宮藤「ブレーツェルを作ってみました」(104)
トゥルーデ「ほう、ブレーツェルか。香ばしい香りがすると思ったらこういうことか」
フラウ「なかなか美味しそ~じゃん!でもなんでこんな細長くて、まっすぐなの?」
宮藤「今日って11月11日ですよね、ほら、1111って」
フラウ「なるほど!1に見立てたんだね…でもあの形がフツウな私にとってはなんか不思議な感じするなぁ」
トゥルーデ「こんなに細いものをいくつも焼くのは大変だったんじゃないか?」
宮藤「なかなか大変でしたけど…リーネちゃんが手伝ってくれたので、あっという間でした」
フラウ「ふぅ~ん…一つ食べてみてもいい?」
宮藤「あ、そのブレーツェル、実はまだ未完成で…」
リーネ「芳佳ちゃ~ん、チョコレート溶けたよ~…あ、バルクホルン大尉にハルトマン中尉!」
フラウ「やっほ~…ん?チョコ?」
ハルトマン表記にしてくれ
リーネ「そうですよ、ちょっと工夫して、この周りにチョコレートをコーティングしてみようと思って…」
ハルトマン「おぉ!いいじゃんいいじゃん!すっごくおいしそうだよそれ~」
トゥルーデ「うむ…チョコレートでコーティングするなど、邪道な気もするがな…」
ハルトマン「何言ってんのトゥルーデ…伝統というものは日々進化して、受け継がれていくもんだよ」
トゥルーデ「なんだと?伝統は昔のままで受け継がれてこそ、真の――――」
宮藤「あ、あの!…よかったらお二人も、手伝ってくれませんか?」
「チョコレート、早くしないとかたまっちゃいますし…」
ハルトマン「オッケー!ほら、トゥルーデも!」
トゥルーデ「チョコは邪道だって」
宮藤「バルクホルンさん…」
トゥルーデ「わかった」キリ
支援
リーネ「ゆっくりとチョコを…」
ハルトマン「んん…お、うまくできてる!」
リーネ「お上手です!」
トゥルーデ(ハルトマンが料理べたとはいえ…さすがにこれくらいなら大丈夫だったか)
ハルトマン「あっ、折れた」
トゥルーデ「おっ…お前はほぼ完成しているものまでも台無しにするつもりなのか…!」
ハルトマン「これトゥルーデので」
トゥルーデ「自分で処理しろ!」
ハルトマン「うまい!」
トゥルーデ「まだ食べるな!!」
しえん
シャーリー「お?みんなして何つくってんだ~?」
宮藤「あ、シャーリーさん!」
リーネ「今はですね、カールスラントのパン…というかお菓子を作ってるんですよ」
シャーリー「そういえば、ハルトマンまでいるじゃないか。あと堅物も」
トゥルーデ「私をオプションのように扱うなリベリアン…」
シャーリー「何々?アンタが、料理ぃ?しかもこんな可愛いヤツ?」クスクス
トゥルーデ「私だって料理くらいはする…お前らのように焼くだけじゃないちゃんとした料理をな!」
シャーリー「んだとぉ…?前はあんただって、それいいな(キリッ…って感じで褒めてただろ!」
トゥルーデ「うるさい!チョコにお前の唾液が入る!」
シャーリー「それならもうすでにあんたのが入ってるよ!」
宮藤「も、もう…どうせならシャーリーさんも手伝ってください!バルクホルンさんも、落ち着いてくださいよ~!」
ありがと
④
シャーリー「げ…折れた。コレ細すぎんじゃないか~?」
トゥルーデ「お前が下手なだけだ」
シャーリー「バカ力のあんたには言われたくないんですけど」
トゥルーデ「現に私は、一本も折っていないうえ、チョコの厚さまで均等だ」
シャーリー「くっ…」
―――――――――――――――――――――――
リーネ「よしっ、終わりですね」
宮藤「ふー、結構大変だったなぁ!」
ハルトマン「で、これはどうすんの?」
リーネ「あとは、チョコが固まるまで涼しいところで冷やしておきましょう」
ハルトマン「よっし、じゃあ私が持ってい」
トゥルーデ「まて、ハルトマン!私が持っていくからお前はおとなしく部屋の片づけでもしていろ!」
ハルトマン「もどかしいなぁ~…はやくチョコかたまんないかな?」
宮藤「今は時期的にも寒いですしね、すぐ固まると思いますよ?」
トゥルーデ「しかしブレーツェルを細長く作るなんてな…普通は思いつかん」
ハルトマン「まぁ、私たちはあの形になれてるからね。さっきも言ったけどさ」
リーネ「まっすぐにしてみよう、っていうのは芳佳ちゃんの発想なんです」
「私もカールスラントのブレーツェルといえばあの不思議なわっかのカタチかなって、思ってたんですけど」
トゥルーデ「さすが宮藤だ。まったく扶桑の人間は、風呂といい、この棒型ブレーツェルといい…発想が独特だな」
