さやか「上履きがない…」(132)
まどか「どうしたの?さやかちゃん」
さやか「あ、いや、上履き持ってかえったんだけど今日わすれちゃってさー」
まどか「そうなの?さやかちゃんったらおっちょこちょいなんだからー」ティヒヒ
仁美「あら、さやかさんらしいですわね」
さやか「なんだとー」プンスカ
さやか「もうっ、じゃああたしちょっと職員室でスリッパ借りてくるね」
さやか「先行ってていいからー」タッ
まどか「うん、じゃあねー」
仁美「また教室で」
まどか「……」
さやか(…いじめ…なのかな?)
さやか(いやいや、誰かが間違えて履いってっちゃったのかもしれないし)
さやか(でもまどか達には心配させたくないよね)
さやか「っと、職員室だ」
さやか「失礼しまーす」ガラッ
さやか「すみませーん、スリッパ貸してくださーい」
早乙女「あら、美樹さんどうしたの?」
さやか「いや、上履き忘れちゃって」
早乙女「そうなの?今度から気をつけなさいね」
早乙女「はい、スリッパ」
さやか「ありがとうございます」
さやか「失礼しましたー」ガララ
ごめん俺が持って帰ってクンカクンカしてる
さやか「ん、もうすぐHRだ」
さやか「もうみんな登校して教室にいるよね」
さやか「一応、誰か間違えて履いていってないか確かめよ」
さやか「えーっと、あっ1つあった」
さやか「ん、ほむらのじゃん」
さやか「そーいや今日はほむらから待ち合わせに待ってて無くていいってメール着てたんだっけ」
さやか「てっきり遅れてくるかと思ったけど先に来てたとはなー」
さやか「あたしの下駄箱は美樹だから一番最後、ほむらは転校生だから下駄箱は空いてるあたしの下」
さやか「近いから間違えちゃったんだね、名探偵さやかちゃんにはわかったよ」ウンウン
さやか「まったくほむらったらー」
ほむら「一人で何言ってるの、さやか」
恭介がサヤニーしてる説
さやか「ほ、ほむら!?」
さやか「どうしたの?先に学校に来てたんじゃないの?」
ほむら「なにいってるの、今朝待ってなくていいってメールしたじゃない」
さやか「そ、そうだけど…(ほむらが間違えたんじゃなかったんだ…)」
ほむら「それより…なんで私の上履きを持ってるの?」
さやか「そ、それは…」
ほむら「まさか、私の上履きにイタズラなんてしようとしてたんじゃないでしょうね」
さやか「…っ、そ、そんなわけないじゃーん」
ほむら「そうよね、あなたはそんな陰湿なことしないわよね」クス
さやか「そうだよー、冗談きついなー」ハハ
>>5
俺恭介だけど、さやかは頼めばヤらせてくれるからサヤニーなんてしないよ
こんな時間から投下とな
がんばれ
さやか「そうだ!あんた遅れてきたんじゃないの?」
さやか「もうHR始まるよ!」
ほむら「!そうね」
さやか「急ごっ」タッ
ほむら「ええ」タッ
ほむら「……」
ガララ
早乙女「美樹さん、暁美さんギリギリですよ」
さやか「すみませーん」
ほむら「すみません」
早乙女「暁美さんがギリギリなんて珍しいわね」
ほむら「ちょっと寝坊してしまって…」
早乙女「夜更かしもほどほどにするように」
ほむら「はい」
早乙女「では席について、HRをはじめます」
早乙女「いい年齢してゲームにはまってる男は~」
ゲームくらい良いだろ!?
