剣心「錬金術、でござるか?」 (25)
薫「そうなのよ、押し入れ整理してたらその『錬金術』とかいうものについての古い文献が残ってたの」
薫「多分お祖父ちゃんのものだと思うけど」
薫「そういえばウチのお祖父ちゃん、こういう胡散臭いもん集めるのも趣味だったのよねぇ」
弥彦「血筋ってのは捻れねぇもんだな」
薫「どーゆー意味よ弥彦」
弥彦「べーつにー」
薫「・・・生意気!」グリグリ
弥彦「いてっ!!いていていていていていてぇよブス小娘!!」
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薫「だーれーがブスだって〜!?」
弥彦「おめーだよ!!ブス!!」
ゴンッ
弥彦「」
剣心「あははは・・・」
剣心「ところで薫殿、そのレンキンジュツ、とは一体何なのでござるか?」
薫「えーと、私にもよくわからないんだけど、文献によると、どうやら西洋で発見された科学技術のことで」
薫「物質の構成や形を変えて違う物質に作り変える技術、らしいわ」
剣心「ほう・・・」
左之助「なんの話だい?」
剣心「左之」
薫「左之助、あんたいつからそこにいたのよ」
左之助「ついさっきからな」
ありそうでなかったるろ剣と武装錬金
(作者が同じ)のクロスかな?
ひとまず様子見
弥彦「まーたタダ飯たかりに来たのかよ」
左之助「まぁな」
薫「はぁ・・・どうしてウチの道場にはこんなのしか集まらないのかしら」
弥彦「類は友を呼ぶ、いい例じゃねーか」
薫「だーかーらーあんたはいちいち一言・・・!」
剣心「まあまあ薫殿、いちいち突っかかってたらキリがないでござるよ、おさえておさえて」
左之助「でよ、一体なんの話してたんだい?」
剣心「薫殿が押入れからみつけた『錬金術』というものについての書物の話でござるよ」
左之助「レンキンジュツ??なんでぇそりゃ、聞き慣れねぇ言葉だな、うめぇのか」
薫「んなわけないでしょ」
薫「よくわからないけど西洋の科学技術らしいわ」
?
るろ剣とはが錬のクロスだと思ったんだが?
期待しない
弥彦「とりあえずもっと文献読んでみればいいじゃねーか」
薫「そうね、じゃあいちばん最初から改めて読むわ」
薫「『錬金術とは、物質を理解・分解・再構築する科学なり』」
薫「『されど、万能の業にはあらず』」
薫「『無から有を生ずること、能わず』」
薫「『何かを得ようと欲すれば、必ず同等の対価を支払うものなり』」
薫「『これすなわち、錬金術の基本、等価交換なり』」
薫「『錬金術師に禁忌あり、そは人体錬成なり』
薫「『これ何人も犯すことなかれ・・・』」
ハガレンとのクロスか…。原作終了後のエルリック兄弟は世界を回って色々な事を学ぼうって言ってたから、その設定で兄弟のどっちかが日本に来るのかな?
ほどほどに期待
>>6
>>3ですがわざわざどうも
ハガレン側でシン(清王朝?)より東に行くとしたら‥
原作中どこかへ旅行に行ったアームストロング一家位しか思いつかない‥
っと‥ハガレン側の時軸がわからん以上
引き続き様子見だ
弥彦「さっぱりわかんねぇ、どういう意味だよ」
恵「要は舎密(セイミ)の一種のことね」
薫「恵さん!」
左之助「なんでぇ、おめーもきてたのか」
恵「ええ、本当は剣さんに会いにきたのだけど、なにやら庭で話し込んでたみたいだから気になって来てみたってわけ」
薫(この女狐・・・また剣心がめあてで・・・!)どどどど・・・
剣心(なにやら薫殿から黒いおうらが・・・)
弥彦「あんた、なんか知ってんのかよ?」
恵「これでも医者の端くれなの、多少の知識はあるつもりよ?」
恵「少なくとも、どこかのお馬鹿さんよりかはね・・・ふふ」
薫「なっ!!誰のことよそれ!」
恵「さ〜ね〜」
>>11
はい、えーと
ハガレンの時間軸は>>9のおっしゃるとおり
エドアルが最後の戦いから2年後、世界を旅して回っている設定です
そしてるろ剣はシシオ戦終了直後の設定です
錬金術の設定やキャラ設定など忘れがちかもですので
キャラ崩壊とかしてたらすいません
原作終了後か…エドは錬金術使えないから戦力としてはちと微妙かもね。