シャーリー「出た出た、お姉ちゃん!」
トゥルーデ「なっ…」
ハルトマン「しかもさっき、伝統は昔のままでこそ、とか言ってたんだよ」
シャーリー「うわぁ、堅物だなぁ…それが宮藤の前じゃこんなだもんな~」
トゥルーデ「お前ら…」
リーネ「芳佳ちゃんは渡しませんよ!」
トゥルーデ「えっ」
リーネ「あ、チョコが固まったみたいですよ」
宮藤「わぁ、ほんとだ!成功だね!リーネちゃん!」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!(笑顔の芳佳ちゃんマジかわえー…)」
トゥルーデ「ふん、どうせチョコがまだらで、不格好なこれはシャーリー、お前のだろう」
シャーリー「はぁん?なんだよ、愛嬌があっていいじゃん!お前のこそ、手作りっぽさが無くてなんか冷たそうだぞ」
ハルトマン「はいはい、まったく…お互いにそういう風にしか話しできないんだから。正直になれよなー」
シャーゲル「何(だと)!?これは心の底からの本音だ!」
ハルトマン「息もぴったりだし」
宮藤「ま、まぁ、食べてみましょうよ!きっとどんな形でも、手作りですし…おいしいですよ」
トゥルーデ「そうだな、じゃあ私は宮藤のを」
リーネ「それ私のです」
しえん
ウジュー
シ ャ ー リ ー と 芳 佳 を
レ ズ ら せ た い
ルッキーニ「んんぅ…シャーリー…」
シャーリー「お?ルッキーニ。お目覚めか?」
ルッキーニ「うん、寒くなってきたし…うじゅ?わぁ!なにそれ!」
シャーリー「あぁ、宮藤達と作ってたんだ、えーっと、ブレーツェルだっけ?」
ルッキーニ「おぉぉ~!あたしも食べる~!!」
宮藤「みんなが食べられるように、たくさん作ったからいっぱい食べていいよ!ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「さっすが芳佳♪いっただきまーす!」
ポキッ
ルッキーニ「んん~~~!!ぽきーっとしてて、甘くて、おいしいね~~!!」
シャーリー「ははっ、そうかそうか!よかったな~!」
トゥルーデ「ん…確かに、ぽきっとしてるな、サクッという感じでもない」
ハルトマン「なるほど、ブレーツェルとはまた違うこの感じ…ぽっきー?とか名づけちゃう?」
リーネ「あ、可愛いですね、ポッキー!」
宮藤「じゃあ今日、11月11日はポッキーの日ですね!」
あと2分でポッキーの日が終わってしまうぞ
トゥルーデ「ポッキーの日か…毎年11月11日はこれを食べると」
ハルトマン「11月11日が待ち遠しくなっちゃうね~」
ルッキーニ「でもこれなら毎日でもたべたーい!」
シャーリー「これを何本かずつ袋詰めにしたら、いろんなところに持ち運べるし、いいかもな~」
トゥルーデ「チョコは栄養価も高いからな、非常食にもなりそうだ」
シャーリー「そういうことしか頭にないのかよ…」
ペリーヌ「あら?皆さんで集まって、何の騒ぎですの?」
宮藤「あ!ペリーヌさん!ほら、これ見てください!これ!」
ペリーヌ「何?これは…チョコのついた棒のようですけど」
リーネ「ポッキーって言うんですよ?芳佳ちゃんとみんなで作ったんです。よかったら食べてみませんか?」
ペリーヌ「ポッキー?なんだか間抜けな名前ですわね…それでは一本食べて差し上げますわ」
ぽきっ
宮藤「どうですか?ペリーヌさん」
ペリーヌ「んぐ…まぁ…まぁまぁおいしいですわね。甘くて…ぽきっとしてて」
支援
ルッキーニ「でしょでしょ!やっぱりポッキー!」
ペリーヌ「ポッキーという名前は案外、的を射ている気がしますわね」
「マリーゴールドティーに意外と合いそうですわ」
ハルトマン「げ、絶対合わないよ…ポッキーがもったいない」
ペリーヌ「何か言いまして?ハルトマン中尉」
ハルトマン「べっつにー?」
シャーリー「それにしてもホントうまいな、コレ…はむ」
ルッキーニ「ん――――」
ルッキーニ「シャーリー!いただきー!はむ!」
シャーリー「んっ!?ふっふぃーひ、おはへ!ふぁんふぁいふぁわふぁわ!(ルッキーニ、お前!反対側から!)」
リーネ「っ!」
刹那、リネットはひらめいた―――
ポッキーという細長い一つのものを両端から折れないように気を付けながら
どこまで互いが食べすすめられるかという根競べ(チキンレース)を…
これなら―不本意ではあるが―間違ったということにして彼女と口づけをすることができるのではないか…?