放課後
さやか(特に何もなく学校が終わった)
さやか(クラスメイトにスリッパのこと一々説明するのは面倒くさかったけど)
さやか(クラスメイトにいじめをする人なんているとは思えないし)
さやか(やっぱりあたしの勘違いなのかなー)
さやか「よーし、帰ろー」
仁美「ごめんなさい、今日も稽古事の都合で家の車を待たせているので」
さやか「今日も?じゃあまたねー」フリフリ
仁美「はい、また明日」
ティヒヒ
さやか「じゃ、まどか帰えろっか」
まどか「あ…ごめんねさやかちゃん、これからちょっとほむらちゃんと用事があるの」
さやか「んー?浮気かー、そんなやつはこうだー」コショコショ
まどか「うぇひひひ、くすぐったいよさやかちゃん」
さやか「はっ」
まどか「…?」
さやか「うらやましいですわ。もうお二人の間に割り込む余地なんて、ないんですのね~!!」 ダッ
まどか「はは、仁美ちゃんじゃないんだから…」
ショッピングモール
さやか(まどか達と帰れなくてちょうど良かったかも…)
さやか(結局新しい上履き買うことになったし、くそー思わぬ出費!)
さやか(それにしてもまどかとほむらがあたしに言えない用事ねー)
さやか(ほむらがまどかに何かと気にかけてるのはなんとなく分かってたけど…)
さやか(こりゃ、本当に二人は付き合ってたりしてー)
さやか(はは、そりゃないか)
さやか(上履き買ったせいでCD買えなかったけど、恭介のお見舞いでも行こうかな)
さやか(あ、いつものカフェまどかとほむらがいる)
まどか『……!……』
ほむら『…………』クスクス
さやか(二人とも楽しそうだな…)
さやか(あたしも一緒じゃダメだったのかな…)
さやか(仲間はずれ…?)
さやか(いやいや、二人がそんなことするはずない!)
さやか(友達が仲良くしてるのにこんなこと思うなんて)
さやか(あたし…嫌な子だ…)
さやか(………)
さやか(なんか見つかったら気まずいしさっさと恭介のとこ行こっと)
この時間からか
少し前 カフェ
ほむら「それで、なにか相談かしらまどか」
まどか「うん、さやかちゃんのことなんだけど…」
まどか「今朝さやかちゃんの上履きがなくなってて、さやかちゃんは忘れたって言ってたけど」
まどか「さやかちゃんは昨日上履きなんて持ち帰ってないし…」
まどか「なにか誤魔化してる感じだったの…」
ほむら(………)
ほむら「いじめにあってるかもって?」
まどか「う、うん」
ほむら「少し考えすぎじゃないかしら、誰かの軽いイタズラかもしれないし」
まどか「そ、そんなイタズラでも!…お、大声出してごめんね」アセアセ
まどか「……」
まどか「あのね、私小学生の頃いじめられてたんだ…」
頭がティロティロしてきた
ほむら「…!」
まどか「そんな大きないじめじゃないんだけど、上履きや教科書隠されたり」
ほむら(いじめてた奴ら全員血祭りにあげたいわ)
まどか「そのとき私は転校してきたばっかりで友達もいなくて」
ほむら(………)
まどか「とっても嫌な気持ちになって、学校も行きたくなくって」
まどか「でもさやかちゃんが助けてくれたんだ」
ほむら「………」
まどか「だから、さやかちゃんにはそんな気持ちになって欲しく無くって」
まどか「今度は私がさやかちゃんを助けられたらって」
まどか「でも、私一人じゃなんにもできないからほむらちゃんに協力してもらえたらなって」
まどか「だ、だめかな?やっぱり大げさだったよね…」
ヤンデレまどっちではなかったか
ほむら「やっぱりまどかはやさしいわね」
ほむら「いいわよ、今度またさやかになにかあったら協力させてもらうわ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」
まどか「あのね、さやかちゃんは元気でちょっとお馬鹿な子だけど」
まどか「なんでも一人で背負い込んじゃって内心はそんなに強くないの」
ほむら(知ってるわ…何度も見てきたもの、苦しむあの子を)
ほむら「それにしてもまどかはさやかのことが大好きなのね」
まどか「そ、そんな!私は友達として…!」
ほむら「あら、友達としての大好きって意味で言ったつもりだったのだけど」クスクス
