。暇潰しになる…。ふふ……」
召喚術師「流石黒魔術師だぜ。頼りになる」
黒魔術師「惚れた?」
召喚術師「えっ」
錬金術師「………所で、どうして黒魔術師がポケモンの事を知ってるの?それに黒魔術師の力を貸して貰うって……ちゃんと説明してよね」
召喚術師「ああ、勿論だ。その代わり長くなるぞ」
錬金術師「うん。構わないよ」
黒魔術師「まず、彼にポケモンの召喚する方法とその錬金法を教えたのは私」
錬金術師「君が…?」
黒魔術師「そう。紛れもなく私」
召喚術師「俺がこいつの部屋でそう言う類の本を見付けたんだよ。興味が湧いて、教えてくれって頼んだんだ」
黒魔術師「人に術を教えるのは楽しい。だから引き受けたの…」
錬金術師「なるほど…。どこでいつ、そんな召喚術を覚えたのかと疑問に思っていたけれど、やはり彼女が原因だったんだね」
召喚術師「予想してたのか」
錬金術師「何となく、ね。君は僕の親友だから」
錬金術師「所で君はやっぱり凄いね、黒魔術師。僕の様な錬金術師や彼の様な召喚術師でも知らない術を身に付けているだなんて。相変わらず、知識に抜かりないと言うかなんと言うか……」
黒魔術師「黒魔術師として当然の事……」
召喚術師「悔しいけど、才能あるよなぁ…」
黒魔術師「惚れた?」
召喚術師「えっ」
黒魔術師「……ポケモンを呼び寄せる召喚術は、とてもレアなモノ。そのため難易度がとても高い。でも、それをたった数日で召喚術師は、使いこなす事が出来た」
黒魔術師「やっぱり召喚術師は凄い…。とてもとても凄い…。私なんかよりも数倍…」
錬金術師「あー、うん。のろけはストップしてね」
黒魔術師「ごめんなさい、つい…。話の続きだけど、彼は召喚術は出来てもそれ以外の術はてんで駄目なのは貴方も知ってるでしょう…?」
錬金術師「それはもう嫌と言うほどに…」ゲンナリ
召喚術師「うるせーな」
黒魔術師「錬金術に関しては本当に馬鹿丸出しの召喚術師は、ポケ錬金の仕組みをちゃんと理解していなかった……。その状態でポケモンを造れば、後はどうなるか分かっている筈……」
錬金術師「………全て君が原因だったんだね、召喚術師…」
召喚術師「うぐっ。め、面目ねぇ…」
錬金術師「過ぎた事は仕方無いよ…。ただ、今度はちゃんと思慮深く行動する事を意識して貰わないとね…。それに確認もしなかった僕も悪かったさ」
召喚術師「本当にすまねぇ…」
黒魔術師「………そして生まれたのがミュウツーと言うポケモン……」
錬金術師「ミュウツー……」
黒魔術師「とても恐ろしいポケモン…ミュウツー……」
錬金術師「」ゴクリ
黒魔術師「本来、錬金術でポケモンを造る場合はサモンカードが二枚必要となる」
召喚術師「それは俺もちゃんと理解していたが……」
黒魔術師「貴方は入れてはいけないサモンカード…いえ、ポケモンカードを入れてしまった……」
召喚術師「!」
召喚術師「まさか……俺は……」ブルブル
黒魔術師「…ちゃんと確認してなかったが為にその手で生ませてしまった……悲劇のポケモン……」
召喚術師「ミュウツーを……」ブルブル
錬金術師「ねぇ…そのミュウツーを何故、直ぐにサモンカードへ閉じ込めなかったんだい?君は無理とか何とか言っていたけど、呪文を唱えればあの場で収まっていただろう?召喚獣なら……」ハッ
召喚術師「気付いたか…。そう…俺もミュウツーが生まれるまで気付かなかったんだよ…」
召喚術師「あいつは召喚獣じゃないって事に」
黒魔術師「あのミュウツーは召喚術で呼び寄せたものではない。錬金術で造ったものだから」
