古城「姫柊が監視役解任……?」姫柊「……はい」 (22)

古城「そんな……なんで急に?」

姫柊「……これまでの報告をもとに、獅子王機関では第四真祖の危険度評価を変更、討滅の必要性は低いと判断。
    第四真祖が直面する現実の危険とその結果生じる被害を考慮し、より広域かつ確実に真祖を監視・護衛できる人材を監視役につけることを決定しました」

古城「これまで滅茶苦茶やってきたツケってわけか……」

姫柊「……新しい監視役は紗矢華さんですよ」

古城「煌坂? でも、あいつは部署だか課だかが違うとか言ってなかったか?」

姫柊「はい。ですが紗矢華さんは先輩と面識がありますし関係も良好です。学年も同じですし、
    そのうえ舞威媛として戦闘や危機対応能力も十分ということで白羽の矢が立ったんです」

古城「あいつと俺の関係が良好と呼べるのかはわからないが……じゃあ、姫柊はどうなるんだ?」

姫柊「……わたしは“雪霞狼”を返還して別の任務に就くことになります」

古城「そう、か……」

これは期待
イチャイチャがあればエロいらない

姫柊「……それだけですか?」

古城「え?」

姫柊「……先輩はわたしが移動させられるのに、なにも思わないんですか?」

古城「あ、いや、もちろん寂しいぞ? せっかく知り合えたんだし、凪沙とも仲良くしてくれてるしな」

姫柊「…………」

古城「ただ、組織のこととか俺にはよくわからねーからな……。いつまでも俺なんかの監視についてるより、
    別の任務について色々学んでいったほうが姫柊の為になるんじゃないかとも思うし」

姫柊「…………」

古城「……けど、もし姫柊がこのままこの役目を続けたいと思うんなら、
    俺から獅子王機関の連中に言ってやってもいいぞ? 俺の監視は姫柊にしてくれって」

姫柊「…………」

古城「……ここでの暮らしにもそれなりに慣れてきただろうしな。友達とかも出来ただろ? 姫柊はどうしたいんだ?」

姫柊「……先輩は、どうしてほしいですか?」

古城「お、俺? 俺は……いや、俺からはなんとも……。そもそも監視役だって勝手につけられてるわけだし。
    やっぱりそこは姫柊に決めてもらわないと……」

ストブラSSとは珍しい

姫柊「……知りません」

古城「は……? 姫柊……?」

姫柊「だから、知りませんって! いいです! わたしなんかどうせ、誰にも必要とされてませんし!」

古城「そ、そんなこと言ってないだろ!? おまえの将来にも関わることなんだから、おまえがちゃんと考えないと駄目だろ?」

姫柊「そんなこと知りません! ……どうせわたしは、獅子王機関で生きていくしかありませんし。
    先輩にとってわたしは、ただ無理やり押し付けられただけの迷惑な監視役にすぎないんですね!」

古城「ちょっと落ち着けって! なに怒ってんだ、姫柊? ちゃんとわかるように話してくれよ……!」

姫柊「怒ってなんかないです。ただ先輩の迷惑だったかなと思っただけです。先輩、今まですみませんでした。
    ……どうぞ、紗矢華さんや藍羽先輩と仲良くしてください」

古城「いやだから、ちょっと待てって! おまえを移動させるって言ってんのは獅子王機関だろ!? 俺はもちろん嫌だよ!
    でもなにをするにしても、まずは姫柊の意思を確認しないと駄目だろう?」

姫柊「……わたしの意思ってなんですか? わたしが別の任務に移りたいって言ったら、先輩はそれでいいんですか?」

古城「いいかって……そりゃ、そんなの嫌だけど。でも、姫柊がそう言うなら、俺には止める権利なんてないだろ……?」

姫柊「……そうですね、確かに先輩にそんな権限はありませんね。もっとも、先輩が第四真祖の力を振るって脅せば、獅子王機関も従わざるをえないですけど」

古城「なっ……そんな、馬鹿なこと……姫柊だってそんな無茶苦茶は困るだろ? さっきからなに言ってるんだ? 全然姫柊らしくないぞ?」

姫柊「……わたしらしいってなんなんですか。先輩こそ全然、わたしのことわかってないのに……!」

古城「……ああ、そうだよ。わかんねーよ。姫柊の気持ちは姫柊にしかわかんねえよ。だからちゃんと言葉で言ってくれ。
    そうじゃないと……俺にはどうしようもないんだよ」

姫柊「……またそうやって逃げるんですね」

古城「逃げるってなにがだよ!? 逃げてるのはそっちだろ! もう意味がわかんねーよ……」

姫柊「先輩はわたしなんか居なくなってもいいからそんなこと言うんです」

古城「だからそんなことねえって言ってんだろ……!」

姫柊「吸血だってしたのにふざけないでください!」

古城「はあ!? そのことは今関係ないだろ!?」

姫柊「あります!」

古城「なにがだよ!?」

姫柊「先輩にとってわたしはなんなんですか!?」

古城「なっ!? 俺にとって姫柊は……なん、なっ……」

古城(監視役? 後輩? 友達?)

全く最近の書き込みを見てると情けなくって涙が出てくる。
ガチガチのガタイしたいいオスが「トロマン」とか言って軟弱な菊門を誉めそやしてやがる。
アホかおめえら!
そんなユルユルの死体みてぇな穴にチンポ入れて何が気持ち良いんだ?
男ならもっとビシッ!と括約を引き締めやがれってんだ!
俺はその為に毎日1000回の竹刀の素振りを欠かさない。
「オスッ!オスッ!」と気合を入れながら振り下ろす度に菊門にギュッ、と力を込める。 
こうして鍛え抜かれた俺の肛門は「トロマン」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「ガチマン」だ。
そのあまりの締まりにハッテン場じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。
そんな俺だが、俺でさえホリ抜ける程の逞しいチンポの持ち主を心待ちにしている。
勿論、最高のシマリを味わいたい命知らずの挑戦も受付中だ!
毎週金曜21時頃はだいたい******の大部屋にいる。178*74*30角刈りにねじり鉢巻がユニフォームだ。
俺の鍛え抜かれた金鉱脈!掘れるもんならホッてみやがれ!!

古城「ひ……姫柊は、姫柊だろうが……」

姫柊「……ほら、やっぱりそうなんです。先輩にとってわたしは……わたしは、必要なんかじゃないんです」ポロ… ポロ…

古城「ひ、姫柊……?」

姫柊「わたしは、先輩のこと……監視役として、いつも、見てるのに……先輩は全然、他の女の人のことばかりで……
    わたしなんか全然、気にも留めてくれなくて……」ポロポロポロ ポロポロポロ

続けて

古城「そんなこと……」

姫柊「……わたしのこと、かっ……可愛いって、大切にされてるって、言ってくれたのに……
    その後は全然、そんなこと、一言も、言って、くれなくて……」ポロポロ ポロポロ

古城「…………」

姫柊「……せ、先輩にとってわたしは……まだ、ただの監視役ですか……?
    上の命令で移動になるなら……そのまま……別れてしまってもいいんですか……?」ポロ… ポロ…

古城「…………」

姫柊「…………」

古城「…………嫌だ」

ギュッ

姫柊「うっ……」

古城「……姫柊がいなくなっちまうなんて……そんなの嫌だよ」

姫柊「先、輩……?」

キスされてどういうことだってばよとか言っちゃうような典型が気づけるのか

古城「悪ィ、姫柊……やっぱり俺は逃げてたみたいだ。俺は……姫柊にどこにも行ってほしくない。ずっと傍にいてほしい」

姫柊「わたしも、先輩の傍にいたいです……!」

古城「……姫柊にここまで言わせて悪かった。最後は俺から言わせてくれ」

姫柊「……はい、先輩」

古城「姫柊……

















    my friend!」

姫柊「…………」

>>18
だよね







やっぱり鈍感主人公って糞だと思った



おわり

おわらない

終わんなよ!SSで鈍感やる意味

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