まどか「~~~」///
ほむら(…嫉妬してしまうわね、さやかに)
良い話そうでよかった
病室
ガララ
恭介「やあ、さやかかい」
さやか「うん…」
さやか「ごめんね今日はCDないけど…」
恭介「さやかが来てくれるだけで嬉しいよ、入院生活は退屈でね」
恭介「話し相手が欲しいんだ」
さやか「…そっか」
恭介「…?なにかあったのかい、さやか」
さやか「え…なんで?」
恭介「なんでって、いつもと様子がおかしかったから…」
さやか「そ、そう?別に大したことじゃないよ」
恭介「そうかい?でもなにかあったら僕頼ってもいいんだよ、こんな僕でもなにかできるかもしれないし」
シャフオかと思った
さやか「わかった、本当に困ったら相談するよ」
恭介「うん」
コンコン
ナース「上条くーん、検査の時間よ」
恭介「あ、はい」
さやか「あ、じゃあそろそろあたしは帰るね」
恭介「うん、じゃあねさやか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰り道
さやか(こんなことで落ち込んでちゃダメだよね)
さやか(それにしてもあたしってそんなに顔に出やすいかなー)
オワコン小説の設定じゃないっすか
翌日
さやか「おっはよー」
まどか「おはよう、さやかちゃん」
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
さやか「今日は寝坊じゃないんだね、ほむら」ニヒヒ
ほむら「私が二連続で寝坊するわけ無いじゃない」ファサ
さやか「そっかそっか、じゃあいこっかー」
支援
下駄箱
仁美「さやかさん、今日は上履き忘れませんでしたか?」
さやか「あたしが二連続で忘れるわけ無いじゃない」スカッ
ほむら「私の真似かしら」イラッ
まどか「うぇひひ」
さやか「ほら、今日はちゃんと持ってきたぞー」
まどか(……上履き…新品だ…)
>>24
この恭介は良い恭介とみた
授業
教師「じゃあ授業始めるぞー、教科書出せー」
さやか「えっと、国語の教科書はー、あった」ゴソゴソ
教科書「死ね ビッチ ヤリマン 学校くんな さやカス」
さやか「…っ」
教師「どうしたー美樹ー早く教科書出せー」
さやか「す、すみません教科書忘れちゃって…」
教師「んーじゃあ近くの奴から見せてもらえ、次から気をつけろよ」
さやか「…はい」
さやか「ごめん、教科書一緒に見せて?」
モブ「うん、いいよ」
まどか(さやかちゃん…教科書全部学校に置いていってるはずなのに)
まどか(やっぱり…)
昼休み
まどか「ほむらちゃん、やっぱりさやかちゃんいじめられてるかも」
ほむら「なんで?教科書こと?さやかのことだし忘れただけじゃない?」
まどか「…そんなことないよ」
さやか「まどかーほむらーお弁当食べよー」
まどか「…っ、う、うん行こっか」
仁美「今日も屋上で?」
さやか「うん、そのつもり」
ほむら「まどか、さやかにはいじめのことは何も言わないほうがいいわ」ボソ
まどか「なんで?」ヒソヒソ
ほむら「まだ確証がないのにいじめがどうとか言われても気分が悪くなるだけよ」ヒソヒソ
まどか「わかったよ、ほむらちゃん」ヒソヒソ
ほむら「心配しないで、まどか、いじめの件は私が調べてみるわ」ヒソヒソ
まどか「え、いいの?ほむらちゃん」ヒソヒソ
ほむら「ええ、私そういうの得意だし、まどかはさやかに普段通り一緒にいてあげて」ヒソヒソ
ほむら「もしいじめにあってたら親友と一緒ってだけで気が和らぐと思うから」ヒソヒソ
まどか「わかった、ありがとうほむらちゃん」ヒソヒソ
さやか「そのときさ~」
仁美「あら、そんなことがありましたの」フフ
さやか(あの教科書…やっぱり誰か嫌がらせしてるんだ)
さやか(みんなに相談したほうがいいかな…)
さやか(だめだ、みんなに心配かけたくないし、大事にしたくない)
さやか(それにまどかにこんなあたし見せたくない)
さやか(まどかとほむら)チラッ
さやか(ひそひそなにか二人でしゃべってる)
さやか(…何だろう)
さやさや
放課後
さやか「みんなー、帰ろー」
ほむら「私、学校に用事があるから先に帰ってて」
