咏「欲しい物?えりちゃんかなー」(254)
ID:moVHjM4Y0の代行
うむ
1000ならすこやん結婚
代行ありがとうございました
書きとめないんでまったりいきまーす
~2月中旬
スタッフ「お疲れ様でしたー」
咏「お疲れぃ~」フリフリ
えり「お疲れ様でした」ペコリ
咏「さーてお腹減ったね~昼飯昼飯ーっと」
えり「三尋木プロは外食ですか」
咏「おう。えりちゃんは?」
えり「わたしは…お弁当、作ってきたので…」
咏「うぉ…家庭的」
えり「いえ、そんな」
健夜「あ、咏ちゃん」
百合支援
これは俺得
しえ
咏「およ、すこやん」
えり「こんにちは、小鍛治プロ」ペコリ
健夜「こんにちは。相変わらず堅いなぁえりちゃんは。もうそんな仲でもないでしょ?」
えり「え?あ…癖みたいなもので、つい…」
健夜「えりちゃんらしいね」ニコッ
咏「およ?ふくよんは?」
健夜「ここから近いファミレス。一緒に食べようって話だったんだけど、私が忘れ物しちゃって…」
咏「お、昼飯?」
健夜「うん。咏ちゃんたちも一緒にどう?」
咏「行くーっ!」
つづけたまえ
ふぅ~む
えり「あ、わたしは…その。遠慮しておきます」
咏「おっと、そか。えりちゃんは弁当か」
健夜「そ、そうだったんだ…一緒に来る?」
えり「レストランでお弁当はマナー違反ですよ。お気になさらず、いってらっしゃいませ」ニコッ
健夜「あ、あはは…じゃ、お言葉に甘えて。…行こっか」
咏「おう!そんじゃねーえりちゃん!」
えり「はい。また…」フリフリ
えり「…………」
えり「…………はぁ」ポツン
えり「……さて、と」
えり(今のうちに……)
なるほどなるほどなるほどー
――ファミレス
恒子「すこやーん、こっちこっち!」フリフリ
はやり「こっちこっち☆」
健夜「うわわ、声が大きいよ…っ」タタッ
咏「おやぁ、はやりん!」
はやり「はーい咏ちゃん☆」
恒子「ぐーぜん瑞原プロに会っちゃってね~。一緒で良いでしょ?」
はやり「はやりんもいーれーてーっ☆」
健夜「うん、もちろん。咏ちゃんも、いいでしょ?」
恒子「もちっ!うわぁ、プロに囲まれたっ!…あれ、えりちゃんは?」
咏「えりちゃんは弁当だってさ。手作りだぜ、多分」
はやり「えりちゃんらしいなぁ☆」
はやりん…きついッ…!
はっやりーん
きつくない!
咏「ぜってーアイツ“節約のため”ーとか言ってるよな~」ケラケラ
はやり「あは、手に取るようにわかるなぁそれ☆」キャピッ
健夜「あはは…あ、私メニュー決めたよ。みんなは?」
恒子「ちょ、すこやんはやいっ!何にしたの?」
健夜「うどんな気分だったから…きつねうどん」
恒子「ファミレスでうどんかー。すこやんらしいねぇ。うんうん」フムー
健夜「どーゆー意味かなぁ?」
はやりんprpr
いいねぃ
恒子「べっつにぃ~?あ、私はフレッシュなスパゲティにしーよおっと」
健夜「む。それうどんがフレッシュじゃないみたいなニュアンス感じるよ」
咏「…まぁフレッシュではねーよな。知らんけど」
はやり(なんかうどんうどん言われるとおうどん食べたくなってきたなぁ…)
健夜「あ、アレでしょ!“うどんとかババ臭い”とか“アラフォーだからピッタリ”とか言う気でしょっ!?」
はやり「えっ!?」
健夜「えっ?」
はやり「…………」
健夜「…………」
はやり「…………」ズーン
恒子「あーあ、瑞原プロ泣かせたー」
健夜「えっ!?」
咏「あーあ、はやりんカワイソ~」
はやり「すこやちゃんがイジメた~」ベソッ
咏「よしよし、頑張った頑張った」ナデナデ
恒子「そんなに若い世代が憎いかっ!」
健夜「アラサーだよ!あと泣きたいのコッチだよぉ!」
ピンポーン
恒子「注文お願いしまーす」
健夜「唐突!」
店員「お待たせしましたー」
恒子「スパゲティで」
咏「グラタンひとつ~」
はやり「フレッシュシーザーサラダで☆」
健夜「え、え、え?」オロオロ
恒子「すこやんは?うどん?」
はやり「ノットフレッシュ?」キャルンッ
健夜「頼みにくい!!」
ピンポーン
恒子「注文お願いしまーす」
健夜「唐突!」
店員「お待たせしましたー」
恒子「スパゲティで」
咏「グラタンひとつ~」
はやり「フレッシュシーザーサラダで☆」
健夜「え、え、え?」オロオロ
恒子「すこやんは?うどん?」
はやり「ノットフレッシュ?」キャルンッ
健夜「頼みにくいなぁもう!!」
店員「……?」エーット
しえん
………………
…………
………
恒子「年齢と言えばさー」モグモグ
はやり「♪」シャクシャク
恒子「そろそろ咏ちゃん誕生日じゃない?」
咏「お?」モグ?
健夜「ああ、そういえば…」
咏「おぉー、そうだっけか~!」
はやり「わすれんぼさんっ☆」
咏「知らんしー」モグモグ
この人達かわいい
咏「ふぅん…もうそんな時期かぁ…」
恒子「うわ、関心なさそ…」
咏「まぁ、別に気にすることでもないよね~」
健夜「あー、わかるわかる」
はやり「はやりは、永遠の17歳☆」
恒子「へぇ~…テンション上がるとかないの?」
咏「べっつにぃ~…」モグモグ
はやり(ツッコミなし……)
このプロきつい
あとでよむふんふむ
恒子「私はテンション上がるなぁ~」
健夜「でも…どうせ年齢1つ上がるだけで何にもないしなぁ」
はやり「やさぐれないやさぐれない☆」ヨシヨシ
恒子「だってさ、プレゼント何が貰えるかな~なんて!」
咏「おー…プレゼントかぁ~!」
恒子「ね?テンションあがらない?」
すこやん…
咏「うぅん…そうだねぃ~」
はやり「およ?あんまり反応しない?」
咏「いらないモン貰っても嫌じゃん?」
健夜「うわ、すっごい難しいことを…」
咏「でもぶっちゃけそうでしょ?」
健夜「え、えーっと…」アセッ
はやり「はやりは、気持ちが篭ってたらなんでもオッケー☆」
恒子「よっ、アイドルのカガミっ!」
はやり「はっやり~ん☆」キャピッ
このプロきつい…
なんか色々残念な面々
咏「ま、そんなわけで。誕生日なんて大して気になんないなー」
恒子「むむ…」
咏「ま。そりゃ、子どもの頃は楽しかったけどね~」
健夜「そうそう。パーティとかやったり」
はやり「ケーキにお歌にプレゼント交換…☆」ウットリ
咏「ロウソクにフーッてね。一回で何本消せるか、みたいな!」ケラケラ
健夜「あ、わかるわかる!けっこう腹筋使うよねー!」
恒子「………ふむふむ!」キランッ
支援
店員「お下げしてよろしいでしょうか?」
健夜「あ、どうぞどうぞ」
恒子「…………」
咏「あ、お冷お願いしま~す」
店員「かしこまりましたー」
はやり「ふふ、デザートとか頼んじゃおっかな…☆」
恒子「…………」
店員「お冷おつぎ致します」
咏「あざーっす」
恒子「…………」
店員「ごゆっくりー」
恒子「…………」
恒子「…………よぉしっ!」バンッ
健夜「おぉっ!?」ビクッ
恒子「誕生日ってのはっ!」
健夜「ど、どしたのこーこちゃん…」ワタワタ
恒子「一年に一度なワケです!」
咏「お、おう……その話か」
恒子「ってーことは!」
はやり「うんうん☆」
恒子「楽しんだモン勝ちっ!!」
恒子「一年に一回くらい子どもに帰って楽しんだっていいんじゃないかと!!」
恒子「そうっ!思うワケですよ!」
恒子「どうよっ!?」グリンッ
健夜「え?あ…う、うん?」
咏「あー…え?なに?」
はやり「うんうん?」クビカシゲ
恒子「えー…」
恒子「だからさぁ~……」ハァ
健夜「う、うん……」
恒子「パーティしよう?」
咏「……うん?」
恒子「誕生日パーティ!パーッとさぁ!」
はやり「バースデーパーティ!?」パァッ
