和「月が綺麗ですね」咲「えっ?」(59)
咲「……えっ!?」
和「どうしました?」
咲「いや、えっと……。その……うぅ……」モジモジ
和「……?」
咲「あの……今、何て言ったの……?」
和「月が綺麗ですね、と言いましたけど」
咲「そ、そうなんだ……///」
誰この文学少女
ふむ
……
咲「つきがきれいですね?」
照「うん。夏目漱石って人がね、I love youをそう訳したんだよ」
咲「へ~、なんで?」
照「日本人の奥ゆかしさを表現……って感じかな?夏目漱石がロマンチストだった、ということもあるのかも」
咲「ふ~ん。つきがきれいですね、かあ……」
月が綺麗ですね=SEXしようだと思ってた・・・
和月が綺麗ですね?
照「同じようにね、二葉亭四迷って人は『わたし、死んでもいいわ』って訳したらしいよ」
咲「え~!?死んじゃダメだよ~」
照「ふふっ、そうだね。でもそれくらい愛してるってことだよ」
咲「なるほどー。お姉ちゃんは物知りだねっ!」
照「それほどでもないよ。……咲にもいつか、そういう風に言ってくれる人が見つかるといいね」ナデナデ
咲「うんっ!」
かわいい
ちょっと文学少女と月見てくるわ
>>6
京太郎「武装錬金!」
支援
ものごっつう支援
……
咲(えっと、えーっと……)
咲(月が綺麗=I love youってことだよね?)
咲(や、やっぱりこれって……そういうこと、なんだよね?)
咲(の、和ちゃんが私を……///)
咲(きゅっ、急過ぎるよ!た、確かに二人きりの帰り道で良い雰囲気だなあとは思ってたけど……///)
和「咲さん?」
咲「ひゃいっ!?」ビクッ
和「大丈夫ですか?何だか顔が赤いですけど……」
咲「だ、だだだ大丈夫だよっ!」
和「そうですか……?声も何だか震えてますよ?」
咲「き、気のせいだよ!」
和「う~ん……」
咲(うう~、気恥ずかしくて和ちゃんの顔を見れないよぉ……///)
百合豚死ね
どこぞと違ってこれは綺麗な咲さん
和「……」
咲(でも、ずっとこうしてちゃダメだよね……うん)
和「……」
咲(和ちゃんはその……私にこ、告白してくれたわけなんだから)
和「……」
咲(そう、早くへ、返事をしなきゃ失礼だよね……)
④
和「咲さん」
咲(私の和ちゃんへの返事……和ちゃんへの想い……)
和「咲さん?」
咲(和ちゃんは勇気を出して言ってくれたんだから、私もしっかりと伝えなきゃ!)
和「咲さんっ!」
咲「わあっ!?」
綺麗な咲さんは逆に新鮮
支援
百合豚死ねよ
和「もう、さっきから立ち止まってどうしたんですか?」
咲「えっ、あれ……?」
咲(考えてるうちに立ち止まっちゃってたんだ……)
和「咲さん、やっぱりちょっと変ですよ?」
咲「ご、ごめん……」
和「あっ、もしかして……咲さん、ちょっと失礼します」スッ
咲「へっ?」
しえ
コツンッ
咲「わっ、わわわわ!?」
和「う~ん……」
咲(の、和ちゃんの額と私の額がくっついて……!)
和「熱はなさそうですね……」
咲(ち、近いよ和ちゃん!///)
和「でも、ひょっとしたら風邪を引き始めてるのかもしれません。最近寒いですし……」
シエンスルデー
文脈的には「(あなたと見ると)月が綺麗ですね」なんだよな
咲「か、風邪なんて引いてないよ?」
咲(顔が赤いのは和ちゃんのせいだし……///)
和「いえ、酷くなってはいけません。急いで帰りましょう」グイッ
咲「あ……」
咲(和ちゃん、手を……///)
和「咲さん、寒くないですか?私の上着とマフラー貸しましょうか?」
咲「う、ううんっ!そこまでしなくても平気だよ!」
咲さんは文学少女
和「そうですか……」
咲「……」
咲(和ちゃん、やっぱり優しいなあ)
咲(……あったかい)ギュッ
和「咲さん、もうすぐ着きますよ……咲さん?」
咲(……うん、和ちゃんに伝えなきゃ。私の気持ちを……)
キ…キマシ……
勝手に咲をレズにしてる百合豚
公式は京咲幼なじみカプだから死ね
咲「和ちゃんっ!」
和「はい?どうかしましたか?」
咲「あ、あの……あの、ね?」モジモジ
和「……?」
咲(和ちゃんは『月が綺麗ですね』って言ってくれたんだから、私は言うべきなのはやっぱりアレだよね……?)