仁美「ごめんなさい、私も委員会の事で少し…」
さやか「なんだなんだー、じゃああたしは可愛い嫁と二人きりで帰るぞー」ダキッ
まどか「きゃ、さやかちゃん」
さやか「じゃあねー、ほむら、仁美」
ほむら「ええ」
仁美「ごきげんよう」
まどか「また明日ねー」
まーた>>1の嫌いなキャラをイジメの犯人にするだけのスレですかw
さやカスはすぐほむらを悪役にする
良作の予感
キャラの心理描写が丁寧でいいね
下駄箱
さやか(っと、靴はちゃんとあるね)
さやか(…っ、画鋲が入ってる)
まどか「…?」
さやか(…ぐっ、無理っ…まどかのほう見れない絶対誤魔化せない…)
さやか(まどかにばれないよう画鋲しまって…)
さやか「ゴメン、まどか!あたし急用思い出したから先行くねっ!」ダッ
まどか「えっ、さやかちゃん!?」
まどか「……行っちゃった、足速すぎるよ、さやかちゃん」
まどか(…さやかちゃん)
湧いてきたな
さやか(くそっ、くそっ!あたしが何したっていうのよ!)ダッダッ
さやか(……何なのよ、もう)ダッ
さやか(…そうだ、恭介に相談してみようかな…)タッ…タッ
さやか(頼ってって言ってたし、いいよね)
さやか(病院行こっ)
病室
ガララ
恭介「……さやかかい?」
さやか「う、うん」
恭介「…ごめん、今日は一人にしてくれないか」
∧ /| __
__..::::::::::´::::::::::::::::::::`ヽ-.、 ウェヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!
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/ノjし'^ `´ ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::| ウェヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!
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ウェヒヒヒヒヒヒヒ!!!!! ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ^ヽヽヽ
どうせ仁美かほむら辺りが犯人なんでしょw
さやか「…えっ」
恭介「せっかく来てくれてすまないけど、帰ってくれると助かる…」
さやか「…う、うん…じゃっ」タッ
恭介「………」
恭介(僕の手は二度とバイオリンを弾けない…)
恭介(くそっ…さやかになんて言えばいいんだ…)
恭介(僕のバイオリンを一番楽しみにしてたさやかに…)
恭介(…くっ、ぅぅ……)
さやさや……
支援
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さやか(…………)
DQN1「あー、あの先公マジうぜぇ!」
DQN1「つーか、いじめられるほうにも問題があんだろ」
DQN2「ギャハハ、いえてるー」
さやか(…!)
さやか(…あたしが悪いのかな…)
さやか(あたし、こんな性格だから知らないうちに誰か傷つけてたのかな…)
さやか(恭介もあたしのこと鬱陶しかったのかな…)
さやか(そうだよね…ただの幼馴染だもん…毎日来て迷惑だったよね)
さやか(こんなあたし、死んだほうがいいよね)
_______そうだよ_しんじゃえばいいんだ____
さやかちゃんて、人間関係とか一番うまそうだし一見精神年齢も高そうに見えるけど精神的に一番モロそうなのもさやかちゃんだよね。
なんでだろう。
仁美「なにをなされているんですか?ほむらさん」
ほむら「…!」ビクッ
ほむら「いえ、さやかの机の下に指輪を落としてしまって…」
仁美「あら、大変ですわ、私も探しましょう」
ほむら「もう見つかったからいいわ…あなたはどうして教室に?」
仁美「委員会で必要なものを教室に忘れてしまって…」ゴソゴソ
仁美「…ありましたわ、ではほむらさん、またあした」
ほむら「ええ」
ほむら「………」
ほむら(…!ソウルジェムに反応が…)
ほむら(行かなきゃ…)タッ
おもしろい
支援!