恒子「ケーキに、プレゼント交換っ!誕生日はテンションあげるものっ!あがるものっ!」
健夜「…こーこちゃんが楽しみたいだけでしょ?」
恒子「……ナンノコトカナ?(棒)」
恒子「まー、なんでもいいからさ!やりましょーよぉー!三尋木プロのためにっ」
健夜「また取ってつけたように…」
咏「ふぅーむ…」
はやり「さてさて、ご本人は?」ワクワク
咏「…たしかに…ちょうど仕事ないんだよねぃ…」
恒子「てことは…っ!?」
咏「…弾けるぜーっ!!」
恒子「そう来なくっちゃあぁ!!」
はやり「わぁ~!」キャピッ
健夜(…ま、本人が楽しそうならいいけどね)フゥ
うたたんイェイ~
このプロきつい
咏「うひょーっ!なんか楽しくなってきたねぃっ!」
恒子「とりあえず、このメンバーは強制参加っ!場所は…」
咏「まとめてウチに来ぉいっ!」
はやり「お邪魔しまーす☆」
健夜「あと、えりちゃんと…」
はやり「はいはーい!良子ちゃん呼びたいでーす☆」
咏「おっけぇい!」
恒子「私ケーキ係ー!ショートケーキでいいかなっ?」
咏「バースデーケーキとか!うわ、なんか久々すぎてこそばゆいねぇコレっ!」ワクワク
うたたんイェイ~
健夜「あ、そうだ。咏ちゃんはプレゼント何が欲しい?」
咏「んん?」
はやり「あ、はやりも知りたい!咏ちゃんの欲しいものっ!」
咏「欲しい物?えりちゃんかな」キリッ
恒子「おぅ、えりちゃん“物”扱いですか」
咏「あっは!ジョーダンジョーダン!そーだなぁ~…」
健夜「もう、咏ちゃんったら…」
はやり「ふむふむ……☆」キランッ
④
――その頃
えり「クシュンッ」
先輩アナ「大丈夫?」
えり「い、いえ…すみません」
先輩アナ「誰かに噂でもされてるんじゃない?」クスクス
えり「まさか。…それで、あの…」
先輩アナ「ああ、そうね。なぁに?相談って」
えり「は、はい。その…」
えり「実は、普段お世話になっている方が今度、誕生日でして…贈り物は何が良いかと…」
先輩アナ「誕生日プレゼントってこと?」
えり「ええ…」
先輩アナ「誕生日…誕生日ねぇ…」
えり(本人がいない間に、相談できる相手に相談しておかないと…全然思い浮かばないんだもの…)
先輩アナ「……あっ!」
えり「な、なにか良いモノありますかっ?」
しえしえ
先輩アナ「そういえばこの前私誕生日でねっ?」ニコニコ
えり「………はっ?」
先輩アナ「息子がねっ“肩叩き券”と“一日お手伝い券”くれたの~!!」キャッキャッ
えり「は、はあ。息子さん…」
先輩アナ「そうそう!この前7歳になったんだけど、拙い文字で折り紙にクレヨンで!もう私嬉しくってぇ~!」
えり(あ。やばい。これ)
先輩アナ「覚えたばっかりの漢字とか使っちゃって。ふふ、まだまだ汚いんだけど、文字一つで成長感じちゃってねぇー」
えり(話、長くなるパターンだ…)ゲンナリ
先輩アナ「それでね、その日はぁ~」
えり(…もう…時間、ないのに……どうしよう……)
先輩アナ「ちょっと!聞いてる?」
えり「は、はいぃ……」
④
④
~2月23日
恒子「準備はいいですかー?…ようし、それじゃ…」
恒子「三尋木咏ちゃん、お誕生日おめでとう!カンパーイ!」
「「「カンパーイッ!!」」」
咏「んぐっ…んぐっ…ぷはぁっ!いやー、いいねぃ!」
健夜「おめでとう、咏ちゃん」
咏「どもども。うは、なんかハズいなぁー」テレッ
恒子「何をおっしゃる!本日の主役ですぜ?」
良子「ハッピーバースデーですー」
咏「あはは、サンキュー!」
しえ
恒子「そだ、はやりんは遅れるって」
咏「おぅ、こんな日に遅刻とはいい度胸だねぃはやりん」
良子「なかなかハードワークですから、時間かかってるんでしょう。無事フィニッシュしたら来ますよ」
健夜「何やってるんだろ…」
良子「まぁまぁ。飲みます?おつぎしますよ、グランドマスター」
健夜「良子ちゃん、その呼び方やめようね…」
良子「オーライ」
恒子「あれ、はやりんもだけど…えりちゃんは?」
わっかんねーけど支援
しえしえ
咏「うーん…それがさぁ~連絡取れないんだよねぃアイツ」
恒子「来るって言ってたよね?」
咏「おー。まぁ『来ないとただじゃ済まさない』って言っておいたから。そのうち来るっしょ」フリフリ
健夜「脅したの…」
咏「人聞き悪いねぃ。“お願い”だよ」
健夜「…ああ、そう」ニガワライ
恒子「んー、じゃあ、先にご飯食べててもいっかぁー」
咏「おう!賛成!」
しえんよー
恒子「さぁて、咏ちゃんバースデーパーティーのランチは…」
健夜「…ホントにこれで良かったの?」
咏「モッチロン!」
恒子「すこやんが買ってきたお惣菜ーバイキング風にお召し上がれ~」
咏「欲しい物ったって、パッと思い浮かばないからさ。それなら、ご飯!」
健夜「…じゃあ、これで。お誕生日おめでとう、咏ちゃん」ニコッ
咏「欲を言えば、手料理なんて食べてみたかったけどねぃ~」チラッ
健夜「うっ…ま、まぁ、作れないことはないケド…」
恒子「強がっちゃって~」ニヤニヤ
健夜「し、失礼なっ」
④
良子「コカジさん、クッキングは苦手で?」
健夜「ぅ。…そういうワケでは…」
恒子「実家暮らしだと、滅多に料理とかしないでしょ~?絶対ウデ鈍ってるって」
健夜「…い、言い返せない」
咏「んじゃ、お惣菜で正解だったね。このメンチカツウマいなぁ~」モグモグ
恒子「ちなみに私からのプレゼントも、アレでいいの?」
咏「おう。楽しみにしとくぜ?ケーキ!」
恒子「ふふふ。我ながら美味しそうに出来上がりましたぜ?」ニッ
咏「みんな揃ったら、な?」
良子「むむ。プレゼントタイムな流れ…」
支援
咏「そういや、かいのんのプレゼントはサプライズなんだよね~」
良子「し、しばしお待ちを。はやりさんと相談して、2人からのプレゼントということにしたんです」
咏「おお、マジで?期待しちゃっていいのかい?知らんけどっ!」ワクワク
良子「は、ハードルを上げるのは気が引けますが…そうですね、間違いないかと」
咏「おっほ!はやりん早く来ないかなーっ!」
咏(それに、えりちゃんも…さ)
咏(祝って、くれないのかなぁ…。パーティーのこと話したら、あんまり乗り気じゃなさそうだったし…)
咏(……ちぇっ)
良子「……………」
咏「…………」モグモグ
恒子「おお、これ美味しい」パクパク
健夜「あ、そんなに食べると…」アセッ
良子「……ハングリー?」
恒子「いえーす!」モグモグ
健夜「ちょっ、もう!これからはやりちゃんもえりちゃんも来るって言うのにそんなに食べちゃってぇ!」
恒子「おっと。そういえば」
健夜「咏ちゃんもーっ」
咏「えー。良いだろ、主役だぜ?」
健夜「ま、まぁたしかに…」
④
咏「ま、そんなわけで」パクパクパクパク
健夜「あぁぁあぁーー!!」
咏「完・食!」ドヤッ
健夜「あーあ……」
恒子「ま、そんなわけで…」ポンッ
咏「追加のお使い頼んだよ~」
健夜「うわぁ、本気で?」
良子「ファイトです」
健夜「…もう。今日が特別だからね?」ハァー
咏「悪いねぃ、サンキュー!」
健夜「いーえ、主役はそこで偉そうに鎮座しててね」ニコッ
咏「任せろ~」フリフリ
良子「……あのグランドマスターをパシリに使うとは」
咏「ほ?」
良子「さすが三尋木さん」
咏「ふふん。あ、普段からやってるわけじゃねーからな?そこは誤解すんなよ?」
良子「御意」
ピンポーン
咏「お、はやりんか、えりちゃんか!」
恒子「もしくはすこやんが忘れ物したか」
咏「ありえるねー。とりあえず、でてくるわー」パタパタ
みさりさは?