和「咲さん、あの」
咲「和ちゃん、私……わたし、死んでもいいよっ!」
咲さんかわいい
咲と京太郎は幼馴染じゃないんだよなぁ
ニワカかなにか?
文学少女にこう言えば効果があるのか
ちょっと試してくるわ
百合豚は本質的には腐女子と同じ存在
和「……へ?」
咲「……///」
和「咲、さん……?」
咲(言っちゃった言っちゃった!は、恥ずかしいよお……///)
咲(和ちゃん、聞こえてたよね?えへへ、これで私と和ちゃんは恋人ど――――)
和「な、何言ってるんですか!」
咲「……えっ?」
シエン
しえ
和「死んでもいい、なんて冗談でも言ったらダメです!そんな悲しいこと、言わないで下さい……!」
咲「えっ、あれ?」
和「や、やっぱり咲さんは体調が悪いんですよ。だからいきなりそんなことを……早く帰って休みましょう!」
咲「ま、待って和ちゃん、ちが……」
和「ほらほら、帰りましょう!」グイグイ
咲「……あれー?」ズルズル
理系には通じない文学少女脳
和月が綺麗に見えて二度見した
……
咲「はあ……」ドサッ
咲「……う~」ゴロゴロ
咲「和ちゃん、ひょっとして普通に月が綺麗だったからああ言っただけなのかな……?」
咲「そうだとしたら、私って……」
咲「…………」
咲「うううぅ~~~~っ!///」バタバタ
咲(か、勘違いしちゃった挙げ句自分から告白って……は、恥ずかしいなんてレベルじゃないよおっ!///)バタバタ
CO2排出量増加による地球温暖化は常識だね?
そう、常識だ。いや、常識だと多くの人々が思っている。だが、実はCO2が地球温暖化の原因だという証拠は無いんだよ。
そもそも地球温暖化という現象は仮説に過ぎない。そう主張する人も少なくない。
ふっ、どうも私は口下手で困るよ。つまり常識を疑えということだ。
そう、君の中の常識・・・要は危険だ。美しいが要は危険だ。素敵だが。その危険だの部分を疑うんだ。
よく見てごらん。考えてごらん。私は美しくて素敵だ。だが危険かい?
離せないな。なぜなら、月がとっても綺麗だから。
ふふ、夏目漱石は天才だ。彼はある英文をそんな風に翻訳したんだよ。アイラブユー。分かるよね?
……
和「はあ……」ドサッ
和「咲さん、何でいきなりあんなことを……体調が悪いからってことにして帰したけど、やっぱり変……」
和「いえ、咲さんの言動がおかしくなったのはその前から……一体何が原因で……」
和「…………」
和「……あっ!?そ、そういえばっ!」ガバッ
……
咲「はあ……何だか疲れちゃったなあ」
咲「和ちゃん……」
ブブブー
咲「ひゃっ!?あっ、メールか」
咲「誰からだろ……えっと……」
咲「…………」
咲「……えへへへ///」パタパタ
From:和ちゃん
Sub:言い直させて下さい
咲さん、月が綺麗ですね
おしまい
咲さん可愛い!
おつー
可愛かった
乙!
乙
二度と書くな百合豚
こんなクソかわいい咲さん書いて誇らしく無いの?
乙ー
おつん
乙
また書いてくれると嬉しいな(チラッ)
いい咲和だった
乙乙
>>44
こんなところでストパニがお目に掛かれるとは思わなかったわwww
乙
どうせならメールじゃなくて朧月夜まで行ってほしかったな
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません