博士邸

博士「それで、大丈夫なのかね？ﾊﾞｰｰｰﾛｰｰ君は？」

灰原「さぁ…今は寝室で寝かせてるけど…かなり熱かったわ」

博士「心配じゃのぉ…」

灰原「……」

　　　　　　　　　寝室

コナン「……」

(ったく…なんで熱なんて…)

灰原「工藤君？」ガチャ

コナン「あ…灰原…ごほっげほっ」

灰原「ったく…無理しちゃだめよ」

コナン「あぁ…わぁってる」

灰原「ほら、熱測るわよ」

コナン「ああ…わかった…」


　　　　　　　　　　　　　　数分後


コナン「……」

ぴぴぴぴ

灰原「あ、なったわね！」ピッ

灰原「…４０°５…」

コナン「……」

灰原「どうやら寝たみたいね…そうだ、今日の夕食の材料買ってこよう…」ガチャン

灰原「博士〜ちょっと夕食の材料買ってくるわね」

博士「お〜う！ﾊﾞｰｰｰﾛｰｰ」

灰原「ちょっと！？さっきからふざけないでよ！」

博士「すまんのぉ…ふざけてないと心配になってくるんじゃ…」

灰原「ったく！じゃあ、行ってくるわね〜」ガチャッ

博士「…しんいち…」

ニュース　つづいてのニュースです。最近、米花町では小学生女子誘拐事件が多発しており…

博士「危険じゃのぉ…」ずずっ…


　　　　　　　　　　寝室

コナン「…ん…あれ俺いつの間に…寝てたのか…は、灰原は…」


　　　　　　　　　外

灰原「〜♪」

？「はぁ…はぁ…ふ…ふぇふぇ…はははぁ…はぁ」

灰原「…(誰かがつけてるような感じがするわ…)」チラッ


灰原「…誰もいないわね…。気のせいね！〜♪」

？「へへ…ふふ…」

灰原「！？」

？「いただきま〜すぅ！」だだだだだだだ

灰原「きっきゃぁああああああああああああああああああああああああ」

？「待ってよぅ！へへへへへへへへへへへ」

灰原「ま、まさか最近ニュースでやってる…小学生…女子誘拐事件！？の犯人！？」だだだだだ

？「うぁ〜い＾＾僕のこと知ってたんだぁ！まさに運命〜＾＾」だだだだ

灰原「きゃぁああああああああ！」ピッテレレレレ

お願い工藤君…でて！！

　　　　　寝室

コナン「…ん？電話？」ピッ

コナン「はい」

灰原「く、工藤君！？」

コナン「灰原…どしたんだ」

灰原「た、助けてぇええええええええええええええええええええええ！！」

コナン「！？」

灰原「さ、最近ニュースでやってる、小学生女子誘拐事件の犯人に追いかけられてるの！！きっきゃぁああああああああああああ」

コナン「お、落ち着けぇ！！今すぐ俺が行く！！！場所はどこだぁ！？」

灰原「べ、米花町三丁目よぉ！！」

コナン「わぁった！待ってろぉ！！」ピッ



　　　　　　　　　　米花町三丁目

灰原「はぁっはぁっはぁっ」たったったっ

犯人「ふへへ〜弱ってる弱ってる〜疲れたんでしょう？へへ！やったね＾＾これでおじさんと一緒にいられるね」

灰原「きっきゃぁああああああああああ！あっ」ドサッ

犯人「あらら〜大丈夫？転んじゃって〜僕が手当てしてあげるよぉ〜＾＾」

灰原「ふぇっ…くど…君！うぇっグスンッ」

犯人「泣くならこの、僕の胸のなかでな…！！！！！」

　　どっかぁああああああああああああああああああああああああああん

灰原「！？」（サッカーボール？ってことはまさか！？）チラッ

コナン「はぁ…はぁ…だ、大丈夫か？灰原…」

灰原「工藤君！！」

コナン「だ、大丈夫だ…犯人は…捕まる…警察…呼んだ……」

灰原「そ、そう…よ、よかった…」

コナン「あ、あぁ…ほ…とうに…よか…」クラッバタンッ

灰原「く、工藤君！？しっかりしなさい！？工藤君！工藤君！しっかりしてぇ！！」

コナン「……灰原…」

灰原「な、何？」

コナン「お…れ…。・・・・・・・・・・・」

灰原「工藤君！？しっかりしてぇえええええええええええええええええええ！！」

こうして犯人は捕まった
俺はその後、どんどん薄れていく意識の中で、そのまま救急車に乗った。
しかし、救急車が病院についた瞬間、俺は意識を失った…

　

　　　　　　　　〜翌日〜

コナン「…ん…俺…あ、そっか…あの後倒れて…」

灰原「く、工藤君！」

コナン「灰原…」

灰原「よ、よかったぁああああああああああああああああああああああ」ぎゅっ

コナン「/////////////////」

まぁ、俺も最後はよかった。エンド