リネットはその語るも恐ろしき愛と欲望の遊戯(ゲーム)をこう名付けた…
“ポッキーゲーム”と―――
ポッキーって海外だとミカドっていうんだっけ
シャーリー「あー、びっくりした!ルッキーニ、お前なー、ポッキーはまだたくさんあるんだから」
「まだ食べてないのを食えばいいじゃないか」
ルッキーニ「だってシャーリーのおいしそうだったんだモン♪」
シャーリー「まぁ、それは…あたしがチョコを絡めた奴だからな!ふふん」
ルッキーニ「おぉ!さすがシャーリー!どーりで特別おいしかったわけだぁ!」
リーネ(なるほど…無邪気に「あーそれおいしそう☆芳佳ちゃんのもーらい♪」
というように食いつけば、怪しまれないのかも)
(でもそれって私のキャラじゃないよね!)
リーネ「んー…はむ…んんーーー」
宮藤(リーネちゃんの口にくわえてるポッキー、上下に揺れてる)
(魚釣りみたい…)
宮藤「はむ」
リーネ「んんん!?よ、よひはひゃん!?」
宮藤「えへへ~、ふぁふぁふぁひふぁいふぇふぉ?(魚みたいでしょ?)はん、はん」
リーネ(あ、あわわわわわわ近い近い近い)
宮藤(あれ、これってどこまで食べればいいんだろう…)ポキポキ
落ちそうで怖い
いいぞいいぞ
ハルトマン「おぉ~~~…」
トゥルーデ「な、なっ!!宮藤!お前はいったい何をやっているんだ!」
ペリーヌ「なんですの!?あ、あっあなた達!公衆の面前でっ!お下品にもほどが―――」
ポキッ
宮藤「あっ、おれひゃった」
リーネ(近い近い近い近い近い芳佳ちゃん芳佳ちゃん芳佳ちゃん)
「―――っは!…あ、あれっ…芳佳ちゃん…」
シャーリー「危うくキスするところだったなぁ~!めっちゃくちゃ顔近づいてたぞ」
宮藤「えっ?キス?」
ルッキーニ「芳佳とリーネがちゅ~♪」
宮藤「え?」
リーネ「チッ」
「「「「「「えっ」」」」」」
はよ
はよ
リーネ「ちっ…違いますよ!」
(なんだ…舌打ちじゃないのか…)
リーネ「芳佳ちゃんとキスしたいとか、どうとかじゃなくって」
「これは、根競べなんです、勝負というかゲームというか!」
ハルトマン「根競べ?」
リーネ「はい。その…一本のポッキーを両端から食べて…」
「どんどん食べすすめて…羞恥に耐えられず、ポッキーを折ってしまった方の負け」
「羞恥に耐え、最後までポッキーを食べ続けたものの勝ち…」
リーネ「名付けてポッキーゲームです」
ルッキーニ「うじゅ~!おもしろそ~!!」
ペリーヌ「いやいや、もっともらしく語ってますけど…」
「それ、どちらも食べ続けたらその…やっぱりさっきのような状態になるんではなくて?」
スレタイにポッキーゲームを入れたほうが伸びただろうな
ハルトマン「ダメだなぁ、ペリーヌ」
「そういう難しいこと考えたら人生つまんないよ?」
ペリーヌ「なぜ人生につながるんですの!?」
ハルトマン「まぁ、楽しそうじゃん!チキンレースでしょ、つまり」
「見てる方も結構楽しいし、やってみようよ!」
トゥルーデ「ハルトマン、お前な…これには結構重要なことがかかってる気がするんだが」
ハルトマン「大丈夫だよ、間違っても減るもんじゃないし」
エイラ「おーい、何騒いでんダ?サーニャが起きちゃったダロ…?」
ハルトマン「お、いいところに実験台が…」
エイラ「ナンダヨ、会っていきなり実験台呼ばわりッテ」
ハルトマン「いいからいいから、エイラ、これ咥えて」
エイラ「なんだ、コレ…はむ」
ハルトマン「サーニャ、そっちから食べて」
エイラ「ふぁぁ!?」
サーニャ「えっ…と…はむ」
エイラ「ふぉ、ふぉい!ふぁひふふんふぁお!(何するんだヨ!)」
ハルトマン「これを両端から食べすすめて、恥ずかしさに耐えられずに、折っちゃった方の負けっていうゲームだよ!」
「ポッキーゲームって言うんだ!」
エイラ「ふぁぁ!?いひふぁふぁんふぁいお!(意味わかんないゾ!)」
サーニャ「ん…」
ハルトマン「はい、じゃあ、スタート!」
エイラ(わ、わわわわけわかんないゾ!落ち着け、落ち着くんダ!エイラ!)