咏「はーいよっと」ガチャ
はやり「はぁい☆」
咏「なんだ、はやりんか」
はやり「なんだって、ご挨拶だなぁ…プレゼントあげないよ?」
咏「あはは、ごめんごめん。ま、あがってよ」
はやり「お邪魔しまぁす☆」
野依プロがプンスコしてる
そして当然のようにカツ丼はハブられる。
ま、長野だしね。
咏「はやりんとうちゃーく!」
恒子「ちはーっす!」
はやり「お待たせ☆」
良子「遅いですよ」
はやり「ふふ、ごめんね?」
良子「お二人はもうプレゼントを渡してしまったので、私だけ浮いてたんですから」
はやり「あれ、そういえば…健夜ちゃんは?」
咏「買い出し~」
はやり「ありゃ、残念。反応見たかったんだけど…」
恒子「反応?」
はやり「……出しちゃう?」
良子「イエス。私の仕事がまだ残っていますから」
はやり「うふふ…☆」ニヤニヤ
良子「さぁ。はやく」ニヤニヤ
恒子「何を頼んだの?」
咏「ん?はやりんは…別になんも頼まなかったんじゃないかな、知らんけど」
恒子「へぇ。サプライズプレゼント!」ワクワク
はやり「どうぞっ」ジャーン!
咏「箱デカッ!?」ビクッ
恒子「うぉっ!?今ソレどっから出しました!?」
はやり「ふところ☆」
恒子「ウソつけ!!」ドキドキ
はやり「ささ、開けて?」ニコニコ
良子「喜んでもらえるはずです」ワクワク
咏「お、おう…」シュルッ
咏「しかし、でけーなこれ…私の身長だと…」プルプル
良子「ヘルプしましょうか?」
咏「いや、へーき…よっと」カパッ
咏「どれどれ……」チラッ
咏「」
お?
咏「」
恒子「……う、うたちゃーん?」
咏「」
恒子「…なんか、箱の中覗き込んで絶句しちゃったんですけど…」
はやり「ふふふ……☆」クスクス
良子「クククッ」ニヤニヤ
咏「……は。はや、りん?」
はやり「はぁい?」
咏「あの…あの、さ」
はやり「うん?」
④
咏「……貰っていいの?」
良子「プッ……クッ…クククッ…は、ハハ…ッ」プルプル
はやり「もちろん☆」
恒子「えー、なーになーに?見せて見せてー!」
良子「あ、ハハハッ…クフッ…フッ…」プルプル
はやり「じゃあ、ご開帳~」
咏「あっ…」
恒子「さーて……」
恒子「…………」
恒子「…………は?」
良子「グフッ…は、はははっ…あはははははっ!!」ケラケラ
恒子「………ホンモノ?」
はやり「イエス☆」
咏「……モノホン?」
はやり「イエス☆」
良子「っ……っ……」(←爆笑)
恒子「……これ……いや、コレっつーか……」
恒子「……えりちゃんだよね?」
はやり「イッエェース!!」キャルンッ
えり「……すぅ……」zzZ
キマシタワー
ほんとどっから出したんよ
咏「……マジで?」
はやり「もう、逃げ回ってるの捕まえるのホンット苦労したんだからね!!」プリプリ
良子「お、おつ…ククッ…おつかれ、さま…です…プッ…フフ…」プルプル
はやり「もう、笑いすぎ☆」
良子「い、いえ…あまりに、いい反応と…ククッ」
良子「あの、お堅いクールな針生さんが…ハハハッ…両足と…後ろ手、縛られ……あーはっはっは!!」
はやり(うぅん……この子にはサドっ気があるみたいだなぁ…☆)
咏「…わ、わっかんねー…」グルグル
鬼だw
はやり「さぁて、良子ちゃん?」
良子「くふっ…は、はい?」ヒーヒー
はやり「……過呼吸気味だよ?」
良子「す、すいま……せ……」プルプル
はやり「お水のむ?」
咏(ホンモノ?マジで?捕獲ってなんだそりゃ。えりちゃんが?)
咏(いや…えりちゃんを、私に、くれた?)
