とある街の鉄塔の上にその少年はいた
「ん〜っ!ここは気持ちいいな……おっとそろそろ行かなくちゃ」
「行くよ、ウーゴくん」
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期待!期待!
この世界には魔法が存在する
また火や水、熱や霧などを操るアイテムも存在する
“金属器”それは使う人間次第で世界を闇に染める
キーンコーン
ヤムライハ「あらもう時間、次の授業は魔装の歴史です」
男子A「俺はヤム先生派かな」
男子B「いやいや中等部のマリアムちゃんだろ」
カシム「妹に手出したら…[ピーーー]」
アリババ「落ち着け」
男子C「やっぱりアリババは学園生徒会の白紅姉妹か?」
アリババ「白瑛先輩と紅玉か…なんかいまいちよく知らないんだよな…」
中等部
マリアム「それでねお兄ちゃんがね…モルさん聞いてる?」
モルジアナ「え!?あぁすいません考え事をしていました…すいません」
マリアム「珍しいねモルさんが考え事なんていつもは…楽しそうにニコニコ聞いてくれるのに」
モルジアナ「実は先日痴漢というのにあいまして」
マリアム「うわぁ…ちゃんと手加減した?」
モルジアナ「いえ、それが…私が手を出す前におそらく高等部の方が」
「おい、女の子一人になにしようってんだ!」
モルジアナ「そう言って一人で片付けてしまって…お礼したいんですが…どなたなのかわからないんです」
マリアム「顔とか見なかったの?」
モルジアナ「それが後ろ姿だけなので金髪の方としか…」
マリアム「一人お兄ちゃんの友達にものっすっごいお人好しがいるの…その人かも」
モルジアナ「実際に声を聞けばわかるかと」
マリアム「あ〜うん、お兄ちゃんに頼んでみる」
カシマリ自宅
カシム「……あのお人好しの馬鹿野郎にね」
マリアム「声聞けばわかるから会わせてあげれない?」
カシム「……アイツ携帯持ってないよな…はぁ…分かったなんとかしてみるよ」
マリアム「お兄ちゃん大好き♪」
_________
「運命の歯車が噛み合った…運命が動き始める…僕はなんとか彼に接触してみようかな…」
眠いお休み次回明日来れれば明日投下します
面白そう
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