_______そうだよ_しんじゃえばいいんだ____
さやか(そうだ…しんじゃえばいいんだ…)
さやか(…………)
さやか(……なに?ここ…)
Izabel
さやか(…ひっ…なにあれ…)
さやか「いやっ、こないでっ…」
ガッ
さやか「あっ…」バタッ
善意が裏目に出るのはまどかではよくあること
ドンドン
マミ「…………」
グルグル
マミ「…ティロ・フィナーレ!!」
ドガーン
マミ「………っ」バッ
さやか「…………」
マミ「頭にかすり傷が…血も出てる…」
マミ「………」パァァ
さやか「………」
マミ「良かった…傷跡残らなかった……」
>>49
背負いこもうとしてみんなに頼るのが悪い事だと考えるからかなあ
マミ「他は特に大丈夫そうだわ、頭にかすった衝撃で気絶してしまったみたいね」
さやか「…んっ、あ…あれ?」
マミ「……おはよう」ニコ
さやか「え、えっと、あたし…」
マミ「軽い失神を起こしてたみたいね、大丈夫?」
さやか「え、あ、大丈夫…です」
マミ「そう、よかったわ…送っていこうかしら」
さやか「い、いえ…大丈夫です、ありがとうございました」タッ
マミ「あっ…人見知りが激しい子なのかしら…」
マミ「……」
マミ「ああ…そっか……忘れてたわ…」
物陰
ほむら(………)ギリッ
ほむら(明日には…終わらせてやるわ…)
ファッキューサヤカッス
>>49
自分の心に押し込めちゃうからなぁ
正義心は強いし明るいから表層的な
付き合いにはいいんだけど
いざ逆境になると自分の殻に入って
孤立してしまうし、心自体が強い
わけで無いから耐えるのにも限界があるし。
まあそんな所もさやかちゃんの魅力では
ないかと思っています。
さやか(思わず逃げ出しちゃった…)
さやか(悪いことしたかなぁ…でも外であんなコスプレはないよね)ハハ
さやか(もしまた会えたらちゃんとお礼しよう)
さやか(なにか夢をみてた気がしたけど…覚えだせない…)
さやか(…まあ、いいや夢だし……明日も学校かぁ)
さやか(なにも無ければ良いけど……)
翌日
まどか「ほむらちゃん、あのね…昨日の帰りさやかちゃんの様子がおかしかったの…」
ほむら「…ええ、なにかあるのは間違いないわ」
まどか「だ、だからね…さやかちゃんに……」
ほむら(………)
ほむら「やめたほうがいいわ」
まどか「えっ…」
ほむら「…あの子は自分が追い込まれればそれだけ意地になって」
ほむら「差し伸べられた手さえ振りほどくわ」
まどか「そ、そんなこと…」
さや
さやか「まどかー、ほむらーおっはよー」
仁美「まどかさん、ほむらさんおはようございます」
まどか「お、おはよう、二人とも」
ほむら「おはよう」
さやか「いやー、途中で仁美と合流してさー」
まどか「そ、そうなんだ」
ほむら「………」ジィ
まどか(うぅ…)
し
他人事だとイジメって割と笑えるから困る
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放課後
さやか(今日は本当に何も無かった…)
さやか(上履きも教科書も無事だった…)
さやか(これからもう嫌がらせなんてなくなるかなー)
さやか(だったら、いいな…)
さやか「みんなー、帰ろー」
仁美「ごめんなさい、今日は早めに稽古事に行かなくてはならなくて」
さやか「またー?お嬢様は大変だねぇ」
ほむら「私も昨日の用事が残ってて、だから…」
さやか「なーんか、これが恒例になりつつあって、さやかちゃんは寂しいぞ~」
>>58
我慢強くないしむしろらしくないよね。おまけに力もないからいざという時が弱すぎる
心根に触れられると意地になったりして結構我が強いし、融通がきかないというか諦めが早いし、聞き分けは悪いし
ほむら「ごめんなさい、でも明日は一緒に帰りましょう」
仁美「ごめんなさい、私はちょっと分からなくて…」
さやか「いいって、いいって~仁美が大変なのは分かってるし」
さやか「…ごめんね、なんか気にさせちゃったかな」
仁美「…そんなことないですわ、ではまた明日」
さやか「じゃあねー」
まどか「ばいばい、ほむらちゃん仁美ちゃん」
ほむら「また明日」
支援
さやか「よーし、じゃあ帰ろっかまどか」
まどか「うんっ」
まどか「……」
まどか「そうだ、さやかちゃん」
さやか「んー?」
まどか「今日は上条君のお見舞い行かないの?」
さやか「…っ」
さやか「い、いやーなんか恭介と会いにくいっていうか…」
まどか「………」
まどか「さやかちゃん」
行動力はあるんだよな……。
でも、行動の根拠が弱いというか、本人もそれにあまり自信を持っていなさそうだ。
だから逆境に弱いんじゃないだろうか?