良子「ぷはっ……ふぃ。お騒がせしました。さて、仕上げをスタートしますか」
恒子「し、仕上げ……?」
ほう
良子「寝ているのも…プッ…し、縛られ…て、いるのも…フフッ…」
良子「スゥ…ハァ…ふぅ。好都合ですね」
はやり「全力疾走して疲れてたからね、睡眠薬もよく効きました☆」
恒子(……拉致……?)タラーリ
良子「では、さっそく…」モミッ
えり「んっ…」ピクンッ
咏「おいいいいぃぃぃぃぃ!!?」
良子「黙って。起きられると厄介です」
咏「いやいや。いや、いやー!?」ブンブン
はやり「シィー☆」ガシッ
咏「むがっ!もごごー!!」ジタバタ
良子「ここと…あとは……ここを…」グリッ
えり「ぁ…ふ…っ」ピクッ
咏(おいおいおい寝てるえりちゃんにナニをしてやがるオイ!!)ジタバタ
良子「……よし、あとは……」
恒子「……あの、カイノウさんはなにを?」
良子「……ブツブツ……ブツブツ……」
はやり「良子ちゃんは元々巫女さんなの☆」
恒子「はぁ」
はやり「だから、色々オカルトじみてるの☆」
恒子「はぁ……?」
咏「もがーっ!!」ジタバタ
良子「……ふぅ。これにて、フィニッシュです」
はやり「結果は?」
良子「もちろん、成功ですよ」ニヤッ
はやり「さっすがぁー☆」
咏「ぷはっ!オイ!なにしてんの!?ぜんっぜんわかんねーんだけど!?」
はやり「咏ちゃんは『欲しいモノはえりちゃん』って言ってたじゃない?」
咏「え?…あ、ああ。でも…」
良子「だから、針生さんはあなたのモノになりました」
咏「…………は?」
すばら
しえん
はやり「捕獲ははやりの担当☆」
良子「洗脳は私が」
恒子「なんでもアリだなぁもぉ」
咏「は?はぁ?ちょ、待って。ついていけない」
はやり「うーん…じゃあ、試してみればいいんじゃないかな☆」
咏「な、なにをさ」
はやり「そりゃ、えりちゃんにアンなコトやソンナコト…☆」
咏「なっ!?」
はっやりーん
咏「な、なななななななに言ってんだよそ、そそそそそんなななな」
良子「オプションで感度も良くしておきました」ニヤリ
咏「か、かかかかんどっ!?↑」
はやり「ふふふ、声がひっくり返ってるゾ☆」
良子「さぁ、針生さんの縄を解きますか?…それとも…ふふふ、そのままがお好みで…?」ニヤニヤ
咏「っ…っ…!!」ブンブン
咏「…………」ドキドキ
えり「……すぅ……」zzZ
咏(おいおい…完全に流されちゃってるけど…)シュルッ
良子「解くのですか…つまらない」
はやり「……良子ちゃん……☆」
咏(アイツらの言ってることも、本当かわからねーし…)
えり「……ん……くぅ……」zzZ
咏(でも…)
咏(でも…………)
ざわ・・・
咏「…………」
恒子(…ど、どうするんだろ…)ドキドキ
咏「…………」
恒子(…まぁ、なんもできないよね…急に、アナタのモノとか言われてヒトを渡されるなんて…)
咏「…………」
恒子(フォロー、出すべきかな…『また冗談キツイっすね瑞原プロ~!』みたいな…)
咏「…………」スッ
恒子(あ、うごく…とりあえず、起こして…)
プチッ
恒子「って何でボタンに手をかけた!?」ビクゥッ
咏「…ハァ……ハァ…」プチッ
恒子「いやいやいや!咏ちゃん!?正気に戻って!?」
咏「ハァ…はッ!?」
はやり「あん、惜しいっ☆」
恒子「いやシャレになんないっす!!」
良子「シーッあんまり大声をだすと…!」
えり「……ん……?」
「「「「あ」」」」
珍しく常識人ポジになっとる
はぶられグランドマスター
えり「……ん……」ボー
咏「え、え、えりちゃ……」ダラダラダラ
恒子(咏ちゃんとりあえずその服にかけた手を退けてぇえーー!?)
えり「……………」チラ
恒子(ほら気づいちゃった!こりゃ咏ちゃんお説教コースだぞぉ…!?)ドキドキ
えり「……三尋木プロ……」
咏「ひ、ひゃいっ!?」
えり「………れば……に……」ポツリ
咏「へ……へっ……?」
えり「言ってくだされば…わたし、そのくらいのことしますのに……」
咏「は……はひっ!?」
えり「寝ている時にコッソリなんて…」
えり「それに…」キョロキョロ
えり「み、皆さんの前で、なんて……」
咏「え、あ、ご、ごめっ…!?」
えり「……でも……」
咏「うんっ!?」
えり「あなたが、望むのなら……///」プチッ
咏「」
恒子「」
はやり「さすが」ガシッ
良子「いぇい」ガシッ
すばら
キマシタワー
健夜(はぁ…すっかり時間かかっちゃったなぁ…)
健夜(えーっと…あれ、カギ開いてる…)
健夜(ま、いっか。はやりちゃんやえりちゃんは来たのかな?)
健夜(よーし)
健夜「ただいまー」ガチャ
えり「あの…脱げば、いいんでしょうか…?」
咏「ち、ちがっ、ちがっ……!?」パニック
えり「脱がない方が良いんですか?…あ、でも…わたし…」
えり「脱がせてくれると…その…///」
健夜「すいません間違えました」パタン
恒子「間違えてないよ、行かないで、お願い、行かないで」
健夜「何いまの、ねぇ、何いまの」ドキドキ
恒子「大丈夫だよ、白昼夢じゃないよ、現実だよ」
健夜「何があったの。ねぇ、何があったの」
恒子「…カクカクシカジカ…」
健夜「SOA」
咏「え、えええええりちゃん!?」
えり「はい……?」
咏「と、と、とと、とり、あえず……っ」
えり「…………」ジッ
咏「オナニーしてみせてよ(ゲス顔)」
咏(うわ、うわわ、服、はだけさせたまんま、前かがみで、上目遣いで見つめられるとっ…)
えり「…………」ジッ
はやり「据え膳食わぬはなんとやら」ボソボソ
良子「ここはガバッといったものがウィナー」ボソボソ
咏「…~~~っ///」
えり「みひろぎ、ぷろ…?」
咏「ふ、ふく……着ようか」ヘニャ
えり「………はい」ニコ
はやり「このヘタレっ」ボソボソ
良子「今のは行くところでしょう」ボソボソ
咏「うっせぇ聞こえてんだよ!!」
えり「……着ました」
咏「お、おう!」ドキドキ
えり「…………」
咏「…………」
えり「…………」
咏「………ど、どうしたの、かな?」ドキドキ
えり「あの…」
咏「う、うん?」
えり「わたしは、あなたのモノです。だから…」
えり「御命令があれば、なんなりと……」
咏「」
良子「ブッ!…くっ…クククッ…あははははっ!!」バシバシ
健夜「帰っていい?」
恒子「だめ」
かいのープロ笑過ぎや
………………
えり「はい、あーん」
咏「あ、あーん…」パク
えり「おいし?」ニコッ
咏「お、おおおおう!」
えり「良かった。…もっと、食べますか?」
咏「た、た、たのむ!」
恒子「うわぁ、すっげー甘々空間」
健夜「ケーキの甘さも薄まるね…」
はやり「大成功だねっ♪」
良子「喜んでもらってるみたいで良かったですねぇ」ニヤニヤ
平均年齢高いスレきちゃったよしえん
はやり「でも、もう少しユルくても良かったんじゃない?」
良子「?」
はやり「だって、今のえりちゃん…命令されないと動かないじゃない☆」
はやり「咏ちゃんがかろうじて『あーんして』って言えたから、ああなってるものの…なにも言わなかったら…」
良子「ククッ…ご、号泣、してたでしょうね…クフッ」
はやり「えりちゃん涙目だったもん☆もう少し、自分で動けた方が…」
良子「いえ、アレでいいでしょう」
はやり「断言だねー☆」
良子「だって…プッ…ククッ…どんな命令でもきく、針生えりなんて…クフフフッ…」
良子「もう、興奮するじゃないですか…っ…アハハハッ…!」
はやり「…………☆」
良子「あの、お堅い、生真面目な…はりう、えりが…っ…クヒッ、やば、また…あはっ…」プルプル
はやり(サディストだなぁ……☆)
えり「あ…口元にご飯つぶ、ついてますよ?」
咏「お、おぉっ!?どこっ!?」ワタワタ
えり「えっと、右の…」
咏「えっと、」ワタワタ
えり「ぎゃ、逆です」
咏「ご、ごめっ」
えり「…よ、良ければ、とって差し上げましょうか…?」
咏「え?そ、それは…っ」
えり「……だめですか?」キュゥ
咏「」キュン
咏「た、頼むっ!」
えり「!」
えり「え、えっと、それでは、どこで…?」
咏「え?」
えり「手で取れ、とか…あとは…」
えり「く、くちびるで、とれ…とか……///」
咏「」
恒子「…………」ジー
健夜「何してるの?こーこちゃん」
恒子「いやぁ、よく考えたらさ。戸惑ってるだけじゃつまんねーなーと」
健夜「?」
恒子「全部受け入れて楽しむだけ楽しむ」
健夜「ほんと、慣れるの早いね。こーこちゃん」
…………………
グイグイッ
咏「お、おいっなんだよっ引っ張るなっ」
恒子「まーまー」
はやり「会議会議~☆」
えり「…………」ポツン
えり「…………」ショボン
健夜「え、えりちゃん、何か食べる?」
えり「え?でも…命令されてないので…。食べて、いいのかな…」
健夜「………わお」
良子「っ……っ……」プルプル
よしこちゃん笑いすぎィ!
