ほのか「エリート塩饅頭って知ってる?」 (26)
ほのか「大晦日ガキ使見たー?それでエリート塩饅頭っていうのがでてきたんだけどさー」
うみ「ああ知ってます。ちょっと気持ち悪かったですね。」
ことり「ガキ使見たよー。私もちょっと引いたかな・・・」
ほのか「あの饅頭うちでもやってみようかなと思ってるからガキ使見た二人に意見聞こうと思って!」
うみ・ことり「え!?」
うみもガキ使観てるのか
支援
ほのか「どうかなぁ・・・私はあれいいと思ってさ」
うみ「でも誰の汗を使うんです?」
ことり「確かにそれが重要だよね・・・」
ほのか「もちろん言い出したのは私だし私の汗で作ってお店に出すよ」
うみ・ことり「!?」
ほのか「で、どうかなエリート塩饅頭。売れるかなー」
うみ「私はすごくいいと思います!」
ことり「私もいいアイデアだと思うよほのかちゃん!」
ほのか「え、でもさっき気持ち悪いって言ってなかった?」
うみ「そんなこと言ってないです」
ことり「私も言った記憶ないけど・・・気のせいじゃない?」
ほのか「そっかぁ。ならいいけど」
ハアハア
ほのか「とりあえず試作してみるから店に出す前に味見してくれるかな?」
うみ「分かりました。」
ことり「分かったよ!」
3日後
ほのか「いやーかなり大変だねエリート塩饅頭作るの」
うみ「どうでした?できました?」
ことり「どうだったの?」
ほのか「ガキ使でもサウナにずっと入って汗をかきまくってやっとエリート塩饅頭ができてたじゃん?」
ほのか「でもうちにサウナなんて無いし。仕方が無いからランニングして汗かいたけどサウナほどかけるはずもなく」
ほのか「結局人作るのが限界だったんだ。こりゃ店に出すのは無理だねー」
うみ「一つ・・・ですか・・・」
ことり「一つ・・・一つ。」
結局一つ作るのが
さぁ 地獄の争奪戦の始まりだ
半分こしろよサイコレズども
ほのか「せっかくだしどっちか食べる?」
うみ「そうですね。私は食べたいです。」
ことり「私も食べたい!」
ほのか「うーん。二人とも食べたいのかー。どうしよう」
うみ「ではここは公平に弓道で決めるというのは?」
ことり「うみちゃんそれ全然公平じゃない!」
ほのキチ
ジャッカス観てから言え
ほのか「困ったなー」
うみ「どうしましょう。」
ことり「うーん。」
ほのか「あ、半分こすればいいんじゃない?」
うみ「確かにそれが平和的ですね」
ことり「私もそれでいいかなぁ」
ほのか「うんそうしよっか。はい半分こ!」
うみ「ありがとうございます。いただきます。はぁ・・・」
ことり「わぁ・・・おいしそう・・・」
うみ「おいしいです!」モグモグ
うみ(これはほのかの汗ほのかの汗ほのかの汗はぁはぁはぁはぁ・・・)
ことり「おいしい。おいしいよほのかちゃん!」ムシャムシャ
ことり(これはほのかちゃんの汗・・・つまりほのかちゃん自体・・・私の体にほのかちゃん侵入・・・それはつまり合体・・・一心同体・・・ほのかちゃんと・・・)
こいつら精神状態おかしい…
こないだ似たのみた
海未ちゃん俺の超エリートカルピス饅頭も食べない?
うみ「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。」
ことり「これもう作れない?」
ほのか「もうきついかなー。ランニングして汗ためるのきつくて」
ことり「残念」
うみ「まあこんな素晴らしい物を食べれただけ良かったとしましょうことり」
ほのか「二人ともおいしいって言ってくれてありがとね!じゃあまた明日!」
うみ・ことり「また明日~」
ほのか「ただいまー」
ほのか母「おかえりほのか。おやつ買ってあるわよ」
ほのか「うんありがとー」
ほのか「あれ・・・商品試作棚に饅頭が一つある・・・お母さんなにこれ?新商品?」
ほのか母「何言ってるの。それはあんたが作ったやつでしょ。テレビかなんだか知らないけどエリート塩饅頭?作るって張り切ってたじゃない」
ほのか「じゃあ今日持っていった饅頭は・・・」
ほのか母「パパも馬鹿みたいにテレビ見ながら大笑いしてそのエリート塩饅頭?作ってたわね。なんなのよエリート塩饅頭って」
パパ羨ましすぎだろ
穂乃果の素だからセーフ
ほのか「そういえば私の饅頭試作棚に置いたはずなのに朝キッチンに置いたあった饅頭持って家出たっけ・・・あれパパだったのか」
ほのか「遅刻しそうであわててたから間違えちゃったけど同じエリート塩饅頭だし問題無いよね!」
うみ自宅にて
うみ「はぁはぁほのかぁ・・・忘れられないあの味・・・また食べたいです」
ことり自宅にて
ことり「ほのかちゃんほのかちゃんほのかちゃん・・・あの饅頭また作ってくれないかなぁ」
ガラッ
にこ「ほのかいるー?」
ほのか「にこちゃん!?どうしたのいきなり」
にこ「どうしたもなにもあんた部室に携帯忘れてたから届けに来たのよ。」
ほのか「わぁ危ない!ほんとありがとうにこちゃん!」
ほのか「あ、お礼にこの試作饅頭食べてかない?ライブの練習後でお腹減ってるでしょ?」
にこ「くれるって言うなら貰うわね。私あまり時間ないからもう行くわね。お邪魔しました。」
ほのか「急いでるのにわざわざごめんねー。ありがとー」
にこ「ちょっと肌寒くなってきたわね・・・」トコトコ
にこ「あ、そういえばさっき貰った饅頭でも食べましょうかねせっかくだし」
にこ「うん。まあまあいけるわね」パクッ
お わ り
にこが咀嚼した穂乃果のエリート塩饅頭
おいしい
このSSまとめへのコメント
たどたどしい文章で可愛い