まどか「さやかちゃんが何か困ってたら私いつでも相談に乗るよ…」
さやか「…まどか」
まどか「役に立たないかもしれないけど、話すだけでも気が楽になると思うし…」
まどか「いつでも私を頼ってくれていいんだよ」
まどか「だって私達親友だから!」
さやか(………)
さやか「…まどか、ありがとう」
さやか「その言葉だけで十分っ!」ポン
さやか「さやかちゃんの元気は100%だー!」ワシャワシャ
まどか「うぇひひ、やめてよぉ、さやかちゃん」
まどまど
まどか「じゃあね、さやかちゃん」
さやか「またねーまどか」
さやか(…まどか)
さやか(あんな顔するようになってたとはね…)
さやか(ふふ…)
さやか(今度何かあったらまどかに相談してみるか…)
さや
教室
(………)
(…誰もいない…)
(昨日は邪魔があったから……)
(猫の死骸…苦労した……)
(これをあいつの机に入れて…)ガサ
ガララ
(…!)
まどっちはやっぱり天使やったんや!
ほむら「あなただったのね…仁美」
さや
なんでだわかめ
仁美「…!ほ、ほむら、さん…?」
ほむら「虫も殺せないような顔してそんな惨いことしているとはね」
仁美「こっ、これは!」
ほむら「言い訳はよして、あなたがさやかの机に入れるところまで全部見ていたんだもの」
仁美「………そうですか」
ほむら「なんでこんなことしたの?」
仁美「…なぜ言わなければいけないんでしょう」
ほむら(………)
ほむら「…上条恭介」
仁美「…!」
さやかちゃん!
仁美は何も悪い事してないのに悪役にされるよね
結局仁美かよ…
ほむら「…やっぱりね」
仁美「なぜっ……」
仁美「………」
仁美「いえ…もう、いいですわ」
仁美「ええ、私は前から上条君をお慕いしています」
仁美「それで、邪魔だったんですわ…さやかさんが」
仁美「彼女がいるせいで私は上条君とお話もすることができませんわ」
仁美「だから、さやかさんを精神的に追い詰めることにしたんですの」
仁美「彼女が上条君のお見舞いも行けなくなるくらい追い詰めて」
仁美「そしたら、私が彼のお見舞いに通い続けますわ」
これは間違いなく魔女に操られてますね
ありきたりっぽい筋だけどでも大好き
仁美「そして、医者を買収して完治できないということにしていた彼の手を」
仁美「私が『海外の最先端技術で治せることが判明しました』」
仁美「『一緒に海外に行きましょう、もちろん費用は全部志筑家が持ちますわ』」
仁美「『だって私は以前からあなたのことを…』とでも言えばもう彼は私の物ですわ」
ほむら「………」
仁美「でも、バレてしまっては仕方ないですね」
仁美「まどろっこしいのは無しにして今から上条君を誘惑して既成事実でも作りに行きましょうか」
「その必要は無いよ、志筑さん」
弱点を突くとは中々やるじゃない…
しゃべりすぎだろwwwwwwwwwwwwwww
仁美「か、上条君!?」
ほむら「上条恭介…?なぜここに…」
恭介「足は日常生活に支障の無い程度に動けるようになってたから」
恭介「来週退院して通学のためにここまでリハビリをかねて来てみたんだけど」
恭介「驚かされたね…」
仁美「…っ」
ほむら「………」
恭介「志筑さん、今言ってたことは本当なのかい?」
仁美「…ええ、上条君の腕は…」
恭介「そんなことじゃないよ、さやかのことだ」
まーた仁美disかよ
いい加減にしろよさやカス
仁美「…!」
仁美「……はい、さやかさんを追い詰めたのは私ですわ…」
恭介「…くっ」ギリッ
恭介(…僕は、馬鹿だ…)
恭介(さやかの様子がおかしかったのは気づいてたじゃないか…)
恭介(…………)
恭介「志筑さん、医者の事は警察には届けださないよ、大事にしたくないし」
恭介「嫌がらせの件も僕からは誰にも言わない」
仁美「……」
さやかちゃん!