コソコソ…
咏「で、なにさっ」
はやり「せっかくあげたのに、ちゃんと使ってよ!」
咏「物扱いかっ!」
はやり「最初に欲しいっていったのは咏ちゃんだよ?」
咏「あ、あれは冗談で…」
恒子「でも、嬉しいでしょ?」
咏「すっげー嬉しい」
恒子「ほら即答」
はやり「それならさ、ほら、バーンと!」
咏「だ、だからって…!」
恒子「もう、焦れったい!えりちゃーん!」
えり「は、はい?」
咏「おいっ、何する気…っ」
恒子「咏ちゃんがねーっ!ホントは『三尋木プロ』って呼んで欲しくないんだってー!」
えり「!?…で、ではなんと…」
咏「おまっ」
恒子「え?えーっと…『ご主人様』?」
咏「はっ!?」
えり「は、はぁ……」
咏「なに勝手なこと言っちゃってんの!?」
恒子「ま、まぁまぁ」
えり「で、ではその…」
咏「え、えりちゃん!無理しなくていいから!別に、そんな、ねぇ!?」
はやり(満更でもないんじゃん…☆)
えり「いえ。…ご主人様」
咏「」
えり「ご主人様?」
咏「」
健夜「あああああ咏ちゃんが鼻血出して倒れたああああ!?」
しえ
咏(ちょっとさ、もう、これさぁ…)
えり「ご、ご主人様!?どうしたんですか!?」
咏(どーしたらいーのかわっかんねーしさぁ……)
えり「い、いやぁっ!お願い、目を開けて…ごしゅじんさまぁっ!!」ギュ
咏(なんか、もう……)
えり「いや……ご主人様……しなないで……置いてかないでぇ…ごしゅじんさまぁ……っ」ウルウル
健夜「えりちゃん!?咏ちゃんのヒットポイントゼロだから!死体蹴るのやめてあげてえええ!!」
恒子「『~って咏ちゃんが言ってたよ』でも良いんだね…」フム
健夜「もうやめてあげて!!」
はやり・良子「あーっはっはっはっはっ!!!」
健夜「あああああああもおおおおおおおお!!!」
すこやんシワが増えるぜしえん
…………………
……………
………
咏「と、まぁそんなワケで」
えり「?」
咏「かいのん。えりちゃん戻せ」
良子「もうですか?勿体無い」
咏「身体が持たねーって」
健夜「私のノドも持たない……」
恒子「叫びすぎだよすこやん」
健夜(誰のせいだと…)
はやり「もうちょっと遊ぼうよ~?」
咏「ダメ」
はやり「だってぇ、今のえりちゃんならどんなことでもしてくれるよ?」
咏「身を持って知ってるわ」
はやり「例えば…脱げって言えば脱ぐし…抱かせろって言ったら犯し放題☆」ボソッ
咏「っ!?」
はやり「キスさせろも、恋人になれ、だって…☆」
咏「や、やめろっ!」ドンッ
はやり「きゃっ☆」
咏「そ、そういうのは…ダメだよ」
はやり「んん~?」
しえんー
はやり「そうかな?」
咏「だ、だって…えりちゃんが、傷つく…」
はやり「……じゃあ、良子ちゃんに頼んでみる?」
咏「なにを。戻せって?」
はやり「そうじゃなくって…」
はやり「戻った時に、記憶が残らない用に…頼んでみる?」
咏「は…はぁぁ…っ!?」
はやり「これなら、問題ないでしょ?」
咏「そっ…それは…っ…」
咏「…………っ」
④
咏(それは…たしかに……傷つけないで済む…)
咏(済む…けど……)チラッ
えり「……?」キョト
咏(それで…いいのか?)
はやり「…………」ニヤニヤ
咏(自分は、どうなんだ?…えりちゃんを…好きにしたい、なんて…思ってるのか?)
咏(……わかんねー……っ)
咏(そんなこと、急に、…そんな……)
ピリリリリッ
咏「!」ビクッ
良子「おっと、すみません。私です」ピッ
良子「ハロー。はい……はい……えっ!?そんな急に……わかりました。では、のちほど」
ピッ
良子「ソーリー!急用が入ってしまいました!」
恒子「ありゃま」
良子「これにて失礼……」
咏「ちょ、ちょっと、待てよ!!」
良子「?」
咏「えりちゃん戻してから行けよ!!」
良子「ああ…さっき私が押していたツボ、アソコを押せば戻ります!そういう訳で!」
咏「えっ!?」
良子「じゃっ!」シュバッ
咏「お、おいぃーっ!!」
咏「マジかよ……」
はやり「さっすが期待のルーキー、忙しいねー☆」
健夜「……ツボって言うのは?」
恒子「多分箱から出した寝てるえりちゃんにやってたやつだよね?」
咏「……え、ちょ。それって……」
恒子「たしか、こう…右胸を……お?」
咏「……………」
はやり「片手で右胸、もう片手で内腿の…」
咏「嘘だろ?」
はやり「ほんとだよ☆」
咏「それ、誰かがやんねーと戻んねーの?」
はやり「そうみたいだねー☆」
恒子「…がんばっ!」ポンッ
咏「えっ!?」
健夜「そんなトコなら…咏ちゃんだね」
咏「マジでェ!?」
はやり「え?嫌ならはやりが…☆」
咏「テメーは駄目だ」
はやり「あん、残念☆」
④
咏「………あ、あの、さ。えりちゃん」
えり「はい?ごしゅじ…むぐ」
咏「ご、ご主人様禁止!」
えり「では、なんと?」
咏「ふ、普通に……咏さん、とか…」チラッ
はやり(あ、欲張った☆)
えり「はい、咏さん」ニコッ
咏「……~~~っ///」
はやり(感動してる感動してる…☆)ニヤニヤ
咏「あ、あの…ここ、座ってくれる?」
えり「はい。…こうですか?」スト
咏「う、うん…それで…その。ジッとしてて?」
えり「はい」
咏「………………」ドキドキ
咏(え、えりちゃんの…胸…)ゴクリ
はやり「あ、そういえばー☆」
咏「っ!?」ドキッ
はやり「さっき良子ちゃん、面白いこと言ってたよねー☆」
健夜「?」
良子『オプションで感度も良くしておきました』ニヤリ
咏「なぁっ!?」
恒子「あー、そういえば……」
はやり「がんばっ☆」
えり「…?」
いいぞ~
咏「…………」
咏(そう…感度がいいっつったって、限度があるさ…)
咏(えりちゃんには悪いけど…痛いほど、強くやっちゃえば、感じるなんてこと…!)ゴゴゴ
えり「う、咏……さん……?」ビクビク
咏「えりちゃん……」
えり「は、はい……」
咏「ジッとしててね?」
えり「……ん」コクッ
咏「…えりちゃん…」
咏「……ごめんね」
えり「え……」?
ガシッ
えり「っ!?」
咏「すぐ、終わるから…(多分)!」
モミッ
えり「ひっ…」ビクンッ
咏(柔らかっ!?///)
咏(いやいや、そうじゃないっ!!)ブンブン
咏(ゴメンっえりちゃんっ!)
ギュゥゥ!