(な、なんだっけ、この、これを、食べすすめて、恥ずかしさで折っちゃったら負け!?)
(な、なんだヨ!そのゲーム!しかも、よりによって、さ、サーニャとって…!)
(えっ!さ、サーニャ!ナンダヨ!その眼は!さ、サーニャ!ワタシヲソンナ…メデ…)
サーニャ「んん…」ポキポキ
シャーリー「お、サーニャ早いな~」
ルッキーニ「いけいけ、さーにゃん♪」
リーネ「エイラさん!止まってますよぉ!」
エイラ「ふぇっ!?ふわぁぁぁ!?」
(ちっ…かい!!!)ポキン!
ハルトマン「あー…折れちゃったね!勝者はサーニャだね!」
分かりやすいスレタイが一番人を惹くから
スレタイは二の次だから、はよ
シャーリー「う~ん、やっぱりヘタレだな、エイラは」クスクス
ルッキーニ「半分以上もあったのに~」
エイラ「んぐんぐ…う、うるさいナー!い、いきなり口に入れられて」
「ルールもなんもワカンナイまま、進められて!デキルワケナイダロー!」
ハルトマン「それでもサーニャはちゃんとできてたじゃん」
エイラ「それは…ソウダケド…」
サーニャ「んぐ…」
サーニャ「エイラの…ばか」
エイラ「さ、サーニャ!?な、ナンデダヨー!!」
ハルトマン「あーあ、サーニャかわいそ~」
「あんだけ離れてて、折っちゃうなんて。嫌いだって誤解されても仕方ないくらいだよ」
エイラ「な、嫌いなわけないだろ!!むしろ!!…むしろ」
「ソノ…ナンダ…アレ…エット…」
サーニャ「ヘタレイラ…」
エイラ「さ…さ~にゃ~…」
支援
エイラ「ぐぐ…そ、それだったら中尉達はどうなんダヨ…」
「そ、そこまで言うからには!ギッリギリまで、食べすすめられるんダローナ」
ハルトマン「えっ?余裕だよ~。ね、トゥルーデ」
シャーリー「っ!」ガタン
トゥルーデ「なぜ私にふるんだ!」
ハルトマン「私がやるならトゥルーデとでしょ~」
「どうせトゥルーデやる人いないでしょ~?」
トゥルーデ「くだらない!私はやらんぞ!」
「せっかく、宮藤達が作ってくれたポッキーが台無しだ!」
エイラ「ヘタれんのかよ~大尉~」
トゥルーデ「なっ…!」
エイラ「それとも負けるのが怖いのカ~?」
トゥルーデ「なんだと…!?良いだろう、カールスラント軍人の根の強さというものを見せてやろう」
トゥルーデ「はむ、ふぉい!ふぁうほはん!(来い、ハルトマン!)」
ハルトマン「よし来た!いっくよー!よーい…」
シャーリー「ぐ…ちょ、ちょっと待った!!」
支援
支援砲撃
なんだこれ
素晴らしいじゃないか
支援
支援しまっくて人を増やそう
ハルトマン(来たな、シャーリー)
「どうしたの?いきなり」
シャーリー「えっ、いや~その…ははは」
「なんというか、そいつと張り合ってるのっていっつもアタシだろ?」
「だから、こういう場も…そのー…アタシとやる方が結構いいんじゃないかって」
ハルトマン「えー?でもさっきシャーリーはルッキーニとやってたじゃん」
シャーリー「あれはポッキーゲームじゃないだろ?」
ハルトマン「でも、それに似たようなことだし…まだ私たちやってないし~」
「あ…もしかして、シャーリーさん、そんなにトゥルーデとやりたいの~?」
トゥルーデ「んっ!?」
シャーリー「ば、ばっかじゃねーの!?そんな堅物とやるのは、や、ややっ、やだね!」
「その…いつもの流れでアタシかなって思っただけで…その…」
ハルトマン「なら私で良いよね~♪じゃあ行くよ!はむ!」
シャーリー「あっ…」
「う…」
ハルトマン(こっちだって、この場所は渡せないよ。同じ気持ちを持っている人には、特にね)
支援
支援砲撃
支援
支援爆撃
トゥルーデ「んっ…!」
(な、なかなか近い!…しかし相手はハルトマンだ)
(この程度の距離は…問題ではない!)
