螢「何に使うんですか?」
小鞠「……ご飯食べたくて。ここ数日お水しか飲んでないの」
螢「わかりました。でも、ただでお金を渡すというわけにもいかないので……」
小鞠「お洋服持ってきたんだけど、これでどうかな……?」
螢「私にはサイズが合いませんが、一応受け取っておきます」
小鞠「そ、それでお金は……?」
螢「一着一万円。下着は三万円。合計で……十八万円でどうですか?」
小鞠「えぇっ!?」
螢「安かったですか?」
小鞠「そ、そんな大金貰えないよ蛍……。1800円でいいよ」
螢「それは安過ぎる気もしますが、センパイがそれでいいというのであれば……。どうぞ」
小鞠「ありがとう……」
糞スレさげ
続けろ
(・_・;
小鞠「くーださーいなー」
駄菓子屋「おう。何を買うんだ?」
小鞠「チョコとコーヒー牛乳を下さい」
駄菓子屋「へぇ、随分と豪勢じゃないか」
小鞠「えへへ」
駄菓子屋「ほら」
小鞠「ありがとうございます」
駄菓子屋「どうする?中で食ってくか?れんげもいるぞ」
小鞠「それじゃあお邪魔します」
ほす
れんげ「あっ、こまちゃん」
小鞠「れんげは何してたの?」
れんげ「テレビを見てたのん」
駄菓子屋「この曜日のこの時間はれんげの好きな番組をやってるらしくてな。学校帰りによくここに寄って見てんだよ」
小鞠「そうなんだ」
れんげ「こまちゃん、そういえば何で学校に来ないん?」
小鞠「……」
保守&期待
れんげ「ねえ、こまちゃん」
駄菓子屋「れんげ、グレートマン。な?」
れんげ「そうだったのん。もうCM明けてたのん」
小鞠「……」
駄菓子屋「……ほら、これやるよ」
小鞠「……これは?」
駄菓子屋「チョコだけじゃ腹いっぱいにはならないだろ。食えよ」
小鞠「……ありがとうございます」
ほたるんに養ってもらえよ
ほしゆ
れんげ「……うちもおうどん食べたいん」
駄菓子屋「お前は家で食えるだろ」
れんげ「こまちゃんは家で食べられないん?」
小鞠「……」
駄菓子屋「あー、もう。じゃあ一穂先輩に電話入れるからお前もここで食ってけ」
れんげ「うちもこまちゃんと同じ、銀の器で温める天麩羅が乗った奴がいいのん」
駄菓子屋「はいはい。ちょっと待っとけ。今用意するから」
小鞠「……ちゅるちゅる」
れんげ「じーっ……」
小鞠「な、何?れんげ」
れんげ「こまちゃん、痩せたのん?」
小鞠「だ、ダイエットしてるから。お姉さんにもなると美容にも気を使うっていうか」
れんげ「でも、具合悪そうに見えるのん……」
小鞠「……」
ほ
なぜこんな話を
赤髪はどうした
駄菓子屋「れんげー、できたぞー。……って、小鞠はどこ行ったんだ?」
れんげ「おうごん食べたら帰ったのん。ご馳走様って言ってたのん」
駄菓子屋「そっか」
れんげ「あ、あとこれ。おうどんの代金だって置いてったのん」
駄菓子屋「あいつっ……!余計な気を使わなくたっていいのに……!」
れんげ「駄菓子屋ー、おうどんー」
駄菓子屋「お、おう。ほれ。熱いから気をつけてな」
れんげ「わかってますのん」
駄菓子屋「……」
泣いた
わかってますのんwww
なっつんはどうなってるの?
早くほたると円光するとこまで書けや
いい
小鞠(まだ1500円以上もある……)
小鞠(あと何日ご飯食べられるかな……)
小鞠(はぁ……)
このみ「あっ、小鞠ちゃん。どうしてるの最近」
小鞠「あっ……うぅ……」ダッ
このみ「ちょっ、どうして逃げるかな……」
小鞠(思わず逃げてきちゃった……)
灼「オカルト?ああ、玄のドラ?」
憧「違うわよ」
玄「今はそういう話をしているのではないのです」
灼「・・・?」
憧「疑問に思ったことはない?しずの服装について」
灼「・・・ジャージ?」
玄「それだけではないのです!」
誤爆ったのでこのスレはこのまま落として下さい
すみませんでした
いいから続けてくれ
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| / _/ ,/⌒)、,ヽ_ \ | / \_ノ
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えええ!?
いいから続きを
灼「校則には違反してないと思・・・。サマーセーターとか着てる子も多いし・・・」
憧「そういう問題じゃないのよ。しずの下、何も穿いてないあの状態で、あの短いジャージの裾!」
玄「大事なあそこが見えそうで見えないのはおかしいのです!実際、灼ちゃんも見えるんじゃないかと期待して目で追った事もあるんじゃないですか?」
灼「そ、それは・・・///」
憧「責めるつもりはないわ。あんな見えそうで見えないのを目で追うのは当然だからね」
灼「うぅ・・・///」
玄「まあ、それであのジャージャの裾なのですが、おかしいのです」
灼「おかしい・・・?」
そっちじゃねぇよ!
小鞠(はぁ…はぁ…結局、今住んでる廃神社まで逃げてきちゃった…)
小鞠(前住んでた秘密基地は、知らないおじさんが住み着いてたるんだもんな…)
小鞠(夏海との思い出の詰まった秘密基地…)
小鞠(まあ、この神社もボロボロだけど雨風はしのげるし、色々と残ってる道具があるから便利といえば便利なんだけど)
小鞠(このみちゃん、いきなり逃げて怒ってないかな…)
小鞠(でも、あれこれ心配されるよりは…)
このみ「お邪魔しまーす」
小鞠「!?」
このみ「小鞠ちゃん、ここに住んでたんだー」
小鞠「何でここに……」
このみ「何でって、追いかけてきたからに決まってるでしょ。小鞠ちゃんは天然だなー」
小鞠「……か、帰って」
このみ「そんな、つれないこと言わないでよ。そもそもここ、小鞠ちゃんの家ってわけじゃないでしょ?」
小鞠「……」
おお!
このみ「小鞠ちゃんも大変だよねー。お兄さんも妹もお母さんも、家族全員入院だなんて」
小鞠「……」
このみ「なんでうちに来なかったの?うちのお父さんもお母さんも小鞠ちゃんを養子として迎え入れるのに賛成してくれてたのに」
小鞠「だって……」
このみ「だって何?どうしたの?」
小鞠「それって、このみちゃんのお嫁さんとしてでしょ」
このみ「あはは、当たり前じゃないそんなの。何の為に私が小鞠ちゃんの家族を……あっ」
小鞠「えっ?」
このみ「おっと、失言だった。とにかく、こんなボロ神社なんかで生活するのも大変でしょ?うちにおいでよ。ご飯だって満足に食べれてないんでしょ?」
小鞠「このみちゃん、さっき、何て……」
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