えり「ひゃ、はぁあぁぁっ!!」ゾクゾク
あぁ^~
咏(それで、内腿の…このへんを…っ)スルッ
咏(うわっ、スベスベ…///)ナデナデ
咏(肌、白いし…足細……っ)
咏(…………)モミモミ
えり「んんっ…ぁ、くぅ…あん…っ」ピクンッ
咏(…………)スベスベ
えり「ゃっ、ぁん…っ…あぁ…あぁん…///」ゾクゾク
咏(………お)モミモミ
えり「ぁ、はぁん…///」
咏(かたくなってる…)キュッ
えり「ふゃあぁぁあぁっ!」ビクゥッ
恒子「ってコラ」スパーン
咏「ハッ!?」
咏「はっ…いまっ、ナニをッ…!?」
はやり「ナニ、だね☆」
えり「はぁ…はぁ……はぁぁぅ……///」クタッ
咏「あああえりちゃんごめええええん!!」
えり「ぅ…うた、さぁん……///」トロン
咏「」ムラッ
えり「もっと、つよくぅ……///」
咏「」ガシッ
えり「あんっ///」ピクッ
スパァン
恒子「やる気あんのかッ!?」
咏「あるよ!!」
はやり「どっちのヤル気なんだか…☆」
健夜(何も見てない聞いてない何も見てない聞いてない何も見てない聞いてない何も)エンドレス
しえしえ
咏「……もう……もう……」ワナワナ
恒子「よし、気合入れて――」
咏「はやりんパスッ!!」
恒子「――ええええええ!?」
はやり「え?いいの?」ワキワキ
咏「私は、私は…無理だ……!」プルプル
恒子「いいの!?」
咏「このまんまだとえりちゃんを…犯す…っ」クッ…
恒子「…そりゃあ大変だ」
咏「ってことではやりん…」
はやり「ねーえりちゃーん!今咏ちゃんがーはやりんに抱かれろってー」
えり「えっ…」
咏「ダウトおおおおおおお!!!」
えり「ほ、ホントですか咏さん!?」
はやり「ホントホントー☆」
咏「嘘っ!ウソだよえりちゃーん!!」
はやり「照れてるだけだよ☆」
咏「照れてねーし照れる要素ねーよ!!」
えり「……ふつつか者ですが……」シズシズ
咏「嘘だからっえりちゃん抱いていいのは私だけだからっ!!」
えり「えっ……」
恒子「おおっ♪」
はやり「あらー☆」
咏「あ……」
咏(しまった、勢いで……)
えり「……わかりました」
咏「え?」
えり「咏さん以外には、抱かれません」ニコッ
咏「!」
はやり「……ふふ、じゃあしょうがないなぁ……☆」
はやり「えりちゃん、目を瞑って、力を抜いて」
えり「えっ……?」
はやり「それで、絶対に動かないで?」
えり「あ、あの……?」チラッ
咏「はやりん、何する気?」
はやり「大丈夫、変なことはしないから☆」
咏「……ん。いいよ、えりちゃん」
えり「……はい……」キュ
はやり「イイコだねー動いちゃダメだよー一瞬で終わるからねー」
咏(…なにを…?)
はやり「ちょっとチクッとしますよー」チャッ
はやり「じっとしててねー」チクッ
えり「んッ」ビクッ
はやり「はーい、終わったよーイイコだねー」ナデナデ
えり「ふぇ……」
はやり「じゃあ………」
えり「……ぁ……」
はやり「おやすみっ☆」
えり「」パタンッ
咏「」
恒子「」
健夜(何も見てない聞いてない何も見てない聞いてない)
恒子「…ち…注射…?」
咏「え、えりちゃあああああん!?」
えり「…………」クタ…
咏「えりちゃん!えりちゃん!?えりちゃんてばぁぁぁぁ!!」ユサユサ
はやり「こらこら、起きちゃうでしょ?」
咏「は……?」
はやり「眠らせただけだってば…」
えり「……すぅ……すぅ……」zzZ
咏「あ………」
はやり「さ、今のうちに…☆」
咏「う…うんっ!」
健夜(何も見てない聞いてない何も見てない聞いてない何も見てない聞いてない)
恒子「すこやん、戻ってきて」ポンッ
健夜「ほぎゃっ!?」
恒子「解決しそうだから…」
健夜「あ、そ、そうなの?」
恒子「うん。ほら…」
咏「ハァハァ……」モミッ
えり「んっ…」ピクンッ
健夜「」
恒子「あ」
…………………
……………
………
えり「……ん……?」
咏「お、起きた?」
えり「三尋木プロ…?…ここは…」
はやり「咏ちゃん家、だぞ☆」
えり「ひぃっ!?」ズザッ
はやり「ありゃ」
えり「な、なななななななな」ビクビク
咏「あー、はやりんに拉致られたんだっけ…」
しえん
~事情説明~
えり「……………」
えり「……………」(←少しずつ思い出している)
えり「……わた…し…は……」ワナワナ
はやり「ちなみにえりちゃんが寝ている間にふくすこ二人は帰りました~☆」
えり「……………」
えり「…わたし…」
咏「…まぁ、なんだ。大体はやりんとかいのんのせいだから」
はやり「えー。最初に欲しいって言ったのhもががっ」
咏「やめろ」グググ
うたえり支援しー
えり「……………」
はやり「あ、そういえばー」ゴソゴソ
はやり「えりちゃんを拉致するときにえりちゃんのポケットからこんなのがー」
えり「!?」
咏「うん?」
はやり「“三尋木咏様”って書いてあるし、渡しちゃっていいよねーこの封筒」
えり「だ、だめ!だめッ!!」
はやり「え?どうして?」
えり「いいから、だめぇッ!!」バッ
はやり「はいパスッ」スカッ
咏「ほ、ほいっ」ウケトリッ
えり「きゃっ!?」ステーン
咏「ホントだ、私宛…」ガサガサ
えり「い、たた……」
咏「……これ……」
えり「あッ!?」
咏「えりちゃんが?」
えり「………っ!」
はやり「それじゃ、はやりは帰るかな~☆」
はやり「ここからは、はやりはおじゃま虫~♪」タタタッ
咏「…………」
えり「…………」
咏「…………」
えり「……笑うなら笑ってください」プイッ
咏「あっはっはっはっは!」
えり「本当に笑うのがありますか!?」
咏「いやー…驚いた」
えり「……思い、浮かばなかったんですよ……」
咏「…………」
えり「本当に、思い浮かばなくて…当日に欲しいモノを買って差し上げようと思っていたのに…」
えり「パーティー、なんて…言うし……」
えり「時間もないし…本当に……その……」
④
すばらです
えり「こ、今度、ちゃんとしたものを買って、差し上げます!それを、プレゼ……」
咏「いや、いい」
えり「え……?」
咏「これで、いい」
えり「だ、だって、そんな…子供じみた……」
咏「そう?…今日一日で、一番良いプレゼントだと思うケド」
えり「…………っ///」
『なんでも言うことをきく券』
咏「ん、じゃさっそく使わせて貰おっかな~」
えり「っ……あの、さっきみたいな、あのっ…変な……いや」
えり「え、えっちなことはいけませんよ!?」
咏「わぁーってるよ!あれは、その…かいのんが、変なオマケつけるから…///」
えり「ぅ……///」
えり(そういえばわたし…三尋木プロに、む、胸……///)カァァ
咏「あー…なんだ、その……」ポリポリ
えり「…………」
咏「………弁当」
えり「……え……?」
咏「お昼の…弁当っ!今度、作ってきてっ!」
えり「お弁当……?」
咏「そーっ!悪い!?」
えり「い、いえ!全然…!」
咏「……そ、そっか」
えり「そんなことで、いいんですか…?」
咏「…お昼にさ、えりちゃんが私に…弁当、作ってくれるじゃん?」
えり「は、はい…」
咏「一緒に…食う、じゃん?」
えり「…………」
咏「えりちゃんだけ残して…みんなとファミレス行く…とか。なくなる…じゃん…?」
えり「!」
咏「そしたら…寂しくないし…楽しいし…私も…その、なんだ」
咏「……おいしいじゃん?」
えり「……………」
なにこの愛らしい生き物
咏ちゃんきゃわわ
えり「……ふ、ふふふ……」クスクス
咏「!?」
えり「あなた、食べたことないでしょう?わたしの、お料理…」クスクス
咏「そ、そうだけど…」
えり「なのに、美味しいって、決め付け……ふふふ…」
咏「えりちゃんの作ったもんが不味いわけねー。知らんけど」
えり「知らないんじゃ、ないですか…」クスクス
咏「知らんし」
えり「あなたは、本当にもう……」
えり「……はぁ。畏まりました。次から咏さんの分のお弁当も作ってきますね」ニコッ
咏「ん……?」
えり「?」
咏「あ、いや…呼び方…」
えり「ぁ……」
えり「……そう、呼んでほしいんでしょう?」
咏「え……まぁ、そう、だけど……」
えり「それとも、こちらの方がよろしいでしょうか。“ご主人様”?」
咏「グハッ!!」
えり「まったく…あなたはわたしになんてことをさせようとしていたんですか」
これは効果抜群ですわ
咏「そ、そりゃ、あんなこと言われちゃやりたくなるっしょ!?」
えり「わかりません」
咏「うぐぐ」
えり「まさか、咏さんがあんな人だったなんて…」
咏「あんなって…」
えり「……ヘンタイ」
咏「グッ!?」グサッ
えり「何をしても良いからって…全員の前で脱がそうとするなんて…」
咏「誤解だー!!」
支援しー
えり「それに…ぁ、あんな……」
咏「今度はなんだよぉ…」
えり「みんなの前で、わ、わたしの…む、むね、まさぐって…///」
咏「あ、あれはちがっ…」
えり「…すけべ」
咏「ぐっはぁーッ!」
えり「あんな恥ずかしい目に合ったの、初めてですよ……」
咏「…………」
えり「…………咏さん?」
咏「……ふ、ふっふーん?そんなことばっかり言ってて良いのかなぁー?」
えり「え?」
一転攻勢
咏「あんとき、普通に感じてたのは誰だー?」ニヤニヤ
えり「あ、あれはっ戒能プロがっ!」
咏「へぇえ~?えりちゃんはあれほど感度が良いエロエロな身体ではないと?」
えり「ぁ、当たり前…っ」
咏「嘘だね」
えり「なっ!?」
咏「あんとき、つい本音が漏れてたねぃえりちゃん……」ニヤニヤ
ほう?