召喚術師「サモンカードは使えねぇんだよ…。無効だ…」
錬金術師「盲点だったな……」
黒魔術師「元々、召喚術なら異世界からポケモンを呼び寄せる様な形式になり、錬金術なら二枚のサモンカードがかけ合わさって、ポケモンが生まれると言う仕組みになっている」
黒魔術師「ポケモンと言うのは召喚獣の一種で、人々の手助けをしてくれる獣として役に立っていた」
黒魔術師「けれど、その中にも呼び寄せたり、造ったりしてはいけないポケモンがいる」
黒魔術師「それが人々の言う“伝説ポケモン”である」
黒魔術師「伝説ポケモンは異世界から引っ張り出して来てはならぬ絶対的な存在であり、人々に害を与える獣として伝えられた」
黒魔術師「大変危険な獣には間違いない……」
錬金術師「君……そんな危ないものを僕に造らせたんだ……」
召喚術師「うぅ……」
黒魔術「以前、私が作ったミュウツーのサモンカードを貴方に渡したけれどそれを使ったのでしょう……?」
召喚術師「ああ…。適当に手元にあるカードを使ったんだよ…。きっとピカチュウとミュウツーのカードを入れちまったんだ……」
錬金術師「それで、ミュウツーが生まれた訳だ……。呆れた」
召喚術師「今回ばかりは、言い訳出来ねぇ……」
錬金術師「所で、異世界については……」
黒魔術師「ポケモンが実際に存在する別次元の空間の事。ポケモンだけとは限らないけれど、ポケモンだけを限定するならポケモンワールド」
黒魔術師「召喚術はそこから、ポケモンを呪文で召喚して、連れて来る。基本的にはそのままサモンカードへ閉じ込めて置くのが主」
錬金術師「なるほど…。ホウエン地方は、そのポケモンワールドって言う異世界に存在する地方なんだね」
黒魔術師「その通り。ミュウツーはきっとそこへ向かった筈」
召喚術師「急がないとな…」
錬金術師「ちょっと気になったんだけどポケモンはここからポケモンワールドへと移動出来るのかい?」
黒魔術師「移動が可能なのは伝説ポケモンだけ。ミュウツーの現在地がその証拠」
錬金術師「ふむふむ。大体、理解出来たよ。そろそろミュウツーを見付けて捕まえに行かないとね…」
召喚術師「騒ぎが大きくなったら大変だからな…」
黒魔術師「手助けのアイテムとしてこれを」スッ
錬金術師「これは…?」
召喚術師「丸い形してるな…。ボールか…?」
黒魔術師「正しい名称は“モンスターボール”と言う。サモンカードと同じ役割を果たす。カードが使えないならこれを使ってミュウツーを捕まえると良い。中に閉じ込めて置く事が出来る」
召喚術師「使い方は…?」
黒魔術師「ポケモンに向かって投げるだけ。出す時は、そこの真ん中のボタンを押して投げれば自動的に出てくる。但し、これはポケモンだけに使える必須アイテム」
黒魔術師「沢山持って行くと良い」ドサドサッ
召喚術師「さんきゅ!」
錬金術師「ありがとう!」
錬金術師「そうは言っても、どうやって異世界に行くんだい…?」
黒魔術師「私にまかせて……」
召喚術師「おっ、堂々あれを使うのか!?」
黒魔術師「私の黒魔術で時空をねじ曲げて異世界まで貴方達を飛ばす」
錬金術師「何この人怖い」
黒魔術師「静かにしてて……」
黒魔術師「」ボゥッー…
召喚術師「」ワクワク
黒魔術「ーーーーーーーーーーーーーーーッ」カッ
錬金術師「!!」
グニャリ
……………………………
………………
………
錬金術師「う、う~ん…」
召喚術師「た、助けてくれぇっ!!錬金術師!!」
錬金術師「ど、どうしたの!?」ガバッ
召喚術師「このポケモンがいきなりっ…!!」
召喚術師を襲っているポケモンは?