トゥルーデ「んぐ…っ」ポキポキ
ハルトマン「はむはむ…」ポキポキポキ
宮藤「あ、あわわ!どっちも早い!」
リーネ「しかも息もぴったり…」
シャーリー「っ…」
トゥルーデ(早く降参しろ…!ハルトマン…!!)
ハルトマン(とか思ってるんだろうなー?でもね、トゥルーデ。私は残念ながらやめるつもりはないんだよっ♪)
ハルトマン「ん!」
宮藤「うわぁぁ!一口がおっきくなってきた!近い!近いよぉぉぉ!」
ルッキーニ「いっけー♪ふたりとも~っ♪」
シャーリー「や、やめろっ…!」
シャーリー「やめろー!」ドンッ!
支援
ゲルトと濃厚レズキスしたがるシャーリー可愛い
シエラレオネ
ハルトマン「っ!?」ポキン
トゥルーデ「なっ…ふぁーぃー!」ポキン
シャーリー「は、はぁ…!」
シャーリー「や、やめろ…よぉ…!」
トゥルーデ「んぐ…っ、いきなりなんだ、シャーリー!戦いに水を差すとは…!」
ハルトマン「本当だよ、シャーリー」
シャーリー「わ、私だって…バ…バルクホルンと…やっ…やり…たいし」
トゥルーデ「シャーリー…?」
ハルトマン「やりたい?さっきはやだっていってたのに、何でいきなり?」
シャーリー「それは…だって…」
「その…」
ハルトマン「―――邪魔しないでよ、シャーリー」ボソッ
シャーリー「――――っ!」
ペリーヌ(なんですのこの重苦しい雰囲気は)
支援
支援
エーリカ踏み台にシャーゲルとかシャーリー踏み台にエーゲルは勘弁な
支援
ハルトマン「さて、トゥルーデ!まだ決着はついてないよ!」
「第二回戦だ!」
トゥルーデ「待て、ハルトマン。もう決着はついた」
ハルトマン「えっ?なんで?今のはどっちが折ったとか、そういうのじゃないじゃん!」
トゥルーデ「いや、あの時…シャーリーが割り込んできたとき、私は間違いなく顔をそらしていた」
「目先の目標にばかり注目して、その周りに目を向けられないなど」
「まぁ、戦場だったら、間違いなく撃墜されていただろうな」
ハルトマン「トゥルーデ…」
トゥルーデ「だから第二回戦は無しだ」
ハルトマン(シャーリー…)
トゥルーデ「そして、シャーリー…」
「まあ、とりあえずお前は…顔を拭け」
シャーリー「えっ…あっ…嘘、あれっ」
トゥルーデ「なんで泣いてるのかはわからんが…せっかくのポッキーが湿気てしまう」
シャーリー「わ…悪い…」
トゥルーデ「それとな、撃ち合っている戦場に突然飛び込むなど、自殺行為だぞ」
「その喩えは多少大げさかもしれんがな」
はよ
僕もネウロイ化して二人が撃ち合ってる所に割り込みたいです
支援
はよ支援
支援
シャーリーかわいい
支援
支援
支援
支援
シャーリー「そ、そうだな…ホント、悪かったよ」
「それにしてもかたっくるしい喩えだ、ホント、カールスラント軍人らしいや」
トゥルーデ「まぁ、な」
坂本「ん?」
「おーい、お前たち!何をやってるんだ!もうすぐ消灯の時間だぞ!」
ペリーヌ「あ、あら!坂本少佐!申し訳ありません!す、すぐに寝かしつけますわ!」
坂本「ん?なんだ?その棒は」
宮藤「あっ、これはですね、ポッキーというんですよ」
坂本「ほう、ポッキーか。なかなかうまそうな菓子だ」
「いくらか持って行ってもかまわんか?」
宮藤「あ、良いですけど…ミーナ中佐にですか?」
坂本「ああ、今日も書類整理をずっとやっていたからな」
「差し入れにでも持って行ってやろうと思ってな」
ペリーヌ「さ、さすがですわ!坂本少佐!そういう細かいお気遣いも、素敵ですわ!」
(うっ…うらやましい…!!)