とはいえ、ハガレン世界の錬金術の仕組み的に、他の錬金術師もアメストリスから出たら同じような感じかも知れんが
続けます↓
薫「グググ・・・!!」
剣心「舎密(セイミ)でござるか」
恵「ええ、錬金術は舎密(セイミ)の一種よ」
恵「それに書いてあるとおり、物を別の物に作り変えることができるの」
左之助「作り変える、ってこたぁ、草からパンとかを作れたりとかできるわけか?!」
恵「いいえ、どんなものにでも都合よく作り変えれるわけじゃないわ」
恵「法則があるのよ」
恵「元になる物質の構成する分子や成分が作り変えたいものに一致しないとできないのよ」
恵「質量保存の法則といって、前後の質量も等しくなければダメよ」
恵「例えば、酸素と水素なら水、血液なら鉄を作れたりするの」
恵「つまり、材料となる物質の条件が作りたいものと一致すれば生成可能ってわけ」
弥彦・薫「う〜ん?」
恵「・・・やっぱりあんたたちの頭じゃ、理解は難しいかしらね」
剣心「物質は作り変えることができても、その同等の対価が必要になるということでござるか」
左之助「よくわからねぇな」
恵「まあ確かに、今の日本じゃさほど知られていないものだから、わからないのも無理はないわね」
恵「でも錬金術はすごい科学なのよ」
恵「物だけに限らず、うまくいけば、人間さえも作り出せてしまうかもしれないんだから」
薫「に、人間も?!」
弥彦「まじかよ!?」
恵「材料さえ揃っていればね」
左之助「錬金術を使えば、人間が人間を作り出せちまうかもしれねぇってことか」
恵「そう、死んだ人間さえもね・・・」
剣心「・・・・・・」
恵「錬金術という高度な技術を使いこなし、研究する科学者は、一般的に「錬金術師」と呼ばれているらしいわ」
弥彦「錬金術師・・・なんかかっけぇな!」
左之助「やっぱそーゆーとこはガキだな」
弥彦「う、うるせーやい!いいだろ別に!!」
剣心「錬金術師か」
恵「だけど、一説によると、錬金術師の間では人を錬成することは『禁忌』とされているのよ」
弥彦「なんでだ?」
恵「常識で考えてみなさいよ、人が死人を勝手に蘇らせるなんて本来じゃ言語道断じゃない」
恵「私は信心深くはないけど、神の所業への冒涜なんだから」
弥彦「うっ・・・」
剣心「・・・・・・」
恵「人を錬金術で錬成することを彼らは『人体錬成』と呼ぶらしいわ」
薫「人体錬成・・・」
左之助「んでよ?その人体錬成ってぇーの?それに成功したやつは今までいねーのか?」
恵「私もそこまでの領域については知らないわ」
剣心「・・・」
薫「剣心、大丈夫?」
剣心「・・・ああ、平気でござる」
剣心が錬金術を修得したら……
何処かの執事の英霊よろしく、刀造り放題じゃね?
イメージ的に、御頭の方が合いそうだが
薫(剣心、もしかして、今の話で抜刀斎時代に今まで自分が斬ってきた人のことを思って・・・)
剣心(・・・巴・・・)
薫(まさか剣心・・・!・・いえ剣心に限ってそんなこと考えるわけないわよね・・・)
薫(もしそんなこと考えてるなら・・・!ダメ・・・ダメよ・・・そんなこと・・・)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜横浜・港町〜〜〜
???「・・・ふぅ、やっと着いたか」
???「長かったね」
???「ああ」
???「長時間船乗ってて腰が痛くてしょーがねー」
???「何回か船酔いしてたしね」
???「・・・・・・言うな、弟よ」
???「はははは」
???「で、なんだったっけ?この国の名前」
???「シンの隣国だから・・・たしかニホン、だよ」
???「ニホン・・・か」
???「いるんだな、ここに」
???「うん、あの人がね」
???「せっかくリンに頼んで船手配してもらったんだ、ここで成果挙げなきゃもったいねーぞ」
???「わかってる」
???「さーて、探すか・・・」
いっぺん落ちます
一旦乙
ちょー期待してる
はいはいブクマブクマ
本編終了後ってことはグリードさんは出てこないのか…
このSSまとめへのコメント
期待ですぅですぅ~