>>21
ゴクリン&マルノーム
召喚術師「このポケモンがいきなり倒れていた俺を襲って来てっ…!!」
錬金術師「二匹!?早速ポケモン登場かい!?ちょっと待ちなよ!今モンスターボールをっ…」ゴソゴソ
ゴクリン「んあぁー」パクリ
マルノーム「のぉーーむ」パクリ
召喚術師「ぎゃー!!手と足があぁぁぁっ!!」
マルノーム「」グイー
ゴクリン「」ノビー
召喚術師「引っ張んなあぁぁぁ!!!痛い痛い痛い痛い!!イヤー!!」
錬金術師「あっ!あったあった!モンスターボール!」
召喚術師「早く投げてくれえぇぇ!!!!」
錬金術師「言われなくても投げるさ。ほいっ」
ゴクリン「」ポンッ
マルノーム「」ポンッ
召喚術師「た、助かったぁ……」ヘナヘナ
トゥルントゥルントゥルン
錬金術師「」ドキドキ
…カチッ
錬金術師「やっ…!やったぁ!初めてのモンスターボールでのゲットだね!召喚術師!」
召喚術師「あ、ああ…。しかし妙なポケモンだったな…。大口開けて人を食おうとするなんて……おぞましい。おかげで体が奴等の唾液でべたべただぜ……」
錬金術師「はは……。移動直後に襲われるなんて災難だったね…。後で黒魔術師に聞いてみようか、このポケモンの事」
召喚術師「そうだな。んで、捕まえた二匹、どうするんだ?」
錬金術師「一つ、君にあげるよ。欲張るのは良くないからね」
召喚術師「…いいのか?」
錬金術師「僕が二匹持っていても仕方無いだろう?君に譲るよ。どちらのポケモンが良い?」
召喚術師「それじゃあ、有り難く貰うかな。どちらでもいいぜ。見た目もそんな変わんなかったし」
錬金術師「確かに良く似たポケモンだったね。何か関連性があるのかな……。それも含めて、帰ったら黒魔術師に聞いてみよう。それで、どちらでも良いなら…君はこちらでも良いかな?」スッ
召喚術師「おう」
召喚術師が受け取ったポケモンはどちらか?
>>25
ゴクリン
ゴクリン
ゴクリン
錬金術師「さっきの小さい方のポケモンだよ」
召喚術師「ん。大事に育てるな、さんきゅ」スッ
錬金術師「……言った傍からポケットの中へ突っ込むのかい…?」
召喚術師「?」
召喚術師「何か問題か?」
錬金術師(……と言うか、もうポケットの中へ何でもかんでもぶち込むの癖になってるよね絶対……。その内、異臭とか漂ってくるんじゃ…)
召喚術師「…失礼な事考えただろ、今」ジッ
錬金術師「そっ、それよりさっ!何で召喚術を使ってポケモンとバトルしなかったんだいっ?君の召喚獣ならポケモンも倒せた筈だろう?わざわざ、僕がボールを投げずとも自力で……」
召喚術師「お前、知らなかったのかよ」
錬金術師「?」
召喚術師「異世界じゃ、召喚術や錬金術、魔術、その他の術を使うのはタブーなんだぜ?」
錬金術師「えっ…」
召喚術師「異世界でこっちの世界の術なんか使ったら、時空が歪むからな」
錬金術師「し、知らなかった……」
召喚術師「もし、過って使っちまったら……大変な事になる…。世界が崩壊しちまうかもな…」
錬金術師「僕が知らなかった事を君が知っているなんて……あり得ない」プルプル
召喚術師「おい失礼だなおい」
錬金術師「そりゃあ…君、最初僕にポケモンは自分が作った様な物言いだったけど、結局は黒魔術師に教えて貰ったものだったんじゃないか。代々、おかしいと思ったんだよ。あんな高度な召喚獣を君が作ったなんてさ。なのに偉そうに『俺は、この召喚獣をポケモンと名付けた訳だ』なんて言っちゃって」
召喚術師「」ギクッ
召喚術師「そ、それは、その…すげぇ術を使える様になって良い気になってたと言うか……すまん」
錬金術師「………ふふっ」
召喚術師「!」
錬金術師「僕も悪かったよ。謝ってくれたならもう責めたりしないさ。それより、早くミュウツーを探しに行こうよ」
召喚術師「おっ、おう!」
召喚術師(…こいつは、昔っから変わんねぇな…。お人好しな所も優しい所も…)
錬金術師「そう言えば、ここはどこなんだろうね?ホウエン地方には間違いないだろうけど……森かな?」
召喚術師「これからが重要だな…。どうする?一旦、森から出るべきじゃないか?」
錬金術師「そうだね。それが一番の近道のようだ。こんな深い森の中だと周囲の状況が把握し辛い。それにさっきみたいにポケモンに襲われる可能性も高いし…」
ガサガサガサッ
召喚術師「!!」
錬金術師「な、何…?」
物陰に隠れているポケモンは?
>>31
ジグザグマ
キャモメ
森の中に何故キャモメが
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