えり「き、記憶にありませんっ」
咏「なんだっけぇ~?私さぁ結構強く胸掴んだんだよ~」
咏「でも、その後えりちゃんなんて言ってた思う~?」ニヤニヤ
えり「な、なにを……」
えり『ぅ…うた、さぁん……///』トロン
えり『もっと、つよくぅ……///』
えり「あっ…ぁ、あぁ…」ワナワナ
咏「いやぁ~えりちゃん…マゾ?」
えり「」
えりりんエロス
えり「……嘘……わたし……そんな……口走ってなんか……」パクパク
咏「いやーまさか。あの針生アナウンサーが、“ドM”なんて」
えり「ち、違っ…!!」
咏「ふぅん?」
えり「戒能プロが、そう!戒能プロのせいです!全部、ぜんぶ……!!」
咏「へぇ?ぜぇんぶかいのんのせいにしちゃうの?」
えり「…じ、事実です」
咏「ふぅぅぅん?」ジー
えり「…~~~っ!!」ムーッ
えむりん
えむりんキタで
咏「でも、かいのんは感度良くしただけっしょ~?」
咏「いや、それさえ違うかも……?」
えり「いーえっ!ぜんぶ、戒能プロです!」
咏「感度を良くしただけで、強くして欲しいなんて…それとこれとは別モノだよねぃ~?」
えり「同じです!」
咏「いーや違うね。やっぱりえりちゃんは…」
えり「や、やめっ…」カタカタ
咏「感度良過ぎのエロエロボディな上にマゾヒストのヘンタイさん♪」
えり「いやぁぁぁあぁあぁッ!!!」
なんもかんもかいのーが悪い
咏(くふふ。あんだけ言われたら、このくらいの仕返しを…)チラッ
えり「…………」
咏「…………」
えり「…………」
咏「……あー、えりちゃん?」
えり「……そう、なんですか……?」
咏「へ?」
えり「戒能プロの、その…か、感度が、上がるって……嘘なんですか……?」
咏「い、いや、知らんけど……」
えり「わたし……そんな……」
咏「………?」
えり「……そんな性癖を……自分が気づかないうちに……?」ワナワナ
咏「」ブハッ
>>185
× えり「戒能プロの、その…か、感度が、上がるって……嘘なんですか……?」
○ えり「戒能プロの、かけた…その…か、感度が、上がるってやつ……嘘なんですか……?」
えり「わたしは…わたし……っ」
咏「え、えりちゃーん…?」
えり「………………」
咏「?」
えり「はむっ」カリッ
咏「!?」
えり「んぐー……むぅっ!」ギリリッ
咏「ちょ、ちょっとえりちゃん!?なに自分の指噛んでるの!?」
えり「あぅ……イタイ……」ナミダメ
咏「ったりめーだろ!?」
④
えり「いや、その…イタイのが、キモチイイのかなって…」
咏「いや…それは……」
えり「でも、イタイだけですよ……全然、気持ちよくなんか…」
咏(そりゃそーだろ…)
えり「でも、これで証明されましたね!」
咏「な、なにが」
えり「わたしは、マゾヒストではありません!」
えり「だって痛いですもん!」
咏(……その理屈わっかんねー……)
えり「……ふふ。やっと落ち着きましたね」
咏「な、なにが」
えり「やっぱりヘンタイさんは咏さんだけ、ということです」
咏「」カチンッ
えり「やはりわたしは戒能プロのせいで…」
咏「試してみる?」
えり「え?」
ガバァッ
えり「きゃあっ!?」
④
えり「ちょ、ちょっと、咏さん!?」
咏「今、ここで私が、えりちゃんの胸を強く揉んで…」
えり「っ!?」
咏「エロい声出したらえりちゃんは……」
えり「なっ、なにを勝手なことを!離してくださいっ!!」ジタバタ
咏「これで証明できるぜ~?えりちゃんがマジでドMか否か」
えり「否!実験の必要も価値もありません!」
咏「いやー、必要はあるんだなー」
えり「なんだと言うんですか!?」
咏「私はどっちにしろ変態呼ばわりされるのに、えりちゃんだけ逃げるのが癪にさわる」
えり「理不尽な!?」
咏「知らんし!」スッ
えり「やっ」ビクッ
咏「…………」
えり「…………っ」プルプル
なんと初心なバカップル
咏「……………」
えり「……………?」
咏「……こういうシチュエーションのときに」
えり「え?」
咏「本気で抵抗して、相手に反撃するのがSで」
咏「反撃よりも自分の身を守ろうとして結局されるがままになるのがMなんだってさ♪」
えり「…………」ポケ
④
すばら
咏「証明、終了~」
えり「…………っ」ワナワナ
咏「ふふ。私に勝とうなど100年早いねぃ」キランッ
えり「……………」
咏「……ん?なんとか言ってみ?」
えり「……い……」
咏「声が小さいぞー?ほぉら、もっと…」
えり「いたいです…ごしゅじんさまぁ……」
咏「」
えり「どいてくださいぃ…」
咏「え、あ、ハイ」ゴソゴソ
えり「…………」
咏「…………」
えり「それで……」
咏「え?」
えり「出し抜くのが、何年でしたっけ?」フフン
咏「」カチンッ
④
咏「テメェっ!演技か!」
えり「なんのことでしょう、ご主人様?」
咏「ぐはっ…」
えり「ふふ…」
咏「お前……やっぱりあのツボもっかい押して言いなりにしてやるーッ!!」シャーッ
えり「えっ!?」ビクッ
咏「おとなしくしろやコラーッ!!」
えり「きゃーっ!?」
4
………………
咏「………アホらしっ」ハァハァ
えり「今更気づきましたか…」ゼェゼェ
咏「なにやってんだか」
えり「本当ですよ」
咏「………はーぁー」
えり「………なんだか、帰りそびれちゃいました」
咏「あん?…明日日曜じゃん。泊まっていきなよ」
えり「……どーも。寝込みを襲ったりしません?」
咏「するかよっ」
えり「安心しました」
咏「…………」
えり「…………」
咏「…………」
えり「……あの」
咏「ん?」
えり「あれ…本気だったんですか?」
咏「……どれ」
えり「…………」
咏『えりちゃん抱いていいのは私だけだからっ!!』
咏「……おお」
咏「……まぁ、そーだよねぃ…」
えり「……そ、ですか……」
咏「…………」
えり「…………」
咏・えり(あれっ)
咏(変な空気になってしまった…)ドキドキ
えり(な、何故……)ドキドキ
支援
支援
咏(ちょ、これは、やばくね?ちょっと…)
えり(うぐ。こっち見てる…やだな、変なこと考えてたらはしたない人だと思われる…)
咏(あ、顔赤くなった…)
えり(やだ、この空気…私…そんな…)
咏(……いいのかな?手、とか握っちゃっても…)
えり(……触れたい、なんて……)
咏「…………」ドキドキ
えり「…………」ドキドキ
ピリリリリッ
咏・えり「!?」ビクゥッ
支援
支援
悶えすぎて鼻血出そう
ひたすらに支援
ピッ
咏「も、もしもーし!」ドキドキ
えり(ばかばかばか!わたしのばか!何考えてるのよ、はしたない!)