恭介「えっと、暁美さん…だっけ、ありがとう、さやかのために…」
ほむら「礼には及ばないわ」
仁美「………」
恭介「じゃあ僕は、用事があるから行くよ」スッ
ほむら「ええ」
仁美「……」
ほむら「…仁美」
仁美「…なんですか?」
さやかぁぁああぁ
ほむら「上条恭介は誰にも言わない、私も誰にも言わないつもりだわ、だから一応釘を刺しておくわ」
ほむら「この教室には死角がないように各箇所に小型カメラを設置してあるわ」
ほむら(前の時間軸でまどかの監視に使ってたのが役に立ったわ)
ほむら「妙なことを考えないようにね」
仁美「……」
ほむら「最後にひとつ聞いていいかしら」
仁美になんの思い入れもないから悪役だろうと一向に構わん
仁美「…………」
ほむら「あなたはさやかを友達だと思っていたの?」
仁美「…ええ、今でも友達だと思っている……かもしれませんわ」
ほむら「…ならっ」
仁美「でもね、ほむらさん…男の人が関係したら」
仁美「女の友情なんて無いに等しいんですのよ」ニコ
ほむら「そんなことっ…」
仁美「…もういいんじゃないでしょうか、一人にしてください」
仁美「ごめんなさい…お願いします」
ほむら「………」
ほむら「……わかったわ」スタスタ
仁美「………」ポロポロ
ドロドロしてはる
仁美クズですなあ
翌日 夜
まどルーム
まどか(今日は良い事と良くない事があった)
まどか(まずは良い事、なんと)
まどか(さやかちゃんと上条君が付き合ったんだって)
まどか(さやかちゃん朝からすごくうれしそうだったな~)
さやか『いや~、恭介のほうから告白してきてさー』
さやか『「あの時はごめん、さやか、だからこそ言うよ。君を一生僕に守らせてくれないか」』
さやか『って、きゃ~、恭介の手も違う病院で普通に治るらしいし』
さやか『きちゃったかな、あたしの時代が!』
まどか(って、朝から3回くらい同じこといってたなー)
さやかちゃん!
まどか(あと私の見たとおりだと昨日も今日もさやかちゃんの嫌がらせも無いみたい)
まどか(よかったな…ほむらちゃんが何かしてくれたのかな…)
まどか(でも、ほむらちゃんは分からないの一点張りだし…)
まどか(…………)
まどか(良くない事……)
まどか(それは、仁美ちゃんが転校しちゃったこと)
まどか(朝HRで突然知らされた)
まどか(連絡先も教えてもらえなくて、メールも電話番号も変わってて一切連絡が取れなかった)
まどか(さやかちゃん、最初はすごく怒ってた)
まどか(でも少ししたら一緒に泣いた……)
浮かれすぎかわいい
まどか(仁美ちゃん……)
まどか(何かあったのかな?)
まどか(何も言わずに行っちゃうなんて寂しいよ)
まどか(私達友達だよね?)
まどか(仁美ちゃんにはどうでもよかったのかな?)
まどか(もし、そうだったら…)
まどか(それはとっても、悲しいなって…)
まどか(そう、思ってしまうのでした…)
おわり
さやかちゃん!
また会えるさ
乙
QBとかマミさんはあれ
おりこの時間軸だからって思って
乙乙
しかしなんかモヤッとするな
乙
いい終わりなんだかそうでないんだか
さやさや
サヤカァー!
仁美はこんなことしねえよ
さやかちゃんかわいすぎ俺死ぬ
さやかぁー
さやかぁぁああぁ
saya
さやかぁー
さやさや
さやかちゃん!
sayasaya
saya
なにこいつきも
さやかちゃん!
さやかぁぁああぁ
さやかぁー
さや
さやかぁぁああぁ
いやさやかちゃんを思うキモさは俺だって負けないぜええええええええ
さや
さやかちゃんかわいい!!!!!!!
まーたさやかのステマかす
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