夫婦くるー
支援
支援
坂本「まぁ、これくらいで良いだろう。すまんな、宮藤」
宮藤「いえいえ、ミーナ中佐にも喜んでもらえたら嬉しいです」
坂本「うむ。よし、それではお前らは各自部屋に戻れ」
「明日も朝から訓練があるからな!休息をとらねば、ぶっ倒れるぞ!はっはっは!」
リーネ「行こう、芳佳ちゃん」
宮藤「あ、わかったよ、リーネちゃん。ほら、ペリーヌさんも!」
ペリーヌ「わ、わかりましたわよ!ちょ、ちょっと!ひっぱらないでくださる!?」
「おやすみなさいませ、しゃかもと少佐!良い夢がみられますよう!」
(なんで大事なところで噛むんですの!?)
ルッキーニ「シャーリー!行こ~♪アタシ眠くなっちゃった~」
シャーリー「ん?あ、あぁ、わかったよ、行こうか、ルッキーニ」
ハルトマン「シャーリー」ボソッ
シャーリー「っ…何だ」
ハルトマン「後で…話があるから、滑走路に来て」
シャーリー「わかった…よ」
ハルトマン「ふんっ…行こう!トゥルーデ!私も眠い!」
トゥルーデ「あ、あぁ、そうだな。行くか、ハルトマン」
支援
ハルトマンに翻弄されて涙目怯えちゃうシャーリーちゅっちゅ^^
修羅場か…
坂本「サーニャは…もう行ったな」
坂本「しかしあいつは…」
エイラ「はぁ、さーにゃぁ…まだ、怒ってるのかナ…」
「夜間哨戒ついていくって言ったら、「べつにいい」の一言だもんナ~…」
「さぁにゃぁ~…」
坂本「おい、エイラ!いつまでブツブツとワケのわからんことを言っているつもりだ!」
「寝ろ!!」
エイラ「さーにゃー…」フラフラ
坂本「はぁ、やれやれ…いったいなんなんだ、全く」
坂本「まぁ、良い…さっさとこのぽっきーとやらを、ミーナに届けてやろう」
「はっはっは!」
どうしよう、ここから
これで終わりでいいのかしら
なかなかに眠いぞこりゃ
そんなぁ
気のせいだろ
じゃ、とりあえず先にシャーリーとハルトマンをやっちゃうか…
明日は休みになるのかな…
――――――――――――――――滑走路
シャーリー「っ…寒」
ハルトマン「シャーリー」
シャーリー「来たか…ハルトマン」
ハルトマン「待たせた?」
シャーリー「いや…今来た」
ハルトマン「そっか」
ハルトマン「でさぁ、シャーリー」
「もう何の話か…分かるよね」
はよ
しえ
はよ
シャーリー「あぁ、わかるよ」
ハルトマン「それなら、良いや」
ハルトマン「私ね」
「トゥルーデが大好きなの」
シャーリー「…」
ハルトマン「初めて会って、話したときから、ずっと」
シャーリー「うん…」
ハルトマン「シャーリーも好きだよね、トゥルーデのこと」
シャーリー「…」
「うん」
ハルトマン「いつからなの?」
シャーリー「いつの間にか…だな。初めて会ったときは苦手だった」
「でも、アイツの時々見える優しさとか、凛々しさに…惹かれたっていうか」
ハルトマン「ふぅん」
ハルトマン「いつの間にか…ね」
お姉ちゃんに恋する処女なシャーリー…MottoMotto!