咏「あ、か、かいのん?お、おーっ!えりちゃんな元に戻ったぜー!…え?」
良子『ですから、もう一度言いなりにしたい…など。注文ありますか?』
咏「い、いやいやねーよ!無い!まったくこれっぽっちもないっ!」
良子『そうですか…ああ、要件はそれだけです。では…』
ピッ
咏「……なんだ?今の……」
支援
―――――
良子「……だ、そうですよ。はやりさん」
はやり「ふぅーむ。これはこれは……」
良子「ホントにヘタレだったようですね」
はやり「あれだけのこと言っておいて…」
良子「やること済ませていれば大抵」
咏『言いなり?やるやるーっ!今度は……ふふ』キランッ
良子「…みたいな余裕が出ますからね」
はやり「でもま、好都合かな☆」
支援
支援
④
良子「と、いうと?」
はやり「いやー、今日すっごく楽しかったよ!」
良子「こちらこそ。あんなに笑ったのは久しぶりです。いや、本当に」
はやり「それでね、はやりの誕生日にもあーゆーの、お願いしたいなぁ…☆」
良子「ああ、本人さえ捕獲していればお安い御用ですよ。あとは、あーゆう生真面目な人だったら個人的にモチベーションがアップしますが」
はやり「ふふ、えりちゃんで☆」
良子「……くふっ…クククッ……鬼ですか、あなた……」プルプル
はやり「だって楽しいんだもーん☆」
良子「…ふふふ…承知しました、捕獲は頼みます」ニヤリ
はやり「任せて☆」ニヤリ
ええぞ!
支援
えり「」ブルッ
咏「どしたん?えりちゃん」
えり「い、いえ……別に」
えり(急に寒気が…)
おわり
良子(あの二人が春になってもカップル成立していなかったら…私の誕生日にも、やってみますか)ニヤリ
えり「クシュンッ!」
えり(また寒気…風邪でもひいたかな)
乙だねぃ
いい誕生日SSだった
乙乙
眠いと駆け足になる悪い癖
支援読んでくれた方ありがとうございました
おやすみなさい
うたたんいぇい(過去形)
おつ
乙
うたたんイェイ~
おっつ
うたえりはスバラシイ
夜
咏「電気消すよー」
えり「はいー」
パチッ
咏「んしょ…」ゴソゴソ
咏「ふぃー。今日はつかれたー」ポフンッ
えり「私よりはマシだと思いますよ」
咏「そーかぁ?」
えり「一度体験してみてはどうでしょう。…瑞原プロと、拉致されるか否かの本気追いかけっこ」
咏「……んにゃ、遠慮しとくわ」
えり「グッスリ眠れますよ。睡眠薬打たれて」
咏「……お疲れさん」
えり「どうも」
えり「それに比べたら、咏さんの疲れなんて微々たるものでしょう?」
咏「いやー……こんなに騷しい日は久々だよ」
えり「あー…」
咏「はやりんもかいのんも。すこやんもふくよんもさー…叫んだりツッコんだり笑ったり。忙しなかったねぃ」
えり「…思い出に残る日になりましたね」
咏「やーな思い出」
えり「あら、そうですか?」
咏「おーおー、こんなひでぇ誕生日は初めてだよ」
おお
えり「そこまでですか」
咏「そーそー。はちゃめちゃのめちゃくちゃ。来年からはゆっくりと過ごしたいねぃ、誕生日は」
えり「…そうなると、いいですね」
咏「そうしてくれないの?」
えり「え?」
咏「……いーや、なんでもねーや」
えり「……咏さん?」
咏「ん?」
えり「…お誕生日、おめでとうございます」
咏「……………」
④
咏「そういえば、えりちゃんの口からその言葉聞いてなかったねぃ」
えり「そうでしたか?」
咏「そうだよ。日付は…おお、ギリギリ変わってないか。良かった」
えり「日付変わるまでバースディソングでも歌いましょうか?子守唄代わりに」
咏「いらね。ガキくせ」
えり「…ハッピーバースディトゥーユー♪」
咏「お、おい…いいってば」
えり「はいはい」
咏「…………」
えり「…………」
咏「……なぁー、えりちゃん」
えり「はい?」
咏「誕生日って、どう思う?」
えり「誕生日、ですか。…そうですね…」
咏「やっぱりこのくらいの歳になるとさ。どーでも良い気がしちゃうんだよねー」
えり「まぁ…自分の誕生日はそうですね」
咏「…他人なら違うってか?」
えり「ええ。少なくとも、私は」
しえ
④
咏「わかんねー…他人の誕生日に、何か思うことがあるわけ」
えり「はい」
咏「“おめでとう”の気持ちでいっぱいになる、とか?えりちゃんそんなキャラだったっけ?」
えり「違いますよ。あとキャラは関係ありません。…そうじゃなくて…」
えり「感謝…です」
咏「感謝……?」
えり「…生まれてきてくれて、ありがとう」
咏「!」
えり「無事、歳を重ねてくれてありがとう」
えり「なにより…わたしと会ってくれて…ありがとう」
えり「そんな…感謝の気持ち」
咏「……………」
愛が重いねぃ
えり「誕生日は…普段は当たり前の様に感じている、そういうことを、唯一…気づかせてくれる日」
えり「一年で一回の…記念日だと思います」
咏「……………」
えり「……咏さん?」
咏「……………」
えり「……寝ちゃいましたか」
咏「……………」
えり「…おやすみなさい、咏さん」
咏「……………」
咏(……こちらこそ、とか言いたいけど……)
咏(えりちゃんの誕生日まで、とっとこ…そこで、今の反撃すっから)
咏(覚えとけよ?えりちゃん)
おわり
えりちゃんにおめでとうを言わせていなかったのが未練だった
今度こそおやすみなさい
乙だねぃ
乙乙
えりちゃんの誕生日が判明する日は来るのだろうか
おつー
うたたんイェイ~
おつ
てす
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
乙っす!
乙だねぃ イェイッ
乙
うたたんイェイ~
てす
乙乙
うたたんイェイ~
よかった乙
おつおつ
うたたんイェイ
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