睡眠はまかせろー
★睡眠代行始めました★
眠たいたけど配信で眠る時間が無い、眠りたいけど実況で眠る暇が無い、そんなときに!
睡眠代行で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに寝てくれます!
モチロン布団を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの床で無差別に横になります!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休
<⌒/ヽ-、___ 睡眠代行では同時にスタッフも募集しています
/<_/____/ 睡眠に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
眠るだけの簡単なお仕事です!
ハルトマン「私とね、トゥルーデが過ごしてきた時間と」
「シャーリーと、トゥルーデが過ごしてきた時間、ましてや」
「好きだと思ってからの時間なんて」
「比べ物にならないよ」
シャーリー「そうだな」
ハルトマン「トゥルーデとロッテを組むのは私だし」
ハルトマン「部屋は同じだし、愛称で呼び合ってるし」
シャーリー「ああ」
ハルトマン「生半可な気持ちじゃ、絶対勝てない」
「強い強いきずなで、私たちは結ばれてるんだ」
ハルトマン「それでも―――シャーリーはあきらめないの」
シャーリー「 当然だろ」
エーゲルは摂理
シャーリー「確かに、過ごしてきた時間も、築き上げてきた関係も」
「今のアタシじゃあ、かなわないんだろうなって思う」
「でも、アイツを…バルクホルンを想う気持ちは…」
「ハルトマン、お前にだって負けるもんか」
ハルトマン「ふっ…」
ハルトマン「くすっ…あは、あははっ!」
シャーリー「な、何だよ!こっちは真面目に―――」
ハルトマン「それでこそシャーリーだよ!」
シャーリー「なっ…」
ハルトマン「いやー、生半可な気持ちで私のトゥルーデに思いを抱いているんなら」
「早めに諦めてもらおうと思ってたけど、杞憂だったみたいだねー」
シャーリー「おま…ハルトマン、お前、アタシを試してたのかよ!」
ハルトマン「まあ、ちょっとね!私と同じ立場にいられるか、いられないかを試したかったんだ」
「私がトゥルーデを想う気持ちに偽りはないし」
「その気持ちの大きさは、シャーリーになんか負けないけどね」
はよ支援
俺もお姉ちゃん大好きだけどエーリカちゃんがいるから諦めたよ
支援
ハルトマン「てなわけで、今日からは同じチームのメンバーで」
「それでいて、トゥルーデをめぐるライバルってことで!」
「良いよね?」
シャーリー「あぁ…もちろんだろ」
「お前には負けないからな」
ハルトマン「こっちこそ」
「ふふっ…あはははっ!」
ハルトマン「ふーっ…よしっ!じゃあ、早速私は、トゥルーデとの愛の巣に帰って、同衾しよっかな♪」
シャーリー「なっ!ハルトマン!ずるいぞお前!」
ハルトマン「同郷の特権!今日から生活態度をしっかりして、どんどん甘えちゃうもんねー!」
シャーリー「くっ、負けてられるか!リベリオンから大量の芋を取り寄せてだな―――!」
トゥルーデ(ハルトマンめ…夜中抜け出して何をやっているのかと思っていたら)
(まさか、シャーリーと歓談とは…良い身分だな)
(明日は、二人そろって説教だ!!)
~JAMRU-FIN~
おつです
おつ
最後が訳せない
続きはよ
シャーリーとハルトマン終わったー…
SSやるのって想像以上に難しいもんだ。
ポッキーの日だと思って、決断したはいいものの、
最初のブレーツェルのくだりいらないよなぁ
もっミーナやりたかったなぁ
などと反省しきれませんな。
またたててぇもんです。
なぜ最後にジャムル・フィン
また立てろ
支援してやる
乙
お休み
あ、駄文でしたが…読んでいただきましてありがとうございました
皆さんも早くお休みください
ディスプレーにずっと張り付いていると脳がお腐りあそばしますよ
おやすみなさい
検索したらガンダムかよww
おいww
>ジャムル・フィン(JAMRU-FIN)は『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する兵器。
>ネオ・ジオン軍の試作型可変モビルアーマー(MA)である。 (型式番号:AMA-01X)
鉄壁!ジャムル・フィン
面白かったよ
おやすみ
ジャムルフィンって見てガンダムしか出てこなかったけど他の意味あるのかと思ってたらないのかよ!?
乙
乙
このSSまとめへのコメント
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